JP2021149517A - 対価を伴う優先的な通行を行うための情報処理装置、情報処理装置の制御方法、車両およびプログラム - Google Patents

対価を伴う優先的な通行を行うための情報処理装置、情報処理装置の制御方法、車両およびプログラム Download PDF

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Toshikatsu Kuramochi
俊克 倉持
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惇也 小野
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W60/00Drive control systems specially adapted for autonomous road vehicles
    • B60W60/001Planning or execution of driving tasks

Abstract

【課題】対価を伴う優先的な通行が可能である場合に、車両の移動に対する対価を容易に把握することが可能になる情報処理装置、情報処理装置の制御方法、車両およびプログラムを提供する。【解決手段】車両と関連付けられる情報処理装置(通信装置140)であって、目的地を設定する設定手段(操作部303及び目的地設定画面)と、設定された目的地に対し、目的地までの通行に対する対価と目的地までの予定所要時間との組み合わせを選択対象とする複数の選択肢を表示するように表示手段を制御する表示制御手段(表示制御部314)と、を有する。目的地までの通行に対する対価は、車両が車両の乗員による選択肢の選択に従って目的地までの経路を走行して、目的地に到着するまでの間に、他の車両との間で調整される優先的な走行に対して交換される対価である。【選択図】図3

Description

本発明は、対価を伴う優先的な通行を行うための情報処理装置、情報処理装置の制御方法、車両およびプログラムに関する。
近年、自動運転機能を備える車両の開発が進められており、運転手による手動運転の介在を必要としない自律的な車両の制御が実現しつつある。多くの車両が自動運転機能によって走行する場合、例えば、複数の車両を一定速度で協調的に走行させることが可能となり、より電力効率(或いは燃料効率)の高い走行制御の実現が期待されている。一方で、ユーザの都合により、何らかの対価を支払ってでも協調的な走行から離れて、移動時間を短縮したり、更に電力効率が高くなるように走行制御を行いたいというニーズも存在する。
特許文献1では、安全運転と環境にやさしい環境運転の少なくともいずれかを行っているか否かを判定し、当該運転を行っているとの判定結果に応じてポイントを付与する技術を提案している。
特開2007−293626号公報
しかしながら、特許文献1では、車両が所定の道路を通行する際に、移動時間の短縮のために対価を支払って優先的な通行を獲得したり、対価を支払ってより高効率な走行を実現する技術は考慮していなかった。移動時間の短縮等を目的とする優先的な通行に対して対価を提供したり受け取ったりすることが可能である場合、車両の移動に対する対価を容易に把握できることが望ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、対価を伴う優先的な通行が可能である場合に、車両の移動に対する対価を容易に把握することが可能な技術を実現することである。
本発明によれば、
車両と関連付けられる情報処理装置であって、
目的地を設定する設定手段と、
前記設定された目的地に対し、前記目的地までの通行に対する対価と前記目的地までの予定所要時間との組み合わせを選択対象とする複数の選択肢を表示するように表示手段を制御する表示制御手段と、を有し、
前記目的地までの通行に対する対価は、前記車両が前記車両の乗員による選択肢の選択に従って前記目的地までの経路を走行して、前記目的地に到着するまでの間に、他の車両との間で調整される優先的な走行に対して交換される対価である、ことを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、対価を伴う優先的な通行が可能である場合に、車両の移動に対する対価を容易に把握することが可能になる。
本発明の実施形態1に係る交通システムの一例を示す図 実施形態1に係る交通システムを利用する際の経路設定用ユーザインタフェースの一例を説明する図 実施形態1に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係る通信装置の機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係るナビゲーション用情報処理サーバの機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係る、情報処理装置における点灯制御処理の一連の動作を示すフローチャート 実施形態1に係る、情報処理装置における取引条件判定処理の一連の動作を示すフローチャート 実施形態1に係る取引条件判定処理の例を説明する図 実施形態1に係る対価の支払方法の例を説明する図 実施形態1に係る取引条件判定処理の例を説明する図 実施形態1に係る、通信装置における車両制御処理の一連の動作を示すフローチャート 実施形態2に係る交通システムの一例を示す図 実施形態2に係る通信装置の機能構成例を示すブロック図 実施形態2に係る、通信装置における車両制御処理の一連の動作を示すフローチャート 実施形態2に係る、車両の優先的な通行の例を説明する図 実施形態3に係る、通信装置における所要時間に対する対価取得処理の一連の動作を示すフローチャート
(実施形態1)
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。実施形態1は、信号機を制御して、交差点を通過する車両の優先的な通行を制御する交通システムの例について説明する。
<交通システムの構成>
図1Aを参照して、本実施形態に係る交通システム100の構成について説明する。車両130は、例えば、自動運転走行が可能な電動自動車又は燃料を用いて走行可能な車両である。車両130は、車内の様々なセンサによって車両内の状態を計測し、収集したデータをナビゲーション用情報処理サーバ150に送信可能である。このように収集されて送信されるデータは、一般にフローティングデータ、プローブデータ、交通情報などとも呼ばれる。このようなデータには、例えば、現在位置、車両の速度、車両の電池或いは燃料の残量、カメラやLIDARによって得られた画像や3次元データなどが含まれるが、他の情報を含んでよい。これらのデータは、一定の間隔でまたは特定のイベントが発生したことに応じてナビゲーション用情報処理サーバ150に送信される。また、車両130は、ユーザによって設定される目的地や経由地、後述する優先的な通行に関する取引条件などの設定情報もナビゲーション用情報処理サーバ150に送信する。以下の説明では、車両130からナビゲーション用情報処理サーバ150に送信されるデータをまとめて車両情報という。車両情報は必要に応じて、その一部又は全部が車両130と関連付けられた通信装置140にも送信される。なお、以下の例では、通信装置140が例えばスマートフォンである場合を例に説明するが、これに限らず、車両130に組み込まれた車載装置であってもよく、また、パーソナルコンピュータ、タブレット端末などであってもよい。
ナビゲーション用情報処理サーバ150は、1つ以上のサーバ装置で構成され、複数の車両130からの車両情報を順次取得して車両データベースに記録する。また、(情報処理装置110からの)信号機120の情報も順次取得し、様々な経路の交通状況をほぼリアルタイムに把握することができる。ナビゲーション用情報処理サーバ150は、取得した情報を用いて、例えば、車両の通行する経路、通行のための所要時間、目的地に到達するまでに支払う及び受け取る対価を推定することができる。(図1Bを参照して後述するが)ナビゲーション用情報処理サーバ150は、その要求に応じて、推定した経路や対価を通信装置140に送信することができる。ユーザが所望の経路を選択すると、選択された経路が車両130に設定され、車両130は当該経路を例えば自動運転によって通行する。表示141は、通信装置140の表示部に表示される取引条件設定の一例であり、優先的な通行に関する対価を設定可能な画面を示している。
情報処理装置110は、信号機120の点灯を制御する。情報処理装置110は、信号機120の点灯を通常の点灯タイミングで切り替えるように制御するほか、所定の距離内の車両130と関連付けられた通信装置140と通信して、優先的な通行に関する取引条件に応じて信号機120の点灯を制御することができる。優先的な通行に関する取引条件に基づく制御については後述する。なお、本実施形態の例では、信号機120と情報処理装置110が別体である場合を例に説明しているが、情報処理装置110は信号機120内に内蔵されていてもよい。
ネットワーク111は、例えばインターネットや携帯電話網などの通信網を含み、情報処理装置110やナビゲーション用情報処理サーバ150と、車両130や通信装置140との間の情報を伝送する。但し、ネットワーク111は必須ではなく、例えば、通信装置140と情報処理装置110とが直接無線通信を確立して通信を行ってもよい。
通信装置140は、例えばBluetooth(登録商標)などの無線通信を介して車両130と通信したり、携帯通信網などのネットワーク111を介して情報処理装置110やナビゲーション用情報処理サーバ150と通信したりすることができる。通信装置140は、例えば、予め車両130とペアリングされることにより、車両130と関連付けられている。
車両130のユーザが交通システム100を利用して目的地に到着するためには、例えば車両130に関連付けられている通信装置140を用いて、目的地までの経路を決定する。図1Bには、本実施形態の通信装置140における、経路設定用ユーザインタフェースの例を示している。通信装置140は、まず、目的地を設定するための目的地設定画面161を表示する。ユーザは通信装置140の後述する操作部303を介して目的地を入力する。目的地を入力した際に、予め、優先的な通行に関する取引条件が設定されている場合には、通信装置140は、設定された目的地と優先的な通行に関する取引条件の情報とをナビゲーション用情報処理サーバ150に送信する。なお、以下の説明では、優先的な通行に関する取引条件を単に「取引条件」と、優先的な通行に関する取引条件の情報を単に「取引条件の情報」という場合がある。
一方、取引条件が設定されていない場合、通信装置140は、取引条件設定画面162を表示する。取引条件設定画面162は、取引条件を設定するための画面であり、例えば、他の車両に対して、自車両が優先的な通行が可能になった場合に支払う対価と、他の車両の優先的な通行を受け入れた場合に、他の車両の優先的な通行に対して要求する対価とを設定することができる。例えば、交差点に差し掛かる自車両が赤信号によって停止しようとしており、他方、交差する道路を青信号で通行しようとする他の車両が存在する状況があるとする。このとき、「自車両が優先的な通行が可能になった場合に支払う対価」は、目的地に早く到着したい等の理由により、移動時間の短縮のために支払っても構わない対価を表す。すなわち、交差点の例では、他の車両を赤信号で停止させ、自車両を青信号で通行できるように取引することを表す。反対に、「他の車両の優先的な通行に対して要求する対価」は、移動時間の延長の代償として受け取りを要求する対価を表す。すなわち、交差点の例では、自車両が青信号で通行しようとする場合に、他の車両の優先的な通行を受け入れて赤信号で停止するために、設定した対価を要求することを表す。通信装置140は、取引条件設定画面162において対価が決定されると、当該対価を優先的な通行に関する取引条件の情報として、ナビゲーション用情報処理サーバ150に送信する。このとき、目的地の情報も送信される。
図1Bに示す例では、「自車両が優先的な通行が可能になった場合に支払う対価」と「他の車両の優先的な通行に対して要求する対価」とについて、仮想通貨を用いて、対価の額を設定する例を示している。しかし、対価の額は、例えば自国の通貨で換算した額を表示してもよい。対価の額を、例えば、時間あたりの給料に相当する額とすれば、時間の売買を現実的かつ直感的な尺度で表すことができる。また、「他の車両の優先的な通行に対して要求する対価」については、待ち時間を許容することができる時間の長さを設定するようにしてもよい。このように、取引条件設定では、移動時間にどれだけの価値を支払うことができるか、を設定することができる。
ナビゲーション用情報処理サーバ150は、現在の交通状況、他の車両の目的地までの経路や取引条件を考慮して、車両130の経路検索結果を返信する。通信装置140は、受信した経路検索結果を経路検索結果画面163に表示する。経路検索結果画面163の表示には、「経路1」〜「経路6」のように複数の経路の候補が含まれる。各経路には、ナビゲーション用情報処理サーバ150によって推定された、到着時刻および所要時間が含まれる。また、各経路の候補には、対価が表示される。この対価は、目的地に到着するまでに得られる対価である。より多く他の車両の優先的な通行を受け入れれば、より多くの対価を獲得し、より多く他の車両より優先的に通行すれば、より多くの支払いが発生する。なお、対価は、通貨と交換可能であってよく、例えば、仮想通貨を用いて対価の算出や取引が行われてよい。なお、取引条件設定は、経路を設定する場合に限らず、車両の走行中に変更されてもよい。
<情報処理装置の構成>
次に、信号の点灯を制御する情報処理装置110の機能構成例について、図2を参照して説明する。なお、説明する機能ブロックの各々は、統合されまたは分離されてもよく、また説明する機能が別のブロックで実現されてもよい。また、ハードウェアとして説明するものがソフトウェアで実現されてもよく、その逆であってもよい。
通信部201は、ネットワーク111を介して複数の通信装置140と通信する通信回路を含む。制御部202によって処理された情報を通信装置140等に送信したり、制御部202によって処理される情報を通信装置140等から受信したりする。
制御部202は、中央演算装置であるCPU210とRAM211とを含む。制御部202は、記録部203に記憶されたプログラムをRAM211に展開、実行することにより、制御部202内部の各部の動作を制御したり、情報処理装置110の各部の動作を制御したりする。また、制御部202は、信号機120の点灯制御処理を実行する。この点灯制御処理については後述する。RAM211は、例えばDRAM等の揮発性の記憶媒体を含み、制御部202がプログラムを実行するためのパラメータや処理結果等を一時的に記憶する。記録部203は、例えば半導体メモリ等の不揮発性の記録媒体を含み、情報処理装置110の動作に必要な設定値やプログラムを記憶する。
情報取得部212は、まず、信号機120の周辺(例えば所定の距離内)を通行する車両のうち、処理対象となる車両を特定し、その車両と関連付けられている通信装置140から取引条件の情報を取得する。取引条件判定部213は、1つ以上の通信装置140から取得された取引条件の情報に基づいて、優先的な通行に関する取引条件が満たされたかを判定する。
通行制御部214は、取引条件判定部213における判定結果(すなわち優先的な通行に関する取引条件が満たされたか否か)に応じて、信号機120の点灯を制御する。対価処理部215は、取引条件判定部213による判定結果に基づいて信号機の点灯を制御した場合、満たされた取引条件に基づいて対価の支払いを処理(すなわち車両の支払う対価を確定)し、通信装置140に確定した対価の情報を送信する。
<通信装置の構成>
次に、通信装置140の構成例について、図3を参照して説明する。図3に示す構成は、本実施形態の通信装置140の一例としてのスマートフォンを構成する機能ブロックを示している。なお、説明する機能ブロックの各々は、統合されまたは分離されてもよく、また説明する機能が別のブロックで実現されてもよい。また、ハードウェアとして説明するものがソフトウェアで実現されてもよく、その逆であってもよい。
通信部301は、例えば通信用回路等を含み、例えばLTE等の移動体通信を介してインターネットに接続したり、Bluetooth(登録商標)通信を介して車両130と接続したりして必要なデータの送受信を行う。
操作部303は、通信装置140の備えるボタンやタッチパネルを含み、表示部305に表示される目的地設定画面161や取引条件設定画面162等の、各種操作用のGUIに対する操作を行うことができる。表示部305は、例えばLCDやOLED等の表示パネルを含み、表示制御部314の指示に応じて、目的地設定画面161や取引条件設定画面162等の各種操作用のGUIや、走行中の経路を確認可能なGUI等を表示する。センサ部304は、現在位置を特定するためのGPSのほか、通信装置140の使用者を特定するための生体認証用のセンサを含む。
記録部306は、例えば半導体メモリ等の不揮発性メモリを含み、マップ情報や設定された取引条件の情報、制御部302が実行するプログラム等を記憶する。記録部306は、例えばブロックチェーン技術に用いられる分散型台帳のデータを保持する。本実施形態では、情報処理装置110から通知される対価に基づく、仮想通貨を用いたトランザクションが分散型台帳に記録される。例えば、通信装置140は、分散型台帳を管理する1つのノードとして機能し、制御部302が実行するプログラムには、仮想通貨を用いたトランザクションを処理したり、分散型台帳を管理するためのプログラムや、スマートコントラクトのプログラムが含まれてよい。
制御部302は、CPU310及びRAM311を含み、例えば記録部306に記録されたプログラムをCPU310が実行することにより、制御部302内の各機能ブロックや通信装置140内の各部の動作を制御する。
取引条件設定部312は、上述の取引条件設定画面162に対するユーザ操作に基づいて、取引条件の情報を設定する。取引条件設定部312は、設定された取引条件の情報を記録部306に記録するとともに、ナビゲーション用情報処理サーバ150や周辺の情報処理装置110に通信部301を介して送信する。ナビゲーション情報取得部313は、ナビゲーション用情報処理サーバ150から経路検索結果の情報を取得する。
表示制御部314は、目的地設定画面161や取引条件設定画面162等の各種操作用のGUIや、走行中の経路を確認可能なGUI等を表示するように、表示部305の表示を制御する。表示制御部314は、例えば、ユーザ操作及びナビゲーション用情報処理サーバ150から受信した経路検索結果の情報に基づいて、目的地設定画面161と経路検索結果画面163を表示部305に表示させる。
優先通行制御部315は、情報処理装置110によって信号機120の点灯が制御された場合、通行可能通知(すなわち優先的な通行が可能になったことを示す通知)、或いは、通行不可通知(他の車両の優先的な通行を受け入れたことを示す通知)を情報処理装置110から受信する。優先通行制御部315は、これらの通知を受信したことに応じて、交差点を優先的に通行させる、或いは停止させるための制御信号を、車両130に送信する。
対価処理部316は、確定した対価の情報を情報処理装置110から受信する。対価処理部316は、確定した対価の情報に基づいて、対価の取引を行い、そのトランザクションを分散型台帳に記録する。
<ナビゲーション用情報処理サーバの構成>
更に、本実施形態に係るナビゲーション用情報処理サーバ150の構成について、図4を参照して説明する。ナビゲーション用情報処理サーバ150は、1つ以上のサーバ装置で構成される。なお、説明する機能ブロックの各々は、統合されまたは分離されてもよく、また説明する機能が別のブロックで実現されてもよい。また、ハードウェアとして説明するものがソフトウェアで実現されてもよく、その逆であってもよい。
通信部401は、ネットワーク111を介して通信装置140や車両130と通信する通信回路を含む。制御部402によって処理された情報を通信装置140等に送信したり、制御部402によって処理される情報を通信装置140等から受信したりする。
制御部402は、中央演算装置であるCPU410とRAM411とを含む。制御部402は、記録部403に記憶されたプログラムをRAM411に展開、実行することにより、制御部402内部の各部の動作を制御したり、ナビゲーション用情報処理サーバ150の各部の動作を制御したりする。また、制御部402は、図1Bに示した経路検索結果を生成するための経路検索処理を実行する。RAM411は、例えばDRAM等の揮発性の記憶媒体を含み、制御部402がプログラムを実行するためのパラメータや処理結果等を一時的に記憶する。記録部403は、例えば半導体メモリ等の不揮発性の記録媒体を含み、ナビゲーション用情報処理サーバ150の動作に必要な設定値やプログラムを記憶する。
記録部403は、例えば半導体メモリ等の不揮発性メモリを含み、通信装置140で実行されるアプリケーションプログラム或いは当該プログラムで用いられるデータ等を記憶する。
車両設定情報取得部412は、複数の車両130から上述の車両情報(すなわち、現在位置や車速の情報、目的地の情報、取引条件の情報等)を受信して、車両データベースに記録する。また、車両設定情報取得部412は、通信装置140から検索要求の情報(現在地、経路検索のための目的地、および取引条件の情報)を受信する。
交通情報取得部413は、様々な地点に置かれている信号機の情報処理装置110から、信号機120の情報(例えば信号機の点灯状態や点灯タイミングの情報)を順次取得する。
ナビゲーション情報生成部414は、通信装置140からの検索要求の情報に対して、経路検索結果を生成する。例えば、ナビゲーション情報生成部414は、現在地から目的地までの経路コストが少ない所定数の経路候補を決定したうえで、各経路候補を通行する際に所定の距離内に近づくことが予定される他の車両の取引条件の情報と、検索要求に含まれる取引条件の情報とを判定しながら、支払う対価と受け取る対価を算出する。また、ナビゲーション情報生成部414は、対価の支払いや受け取りによって変動する移動時間を算出する。また、充電や燃料補給が必要となる地点の周辺で、充電や補給施設に立ち寄るように経路候補を修正してもよい。ナビゲーション情報生成部414は、算出した経路候補を、例えば所要時間順にソートして、検索結果情報として通信装置140に送信する。検索結果情報は、上述の図1Bの経路検索結果画面163で示したように、経路、到着時間・所要時間、対価の情報を含む。
<情報処理装置110における(信号機の)点灯制御処理の一連の動作>
次に、情報処理装置110における点灯制御処理の一連の動作について、図5を参照して説明する。なお、本処理は、制御部202のCPU210が記録部203に記録されるプログラムを実行することにより実現される。
S501において、制御部202は、信号機120の周辺(例えば所定の距離内)を通行する車両から処理対象の車両を特定する。例えば、制御部202は、信号機120の周辺を通行する車両と関連付けられている通信装置140から車両の現在位置、移動方向、および車速を取得して、信号機の点灯によって影響を受ける車両(すなわち処理対象の車両)であるかを判定する。信号機の赤信号によって停止する車両や青信号で通過する車両は、点灯によって影響を受ける車両として特定する。
S502において、制御部202の情報取得部212は、処理対象の車両に関連付けられた通信装置140から、当該通信装置140の取引条件の情報を取得する。
S503において、取引条件判定部213は、処理対象として特定された車両が同一方向にのみを走行するかを判定する。具合的には、図7A(a)に示す例では、車両701と車両702(すなわち処理対象の車両)のみが交差点に差し掛かっており、車両701と車両702は、同一方向にのみ走行している。このように同一方向に通行する車両のみが交差点に差し掛かる場合には、信号機750を赤信号にして車両を停止させる必要はない。つまり、信号機750の点灯が赤信号になるタイミングである場合、信号機750の点灯を青信号に制御してこれらの車両を通行させれば、これらの車両は目的地へ早く到着することができる。なお、同一方向の判定において、車両701と車両702の対向車がいる場合、当該対向車も同一方向にのみ走行する車両とみなすことができる。また、処理対象の車両が1台のみである場合にも、同様に扱ってよい。
例えば、取引条件判定部213は、通信装置140から車両の現在位置、移動方向、および車速に基づいて、処理対象として特定された車両が同一方向に通行すると判定した場合、S506に進む。そうでない場合には、S504に進む。
S504において、取引条件判定部213は、処理対象の車両から受信した、取引条件の情報に基づいて、優先的な通行に関する取引条件が満たされるかを判定する。取引条件判定処理の詳細は、別途後述する。
S505において、制御部202は、S504において取引条件が満たされた場合には、S506に進み、取引条件が満たされなかった場合には、本一連の処理を終了する。制御部202は、例えば、後述する判定結果を示すフラグ値を参照して、取引条件が満たされたか否かを判定する。
S505において、制御部202の通行制御部214は、信号機の点灯を制御する。通行制御部214は、一方の道路の信号機120の点灯を赤信号から青信号に制御して、対価を支払う側の車両が交差点を通行できるようにする。このとき、通行制御部214は、信号機120の点灯を制御したことに応じて、優先的な通行が可能になった車両の通信装置140に、通行可能通知を送信してもよい。このとき、他の車両の優先的な通行を受け入れた車両の通信装置140に、通行不可通知を送信してもよい。
S506において、対価処理部215は、取引条件に基づいて対価の支払いを処理(すなわち車両の支払う対価を確定)し、通信装置140に確定した対価の情報を送信する。取引条件判定部213による取引条件の判定、および、対価処理部215による対価の処理については、以下でより詳細に説明する。
<取引判定処理の一連の動作>
次に、S504における取引判定処理の一連の動作について、図6を参照して説明する。なお、本処理は、図5の処理に引き続き、制御部202のCPU210が記録部203に記録されるプログラムを実行することにより実現される。
S601において、取引条件判定部213は、優先的な通行が可能になった場合に支払う対価(支払対価)が最高額である車両を決定する。例えば、各車両の取引条件の情報に基づき、支払対価が最高額である車両を決定する。例えば、図7A(b)に示す例では、車両701〜702と車両703〜704とがそれぞれ別の方向に通行しながら交差点に差し掛かっている。このとき、信号機750は青信号、信号機751は赤信号である。この状況において、取引条件判定部213は、車両701〜704の支払対価を比較して、支払対価が最高額である車両を車両704(支払対価が250)として決定する。
S602において、取引条件判定部213は、S601で決定された車両と異なる方向に通行する車両について、優先的な通行に対して要求する対価(要求対価)の最高額を決定する。図7A(b)の例では、車両704と異なる方向に通行する車両701〜702のうち、要求対価の最高額は車両702の200である。なお、対向車がいる場合には、同一方向の車両として考慮してよい。
S603において、取引条件判定部213は、S601で決定した車両の支払対価(すなわち支払対価の最高額)が、S602で決定した要求対価(要求対価の最高額)以上であるかを判定する。取引条件判定部213は、支払対価が要求対価以上であると判定した場合、S605に進み、そうでない場合にはS604に進む。
S604において、取引条件判定部213は、支払対価の最高額が要求対価を下回った場合、優先的な通行に関する取引条件が満たされなかったと判定し、判定結果を示すフラグ値を、取引条件NGを表す0に設定する。
一方、S605において、取引条件判定部213は、支払対価が要求対価以上である場合、優先的な通行に関する取引条件が満たしたと判定し、判定結果を示すフラグ値を、取引条件OKを表す0に設定する。取引条件判定部213は、その後、呼び出し元に戻る。
<S506における対価の処理>
次に、S507における対価の処理について、図7A、図7Bを参照して説明する。図7A(a)は、上述のように、車両が同一方向にのみを走行する例を示している。この場合、信号機は車両が通行できるように制御され、対価処理部215は、優先的な通行に対して車両701〜702から対価が支払われないように対価の支払いを処理する。このようにすれば、不要に信号待ちする機会を減少するとともに、対価の支払いを必要としないために利用し易いシステムとなり早期普及が見込まれる。他方、車両が同一方向にのみ走行する場合であっても、信号機の点灯を青信号に制御した場合には、待ち時間の低減に対して支払い対価が支払われるようにしてもよい。
また、図7A(b)に示す例は、異なる方向に通行する車両の間で取引条件が満たされた場合を示している。この場合、取引条件判定部213は、支払対価の最高額を設定した車両704から、(異なる方向の車両の)要求対価の最高額を設定した車両702へ、対価250が支払われるように対価を確定する。
勿論、異なる方向に通行する車両の間で取引条件が満たされた場合の対価の処理は、これに限定されない。例えば、図7B(a)および(b)に示すように、1対多の関係で支払いが処理されてもよい。図7B(a)の例では、取引条件判定部213は、支払対価の最高額を設定した車両704から、車両704の優先的な通行を受け入れた複数の車両のそれぞれに、支払対価の250が支払われるようにしている。一方、図7B(b)の例では、取引条件判定部213は、支払対価の最高額を設定した車両704から、車両704の優先的な通行を受け入れた複数の車両のそれぞれに、各車両の要求対価の額を支払うようにしている。
更に、上述の例では、対価を支払う車両を1台に限定する場合を例に説明したが、対価の支払いが多対多になるように設定してもよい。すなわち、優先的に通行することが可能になった複数の車両から支払われる対価の合計が、優先的な通行を受け入れた複数の車両に分配されるようにしてもよい。
このように、情報処理装置110における点灯制御処理では、処理対象の車両と関連付けられた通信装置140から取引条件の情報を取得して、取引条件の情報の支払対価の最高額と要求対価との関係に応じて取引条件の判定し、対価を処理するようにした。このようにすることで、移動時間の短縮のために対価を支払ったり、移動時間の延長の代償として対価を受け取ったりすることが可能になり、自身の都合に合わせて移動時間の価値を売買できるようになる。
なお、上述の点灯制御処理では、取引条件を満たすか否かの判定に支払対価の最高額を用いたが、別の判定を用いてもよい。例えば、図8(a)に示すように、支払対価の額と要求対価の額との合計に基づいて、取引条件を満たすか否かを判定してもよい。この例では、支払対価の額と要求対価の額の合計額がより高い車両に、優先的な通行を可能にしている。支払対価がより高く、かつ、より高い対価の受け取りを設定している者は、より優先的に通行したいという意図が反映されていると考えられる。このため、支払対価の額と要求対価の額の合計額を用いれば、ユーザの強い意図に従った制御が可能になる。更に、支払対価の額と要求対価の額との合計が同一となる場合、交差点からの車両までの距離に応じて、取引条件を判定してもよい。このようにすれば、取引条件で決着がつかない場合には、交差点をより早く抜けることが期待される車両を優先的に考慮することができる。
<通信装置140における通信制御処理の一連の動作>
次に、通信装置140における通信制御処理の一連の動作について、図9を参照して説明する。なお、本処理は、制御部302のCPU310が記録部306に記録されるプログラムを実行することにより実現される。
S901において、制御部302の取引条件設定部312は、上述の取引条件設定画面162に対するユーザ操作に基づいて、取引条件の情報を設定する。取引条件設定部312は、設定された取引条件の情報を、記録部306に記録する。
S902において、取引条件設定部312は、取引条件の情報を、周辺の情報処理装置110に通信部301を介して送信する。例えば、制御部302は、周辺の情報処理装置110と通信し、特定の情報処理装置110から、信号機の点灯によって影響を受ける車両(すなわち処理対象の車両)であると判定された場合に、当該情報処理装置110に取引条件の情報を送信する。
S903において、優先通行制御部315は、情報処理装置110によって信号機120の点灯が制御された場合、通行可能通知(すなわち優先的な通行が可能になったことを示す通知)、或いは、通行不可通知(すなわち他の車両の優先的な通行を受け入れたことを示す通知)を情報処理装置110から受信する。
S904において、優先通行制御部315は、受信した通知が優先的な通行が可能になったことを示すかを判定し、優先的な通行が可能であると判定した場合、S905に進み、そうでない場合、S906に進む。S905において、優先通行制御部315は、通行可能通知を受信したことに応じて、交差点を優先的に通行させるための制御信号を、車両130に送信する。一方、S906において、優先通行制御部315は、通行不可通知を受信したことに応じて、他の車両の優先的な通行を受け入れて停止するための制御信号を、車両130に送信する。
S905において、対価処理部316は、情報処理装置110から確定した対価の情報を受信し、当該確定した対価の情報に基づいて、対価の取引を行い、そのトランザクションを分散型台帳に記録する。制御部302は、その後、車両制御処理の一連の動作を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、情報処理装置110が、信号機から所定の距離内の車両130の通信装置140から取引条件の情報を取得し、取引条件が満たされたことに応じて、信号機の点灯を制御するようにした。このとき、信号機の点灯が制御された場合には、優先的な通行が可能になった車両の側から、優先的な通行に対する対価を徴収するように対価の支払いを処理するようにした。このようにすることで、車両が所定の道路を通行する際に、対価を支払って優先的な通行を獲得することが可能になる。換言すれば、移動時間の短縮のために対価を支払うことが可能になり、自身の都合に合わせて移動時間の価値を売買できるようになる。
また、本実施形態では、移動のための経路を設定する際に、予め設定した取引条件と、目的地とを設定することにより、目的地に到達するまでの、優先的な通行に対する対価と所要時間とを含む経路の選択肢を表示するようにした。このようにすることで、対価を伴う優先的な通行が可能である場合に、車両の移動に対する対価を容易に把握することができる。また、移動時間を短縮したい場合には対価を支払い、時間に余裕があれば対価を受け取ることができる、自身の都合に合わせた経路の選択を容易に行うことが可能になる。
なお、上述の実施形態では、情報処理装置110が通信装置140から取引条件の情報を取得して、取引条件に応じて信号機の点灯を制御するようにしたが、この処理が、通信装置140によって実行されてもよい。すなわち、所定の通信装置140が、周囲の通信装置から取引条件の情報を取得して取引条件を判定し、判定結果に応じて近傍にある信号機の点灯を制御するようにしてもよい。
(実施形態2)
以下、本発明に係る実施形態2について説明する。実施形態1では、情報処理装置110が取引条件の情報に基づいて信号機を制御することで優先的な通行が可能になる例について説明した。実施形態2では、高速道路などの追い越し可能な道路において優先的な通行を行い、更に、車両同士で通信を行って、前方に他の車両を走行させて走行時の空気抵抗を低減させる例について説明する。なお、以下の説明では実施形態1と同一または実質的に同一である構成については同一の符号を付して説明を省略する。
<交通システムの構成>
図10を参照して、実施形態2に係る交通システム1000の構成について説明する。交通システム1000では、追い越し可能な道路の一例としての高速道路を車両130が走行する場合を例に説明する。なお、高速道路の通常の車線では、複数の車両が自動運転によって燃費効率のよい速度(例えば時速80Km)で協調的に走行している(例えば図13(a))。これに対し、ユーザが追い越し車線をより高速に通行(時速80Kmより早く且つ制限速度以内)するために、優先的な通行を可能にするための対価を支払う。また、他の車両の1台に自車の前方を走行させて走行時の空気抵抗を低減させることも可能である(例えば図13(b))。この場合、自車は走行時の電力効率あるいは燃料効率を向上させることができるため、電力等の補充なしに長距離を走行可能になる(すなわち、結果的に移動時間が短くなって優先的な通行となる)。このように、取引によって前方に車両を走行させる場合、優先的な通行を可能にするための対価を支払う。
通信装置1001は、例えば、予め車両130とペアリングされることにより、車両130と関連付けられている。通信装置1001は、例えばBluetooth(登録商標)などの無線通信を介して関連付けられている車両130と通信したり、携帯通信網などのネットワーク111を介して、他の車両130やナビゲーション用情報処理サーバ150と通信したりすることができる。
車両130のユーザが交通システム1000を利用して目的地に到着するためには、例えば車両130に関連付けられている通信装置1001を用いて、目的地までの経路を決定する。通信装置1001は、目的地までの経路の決定を、実施形態1と同様に行う。図1Bの取引条件設定画面162で設定する対価は、追い越し可能な道路を通行する際の優先的な通行と、前方に他の車両を走行させて走行時の空気抵抗を低減させる優先的な通行との両方に使用することができる。「自車両が優先的な通行が可能になった場合に支払う対価」は、目的地に早く到着したい等の理由により、移動時間の短縮のために支払っても構わない対価であり、追い越し可能な道路で他の車両を追い越して通行する際に支払う対価である。また、前方に他の車両を走行させて空気抵抗を低減させて効率的に走行する際に支払う対価を表す。反対に、「他の車両の優先的な通行に対して要求する対価」は、移動時間の延長の代償として受け取りを要求する対価であり、他の車両の前方を走行して空気抵抗を受ける場合に受け取る対価を表す。本実施形態の通信装置1001は、取引条件判定処理を自ら実行して取引条件を満たすか否かを判定し、判定結果に応じて、車両130に追い越し可能な道路を通行するように制御したり、追い越し可能な道路を走行したまま他の車両の後方を通行したりすることができる。
<通信装置1001の構成>
次に、通信装置1001の構成例について、図11を参照して説明する。図11に示す構成は、本実施形態の通信装置1001の一例としてのスマートフォンを構成する機能ブロックを示している。なお、説明する機能ブロックの各々は、統合されまたは分離されてもよく、また説明する機能が別のブロックで実現されてもよい。また、ハードウェアとして説明するものがソフトウェアで実現されてもよく、その逆であってもよい。
通信装置1001の構成のうち、301〜306の機能ブロックは実施形態1と同一である。制御部1101は、CPU310及びRAM311を含み、例えば記録部306に記録されたプログラムをCPU310が実行することにより、制御部1101内の各機能ブロックや通信装置1001内の各部の動作を制御する。制御部1101の構成において、取引条件設定部312、ナビゲーション情報取得部313、および表示制御部314の構成は実施形態1と同一である。
取引条件判定部1110は、追い越し可能な道路における優先的な通行について取引条件を判定するために、自己の通信装置1001に設定された取引条件の情報と、予め定められた追い越し車線を通行するための対価とを比較して、取引条件を満たすか判定する。また、前方に他の車両を走行させて空気抵抗を低減させる場合には、他の車両に関連付けられた通信装置1001から取得された取引条件の情報と、自己の通信装置1001に設定された取引条件の情報とに基づいて、優先的な通行に関する取引条件が満たされるかを判定する。
優先通行制御部1111は、取引条件判定部1110によって取引条件が満たされると判定されたことに応じて、追い越し車線を通行させる、或いは他の車両の後ろを通行させるための制御信号を、車両130に送信する。対価処理部1112は、対価の取引を行い、そのトランザクションを分散型台帳に記録する。
<通信装置1001における車両制御処理の一連の動作>
次に、通信装置1001における車両制御処理の一連の動作を、図12を参照して説明する。なお、本処理は、制御部1101のCPU310が記録部306に記録されるプログラムを実行することにより実現される。なお、本処理は、例えば、図13(a)に示すように、車両1301〜1303が追い越し可能な道路の左側の車線を一定の速度で走行している場合に開始される。また、本処理に係る通信装置1001は、車両1303に関連付けられているものとする。
S901において、制御部1101の取引条件設定部312は、上述の取引条件設定画面162に対するユーザ操作に基づいて、取引条件の情報を設定する。取引条件設定部312は、設定された取引条件の情報を、記録部306に記録する。
S1201において、取引条件判定部1110は、追い越し可能な道路における優先的な通行について取引条件を判定する。具体的には、S901で設定された、優先的な通行が可能になった場合に支払う対価が、予め定められた追い越し車線を通行するための対価以上である場合に、取引条件を満たすと判定する。なお、予め定められた追い越し車線を通行するための対価は、例えば、追い越し可能な道路を管理する管理主体などによって道路ごとに予め定められており、支払った対価はこれらの主体に支払われる。その対価は、時間帯や時期、渋滞状況に応じて変化させても良い。
S1202において、制御部202は、取引条件を満たすと判定した場合はS1203へ進み、そうでない場合にはS1205へ進む。S1203において、優先通行制御部1111は、取引条件が満たされたことに応じて、優先的な通行を行う(例えば、右側の車線に移動し、車速を上げて車両を追い越す)ための制御信号を車両1303に送信する。
S1204において、対価処理部1112は、S901で設定されていた対価に基づいて、対価の取引を行い、そのトランザクションを分散型台帳に記録する。
次に、前方に他の車両を走行させて走行時の空気抵抗を低減させる優先的な通行を行う処理を更に実行する例について説明する。S1205の処理は、ユーザによる指示に応じて又は自動的に任意のタイミングで行われてよい。まず、S1205において、取引条件判定部1110は、空気抵抗を低減させる優先的な通行を行うために、例えば、左側の車線を走行する車両1301の取引条件の情報を取得して、S901で設定された対価と比較する。例えば、S901で設定された、優先的な通行が可能になった場合に支払う対価が、車両1301の受け入れ可能な対価以上である場合、取引条件が満たされると判定する。
S1206において、制御部202は、取引条件を満たすと判定した場合はS1207へ進み、そうでない場合には本一連の動作を終了する。S1207において、優先通行制御部1111は、取引条件が満たされたことに応じて、優先的な通行を行う(例えば、右側の車線に移動した車両1301の後方へ近接して走行する)ための制御信号を車両1303に送信する。このとき、優先通行制御部1111は、事前に、車両1301と関連付けられている通信装置に、車両1301を右側の車線に移動させるよう指示することができる。
S1208において、対価処理部1112は、S901で設定されていた対価に基づいて、対価の取引を行い(例えば、図13(b)の例では250を支払う)、そのトランザクションを分散型台帳に記録する。
なお、本実施形態では、S901で設定された1つの取引条件の情報を、様々な優先的な通行に提供する例を説明したが、それぞれの優先的な走行(例えば、追い越し可能な道路の優先的な走行と、前方に他の車両を走行させる優先的な走行)の対価を別個に設定するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では通信装置1001が車両130と通信する場合を例に説明したが、車両130に内蔵された情報処理装置として機能してもよい。
以上説明したように、本実施形態では、追い越し可能な道路における優先的な通行に関する取引条件の情報を設定し、設定した取引条件の情報に基づいて追い越し可能な道路における優先的な通行が可能であると判定されたことに応じて、車両に追い越し可能な道路を優先的に通行させるようにした。そして、車両に追い越し可能な道路を優先的に通行させた場合に、優先的な通行に対する対価を支払うようにした。このようにすることで、追い越し可能な道路を走行する際に、移動時間の短縮のために対価を支払うことが可能になり、自身の都合に合わせて移動時間の価値を売買できるようになる。換言すれば、車両が所定の道路を通行する際に、対価を支払って優先的な通行を獲得することが可能になる。
また、本実施形態では、前方に他の車両を走行させて走行時の空気抵抗を低減させる優先的な通行に関する取引条件の情報を設定し、設定した取引条件の情報に基づいて走行時の空気抵抗を低減させる優先的な通行が可能であると判定されたことに応じて、他の車両により走行時の空気抵抗が低減するように車両を優先的に通行させるようにした。そして、他の車両により走行時の空気抵抗が低減するように車両を優先的に通行させた場合に、優先的な通行に対する対価を支払うようにした。このようにすることで、他の車両によって空気抵抗を低減させ、より長距離を短い移動時間で通行できるようになる。すなわち、移動時間の短縮のために対価を支払うことが可能になり、自身の都合に合わせて移動時間の価値を売買できるようになる。換言すれば、車両が所定の道路を通行する際に、対価を支払って優先的な通行を獲得することが可能になる。
(実施形態3)
以下、本発明に係る実施形態3について説明する。本実施形態に係るシステム及び装置の構成は、実施形態1又は実施形態2と同一または実質的に同一である構成を用いることができる。従って、同一または実質的に同一である構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
上述の実施形態では、車両の乗員は、目的地への移動前に、経路検索結果画面163に表示される各経路についての対価と所要時間とを閲覧して、所望の目的地までの経路を選択した。目的地までの経路を通行した際の所要時間と必要な対価は、ナビゲーション用情報処理サーバ150が他の車両の取引条件を考慮しているため、車両は、原則として経路検索結果画面163に示された所要時間のとおりに目的地に到着することができる。
しかし、目的地までの通行中に、車両130の取引条件を変更しない場合であっても、車両130が目的地に遅れて到着する可能性が考えられる。例えば、他の車両において設定されていた取引条件が通行中に変更された場合、車両130の通行において他の車両を優先させる場合が生じて、経路検索結果画面163で確認及び選択されていた予定所要時間よりも遅く目的地に到着する可能性がある。
このように、車両130が予定所要時間よりも遅れて目的地に到着した場合、本実施形態では、通信装置140が、(例えば交通システムの管理主体から)所要時間に対する対価を受けるようにする。以下、通信装置140における所要時間に応じた対価取得処理について説明する。なお、本実施形態の説明では、通信装置140の処理を例に説明するが、上述の実施形態と同様、車両130に内蔵された情報処理装置が同様の処理を行ってもよい。
<通信装置における所要時間に応じた対価取得処理の一連の動作>
以下、通信装置140における所要時間に応じた対価取得処理の一連の動作について、図14を参照して説明する。なお、本処理は、制御部302のCPU310が記録部306に記録されるプログラムを実行することにより、対価処理部316に対価取得処理に係る機能を更に実現させる。
S1401において、制御部302の対価処理部316は、車両130が目的地に到着したかを判定する。対価処理部316は、車両130が目的地に到着したと判定したときは、S1401に処理を進め、車両130が目的地に到着していないと判定した場合には、S1401の処理を繰り返す。
S1402において、対価処理部316は、予定所要時間と目的地までの通行に要した実際の所要時間とを取得する。例えば、対価処理部316は、経路の設定時に経路検索結果画面163で確認及び選択されていた予定所要時間を、ナビゲーション用情報処理サーバ150から取得するとともに、制御部302内の不図示の計時部から実際の所要時間を取得する。
S1403において、対価処理部316は、実際の所要時間が予定所要時間より長いかを判定する。対価処理部316は、実際の所要時間が予定所要時間より長いと判定した場合、処理をS1404に進め、そうでない場合には、本処理を終了する。
S1404において、対価処理部316は、予定の所要時間と実際の所要時間との差に応じた対価の額を算出する。対価の額の算出は上述の実施形態と同様でよく、例えば乗員の時間あたりの給料等に基づいた対価を設定すればよい。
S1405において、対価処理部316は、S1404において算出された対価の額が所定値より小さいかを判定する。対価処理部316は、算出した対価の額が所定値より小さいと判定した場合、処理をS1401に進め、そうでない場合には処理をS1407に進める。例えば、S1404で算出された対価の額が所定値よりも小さい額である場合、仮想通貨などの第2の形態で対価の支払いを受けるよりも、所定値と同等の価値を有する他の形態(第1の形態)で対価を受け取る方が乗員にとって有益である場合がある。すなわち、車両の乗員が、他の車両の乗員の設定によって予定よりも遅れて到着することについて、より積極的に受け入れ可能になることが期待される。なお、所定値の額は任意に設定することができ、例えば、車両内で利用可能な音声コンテンツや映像コンテンツの価値を基準に設定してもよい。
S1404で算出された対価が所定値よりも小さい場合、対価処理部316は、例えば第1の形態として、車両内で視聴可能なコンテンツの形態で対価を取得する。対価処理部316は、その後、そのコンテンツの取得を分散型台帳に記録して、本処理を終了する。
S1407において、対価処理部316は、S1405において算出された対価について、上述の実施形態と同様、例えば仮想通貨の形態の対価を取得する。対価処理部316は、その後、そのトランザクションを分散型台帳に記録して、本処理を終了する。
なお、本実施形態では、所要時間に応じた対価取得処理の一連の動作を通信装置(或いは車両130に内蔵された情報処理装置)において実行する場合を例に説明した。しかし、当該一連の処理(とりわけS1401〜1405までの処理)をナビゲーション用情報処理サーバ150において実行し、対価の情報を通信装置140に送信するようにしてもよい。この場合、通信装置140は、受信した対価の情報に基づいてS1406又はS1407の処理を実行(対価を取得)する。
なお、上記実施形態では、実際の所要時間が予定所要時間より長い場合に所要時間に対する対価が乗員に提供されるようにした。しかし、実際の所要時間が予定所要時間以内である場合に、乗員側から更なる対価を交通システムへ支払う構成を備えてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、経路検索結果画面163における経路選択に従って車両が目的地まで走行した際に、目的地までの通行に要した実際の所要時間が予定所要時間より長くなった場合に、所要時間に対する対価を通信装置が取得するようにした。また、このとき取得する対価の額に応じて、取得する対価の形態を異ならせるようにした。例えば、対価が予定値より小さい場合には、例えば映像や音楽などのコンテンツである第1の形態の対価を取得し、そうでない場合には、例えば仮想通貨などの第2の形態の対価を取得するようにした。このようにすることで、システムが示していた予定所要時間に対して遅延が生じた場合のトラブルを抑制し、車両の乗員が当該遅延を許容し易くすることができる。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の情報処理装置(例えば参照符号140)は、
車両(例えば130)と関連付けられる情報処理装置であって、
目的地を設定する設定手段(例えば303、161)と、
設定された目的地に対し、目的地までの通行に対する対価と目的地までの予定所要時間との組み合わせを選択対象とする複数の選択肢を表示するように表示手段を制御する表示制御手段(例えば314)と、を有し、
目的地までの通行に対する対価は、車両が車両の乗員による選択肢の選択に従って目的地までの経路を走行して、目的地に到着するまでの間に、他の車両との間で調整される優先的な走行に対して交換される対価である。
この実施形態によれば、対価を伴う優先的な通行が可能である場合に、車両の移動に対する対価を容易に把握することができる。
2.上記実施形態では、
車両の乗員による選択肢の選択に従って車両が目的地まで通行した場合、目的地までの通行に要した実際の所要時間と予定所要時間との相違に基づいて、所要時間に対する対価を処理する処理手段(例えば、316)を更に有する。
この実施形態によれば、実際の所要時間と予定所要時間とに差が生じた場合のトラブルを抑制し、車両の乗員が当該遅延を許容し易くすることができる。
3.上記実施形態では、
処理手段は、予定所要時間よりも実際の所要時間が長い場合、車両の乗員に対して対価が提供されるように、所要時間に対する対価を処理する。
この実施形態によれば、予定所要時間に対して遅延が生じた場合のトラブルを抑制し、車両の乗員が当該遅延を許容し易くすることができる。
4.上記実施形態では、
処理手段は、予定所要時間よりも実際の所要時間が長い場合であって、所要時間に対する対価の額が所定値より小さい場合、所要時間に対する対価としてコンテンツの提供を受けるように、所要時間に対する対価を処理する。
この実施形態によれば、対価の額が所定値より少額となる場合に、他の形態(例えばコンテンツなどの車両内で利用可能な形態)で対価を受け取る方が乗員にとって有益である場合に対応することができる。
5.上記実施形態の車両(例えば130)は、
情報処理装置(例えば140)を備える車両であって、
情報処理装置は、
目的地を設定する設定手段(例えば303、161)と、
設定された目的地に対し、目的地までの通行に対する対価と目的地までの予定所要時間との組み合わせを選択対象とする複数の選択肢を表示するように表示手段を制御する表示制御手段(例えば314)と、を有し、
目的地までの通行に対する対価は、車両が車両の乗員による選択肢の選択に従って目的地までの経路を走行して、目的地に到着するまでの間に、他の車両との間で調整される優先的な走行に対して交換される対価である。
この実施形態によれば、対価を伴う優先的な通行が可能である場合に、車両の移動に対する対価を容易に把握することができる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
110…情報処理装置、130…車両、140…通信装置、150…ナビゲーション用情報処理サーバ、212…情報取得部、213…取引条件判定部、214…通行制御部、215…対価処理部、302…制御部、305…表示部、314…表示制御部、316…対価処理部

Claims (7)

  1. 車両と関連付けられる情報処理装置であって、
    目的地を設定する設定手段と、
    前記設定された目的地に対し、前記目的地までの通行に対する対価と前記目的地までの予定所要時間との組み合わせを選択対象とする複数の選択肢を表示するように表示手段を制御する表示制御手段と、を有し、
    前記目的地までの通行に対する対価は、前記車両が前記車両の乗員による選択肢の選択に従って前記目的地までの経路を走行して、前記目的地に到着するまでの間に、他の車両との間で調整される優先的な走行に対して交換される対価である、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記車両の乗員による選択肢の選択に従って前記車両が前記目的地まで通行した場合、前記目的地までの通行に要した実際の所要時間と前記予定所要時間との相違に基づいて、所要時間に対する対価を処理する処理手段を更に有する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理手段は、前記予定所要時間よりも前記実際の所要時間が長い場合、前記車両の乗員に対して対価が提供されるように、前記所要時間に対する対価を処理する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理手段は、前記予定所要時間よりも前記実際の所要時間が長い場合であって、前記所要時間に対する対価の額が所定値より小さい場合、前記所要時間に対する対価としてコンテンツの提供を受けるように、前記所要時間に対する対価を処理する、ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置を備える車両であって、
    前記情報処理装置は、
    目的地を設定する設定手段と、
    前記設定された目的地に対し、前記目的地までの通行に対する対価と前記目的地までの予定所要時間との組み合わせを選択対象とする複数の選択肢を表示するように表示手段を制御する表示制御手段と、を有し、
    前記目的地までの通行に対する対価は、前記車両が前記車両の乗員による選択肢の選択に従って前記目的地までの経路を走行して、前記目的地に到着するまでの間に、他の車両との間で調整される優先的な走行に対して交換される対価である、ことを特徴とする車両。
  6. 車両と関連付けられる情報処理装置の制御方法であって、
    目的地を設定する設定工程と、
    前記設定された目的地に対し、前記目的地までの通行に対する対価と前記目的地までの予定所要時間との組み合わせを選択対象とする複数の選択肢を表示するように表示手段を制御する表示制御工程と、を有し、
    前記目的地までの通行に対する対価は、前記車両が前記車両の乗員による選択肢の選択に従って前記目的地までの経路を走行して、前記目的地に到着するまでの間に、他の車両との間で調整される優先的な走行に対して交換される対価である、ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. コンピュータを、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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