JP2021150539A - 光源装置及びレーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の駆動装置を用いてレーザダイオードをスイッチング駆動する場合におけるレーザ光の出力変動を抑えることができる光源装置及びレーザ装置を提供する。【解決手段】光源装置10は、レーザダイオード14a〜14hをスイッチング駆動する複数のLD駆動部13a〜13hと、LD駆動部13a〜13hからレーザダイオード14a〜14hに供給される電流Ia〜Ihの大きさを制御する電流制御部11a〜11dと、LD駆動部13a〜13hからレーザダイオード14a〜14hに供給される電流Ia〜Ihの位相を制御する位相制御部12a〜12hと、を備え、位相制御部12a〜12hは、LD駆動部13a〜13hのうちの何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相と、LD駆動部13a〜13hのうちの他の何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相とが一致しないようにする。【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置及びレーザ装置に関する。
現在、レーザ装置は、加工分野、自動車分野、医療分野等の様々な分野で用いられている。近年、加工分野においては、従来のレーザ装置(例えば、炭酸ガスレーザ装置)に比べて、ビーム品質及び集光性が優れているファイバレーザ装置が注目されている。このようなレーザ装置に設けられるレーザダイオードは、主に電流変動によるノイズが少ないという理由から、定電流駆動方式により駆動されるのが一般的であった。
以下の特許文献1には、レーザダイオードをスイッチング駆動方式により駆動する技術が開示されている。このスイッチング駆動方式は、レーザダイオードに直列接続されたトランジスタをスイッチング駆動することにより、レーザダイオードに一定範囲の電流が流れるようにした駆動方式である。スイッチング駆動方式は、上述した定電流駆動方式に比べて、電流変動によるノイズが多いものの、電力効率が高いという利点を有する。
特開2016−181544号公報
ところで、上述したファイバレーザ装置のように、高出力が求められるレーザ装置では、多くのレーザダイオードが設けられている。このような多くのレーザダイオードを、複数の駆動装置を用いてスイッチング駆動方式により駆動する場合には、各々の駆動装置から出力される電流の位相が一致して、レーザ光の出力が大きく変動する現象が生ずることが考えられる。例えば、各々の駆動装置から出力される電流(リップル電流)の山が重なり合った場合には、レーザ光の出力が瞬間的に大きくなることが考えられる。このような現象が生ずると、例えば、鉄板等の被加工物の加工を行う場合において、加工品質が一定ではなくなる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数の駆動装置を用いてレーザダイオードをスイッチング駆動する場合におけるレーザ光の出力変動を抑えることができる光源装置及びレーザ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様による光源装置(10)は、レーザダイオード(14a〜14h)をスイッチング駆動する複数の駆動部(13a〜13h)と、前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流(Ia〜Ih)の大きさを制御する電流制御部(11a〜11d)と、前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する位相制御部(12a〜12h)と、を備え、前記位相制御部は、前記駆動部のうちの何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相と、前記駆動部のうちの他の何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相とが一致しないようにする。
本発明の一態様による光源装置では、電流制御部が、駆動部からレーザダイオードに供給される電流の大きさを制御し、位相制御部が、駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する。ここで、位相制御部は、駆動部のうちの何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相と、駆動部のうちの他の何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相とが一致しないようにする。これにより、励起光の出力変動を抑えること(小さくすること)ができる。
また、本発明の一態様による光源装置は、前記位相制御部が、前記駆動部の各々からレーザダイオードに供給される全ての電流の位相が互いに一致しないようにする。
また、本発明の一態様による光源装置は、前記位相制御部が、前記駆動部に対応して複数設けられており、対応する前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する。
また、本発明の一態様による光源装置は、前記位相制御部の何れか1つが、前記駆動部の各々からレーザダイオードに供給される全ての電流の位相を規定するとともに、対応する前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する主位相制御部(12a)であり、前記位相制御部の残りが、前記主位相制御部で規定された位相に基づいて、対応する前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する副位相制御部(12b〜12h)である。
また、本発明の一態様による光源装置は、前記主位相制御部が、前記駆動部の数をn(nは2以上の整数)とした場合に、前記駆動部の各々からレーザダイオードに供給される全ての電流の位相として、以下の式を満たす位相差Δθを有するn個の位相を規定する。
(360°/n)≧Δθ≧(360°/(n/2))
本発明の一態様によるレーザ装置(2)は、上記の何れかに記載の光源装置(10)と、前記光源装置から出力されるレーザ光を光学的に結合させる光コンバイナ(70)と、前記光コンバイナで結合されたレーザ光を外部に出力する出力端(50)と、を備える。
本発明の他の態様によるレーザ装置(1)は、上記の何れかに記載の光源装置(10)と、コアに希土類が添加された増幅用ファイバ(31)と、前記光源装置から出力されるレーザ光を励起光として前記増幅用ファイバに結合させる光コンバイナ(20a、20b)と、前記増幅用ファイバで増幅された光を外部に出力する出力端(50)と、を備える。
本発明によれば、複数の駆動装置を用いてレーザダイオードをスイッチング駆動する場合におけるレーザ光の出力変動を抑えることができるという効果がある。
本発明の一実施形態によるレーザ装置の要部構成を示す図である。 本発明の一実施形態による光源装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による光源装置に設けられるLD駆動部の内部構成を示す回路図である。 本発明の一実施形態におけるLD駆動部の各部の信号波形を示す図である。 本発明の一実施形態における変調信号の一例を示す図である。 本発明の一実施形態においてLD駆動部の各々からレーザダイオードに供給される電流の一例を示す図である。 レーザ装置の他の構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による光源装置及びレーザ装置について詳細に説明する。尚、以下の説明で用いる図面は、特徴を分かりやすくするために、便宜上、特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、本発明は以下の実施形態に限定されない。
〈レーザ装置〉
図1は、本発明の一実施形態によるレーザ装置の要部構成を示す図である。図1に示す通り、本実施形態のレーザ装置1は、光源装置10、第1コンバイナ20a(光コンバイナ)、第2コンバイナ20b(光コンバイナ)、共振器30、デリバリファイバ40、及び出力端50を備える。このようなレーザ装置1は、光源装置10から出力されるレーザ光(励起光)を共振器30の両側から入力する双方向励起型のファイバレーザ装置である。
尚、以下では、レーザ装置1のデリバリファイバ40の長手方向を、単に「長手方向」という。また、デリバリファイバ40から見て、長手方向における出力端50側を「+X側」といい、共振器30側を「−X側」という。また、共振器30の増幅用ファイバ31から見て、−X側を「前方」といい、+X側を「後方」という場合がある。
また、図1では、各種ファイバの融着点を×印で示している。この融着点は、実際には、補強構造体の内部に配置されて保護される。補強構造体は、例えば、内部に光ファイバを収容可能な溝が形成されたファイバ収容体と、融着点がファイバ収容体の溝に収容された状態で各種ファイバをファイバ収容体に固定する樹脂とを備えるものである。
図1に示す通り、光源装置10は、4つのレーザユニット10a〜10dを備える。レーザユニット10a,10bは共振器30の前方に配置されており、レーザユニット10c,10dは共振器30の後方に配置されている。レーザユニット10a,10bは励起光(前方励起光)を共振器30に向けて出力し、レーザユニット10c,10dは励起光(後方励起光)を共振器30に向けて出力する。
第1コンバイナ20a及び第2コンバイナ20bは、共振器30を挟んだ両側に配置されている。第1コンバイナ20aは、レーザユニット10a,10bが出力した励起光を、共振器30の前方の端部(共振器用ファイバ32の前方の端部)に結合させる。第2コンバイナ20bは、レーザユニット10c,10dが出力した励起光を、共振器30の後方の端部(共振器用ファイバ33の後方の端部)に結合させる。
共振器30は、増幅用ファイバ31と、共振器用ファイバ32,33とから構成される。共振器30は、光源装置10から出力された励起光によってレーザ光である信号光を生成する。
増幅用ファイバ31は、1種類又は2種類以上の活性元素が添加されたコアと、コアを覆う第1クラッドと、第1クラッドを覆う第2クラッドと、第2クラッドを覆う保護被覆とを有する。つまり、増幅用ファイバ31は、ダブルクラッドファイバである。コアに添加される活性元素としては、例えばエルビウム(Er)、イッテルビウム(Yb)、或いはネオジム(Nd)等の希土類元素が使用される。これらの活性元素は、励起状態で光を放出する。コア及び第1クラッドとしてはシリカガラス等を用いることができる。第2クラッドとしては、ポリマー等の樹脂を用いることができる。保護被覆としては、アクリル樹脂やシリコーン樹脂等の樹脂材料を用いることができる。
共振器用ファイバ32は、増幅用ファイバ31の前方の端部に融着接続されている。共振器用ファイバ32のコア内には、HR−FBG(High Reflectivity-Fiber Bragg Grating)32aが形成されている。HR−FBG32aは、励起状態にされた増幅用ファイバ31の活性元素が放出する光のうち、信号光の波長の光をほぼ100%の反射率で反射するように調整されている。HR−FBG32aは、その長手方向に沿って一定の周期で高屈折率の部分が繰り返される構造となっている。
共振器用ファイバ33は、増幅用ファイバ31の後方の端部に融着接続されている。共振器用ファイバ33のコア内には、OC−FBG(Output Coupler-Fiber Bragg Grating)33aが形成されている。OC−FBG33aは、HR−FBG32aとほぼ同様の構造を有しているが、HR−FBG32aよりも低い反射率で、光を反射するように調整されている。例えば、OC−FBG33aは、信号光の波長の光に対する反射率が10〜20%程度となるように調整されている。
増幅用ファイバ31内では、HR−FBG32a及びOC−FBG33aで反射した信号光が、増幅用ファイバ31の長手方向で往復する。信号光は、この往復に伴って増幅されてレーザ光(信号光)となる。このように、共振器30内では、光が増幅されて信号光が生成される。
デリバリファイバ40は、共振器30内で生成された信号光を伝送する。デリバリファイバ40は、コアと、コアを囲うクラッドと、クラッドを覆う被覆と備える。デリバリファイバ40としては、例えば、シングルモードファイバを用いることができる。デリバリファイバ40は、例えば、マルチモードファイバであっても、フューモードファイバであっても良い。フューモードファイバが伝播するモードの数は、例えば、2以上25以下である。
出力端50は、デリバリファイバ40の先端に接続されており、デリバリファイバ40によって伝送されてきた信号光を外部に出力する。出力端50は、デリバリファイバ40によって伝送されてきた信号光を透過する柱状体(光透過柱状部材)を備える。この部材は、いわゆるエンドキャップと呼ばれる。
〈光源装置〉
図2は、本発明の一実施形態による光源装置の要部構成を示すブロック図である。図2に示す通り、光源装置10は、4つのレーザユニット10a〜10dを備えており、レーザ装置1の全体的な動作を制御する主制御部CNTによって制御される。レーザユニット10a〜10dは、ほぼ同様の構成であり、1つの電流制御部、2つの位相制御部、2つのLD駆動部、及びLD駆動部に接続されたレーザダイオードをそれぞれ備える。
具体的に、レーザユニット10aは、電流制御部11a、位相制御部12a,12b、LD駆動部13a,13b(駆動部)、及びレーザダイオード14a,14bを備える。レーザユニット10bは、電流制御部11b、位相制御部12c,12d、LD駆動部13c,13d(駆動部)、及びレーザダイオード14c,14dを備える。
また、レーザユニット10cは、電流制御部11c、位相制御部12e,12f、LD駆動部13e,13f(駆動部)、及びレーザダイオード14e,14fを備える。レーザユニット10dは、電流制御部11d、位相制御部12g,12h、LD駆動部13g,13h(駆動部)、及びレーザダイオード14g,14hを備える。
電流制御部11a〜11dは、主制御部CNTの制御の下で制御信号C1を出力して、LD駆動部からレーザダイオードに供給される電流の大きさを制御する。このような制御を行うことで、電流制御部11a〜11dは、レーザユニット10a〜10dからそれぞれ出力されるレーザ光(励起光)のパワーを調整する。尚、制御信号C1は、アナログ信号であり、その電圧の大きさに応じて、LD駆動部からレーザダイオードに供給される電流の大きさが変わる。制御信号C1の電圧は、例えば、0〜数[V]の範囲で変更可能である。
具体的に、電流制御部11aは、LD駆動部13a,13bからレーザダイオード14a,14bにそれぞれ供給される電流Ia,Ibの大きさを個別に制御する。電流制御部11bは、LD駆動部13c,13dからレーザダイオード14c,14dにそれぞれ供給される電流Ic,Idの大きさを個別に制御する。電流制御部11cは、LD駆動部13e,13fからレーザダイオード14e,14fにそれぞれ供給される電流Ie,Ifの大きさを個別に制御する。電流制御部11dは、LD駆動部13g,13hからレーザダイオード14g,14hにそれぞれ供給される電流Ig,Ihの大きさを個別に制御する。
位相制御部12a〜12hは、LD駆動部13a〜13hに対応してそれぞれ設けられており、対応するLD駆動部13a〜13hからレーザダイオードに供給される電流Ia〜Ihの位相をそれぞれ制御する。このような制御を行うのは、レーザユニット10a〜10dから出力される励起光の出力変動を抑えるためである。
ここで、位相制御部12a(主位相制御:マスター)は、LD駆動部13a〜13hからレーザダイオード14a〜14hに供給される全ての電流Ia〜Ihの位相を規定する。位相制御部12aは、電流Ia〜Ihの位相を制御するための変調信号M11〜M18(図3,図5参照)を生成する。尚、変調信号M11〜M18は、最大電圧が数十[V]程度の正弦波状のアナログ信号である。
位相制御部12aは、入力される制御信号C1に変調信号M11を重畳させ、制御信号C2として対応するLD駆動部13aに出力する。また、位相制御部12aは、生成した変調信号M12〜M18を位相制御部12b〜12hにそれぞれ出力する。位相制御部12b〜12h(副位相制御:スレーブ)は、入力される制御信号C1に位相制御部12aから出力される変調信号M12〜M18をそれぞれ重畳させ、制御信号C2として対応するLD駆動部13b〜13hにそれぞれ出力する。
位相制御部12aは、LD駆動部13a〜13hからレーザダイオード14a〜14hに供給される電流Ia〜Ihの位相が不一致となるように、電流Ia〜Ihの位相を規定する。位相制御部12aは、LD駆動部13a〜13hのうちの何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相と、LD駆動部13a〜13hのうちの他の何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相とが一致しないように電流Ia〜Ihの位相を規定しても良い。或いは、位相制御部12aは、LD駆動部13a〜13hの各々からレーザダイオード14a〜14hに供給される全ての電流Ia〜Ihの位相が互いに一致しないように電流Ia〜Ihの位相を規定しても良い。
位相制御部12aは、LD駆動部の数をn(nは2以上の整数)とした場合に、LD駆動部からレーザダイオードに供給される全ての電流の位相として、例えば、以下の(1)式を満たす位相差Δθを有するn個の位相を規定する。
(360°/n)≧Δθ≧(360°/(n/2)) …(1)
位相制御部12aで規定されるn個の位相が、以下の(1)式を満たす位相差Δθを有する場合には、電流Ia〜Ih(リップル電流)の山と山(或いは、谷と谷)とが重なり合うことはない。
本実施形態では、LD駆動部13a〜13hの数は「8」である。このため、位相制御部12aは、LD駆動部13a〜13hからレーザダイオード14a〜14hに供給される全ての電流Ia〜Ihの位相として、45≧Δθ≧22.5なる式を満たす位相差Δθを有する8個の位相を規定する。Δθ=45°である場合に、位相制御部12aによって規定される電流Ia〜Ihの位相は、0°、45°、90°、135°、180°、225°、270°、315°である。Δθ=22.5°である場合に、位相制御部12aによって規定される電流Ia〜Ihの位相は、0°、22.5°、45°、67.5°、90°、112.5°、135°、157.5°である。
LD駆動部13a〜13hは、入力される制御信号C2に基づいて、レーザダイオード14a〜14hをそれぞれスイッチング駆動する。尚、LD駆動部13a〜13hの内部構成については後述する。レーザダイオード14a〜14hは、LD駆動部13a〜13hに対応して設けられており、対応する駆動部13a〜13hによってスイッチング駆動される。尚、レーザダイオード14a〜14hはそれぞれ、1つのレーザダイオード(素子)のみを備えるものであっても良く、例えば、直列接続された複数のレーザダイオード(素子)を備えるものであっても良い。
図3は、本発明の一実施形態による光源装置に設けられるLD駆動部の内部構成を示す回路図である。尚、光源装置10に設けられるLD駆動部13a〜13hは、同様の構成であるため、図3ではLD駆動部13aのみを図示している。また、図3においては、理解を容易にするため、位相制御部12aの内部構成も図示している。
図3に示す通り、位相制御部12aは、変調信号M11〜M18を生成するマイコンMCとミキサMXとを備える。ミキサMXは、電流制御部11aから出力される制御信号C1にマイコンMCで生成された変調信号M11を重畳させるものである。尚、位相制御部12b〜12hは、位相制御部12aのマイコンMCが省略された構成である。位相制御部12b〜12hが備えるミキサMXには、位相制御部12aから出力される変調信号M12〜M18がそれぞれ入力される。
図3に示す通り、LD駆動部13aは、電源61、スイッチング素子62、リアクタ63、コンデンサ64、転流ダイオード65、電流センサ66、バッファ67、及びコンパレータ68を備える。電源61は、直流電源であり、正電極と負電極との間に、レーザダイオード14a、リアクタ63、及びスイッチング素子62の直列回路が接続されている。尚、電源61は、電流制御部11aに設けられていても良い。
スイッチング素子62は、例えば、電解効果トランジスタ(MOSFET:Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、ゲート電極(G)に入力される信号に応じて、ソース電極(S)とドレイン電極(D)との間を開状態又は閉状態にする。ソース電極(S)は電源61の負電極に接続されており、ドレイン電極(D)は、リアクタ63の一端に接続されている。尚、スイッチング素子62としては、電解効果トランジスタ以外に、バイポーラトランジスタを用いることもできる。
リアクタ63の他端は、レーザダイオード14aのカソード電極に接続されている。レーザダイオード14aのアノード電極は、電源61の正電極に接続されている。コンデンサ64は、レーザダイオード14aのアノード電極(電源61の正電極)とグランドとの間に接続されている。転流ダイオード65は、アノード電極がスイッチング素子62とリアクタ63との接続点に接続されており、カソード電極がレーザダイオード14aのアノード電極(電源61の正電極)に接続されている。
電流センサ66は、電源61の正電極とレーザダイオード14aとの間の電流経路に取り付けられており、LD駆動部13aからレーザダイオード14aに供給される電流Iaを検出する。尚、電流センサ66に代えてシャント抵抗を設けて電流Iaを検出するようにしても良い。バッファ67は、制御信号が入力される回路である。コンパレータ68は、バッファ67を介した制御信号C2と、電流センサ66の検出結果とを比較し、その比較結果を示す信号をゲート駆動信号D1としてスイッチング素子62のゲート電極(G)に出力する。
図4は、本発明の一実施形態におけるLD駆動部の各部の信号波形を示す図である。電流制御部11aから出力される制御信号C1は、アナログ信号であり、前述した通り、電圧の大きさに応じて電流Iaの大きさ変わる。このため、制御信号C1は、一定の大きさの電流Iaを出力させる場合には、図4に示す通り、一定の電圧となる。変調信号M11は、正弦波状のアナログ信号である。このため、制御信号C1に対して変調信号M11が重畳された制御信号C2は、図示の波形の信号となる。
図4に示す制御信号C2がLD駆動部13aに入力されると、コンパレータ68において、電流センサ66の検出結果と比較される。電流センサ66の検出結果が制御信号C2よりも小さい場合には、コンパレータ68からスイッチング素子62のゲート電極(G)に対し、「H(ハイ)」レベルのゲート駆動信号D1が出力される。すると、スイッチング素子62のソース電極(S)とドレイン電極(D)との間が開状態になる。これにより、電源61の正電極からレーザダイオード14a、リアクタ63、及びスイッチング素子62を順に介して電源61の負電極に至る経路で電流が流れ、図4に示す通り、LD駆動部13aからレーザダイオード14aに供給される電流Iaは徐々に増大する。
電流Iaが増大していき、電流センサ66の検出結果が制御信号C2と等しくなると、コンパレータ68からスイッチング素子62のゲート電極(G)に対し、「L(ロー)」レベルのゲート駆動信号D1が出力される。すると、スイッチング素子62のソース電極(S)とドレイン電極(D)との間が閉状態になる。これにより、リアクタ63、転流ダイオード65、及びレーザダイオード14aを順に介してリアクタ63に至る経路で電流が流れるが、図4に示す通り、LD駆動部13aからレーザダイオード14aに供給される電流Iaは徐々に減少する。
電流センサ66の検出結果が制御信号C2よりも小さくなると、再びコンパレータ68からスイッチング素子62のゲート電極(G)に対し、「H」レベルのゲート駆動信号D1が出力される。すると、スイッチング素子62のソース電極(S)とドレイン電極(D)との間が開状態になり、図4に示す通り、LD駆動部13aからレーザダイオード14aに供給される電流Iaは徐々に増大する。
そして、電流Iaが増大していき、電流センサ66の検出結果が制御信号C2と等しくなると、コンパレータ68からスイッチング素子62のゲート電極(G)に対し、「L」レベルのゲート駆動信号D1が出力される。すると、スイッチング素子62のソース電極(S)とドレイン電極(D)との間が閉状態になり、図4に示す通り、LD駆動部13aからレーザダイオード14aに供給される電流Iaは徐々に減少する。以降、同様の動作が繰り返し行われる。
このようにして、レーザダイオード14aはLD駆動部13aによりスイッチング駆動され、レーザダイオード14aには、図4に示す電流Ia(リップル電流)が流れる。ここで、図4に示す電流Iaと変調信号M11とを比較すると、変調信号M11が山のときに電流Iaが最大になり、変調信号M11が谷のときに電流Iaが最小になり、電流Iaと変調信号M11とは同位相になっていることが分かる。このように、変調信号M11の位相を制御することで、電流Iaの位相を制御することができる。
図5は、本発明の一実施形態における変調信号の一例を示す図である。図5に示す変調信号M11〜M18は、位相が45°ずつずれている。具体的に、変調信号M11の位相を0°とすると、変調信号M12の位相は45°であり、変調信号M13の位相は90°であり、変調信号M14の位相は135°であり、変調信号M15の位相は180°であり、変調信号M16の位相は225°であり、変調信号M17の位相は270°であり、変調信号M18の位相は315°である。
例えば、図5に示す変調信号M11,M12は、レーザユニット10aの位相制御部12a,12bでそれぞれ用いられるものであり、図5に示す変調信号M13,M14は、レーザユニット10bの位相制御部12c,12dでそれぞれ用いられるものである。また、例えば、図5に示す変調信号M15,M16は、レーザユニット10cの位相制御部12e,12fでそれぞれ用いられるものであり、図5に示す変調信号M17,M18は、レーザユニット10dの位相制御部12g,12hでそれぞれ用いられるものである。
図6は、本発明の一実施形態においてLD駆動部の各々からレーザダイオードに供給される電流の一例を示す図である。図6に示す電流Ia〜Ihは、図5に示す変調信号M11〜M18が、上記の例の通りに用いられる場合のものである。尚、図5に示す変調信号M11〜M18の出力例は、上記の例に制限されることはない。
図6に示す例において、レーザユニット10aのLD駆動部13aから出力される電流Iaの位相を0°とすると、レーザユニット10aのLD駆動部13bから出力される電流Ibの位相は45°である。また、レーザユニット10bのLD駆動部13cから出力される電流Icの位相は、90°であり、レーザユニット10bのLD駆動部13dから出力される電流Idの位相は、135°である。
また、レーザユニット10cのLD駆動部13eから出力される電流Ieの位相は、180°であり、レーザユニット10cのLD駆動部13fから出力される電流Ifの位相は、225°である。また、レーザユニット10dのLD駆動部13gから出力される電流Igの位相は、270°であり、レーザユニット10dのLD駆動部13hから出力される電流Ihの位相は、315°である。
このように、図6に示す例は、レーザユニット10a〜10dの各々に設けられた2つのLD駆動部から出力される電流の位相は45°ずれるように設定されている。また、レーザユニット10a〜10dに設けられたLD駆動部13a〜13gから出力される全ての電流Ia〜Igは、位相が互いに一致しないようにされている。これにより、例えば、電流Ia〜Igの山と山が重なり合ったりすることがないため、励起光の出力変動が抑えられる。
以上の通り、本実施形態では、光源装置10の電流制御部11a〜11dが、LD駆動部13a〜13hからレーザダイオード14a〜14hに供給される電流Ia〜Ihの大きさを制御している。また、光源装置10の位相制御部12a〜12hが、電流Ia〜Ihの位相を制御している。ここで、位相制御部12a〜12hは、電流Ia〜Ihの位相が不一致となるように制御しているため、励起光の出力変動を抑えること(小さくすること)ができる。
また、本実施形態では、励起光の出力変動を抑えることができるため、信号光の出力変動も抑えることができる。これにより、信号光の出力が瞬間的に上昇することによる誘導ラマン散乱(SRS:Stimulated Raman Scattering)光の発生を抑制することができる。尚、誘導ラマン散乱光は信号光を励起源として増幅されることから、誘導ラマン散乱光が発生してしまうと、信号光の出力が瞬間的に低下する。つまり、信号光の出力が瞬間的に上昇すると、誘導ラマン散乱光が発生し、これにより信号光の出力が瞬間的な低下するという現象が生じ得る。本実施形態では、このような現象が発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、励起光の出力変動を抑えることができるため、TMI(Transverse Mode Instability:Thermal modal Instability ともいう)現象の発生を抑制することができる。TMI現象とは、増幅用ファイバに投入する励起光のパワーを増大させていくと、量子欠損に起因した周期的な熱グレーティングが発生する現象である。この現象が生じると、基本モードから高次モードへモード間の結合が生じるため、信号光の出力が抑制されたり、信号光のビーム品質が悪化したりしてしまう。
ここで、TMI現象の発生閾値と励起光の出力変動との間には、相関があることが知られている。例えば、以下の文献には、励起光の出力変動(RIN:Relative Intensity Noise)が、0.5%以上になると、TMI閾値が大きく低下することが示されている。本実施形態では、励起光の出力変動を抑えることができるため、TMI閾値の大幅な低下を招くことはないから、TMI現象の発生を抑制することができる。
文献:Christoph Stihler et al. “Pump-power-noise influence on mode instabilities in high-power fiber laser systems”,2019 Conference on Lasers and Electro-Optics Europe & European Quantum Electronics Conference.
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、光源装置10に設けられた位相制御部12a〜12hのうちの位相制御部12aが、電流Ia〜Ihの位相を規定する機能を有する例について説明したが、この機能は、位相制御部12a〜12hの何れか1つに設けられていれば良い。或いは、電流Ia〜Ihの位相を規定する機能は、位相制御部12a〜12hとは別の部位に設けられていても良い。
また、上記実施形態では、位相制御部12aが変調信号M11〜M18を生成し、生成した変調信号M12〜M18をそれぞれ位相制御部12b〜12hに出力するようにしていた。しかしながら、位相制御部12aが基準となる位相を示す信号(基準信号)を生成し、位相制御部12a〜12hが、基準信号に基づいて変調信号M11〜M18をそれぞれ生成するようにしても良い。このようにする場合には、位相制御部12aから位相制御部12b〜12hに対し、基準信号が出力されることになる。
また、上記実施形態では、位相制御部12a〜12hとLD駆動部13a〜13hとを別の構成として説明した。しかしながら、位相制御部12a〜12hは、LD駆動部13a〜13hの内部に設けられていて、同じ基板に形成されていても良い。また、上記実施形態では、レーザユニット10a〜10dが、2つの位相制御部、2つのLD駆動部、及びLD駆動部に接続されたレーザダイオードをそれぞれ備える例について説明した。しかしながら、レーザユニット10a〜10dは、1つの位相制御部、1つのLD駆動部、及びLD駆動部に接続されたレーザダイオードをそれぞれ備える構成であっても良い。
また、上記実施形態で説明したレーザ装置1は、光源装置10から出力されるレーザ光を、増幅用ファイバ31を励起するための励起光として用いるファイバレーザ装置であったが、レーザ装置は、このようなファイバレーザ装置に制限される訳ではない。例えば、図7に示すレーザ装置とすることもできる。
図7は、レーザ装置の他の構成例を示す図である。尚、図7においては,図1に示した構成と同じ構成については、同一の符号を付してある。図7に示すレーザ装置2は、光源装置10、コンバイナ70(光コンバイナ)、デリバリファイバ40、及び出力端50を備える。コンバイナ70は、光源装置10のレーザユニット10a〜10dが出力したレーザ光を、デリバリファイバ40の前方の端部に結合させるものである。このようなレーザ装置2は、光源装置10から出力されるレーザ光(信号光)をコンバイナ70で結合して出力端50から出力するものである。
また、図1に示すレーザ装置1及び図7に示すレーザ装置2は、1つの出力端50を有するものであったが、出力端50の先にさらに光ファイバ等を接続してもよい。また、出力端50の先にビームコンバイナを接続し、複数のレーザ装置からのレーザ光を束ねるように構成されていてもよい。
また、レーザ装置は、MOPA(Master Oscillator Power Amplifier)方式のファイバレーザ装置であっても良い。更に、レーザ装置は、半導体レーザ(DDL:Direct Diode Laser)やディスクレーザのように、共振器が光ファイバ以外で構成され、共振器から射出されるレーザ光を光ファイバに集光するレーザ装置であっても良い。
1,2…レーザ装置、10…光源装置、11a〜11d…電流制御部、12a〜12h…位相制御部、13a〜13h…LD駆動部、14a〜14h…レーザダイオード、20a…第1コンバイナ、20b…第2コンバイナ、31…増幅用ファイバ、50…出力端、70…コンバイナ、C1…制御信号、Ia〜Ih…電流、M11〜M18…変調信号

Claims (7)

  1. レーザダイオードをスイッチング駆動する複数の駆動部と、
    前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の大きさを制御する電流制御部と、
    前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する位相制御部と、
    を備え、
    前記位相制御部は、前記駆動部のうちの何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相と、前記駆動部のうちの他の何れか1つからレーザダイオードに供給される電流の位相とが一致しないようにする、
    光源装置。
  2. 前記位相制御部は、前記駆動部の各々からレーザダイオードに供給される全ての電流の位相が互いに一致しないようにする、請求項1記載の光源装置。
  3. 前記位相制御部は、前記駆動部に対応して複数設けられており、対応する前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する、請求項1又は請求項2記載の光源装置。
  4. 前記位相制御部の何れか1つは、前記駆動部の各々からレーザダイオードに供給される全ての電流の位相を規定するとともに、対応する前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する主位相制御部であり、
    前記位相制御部の残りは、前記主位相制御部で規定された位相に基づいて、対応する前記駆動部からレーザダイオードに供給される電流の位相を制御する副位相制御部である、
    請求項3記載の光源装置。
  5. 前記主位相制御部は、前記駆動部の数をn(nは2以上の整数)とした場合に、前記駆動部の各々からレーザダイオードに供給される全ての電流の位相として、以下の式を満たす位相差Δθを有するn個の位相を規定する、請求項4記載の光源装置。
    (360°/n)≧Δθ≧(360°/(n/2))
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から出力されるレーザ光を光学的に結合させる光コンバイナと、
    前記光コンバイナで結合されたレーザ光を外部に出力する出力端と、
    を備えるレーザ装置。
  7. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の光源装置と、
    コアに希土類が添加された増幅用ファイバと、
    前記光源装置から出力されるレーザ光を励起光として前記増幅用ファイバに結合させる光コンバイナと、
    前記増幅用ファイバで増幅された光を外部に出力する出力端と、
    を備えるレーザ装置。
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