JP2021149771A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘルプコンテンツを適切に画像形成装置に提供すること。【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、ネットワークを介して複数の画像形成装置に接続され、ヘルプコンテンツの登録指示とヘルプコンテンツの状態を示す状態情報とヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを端末装置から受け付ける受付部と、状態情報と識別情報とをヘルプコンテンツと対応付けて管理する管理部と、複数の画像形成装置各々からのヘルプの要求に応じてヘルプコンテンツを提供する提供部と、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの状態情報が仮である場合、画像形成装置から送信された機器情報と識別情報とに基づいて、画像形成装置にヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断部と、を備え、提供部は、判断部の判断結果に基づいて、画像形成装置に、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツを送信すること、を特徴とする。【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、例えば、画像形成装置において、過去にユーザにて同様の困り事がありコールセンターへの問い合わせにより解決した事例があったとしても、すぐに当該事例が共有されないことがある。このため、画像形成装置におけるヘルプ機能では、別のユーザにより困り事があった場合に、当該別のユーザが求めているヘルプコンテンツが存在せず、困り事が解決できず同様の問い合わせが何度も発生するという問題があった。
このため、ヘルプコンテンツ(FAQ)の作成から公開までの期間の短縮化及び情報の信頼性を向上することで顧客満足度の向上をする目的で、ヘルプデスクサーバ、および、作業に関連する担当者が操作する端末が同一ネットワーク上に接続される構成が開示されている(特許文献1)。また、ヘルプコンテンツが外部の装置に保存されている機器において、画像形成装置の機種に対応するヘルプコンテンツを取得する構成が開示されている(特許文献2)。
しかしながら、従来の方法では、ヘルプコンテンツを適切に画像形成装置に提供できない可能性がある。例えば、一部の画像形成装置に関する困り事に基づくヘルプコンテンツを、まず該当する画像形成装置に提供し、他の画像形成装置での検証を行ってから順次提供するような場合に、最初から他の画像形成装置に提供することが適切でないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ヘルプコンテンツを適切に画像形成装置に提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ヘルプコンテンツの登録指示と、前記ヘルプコンテンツの状態を示す状態情報と、前記ヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを、端末装置から受け付ける受付部と、前記状態情報と、前記識別情報とを、前記ヘルプコンテンツと対応付けて管理する管理部と、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置のそれぞれからのヘルプの要求に応じて、前記ヘルプコンテンツを提供する提供部と、前記ヘルプを要求した画像形成装置に関する前記状態情報が仮である場合、前記ヘルプを要求した画像形成装置から送信された前記画像形成装置の機器情報と前記識別情報とに基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に前記ヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断部と、を備え、前記提供部は、前記判断部の判断結果に基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に、前記ヘルプの要求に対応する前記ヘルプコンテンツを送信すること、を特徴とする。
本発明によれば、ヘルプコンテンツを適切に画像形成装置に提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態に係る情報処理システムの概略的な全体構成の一例を示すシステム構成図である。 図2は、実施の形態に係り、複数の画像形成装置のそれぞれを実現するMFPの詳細なハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。 図3は、実施の形態に係り、情報処理システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係り、登録シーケンスの一例を示すシーケンス図である。 図6は、実施の形態に係り、ヘルプコンテンツの管理テーブルの一例を示す図である。 図7は、実施の形態に係り、ヘルプコンテンツ表示シーケンスの一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施の形態に係り、ヘルプキーを有する表示内容が操作部に表示された一例を示す図である。 図9は、実施の形態に係り、ヘルプコンテンツ画面の一例を示す図である。 図10は、実施の形態に係り、公開判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る情報処理システム1の概略的な全体構成の一例を示すシステム構成図である。情報処理システム1は、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)と、ネットワークを介して複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)に接続された情報処理装置(ヘルプコンテンツ管理サーバ)30と、ネットワークを介して情報処理装置30に接続される端末装置(PC)20と、コールセンターに設けられネットワークに接続されたコールセンター端末装置(PC)40とを有する。複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれは、例えば、MFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer)により実現される。情報処理装置30は、ネットワークを介して複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)に接続され、サーバとして実現される。以下、ネットワークを介して情報処理装置30に接続される端末装置(PC)20を、ヘルプコンテンツ作成端末と呼ぶ。
図2は、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれを実現するMFP900の詳細なハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。図2に示されているように、画像形成装置10は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM−P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM−C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、画像形成装置10の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM−P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM−P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM−P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、DVD、フラッシュメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、RAM902bに記憶されているプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、RAM902bに記憶されているプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDDコントローラ908およびMEM−C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM−C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM−C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931及びプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル940bを備えている。コントローラ910は、画像印刷装置9全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
プリンタ部932は、電子写真方式によって画像を形成する。また、プリンタ部932は、Y、M、C、Kの通常のトナー(通常の消費材)により画像形成に加えて、IR(Infrared Rays/赤外線)トナー(特殊な消費材)による画像形成も可能である。
なお、プリンタ部932は、上述したような電子写真方式によって画像を形成するものに限るものではなく、インクジェット方式によって画像を形成するものであってもよいし、インクリボンを用いたドットインパクト方式によって画像を形成するものであってもよい。
なお、画像形成装置10は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
図3は、情報処理システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。MFP900は、読取部101と、CPU102と、ROM103と、RAM104と、操作部105と、印刷部106と、画像メモリ107と、HDD108と、NIC109とを有する。読取部101と、CPU102と、ROM103と、RAM104と、操作部105と、印刷部106と、画像メモリ107と、HDD108と、NIC109とは、バス150を介して電気的に接続されている。読取部101と、CPU102と、ROM103と、RAM104と、操作部105と、印刷部106と、画像メモリ107と、HDD108と、NIC109とは、例えば、図2に示すMFP900におけるスキャナ部931と、CPU901と、ROM902aと、RAM902bと、操作パネル940と、プリンタ部932と、MEM−C907と、HD909と、ネットワークI/F950とに、それぞれ対応する。操作部105は、MFP900を利用する利用者がMFP900の操作を行うためのGUIを備えた端末に相当する。
図3に示すPC20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD204と、NIC205とを有する。CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD204と、NIC205とは、バス250を介して電気的に接続されている。図3に示すサーバ30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、HDD304と、NIC305とを有する。CPU301と、ROM302と、RAM303と、HDD304と、NIC305とは、バス350を介して電気的に接続されている。CPU(102、201、301)は、例えば、画像や情報の処理を行う演算装置に相当する。ROM(103、202、302)は、例えば、プログラムやデータを保存する読み出し専用の記憶装置に相当する。RAM(104、203、303)は、例えば、プログラムやデータを読み書きするための記憶装置に相当する。HDD(108、204、304)は、例えば、画像データや設定データを保存する記憶装置に相当する。NIC(109、205、305)は、例えば、機器をネットワーク接続するための通信装置に相当する。LAN500は、図1におけるネットワークに相当する。
図4は、情報処理システム1の機能構成の一例を示す図である。図4に示す画像形成装置10は、図3におけるMFP900により実現される。図4に示すヘルプコンテンツ作成端末20は、図4におけるPC20により実現される。図4に示すヘルプコンテンツ管理サーバ30は、図3におけるサーバ30により実現される。
図4に示す画像形成装置10における操作部11は、図3における操作部105によって実現される。操作部11は、ユーザが画像形成装置10に対する設定をしたり、画像形成装置10の処理状態を表示したりするためのユーザインタフェースに相当する。
図4に示す画像形成装置10におけるヘルプ対応アプリ12は、図3におけるCPU102とROM103とRAM104とによって実現される。ヘルプ対応アプリ12は、コピー、スキャナー、ファクスなどの機能を実現するためのプログラムであって、特にヘルプ機能に対応したプログラムに相当する。
図4に示す画像形成装置10におけるヘルプコンテンツ表示手段13は、図3におけるCPU102とROM103とRAM104とによって実現される。ヘルプコンテンツ表示手段13は、ヘルプコンテンツを表示するための表示アプリである。ヘルプコンテンツは、例えば、ユーザから要求されたヘルプ(困り事)に対して、ユーザが自己解決するためのコンテンツに相当する。ヘルプコンテンツ表示手段13は、例えば、マークアップ言語の1種であるhtml(HyperText Markup Language)で作成されたヘルプコンテンツを表示するためのブラウザーアプリに相当する。
図4に示す画像形成装置10における機器情報管理手段14は、図3におけるCPU102とROM103とRAM104とによって実現される。機器情報管理手段14は、画像形成装置10のシステム状態や、機器情報などを管理する。
図4に示す画像形成装置10におけるヘルプ表示制御手段15は、図3におけるCPU102とROM103とRAM104とによって実現される。ヘルプ表示制御手段15は、ユーザによりヘルプ機能が利用された際、ユーザが利用しているアプリケーションの性質、状態に応じて、適切なヘルプコンテンツを判断し、操作部11に対して表示制御を実行する。
図4に示す画像形成装置10における記憶手段16は、図3におけるHDD108によって実現される。記憶手段16は、機器情報や、ジョブ実行のためのデータを記憶する。機器情報は、例えば、当該画像形成装置10における機器IDと、当該画像形成装置10の機種名と、当該画像形成装置10の仕向け先(地域名や国名などの出荷先)とを有する。
図4に示す画像形成装置10におけるデータ送受信手段17は、図3おけるNIC109によって実現される。データ送受信手段17は、ネットワーク環境を通して、ヘルプコンテンツ管理サーバ30、ヘルプコンテンツ作成端末20、およびコールセンター端末装置40等の外部装置に対して、各種データを送受信する。
図4に示すヘルプコンテンツ作成端末20におけるヘルプコンテンツ作成手段21は、図3におけるCPU201とROM202とRAM203とによって実現される。ヘルプコンテンツ作成手段21は、ヘルプコンテンツを作成するツール(アプリ等)によりヘルプコンテンツを作成する。
図4に示すヘルプコンテンツ作成端末20における記憶手段22は、図3に示すHDD204によって実現される。記憶手段22は、ヘルプコンテンツ作成手段21により作成されたヘルプコンテンツを記憶する。
図4に示すヘルプコンテンツ作成端末20におけるデータ送受信手段23は、図3に示すNIC205によって実現される。データ送受信手段23は、ネットワーク環境を通して、ヘルプコンテンツ管理サーバ30、ヘルプコンテンツ作成端末20、およびコールセンター端末装置40等の外部装置に対して、ヘルプコンテンツを送受信する。
図4に示すヘルプコンテンツ管理サーバ30におけるヘルプコンテンツ管理手段31は、図3に示すCPU301とROM302とRAM303とによって実現される。ヘルプコンテンツ管理手段31は、画像形成装置10に表示するためのヘルプコンテンツを管理し、画像形成装置10からの要求に対してヘルプコンテンツを提供する。具体的には、ヘルプコンテンツ管理手段31は、管理部311と判断部312とを有する。
管理部311は、後述の受付部331により受け付けたヘルプコンテンツの状態を示す状態情報およびヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報を、ヘルプコンテンツ作成端末20により作成されたヘルプコンテンツと対応付けて管理する。ヘルプコンテンツの状態とは、例えば、正式に公開されているヘルプコンテンツ(以下、正式ヘルプコンテンツと呼ぶ)と仮公開されているヘルプコンテンツ(以下、仮ヘルプコンテンツと呼ぶ)とのうちいずれかの状態である。
正式ヘルプコンテンツは、ヘルプコンテンツの公開が制限されていない状態に対応する。仮ヘルプコンテンツは、ヘルプコンテンツの公開が制限されている状態、すなわち一部のユーザに限定的に公開可能な状態に対応する。すなわち、状態情報は、ヘルプコンテンツに応じて、「仮」状態と「正式」状態との2種の状態のうちいずれかを有する。識別情報は、対応付けられたヘルプコンテンツを公開する対象を限定する公開対象情報に相当する。識別情報は、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれにおける機器IDと、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれにおける機種名と、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれの仕向け先とを有する。
判断部312は、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの状態情報が仮である場合、ヘルプを要求した画像形成装置(例えば10B)から送信された画像形成装置10Bの機器情報と識別情報とに基づいて、ヘルプを要求した画像形成装置10Bにヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する。また、判断部312は、識別情報における機器IDと画像形成装置10Bから送信された機器情報における機器IDとが一致している場合、ヘルプを要求した画像形成装置10Bへのヘルプコンテンツの提供を決定する。判断部312は、識別情報における機器IDとヘルプの要求とともに画像形成装置10Bから送信された機器情報における機器IDとが不一致であって、識別情報における機種名と仕向け先とが機器情報における機種名と仕向け先とにそれぞれ一致する場合、ヘルプを要求した画像形成装置10Bへのヘルプコンテンツの提供を決定する。
図4に示すヘルプコンテンツ管理サーバ30における記憶手段32は、図3に示すHDD304によって実現される。記憶手段32は、受付部331により受け付けたヘルプコンテンツの登録指示に従って、ヘルプコンテンツ作成端末20から送信されたヘルプコンテンツ情報を記憶する。
図4に示すヘルプコンテンツ管理サーバ30におけるデータ送受信手段33は、図3に示すNIC305によって実現される。データ送受信手段33は、ネットワーク環境を通して、ヘルプコンテンツ管理サーバ30、ヘルプコンテンツ作成端末20、およびコールセンター端末装置40等の外部装置とヘルプコンテンツ情報を送受信する。データ送受信手段33は、受付部331と提供部332とを有する。
受付部331は、ヘルプコンテンツの登録指示と、ヘルプコンテンツの状態を示す状態情報と、ヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを、ヘルプコンテンツ作成端末20に相当する端末装置から受け付ける。
提供部332は、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれからのヘルプの要求に応じて、ヘルプコンテンツを、ヘルプが要求された画像形成装置(例えば10B)に対して提供する。具体的には、提供部332は、ヘルプコンテンツ管理手段31における判断部312の判断結果に基づいて、ヘルプを要求した画像形成装置10Bに、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツを送信する。
以下、仮ヘルプコンテンツを登録するシーケンス(以下、登録シーケンスと呼ぶ)について説明する。図5は、登録シーケンスの一例を示すシーケンス図である。説明を具体的にするために、例えば、実施の形態に係る情報処理システム1において、図1に示すユーザAは、自身が直接または間接的に使用する画像形成装置10Aにおいて、ヘルプコンテンツの存在しない困り事が最初に発生したユーザであるものとする。このとき、ユーザAは、コールセンターに、当該困り事について電話TLPで問合せを行い、当該困り事が解決できたと想定する。コールセンターまたはヘルプコンテンツ開発者は、ヘルプコンテンツ作成端末20において、ユーザAのコールセンターへの問い合わせに基づいて、当該困り事に対する仮ヘルプコンテンツを作成する。作成された仮ヘルプコンテンツは、状態情報および識別情報と関連付けられて、ヘルプコンテンツ管理サーバ30に、登録される。以下、図5を用いて、仮ヘルプコンテンツの作成から登録までの手順について説明する。
(登録シーケンス)
1.仮ヘルプコンテンツの新規作成
コールセンター、または、ヘルプコンテンツ開発区において、ヘルプコンテンツ管理者は、コールセンターへのに問い合わせ内容に応じて仮ヘルプコンテンツの作成の要否を判断する。ヘルプコンテンツ管理者により仮ヘルプコンテンツの作成が必要と判断された場合、ヘルプコンテンツ作成端末20におけるヘルプコンテンツ作成手段21は、ヘルプコンテンツ管理者の指示により、仮ヘルプコンテンツを作成する。例えば、ヘルプコンテンツをhtmlコンテンツで実現している場合、ヘルプコンテンツ作成手段21は、htmlコンテンツを作成するためのアプリケーションを用いて、ヘルプコンテンツ管理者の指示により、仮ヘルプコンテンツを作成する。
2.仮ヘルプコンテンツの保存
ヘルプコンテンツ作成手段21は、作成された仮ヘルプコンテンツを、ヘルプコンテンツ作成端末20における記憶手段22に出力する。記憶手段22は、作成された仮ヘルプコンテンツを保存する。作成された仮ヘルプコンテンツは、例えば、PC20におけるHDD204に保存される。このとき、記憶手段22からヘルプコンテンツ作成手段21に向けて、保存完了を示す応答が通知される。
3.仮ヘルプコンテンツと状態情報と公開対象情報(識別情報)の登録要求
仮ヘルプコンテンツの作成が完了したら、ヘルプコンテンツ管理者は、ヘルプコンテンツ作成手段21を介して、ヘルプコンテンツ管理サーバ30に対して仮ヘルプコンテンツの登録を要求する。
4.仮ヘルプコンテンツと状態情報と公開対象情報(識別情報)の登録要求
ヘルプコンテンツ作成手段21は、ヘルプコンテンツ管理者の指示により、作成された仮ヘルプコンテンツに加え、仮ヘルプコンテンツの状態情報(正式または仮)と、公開対象情報(機器ID、機種名、仕向け先)とを指定する。ヘルプコンテンツ作成手段21は、仮ヘルプコンテンツと状態情報と公開対象情報との登録要求を、ヘルプコンテンツ作成端末20におけるデータ送受信手段23に出力する。
5.仮ヘルプコンテンツと状態情報と公開対象情報(識別情報)の登録要求
データ送受信手段23は、作成された仮ヘルプコンテンツと状態情報と公開対象情報とを、これらの登録要求とともに、ヘルプコンテンツ管理サーバ30におけるデータ送受信手段(受付部331)33に送信する。
6.仮ヘルプコンテンツと状態情報と公開対象情報(識別情報)の登録要求
データ送受信手段(受付部331)33は、作成された仮ヘルプコンテンツと状態情報と公開対象情報とこれらの登録要求とを受け付け、ヘルプコンテンツ管理サーバ30のヘルプコンテンツ管理手段31に出力する。
7.仮ヘルプコンテンツと状態情報と公開対象情報(識別情報)の登録要求
ヘルプコンテンツ管理手段31は、登録要求を受けて、ヘルプコンテンツ管理サーバ30の記憶手段32に、仮ヘルプコンテンツを、状態情報および公開対象情報と関連付けて保存させる。記憶手段32は、仮ヘルプコンテンツを、状態情報および公開対象情報と関連付けて保存する。
図6は、ヘルプコンテンツ管理サーバ30の記憶手段32に記憶されたヘルプコンテンツの管理テーブルMTの一例を示す図である。ヘルプコンテンツ管理サーバ30における管理部311は、ヘルプコンテンツに付随する情報、すなわち状態情報及び公開対象情報(識別情報)を、ヘルコンテンツと対応付けて管理テーブルMTで管理する。すなわち、図6に示すように、仮ヘルプコンテンツB、C、E、Fは、公開対象情報として、機器IDと機種名と仕向け先とのうち少なくとも一つと関連で付けられている。図6に示すヘルプコンテンツAおよびDは、当該ヘルプコンテンツの状態として「正式」という状態情報と関連付けられている。「正式」という状態情報は、正式に公開されているヘルプコンテンツであることを示している。正式状態であるヘルプコンテンツの公開は制限されないため、正式状態であるヘルプコンテンツに公開対象情報は関連付けられていない。
図6に示すヘルプコンテンツB、C、Eは、当該ヘルプコンテンツの状態として「仮」という状態情報と関連付けられている。「仮」という状態情報は、仮公開されているヘルプコンテンツであることを示している。仮状態であるヘルプコンテンツの公開が制限される場合、仮ヘルプコンテンツには公開対象情報が関連付けられる。例えば、ヘルプコンテンツBに関して、機器ID「000012345」が指定されている。このため、ヘルプコンテンツBは、当該機器IDを持つ特定の機器(画像形成装置など)に対してのみ公開される仮ヘルプコンテンツであることを示している。なお、ヘルプコンテンツBに関して、機種名や仕向け先が指定されていない。このため、ヘルプコンテンツBの公開に際して、機種名および仕向け先による制限は無い。
図6に示すヘルプコンテンツCに関して、機種名「MP C4504」、および仕向け先「日本」が指定されている。このため、ヘルプコンテンツCは、日本仕向けのMP C4504という機種に対してのみ公開される仮ヘルプコンテンツであることを示している。また、ヘルプコンテンツCに関して、機器IDは指定されていない。このため、ヘルプコンテンツCの公開に際して、機器IDによる制限は無い。
図6に示すヘルプコンテンツEに関して、機種名「MP C8003」が指定されている。このため、ヘルプコンテンツEは、MP C8003という機種のみに公開される仮ヘルプコンテンツであることを示している。また、ヘルプコンテンツEに関して、機器IDおよび仕向け先は指定されていない。このため、ヘルプコンテンツEの公開に際して、機器IDおよび仕向け先による制限は無い。
図6に示す仮ヘルプコンテンツFに関して、仕向け「北米」が指定されている。このため、仮ヘルプコンテンツFは、仕向け先が北米の機種のみに公開される仮ヘルプコンテンツであることを示している。また、仮ヘルプコンテンツFに関して、機器IDおよび機種名は指定されていない。このため、仮ヘルプコンテンツFの公開に際して、機器IDおよび機種名による制限は無い。
記憶手段32は、仮ヘルプコンテンツの登録が完了したことを示す登録結果を、ヘルプコンテンツ管理手段31に出力する。登録結果は、図5に示すように、ヘルプコンテンツ管理サーバ30の記憶手段32から、ヘルプコンテンツ作成手段21まで順次に出力される。
8.登録結果表示
ヘルプコンテンツ作成端末20は、登録結果を受けて、登録結果を表示する。例えば、ヘルプコンテンツ作成手段21は、「登録しました」という旨の文字列を、ダイアログ表示する。以上により、仮ヘルプコンテンツの作成から登録までの手順は完了する。
以下、画像形成装置10においてヘルプ機能が利用され、ヘルプコンテンツが画像形成装置10の操作部11に表示されるシーケンス(以下、ヘルプコンテンツ表示シーケンスと呼ぶ)について説明する。図7は、ヘルプコンテンツ表示シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
(ヘルプコンテンツ表示シーケンス)
1.起動
ユーザによる操作により、画像形成装置10が起動される。
2.機器情報取得要求
ヘルプ表示制御手段15は、画像形成装置10の起動に応答して、機器情報管理手段14に機器ID、仕向け先、および機種名を要求する。
3.取得
機器情報管理手段14は、機器情報取得要求の受信に応答して、記憶手段16から機器情報(機器ID、仕向け先、機種名)を取得する。ヘルプ表示制御手段15は、機器情報管理手段14から、機器ID、仕向け先、機種名をを取得し、保持する。
4.ヘルプキー押下
ユーザは、画像形成装置10において、操作部11を介してヘルプキーを押下する。図8は、ヘルプキーHKを有する表示内容が操作部11に表示された一例を示す図である。図8に示すヘルプキーHKは、例えば、表示画面内において、常に押下できる位置に配置される。本実施の形態におけるヘルプキーHKは、例えば、アプリ切り替えのショートカットキーSKや、ログイン/ログアウトキーといた、システム制御に関するキーを表示するための上部バナーUBに対して、「?」キーとして配置されている。図8では、表示されたアプリAPとして、ヘルプ機能に対応したコピーアプリが表示されている。なお、ヘルプキーHKとしての「?」キーは、操作部11においてハードキーとして配置したり、アプリAPが表示された表示領域内に配置されてもよい。
5.ヘルプキー押下通知
操作部11は、ヘルプキーの押下の通知を、ヘルプ表示制御手段15に出力する。
6.表示画面情報取得要求
ヘルプ表示制御手段15は、ヘルプキーHKの押下の通知の受信に応答して、現在表示しているヘルプ対応アプリ12に表示画面情報取得要求を出力する。ヘルプ対応アプリ12は、表示画面情報取得要求の受信に応答して、現在表示している画面の識別子(以下、画面識別子と呼ぶ)を、ヘルプ表示制御手段15に出力する。これにより、ヘルプ表示制御手段15は、画面識別子を取得する。画面識別子は、例えば、操作部11の画面に表示されるアプリの識別に相当する。
7.コンテンツ管理サーバへのアクセスURL構築
ヘルプ表示制御手段15は、画面識別子の取得に応答して、取得した画面識別子、機器ID、仕向け先、機種名に基づき、ヘルプコンテンツ管理サーバ30にアクセスするためのURLを構築する。
8.アプリ切り替え要求
ヘルプ表示制御手段15は、構築したURLを指定して、操作部11においてヘルプコンテンツ表示手段13で画面の表示を行うように、操作部11にアプリ切り替え要求を出力する。
9.アプリ停止
操作部11は、アプリ切り替え要求の受信に応答して、表示していたアプリAPの停止の要求を、ヘルプ対応アプリ12に出力する。ヘルプ対応アプリ12は、アプリAPの停止の要求の受信に応答して、アプリAPを停止する。
10.ヘルプ対応アプリ停止通知
ヘルプ対応アプリ12は、アプリAPの停止に応答して、アプリ識別情報を、ヘルプ表示制御手段15に出力する。
11.ヘルプキー表示制御要求
ヘルプ表示制御手段15は、アプリ識別情報の受信に応答して、停止されたアプリAPに関して表示されたヘルプキーHKの輝度を半値にする(半輝度にする)要求を、操作部11に出力する。操作部11は、当該要求に応答して、表示された画面におけるヘルプキーHKの輝度を半分にする。
12.アプリ起動
操作部11は、ヘルプコンテンツ表示手段(例えば、ブラウザアプリ)13を起動する。操作部11は、ヘルプコンテンツ表示手段13に、指定されたURLを出力する。
13.ヘルプコンテンツ情報取得要求
ヘルプコンテンツ表示手段13は、データ送受信手段17に、ヘルプコンテンツ情報取得要求を、指定されたURLとともに出力する。
14.ヘルプコンテンツ情報取得要求
画像形成装置10におけるデータ送受信手段17は、指定されたURLにアクセスして、ヘルプコンテンツ管理サーバ30におけるデータ送受信手段33に、ヘルプコンテンツ情報取得要求を、当該画像形成装置10の機器情報(機器ID、機種名、仕向け先)とともに送信する。
15.ヘルプコンテンツ情報取得要求
ヘルプコンテンツ管理サーバ30におけるデータ送受信手段33は、ヘルプコンテンツ情報取得要求と機器情報とを受信し、ヘルプコンテンツ管理手段31に出力する。ヘルプコンテンツ管理手段31は、機器情報に基づいて、ヘルプコンテンツ情報を特定する。ヘルプコンテンツ管理手段31は、特定されたヘルプコンテンツ情報が仮ヘルプコンテンツか否かを判断する。特定されたヘルプコンテンツ情報が仮ヘルプコンテンツである場合、ヘルプコンテンツ管理手段31は、仮ヘルプコンテンツに対する公開の可否の判断する。仮ヘルプコンテンツの公開の可否を判断する処理(以下、公開判断処理と呼ぶ)は、画面識別子に応じて予め用意される。図7における「ref」内に示された「仮状態のヘルプコンテンツに対する公開可否判定」に対応する公開判断処理については、後程説明する。
16.取得
特定されたヘルプコンテンツ情報が正式ヘルプコンテンツである場合、または特定されたヘルプコンテンツ情報が公開可能と判断された仮ヘルプコンテンツである場合、ヘルプコンテンツ管理手段31は、ヘルプコンテンツ情報を、記憶手段32から取得する。
17.ヘルプコンテンツ情報取得応答
ヘルプコンテンツ管理手段31は、取得したヘルプコンテンツ情報を、データ送受信手段33に出力する。
18.ヘルプコンテンツ情報取得応答
ヘルプコンテンツ管理サーバ30におけるデータ送受信手段33は、取得したヘルプコンテンツ情報を、画像形成装置10におけるデータ送受信手段17に送信する。
19.ヘルプコンテンツ情報取得応答
データ送受信手段18は、取得されたヘルプコンテンツ情報を受信し、ヘルプコンテンツ表示手段13に出力する。
20.ヘルプコンテンツ画面構築
ヘルプコンテンツ表示手段(ヘルプコンテンツ表示アプリ)13は、ヘルプコンテンツ情報に基づいて、ヘルプコンテンツを表示する画面(以下、ヘルプコンテンツ画面と呼ぶ)を構築する。
21.画面表示要求
ヘルプコンテンツ表示手段13は、構築されたヘルプコンテンツ画面を表示する要求(以下、画面表示要求と呼ぶ)を、ヘルプコンテンツ画面とともに操作部11に出力する。
22.画面更新
操作部11は、画面表示要求とヘルプコンテンツ画面との受信に応答して、表示内容をヘルプコンテンツ画面に更新する。具体的には、ヘルプコンテンツ表示手段13は、画面表示要求に基づいて、操作部11にヘルプコンテンツ画面を表示させる。以下、図9を用いて、ヘルプキーHKの押下後に操作部11に表示されるヘルプコンテンツ画面について説明する。
図9は、ヘルプコンテンツ画面HCDの一例を示す図である。図9では、図8に示すコピーアプリを表示中にヘルプキーHKが押下された場合を想定している。図9に示すように、操作部11には、コピーアプリに関するヘルプのみが表示されており、スキャナやファクスのヘルプは表示されない。これは、画面識別子に応じて、対象となるヘルプコンテンツを決定しているためである。すなわち、図6に示すヘルプコンテンツに関する管理テーブルMTは、画面識別子に応じて用意される。このため、画面識別子に対応する管理テーブルMTをもとに、対象となるヘルプコンテンツ、すなわち正式なヘルプコンテンツに加え、表示対象となる仮ヘルプコンテンツがあれば合わせて、操作部11に表示される。図9において、「アプリに戻る」がユーザにより押下されると、元のアプリ画面が表示される。
図9に示すように、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)は、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれにおけるヘルプ画面に表示されるヘルプコンテンツにおいて、ヘルプコンテンツが仮の状態であることを示す状態情報を非表示としている。なお、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)は、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれにおけるヘルプ画面に表示されるヘルプコンテンツにおいて、ヘルプコンテンツが仮の状態であることを示す状態情報を表示してもよい。
以上により、ヘルプコンテンツ表示シーケンスは終了する。以下、ヘルプコンテンツ管理手段31により実行される公開判断処理について説明する。図10は、仮ヘルプコンテンツに対する公開判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。図10における説明を具体的にするために、図1に示すユーザBにおいて、ユーザAと同じ困り事が発生したと想定する。加えて、ユーザBに関する画像形成装置10Bにおいて、ヘルプ機能が利用できるものとする。このとき、図10は、図1におけるユーザBによる画像形成装置10BでのヘルプキーHKの押下により、ヘルプコンテンツ管理手段31がヘルプコンテンツを参照した際、ユーザAによるコールセンターへの問い合わせをトリガに作成された仮ヘルプコンテンツが参照できるか否かを判断するためのフローチャートを示している。
仮ヘルプコンテンツは、図6に示すように「公開対象情報」(機器ID、機種名、仕向け)を有している。このため、ユーザBが操作部11にヘルプコンテンツを表示させようとヘルプキーHKを押下した際、操作部11での仮ヘルプコンテンツの公開の可否は、ヘルプコンテンツ管理手段31に通知される機器情報(機器ID、機種名、仕向け先)に基づき、判断部312により判断される。
(公開判断処理)
(ステップS101)
ヘルプコンテンツ管理手段31における判断部312は、特定された仮ヘルプコンテンツに関する公開範囲(公開対象情報)において、「機器ID」が登録されているか否かを判断する。公開対象情報において「機器ID」が登録されている場合(ステップS101のYES)、ステップS102の処理が実行される。公開対象情報において「機器ID」が登録されていない場合(ステップS101のNO)、ステップS103の処理が実行される。
(ステップS102)
判断部312は、仮ヘルプコンテンツに登録された「機器ID」がユーザBに関する画像形成装置10から送信された機器情報における機器IDに一致するか否かを判断する。機器IDが一致する場合(ステップS102のYES)、ステップS107の処理が実行される。機器IDが一致しない場合(ステップS102のNO)、ステップS103の処理が実行される。
(ステップS103)
判断部312は、特定された仮ヘルプコンテンツに関する公開範囲(公開対象情報)において、「機種名」が登録されているか否かを判断する。公開対象情報において「機種名」が登録されている場合(ステップS103のYES)、ステップS104の処理が実行される。公開対象情報において「機種名」が登録されていない場合(ステップS103のNO)、ステップS105の処理が実行される。
(ステップS104)
判断部312は、仮ヘルプコンテンツに登録された「機種名」がユーザBに関する画像形成装置10から送信された機器情報における機種名に一致するか否かを判断する。機種名が一致する場合(ステップS104のYES)、ステップS105の処理が実行される。機種名が一致しない場合(ステップS104のNO)、ステップS108の処理が実行される。
(ステップS105)
判断部312は、特定された仮ヘルプコンテンツに関する公開範囲(公開対象情報)において、「仕向け先」が登録されているか否かを判断する。公開対象情報において「仕向け先」が登録されている場合(ステップS105のYES)、ステップS106の処理が実行される。公開対象情報において「仕向け先」が登録されていない場合(ステップS105のNO)、ステップS108の処理が実行される。
(ステップS106)
判断部312は、仮ヘルプコンテンツに登録された「仕向け先」がユーザBに関する画像形成装置10から送信された機器情報における仕向け先に一致するか否かを判断する。仕向け先が一致する場合(ステップS106のYES)、ステップS107の処理が実行される。仕向け先が一致しない場合(ステップS106のNO)、ステップS108の処理が実行される。
(ステップS107)
判断部312は、仮ヘルプコンテンツが公開可能であると判断する(判定結果:公開)。このとき、ヘルプコンテンツ管理手段31における管理部311は、仮ヘルプコンテンツに対応するヘルプコンテンツ情報を、記憶手段32から取得する。
(ステップS108)
判断部312は、仮ヘルプコンテンツが公開不可であると判断する(判定結果:非公開)。このとき、ヘルプコンテンツ管理手段31における管理部311は、仮ヘルプコンテンツに対応するヘルプコンテンツ情報を、記憶手段32から取得しない。以上により、公開判断処理は終了する。
実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、ヘルプコンテンツの登録指示と状態情報と識別情報とを端末装置20から受け付け、状態情報と識別情報とをヘルプコンテンツと対応付けて管理し、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれからのヘルプの要求に応じてヘルプコンテンツを提供し、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの状態情報が仮である場合、ヘルプを要求した画像形成装置(例えば10B)から送信された画像形成装置10Bの機器情報と識別情報とに基づいて、ヘルプを要求した画像形成装置10Bにヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断し、ヘルプコンテンツを提供するか否かの判断結果に基づいて、ヘルプを要求した画像形成装置10Bに、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツを送信する。これにより、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、あるユーザがコールセンターに問合せを行った情報を用いて、一部のユーザに対して限定的に公開できる仮のヘルプコンテンツを作成することで、同様の困り事を持つユーザに対してすばやくヘルプコンテンツを提供することができる。
すなわち、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、ヘルプコンテンツの存在しない困り事についてコールセンターに電話で問い合わせたあった際に、公開範囲を制限することが可能な仮のヘルプコンテンツを公開できるようになる。これらのことから、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)におけるヘルプ機能において、困り事があった場合に、過去に別のユーザにて同様の困り事がありコールセンターへの問い合わせにより解決した事例があった場合に、すぐに共有することで、同様の問い合わせを何度も発生させないことができる。以上のことから、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、ヘルプコンテンツを適切に画像形成装置10に提供することができる。
また、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、識別情報および機器情報は、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれにおける機器IDと、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれにおける機種名と、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれの仕向け先とを有する。これにより、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、画像形成装置10ごとに、仮のヘルプコンテンツの公開要否を判断することができる。
また、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、識別情報における機器IDと機器情報における機器IDとが一致している場合、ヘルプを要求した画像形成装置(例えば10B)へのヘルプコンテンツの提供を決定する。すなわち、識別情報と機器情報とにおいて機器IDが一致していれば、識別情報における機種名と仕向け先とにかかわらず仮ヘルプコンテンツを画像形成装置10Bに提供できる。このため、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、画像形成装置10が特定できる場合に不必要な判断を行う必要がなく、公開判断処理の効率を向上させることができる。
また、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、識別情報における機器IDと機器情報における機器IDとが不一致であって、識別情報における機種名と仕向け先とが機器情報における機種名と仕向け先とにそれぞれ一致する場合、ヘルプを要求した画像形成装置(例えば10B)へのヘルプコンテンツの提供を決定する。これにより、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、仮ヘルプコンテンツの公開範囲を限定的にできる。
また、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれにおけるヘルプ画面に表示されるヘルプコンテンツにおいて、ヘルプコンテンツが仮の状態であることを示す状態情報を非表示とする。これにより、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、ユーザにヘルプコンテンツの状態を意識させないことができる。
また、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれにおけるヘルプ画面に表示されるヘルプコンテンツにおいて、ヘルプコンテンツが仮の状態であることを示す状態情報を表示とする。これにより、実施の形態に係る情報処理装置30および情報処理システム1では、ユーザにヘルプコンテンツが今後更新される可能性があることを報知することができる。
実施の形態における技術的思想を情報処理方法で実現する場合、情報処理方法は、ヘルプコンテンツの登録指示と、ヘルプコンテンツの状態を示す状態情報と、ヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを、端末装置20から受け付け、状態情報と識別情報とをヘルプコンテンツと対応付けて管理し、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれからのヘルプの要求に応じてヘルプコンテンツを提供し、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの状態情報が仮である場合、ヘルプを要求した画像形成装置(例えば10B)から送信された画像形成装置10Bの機器情報と識別情報とに基づいて、ヘルプを要求した画像形成装置10Bにヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断することを備え、ヘルプコンテンツを提供することは、ヘルプコンテンツを提供するか否かの判断結果に基づいて、ヘルプを要求した画像形成装置10Bに、ヘルプの要求に対応する前記ヘルプコンテンツを送信する。情報処理方法における処理手順および効果等は、実施の形態と同様なため、説明は省略する。
実施の形態における技術的思想を情報処理プログラムで実現する場合、情報処理プログラムは、コンピュータに、ヘルプコンテンツの登録指示と、ヘルプコンテンツの状態を示す状態情報と、ヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを、端末装置20から受け付けることと、状態情報と識別情報とをヘルプコンテンツと対応付けて管理することと、複数の画像形成装置(10A、・・・、10B、・・・、10C)のそれぞれからのヘルプの要求に応じてヘルプコンテンツを提供することと、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの状態情報が仮である場合、ヘルプを要求した画像形成装置(例えば10B)から送信された画像形成装置10Bの機器情報と識別情報とに基づいて、ヘルプを要求した画像形成装置10Bにヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断することと、を実現させ、ヘルプコンテンツを提供することは、ヘルプコンテンツを提供するか否かの判断結果に基づいて、ヘルプを要求した画像形成装置10Bに、ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツを送信することである。
例えば、コンピュータに当該情報処理プログラムをインストールし、これらをメモリ上で展開することで、登録シーケンス、ヘルプコンテンツ表示シーケンス、および公開判断処理を実現することができる。このとき、コンピュータに、登録シーケンス、ヘルプコンテンツ表示シーケンス、および公開判断処理を実行させることのできるプログラムは、磁気ディスク(ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することも可能である。情報処理プログラムにおける処理手順および効果等は、実施の形態と同様なため、説明は省略する。
上記で説明した実施形態の各機能(手段、部)は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 情報処理システム
10 画像形成装置
11 操作部
12 ヘルプ対応アプリ
13 ヘルプコンテンツ表示手段
14 機器情報管理手段
15 ヘルプ表示制御手段
16 記憶手段
17 データ送受信手段
20 ヘルプコンテンツ作成端末(PC)
21 ヘルプコンテンツ作成手段
22 記憶手段
23 データ送受信手段
30 情報処理装置(ヘルプコンテンツ管理サーバ)
31 ヘルプコンテンツ管理手段
32 記憶手段
33 データ送受信手段
40 コールセンター端末装置(PC)
101 読取部
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105 操作部
106 印刷部
107 画像メモリ
108 HDD
109 NIC
150 バス
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 NIC
250 バス
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 HDD
305 NIC
350 バス
500 LAN
900 MFP
901 CPU
902 システムメモリ(MEM−P)
902a ROM
902b RAM
903 ノースブリッジ(NB)
904 サウスブリッジ(SB)
906 ASIC
907 ローカルメモリ(MEM−C)
908 HDDコントローラ
909 HD
910 コントローラ
920 近距離通信回路
920a 近距離通信回路
921 AGPバス
922 PCIバス
930 エンジン制御部
931 スキャナ部
932 プリンタ部
940 操作パネル
940a パネル表示部
940b 操作パネル
950 ネットワークI/F
特許第4512103号公報 特開2018−156610号公報

Claims (9)

  1. ネットワークを介して複数の画像形成装置に接続される情報処理装置であって、
    ヘルプコンテンツの登録指示と、前記ヘルプコンテンツの状態を示す状態情報と、前記ヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを、端末装置から受け付ける受付部と、
    前記状態情報と、前記識別情報とを、前記ヘルプコンテンツと対応付けて管理する管理部と、
    前記複数の画像形成装置のそれぞれからのヘルプの要求に応じて、前記ヘルプコンテンツを提供する提供部と、
    前記ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの前記状態情報が仮である場合、前記ヘルプを要求した画像形成装置から送信された前記画像形成装置の機器情報と前記識別情報とに基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に前記ヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断部と、を備え、
    前記提供部は、前記判断部の判断結果に基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に、前記ヘルプの要求に対応する前記ヘルプコンテンツを送信すること、
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記識別情報および前記機器情報は、前記画像形成装置のそれぞれにおける機器IDと、前記画像形成装置のそれぞれにおける機種名と、前記画像形成装置のそれぞれの仕向け先とを有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断部は、前記識別情報における機器IDと前記機器情報における機器IDとが一致している場合、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置への前記ヘルプコンテンツの提供を決定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判断部は、前記識別情報における機器IDと前記機器情報における機器IDとが不一致であって、前記識別情報における機種名と仕向け先とが前記機器情報における機種名と仕向け先とにそれぞれ一致する場合、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置への前記ヘルプコンテンツの提供を決定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像形成装置は、前記画像形成装置のそれぞれにおけるヘルプ画面に表示される前記ヘルプコンテンツにおいて、前記ヘルプコンテンツが仮の状態であることを示す状態情報を非表示とすること、
    を特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記画像形成装置は、前記画像形成装置のそれぞれにおけるヘルプ画面に表示される前記ヘルプコンテンツにおいて、前記ヘルプコンテンツが仮の状態であることを示す状態情報を表示とすること、
    を特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 複数の画像形成装置と、
    前記複数の画像形成装置とネットワークを介して接続される情報処理装置と、
    を備える情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    ヘルプコンテンツの登録指示と、前記ヘルプコンテンツの状態を示す状態情報と、前記ヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを、端末装置から受け付ける受付部と、
    前記状態情報と、前記識別情報とを、前記ヘルプコンテンツと対応付けて管理する管理部と、
    前記複数の画像形成装置のそれぞれからのヘルプの要求に応じて、前記ヘルプコンテンツを提供する提供部と、
    前記ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの前記状態情報が仮である場合、前記ヘルプを要求した画像形成装置から送信された前記画像形成装置の機器情報と前記識別情報とに基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に前記ヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断部と、を備え、
    前記提供部は、前記判断部の判断結果に基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に、前記ヘルプの要求に対応する前記ヘルプコンテンツを送信すること、
    を特徴とする情報処理システム。
  8. ヘルプコンテンツの登録指示と、前記ヘルプコンテンツの状態を示す状態情報と、前記ヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを、端末装置から受け付け、
    前記状態情報と、前記識別情報とを、前記ヘルプコンテンツと対応付けて管理し、
    複数の画像形成装置のそれぞれからのヘルプの要求に応じて、前記ヘルプコンテンツを提供し、
    前記ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの前記状態情報が仮である場合、前記ヘルプを要求した画像形成装置から送信された前記画像形成装置の機器情報と前記識別情報とに基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に前記ヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断することを備え、
    前記ヘルプコンテンツを提供することは、
    前記ヘルプコンテンツを提供するか否かの判断結果に基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に、前記ヘルプの要求に対応する前記ヘルプコンテンツを送信することである、
    を特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    ヘルプコンテンツの登録指示と、前記ヘルプコンテンツの状態を示す状態情報と、前記ヘルプコンテンツの公開対象を示す識別情報とを、端末装置から受け付けることと、
    前記状態情報と、前記識別情報とを、前記ヘルプコンテンツと対応付けて管理することと、
    複数の画像形成装置のそれぞれからのヘルプの要求に応じて、前記ヘルプコンテンツを提供することと、
    前記ヘルプの要求に対応するヘルプコンテンツの前記状態情報が仮である場合、前記ヘルプを要求した画像形成装置から送信された前記画像形成装置の機器情報と前記識別情報とに基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に前記ヘルプコンテンツを提供するか否かを判断する判断することと、
    を実現させ、
    前記ヘルプコンテンツを提供することは、
    前記ヘルプコンテンツを提供するか否かの判断結果に基づいて、前記ヘルプを要求した前記画像形成装置に、前記ヘルプの要求に対応する前記ヘルプコンテンツを送信することである、
    を特徴とする情報処理プログラム。
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