JP2021150283A - 固体蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部で発生するガスへの対策が施された固体蓄電装置を提供すること。【解決手段】正極系10と負極系30とが交互に積層され、積層方向の投影形状が概略方形を成す固体電池積層体1を有し、正極系及び負極系それぞれは、方形の外周の各辺に沿って延びた4つの密閉部材13、14、15、16で囲んで内部を密閉す密閉枠17が設けられ、密閉枠は、外周3辺の密閉部材13、14、15が連なった三方密閉部材18と開放側を閉止する閉止密閉部材19とを有し、正極系及び負極系の少なくとも一方における三方密閉部材及び閉止密閉部材の少なくとも一方に外部と連通する通気部2(溝部3、スリット4、溝状部5)が設けられている固体蓄電装置。【選択図】図4
Description
本発明は、固体蓄電装置に関する。
正極系と負極系を接続する界面に固体電解質を配し、充放電時における正極系と負極系のイオンの授受をこの固体電解質を介して行うようにした固体蓄電装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、全固体電池積層体の側面を樹脂層で被覆する形態の固体蓄電装置おいて、全固体電池積層体と樹脂層との接着性を向上させる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2における提案では、正極集電体層及び負極集電体層のうちの少なくとも一層の少なくとも一方の面に、隣接する他層と重なる部分としての積層部と当該他層よりも延び出た延出部とを設けている。延出部の表面粗さを粗くして全固体電池積層体と樹脂層との接着性を確保している。
近年、この種の固体蓄電装置では、正極系と負極系の内部の反応で発生するガスが固体蓄電装置内に留まり電極構造の破壊を招来する虞があることが判明した。
特許文献1や特許文献2における固体電池装置では、上述のような内部で発生するガスへの対策に関する技術は提案されていない。
特許文献1や特許文献2における固体電池装置では、上述のような内部で発生するガスへの対策に関する技術は提案されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされものであり、内部で発生するガスへの対策が施された固体蓄電装置を提供すること目的とする。
(1)対面する2つの固体電解質層(例えば、後述する固体電解質層20,20)間に正極活物質層(例えば、後述する正極活物質層11)が配され前記正極活物質層に正極集電体層(例えば、後述する正極集電体層12)が接して配された正極系(例えば、後述する正極10)と、負極活物質層(例えば、後述する負極活物質層31)が配され前記負極活物質層に負極集電体層(例えば、後述する負極集電体層32)が接して配された負極系(例えば、後述する負極30)とが交互に積層され、積層方向の投影形状が概略方形を成す固体電池積層体(例えば、後述する固体電池積層体1)を有し、
前記正極系及び前記負極系それぞれは、方形の外周の各辺に沿って延びた4つの密閉部材(例えば、後述する4つの密閉部材13、14、15、16)で囲んで内部を密閉する密閉枠(例えば、後述する密閉枠17)が設けられ、
前記密閉枠は、前記外周に沿う3辺の密閉部材が連なった三方密閉部材(例えば、後述する三方密閉部材18)と前記三方密閉部材の開放側を閉止するように配される閉止密閉部材(例えば、後述する閉止密閉部材19)とを有し、
前記正極系及び前記負極系の少なくとも一方における前記三方密閉部材及び前記閉止密閉部材の少なくとも一方に外部と連通する通気部(例えば、後述する通気部2)が設けられている、
固体蓄電装置。
前記正極系及び前記負極系それぞれは、方形の外周の各辺に沿って延びた4つの密閉部材(例えば、後述する4つの密閉部材13、14、15、16)で囲んで内部を密閉する密閉枠(例えば、後述する密閉枠17)が設けられ、
前記密閉枠は、前記外周に沿う3辺の密閉部材が連なった三方密閉部材(例えば、後述する三方密閉部材18)と前記三方密閉部材の開放側を閉止するように配される閉止密閉部材(例えば、後述する閉止密閉部材19)とを有し、
前記正極系及び前記負極系の少なくとも一方における前記三方密閉部材及び前記閉止密閉部材の少なくとも一方に外部と連通する通気部(例えば、後述する通気部2)が設けられている、
固体蓄電装置。
(2)前記通気部は、前記閉止密閉部材に設けたスリット(例えば、後述するスリット4)により形成されている、(1)に記載の固体蓄電装置。
(3)前記通気部は、前記三方密閉部材と前記閉止密閉部材との両者の少なくとも一方における前記両者が接触する対向部位に形成されている、(1)に記載の固体蓄電装置。
(4)前記通気部は、前記正極系の、前記三方密閉部材と前記閉止密閉部材との両者の少なくとも一方における前記両者が接触する対向部位に形成されている、(3)に記載の固体蓄電装置。
(5)前記通気部は、前記閉止密閉部材に前記正極集電体層及び前記負極集電体層の少なくとも一方が外部に延出する方向に延びるように形成されている、(1)から(4)の何れかに記載の固体蓄電装置。
(6)前記正極系と前記負極系の少なくとも一方に、電解液が密閉されている、(1)から(5)の何れかに記載の固体蓄電装置。
(4)前記通気部は、前記正極系の、前記三方密閉部材と前記閉止密閉部材との両者の少なくとも一方における前記両者が接触する対向部位に形成されている、(3)に記載の固体蓄電装置。
(5)前記通気部は、前記閉止密閉部材に前記正極集電体層及び前記負極集電体層の少なくとも一方が外部に延出する方向に延びるように形成されている、(1)から(4)の何れかに記載の固体蓄電装置。
(6)前記正極系と前記負極系の少なくとも一方に、電解液が密閉されている、(1)から(5)の何れかに記載の固体蓄電装置。
(1)の固体蓄電装置では、正極系及び負極系の少なくとも一方における三方密閉部材及び閉止密閉部材の少なくとも一方に外部と連通する通気部が設けられている。この通気部を通って内部で発生するガスが固体蓄電装置の外部に逃げるため、電極構造の破壊等の不具合が未然に防止される。
(2)の固体蓄電装置では、閉止密閉部材に設けたスリットで通気部を形成するという簡単な構成で、固体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(3)の固体蓄電装置では、三方密閉部材と閉止密閉部材との両者の少なくとも一方における前記両者が接触する対向部位に通気部が形成されているため、三方密閉部材及び閉止密閉部材の強度を維持しつつ、固体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(4)の固体蓄電装置では、通気部は、正極系の、三方密閉部材と閉止密閉部材との両者の少なくとも一方における両者が接触する対向部位に形成されているため、ガスの発生量が相対的に多い正極系側において、固体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(5)の固体蓄電装置では、通気部は、閉止密閉部材に正極集電体層及び負極集電体層の少なくとも一方が外部に延出する方向に延びるように形成されているため、通気部の全長が比較的短い構成を採ることが可能になり、体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(6)正極または負極の一方に電解質を密閉して一体化することで、重ね合わせだけで固体蓄電池を製造することが可能となるため、製造が容易になる。
(4)の固体蓄電装置では、通気部は、正極系の、三方密閉部材と閉止密閉部材との両者の少なくとも一方における両者が接触する対向部位に形成されているため、ガスの発生量が相対的に多い正極系側において、固体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(5)の固体蓄電装置では、通気部は、閉止密閉部材に正極集電体層及び負極集電体層の少なくとも一方が外部に延出する方向に延びるように形成されているため、通気部の全長が比較的短い構成を採ることが可能になり、体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(6)正極または負極の一方に電解質を密閉して一体化することで、重ね合わせだけで固体蓄電池を製造することが可能となるため、製造が容易になる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1Aは、本発明の一実施形態としての固体蓄電装置における固体電池積層体の概念的構成を示す斜視図である。図1Aでは、後述する何れも概略平盤状の正極系及び負極系の主面方向をX―Y平面方向とし、積層方向をZ方向と想定している。
図1Bは、図1Aの固体蓄電装置を図示のY方向視した側面図である。
図1A及び図1Bの固体電池積層体1について、図8及び図9を併せ参照して説明する。
図8は、固体電池積層体1の構成要素である正極系10の製造過程の一つの段階を示す概念図である。
図9は、固体蓄電装置を構成する固体電池積層体1の製造過程の一つの段階を示す概念図である。
正極系10は、対面する2つの固体電解質層20,20間に正極活物質層11および電解質(電解液)が挿入されて構成される。正極活物質層11に正極集電体層12が沿うように接して配される。同様に、負極系30は、対面する2つの固体電解質層20,20間に負極活物質層31および電解質(電解液)が挿入されて構成される。負極活物質層31に負極集電体層32が沿うように接して配される。図9に示されるように、正極系10と負極系30とが交互に複数積層されて、図1Aの固体電池積層体1が構成される。固体電池積層体1は、正極系10と負極系30との積層における積層方向(図1AにおけるZ方向)での投影形状が概略方形を成す。
図1Aは、本発明の一実施形態としての固体蓄電装置における固体電池積層体の概念的構成を示す斜視図である。図1Aでは、後述する何れも概略平盤状の正極系及び負極系の主面方向をX―Y平面方向とし、積層方向をZ方向と想定している。
図1Bは、図1Aの固体蓄電装置を図示のY方向視した側面図である。
図1A及び図1Bの固体電池積層体1について、図8及び図9を併せ参照して説明する。
図8は、固体電池積層体1の構成要素である正極系10の製造過程の一つの段階を示す概念図である。
図9は、固体蓄電装置を構成する固体電池積層体1の製造過程の一つの段階を示す概念図である。
正極系10は、対面する2つの固体電解質層20,20間に正極活物質層11および電解質(電解液)が挿入されて構成される。正極活物質層11に正極集電体層12が沿うように接して配される。同様に、負極系30は、対面する2つの固体電解質層20,20間に負極活物質層31および電解質(電解液)が挿入されて構成される。負極活物質層31に負極集電体層32が沿うように接して配される。図9に示されるように、正極系10と負極系30とが交互に複数積層されて、図1Aの固体電池積層体1が構成される。固体電池積層体1は、正極系10と負極系30との積層における積層方向(図1AにおけるZ方向)での投影形状が概略方形を成す。
図2は、上述の固体電池積層体1の正極系10の一例を示す平面図である。正極系10は、方形の外周の各辺に沿って延びた4つの密閉部材13、14、15、16で囲んで内部を密閉する密閉枠17が設けられる。密閉枠17は、外周に沿う3辺の密閉部材13、14、15が連なった三方密閉部材18と、三方密閉部材18の開放側を閉止するように配される閉止密閉部材19とを有して構成される。密閉部材13、14、15、16は、PP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂などの耐薬品性に優れ、接着性、密閉性に優れた材料により構成される。
閉止密閉部材19は、密閉枠17における一つの密閉部材16である。図2の平面視では、正極活物質層11が密閉枠17によって囲まれた形を呈している。また、密閉部材16(閉止密閉部材19)から外部に向けて正極集電体層12が延び出た形を呈している。
負極系30についても、方形の外周の各辺に沿って延びた4つの密閉部材で囲んで内部を密閉する密閉枠が設けられる点は、正極系10と同様である。また、密閉枠は、外周に沿う3辺の密閉部材が連なった三方密閉部材と、三方密閉部材の開放側を閉止するように配される閉止密閉部材とを有して構成される点も、正極系10と同様である。このため、負極系30における密閉枠を有する構成を表す図については、図2及び、本実施形態との比較例である図10及び図11を適宜援用する。なお、図9の通り、負極系30では負極集電層32の導出方向が正極系10における正極集電体層12の導出方向とは逆方向になる。
本発明の固体蓄電装置では、正極系10と負極系30は、少なくとも一方が密閉されていればよいが、双方が密閉されていると、より好ましい。
上述の密閉枠17は、図1Aにて想定したX―Y平面への投影形状、即ち、上述の積層方向への投影形状で見ると、三方密閉部材18は概略U字状或いはC字状を呈し、この形状の開放側が閉止密閉部材19で閉止される。また、三方密閉部材18を構成する各密閉部材13,14,15、及び閉止密閉部材19のX―Y平面への投影形状、即ち、上述の積層方向への投影形状は、何れも、概ね方形である。
なお、三方密閉部材18の一つの密閉部材(13又は15)と閉止密閉部材19とは、それらが熱溶着により接合される接合構造を有する。このため、振動等に対する耐力が高く、この接合構造を有する固体電池積層体1でなる固体蓄電装置は、電気自動車等の移動体における電気エネルギー源として用いるに良く適合する。
なお、三方密閉部材18の一つの密閉部材(13又は15)と閉止密閉部材19とは、それらが熱溶着により接合される接合構造を有する。このため、振動等に対する耐力が高く、この接合構造を有する固体電池積層体1でなる固体蓄電装置は、電気自動車等の移動体における電気エネルギー源として用いるに良く適合する。
本実施形態では、三方密閉部材18の開放側を閉止密閉部材19で閉止しつつも、密閉枠17内で発生したガスを逃がすための通気部2が設けられている。通気部2は、三方密閉部材18を構成する3つの密閉部材13,14,15のうち並行に配置される密閉部材13及び15の各左端部131及び151の近傍と、閉止密閉部材19の他端部192及び一端部191のうち、少なくともいずれか一つの部位に形成した溝部3として形成されている。この通気部2(溝部3)は、図2及びその部分拡大図である図3に一つの具体例が示されている。
図2及び図3の例では、三方密閉部材18のうち並行する密閉部材13及び15の各端部(図では左端部)における閉止密閉部材19の端面への対向面に溝部3が形成されている。なお、図示のように正極集電体層12が閉止密閉部材19から外部に延出している。
換言すれば、通気部2(溝部3)は、三方密閉部材18と閉止密閉部材19との両者の一方である三方密閉部材18(その密閉部材13,15)における両者が接触する対向部位に形成されている。
図3には、密閉部材15の左端部151近傍が部分拡大図として示されている。密閉部材15の左端部151近傍における閉止密閉部材19の端部(図では下端部)との対向面に、密閉部材15の厚み方向に一定の深さで溝部3が形成されている。即ち、密閉部材15には、溝部3によって密閉枠17の外部と連通する通気部2が形成されている。この通気部2は、閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に延出する方向に沿って延びている。
三方密閉部材18の密閉部材13についても、密閉部材15におけると同様に、密閉部材13の端部(図では左端部131)における閉止密閉部材19の端面への対向面に密閉部材13の厚み方向に一定の深さで溝部3が形成されている。即ち、密閉部材13には、溝部3によって密閉枠17の外部と連通する通気部2が形成されている。
図4及び図5には、密閉枠17の外部と連通する通気部2の他の例が示されている。
図4は、正極系の構成要素の一例を示す斜視図である。図5は、図4の構成要素の平面図である。図4及び図5では、密閉枠17(図2)を構成する三方密閉部材18と閉止密閉部材19のうち、閉止密閉部材19が図示されている。閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に導出されている。図4及び図5の例では、閉止密閉部材19の長手方向の略中央位置に、閉止密閉部材19を幅方向に横断するようにスリット4が形成されている。即ち、このスリット4によって密閉枠17の外部と連通する通気部2が形成されている。この通気部2は、閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に延出する方向に沿って延びている。
図4は、正極系の構成要素の一例を示す斜視図である。図5は、図4の構成要素の平面図である。図4及び図5では、密閉枠17(図2)を構成する三方密閉部材18と閉止密閉部材19のうち、閉止密閉部材19が図示されている。閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に導出されている。図4及び図5の例では、閉止密閉部材19の長手方向の略中央位置に、閉止密閉部材19を幅方向に横断するようにスリット4が形成されている。即ち、このスリット4によって密閉枠17の外部と連通する通気部2が形成されている。この通気部2は、閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に延出する方向に沿って延びている。
図6及び図7には、密閉枠17(図2)の外部と連通する通気部2の更に他の例が示されている。
図6は、正極系の構成要素の他の一例を示す斜視図である。図7は、図6の構成要素の部分拡大破断斜視図である。図6及び図7では、密閉枠17(図2)を構成する三方密閉部材18と閉止密閉部材19のうち、閉止密閉部材19が図示されている。閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に導出されている。図6及び図7の例では、閉止密閉部材19の長手方向の一端部191及び他端部192に、閉止密閉部材19を幅方向に横断するように溝状部5が形成されている。即ち、この溝状部5によって密閉枠17(図2)の外部と連通する通気部2が形成されている。この通気部2は、閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に延出する方向に沿って延びている。
図6は、正極系の構成要素の他の一例を示す斜視図である。図7は、図6の構成要素の部分拡大破断斜視図である。図6及び図7では、密閉枠17(図2)を構成する三方密閉部材18と閉止密閉部材19のうち、閉止密閉部材19が図示されている。閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に導出されている。図6及び図7の例では、閉止密閉部材19の長手方向の一端部191及び他端部192に、閉止密閉部材19を幅方向に横断するように溝状部5が形成されている。即ち、この溝状部5によって密閉枠17(図2)の外部と連通する通気部2が形成されている。この通気部2は、閉止密閉部材19から正極集電体層12が外部に延出する方向に沿って延びている。
換言すれば、通気部2(溝状部5)は、三方密閉部材18と閉止密閉部材19との両者の一方である閉止密閉部材19(その端部191,192)における両者が接触する対向部位に形成されている。
なお、上述の密閉枠17(図2)を構成する三方密閉部材18、および閉止密閉部材19は、部材の上面および下面で固体電解質層20と熱溶着により接着される。ここで、上面とは、固体電池積層体1の積層方向で上方の面であり、下面とは、固体電池積層体1の積層方向で下方の面である。
図8及び図9については、図1Aにこれらの図を併せ参照して固体電池積層体1について説明した。既述の説明では、便宜上、正極系10の下に負極系30が積層されて、このように、正極系10と負極系30とが交互に複数積層される趣旨にて説明した。しかしながら、上述の説明は、正極と負極との積層順を規定する趣旨ではない。負極系30の下に正極系10が積層されて、この形態での交互の積層体が複数積層され得る。また、正極を固体電解質で挟んで封止したものを負極と積層してもよい。また、負極と固体電解質と、固体電解質と負極を、上述の順に重ねて封止したものを積層することもできる。なお、積層体の最下面と最上面の構造は中間で積層される周期構造とは異なるプロセスが適用される。
次に、本発明の実施形態の固体蓄電装置の作用効果について比較例の固体蓄電装置との対比において説明する。
図10は、本発明の実施形態に対する比較例としての固体蓄電装置を構成する正極系の一例を示す平面図である。また、図11は、図10の部分拡大図である。図10及び図11において、図2及び図3との対応部には同一の符号を附している。
図10は、本発明の実施形態に対する比較例としての固体蓄電装置を構成する正極系の一例を示す平面図である。また、図11は、図10の部分拡大図である。図10及び図11において、図2及び図3との対応部には同一の符号を附している。
図10及び図11において、閉止密閉部材19の一端部191及び他端部192はそれぞれフラットな面をなしている。閉止密閉部材19の下端部191のフラットな面が、密閉部材15の左端部151近傍側面のフラットな面に当接する。同様に、閉止密閉部材19の他端部192のフラットな面が、密閉部材13の左端部131近傍側面のフラットな面に当接する。これら当接した箇所で、閉止密閉部材19と密閉部材15とが接合され、閉止密閉部材19と密閉部材13とが接合される。接合面はフラットなものであるため、密閉枠17の内部で発生したガスを外部に逃がす通気部がない。換言すれば、本発明の実施形態では、適所に通気部2が設けられているため、密閉枠17の内部で発生したガスをこの通気部2を通して外部に逃がすことができる。このため、電極構造の破壊等の不具合が未然に防止される。
図12は、本発明の実施形態としての固体蓄電装置の密閉枠を構成する三方密閉部材に係る変形例を示す斜視図である。
図13は、図12の三方密閉部材におけるシート状部材を固体電解質層の側面に熱溶着する様子を示す図である。
図13は、図12の三方密閉部材におけるシート状部材を固体電解質層の側面に熱溶着する様子を示す図である。
図12及び図13の三方密閉部材18における密閉部材15は、密閉枠17をなす構成要素である密閉部材本体部150の上端外縁側から上方に延び出たシート状部材150aと密閉部材本体部150の下端外縁側から下方に延び出たシート状部材150bを有する。ここに、上方とは、固体電池積層体1の積層方向で上方の意であり、下方とは、固体電池積層体1の積層方向で下方の意である。密閉部材15における密閉部材本体部150とシート状部材150aと150bとはPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)により構成され、一体的につながっている。シート状部材150aと150bは自重で密閉枠17の内方に撓う程度の薄さである。
シート状部材150aは、閉止密閉部材19(図2)の上端外縁側や備わっていてもよいし、シート状部材150bは、閉止密閉部材19の下端外縁側に備わっていてもよい。
上記シート状部材150aおよび150bの上方方向および下方方向の長さは、固体電解質層20の厚みと密閉部材15の短手方向の幅を足し合せた長さより短いと好ましく、固体電解質層20の厚みより短いとより好ましい。
本実施形態の固体蓄電装置によれば、以下の効果を奏する。
(1)の固体蓄電装置では、正極系10及び負極系30の少なくとも一方における三方密閉部材18及び閉止密閉部材19の少なくとも一方に外部と連通する通気部2が設けられている。この通気部2を通って密閉枠17の内部で発生するガスが固体蓄電装置の外部に逃げるため、電極構造の破壊等の不具合が未然に防止される。
(1)の固体蓄電装置では、正極系10及び負極系30の少なくとも一方における三方密閉部材18及び閉止密閉部材19の少なくとも一方に外部と連通する通気部2が設けられている。この通気部2を通って密閉枠17の内部で発生するガスが固体蓄電装置の外部に逃げるため、電極構造の破壊等の不具合が未然に防止される。
(2)の固体蓄電装置では、閉止密閉部材19に設けたスリット4で通気部2を形成するという簡単な構成で、固体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(3)の固体蓄電装置では、三方密閉部材18と閉止密閉部材19との両者の少なくとも一方における両者が接触する対向部位に通気部2が形成されているため、三方密閉部材18及び閉止密閉部材19の強度を維持しつつ、固体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(4)の固体蓄電装置では、通気部2は、正極系10の、三方密閉部材18と閉止密閉部材19との両者の少なくとも一方における両者が接触する対向部位に形成されているため、ガスの発生量が相対的に多い正極系10側において、固体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
(5)の固体蓄電装置では、通気部2は、閉止密閉部材19に正極集電体層12及び負極集電体層32の少なくとも一方が外部に延出する方向に延びるように形成されているため、通気部2の全長が比較的短い構成を採ることが可能になり、固体蓄電装置の内部で発生するガスを効果的に外部に逃がすことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限られない。本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜変更してもよい。例えば、上述の例では、通気部を構成する溝部、スリット、溝状部は、一箇所に一条設けたが、比較的細い(浅い)ものを各該当箇所に複数条並行に設けてもよい。
1…固体電池積層体
2…通気部
3…溝部
4…スリット
5…溝状部
10…正極(正極系)
11…正極活物質層
12…正極集電体層
13、14、15、16…密閉部材
17…密閉枠
18…三方密閉部材
19…閉止密閉部材
20…固体電解質層
30…負極(負極系)
31…負極活物質層
32…負極集電体層
2…通気部
3…溝部
4…スリット
5…溝状部
10…正極(正極系)
11…正極活物質層
12…正極集電体層
13、14、15、16…密閉部材
17…密閉枠
18…三方密閉部材
19…閉止密閉部材
20…固体電解質層
30…負極(負極系)
31…負極活物質層
32…負極集電体層
Claims (6)
- 対面する2つの固体電解質層間に正極活物質層が配され前記正極活物質層に正極集電体層が接して配された正極系と、負極活物質層が配され前記負極活物質層に負極集電体層が接して配された負極系とが交互に積層され、積層方向の投影形状が概略方形を成す固体電池積層体を有し、
前記正極系及び前記負極系それぞれは、方形の外周の各辺に沿って延びた4つの密閉部材で囲んで内部を密閉する密閉枠が設けられ、
前記密閉枠は、前記外周に沿う3辺の密閉部材が連なった三方密閉部材と前記三方密閉部材の開放側を閉止するように配される閉止密閉部材とを有し、
前記正極系及び前記負極系の少なくとも一方における前記三方密閉部材及び前記閉止密閉部材の少なくとも一方に外部と連通する通気部が設けられている、
固体蓄電装置。 - 前記通気部は、前記閉止密閉部材に設けたスリットにより形成されている、請求項1に記載の固体蓄電装置。
- 前記通気部は、前記三方密閉部材と前記閉止密閉部材との両者の少なくとも一方における前記両者が接触する対向部位に形成されている、請求項1に記載の固体蓄電装置。
- 前記通気部は、前記正極系の、前記三方密閉部材と前記閉止密閉部材との両者の少なくとも一方における前記両者が接触する対向部位に形成されている、請求項3に記載の固体蓄電装置。
- 前記通気部は、前記閉止密閉部材に前記正極集電体層及び前記負極集電体層の少なくとも一方が外部に延出する方向に延びるように形成されている、請求項1から4の何れか一項に記載の固体蓄電装置。
- 前記正極系と前記負極系の少なくとも一方に、電解液が密閉されている、請求項1から5の何れか一項に記載の固体蓄電装置。
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