JP2021149106A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 互いに共振特性が異なる共振器として機能する第１空洞部及び第２空洞部と、
   前記第１空洞部の内部と外部との間を通気可能にする複数の穿孔が形成された第１穿孔部材であって、前記第１空洞部の音響インピーダンスの整合部材として機能する第１穿孔部材と、
   前記第２空洞部の内部と外部との間を通気可能にする複数の穿孔が形成された第２穿孔部材であって、前記第２空洞部の音響インピーダンスの整合部材として機能する第２穿孔部材と、
   を有する吸音構造体。
2. 前記第１空洞部と前記第２空洞部とは、長さと形状との少なくとも何れかが互いに異なる、請求項１に記載の吸音構造体。
3. 前記第１穿孔部材の孔パラメータと前記第２穿孔部材の孔パラメータとは互いに異なる、請求項１に記載の吸音構造体。
4. 前記第１穿孔部材の孔パラメータは前記第１空洞部の吸音特性に応じて最適化されており、
   前記第２穿孔部材の孔パラメータは前記第２空洞部の吸音特性に応じて最適化されている、
   請求項３に記載の吸音構造体。
5. 前記孔パラメータには、孔の径、孔の形状、孔の数、及び孔どうしの間隔の少なくとも何れかが含まれる、請求項３に記載の吸音構造体。
6. 前記孔パラメータには、音波の入射面の面積、穿孔部材の厚さ、及び音波の入射面における孔の面積の割合の少なくとも何れかが含まれる、請求項３に記載の吸音構造体。
7. 前記第１穿孔部材の孔パラメータと前記第２穿孔部材の孔パラメータとは同一である、請求項１に記載の吸音構造体。
8. 前記第１空洞部及び前記第２空洞部それぞれの長さが３ｃｍ～１０ｃｍであり、
   前記第１穿孔部材及び前記第２穿孔部材それぞれの厚さが０．５ｍｍ～３ｍｍであり、
   前記第１穿孔部材及び前記第２穿孔部材それぞれに形成された穿孔の孔径が０．３ｍｍ～２ｍｍである、
   請求項１に記載の吸音構造体。
9. 前記第１穿孔部材と前記第２穿孔部材とは一体となって穿孔板を構成する、請求項１に記載の吸音構造体。
10. 前記第１空洞部と前記第１穿孔部材とは一体となって構成されており、
    前記第２空洞部と前記第２穿孔部材とは一体となって構成されている、
    請求項１に記載の吸音構造体。
11. 前記第１空洞部とも前記第２空洞部とも共振特性が異なる共振器として機能する第３空洞部と、
    前記第３空洞部の内部と外部との間を通気可能にする複数の穿孔が形成された第３穿孔部材であって、前記第３空洞部の音響インピーダンスの整合部材として機能する第３穿孔部材と、
    を有する、請求項１に記載の吸音構造体。
12. 請求項１から請求項１１の何れか１項に記載の吸音構造体を複数有する吸音壁であって、
    複数の前記吸音構造体が有する複数の前記第１穿孔部材及び前記第２穿孔部材が騒音源に向くように配置された、
    吸音壁。