JP2021150689A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】低電力モードから通常モードへ復帰するとき、復帰する要因の如何に拘わらず同一の手順で複数のデバイス1、3を起動させる装置と比較し、複数のデバイス1、3を望ましい順序で起動させる。【解決手段】低電力モードで動作を停止している複数のデバイス1、3と、低電力モードで動作を停止しており、各々が複数のデバイス1、3の一つの動作を制御する複数のメインCPU2と、低電力モードで動作を継続しているサブCPU4と、を備え、低電力モードのとき、サブCPU4は、複数のデバイス1、3を低電力モードから通常モードへ復帰させる要因の内容、及び、複数のデバイス1、3の通常モードにおける動作の内容により特定される、複数のデバイス1、3を復帰させる順序に従って、複数のデバイス1、3に対応する複数のデバイス1、3を起動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1は、画像処理装置を開示する。特許文献1の画像処理装置は、通常状態と、装置全体を制御する第一の制御部への通電が停止した低電力状態とを有すると共に、前記低電力状態においても通電される第二の制御部を有する。
前記第二の制御部は、復帰要因検知部と、復帰要因識別部と、復帰要因記憶部と、第一の制御部起動部とを有する。前記復帰要因検知部は、前記低電力状態から前記通常状態へ復帰する要因となる復帰要因を検知する。前記復帰要因識別部は、前記検知された復帰要因を識別する。前記復帰要因記憶部は、前記識別された復帰要因を記憶媒体に記憶させる。第一の制御部起動部は、前記復帰要因の検知に応じて前記第一の制御部への通電を開始する。
前記第一の制御部は、復帰要因読込部と、機能起動制御部とを有する。前記復帰要因読込部は、前記通電が開始されて起動された後に、前記記憶された復帰要因を読み込む。前記機能起動制御部は、前記読み込まれた復帰要因に基づいて優先的に起動する機能を決定し、決定した機能を優先的に起動する。
特許文献2は、情報処理装置を開示する。特許文献2の情報処理装置は、第1プロセッサと、前記第1プロセッサによってリセットが解除されることによって動作を開始する第2プロセッサと、前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサへの電力供給を制御する電源制御手段と、を備える。
前記電源制御手段は、前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサへの電力供給が停止される低電力状態から前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサへ電力が供給されるスタンバイ状態に移行させる複数の復帰要因を検知すると共に、当該検知した復帰要因を保持する。前記電源制御手段は、前記復帰要因を検知した場合に、前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサに電力が供給されるよう指示する。
前記電力が供給された前記第1プロセッサは、前記電源制御手段に保持された前記復帰要因を取得し、当該取得した前記復帰要因に応じて、前記第2プロセッサのリセットを開示するか否かを決定する。
特開2013−034072号公報 特開2015−148978号公報
複数のプロセッサで構成された複合機等の情報処理装置では、低電力モードから通常モードへ復帰するとき、復帰する要因の如何に拘わらず、同一の手順で複数のデバイスを起動させる。そのため、前記複数のデバイスの起動が、必ずしも望ましい順序に行われるとは限らなかった。
本発明の目的は、低電力モードから通常モードへ復帰するとき、復帰する要因の如何に拘わらず同一の手順で複数のデバイスを起動させる装置と比較して、複数のデバイスを望ましい順序で起動させる情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供することにある。
上記した課題を解決すべく、第1態様に係る情報処理装置は、低電力モードで動作を停止している複数のデバイスと、前記低電力モードで動作を停止している複数のメイン・プロセッサであって各メイン・プロセッサが前記複数のデバイスの一つの動作を制御する前記複数のメイン・プロセッサと、前記低電力モードで動作を継続しているサブ・プロセッサと、を備え、前記低電力モードのとき、前記サブ・プロセッサは、前記複数のデバイスを前記低電力モードから通常モードへ復帰させる要因の内容、及び、前記複数のデバイスの前記通常モードにおける動作の内容により特定される、前記複数のデバイスを復帰させる順序に従って、前記複数のデバイスに対応する前記複数のメイン・プロセッサを起動させる。
第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記サブ・プロセッサは、前記1つ以上のメイン・プロセッサを起動させた後に、前記複数のメイン・プロセッサのうちの残りのメイン・プロセッサを起動させる、
第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記サブ・プロセッサは、前記残りのメイン・プロセッサのうち、前記1つ以上のメイン・プロセッサの起動に対して関連性が高いメイン・プロセッサを、先に起動させる。
第4態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記サブ・プロセッサは、1つ以上のメイン・プロセッサを起動させた後に、残りのメイン・プロセッサを起動させない。
第5態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置において、前記サブ・プロセッサは、前記残りのメイン・プロセッサのうち、前記1つ以上のメイン・プロセッサの起動に対して関連性が低いメイン・プロセッサを、後に起動させる。
第6態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記複数のメイン・プロセッサのうちの少なくとも1つのメイン・プロセッサは、前記複数のデバイスのうちの2つ以上のデバイスの動作を制御し、前記1つのメイン・プロセッサは、前記1つのメイン・プロセッサが起動した後、前記要因の内容、及び、前記ある動作の内容により特定される、前記2つ以上のデバイスを起動させる順序に従って、前記2つ以上のデバイスを起動させる。
第7態様に係る情報処理プログラムは、 コンピュータに、低電力モードのとき、複数のデバイスを前記低電力モードから通常モードへ復帰させる要因の内容、及び、複数のデバイスの前記通常モードにおける動作の内容により特定される、前記複数のデバイスを復帰させる順序に従って、前記複数のデバイスに対応する複数のメイン・プロセッサを起動させる。
第1態様に係る情報処理装置、及び第7態様に係る情報処理プログラムによれば、低電力モードから通常モードへ復帰するとき、復帰する要因の如何に拘わらず同一の手順で複数のデバイスを起動させる装置と比較して、複数のデバイスを望ましい順序で起動させることができる。
第2態様に係る情報処理装置によれば、前記1つ以上のメイン・プロセッサに対応するデバイスが起動する前に、前記残りのメイン・プロセッサに対応するデバイスが起動するという事態を回避することができる。
第3態様に係る情報処理装置によれば、前記1つ以上のメイン・プロセッサの起動に対して関連性の高いメイン・プロセッサを、先に起動させることを行なわない場合とに比較して、前記通常モードへ移行した後、前記1つ以上のメイン・プロセッサに対応するデバイスの機能を早期に高めることができる。
第4態様に係る情報処理装置によれば、前記1つ以上のメイン・プロセッサに対応するデバイスが、残りのメイン・プロセッサに対応するデバイスからの影響を受けるという事態を回避することができる。
第5態様に係る情報処理装置によれば、前記1つ以上のメイン・プロセッサの起動に対して関連性の低いメイン・プロセッサを、後に起動させることを行わない場合と比較して、前記通常モードへ移行した後、前記1つ以上のメイン・プロセッサに対応するデバイスが、残りのメイン・プロセッサから影響を受ける可能性を早期に低くすることができる。
第6態様に係る情報処理装置によれば、複数のメイン・プロセッサを起動させることなく、1つのメイン・プロセッサのみを起動させることによっても、低電力モードから通常モードへ復帰するとき、復帰する要因の如何に拘わらず同一の手順で複数のデバイスを起動させる装置と比較して、複数のデバイスを望ましい順序で起動させることができる。
実施形態1の情報処理装置JSの構成を示す。 実施形態1の機能ブロック図である。 実施形態1の割込要因情報WYJを示す。 実施形態1の機器設定情報KSJを示す。 実施形態1の情報処理装置JSの動作(通常モードから低電力モードへの切り換え)を示すフローチャートである。 実施形態1の情報処理装置JSの動作(低電力モードから通常モードへの切り換え)を示すフローチャートである。 実施形態1の変形例の機器設定情報KSJを示す。 実施形態2の割込要因情報WYJを示す。 実施形態2の機器設定情報KSJを示す。 実施形態2の変形例の機器設定情報KSJを示す。 実施形態3の割込要因情報WYJを示す。 実施形態3の機器設定情報KSJを示す。 実施形態3の変形例の機器設定情報KSJを示す。 実施形態4の機器設定情報KSJを示す。
〈実施形態1〉
本発明に係る情報処理装置の実施形態1について説明する。
〈実施形態1の構成〉
図1は、実施形態1の情報処理装置JSの構成を示す。以下、実施形態1の情報処理装置JSの構成について、図1を参照して説明する。
実施形態1の情報処理装置JSは、通常モード、及び低電力モードが交互に切り換わり、動作する。
情報処理装置JSは、通常モードでは、情報処理装置JSの全体での消費電力より情報処理装置JSの全体での性能を重視して動作する。対照的に、情報処理装置JSは、低電力モードでは、情報処理装置JSの全体での性能より情報処理装置JSの全体での消費電力を重視して動作する。通常モードでの動作、及び低電力モードでの動作の詳細については、後述する。
情報処理装置JSは、図1に示されるように、第1の入力部1A〜第5の入力部1Eと、第1のメインCPU(Central Processing Unit)2A〜第3のメインCPU2Cと、第1の出力部3A〜第3の出力部3Cと、サブCPU4と、記憶媒体5と、メモリ6と、を含む。
第1の入力部1A〜第5の入力部1Eは、例えば、スキャナ、タッチパネル、節電ボタン、通信ユニット(例えば、ファクシミリ受信の機能を有するユニット)から構成される。以下では、第1の入力部1A〜第5の入力部1Eの全てを「入力部1」と総称する。
第1のメインCPU2A〜第3のメインCPU2Cは、プロセッサの一例であり、ソフトウェアに従ってハードウェアを動作させる、よく知られたコンピュータの中核である。以下では、第1のメインCPU2A〜第3のメインCPU2Cの全てを「メインCPU2」と総称する。「メインCPU2」は、『メイン・プロセッサ』の一例である。
第1の出力部3A〜第3の出力部3Cは、例えば、プリンタ、通信ユニット、液晶モニター、タッチパネルから構成される。以下では、第1の出力部3A〜第3の出力部3Cの全てを「出力部3」と総称する。
第1の入力部1A〜第5の入力部1E、及び、第1の出力部3A〜第3の出力部3Cは、図1に示されるように、後述される「機器」(『デバイス』の一例である。)に相当する。
以下の説明及び理解を容易にすべく、図1に示されるように、以下であることを想定する。
(1)第1の入力部1Aは、「節電ボタン」、「ファクシミリデータの受信」、及び「人の検知」のうち、少なくとも1つ以上の機能を有すること。
(2)第2の出力部3Bは、「プリンタ」であること。
(3)第3の入力部1C、及び、第3の出力部3Cは、「UI(ユーザインターフェイス)」(例えば、タッチパネル)であること。
(4)第4の入力部1Dは、「スキャナ」であること。
サブCPU4も、また、プロセッサの一例であり、ソフトウェアに従ってハードウェアを動作させる、よく知られたコンピュータの中核である。
サブCPU4は、入力部1、メインCPU2、及び出力部3間の対応関係(図1に図示。)を予め認識している。サブCPU4は、例えば、第1のメインCPU2Aが、第1の入力部1A及び第1の出力部3Aに対応することを予め認識している。サブCPU4は、『サブ・プロセッサ』の一例である。
記憶媒体5は、メインCPU2及びサブCPU4の外部に設けられているか、内部に設けられているかを問わず、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)、ROM(Read Only Memory)、レジスタから構成される。
メモリ6は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)から構成される。
記憶媒体5は、プログラムPR、割込要因情報WYJ、及び、機器設定情報KSJを記憶する。プログラムPRは、情報処理装置JSが実行すべき処理の内容を規定する命令群である。割込要因情報WYJ、及び、機器設定情報KSJについては、後述する。
〈通常モードと低電力モード〉
情報処理装置JSでは、通常モードのとき、基本的には、入力部1、メインCPU2、出力部3、及び、サブCPU4の全てが、起動しており、換言すれば、動作している。
他方で、情報処理装置JSでは、低電力モードのとき、入力部1、メインCPU2、及び、出力部3は、原則として、起動しておらず、換言すれば、停止しており、かつ、サブCPU4のみが、動作している。
メインCPU2は、サブCPU4による制御の下で、通常モード、及び低電力モードが切り換えられる。具体的には、メインCPU2は、通常モードであるときに、サブCPU4からの制御により、通常モードから低電力モードへ切り換わる。同様に、メインCPU2は、低電力モードであるときに、サブCPU4からの制御により、低電力モードから通常モードへ切り換わる。
メインCPU2は、入力部1、及び出力部3の動作を制御する。より詳しくは、メインCPU2は、通常モードのとき、入力部1、及び出力部3の動作を制御する。
メインCPU2は、また、通常モードから低電力モードへ移行するとき、原則として、入力部1、及び出力部3を停止させ、他方で、低電力モードから通常モードへ移行するとき、原則として、入力部1、及び出力部3を起動する。
例外的に、メインCPU2は、通常モードから低電力モードへ移行するとき、入力部1及び出力部3のうちの一部のものを停止させない(例えば、節電ボタンである第1の入力部1Aを停止させない)ことがあり、また、低電力モードから通常モードへ移行するとき、入力部1及び出力部3のうちの他の一部のものを起動させない(例えば、プリンタである第2のメインCPU2Bを起動させない)ことがある。
図2は、実施形態1の機能ブロック図である。
実施形態1の情報処理装置JSは、図2に示されるように、分析部11と、取得部12と、起動部13と、制御部14と、記憶部15と、を含む。
情報処理装置JSにおける、ハードウェアの構成と機能的構成との関係については、ハードウェア上で、メインCPU2が、記憶媒体5(記憶部15の一部の機能を実現する。)に記憶されたプログラムPRを、メモリ6(記憶部15の他の一部の機能を実現する。)を用いつつ実行すると共に、制御部14として、必要に応じて、入力部1及び出力部3の動作を制御することにより、分析部11、取得部12、及び、起動部13の各部の機能を実現する。各部の機能については、後述する。
〈割込要因情報WYJ、機器設定情報KSJ〉
実施形態1の割込要因情報WYJ、及び、機器設定情報KSJについて説明する。
図3は、実施形態1の割込要因情報WYJを示す。
図4は、実施形態1の機器設定情報KSJを示す。
割込要因情報WYJ(図1にも図示。)は、情報処理装置JSが「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わるべき割込処理が発生したか否かを示す。割込要因情報WYJは、より詳しくは、図3に示されるように、割込の要因、及び、割込の有無を含む。
割込の要因は、割込の内容、種別、属性等を示す。
割込の有無(○、×)は、初期設定では、「×(無し)」である。割込の有無は、また、割込みが発生する毎に、入力部1、出力部3、またはメインCPU2により書き換えられる。
例えば、情報処理装置JSが節電状態の「低電力モード」であるときに、情報処理装置JSのユーザ(図示せず。)が、情報処理装置JSの「節電ボタン」を押下すると、割込要因情報WYJは、割込の要因「節電ボタンの押下(節電の解除)」が、未発生(×(無し)から発生(○(有り))へ書き換えられる。
機器設定情報KSJ(図1にも図示。)は、上記した割込の要因が発生したとき、入力部1及び出力部3である機器(図1に図示。)をどのように起動させるかを示す。機器設定情報KSJは、情報処理装置JSのユーザ(図示せず。)により、前記ユーザの希望に沿って設定されており、固定されている。機器設定情報KSJは、より詳しくは、図4に示されるように、割込の要因、機器の設定、及び選択の有無を含む。例えば、割込の要因「節電ボタンの押下」が発生したとき、機器の設定「全体の消費電力を低減」(×(無し))を行なわずに、機器の設定「プリンタを起動」(○(有り))を行うべき旨を示す。
〈実施形態1の動作〉
実施形態1の情報処理装置JSの動作について説明する。
〈通常モードから低電力モードへの切り換え〉
図5は、実施形態1の情報処理装置JSの動作(通常モードから低電力モードへの切り換え)を示すフローチャートである。
実施形態1の情報処理装置JSの動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
ステップS11以前:情報処理装置JSは、「通常モード」で動作している。
ステップS11:例えば、情報処理装置JSに搭載されたタイマー(図示せず。)が、「通常モード」での動作が予め定められた時間だけ(例えば、10分間)継続したことを示したとき、または、情報処理装置JSのユーザ(図示せず。)が、情報処理装置JSを「低電力モード」へ切り換えるべく、節電ボタンの押下(節電の開始)を行ったとき、メインCPU2は、基本的には、メインCPU2に対応する入力部1の全て、及び、メインCPU2に対応する出力部3の全てを停止させる。
具体的には、第1のメインCPU2Aは、第1の入力部1A、及び第1の出力部3Aを停止させる。第2のメインCPU2Bは、第2の入力部1B、及び第2の出力部3Bを停止させる。第3のメインCPU2Cは、第3の入力部1C〜第5の入力部1E、及び、第3の出力部3Cを停止させる。
ステップS12:ステップS11で、メインCPU2により、入力部1及び出力部3が停止されると、サブCPU4は、メインCPU2を停止させる。詳しくは、サブCPU4は、第1のメインCPU2A〜第3のメインCPU2Cの全てを停止させる。
ステップS11及びステップS12により、入力部1及び出力部3、並びに、メインCPU2が、停止しており、他方で、サブCPU4のみが、動作していることになる。これにより、情報処理装置JSは、「通常モード」から「低電力モード」へ切り換わることになる。
〈低電力モードから通常モードへの切り換え:節電ボタンの押下→UI→プリンタ〉
図6は、実施形態1の情報処理装置JSの動作(低電力モードから通常モードへの切り換え)を示すフローチャートである。
実施形態1の情報処理装置JSの動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
実施形態1では、説明及び理解を容易にすべく、以下を想定する。
(1)情報処理装置JSが「低電力モード」であるときに、情報処理装置JSのユーザが、「節電ボタンの押下」を行ったこと。
(2)「低電力モード」のとき、サブCPU4、及び、「節電ボタン」である第1の入力部1Aが起動していること。
ステップS21:「節電ボタンの押下」が行われると、第1の入力部1Aは、サブCPU4へ、割込処理を実行すべき旨を示す割込信号(図示せず。)を出力するとともに、割込要因情報WYJ(図3に図示。)の割込の要因「節電ボタンの押下」を「×」から「○」へ変更する。
サブCPU4は、前記割込信号の入力を受けると、分析部11(図2に図示。)として、割込要因情報WYJを分析する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「節電ボタンの押下」が発生したことを認識する。
ステップS22:ステップS21で、割込要因情報WYJが分析されると、サブCPU4は、取得部12(図2に図示。)として、機器設定情報KSJ(図4に図示。)を取得する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「節電のボタン」について、機器の設定「プリンタを起動」を行うべきことを認識する。
ステップS23:ステップS22で、機器設定情報KSJが取得されると、サブCPU4は、起動部13(図2に図示。)として、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。これにより、第3のメインCPU2Cは、起動する。
サブCPU4は、更に、第3のメインCPU2Cに、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる旨を指示する。
ステップS24:ステップS23で、第3のメインCPU2Cが起動し、かつ、サブCPU4からの指示があると、第3のメインCPU2Cは、サブCPU4からの指示に従って、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる。
ステップS24以後:上記したステップS23と同様に、サブCPU4は、「プリンタ」である第2の出力部3Bに対応する第2のメインCPU2Bを起動させる。これにより、第2のメインCPU2Bは、起動し、また、サブCPU4は、更に、第2のメインCPU2Bに、「プリンタ」である第2の出力部3Bを起動させる旨を指示する。
上記したステップS24と同様に、第2のメインCPU2Bが起動し、かつ、サブCPU4からの指示があると、換言すれば、割込要因情報WYJ及び機器設定情報KSJにより特定される、「UI」を起動(復帰)させた後に「プリンタ」を起動(復帰)させるべきであるとの順序を示す指示があると、第2のメインCPU2Bは、サブCPU4からの上記した指示に従って、第2のメインCPU2Bに対応する、「プリンタ」である第2の出力部3Bを起動させる。
上記した工程を経て、「機器」としては、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cが起動した後に、「プリンタ」である第2の出力部3Bが起動し、これにより、「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わる。
〈実施形態1の変形例:節電ボタンの押下→UI〉
実施形態1の変形例について説明する。
図7は、実施形態1の変形例の機器設定情報KSJを示す。
実施形態1の変形例の情報処理装置JSの動作について、図6のフローチャート(実施形態1の動作を示すフローチャート)、及び、図7の機器設定情報KSJを参照して説明する。
ステップS22:実施形態1と同様に、ステップS21で、割込要因情報WYJが分析されると、サブCPU4は、実施形態1の機器設定情報KSJと相違する機器設定情報KSJ(図7に図示。)を取得する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「節電ボタンの押下」について、実施形態1と相違して、機器の設定「全体の消費電力を低減」を行うべきことを認識する。
ステップS23:ステップS22で、機器設定情報KSJが取得されると、サブCPU4は、実施形態1と同様に、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。これにより、実施形態1と同様に、第3のメインCPU2Cは、起動する。
サブCPU4は、実施形態1と同様に、更に、第3のメインCPU2Cに、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる旨を指示する。
ステップS24:実施形態1のステップS24と同様に、第3のメインCPU2Cは、サブCPU4からの上記した指示に従って、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる。
ステップS24以後:実施形態1と相違して、サブCPU4は、第2のメインCPU2Bを起動させない。従って、第2のメインCPU2Bは、起動しない。その結果、第2のメインCPU2Bに対応する、「プリンタ」である第2の出力部3Bも、起動しない。
上記した工程を経て、「機器」としては、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cのみが起動し、これにより、「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わる。
〈実施形態1の他の変形例:節電ボタンの押下→UI→プリンタ→ファクシミリデータの受信〉
実施形態1のステップS23で、サブCPU4は、「プリンタ」に関連性の高い機器を先発的に(先に)起動すべく、以下の順序でCPU2を起動させても良い。
まず、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。次に、「UI」に関連性が高い、より詳しくは、「UI」を操作するユーザが使用する可能性があるとの意味で関連性が高い「プリンタ」である第2の出力部3Bに対応する第2のメインCPU2Bを起動させる。最後に、「UI」に関連性が低い、より詳しくは、「UI」を操作するユーザが使用する可能性がないとの意味で関連性が低い、「ファクシミリデータの受信」でもある第1のメインCPU2Aを起動させる。
なお、関連性が同一である機器については、同一の時点で起動させる。
〈実施形態2〉
本発明に係る情報処理装置の実施形態2について説明する。
〈実施形態2の構成及び機能〉
実施形態2の情報処理装置JSの構成及び機能は、実施形態1の情報処理装置JSの構成及び機能(図1、図2に図示。)と同様である。
〈実施形態2の動作〉
実施形態2の情報処理装置JSの動作について説明する。
〈通常モードから低電力モードへの切り換え〉
実施形態2の情報処理装置JSは、実施形態1の情報処理装置JSと同様な動作(図5に図示。)により、通常モードから低電力モードへ切り換わる。
〈低電力モードから通常モードへの切り換え:ファクシミリデータの受信→UI→プリンタ〉
実施形態2の情報処理装置JSは、実施形態1の情報処理装置JSと同様な動作(図6に図示。)により、低電力モードから通常モードへ切り換わる。他方で、実施形態2の情報処理装置JSは、実施形態1の情報処理装置JSの割込要因情報WYJ(図3に図示。)、及び、機器設定情報KSJ(図4に図示。)と相違する、割込要因情報WYJ、及び、機器設定情報KSJに従って動作する。
図8は、実施形態2の割込要因情報WYJを示す。
図9は、実施形態2の機器設定情報KSJを示す。
実施形態2の情報処理装置JSの動作について、図6のフローチャート(実施形態1の動作を示すフローチャート)、図8の割込要因情報WYJ、及び、図9の機器設定情報KSJを参照して説明する。
実施形態2では、説明及び理解を容易にすべく、以下を想定する。
(1)情報処理装置JSが「低電力モード」であるときに、情報処理装置JSが、「ファクシミリデータの受信」を行ったこと。
(2)「低電力モード」のとき、サブCPU4、及び、「ファクシミリデータの受信」である第1の入力部1Aが起動していること。
ステップS21:「ファクシミリデータの受信」が行われると、第1の入力部1Aは、サブCPU4へ、割込処理を実行すべき旨を示す割込信号(図示せず。)を出力するとともに、割込要因情報WYJ(図8に図示。)の割込の要因「ファクシミリデータの受信」を「×」から「○」へ変更する。
サブCPU4は、前記割込信号の入力を受けると、割込要因情報WYJを分析する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「ファクシミリデータの受信」が発生したことを認識する。
ステップS22:ステップS21で、割込要因情報WYJが分析されると、サブCPU4は、機器設定情報KSJ(図図8に図示。)を取得する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「ファクシミリデータの受信」について、機器の設定「通常動作(印刷する)」を行うべきことを認識する。
ステップS23:ステップS22で、機器設定情報KSJが取得されると、サブCPU4は、実施形態1のステップS23と同様に、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。サブCPU4は、更に、第3のメインCPU2Cに、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる旨を指示する。
ステップS24:実施形態1のステップS24と同様に、第3のメインCPU2Cは、サブCPU4からの上記した指示に従って、第3のメインCPU2Cに対応する、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる。
ステップS24以後:実施形態1のステップS24以後と同様に、サブCPU4は、「プリンタ」である第2の出力部3Bに対応する第2のメインCPU2Bを起動させる。サブCPU4は、更に、第2のメインCPU2Bに、「プリンタ」である第2の出力部3Bを起動させる旨を指示する。
実施形態1のステップS24以後と同様に、第2のメインCPU2Bは、サブCPU4からの上記した指示に従って、第2のメインCPU2Bに対応する、「プリンタ」である第2の出力部3Bを起動させる。
上記した工程を経て、「機器」としては、実施形態1と同様に、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cが起動した後に、「プリンタ」である第2の出力部3Bが起動し、これにより、「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わる。
〈実施形態2の変形例:ファクシミリデータの受信→UI〉
実施形態2の変形例について説明する。
図10は、実施形態2の変形例の機器設定情報KSJを示す。
実施形態2の変形例の情報処理装置JSの動作について、図6のフローチャート(実施形態1の動作を示すフローチャート)、及び、図10の機器設定情報KSJを参照して説明する。
ステップS22:実施形態2と同様に、ステップS21で、割込要因情報WYJが分析されると、サブCPU4は、実施形態2の機器設定情報KSJ(図9に図示。)と相違する機器設定情報KSJ(図10に図示。)を取得する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「ファクシミリデータの受信」について、実施形態2と相違して、機器の設定「ペーパーレス動作(印刷しない)」を行うべきことを認識する。
ステップS23:ステップS22で、機器設定情報KSJが取得されると、サブCPU4は、実施形態1の変形例と同様に、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。これにより、実施形態1の変形例と同様に、第3のメインCPU2Cは、起動する。
サブCPU4は、実施形態1の変形例と同様に、更に、第3のメインCPU2Cに、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる旨を指示する。
ステップS24:実施形態1の変形例と同様に、第3のメインCPU2Cは、サブCPU4からの上記した指示に従って、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる。
ステップS24以後:実施形態1の変形例と同様に、サブCPU4は、第2のメインCPU2Bを起動させない。従って、第2のメインCPU2Bは、起動しない。その結果、第2のメインCPU2Bに対応する、「プリンタ」である第2の出力部3Bも、起動しない。
上記した工程を経て、「機器」としては、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cのみが起動し、これにより、「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わる。
〈実施形態2の他の変形例:ファクシミリデータの受信→UI→プリンタ→人の検知〉
実施形態2のステップS23で、サブCPU4は、「プリンタ」に関連性の低い機器を後発的に(後に)起動すべく、以下の順序でCPU2を起動させても良い。
まず、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。次に、「UI」に関連性が高い、より詳しくは、「UI」を操作するユーザが使用する可能性があるとの意味で関連性が高い「プリンタ」である第2の出力部3Bに対応する第2のメインCPU2Bを起動させる。最後に、「UI」に関連性が低い、より詳しくは、「UI」を操作するユーザが使用する可能性がないとの意味で関連性が低い、「人の検知」でもある第1のメインCPU2Aを起動させる。
なお、関連性が同一である機器については、同一の時点で起動させる。
〈実施形態3〉
本発明に係る情報処理装置の実施形態3について説明する。
〈実施形態3の構成及び機能〉
実施形態3の情報処理装置JSの構成及び機能は、実施形態1の情報処理装置JSの構成及び機能(図1、図2に図示。)と同様である。
〈実施形態3の動作〉
実施形態3の情報処理装置JSの動作について説明する。
〈通常モードから低電力モードへの切り換え〉
実施形態3の情報処理装置JSは、実施形態1の情報処理装置JSと同様な動作(図5に図示。)により、通常モードから低電力モードへ切り換わる。
〈低電力モードから通常モードへの切り換え:人の検知→通常動作〉
実施形態3の情報処理装置JSは、実施形態1の情報処理装置JSと同様な動作(図6に図示。)により、低電力モードから通常モードへ切り換わる。他方で、実施形態3の情報処理装置JSは、実施形態1の情報処理装置JSの割込要因情報WYJ(図3に図示。)、及び、機器設定情報KSJ(図4に図示。)と相違する、割込要因情報WYJ、及び、機器設定情報KSJに従って動作する。
図11は、実施形態3の割込要因情報WYJを示す。
図12は、実施形態3の機器設定情報KSJを示す。
実施形態2の情報処理装置JSの動作について、図6のフローチャート(実施形態1の動作を示すフローチャート)、図10の割込要因情報WYJ、及び、図11の機器設定情報KSJを参照して説明する。
実施形態3では、説明及び理解を容易にすべく、以下を想定する。
(1)情報処理装置JSが「低電力モード」であるときに、情報処理装置JSが、「人(ユーザ)の検知」を行ったこと。
(2)「低電力モード」のとき、サブCPU4、及び、「人の検知」である第1の入力部1Aが起動していること。
ステップS21:「人の検知」が行われると、第1の入力部1Aは、サブCPU4へ、割込処理を実行すべき旨を示す割込信号(図示せず。)を出力するとともに、図11に示されるように、割込要因情報WYJの割込の要因「人の検知」を「×」から「○」へ変更する。
サブCPU4は、前記割込信号の入力を受けると、割込要因情報WYJ(図11に図示。)を分析する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「人の検知」が発生したことを認識する。
ステップS22:ステップS21で、割込要因情報WYJが分析されると、サブCPU4は、機器設定情報KSJ(図12に図示。)を取得する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「人の検知」について、機器の設定「通常動作」を行うべきことを認識する。
ここで、「通常動作」とは、通常モードにおいて、入力部1及び出力部3の全てが動作することをいう。
〈第1のメインCPU2Aの起動〉
ステップS23:ステップS22で、機器設定情報KSJが取得されると、サブCPU4は、第1のメインCPU2A〜第3のメインCPU2Cのうちの1つ、例えば、第1のメインCPU2Aを起動させる。これにより、第1のメインCPU2Aは、起動する。
サブCPU4は、更に、第1のメインCPU2Aに、第1のメインCPU2Aに対応する第1の出力部3Aを起動させる旨を指示する。ここで、「人の検知」である第1の入力部1Aは、既に、起動されている。従って、サブCPU4は、第1のメインCPU2Aに、第1のメインCPU2Aに対応する第1の入力部1Aを起動させる旨を指示しない。
ステップS24:第1のメインCPU2Aは、サブCPU4からの上記した指示に従って、第1の出力部3Aを起動させる。
〈第2のメインCPU2Bの起動〉
ステップS24以後:上記したステップS23と同様に、サブCPU4は、残りの第2のメインCPU2B及び第3のメインCPU2Cのうちの1つ、例えば、第2のメインCPU2Bを起動させる。これにより、第2のメインCPU2Bは、起動する。
サブCPU4は、上記したステップS23と同様に、更に、第2のメインCPU2Bに、第2のメインCPU2Bに対応する第2の入力部1B及び第2の出力部3Bを起動させる旨を指示する。
第2のメインCPU2Bは、上記したステップS24と同様にして、サブCPU4からの上記した指示に従って、第2の入力部1B及び第2の出力部3Bを起動させる。
〈第3のメインCPU2Cの起動〉
上記したステップS23と同様に、サブCPU4は、残りの第3のメインCPU2Cを起動させる。これにより、第3のメインCPU2Cは、起動する。
サブCPU4は、上記したステップS23と同様に、更に、第3のメインCPU2Cに、第3のメインCPU2Cに対応する第3の入力部1C、第4の入力部1D、第5の入力部1E、及び、第3の出力部3Cを起動させる旨を指示する。
第3のメインCPU2Cは、上記したステップS24と同様にして、サブCPU4からの上記した指示に従って、第3の入力部1C、第4の入力部1D、第5の入力部1E、及び、第3の出力部3Cを起動させる。
上記した工程を経て、「機器」としては、第1の出力部3A、第2の入力部1B及び第2の出力部3B、並びに、第3の入力部1C、第4の入力部1D、第5の入力部1E、及び第3の出力部3Cが起動する。これにより、「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わる。換言すれば、「機器」としては、第1の入力部1A〜第5の入力部1Eの全て、及び、第1の出力部3A〜第3の出力部3Cの全てが、「通常モード」になっていることなる。
〈実施形態3の変形例:人の検知→省電力動作〉
実施形態3の変形例について説明する。
図13は、実施形態3の変形例の機器設定情報KSJを示す。
実施形態3の変形例の情報処理装置JSの動作について、図6のフローチャート(実施形態1の動作を示すフローチャート)、及び、図13の機器設定情報KSJを参照して説明する。
ステップS22:実施形態3と同様に、ステップS21で、割込要因情報WYJが分析されると、サブCPU4は、実施形態3の機器設定情報KSJ(図12に図示。)と相違する機器設定情報KSJ(図13に図示。)を取得する。これにより、サブCPU4は、実施形態3と同様な割込の要因「人の検知」について、実施形態3と相違して、機器の設定「省電力動作」を行うべきことを認識する。
ここで、「省電力動作」とは、通常モードにおいて、入力部1及び出力部3のうち、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cのみが動作することをいう。
ステップS23:ステップS22で、機器設定情報KSJが取得されると、サブCPU4は、実施形態1の変形例と同様に、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。これにより、実施形態1の変形例と同様に、第3のメインCPU2Cは、起動する。
サブCPU4は、実施形態1の変形例と同様に、更に、第3のメインCPU2Cに、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる旨を指示する。
ステップS24:実施形態1の変形例と同様に、第3のメインCPU2Cは、サブCPU4からの上記した指示に従って、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる。他方で、第3のメインCPU2Cは、第4の入力部1D、及び第5の入力部1Eを起動させない。
ステップS24以後:実施形態3と相違して、残りの第1のメインCPU2A、及び、第2のメインCPU2Bを起動させない。従って、第1の出力部3A、並びに、第2の入力部1B及び第2の出力部3Bは、起動しない。
上記した工程を経て、「機器」としては、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cのみが起動し、これにより、「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わる。換言すれば、第1の入力部1A、並びに、第3の入力部1C、及び、第3の出力部3Cのみが、「通常モード」になっていることなる。
〈実施形態4〉
〈実施形態4の構成及び機能〉
実施形態4の情報処理装置JSの構成及び機能は、実施形態1の情報処理装置JSの構成及び機能(図1、図2に図示。)と同様である。
〈実施形態4の動作〉
実施形態4の情報処理装置JSの動作について説明する。
〈通常モードから低電力モードへの切り換え〉
実施形態3の情報処理装置JSは、実施形態1の情報処理装置JSと同様な動作(図5に図示。)により、通常モードから低電力モードへ切り換わる。
〈低電力モードから通常モードへの切り換え:人の検知&データ有り→UI→プリンタ〉
実施形態4の情報処理装置JSは、実施形態1の情報処理装置JSと同様な動作(図6に図示。)により、低電力モードから通常モードへ切り換わる。
他方で、実施形態4の情報処理装置JSは、実施形態3と同様な割込要因情報WYJ(図11に図示。)、及び、実施形態3と相違する機器設定情報KSJに従って動作する。
図14は、実施形態4の機器設定情報KSJを示す。
実施形態4の情報処理装置JSの動作について、図6のフローチャート(実施形態1の動作を示すフローチャート)、図11の割込要因情報WYJ(実施形態3の割込要因情報WYJ)、及び、図14の機器設定情報KSJを参照して説明する。
実施形態4では、説明及び理解を容易にすべく、以下を想定する。
(1)情報処理装置JSが「低電力モード」であるときに、情報処理装置JSが、「人(ユーザ)の検知」を行ったこと。
(2)「低電力モード」のとき、サブCPU4、及び、「人の検知」である第1の入力部1Aが起動していること。
(3)データ(印刷すべきデータ)が蓄積されていること。
ステップS21:「人の検知」が行われると、第1の入力部1Aは、サブCPU4へ、割込処理を実行すべき旨を示す割込信号(図示せず。)を出力するとともに、図11に示されるように、割込要因情報WYJの割込の要因「人の検知」を「×」から「○」へ変更する。
サブCPU4は、前記割込信号の入力を受けると、割込要因情報WYJ(図11に図示。)を分析する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「人の検知」が発生したことを認識する。
ステップS22:ステップS21で、割込要因情報WYJが分析されると、サブCPU4は、機器設定情報KSJ(図14に図示。)を取得する。これにより、サブCPU4は、割込の要因「人の検知」について、機器の設定「プリンタを起動(データが蓄積されているとき)」、または、機器の設定「スキャナを起動(データが蓄積されていないとき)」を行うべきことを認識する。
ステップS23:ステップS22で、機器設定情報KSJが取得されると、サブCPU4は、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。
サブCPU4は、更に、第3のメインCPU2Cに、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる旨を指示する。
ステップS24:ステップS23で、第3のメインCPU2Cが起動し、かつ、サブCPU4からの指示があると、第3のメインCPU2Cは、サブCPU4からの指示に従って、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる。
ステップS24以後:上記した想定のとおり、データ(印刷すべきデータ)が蓄積されていることから、サブCPU4は、「プリンタ」である第2の出力部3Bに対応する第2のメインCPU2Bを起動させる。
サブCPU4は、ステップS23と同様にして、更に、第2のメインCPU2Bに、「プリンタ」である第2の出力部3Bを起動させる旨を指示する。
第2のメインCPU2Bは、ステップS24と同様にして、「プリンタ」である第2の出力部3Bを起動させる。
上記した工程を経て、「機器」としては、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cが起動し、引き続いて、「プリンタ」である第2の出力部3Bが起動し、これにより、「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わる。
〈実施形態4の変形例:人の検知&データ無し→UI→スキャナ〉
実施形態4の変形例について説明する。
図15は、実施形態4の変形例の機器設定情報KSJを示す。
実施形態4の変形例の情報処理装置JSの動作について、図6のフローチャート(実施形態1の動作を示すフローチャート)、及び、図15の機器設定情報KSJを参照して説明する。
実施形態4の変形例では、実施形態4で想定した(3)に代えて、以下の(3)を想定する。
(3)データ(印刷すべきデータ)が蓄積されていないこと。
ステップS22:実施形態4と同様に、ステップS21で、割込要因情報WYJが分析されると、サブCPU4は、実施形態4と同様に、機器設定情報KSJ(図14に図示。)を取得する。これにより、サブCPU4は、実施形態4と同様に、割込の要因「人の検知」について、機器の設定「プリンタを起動(データが蓄積されているとき)」、または、機器の設定「スキャナを起動(データが蓄積されていないとき)」を行うべきことを認識する。
ステップS23:実施形態4のステップS23と同様に、サブCPU4は、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cに対応する第3のメインCPU2Cを起動させる。
サブCPU4は、実施形態4のステップS23と同様に、更に、第3のメインCPU2Cに、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる旨を指示する。
ステップS24:実施形態4のステップS24と同様に、第3のメインCPU2Cは、サブCPU4からの指示に従って、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cを起動させる。
ステップS24以後:上記した想定のとおり、データ(印刷すべきデータ)が蓄積されていないことから、サブCPU4は、実施形態4と相違して、「スキャナ」である第4の入力部1Dを起動させるべく、既に起動している第3のメインCPU2Cに、第3のメインCPU2Cに対応する第4の入力部1Dを起動させる旨を指示する。
第3のメインCPU2Cは、実施形態4のステップS24と同様にして、「スキャナ」である第4の入力部1Dを起動させる。
上記した工程を経て、、「機器」としては、「UI」である第3の入力部1C及び第3の出力部3Cが起動し、引き続いて、「スキャナ」である第4の入力部1Dが起動し、これにより、「低電力モード」から「通常モード」へ切り換わる。
上記した実施形態においては、第1の入力部1A〜第5の入力部1Eは、例えば、スキャナ、タッチパネル、節電ボタン、通信ユニット(例えば、ファクシミリ受信の機能を有するユニット)から構成される例を記載したが、これらの機能を有するユニットに限られない。また、第1の出力部3A〜第3の出力部3Cは、例えば、プリンタ、通信ユニット、液晶モニター、タッチパネルから構成される例を記載したが、これらの機能を有するユニットに限られない。
〈プロセッサ、プログラムの補足説明〉
上記した実施形態において、プロセッサとは、広義的なプロセッサを指す。汎用的なプロセッサ(例えば、CPU:Central Processing Unit等)に加えて、専用のプロセッサ(例えば、GPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含む。
上記した実施形態において、プロセッサの動作は、1つのプロセッサによって実現されてもよく、また、複数のプロセッサの協働によって実現されてもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、上記した実施形態における順序に限定されず、適宜変更してもよい。
上記した実施形態において、プログラムPRは、記憶媒体5に予め記憶(インストール)されていることに代えて、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録されて提供されてもよく、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされてもよい。
JS 情報処理装置
1A〜1E 第1の入力部〜第5の入力部
2A〜2C 第1のメインCPU〜第3のメインCPU
3A〜3C 第1の出力部〜第3の出力部
4 サブCPU
5 記憶媒体
6 メモリ
PR プログラム
WYJ 割込要因情報
KSJ 機器設定情報

Claims (7)

  1. 低電力モードで動作を停止している複数のデバイスと、
    前記低電力モードで動作を停止している複数のメイン・プロセッサであって各メイン・プロセッサが前記複数のデバイスの一つの動作を制御する前記複数のメイン・プロセッサと、
    前記低電力モードで動作を継続しているサブ・プロセッサと、
    を備え、
    前記低電力モードのとき、前記サブ・プロセッサは、前記複数のデバイスを前記低電力モードから通常モードへ復帰させる要因の内容、及び、前記複数のデバイスの前記通常モードにおける動作の内容により特定される、前記複数のデバイスを復帰させる順序に従って、前記複数のデバイスに対応する前記複数のメイン・プロセッサを起動させる、
    情報処理装置。
  2. 前記サブ・プロセッサは、
    1つ以上のメイン・プロセッサを起動させた後に、残りのメイン・プロセッサを起動させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記サブ・プロセッサは、
    前記残りのメイン・プロセッサのうち、前記1つ以上のメイン・プロセッサの起動に対して関連性が高いメイン・プロセッサを、先に起動させる、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記サブ・プロセッサは、
    1つ以上のメイン・プロセッサを起動させた後に、残りのメイン・プロセッサを起動させない、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記サブ・プロセッサは、
    前記残りのメイン・プロセッサのうち、前記1つ以上のメイン・プロセッサの起動に対して関連性が低いメイン・プロセッサを、後に起動させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記複数のメイン・プロセッサのうちの少なくとも1つのメイン・プロセッサは、前記複数のデバイスのうちの2つ以上のデバイスの動作を制御し、
    前記1つのメイン・プロセッサは、前記1つのメイン・プロセッサが起動した後、前記要因の内容、及び、前記ある動作の内容により特定される、前記2つ以上のデバイスを起動させる順序に従って、前記2つ以上のデバイスを起動させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータに、
    低電力モードのとき、複数のデバイスを前記低電力モードから通常モードへ復帰させる要因の内容、及び、複数のデバイスの前記通常モードにおける動作の内容により特定される、前記複数のデバイスを復帰させる順序に従って、前記複数のデバイスに対応する複数のメイン・プロセッサを起動させる、
    処理を実行させるための情報処理プログラム。
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