JP2021151736A - ノズル観察装置、ノズル観察方法、ノズル検査装置およびノズル検査方法 - Google Patents

ノズル観察装置、ノズル観察方法、ノズル検査装置およびノズル検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ノズルを誤検出することなくノズルの位置を観察することができるノズル観察装置、ノズル観察方法、ノズル検査装置およびノズル検査方法を提供する。【解決手段】吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を観察するノズル観察装置であって、複数の前記ノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面であるノズル面の撮像を行う撮像部と、透明な平板である透明基板と、前記透明基板を前記吐出ヘッドに対して相対移動させる透明基板位置調節手段を有しており、前記透明基板位置調節手段により前記透明基板を前記ノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態を形成して前記撮像部によって前記透明基板を挟んで前記ノズル面の撮像を行う構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェット方式により基材に塗布液の塗布を行う塗布装置に用いられ、塗布液を吐出するノズルの位置が正常か否かを観察又は検査するためのノズル観察装置、ノズル観察方法、ノズル検査装置およびノズル検査方法に関する。
近年、フラットパネルディスプレイや半導体などの製造工程においてインクジェット方式の塗布装置(以下、塗布装置とよぶ)が用いられている。たとえば、フラットパネルディスプレイはカラー液晶ディスプレイ等であり、このカラー液晶ディスプレイは、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色の各インク(以下、塗布液とよぶ)を吐出するノズルを有する吐出ヘッド(いわゆる、インクジェットヘッド)の各ノズルから塗布液をガラス等の基材上の画素部に吐出して、R、G、Bの色画素を形成することによって形成される。
吐出ヘッドには、各色用のノズルが複数配列されており、これらのノズルから複数の基材上の画素部へ同時に塗布液を吐出することにより複数の色画素を同時に形成することが可能であるが、これらノズルから塗布液が正常に吐出されていなかった場合、色抜けや混色のある製品となってしまう虞がある。ここでいう、ノズルから塗布液が正常に吐出されない状態とは、適切な量の塗布液が真下に吐出される図8に示すような塗布液Qを正常な状態として、塗布液Qのようにノズルからの吐出角度がずれている状態や、塗布液Qのようにノズルから吐出されていない状態等のことである。そこで、このような異常をきたすノズルの不良要因を事前に検出し、不良のあるノズルの清掃、使用の停止、代替え可能なノズルの使用、吐出ヘッドの交換などのメンテナンスを行い、基材への塗布液の吐出前に不良要因を解消することが必要である。
そのため、ノズル状態を検出するための技術が種々提案されている(たとえば、特許文献1と特許文献2)。
特開平10−206624号公報 特開2005−14216号公報
ノズル状態の検出は、上記先行技術のように塗布液の飛翔状態を観察したり、ノズルから吐出された塗布液の着弾位置を観察することでなされていた。仮に着弾位置にずれが生じていた場合、その原因は塗布液の飛翔方向に傾きがあることに加え、ノズル自体の位置が設計からずれていることも考えられ、ノズルの位置を観察、検査することも重要である。そこで、複数のノズルが配列されている吐出ヘッドのノズル面をカメラで撮像してノズルの位置を観察または検査することが考えられる。
しかし、ノズルから塗布液を吐出し続けるにしたがって、ノズル面に塗布液が付着し、乾燥して固着してしまう。この結果、ノズル面を撮像してその撮像した画像を処理したときにノズル面に付着した塗布液とノズルの開口との判別がつかず、ノズルの位置を誤って検出してしまう虞があった。このようにノズルの開口の位置を誤検出してしまうとノズルの状態の観察または検査を正確に行うことができなくなってしまう。
そこで本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、塗布液がノズル面に付着することによって生じるノズルの誤検出を防ぐことのできるノズルの位置の観察を可能とするノズル観察装置、ノズル観察方法、ノズル検査装置およびノズル検査方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明のノズル観察装置は、吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を観察するノズル観察装置であって、複数の前記ノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面であるノズル面の撮像を行う撮像部と、透明な平板である透明基板と、前記透明基板を前記吐出ヘッドに対して相対移動させる透明基板位置調節手段を有しており、前記透明基板位置調節手段により前記透明基板を前記ノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態を形成して前記撮像部によって前記透明基板を挟んで前記ノズル面の撮像を行うことを特徴としている。
上記ノズル観察装置によれば、ノズルから塗布液またはその塗布液に使用されている溶媒を吐出し、ノズル面とそのノズル面と対向する透明基板の対向面の間が塗布液または溶媒で満たされた状態を形成することで、ノズルの面に付着している塗布液とノズルとのコントラストを大きくすることができるので、撮像部によってノズル面の撮像を行う際に塗布液がノズル面に付着することによって生じるノズルの誤検出を防ぐことのできるノズルの位置の観察が可能となる。
上記課題を解決するための本発明のノズル観察方法は、吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を観察するノズル観察方法であって、透明な平板である透明基板を複数の前記ノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面である前記ノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態を形成する塗布液充満ステップと、前記塗布液充満ステップにより前記ノズル面と前記対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態で前記透明基板を挟んで前記ノズル面を撮像する撮像ステップとを有することを特徴としている。
上記ノズル観察方法によれば、ノズルから塗布液またはその塗布液に使用されている溶媒を吐出し、ノズル面とそのノズル面と対向する透明基板の対向面の間が塗布液または溶媒で満たされた状態を形成することで、ノズルの面に付着している塗布液とノズルとのコントラストを大きくすることができるので、ノズル面の撮像を行う際に塗布液がノズル面に付着することによって生じるノズルの誤検出を防ぐことのできるノズルの位置の観察が可能となる。
上記課題を解決するための本発明のノズル検査装置は、吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を検査するノズル検査装置であって、複数の前記ノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面であるノズル面の撮像を行う撮像部と、透明な平板である透明基板と、前記透明基板を前記吐出ヘッドに対して相対移動させる透明基板位置調節手段と、前記撮像部により撮像された画像を処理する画像処理部とを有しており、前記透明基板位置調節手段により前記透明基板を前記ノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態を形成して前記撮像部によって前記透明基板を挟んで前記ノズル面の撮像を行い、その撮像した画像を前記画像処理部によって処理して、その処理によって得られた情報をもとに各前記ノズルの位置が正常か否かを検査することを特徴としている。
上記ノズル検査装置によれば、ノズルから塗布液またはその塗布液に使用されている溶媒を吐出し、ノズル面とそのノズル面と対向する透明基板の対向面の間が塗布液または溶媒で満たされた状態を形成することで、ノズルの面に付着している塗布液とノズルとのコントラストを大きくすることができるので、撮像部によってノズル面の撮像を行う際に塗布液がノズル面に付着することよって生じるノズルの誤検出を防ぐことができ、撮像部により撮像された画像を画像処理部によって処理することで得られた情報をもとに各ノズルの位置が正常か否かを検査することが可能となる。
また、前記対向面が前記ノズル面から鉛直方向において所定の間隔をあけた状態で少なくとも1つの前記ノズルから前記対向面上に所定量の前記塗布液を吐出し、前記透明基板を前記撮像部により撮像を行い、その撮像した画像を前記画像処理部によって処理を行う動作をさらに有しており、これらの動作により各前記ノズルによって吐出された前記塗布液の着弾位置の情報を取得してもよい。
この構成によれば、ノズルから所定量の塗布液を透明基板上に吐出し、その塗布液がのった透明基板をノズル面から鉛直方向において所定の間隔をあけた状態で撮像部によって撮像して画像処理部により画像を処理することで、塗布液の着弾位置の情報を取得することができる。そして、ノズルから塗布液を吐出し、ノズル面とそのノズル面と対向する透明基板の対向面の間が塗布液で満たされた状態でノズル面を撮像部によって撮像して画像処理部により画像を処理することで、ノズルの位置情報を取得することができる。これらの情報と吐出高さから塗布液の吐出角度が正常か否かを検査することが可能となる。
上記課題を解決するための本発明のノズル検査方法は、吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を検査するノズル検査方法であって、透明な平板である透明基板を複数のノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面であるノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態を形成する塗布液充満ステップと、前記塗布液充満ステップにより前記ノズル面と前記対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態で前記透明基板を挟んで前記ノズル面を撮像する第1の撮像ステップと、前記第1の撮像ステップにより撮像された画像を処理する第1の画像処理ステップと、前記第1の画像処理ステップによって取得した情報をもとに各前記ノズルの位置が正常か否かを検査する検査ステップとを有することを特徴としている。
上記ノズル検査方法によれば、ノズルから塗布液またはその塗布液に使用されている溶媒を吐出し、ノズル面とそのノズル面と対向する透明基板の対向面の間が塗布液または溶媒で満たされた状態を形成することで、ノズルの面に付着している塗布液とノズルとのコントラストを大きくすることができるので、ノズル面の撮像を行う際に塗布液がノズル面に付着する等によって生じる誤検出を防ぐことができ、撮像部により撮像された画像を処理することで得た情報をもとに各ノズルの位置が正常か否かを検査することが可能となる。
また、前記透明基板が前記ノズル面から鉛直方向において所定の間隔をあけた状態で少なくとも1つの前記ノズルから前記対向面上に所定量の前記塗布液を吐出する吐出ステップと、前記吐出ステップにより前記塗布液が吐出された前記透明基板を撮像する第2の撮像ステップと、その撮像した画像を処理する第2の画像処理ステップとをさらに有しており、前記第2の画像処理ステップにより各前記ノズルから吐出された前記塗布液の着弾位置の情報を取得してもよい。
この構成によれば、ノズルから塗布液を透明基板上に吐出し、その塗布液がのった透明基板をノズル面から鉛直方向において所定の間隔をあけた状態で撮像して画像を処理することで、塗布液の着弾位置の情報を取得することができる。そして、ノズルから塗布液を吐出し、ノズル面とそのノズル面と対向する透明基板の対向面の間が塗布液で満された状態でノズル面を撮像して画像を処理することによって、ノズルの位置情報を取得することができる。これらの情報と吐出高さから塗布液の吐出角度が正常か否かを検査することが可能となる。
本発明のノズル観察装置、ノズル観察方法、ノズル検査装置およびノズル検査方法によれば、塗布液がノズル面に付着することによって生じるノズルの誤検出を防ぐことのできるノズルの位置の観察を可能とする。
本発明の第一実施形態におけるノズル観察装置を有するノズル検査装置を示す概略図である。 本発明の第一実施形態におけるノズル観察方法の説明図である。 本発明の実施形態におけるノズル面を撮像した画像の拡大図である。 従来技術におけるノズル面を撮像した画像の拡大図である。 本発明の第一実施形態におけるノズル検査方法のフロー図である。 本発明の第二実施形態におけるノズル検査方法の説明図である。 本発明の第二実施形態におけるノズル検査方法のフロー図である。 吐出ヘッドの概略図である。
〔第一実施形態〕
(ノズル検査装置)
本発明の第一実施形態におけるノズル観察装置100を備えるノズル検査装置200について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、直交座標系の3軸をX、Y、Zとし、水平方向をX軸方向、Y軸方向と表現し、XY平面と垂直な方向(つまり、鉛直方向)をZ軸方向と表現する。
図1は本発明の第一実施形態におけるノズル観察装置100を備えるノズル検査装置200(以下、ノズル検査装置200とよぶ)および塗布装置300の側面図である。
図1に示すように、塗布装置300は、塗布液Qを吐出する複数のノズル32(図8参照)を有する吐出ヘッド31と吐出ヘッド位置調節手段(不図示)と塗布液Qを溜めるタンク35とタンク35から吐出ヘッド31へ塗布液Qを供給する経路になる供給路34と制御部Bとを備えている。
塗布装置300は、吐出ヘッド位置調節手段によってスキャン方向に吐出ヘッド31を移動させながらフィルムやガラス基板等の基材(不図示)上の所定の位置に各ノズル31から塗布液Qを吐出させることで基材上に所定のパターンを形成するためのものである。また、各ノズル32は、吐出ヘッド31の内部に備えられた吐出機構(不図示)と個別に接続されており、各吐出機構は、制御部Bによって制御され、各ノズル32から塗布液Qを吐出させる、または、吐出させないという動作の制御ができる構成をしている。ここでいう、吐出機構とは、ピエゾバルブなどの体積変化により塗布液Qを吐出させるものである。
図1に示すように、ノズル検査装置200はノズル観察装置100と処理部21とを有しており、ノズル観察装置100で撮像された画像(詳細は後述する)をもとにノズル32の位置を検査するものである。ここでいう、ノズル32の位置とは、それぞれのノズル32の開口の位置だけでなく、図8に示すノズル32の開口のピッチP(配置間隔)も含まれる。
ノズル観察装置100は、図1に示すようにノズル面33を撮像する撮像部11と透明な平板である透明基板12と透明基板12を吐出ヘッド31に対して相対移動させる透明基板位置調節手段(不図示)と制御部Aとを有している。ここでいう、ノズル面33とは、図8に示すように複数のノズル32の開口が配列された吐出ヘッド31の表面のことである。
撮像部11は、たとえば、CCDカメラであり、撮像方向がノズル面33と垂直になるようにしてノズル面33の撮像を行う。なお、撮像部11により撮像を行う際に撮像対象に向かって照明装置(不図示)等により照明光を照射してもよい。
透明基板12は、たとえば、透明なガラスの平板、透明な樹脂フィルムなどである。なお、透明基板12の面がノズル面33と対向するとき、その対向する面(以下、対向面とよぶ)の面積がノズル面33の面積と同一以上であるとよい。
透明基板位置調節手段は、透明基板12を吐出ヘッド31に対して相対移動させるものであり、たとえば、リニアガイドおよびモーター等によって構成される。また、透明基板位置調節手段により透明基板12が吐出ヘッド31に対して相対移動させられる際の方向はX、Y、Z軸方向のどの方向でもよいが、少なくとも対向面とノズル面33とが対向し、かつ、透明基板12がノズル面の近傍に位置するように透明基板12を移動させられればよい。このとき、対向面とノズル面33が平行であることが好ましい。
制御部Aは、撮像部11の動作と透明基板位置移動手段の動作を制御するためのものである。この制御部Aによって撮像部11、透明基板位置調節手段の動作を制御することで、撮像部11は撮像を行い、透明基板位置調節手段は透明基板12を移動させる。
処理部21は、画像処理部22および比較部23を含む所謂コンピューターであり、撮像部11と接続されている。なお、本実施形態では、制御部Aおよび制御部Bもこの処理部21内に備えられており、処理部21は塗布装置300とも接続されている。
画像処理部22は、撮像部11によって撮像された画像を処理するものである。本実施形態では、撮像部11によって撮像されたノズル面33の画像を後述する比較部23で処理することが可能な形式になるように処理する。たとえば、ノズル面33の画像を二値化して、ノズル32の開口を抽出し、その位置及び大きさ(径)を計測する。
比較部23は、予めノズル32の正常な状態の位置が記録されており、そのノズル32の正常な状態の位置と画像処理部22によって処理されたノズル32の位置情報とを比較し、ノズル32の位置が正常であるか否かを判断する。なお、位置が正常でないノズル32によって基材上に塗布液Qを吐出した場合、その吐出された塗布液Qを基材の所定の位置に着弾させることができなくなる虞がある。なお、本実施形態の比較部23では、ノズル32の位置だけでなく、ノズル32の径が正常であるか否かを判断することも可能である。
処理部21は、比較部23によってノズル32の位置または径が正常でないと判断された場合、制御部Bにより正常でないノズル32には塗布液Qを吐出させず、代替え可能なノズル32から塗布液Qを吐出させるように制御させる。また、各ノズル32が塗布液Qを吐出させるタイミングを制御させ、塗布液Qが基材の所定の位置に着弾させることができるようにさせてもよい。また、タンク35または供給路34から吐出ヘッド31へ塗布液Qを供給させないように制御させ、吐出ヘッド31の交換を行ってもよい。
ノズル検査装置200は、図2(a)に示す透明基板12の位置から図2(b)に示す透明基板12位置のようにノズル面33の近傍に透明基板12が位置するまで透明基板位置調節手段によって透明基板12を移動させる。そして、対向面に対して少なくとも1つのノズル32から塗布液Qを吐出し、図2(C)に示すように対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態を形成して、この状態で撮像部11によって透明基板12を挟んでノズル面33を撮像する。この撮像された画像を画像処理部22によって処理し、この処理により得られたノズル32の位置情報を比較部23によって正常なノズル32の位置と比較することでノズル32の位置が正常であるか否かを検査する。ここでいう、対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態とは、塗布液Qが対向面とノズル面33に均一に隙間なく広がった状態のことである。また、対向面上に所定の量の塗布液Qを吐出し、透明基板12をさらにノズル面33に接近させ、対向面をノズル面33に押し付けることで、対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態を形成してもよい。
このように、上記第一実施形態におけるノズル観察装置100によれば、対向面とノズル面33の間が塗布液Qで満たされた状態で撮像部11により透明基板12を挟んでノズル面33を撮像することで、ノズル32の誤検出を防ぐことのできるノズル32の位置の観察が可能となる。具体的には、従来のノズル観察装置の撮像部11によってノズル面33の撮像し、その撮像した画像を処理した場合、図4に示すようにノズル面33に付着した塗布液Qをノズル32と誤って検出してしまう虞があった。そこで、本実施形態におけるノズル観察装置100によって、対向面とノズル面33の間が塗布液Qで満たされた状態を形成することによりノズル面33に付着していた塗布液Qを含めノズル面33の状態を均一にすることができるので、撮像部11により透明基板12を挟んでノズル面33を撮像することで、図3に示すようにノズル32が検出しやすくなり、ノズル32の誤検出を防ぐことのできるノズル32の位置の観察が可能となる。
また、塗布液Qの代わりにその塗布液Qに使用されている溶媒(溶剤)をノズル32から吐出し、対向面とノズル面33との間が満たされる状態を形成することで、ノズル面33の状態をノズル32とノズル面33に付着した塗布液Qとのコントラストがノズル32を検出可能な大きさのコントラストとなるようにすることができるので、ノズル32の誤検出を防ぐことのできるノズル32の位置の観察が可能となる。具体的には、透過性の悪い塗布液Q(たとえば、銀インク)を使用した場合、ノズル面33がその透過性の悪い塗布液Qに覆われてしまうので、ノズル32の検出が難しくなってしまう虞がある。そこで、塗布液Qの代わりに溶媒をノズル32から吐出し、対向面とノズル面33との間が満たされる状態を形成する。これによって、ノズル面33に付着した塗布液Qの色味が薄まるので、ノズル32と塗布液Qとのコントラストが大きくなり、ノズル32の誤検出を防ぐことのできるノズル32の位置の観察が可能となる。
また、上記第一実施形態におけるノズル観察装置100によれば、ノズル面33の撮像をする際にノズル面33に付着した塗布液Qを必要以上に拭き取る必要がないので、ノズル面33に害を及ぼすことを抑えたノズル32の位置の観察が可能となる。具体的には、通常、ノズル32の位置を観察する前には、誤検出を防ぐためにノズル面33に付着した塗布液Qを拭き取るが、この際にノズル面33を傷つけてしまい、ノズル面33の撥液処理がダメージを受けて塗布液Qがノズル面33に付着しやすくなり、塗布液Qを吐出できなくなったり、吐出した塗布液Qの吐出角度がずれてしまう虞があった。そこで、本実施形態におけるノズル観察装置100は、ノズル面33に付着した塗布液Qを拭き取らずに対向面とノズル面33の間が塗布液Qで満たされた状態を形成し、撮像部11によって撮像することで、ノズル32の位置の観察ができるため、ノズル面33に付着した塗布液Qを拭き取りを必要最低限に抑えることができる。これにより、ノズル面33に害を及ぼすことを抑えたノズル32の位置の観察が可能となる。
また、上記第一実施形態におけるノズル検査装置200によれば、位置が正常でないノズル32を発見した場合、制御部Bにより異常のあったノズル32による塗布液Qの吐出を停止、または、代替え可能なノズル32による塗布液Qの吐出などを制御して行うことで、塗布装置300による塗布不良を事前に防ぐことが可能となる。
(ノズル検査方法)
以下、本発明の第一実施形態におけるノズル観察方法を用いたノズル検査方法について、図2と図5を参照しながら説明する。なお、第一実施形態の装置構成と同様な構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。なお、本実施形態におけるノズル観察方法は、第一実施形態におけるノズル検査装置200を用いたものである。
本実施形態におけるノズル検査方法は、まず、透明基板12を図2(a)に示す位置から図2(b)に示す位置のようにノズル面33の近傍に接近させる(図5のステップS1)。このとき、対向面はノズル面33とが平行になることが好ましい。また、透明基板12をノズル面33の近傍に接近させる方法として、装置構成で上述した透明基板位置調節手段によって移動させてもよいし、手動で透明基板12を移動させてもよい。
次に、少なくとも1つのノズル32から塗布液Qを吐出し、対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態を形成する(図5のステップS2)。
次に、ステップS2によって対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態で、撮像部11により透明基板12を挟んでノズル面33の撮像を行う(図5のステップS3)。以上、ステップS1からステップS3までがノズル観察方法である。
次に、ステップS3によって撮像した画像を画像処理部22により処理し、ノズル32の位置情報を取得する(図5のステップS4)。
次に、ステップS4によって得られたノズル32の位置情報を予め比較部23にインプットされた正常なノズル32の位置と比較部23により比較し(図5のステップS5)、ノズル32の位置が正常であるか否かを判断する(図5のステップS6)。
これにより、対向面とノズル面33の間が塗布液Qで満たされた状態で撮像部11により透明基板12を挟んでノズル面33を撮像することで、ノズル32の誤検出を防ぐことのできるノズル32の位置の観察および検査が可能となる。
〔第二実施形態〕
(ノズル検査装置)
次に本発明の第二実施形態におけるノズル検査装置200について図6を参照しながら説明する。第一実施形態と同様な構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施形態では、処理部21に算出部(不図示)を有すること以外は第一実施形態における装置構成と同じ構成をしている。
透明基板12を透明基板位置調節手段によりノズル面33の近傍に接近させる前に透明基板12を図6(a)に示すようにノズル面33からZ軸方向に所定の間隔をあけた状態で透明基板12上に検査したいノズル32から所定量の塗布液Qを吐出し、その吐出された塗布液Qがのった状態で透明基板12を撮像部11により撮像する。その撮像した画像を画像処理部22によって処理することで、塗布液Qの着弾位置の情報および着弾径の情報を取得する。ここでいう、所定量の塗布液Qとは、画像処理ができる量の塗布液Qのことである。また、ここでいう、所定の間隔は、塗布装置300により実際に基材に塗布液Qを塗布して製品となるパターンを形成するときのノズル面33と基材のZ軸方向における間隔との距離と同じ間隔であることが好ましい。また、このとき、対向面とノズル面33とが平行であることが好ましい。
透明基板移動手段により、透明基板12を図6(b)に示す透明基板12の位置のようにノズル面33の近傍に位置するまで移動させる。そして、対向面に対して少なくとも1つのノズル32から塗布液Qを吐出し、図6(c)に示すように対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態を形成して、この状態で撮像部11によって透明基板12を挟んでノズル面33を撮像する。この撮像された画像を画像処理部によって処理することで、ノズル32の位置情報を取得する。
処理部21に含まれる算出部は、図6(a)の状態での観察により得られた着弾位置の情報と実際にノズル32から透明基板12上に塗布液Qが吐出された高さH(図6に示す)と図6(c)の状態での観察により得られたノズル32の位置情報から塗布液Qの吐出角度を算出し、この算出された吐出角度と予め比較部23にインプットされた正常な吐出角度を比較部23によって比較することで吐出角度が正常か否かを判断する。なお、吐出角度が正常でないノズル32によって基材上に塗布液Qの吐出を行った場合、その吐出された塗布液Qを基材の所定の位置に着弾させることができなくなる虞がある。
吐出角度が正常でないノズル32があった場合、制御部Bにより、正常でないノズル32には塗布液を吐出させず、代替え可能なノズル32から塗布液Qを吐出させるように制御させる。また、タンク35または供給路34から吐出ヘッド31へ塗布液Qを供給させないように制御させ、吐出ヘッド31の交換を行ってもよい。また、図6(a)の状態での観察により得られた塗布液Qの着弾径の情報から換算される液滴の体積を予め比較部23にインプットされた正常な塗布液Qの液滴の体積と比較した際に、吐出した塗布液Qの液滴の体積が正常でないノズル32が発見された場合、その正常でないノズル32に対しても同様にして対処する。
これにより、塗布液Qの吐出角度が正常か否かを正確に検査することが可能となる。具体的には、図6(a)の状態での観察により得られた塗布液Qの着弾位置の情報と吐出高さHと図6(c)の状態での観察により誤検出なく得られたノズル32の位置情報から算出部によって吐出角度を算出し、比較部23により正常な吐出角度と比較することができるので、塗布液Qの吐出角度が正常か否かを正確に検査することが可能となる。
また、吐出角度が正常でないノズル32を発見した場合、制御部Bにより異常のあったノズル32による塗布液Qの吐出を停止、または、代替え可能なノズル32による塗布液Qの吐出などを制御して行うことで、塗布装置300による塗布不良を防ぐことが可能となる。
(ノズル検査方法)
以下、本発明の第二実施形態におけるノズル検査方法について、図6と図7を参照しながら説明する。なお、第一実施形態および第二実施形態の装置構成と同様な構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。なお、本実施形態におけるノズル観察方法は、第二実施形態におけるノズル検査装置200を用いたものである。
本実施形態におけるノズル検査方法は、まず、図6(a)に示すように透明基板12がノズル面33からZ軸方向に所定の間隔をあけた状態で、検査したいノズル32から透明基板12上に所定量の塗布液Qを吐出する(図7のステップS1)。このとき、対向面とノズル面33とが平行であることが好ましい。
次に、ステップS1によって塗布液Qがのった透明基板12を撮像部11により撮像する(図7のステップS2)。
次に、ステップS2によって撮像された画像を画像処理部22により処理し、塗布液Qの着弾位置等の情報を取得する(図7のステップS3)。
次に透明基板12を図6(a)に示す位置から図6(b)に示す位置のようにノズル面33の近傍に接近させる(図7のステップS4)。このとき、対向面とノズル面33とが平行になることが好ましい。また、透明基板12をノズル面33の近傍に接近させる方法として、装置構成で上述した透明基板位置調節手段によって移動させてもよいし、手動で透明基板12を移動させてもよい。
次に、少なくとも1つのノズル32から塗布液Qを吐出し、図6(c)に示すように対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態を形成する(図7のステップS5)。
次に、ステップS2によって対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態で、撮像部11により透明基板12を挟んでノズル面33の撮像を行う(図7のステップS6)。
次に、ステップS6によって撮像した画像を画像処理部22により処理し、ノズル32の位置情報を取得する(図7のステップS7)。
次に、ステップS3において実際にノズル32から透明基板12上に塗布液Qが吐出された高さHと取得した着弾位置の情報とステップS7において得られたノズル32の位置情報から算出部によって吐出角度を算出する(図7のステップS8)。
次に、算出した吐出角度を予め比較部23にインプットされた正常な吐出角度と比較部23により比較し(図7のステップS9)、吐出角度が正常であるか否かを判断する(図7のステップS10)。
これにより、塗布液Qの吐出角度が正常か否かを正確に検査することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳述したが、各実施形態における構成およびそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の追加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。たとえば、撮像部11をX、Y、Z軸方向に移動させる手段を設けてもよい。また、ノズル32の位置を検査する際に対向面とノズル面33との間が塗布液Qで満たされた状態を形成できるのであれば、対向面とノズル面33とが平行でなくてもよい。また、着弾位置の情報を取得する動作とノズル32の位置情報を取得する動作の順序は逆でもよい。また、本発明は実施形態によって限定されることなく、請求の範囲によってのみ限定される。
100 ノズル観察装置
200 ノズル検査装置
300 塗布装置
11 撮像部
12 透明基板
21 処理部
22 画像処理部
23 比較部
31 吐出ヘッド
32 ノズル
33 ノズル面
34 供給路
35 タンク
A 制御部
B 制御部
Q 塗布液
塗布液
塗布液
塗布液
P ピッチ
H 高さ

Claims (6)

  1. 吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を観察するノズル観察装置であって、
    複数の前記ノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面であるノズル面の撮像を行う撮像部と、
    透明な平板である透明基板と、
    前記透明基板を前記吐出ヘッドに対して相対移動させる透明基板位置調節手段を有しており、
    前記透明基板位置調節手段により前記透明基板を前記ノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態を形成して前記撮像部によって前記透明基板を挟んで前記ノズル面の撮像を行うことを特徴とするノズル観察装置。
  2. 吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を観察するノズル観察方法であって、
    透明な平板である透明基板を複数の前記ノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面である前記ノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態を形成する塗布液充満ステップと、
    前記塗布液充満ステップにより前記ノズル面と前記対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態で前記透明基板を挟んで前記ノズル面を撮像する撮像ステップとを有することを特徴とするノズル観察方法。
  3. 吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を検査するノズル検査装置であって、
    複数の前記ノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面であるノズル面の撮像を行う撮像部と、
    透明な平板である透明基板と、
    前記透明基板を前記吐出ヘッドに対して相対移動させる透明基板位置調節手段と、
    前記撮像部により撮像された画像を処理する画像処理部とを有しており、
    前記透明基板位置調節手段により前記透明基板を前記ノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液また前記溶媒で満たされた状態を形成して前記撮像部によって前記透明基板を挟んで前記ノズル面の撮像を行い、その撮像した画像を前記画像処理部によって処理して、その処理によって得られた情報をもとに各前記ノズルの位置が正常か否かを検査することを特徴とするノズル検査装置。
  4. 前記対向面が前記ノズル面から鉛直方向において所定の間隔をあけた状態で少なくとも1つの前記ノズルから前記対向面上に所定量の前記塗布液を吐出し、前記透明基板を前記撮像部により撮像を行い、その撮像した画像を前記画像処理部によって処理を行う動作をさらに有しており、これら動作により各前記ノズルによって吐出された前記塗布液の着弾位置の情報を取得することを特徴とする請求項3に記載のノズル検査装置。
  5. 吐出ヘッドが有する塗布液を吐出する複数のノズルのうち少なくとも1つの前記ノズルの位置を検査するノズル検査方法であって、
    透明な平板である透明基板を複数のノズルの開口が配列された前記吐出ヘッドの表面であるノズル面と接近させ、少なくとも1つの前記ノズルから前記塗布液または前記塗布液に使用されている溶媒を吐出し、前記ノズル面と前記透明基板の前記ノズル面と対向する対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態を形成する塗布液充満ステップと、
    前記塗布液充満ステップにより前記ノズル面と前記対向面の間が前記塗布液または前記溶媒で満たされた状態で前記透明基板を挟んで前記ノズル面を撮像する第1の撮像ステップと、
    前記第1の撮像ステップにより撮像された画像を処理する第1の画像処理ステップと、
    前記第1の画像処理ステップによって取得した情報をもとに各前記ノズルの位置が正常か否かを検査する検査ステップとを有することを特徴とするノズル検査方法。
  6. 前記透明基板が前記ノズル面から鉛直方向において所定の間隔をあけた状態で少なくとも1つの前記ノズルから前記対向面上に所定量の前記塗布液を吐出する吐出ステップと、前記吐出ステップにより前記塗布液が吐出された前記透明基板を撮像する第2の撮像ステップと、その撮像した画像を処理する第2の画像処理ステップとをさらに有しており、
    前記第2の画像処理ステップにより各前記ノズルから吐出された前記塗布液の着弾位置の情報を取得することを特徴とする請求項5に記載のノズル検査方法。
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