JP2021151764A - パッド印刷用の蛇腹形状パッド - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の印刷用パッドでは対応出来ない形状に対してもパッド印刷で印刷可能となる印刷様パッドを提供する。【解決手段】パッド基部1、パッド蛇腹部位3、パッド印刷面4からなり、パッドを印刷対象物に押しつけた時に印刷対象物の形状に応じてパッド蛇腹部位が伸縮する事でパッド印刷面が印刷対象物の形状に沿って変形する事を特徴とするパッド印刷用パッドを提供する。【選択図】図3
Description
本発明はパッド印刷用のパッドに関する。
パッド印刷では印刷版の印刷パターンにパッドを押しつけ、印刷パターンを転写し、その後パッドを印刷対象物に押しつけることで印刷を行う手法である。
この時に用いられるパッドは弾性を持ち、印刷対象物に押し付けた時に変形する。この特性を用いることで球形などの曲面などに対しても印刷を行う事が可能であり、スクリーン印刷などの他の印刷方法に比べ対応可能な形状の自由度が高い事が特徴である。
この時に用いられるパッドは弾性を持ち、印刷対象物に押し付けた時に変形する。この特性を用いることで球形などの曲面などに対しても印刷を行う事が可能であり、スクリーン印刷などの他の印刷方法に比べ対応可能な形状の自由度が高い事が特徴である。
図1に示すように、従来のパッド印刷に用いる現行パッド2では印刷範囲内で大きく傾斜が変わる様な形状の印刷対象物6に対してはパッドの変形だけでは対応できずパッドにインク5が残り、印刷することが出来ない。
本発明では印刷機と印刷用パッドを固定するパッド基部1と印刷を行うパッド印刷面4との間に蛇腹構造を備えるパッド蛇腹部位3を持つ事を特徴とする。
パッド蛇腹部位3を設ける事でパッドを押しつけた時に図2のように押しつけられた印刷対象物6の形状に応じてパッド蛇腹部位3が伸縮する事でパッド印刷面4が印刷対象物6の形状に沿って変形する補助をする事が可能になる。
パッド蛇腹部位3を設ける事でパッドを押しつけた時に図2のように押しつけられた印刷対象物6の形状に応じてパッド蛇腹部位3が伸縮する事でパッド印刷面4が印刷対象物6の形状に沿って変形する補助をする事が可能になる。
本発明によれば、従来のパッドでは対応できない印刷範囲内で傾斜が異なる部位のある形状物に対してもパッド印刷による部分印刷が可能となる。
以下、本発明の蛇腹構造パッドの詳細を説明する。
図3は蛇腹構造パッドの模式図である。
本発明である蛇腹構造パッドはパッドの固定と印刷機へ取り付けるためのパット基部1とパッド蛇腹部位2、印刷版や印刷対象物6と接触するパッド印刷面3から構成される。
図3は蛇腹構造パッドの模式図である。
本発明である蛇腹構造パッドはパッドの固定と印刷機へ取り付けるためのパット基部1とパッド蛇腹部位2、印刷版や印刷対象物6と接触するパッド印刷面3から構成される。
図4は蛇腹構造パッドの断面図である。図4に示される様に蛇腹構造パッドは中空になっており、パッド基部1には空気孔9が設けられている。これはパッドを中空にすることで印刷対象物に押しつけた時に速やかにパッドが変形する事が可能となる。
本発明である蛇腹構造パッドのパッド部分は印刷版からパッド、パッドから印刷対象物へのインクの転移性の良好な材質のものが好ましく、具体的には天然ゴムやニトリルゴム、シリコンゴム、スチレンゴム等のゴムが挙げられるが、特に耐溶剤性や転移性の面からシリコンゴムが望ましい。
使用するインクと溶剤等の成分によっては他のゴム材料でも構わない。
パッドは印刷対象物に押しつけた時に、形状に沿って変形しやすいように、柔らかいものが好ましく、具体的には「JIS K 6253−3加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部:デュロメータ硬さ」に記載のデュロメータ試験でタイプEデュロメータを使用して試験結果がE20以下、より望ましきはE10以下の硬度のものが良い。
パッド印刷面の形状はパッド印刷面の中心を凸にした緩やかな球形形状であることが好ましい。具体的にはRの値が100〜300の範囲内である事が望ましい。
これはパッド印刷面に高低差が大きいとパッド印刷面を印刷対象物に押し付けるときに係る力がより多く必要になるからである。また、パッド印刷面の中央を凸とするのは、パッドの中心から外側に順に接触させていくことでパッドと印刷対象物の間に残った空気を外側に押し出すことで印刷面に空気が残らないようにするためである。
これはパッド印刷面に高低差が大きいとパッド印刷面を印刷対象物に押し付けるときに係る力がより多く必要になるからである。また、パッド印刷面の中央を凸とするのは、パッドの中心から外側に順に接触させていくことでパッドと印刷対象物の間に残った空気を外側に押し出すことで印刷面に空気が残らないようにするためである。
本発明である蛇腹構造パッドの蛇腹部位は2段以上4段以下の範囲が望ましい。蛇腹部位が1段の場合では伸縮による変形の補助が十分ではなく満足の行く効果が得られない。
蛇腹部位が5段以上の場合はパッド基部からパッド印刷面までが長くなり、印刷精度の低下が懸念される。また、パッドを押しつける圧力を蛇腹部位が吸収してしまう事によりパッドの印刷面が印刷対象物にしっかりと押されず、正常に印刷出来なくなる。
1 パッド基部
2 現行パッド
3 パッド蛇腹部位
4 パッド印刷面
5 インク
6 印刷対象物
7 印刷範囲
8 パッド印刷機等の可動部
9 空気穴
2 現行パッド
3 パッド蛇腹部位
4 パッド印刷面
5 インク
6 印刷対象物
7 印刷範囲
8 パッド印刷機等の可動部
9 空気穴
Claims (6)
- 印刷版からパッドを介して印刷パターンを印刷対象物に印刷するパッド印刷において上記パッドが蛇腹構造を有し、パッドを印刷対象物に押しつけた際に印刷対象物の形状に応じて蛇腹構造部が伸縮することで傾斜が大きく変化する面に対しても良好な印刷を可能とすることを特徴とする印刷用パッド。
- 請求項1に記載の印刷用パッドであって蛇腹構造が2段以上から4段以下である事を特徴とする印刷用パッド。
- 請求項1に記載の印刷用パッドであって、パッド印刷面の材質がシリコンゴムであり、その硬度がE20以下、好ましくはE10以下であることを特徴とする印刷用パッド。
- 請求項1に記載の印刷用パッドであって、パッド印刷面の素材の硬度がE20以下、好ましくはE10以下であることを特徴とする印刷用パッド
- 請求項1に記載の印刷用パッドであって印刷対象物に接触するパッド印刷面の形状が中心を凸にした緩やかな球形形状であって、Rの値が100〜300の範囲内となる請求項1に記載の印刷用パッド。
- 請求項1に記載の印刷用パッドであって、パッド部分が中空構造になっており、パッドを固定するパッド基部上に空気孔が設けられている事を特徴とする印刷用パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020070635A JP2021151764A (ja) | 2020-03-24 | 2020-03-24 | パッド印刷用の蛇腹形状パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020070635A JP2021151764A (ja) | 2020-03-24 | 2020-03-24 | パッド印刷用の蛇腹形状パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021151764A true JP2021151764A (ja) | 2021-09-30 |
Family
ID=77887440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020070635A Pending JP2021151764A (ja) | 2020-03-24 | 2020-03-24 | パッド印刷用の蛇腹形状パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021151764A (ja) |
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2020
- 2020-03-24 JP JP2020070635A patent/JP2021151764A/ja active Pending
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