JP2021146445A - 校正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な方法で校正を行うことができる校正方法を提供すること。【解決手段】ロボットアームを有するロボットにおいて、ロボットアームの先端に装着されたエンドエフェクターに設定された第1制御点と、ロボットアームの先端に設定された第2制御点との位置関係を求める校正方法であって、第3状態における第2制御点の位置、および、第4状態における第2制御点の位置から得られる第2基準位置と、第4状態での第1特徴点と、の第2位置関係を算出する第6ステップと、第1位置関係と第2位置関係とに基づいて、ロボット座標系における第1特徴点の座標を算出する第7ステップと、を有することを特徴とする。【選択図】図20

Description

本発明は、校正方法に関する。
例えば、特許文献1に示すように、先端にエンドエフェクターであるツールが装着されるロボットアームを有し、ロボットアームを駆動することによって、ワークに対して所定の作業を行うロボットが知られている。このようなロボットでは、ツールに設定されるツールセンターポイントの位置を、ロボット座標系で把握し、ツールセンターポイントが所定の位置に移動するようにロボットアームの駆動を制御して、所定の作業を行う。このためには、ロボットアームの先端に設定されている制御点と、ツールセンターポイントとのオフセットを求める、すなわち、校正を行う必要がある。
特許文献1では、ツールセンターポイントをロボット座標系で特定される空間上の所定点に少なくとも異なる3つの姿勢で位置決め、すなわち、前記所定点に移動させる。そして、そのときのロボットアームの姿勢に基づいて、ツールセンターポイントの位置、姿勢を求める。
特開平8−85083号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような方法では、ツールセンターポイントを所定点に移動させる際、目視確認で行うため、ツールセンターポイントと所定点とが実際に一致しているとは限らず、ばらつきが生じてしまう。その結果、正確な校正ができない。
本発明の校正方法は、ロボットアームを有するロボットにおいて、前記ロボットアームの先端に装着されたエンドエフェクターに設定された第1制御点と、前記エンドエフェクターよりも前記ロボットアーム側に設定された第2制御点との位置関係を求める校正方法であって、
撮像部を用いて前記ロボットを撮像して、前記第1制御点と対応付けられる前記ロボットの第1特徴点が前記撮像部の撮像画像における所定の位置に位置し、かつ、前記ロボットアームが第1姿勢をとる第1状態になるように、前記ロボットアームを移動させる第1ステップと、
前記ロボットを撮像して、前記第1特徴点が前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置し、かつ、前記ロボットアームが第2姿勢をとる第2状態になるように、前記ロボットアームを移動させる第2ステップと、
前記第1状態における前記第2制御点の位置、および、前記第2状態における前記第2制御点の位置から得られる第1基準位置と、前記第2状態での前記第1特徴点の位置との第1位置関係を算出する第3ステップと、
前記撮像部を用いて前記ロボットを撮像して、前記第1特徴点が前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置し、かつ、前記ロボットアームが第3姿勢をとる第3状態になるように、前記ロボットアームを移動させる第4ステップと、
前記ロボットを撮像して、前記第1特徴点が前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置し、かつ、前記ロボットアームが第4姿勢をとる第4状態になるように、前記ロボットアームを移動させる第5ステップと、
前記第3状態における前記第2制御点の位置、および、前記第4状態における前記第2制御点の位置から得られる第2基準位置と、前記第4状態での前記第1特徴点と、の第2位置関係を算出する第6ステップと、
前記第1位置関係と前記第2位置関係とに基づいて、ロボット座標系における前記第1特徴点の座標を算出する第7ステップと、を含むことを特徴とする。
図1は、第1実施形態のロボットシステムの全体構成を示す図である。 図2は、図1に示すロボットシステムのブロック図である。 図3は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図4は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図5は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図6は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図7は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図8は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図9は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図10は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図11は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図12は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図13は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図14は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図15は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図16は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図17は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図18は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図19は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。 図20は、図1に示す制御装置が実行する動作プログラムの一例を示すフローチャートである。 図21は、図1に示すエンドエフェクターの一例を示す斜視図である。 図22は、図1に示すエンドエフェクターの一例を示す斜視図である。 図23は、図1に示すエンドエフェクターの一例を示す斜視図である。 図24は、図1に示すエンドエフェクターの一例を示す斜視図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態のロボットシステムの全体構成を示す図である。図2は、図1に示すロボットシステムのブロック図である。図3〜図19は、図1に示すロボットシステムが、本発明の校正方法を実行している状態を示す模式図である。図20は、図1に示す制御装置が実行する動作プログラムの一例を示すフローチャートである。図21〜図24は、図1に示すエンドエフェクターの一例を示す斜視図である。
以下、本発明の校正方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下では、説明の便宜上、図1中の+Z軸方向、すなわち、上側を「上」、−Z軸方向、すなわち、下側を「下」とも言う。また、ロボットアームについては、図1中の基台11側の端部を「基端」、その反対側、すなわち、エンドエフェクター20側の端部を「先端」、また、エンドエフェクターおよび力検出部については、ロボットアーム10側の端部を「基端」、その反対側の端部を「先端」とも言う。また、図1中のZ軸方向、すなわち、上下方向を「鉛直方向」とし、X軸方向およびY軸方向、すなわち、左右方向を「水平方向」とする。
図1および図2に示すように、ロボットシステム100は、ロボット1と、ロボット1を制御する制御装置3と、教示装置4と、撮像部5と、を備え、本発明の校正方法を実行する。
まず、ロボット1について説明する。
図1に示すロボット1は、本実施形態では単腕の6軸垂直多関節ロボットであり、基台11と、ロボットアーム10と、を有する。また、ロボットアーム10の先端部にエンドエフェクター20を装着することができる。エンドエフェクター20は、ロボット1の構成要件であってもよく、ロボット1の構成要件でなくてもよい。
なお、ロボット1は、図示の構成に限定されず、例えば、双腕型の多関節ロボットであってもよい。また、ロボット1は、水平多関節ロボットであってもよい。
基台11は、ロボットアーム10を下側から駆動可能に支持する支持体であり、例えば工場内の床に固定されている。ロボット1は、基台11が中継ケーブル18を介して制御装置3と電気的に接続されている。なお、ロボット1と制御装置3との接続は、図1に示す構成のように有線による接続に限定されず、例えば、無線による接続であってもよく、さらには、インターネットのようなネットワークを介して接続されていてもよい。
本実施形態では、ロボットアーム10は、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14と、第4アーム15と、第5アーム16と、第6アーム17とを有し、これらのアームが基台11側からこの順に連結されている。なお、ロボットアーム10が有するアームの数は、6つに限定されず、例えば、1つ、2つ、3つ、4つ、5つまたは7つ以上であってもよい。また、各アームの全長等の大きさは、それぞれ、特に限定されず、適宜設定可能である。
基台11と第1アーム12とは、関節171を介して連結されている。そして、第1アーム12は、基台11に対し、鉛直方向と平行な第1回動軸を回動中心とし、その第1回動軸回りに回動可能となっている。第1回動軸は、基台11が固定される床の法線と一致している。
第1アーム12と第2アーム13とは、関節172を介して連結されている。そして、第2アーム13は、第1アーム12に対し、水平方向と平行な第2回動軸を回動中心として回動可能となっている。第2回動軸は、第1回動軸に直交する軸と平行である。
第2アーム13と第3アーム14とは、関節173を介して連結されている。そして、第3アーム14は、第2アーム13に対して水平方向と平行な第3回動軸を回動中心として回動可能となっている。第3回動軸は、第2回動軸と平行である。
第3アーム14と第4アーム15とは、関節174を介して連結されている。そして、第4アーム15は、第3アーム14に対し、第3アーム14の中心軸方向と平行な第4回動軸を回動中心として回動可能となっている。第4回動軸は、第3回動軸と直交している。
第4アーム15と第5アーム16とは、関節175を介して連結されている。そして、第5アーム16は、第4アーム15に対して第5回動軸を回動中心として回動可能となっている。第5回動軸は、第4回動軸と直交している。
第5アーム16と第6アーム17とは、関節176を介して連結されている。そして、第6アーム17は、第5アーム16に対して第6回動軸を回動中心として回動可能となっている。第6回動軸は、第5回動軸と直交している。
また、第6アーム17は、ロボットアーム10の中で最も先端側に位置するロボット先端部となっている。この第6アーム17は、ロボットアーム10の駆動により、エンドエフェクター20ごと回動することができる。
ロボット1は、駆動部としてのモーターM1、モーターM2、モーターM3、モーターM4、モーターM5およびモーターM6と、エンコーダーE1、エンコーダーE2、エンコーダーE3、エンコーダーE4、エンコーダーE5およびエンコーダーE6とを備える。モーターM1は、関節171に内蔵され、基台11と第1アーム12とを相対的に回転させる。モーターM2は、関節172に内蔵され、第1アーム12と第2アーム13とを相対的に回転させる。モーターM3は、関節173に内蔵され、第2アーム13と第3アーム14とを相対的に回転させる。モーターM4は、関節174に内蔵され、第3アーム14と第4アーム15とを相対的に回転させる。モーターM5は、関節175に内蔵され、第4アーム15と第5アーム16とを相対的に回転させる。モーターM6は、関節176に内蔵され、第5アーム16と第6アーム17とを相対的に回転させる。
また、エンコーダーE1は、関節171に内蔵され、モーターM1の位置を検出する。エンコーダーE2は、関節172に内蔵され、モーターM2の位置を検出する。エンコーダーE3は、関節173に内蔵され、モーターM3の位置を検出する。エンコーダーE4は、関節174に内蔵され、モーターM4の位置を検出する。エンコーダーE5は、関節175に内蔵され、モーターM5の位置を検出する。エンコーダーE6は、関節176に内蔵され、モーターM6の位置を検出する。
エンコーダーE1〜E6は、制御装置3と電気的に接続されており、モーターM1〜モーターM6の位置情報、すなわち、回転量が制御装置3に電気信号として送信される。そして、この情報に基づいて、制御装置3は、モーターM1〜モーターM6を、図示しないモータードライバーD1〜モータードライバーD6を介して駆動させる。すなわち、ロボットアーム10を制御するということは、モーターM1〜モーターM6を制御することである。
また、ロボットアーム10に設けられた力検出部19の先端には、制御点CPが設定されている。制御点CPは、ロボットアーム10の制御を行う際の基準となる点のことである。ロボットシステム100では、ロボット座標系で制御点CPの位置を把握し、制御点CPが所望の位置に移動するようにロボットアーム10を駆動する。すなわち、制御点CPはエンドエフェクター20よりもロボットアーム10側に設定されている。なお、本実施形態においては、制御点CPは、力検出部16の先端に設定されているが、ロボット座標系の原点からの位置および姿勢が既知であれば、エンドエフェクター20よりもロボットアーム10側のどの位置に設定されてもよい。例えば、ロボットアーム10の先端に設定されていてもよい。
また、ロボット1では、ロボットアーム10に、力を検出する力検出部19が着脱自在に設置される。そして、ロボットアーム10は、力検出部19が設置された状態で駆動することができる。力検出部19は、本実施形態では、6軸力覚センサーである。力検出部19は、互いに直交する3個の検出軸上の力の大きさと、当該3個の検出軸回りのトルクの大きさとを検出する。すなわち、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸の各軸方向の力成分と、X軸回りとなるW方向の力成分と、Y軸回りとなるV方向の力成分と、Z軸回りとなるU方向の力成分とを検出する。なお、本実施形態では、Z軸方向が鉛直方向となっている。また、各軸方向の力成分を「並進力成分」と言い、各軸回りの力成分を「トルク成分」と言うこともできる。また、力検出部19は、6軸力覚センサーに限定されず、他の構成のものであってもよい。
本実施形態では、力検出部19は、第6アーム17に設置されている。なお、力検出部19の設置箇所としては、第6アーム17、すなわち、最も先端側に位置するアームに限定されず、例えば、他のアームや、隣り合うアーム同士の間であってもよい。
力検出部19には、エンドエフェクター20を着脱可能に装着することができる。エンドエフェクター20は、本実施形態では、作業対象物に対してネジ締めを行うドライバーで構成される。また、エンドエフェクター20は、連結棒21を介して力検出部19に固定されている。図示の構成では、エンドエフェクター20は、その長手方向が、連結棒21の長手方向と交わる向きで設定されている。
なお、エンドエフェクター20としては、図示の構成に限定されず、例えば、レンチ、研磨機、研削機、切削機ドライバー、レンチ等の工具であってもよく、吸引、挟持により作業対象物を把持するハンドであってもよい。
また、ロボット座標系において、エンドエフェクター20の先端には、第1制御点であるツールセンターポイントTCPが設定される。ロボットシステム100では、ツールセンターポイントTCPの位置をロボット座標系で把握しておくことにより、ツールセンターポイントTCPを制御の基準とすることができる。ロボットシステム100では、ロボットアーム10に設定された第2制御点である制御点CPの位置をロボット座標系で把握していることとする。このため、ツールセンターポイントTCPと制御点CPとの位置関係を把握することにより、ツールセンターポイントTCPを制御の基準としてロボットアーム10を駆動し、作業を行うことができる。このような、ツールセンターポイントTCPと制御点CPとの位置関係を把握することをキャリブレーション、すなわち、校正するという。後述する本発明の校正方法は、ツールセンターポイントTCPと制御点CPとの位置関係を把握するための方法である。
次に、撮像部5について説明する。
撮像部5は、例えば、複数の画素を有するCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーで構成された撮像素子と、レンズ等を含む光学系と、を有する構成とすることができる。図2に示すように、撮像部5は、制御装置3と電気的に接続されている。また、撮像部5は、撮像素子が受光した光を電気信号に変換し、その電気信号を制御装置3へと出力する。すなわち、撮像部5は、撮像結果を制御装置3へと送信する。なお、撮像結果は、静止画であってもよく、動画であってもよい。
また、撮像部5は、ロボット1の設置面付近に設置され、かつ、上方を向いており、上方を撮像する。また、本実施形態では、後述する校正方法の説明を容易にするために、撮像部5を、光軸O5が鉛直方向、すなわち、Z軸に対して若干傾斜した状態で設置している。なお、撮像部5が向いている方向は、特に限定されず、例えば、水平方向や、鉛直方向および水平方向に交わる向きを向いて配置されていてもよい。また、配置位置も図示の構成に限定されない。
次に、制御装置3および教示装置4について説明する。本実施形態では、制御装置3が、本発明の校正方法を実行する場合について説明するが、本発明ではこれに限定されず、例えば、教示装置4が行ってもよく、制御装置3および教示装置4が分担して行ってもよい。
図1および図2に示すように、制御装置3は、本実施形態では、ロボット1と離れた位置に設置されている。ただし、この構成に限定されず、基台11に内蔵されていてもよい。また、制御装置3は、ロボット1の駆動を制御する機能を有し、前述したロボット1の各部と電気的に接続されている。制御装置3は、プロセッサー31と、記憶部32と、通信部33と、を有する。これらの各部は、例えばバスを介して相互に通信可能に接続されている。
プロセッサー31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)で構成され、記憶部32に記憶されている各種プログラム等を読み出し、実行する。プロセッサー31で生成された指令信号は、通信部33を介してロボット1に送信される。これにより、ロボットアーム10が所定の作業を実行することができる。また、本実施形態では、プロセッサー31が、撮像部5の撮像結果に基づいて、後述するステップS101〜ステップS116を実行する。ただし、これに限定されず、教示装置4のプロセッサー41が、ステップS101〜ステップS116を実行する構成であってもよく、プロセッサー31およびプロセッサー41が、ステップS101〜ステップS116を分担して行う構成であってもよい。
記憶部32は、プロセッサー31が実行可能な各種プログラム等を保存する。記憶部32としては、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリー、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリー、着脱式の外部記憶装置等が挙げられる。
通信部33は、例えば有線LAN(Local Area Network)、無線LAN等の外部インターフェースを用いてロボット1の各部および教示装置4との間でそれぞれ信号の送受信を行う。
次に、教示装置4について説明する。
図1および図2に示すように、教示装置4は、ロボットアーム10に対して動作プログラムを作成、入力したりする機能を有する。教示装置4は、プロセッサー41と、記憶部42と、通信部43と、を有する。教示装置4としては、特に限定されず、例えば、タブレット、パソコン、スマートフォン、ティーチングペンダント等が挙げられる。
プロセッサー41は、例えば、CPU(Central Processing Unit)で構成され、記憶部42に記憶されている教示プログラム等の各種プログラムを読み出し、実行する。なお、教示プログラムは、教示装置4で生成されたものであってもよく、例えばCD−ROM等の外部記録媒体から記憶されたものであってもよく、ネットワーク等を介して記憶されたものであってもよい。
プロセッサー41で生成された信号は、通信部43を介してロボット1の制御装置3に送信される。これにより、ロボットアーム10が所定の作業を所定の条件で実行したりすることができる。
記憶部42は、プロセッサー41が実行可能な各種プログラム等を保存する。記憶部42としては、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリー、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリー、着脱式の外部記憶装置等が挙げられる。
通信部43は、例えば有線LAN(Local Area Network)、無線LAN等の外部インターフェースを用いて制御装置3との間で信号の送受信を行う。
以上、ロボットシステム100について説明した。
このようなロボットシステム100では、ロボット1が所定の作業を行うのに先立って、オペレーターがロボットアーム10の先端に、作業に応じたエンドエフェクターを装着する。制御装置3または教示装置4は、どのようなエンドエフェクターが装着されているかを把握しておく必要がある。また、装着されているエンドエフェクターの形状、種類を把握していたとしても、オペレーターが装着する際に、所望の姿勢で装着されているとは限らない。そこで、装着されたエンドエフェクター20のツールセンターポイントTCPと制御点CPとの位置関係を対応付けるキャリブレーション、すなわち、校正を行う。
以下、本発明の校正方法について、図3〜図19および図20に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、撮像部5の写野、すなわち、撮像範囲は、図3〜図19に示す破線A1および破線A2の内側の領域である。
また、以下では、撮像部5の撮像画像において、ツールセンターポイントTCPを、第1特徴点として説明する。すなわち、第1制御点であるツールセンターポイントTCPを第1特徴点として認識することとする。なお、ステップS101〜ステップS104が、第1ステップであり、ステップS105〜ステップS111が、第2ステップであり、ステップS112およびステップS113が、第3ステップであり、ステップS115、ループ2周目のステップS103およびステップS104が第4ステップであり、ループ2周目のステップS105〜ステップS111が第5ステップであり、ループ2周目のステップS112およびステップS113が第6ステップであり、ステップS116が第7ステップである。
1.ステップS101(第1ステップ)
まず、ステップS101において、図3に示すように、エンドエフェクター20がZ軸に対して傾斜した状態で、かつ、初期位置にツールセンターポイントTCPが位置するよう、ロボットアーム10を移動させる。初期位置は、撮像部5の結像位置、すなわち、焦点位置である結像面F1上の任意の位置とされる。なお、結像面F1は、撮像部5の光軸O5を法線とする面であり、本実施形態では、X−Y平面に対して傾斜している。
また、結像面F1は、撮像部5の光軸を法線とする平面である。また、結像可能な位置は、撮像部5の光軸方向に沿って、所定の幅を有している。この幅が、図中2本の破線の間の領域である。以下、「結像面F1上に位置している」とは、この領域内の任意の位置に位置していることを言う。
ステップS101では、撮像部5が移動中のツールセンターポイントTCPを映像として撮像し、制御装置3に送信する。そして、プロセッサー31は、撮像部5から送信されてきた映像において、ツールセンターポイントTCPを第1特徴点として捉え、ツールセンターポイントTCPが結像面F1上の任意の位置に位置するよう、ロボットアーム10を駆動する。
2.ステップS102(第1ステップ)
次いで、ステップS102において、図4に示すように、基準面F2を設定する。基準面F2は、本実施形態では、結像面F1よりも+Z軸側に位置し、かつ、X−Y平面と平行な平面である。基準面F2を設定するということは、基準面F2の高さ、すなわち、Z軸方向の座標を設定し、記憶部32に記憶することである。本実施形態では、ステップS101が完了した際の制御点CPの位置に基準面F2を設定する。
なお、本実施形態では、基準面F2は、X−Y平面と平行な平面であるが、本発明では、これに限定されず、X−Y平面と平行な平面でなくてもよく、例えば、X−Z平面に平行な面であってもよく、Y−Z平面と平行な面であってもよく、こられに対して傾斜した平面であってもよい。
このように、基準面F2は、ロボットアーム10が作業を行う作業面と平行な面であり、ロボットアーム10が作業を行う際の基準となる面である。また、後述するステップS103、ステップS105、ステップS106およびステップS109において、ロボットアーム10の姿勢を変更する際の基準となる面である。このように、第1ステップでは、前記ロボットアームを移動させる際の基準となる基準面F2を設定する。これにより、後述するステップS103、ステップS105、ステップS106およびステップS109を正確かつ容易に実行することができる。
3.ステップS103(第1ステップ)
次に、ステップS103を実行する。なお、ステップS103〜ステップS113は、ロボットアーム10を異なる姿勢として2回繰り返される。まず、1回目について説明する。
ステップS103において、図5に示すように、撮像部5を用いて撮像して、本実施形態では、撮像しつつツールセンターポイントTCPが撮像中心に移動するよう、ロボットアーム10を駆動する。この際、制御点CPを基準面F2の面内で水平移動させるようロボットアーム10を駆動する。なお、撮像中心とは、結像面F1と撮像部5の光軸O5との交点である。なお、本ステップ、および、以降のステップでは、撮像部5で常時撮像を行っていてもよく、間欠的、すなわち、所定時間毎に撮像を行ってもよい。
4.ステップS104(第1ステップ)
次いで、ステップS104では、図6に示すように、ツールセンターポイントTCPが撮像中心に位置しているときの制御点CPの位置、すなわち、ロボット座標系におけるX座標、Y座標およびZ座標を教示する。なお、教示するとは、記憶部32に記憶することを言う。また、本ステップで教示する位置を位置P1と言う。
なお、図6に示すロボットアーム10の姿勢が第1姿勢である。また、ツールセンターポイントTCPが撮像中心に位置し、かつ、ロボットアーム10が第1姿勢をとる状態が第1状態である。以上のようなステップS101〜ステップS104が、第1ステップである。
5.ステップS105(第2ステップ)
次いで、ステップS105では、図7に示すように、第1軸O1回りにロボットアーム10を回転させる。第1軸O1は、第1姿勢における制御点CPを通過し、かつ、基準面F2を法線とする直線である。また、ステップS105における回転量は、ツールセンターポイントTCPが撮像部5の撮像範囲から外れない程度とされ、例えば、1°以上60°以下程度とされる。
6.ステップS106(第2ステップ)
次いで、ステップS106では、図8に示すように、ツールセンターポイントTCPが、撮像部5の撮像画像における撮像中心で、かつ、結像面F1上に位置するように、任意の位置の基準面F2の法線回りにロボットアーム10を回転させる。
7.ステップS107(第2ステップ)
次いで、ステップS107では、図9に示すように、ステップS106での移動が完了したときの位置、すなわち、ツールセンターポイントTCPが、撮像部5の撮像画像における撮像中心で、かつ、結像面F1上に位置する状態での制御点CPの位置P2’を教示する。
8.ステップS108(第2ステップ)
次いで、ステップS108では、図10に示すように、位置P1および位置P2’に基づいて、中心P’を求める。中心P’は、撮像部5の撮像画像において、制御点CPが位置P1に位置しているときのツールセンターポイントTCPの位置と、制御点CPが位置P2’に位置しているときのツールセンターポイントTCPの位置とを通過する同一円の中心である。
9.ステップS109(第2ステップ)
次いで、ステップS109では、図11に示すように、中心P’を通過し、かつ、基準面F2の法線と平行な第2軸O2回りにロボットアーム10を回転させる。ステップS109における回転量は、ステップS105における回転量よりも多いのが好ましく、例えば、30°以上180°以下程度とされる。
10.ステップS110(第2ステップ)
次いで、ステップS110では、図12に示すように、ツールセンターポイントTCPが、撮像部5の撮像画像における撮像中心で、かつ、結像面F1上に位置するようにロボットアーム10を駆動する。これにより、ロボットアーム10が、第2状態となる。第2状態は、ツールセンターポイントTCPが撮像部5の撮像画像における撮像中心に位置し、かつ、ロボットアーム10が第1姿勢とは異なる第2姿勢をとる状態である。
11.ステップS111(第2ステップ)
次いで、ステップS111では、図13に示すように、ステップS110での移動が完了したときの位置、すなわち、第2状態での制御点CPの位置P2を教示する。以上のようなステップS105〜ステップS111が、第2ステップである。
このように、第2ステップでは、第1状態から第2状態とする際、第2制御点である制御点CPが第1状態における位置を維持し、かつ、ロボットアーム10が鉛直方向に沿った第1軸O1を中心として回転するように、ロボットアーム10を駆動し、第1特徴点であるツールセンターポイントTCPが、撮像部5の撮像画像における所定の位置としての撮像中心に位置するようにロボットアーム10を駆動し、ツールセンターポイントTCPが、基準面F2の法線と平行な第2軸O2を中心として回転するように、ロボットアーム10を駆動し、ツールセンターポイントTCPが、撮像部5の撮像画像における所定の位置としての撮像中心に位置するようにロボットアーム10を駆動することにより、ロボットアーム10を第2状態とする。このようなステップを経ることにより、後述する第1基準位置P0Aを正確に求めることができる。
12.ステップS112(第3ステップ)
次いで、ステップS112では、図14に示すように、第1状態における制御点CPの位置P1、および、第2状態における制御点CPの位置P2から第1基準位置P0Aを求める。第1基準位置P0Aは、後述する第1ベクトルB1を求めるための基準となる位置のことである。本ステップでは、位置P1および位置P2の中点を第1基準位置P0Aとし、その座標を記憶部32に記憶する。
13.ステップS113(第3ステップ)
次いで、ステップS113では、図15に示すように、第1位置関係である第1ベクトルB1を求める。第1ベクトルB1は、第1基準位置P0Aを始点とし、第2状態でのツールセンターポイントTCPの位置に向かう成分の直線である。そして、この第1ベクトルB1を記憶部32に記憶する。
このようなステップS112およびステップS113が、第1状態における制御点CPの位置P1、および、第2状態における制御点CPの位置P2から得られる第1基準位置P0Aと、第2状態でのツールセンターポイントTCPの位置との第1位置関係である第1ベクトルB1を算出する第3ステップである。
14.ステップS114
次いで、ステップS114において、ループ1周目か否かを判断する。ステップS114において、ループ1周目であると判断した場合、ステップS115に移行する。なお、ステップS114において、ループ1周目ではない、すなわち、2周目であると判断した場合、ステップS116に移行する。
ステップS115では、図16に示すように、第2状態であるロボットアーム10を移動させる。本ステップでは、第1基準位置P0Aを通過し、かつ、X軸と平行な軸を中心として所定角度、ロボットアーム10が回転するよう駆動する。ステップS115における回転量は、移動後のツールセンターポイントTCPおよび制御点CPの位置が、ステップS101における初期位置と異なっていればよく、例えば、30°以上180°以下程度とされる。また、ステップS115における回転中心は、移動後のツールセンターポイントTCPおよび制御点CPの位置が、ステップS101における初期位置と異なっていればよく、例えば、第1基準位置P0Aを通過し、かつ、Y軸と平行な軸としてもよい。
15.ループ2周目
そして、ステップS103に戻り、ツールセンターポイントTCPおよび制御点CPの位置が、ステップS101における初期位置とは異なる状態で、ループ2周目を実行、すなわち、ステップS103〜ステップS113を実行する。これにより、第4ステップ〜第6ステップが実行される。
第4ステップは、ループ2周目のステップS103およびステップS104である。第4ステップは、撮像部5を用いてロボット1を撮像して、ツールセンターポイントTCPが撮像部5の撮像画像における撮像中心に位置し、かつ、ロボットアーム10が第1姿勢とは異なる第3姿勢をとる第3状態になるように、ロボットアーム10を移動させるステップである。このような第4ステップを経ることにより、図17に示すように、第3状態における制御点CPの位置である位置P3の教示が完了する。
第5ステップは、ループ2周目のステップS105〜ステップS111である。第5ステップは、ロボット1を撮像して、ツールセンターポイントTCPが撮像部5の撮像画像における撮像中心に位置し、かつ、ロボットアーム10が第2姿勢とは異なる第4姿勢をとる第4状態になるように、ロボットアーム10を移動させる。これにより、図17に示すように、第4状態における制御点CPの位置である位置P4の教示が完了する。すなわち、本実施形態において、第1姿勢、第2姿勢、第3姿勢および第4姿勢は、それぞれ異なる姿勢である。
このように、第5ステップでは、第3状態から第4状態とする際、第2制御点である制御点CPが第3状態における位置を維持し、かつ、ロボットアーム10が基準面F2の法線を中心として回転するように、ロボットアーム10を駆動し、第1特徴点であるツールセンターポイントTCPが、撮像部5の撮像画像における所定の位置としての撮像中心に位置するようにロボットアーム10を駆動し、ツールセンターポイントTCPが、基準面F2の法線と平行な軸を中心として回転するように、ロボットアーム10を駆動し、ツールセンターポイントTCPが、撮像部5の撮像画像における所定の位置としての撮像中心に位置するようにロボットアーム10を駆動することにより、ロボットアーム10を第4状態とする。このようなステップを経ることにより、後述する第2基準位置P0Bを正確に求めることができる。
第6ステップは、ループ2周目のステップS112およびステップS113である。すなわち、図17に示すように、第3状態における制御点CPの位置P3、および、第4状態における制御点CPの位置P4から得られる第2基準位置P0B求め、第2基準位置P0Bと、第4状態でのツールセンターポイントTCPと、の第2位置関係である第2ベクトルB2を算出し、第2ベクトルB2を記憶部32に記憶するステップである。第2ベクトルB2は、第2基準位置P0Bを始点とし、第4状態でのツールセンターポイントTCPの位置に向かう成分の直線である。
15.ステップS116(第7ステップ)
次いで、ステップS116において、図18に示すように、第1ベクトルB1と第2ベクトルB2とに基づいて、ロボット座標系におけるツールセンターポイントTCPの座標を算出する。具体的には、制御点CPが位置P4から位置P2に移動するようにロボットアーム10を移動させたと仮定し、その移動に伴って第2ベクトルB2を仮想的に変位させる。そして、図19に示すように、第1ベクトルB1と変位後の第2ベクトルB2との交点P5を算出し、交点P5の座標(X,Y,Z)を求め、その座標(X,Y,Z)を、制御点CPが位置P2に位置しているときのツールセンターポイントTCPの位置とみなす。
なお、上記では、第2ベクトルB2を変位させる構成について説明したが、本発明ではこれに限定されず、第1ベクトルB1を変位させてもよく、第1ベクトルB1および第2ベクトルB2の双方を互いに異なる方向に変位させてもよい。
このように、第1位置関係は、第1基準位置P0Aから第2状態における第2制御点である制御点CPの位置P2に向かう第1ベクトルB1であり、第2位置関係は、第2基準位置P0Bから第4状態における制御点CPの位置P4に向かう第2ベクトルB2である。また、第7ステップでは、第1ベクトルB1および第2ベクトルB2のうちの一方を変位させ、第1ベクトルB1および第2ベクトルB2の交点P5の座標を、ロボット座標系におけるツールセンターポイントTCPの座標とみなす。これにより、制御点CPの座標およびツールセンターポイントTCPの座標を求めることができ、制御点CPとツールセンターポイントTCPとの位置関係を正確に把握することができる。
なお、本実施形態では、第2ベクトルB2を変位させる構成について説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、第1ベクトルB1を変位させてもよい。
制御点CPとツールセンターポイントTCPとの位置関係に基づいて、制御点CPの位置と、ツールセンターポイントTCPの位置とを紐づける、すなわち、対応付けることができる。よって、ツールセンターポイントTCPの位置を基準としてロボットアーム10を駆動することができ、所定の作業を正確に行うことができる。
以上説明したように、本発明は、ロボットアーム10を有するロボット1において、ロボットアーム10の先端に装着されたエンドエフェクター20に設定された第1制御点であるツールセンターポイントTCPと、エンドエフェクター20よりもロボットアーム10側に設定された第2制御点である制御点CPとの位置関係を求める校正方法である。また、本発明の校正方法は、撮像部5を用いてロボット1を撮像して、ツールセンターポイントTCPと対応付けられるロボット1の第1特徴点が撮像部5の撮像画像における所定の位置、すなわち、撮像中心に位置し、かつ、ロボットアーム10が第1姿勢をとる第1状態になるように、ロボットアーム10を移動させる第1ステップと、ロボット1を撮像して、第1特徴点とみなすことができるツールセンターポイントTCPが撮像部5の撮像画像における撮像中心に位置し、かつ、ロボットアーム10が第2姿勢をとる第2状態になるように、ロボットアーム10を移動させる第2ステップと、第1状態における制御点CPの位置P1、および、第2状態における制御点CPの位置P2から得られる第1基準位置P0Aと、第2状態でのツールセンターポイントTCPの位置と、の第1位置関係である第1ベクトルB1を算出する第3ステップと、撮像部5を用いてロボット1を撮像して、ツールセンターポイントTCPが撮像部5の撮像画像における撮像中心に位置し、かつ、ロボットアーム10が第3姿勢をとる第3状態になるように、ロボットアーム10を移動させる第4ステップと、ロボット1を撮像して、ツールセンターポイントTCPが撮像部5の撮像画像における撮像中心に位置し、かつ、ロボットアーム10が第4姿勢をとる第4状態になるように、ロボットアーム10を移動させる第5ステップと、第3状態における制御点CPの位置P3、および、第4状態における制御点CPの位置P4から得られる第2基準位置P0Bと、第4状態でのツールセンターポイントTCPと、の第2位置関係である第2ベクトルB2を算出する第6ステップと、第1ベクトルB1と第2ベクトルB2とに基づいて、ロボット座標系におけるツールセンターポイントTCPの座標を算出する第7ステップと、を含む。
このような本発明によれば、オペレーターが目視でツールセンターポイントTCP等の位置を確認する工程が無いため、より正確な校正を行うことができる。また、従来行われているようなタッチアップの工程を省略することができ、時間の短縮を図ることができる。また、オートフォーカス機能を有する撮像部や、比較的深い被写界深度を有する撮像部等を用意する必要がなく、比較的安価な撮像部を用いて校正を行うことができる。
なお、上記では、撮像部5の撮像画像における所定の位置を、撮像中心として説明したが、本発明ではこれに限定されず、撮像画像における如何なる位置であってもよい。
また、上記では、第1特徴点およびツールセンターポイントTCPが対応付けられていることの一例として、第1特徴点がツールセンターポイントTCPと一致している場合について説明したが、本発明ではこれに限定されず、第1特徴点は、エンドエフェクター20のツールセンターポイントTCP以外の任意の位置であってもよい。また、以下で述べるような第2特徴点や第3特徴点を用いて制御点CPとツールセンターポイントTCPとの位置関係を求める構成であってもよい。
例えば、図21に示すエンドエフェクター20は、第1特徴点であるマーカーS1と、第2特徴点であるマーカーS2と、第3特徴点であるマーカーS3と、を有する。マーカーS1は、第1特徴点であり、エンドエフェクター20の先端部、すなわち、ツールセンターポイントTCPに対応する位置に設けられている。マーカーS2は、第2特徴点であり、エンドエフェクター20の長手方向の中央部に設けられている。マーカーS3は、第3特徴点であり、エンドエフェクター20の基端部に設けられている。
例えば、このようなエンドエフェクター20のツールセンターポイントTCPの位置を把握する場合、マーカーS2およびマーカーS3を用いても可能である。例えば、マーカーS2を特徴点として、前述したステップS101〜ステップS116を行い、その後、マーカーS3を特徴点として、前述したステップS101〜ステップS116を行う。これにより、マーカーS2と制御点CPとの位置関係と、マーカーS3と制御点CPとの位置関係とに基づいて、マーカーS1の座標を求めることもできる。
また、マーカーS2とマーカーS3との位置関係を求め、すなわち、マーカーS3上の任意の点から、マーカーS2上の任意の点に向かうベクトルを求め、このベクトルをマーカーS1、すなわち、ツールセンターポイントTCPに適用することにより、エンドエフェクター20の姿勢を求めることができる。
また、例えば、図22〜図24に示すようなエンドエフェクター20を用いても、本発明の校正方法により、校正を簡単かつ正確に行うことができる。
図22に示すエンドエフェクター20は、マーカーS1と、マーカーS2と、を有する。マーカーS1は、第1特徴点であり、エンドエフェクター20の先端部、すなわち、ツールセンターポイントTCPに対応する位置に設けられている。マーカーS2は、第2特徴点であり、エンドエフェクター20の基端に設けられている。このようなエンドエフェクター20を用いても、本発明の校正方法により、校正を簡単かつ正確に行うことができる。
図23に示すエンドエフェクター20は、マーカーS1と、マーカーS2と、マーカーS3と、マーカーS4と、を有する。マーカーS1は、第1特徴点であり、エンドエフェクター20の先端部、すなわち、ツールセンターポイントTCPに対応する位置に設けられている。マーカーS2は、第2特徴点であり、エンドエフェクター20の長手方向の途中に設けられている。マーカーS3は、第3特徴点であり、エンドエフェクター20の長手方向の途中に設けられている。マーカーS4は、第4特徴点であり、エンドエフェクター20の長手方向の途中に設けられている。また、マーカーS2〜マーカーS4は、エンドエフェクター20の周方向に並んで配置されている。このようなエンドエフェクター20を用いても、本発明の校正方法により、校正を簡単かつ正確に行うことができる。
図24に示すエンドエフェクター20は、第1特徴点であるマーカーS1と、第2特徴点であるマーカーS2と、第3特徴点であるマーカーS3と、を有する。マーカーS1〜マーカーS3は、エンドエフェクター20の先端部に設けられている。具体的には、マーカーS1〜マーカーS3は、エンドエフェクター20の先端面で、かつ、互いに異なる位置に配置されている。このようなエンドエフェクター20を用いても、本発明の校正方法により、校正を簡単かつ正確に行うことができる。
以上、本発明の校正方法を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。また、校正方法の各工程は、同様の機能を発揮し得る任意の工程と置換することができる。また、任意の工程が付加されていてもよい。
1…ロボット、3…制御装置、4…教示装置、5…撮像部、10…ロボットアーム、11…基台、12…第1アーム、13…第2アーム、14…第3アーム、15…第4アーム、16…第5アーム、17…第6アーム、18…中継ケーブル、19…力検出部、20…エンドエフェクター、21…連結棒、31…プロセッサー、32…記憶部、33…通信部、41…プロセッサー、42…記憶部、43…通信部、100…ロボットシステム、171…関節、172…関節、173…関節、174…関節、175…関節、176…関節、A1…破線、A2…破線、B1…第1ベクトル、B2…第2ベクトル、CP…制御点、D1…モータードライバー、D2…モータードライバー、D3…モータードライバー、D4…モータードライバー、D5…モータードライバー、D6…モータードライバー、E1…エンコーダー、E2…エンコーダー、E3…エンコーダー、E4…エンコーダー、E5…エンコーダー、E6…エンコーダー、F1…結像面、F2…基準面、M1…モーター、M2…モーター、M3…モーター、M4…モーター、M5…モーター、M6…モーター、O1…第1軸、O2…第2軸、O5…光軸、P1…位置、P2…位置、P2’…位置、P3…位置、P4…位置、P'…中心、P0A…第1基準位置、P0B…第2基準位置、P5…交点、S1…マーカー、S2…マーカー、S3…マーカー、S4…マーカー、TCP…ツールセンターポイント

Claims (5)

  1. ロボットアームを有するロボットにおいて、前記ロボットアームの先端に装着されたエンドエフェクターに設定された第1制御点と、前記エンドエフェクターよりも前記ロボットアーム側に設定された第2制御点との位置関係を求める校正方法であって、
    撮像部を用いて前記ロボットを撮像して、前記第1制御点と対応付けられる前記ロボットの第1特徴点が前記撮像部の撮像画像における所定の位置に位置し、かつ、前記ロボットアームが第1姿勢をとる第1状態になるように、前記ロボットアームを移動させる第1ステップと、
    前記ロボットを撮像して、前記第1特徴点が前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置し、かつ、前記ロボットアームが第2姿勢をとる第2状態になるように、前記ロボットアームを移動させる第2ステップと、
    前記第1状態における前記第2制御点の位置、および、前記第2状態における前記第2制御点の位置から得られる第1基準位置と、前記第2状態での前記第1特徴点の位置との第1位置関係を算出する第3ステップと、
    前記撮像部を用いて前記ロボットを撮像して、前記第1特徴点が前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置し、かつ、前記ロボットアームが第3姿勢をとる第3状態になるように、前記ロボットアームを移動させる第4ステップと、
    前記ロボットを撮像して、前記第1特徴点が前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置し、かつ、前記ロボットアームが第4姿勢をとる第4状態になるように、前記ロボットアームを移動させる第5ステップと、
    前記第3状態における前記第2制御点の位置、および、前記第4状態における前記第2制御点の位置から得られる第2基準位置と、前記第4状態での前記第1特徴点と、の第2位置関係を算出する第6ステップと、
    前記第1位置関係と前記第2位置関係とに基づいて、ロボット座標系における前記第1特徴点の座標を算出する第7ステップと、を含むことを特徴とする校正方法。
  2. 前記第1ステップでは、前記ロボットアームを移動させる際の基準となる基準面を設定する請求項1に記載の校正方法。
  3. 前記第2ステップでは、前記第1状態から前記第2状態とする際、
    前記第2制御点が前記第1状態における位置を維持し、かつ、前記ロボットアームが前記基準面の法線を中心として回転するように、前記ロボットアームを駆動し、
    前記第1特徴点が、前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置するように前記ロボットアームを駆動し、
    前記第1特徴点が、前記基準面の法線と平行な軸を中心として回転するように、前記ロボットアームを駆動し、
    前記第1特徴点が、前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置するように前記ロボットアームを駆動することにより、前記ロボットアームを前記第2状態とする請求項2に記載の校正方法。
  4. 前記第5ステップでは、前記第3状態から前記第4状態とする際、
    前記第2制御点が前記第3状態における位置を維持し、かつ、前記ロボットアームが前記基準面の法線を中心として回転するように、前記ロボットアームを駆動し、
    前記第1特徴点が、前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置するように前記ロボットアームを駆動し、
    前記第1特徴点が、前記基準面の法線と平行な軸を中心として回転するように、前記ロボットアームを駆動し、
    前記第1特徴点が、前記撮像部の撮像画像における前記所定の位置に位置するように前記ロボットアームを駆動することにより、前記ロボットアームを前記第4状態とする請求項2または3に記載の校正方法。
  5. 前記第1位置関係は、前記第1基準位置から前記第2状態における前記第2制御点の位置に向かう第1ベクトルであり、
    前記第2位置関係は、前記第2基準位置から前記第4状態における前記第2制御点の位置に向かう第2ベクトルであり、
    前記第7ステップでは、前記第1ベクトルまたは前記第2ベクトルを変位させ、前記第1ベクトルおよび前記第2ベクトルの交点の座標を、前記ロボット座標系における前記第1特徴点の座標とみなす請求項1ないし4のいずれか1項に記載の校正方法。
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