JP2021143610A - 内燃機関の可変動弁機構 - Google Patents

内燃機関の可変動弁機構 Download PDF

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Abstract

【課題】作用角及びリフト量を変化させたときに、開弁タイミング又は閉弁タイミングが変化しないようにする。【解決手段】メインカム1と、縦部11が支持シャフト13に軸着され、横部12がバルブ20をロッカアーム21を介して押圧する第2アーム10と、支持シャフト13で回動されるリンクアーム16と、リンクアーム16に回動可能に軸着されメインフォロワ8が設けられた第1アーム5とを含む。縦部11に中間カム面14が設けられ、第1アーム5に中間フォロワ6が設けられる。リンクアーム16が回動すると、中間カム面14と中間フォロワ6との接点C1が変位し、横部12におけるロッカアーム21との接点C2が横方向に移ることにより、作用角及びリフト量が変化するとともに、メインカム1とメインフォロワ8との接点C3が角変位することにより、リフトトップの位相が変化して、開弁タイミングが変化しない。【選択図】図5

Description

本発明は、内燃機関の可変動弁機構に関するものである。
特許文献1に記載された可変動弁機構は、カムとロッカアームとの間にインターミディエイトレバーを介在させ、ステップモーターによりインターミディエイトレバーの位置を調整することにより、バルブの作用角及びリフト量を連続的に変化させる仕組みである。
特許文献2に記載された可変動弁機構は、カムに押される入力部材とバルブを押す出力部材を、それぞれスライダの入力側ヘリカルスプラインと出力側ヘリカルスプラインに噛み合わせ、コントロールシャフトの押し引きに連動してスライダをスライドさせ、この押し引き(直線運動)をヘリカルスプラインにて入力部材と出力部材の回転方向の位相差に変換することにより、バルブの作用角及びリフト量を連続的に変化させる仕組みである。
本出願人が先に提案した特許文献3の可変動弁機構は、L字形の第2アームの縦部の上部を支持シャフトに揺動可能に軸着し、第2アームの中間部に第1アームの下部を揺動可能に軸着し、第1アームの上部の外側を制御カムで支えて、第1アームの上部の内側をカムで押圧し、第2アームの横部でロッカアームを押圧してバルブを駆動するものであり、制御カムで第1アームの位置を調節することにより、バルブの作用角及びリフト量を連続的に変化させる仕組みである。
同機構は、第2アームの(縦に薄く形成可能な)横部を、コンベンショナルな非可変のロッカアーム式動弁機構におけるカムとロッカアームとの間に入り込ませるような構造であるから、該カムのカムシャフトの位置を僅かに変えるだけで又は変えることなく同機構を搭載可能である点が、特許文献1,2の機構にはない特徴である。また、1つの同機構を1つのバルブ毎に搭載すれば(1弁完結)、カムシャフトを支えるジャーナルの位置がボア間にあってもボアセンターにあっても、同機構を搭載可能である点も特徴である。
特表2004−521234号公報 特開2004−340140号公報 特開2017−214831号公報
しかし、特許文献1〜3の可変動弁機構によるバルブリフトはすべて、図7に示すように、作用角及びリフト量を大きくしたときに、リフトトップの位相が変わらず、開弁タイミングが進角し、閉弁タイミングが遅角するものであった。これらの機構を使用し、かつ、作用角及びリフト量を変化させたときに、開弁タイミング又は閉弁タイミングが変化しないようにする(これを位相連成という。)には、リフトトップの位相を変化させる位相可変機構を別途設けて協調制御する必要があった。
そこで、本発明の目的は、コンベンショナルなカムシャフトの位置を僅かに変えるだけで又は変えることなく可変動弁機構を搭載できるという特徴を維持しつつ、作用角及びリフト量を変化させたときに、位相可変機構を別途設けなくても、リフトトップの位相が変化して、開弁タイミング又は閉弁タイミングが変化しないようにすることにある。
(1)本発明の内燃機関の可変動弁機構は、
カムシャフトに設けられたメインカムと、
縦方向に延びる縦部と該縦部の下端から横方向に延びる横部とからなり、縦部の上部が支持シャフトに揺動可能に軸着され、横部がカムの下方に位置してバルブを直接又はロッカアームを介して押圧し駆動する第2アームと、
コントロールシャフトで回動されるリンクアームと、
上部がリンクアームに回動可能に軸着され、下部にメインカムに当接するメインフォロワが設けられた第1アームとを含み、
第2アームの縦部と第1アームの中間部の、いずれか一方に縦方向に延びる中間カム面が設けられ、いずれか他方に該中間カム面に沿って縦方向に案内される中間フォロワが設けられ、
リンクアームが回動すると、中間カム面と中間フォロワとの接点が変位し、該変位に連動して横部におけるバルブ又はロッカアームとの接点が横方向に移ることにより、作用角及びリフト量が変化するとともに、該変位に連動してメインカムとメインフォロワとの接点がメインカムの中心回り方向に角変位することにより、リフトトップの位相が変化して、開弁タイミング又は閉弁タイミングのいずれか一方が変化しないようにすることを特徴とする。
ここで、「横方向」は、カムシャフトの長さ方向に対して直角をなす横方向である。
<作用>
(ア)同機構は、コンベンショナルな動弁機構におけるメインカムとバルブ又はロッカアームとの間に、第2アームの(縦に薄く形成できる)横部が入り込ませるような構造であるから、該メインカムのカムシャフトの位置を僅かに変えるだけで又は変えることなく同機構を搭載可能である。
(イ)また、リンクアームが回動すると、中間カム面と中間フォロワとの接点が変位し、該変位に連動して横部におけるバルブ又はロッカアームとの接点が横方向に移ることにより、作用角及びリフト量が変化するとともに、該変位に連動してメインカムとメインフォロワとの接点がメインカムの中心回り方向に角変位することにより、リフトトップの位相が変化して、開弁タイミング又は閉弁タイミングのいずれか一方が変化しないようにする(位相連成)ので、従来のように位相連成のために位相可変機構を別途設けて協調制御する必要がない。
ここで、第1アーム、第2アーム及びリンクアーム(それらに設けられたメインフォロワ、中間カム面及び中間フォロワを含む。)が1つのバルブ毎に搭載されていて、構造的かつ機能的に完結していること(1弁完結)が好ましい。メインカムのカムシャフトを支えるジャーナルの位置が内燃機関のボア間にあってもボアセンターにあっても、同機構を搭載可能だからである。
また、第2アームは、少なくとも縦部が一対の側壁を有するアウターアームであり、
中間カム面は、該一対の側壁を連結する連結壁の内面に設けられ、
第1アームは、該縦部の一対の側壁間に配されるインナーアームであり、
メインフォロワは、回転可能なローラであり、
中間フォロワは、第1アームに設けられた回転可能なローラであることが好ましい。
インナーアームがアウターアームに内包されることで、各ローラを回転可能に軸着するための各ローラピンは、インナーアームに挿入するだけでも抜けないため、インナーアームへのカシメ止めをなくせるからである。
また、支持シャフトがコントロールシャフトを兼ねていること(共通化)が好ましい。同可変動弁機構をコンパクト化できるからである。但し、支持シャフトとコントロールシャフトは別々のものでもよい。
請求項1に係る発明によれば、コンベンショナルなカムシャフトの位置を僅かに変えるだけで又は変えることなく可変動弁機構を搭載できるという特徴を維持しつつ、作用角及びリフト量を変化させたときに、位相可変機構を別途設けなくても、リフトトップの位相が変化して、開弁タイミング又は閉弁タイミングが変化しないようにすること(位相連成)ができる。
さらに、請求項2に係る発明の可変動弁機構によれば、メインカムのカムシャフトを支えるジャーナルの位置が内燃機関のボア間にあってもボアセンターにあっても、同可変動弁機構を搭載可能である。
また、請求項3に係る発明の可変動弁機構によれば、メインフォロワ及び中間フォロワとしての各ローラを軸着するための各ローラピンを、第1アームに挿入するだけで済み、第1アームへのカシメ止めをなくせる。
また、請求項4に係る発明の可変動弁機構によれば、同可変動弁機構をコンパクト化できる。
図1は実施例の可変動弁機構を斜め前から見た斜視図である。 図2は同機構の側面図である。 図3(a)はボア間ジャーナルの内燃機関に搭載した同機構の背面図、(b)はボアセンタージャーナルの内燃機関に搭載した同機構の背面図である。 図4は作用角及びリフト量を小さく制御した同機構を示し、(a)はベース円時のIVa-IVa断面図、(b)は同機構のノーズ頂時の断面図である。 図5は作用角及びリフト量を大きく制御した同機構を示し、(a)はベース円時の断面図、(b)は同機構のノーズ頂時の断面図である。 図6は同機構により作用角及びリフト量を変化させたときのリフト量−クランク角曲線を示すグラフ図である。 図7は従来例の可変動弁機構により作用角及びリフト量を変化させたときのリフト量−クランク角曲線を示すグラフ図である。
1.第1アームについて
第1アームは、上記のとおりインナーアームであることが好ましいが、第2アームに内包されないで第2アームと単に並ぶアームでもよい。
メインフォロワは、上記のとおり回転可能なローラが好ましいが、パッドでもよい。
第1アームに中間フォロワを設ける場合、中間フォロワは、上記のとおり回転可能なローラが好ましいが、パッドでもよい。
2.第2アームについて
第2アームは、上記のとおりアウターアームであることが好ましいが、第1アームを内包しないで第1アームと単に並ぶアームでもよい。
第2アームに中間フォロワを設ける場合、中間フォロワは、上記のとおり回転可能なローラが好ましいが、パッドでもよい。
3.位相連成について
位相連成は、作用角及びリフト量を変化させたときに、開弁タイミングが変化しないようにするフロントバイアス位相連成、又は、閉弁タイミングが変化しないようにするリアバイアス位相連成の、いずれか一方である。
4.バルブについて
本発明の可変動弁機構は、吸気用バルブ、排気用バルブ又はその両方に適用することができる。
本発明の実施例について図1〜図6を参照して説明する。なお、各実施例の各部の構造及び形状は例示であり、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更できる。
本実施例の可変動弁機構は、図1、図2等に示すように、メインカム1と第1アーム5と第2アーム10とリンクアーム16とを含み構成されている。
以下では、第2アーム10の後述する横部12を、コンベンショナルなロッカアーム式動弁機構におけるメインカム1とロッカアーム21との間に入り込ませ、ロッカアーム21を介してバルブ20を押圧する態様について説明する。バルブ20は吸気用であるが、排気用でもよい。ロッカアーム21は、後端部がラッシュアジャスタ22に支持され、中間部にロッカローラ23が回転可能に軸着され、先端部がバルブ20を押圧する押圧部24となっている。
なお、ロッカアーム21を省略し、第2アーム10の横部12をカムとバルブ20との間に入り込ませ、直接バルブ20を押圧する態様も可能である。
[メインカム]
メインカム1は、側面視で円形のベース円と、ベース円から突出したノーズとを含み、ノーズがバルブ20リフトの起因となるものである。メインカム1はベース円に直交するカムシャフト2に設けられ、カムシャフト2はシリンダヘッドのジャーナル3に回転可能に支持されている。
ジャーナル3は、図3(a)に示すように、内燃機関のボア4間にある場合と、図3(b)に示すように、ボア4のセンターにある場合とがある。本実施例の可変動弁機構は、第1アーム5、第2アーム10及びリンクアーム16(それらに設けられた後述するメインフォロワ8、中間カム面14及び中間フォロワ6を含む。)が1つのバルブ20毎に搭載されて、構造的かつ機能的に完結している(1弁完結)。このため、図3(a)又は(b)のいずれ場合にも、同機構を搭載可能である。
[第2アーム]
第2アーム10は、縦方向に延びる縦部11と該縦部11の下端から横方向に延びる横部12とからなるL字状をなすものであり、縦部11の上部が支持シャフト13に揺動可能に軸着され、横部12がメインカム1の下方に位置してバルブ20をロッカアーム21を介して押圧し駆動するものである。
また、第2アーム10は、少なくとも縦部11が一対の側壁を有するアウターアームである。
この一対の側壁の左端間を連結する連結壁の内面に、縦方向に延びるとともに下側ほどメインカム1のベース円に近付く中間カム面14が設けられている。横部12も、一対の側壁と、該一対の側壁の下端間を連結する連結壁とを有するが、メインカム1とロッカアーム21との間に位置するのは、薄い(例えば厚さ3〜8mmの)連結壁のみであるから、該間に入り込みやすい。
横部12の下面は、支持シャフト13を中心とする円弧を描く円柱面と、円柱面より先端側へ向かうにつれて徐々に下方へ突出する下降面とからなる、嘴状カム面15となっており、嘴状カム面15の円柱面がロッカアーム21(詳しくはロッカローラ23)に接しているうちはリフトが生じないが、下降面がロッカアーム21に接するとリフトが生じるようになっている。
[リンクアーム]
リンクアーム16は単純なレバー状のものであり、その基端がコントロールシャフトを兼ねる前記支持シャフト13に固定され、支持シャフト13の回動と共に第2アーム10の縦部11の上方から下方へと回動される。
[第1アーム]
第1アーム5は、中間部で下部が前記横部12の方向へ屈曲した「く字状」をなすものであり、上部がリンクアーム16の先端に回動可能に軸着され、中間部に前記中間カム面14に沿って案内される中間フォロワ6が設けられ、下部にメインカム1に当接するメインフォロワ8が設けられている。
第1アーム5は、前記縦部11の一対の側壁間に配されるインナーアームである。
メインフォロワ8は回転可能なローラであり、中間フォロワ6も回転可能なローラである。各ローラを回転可能に軸着するための各ローラピン7,9は、第1アーム5に挿入して取り付けられおり、該挿入だけでも抜けないため、第1アーム5へのカシメ止めはされていない。
[特徴]
図4に示すように、リンクアーム16が上方へ回動すると、中間カム面14と中間フォロワ6との接点C1が上方へ変位し、
・該変位に連動して嘴状カム面15におけるロッカアーム21との接点C2が嘴状カム面15の基部側へ移ることにより、同図(a)に示すベース円時(メインカム1のベース円がメインフォロワ8に接する時)から(b)に示すノーズ時(メインカム1のノーズがメインフォロワ8を押圧する時)への変化で分かるとおり、嘴状カム面15の主に円柱面がロッカアーム21に接し、下降面はロッカアーム21に殆ど接しないようになって、作用角及びリフト量がゼロ又は微小となる(図6の低い曲線参照)とともに、
・該変位に連動してメインカム1とメインフォロワ8との接点C3がメインカム1の中心回り方向に時計回りに角変位することにより、リフトトップの位相は殆ど遅角しない(図6の低い曲線参照)。
また、図5に示すように、リンクアーム16が下方へ回動すると、中間カム面14と中間フォロワ6との接点C1が下方へ変位し、
・該変位に連動して嘴状カム面15におけるロッカアーム21との接点C2が嘴状カム面15の先端側へ移ることにより、同図(a)に示すベース円時から(b)に示すノーズ時への変化で分かるとおり、嘴状カム面15の円柱面はロッカアーム21にすぐに接し終わり、主に下降面がロッカアーム21に接するようになって、作用角及びリフト量が大きくなる(図6の高い曲線参照)とともに、
・該変位に連動してメインカム1とメインフォロワ8との接点C3がメインカム1の中心回り方向に反時計回りに角変位することにより、リフトトップの位相が大きく遅角し、それによって開弁タイミングタイミングは変化せずに上記図4の開弁タイミングタイミングと一致している(図6の高い曲線参照)。
以上のように構成された本実施例の可変動弁機構によれば、既に述べた作用効果に加え、次の作用効果が得られる。
(ア)同機構は、コンベンショナルな動弁機構におけるメインカム1とロッカアーム21との間に、第2アーム10の(薄く形成できる)横部12が入り込ませる構造であるから、該メインカム1のカムシャフト2の位置を僅かに変えるだけで又は変えることなく同機構を搭載可能である。
(イ)また、リンクアーム16が回動すると、中間カム面14と中間フォロワ6との接点C1が変位し、該変位に連動して横部12におけるロッカアーム21との接点C2が横方向に移ることにより、作用角及びリフト量が変化するとともに、該変位に連動してメインカム1とメインフォロワ8との接点C3がメインカム1の中心回り方向に角変位することにより、リフトトップの位相が変化して、開弁タイミングが変化しないようにするので(フロントバイアス位相連成)、従来のように位相連成のために位相可変機構を別途設けて協調制御する必要がない。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することができる。
(1)実施例のフロントバイアス位相連成を、リアバイアス位相連成に変更すること。
1 メインカム
2 カムシャフト
3 ジャーナル
4 ボア
5 第1アーム
6 中間フォロワ
7 ローラピン
8 メインフォロワ
9 ローラピン
10 第2アーム
11 縦部
12 横部
13 支持シャフト
14 中間カム面
15 嘴状カム面
16 リンクアーム
20 バルブ
21 ロッカアーム
22 ラッシュアジャスタ
23 ロッカローラ
24 押圧部

Claims (4)

  1. カムシャフト(2)に設けられたメインカム(1)と、
    縦方向に延びる縦部(11)と該縦部(11)の下端から横方向に延びる横部(12)とからなり、縦部(11)の上部が支持シャフト(13)に揺動可能に軸着され、横部(12)がカムの下方に位置してバルブ(20)を直接又はロッカアーム(21)を介して押圧し駆動する第2アーム(10)と、
    コントロールシャフト(13)で回動されるリンクアーム(16)と、
    上部がリンクアーム(16)に回動可能に軸着され、下部にメインカム(1)に当接するメインフォロワ(8)が設けられた第1アーム(5)とを含み、
    第2アーム(10)の縦部(11)と第1アーム(5)の中間部の、いずれか一方に縦方向に延びる中間カム面(14)が設けられ、いずれか他方に該中間カム面(14)に沿って縦方向に案内される中間フォロワ(6)が設けられ、
    リンクアーム(16)が回動すると、中間カム面(14)と中間フォロワ(6)との接点(C1)が変位し、該変位に連動して横部(12)におけるバルブ(20)又はロッカアーム(21)との接点(C2)が横方向に移ることにより、作用角及びリフト量が変化するとともに、該変位に連動してメインカム(1)とメインフォロワ(8)との接点(C3)がメインカム(1)の中心回り方向に角変位することにより、リフトトップの位相が変化して、開弁タイミング又は閉弁タイミングのいずれか一方が変化しないようにすることを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  2. 第1アーム(5)、第2アーム(10)及びリンクアーム(16)が1つのバルブ(20)毎に搭載されている請求項1記載の内燃機関の可変動弁機構。
  3. 第2アーム(10)は、少なくとも縦部(11)が一対の側壁を有するアウターアームであり、
    中間カム面(14)は、該一対の側壁を連結する連結壁の内面に設けられ、
    第1アーム(5)は、該縦部(11)の一対の側壁間に配されるインナーアームであり、
    メインフォロワ(8)は、回転可能なローラであり、
    中間フォロワ(6)は、第1アーム(5)に設けられた回転可能なローラである請求項1又は2記載の内燃機関の可変動弁機構。
  4. 支持シャフト(13)がコントロールシャフトを兼ねている請求項1、2又は3記載の内燃機関の可変動弁機構。
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