JP2021141702A - 回転電機 - Google Patents

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Takahiro Mihara
嵩大 三原
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Abstract

【課題】出力性能が低下することなく冷却性能が向上した回転電機を提供する。【解決手段】回転電機20は、略円環形状のロータコア31、及びロータコア31に取り付けられた永久磁石35、を有するロータ30と、ロータ30の外周面30cから径方向に所定の間隔を隔てて配置されたステータコア41、及びステータコア41に取り付けられたコイル42、を有するステータ40と、を備える。径方向において、ロータ30の外周面30cとステータ40の内周面40dとの間には、隙間部60が形成されている。ロータ30の外周面30cは、軸方向に沿って径方向の凹凸形状を有する。回転電機20の軸方向における少なくとも一方の端面と対向する位置に、冷却部材70が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両などに搭載される回転電機に関する。
従来から、ハイブリッド車、バッテリ駆動車、燃料電池車等の電動車両には、電動機、発電機等の回転電機が搭載されている。近年、電動車両に搭載される回転電機は、高トルク、高出力化が進んでいる。回転電機は、駆動によって銅損や鉄損、機械損といった損失が生じ、これら損失に応じて発熱するため、高トルク、高出力化が進むほど、発熱量が増大する。そして、回転電機は、発熱によって過度に高温になると、永久磁石の減磁等が生じ、出力性能が低下してしまう。
そのため、回転電機には、より一層の冷却性能の向上が求められている。例えば、特許文献1には、ロータコアの全体を所定の間隙を設けて覆うロータキャンを設け、ロータコアとロータキャンとの間の間隙に冷却液を流すことによって、冷却性能を向上させた回転電機が開示されている。
特開平09−163682号公報
しかしながら、特許文献1の回転電機は、ロータコアとロータキャンとの間の間隙に冷却液を流すため、ロータが回転する際に冷却液の粘性が抵抗となり、回転電機の出力性能が低下してしまう、という課題があった。
本発明は、出力性能が低下することなく冷却性能が向上した回転電機を提供する。
本発明は、
略円環形状のロータコア、及び該ロータコアに取り付けられた永久磁石、を有するロータと、
前記ロータの外周面から径方向に所定の間隔を隔てて配置されたステータコア、及び該ステータコアに取り付けられたコイル、を有するステータと、を備え、
前記径方向において、前記ロータの前記外周面と前記ステータの内周面との間には、隙間部が形成されている、回転電機であって、
前記ロータの前記外周面は、軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状を有し、
前記回転電機の前記軸方向における少なくとも一方の端面と対向する位置に、冷却部材が設けられている。
本発明によれば、ロータの外周面は、軸方向に沿って径方向の凹凸形状を有するので、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱は、ロータの外周面の凹凸形状によって乱反射し、軸方向に拡散される。これにより、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱が、ロータに伝わることが抑制され、また、ロータの回転抵抗を低下させることなく、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱を、隙間部から回転電機の軸方向の外側へ放出できるので、回転電機は、出力性能が低下することなく冷却性能が向上する。
さらに、回転電機の軸方向における少なくとも一方の端面と対向する位置に、冷却部材が設けられているので、隙間部から回転電機の軸方向の外側へ放出された熱を冷却部材によって冷却でき、冷却性能がより向上する。
本発明の一実施形態の回転電機が搭載された回転電機ユニットを径方向外側から見た側面図である。 図1の回転電機のロータコアを軸方向から見た正面図である。 図1の回転電機において、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱が、ロータの外周面で乱反射することを説明する図である。 図1の回転電機のステータコアを軸方向から見た正面図である。 図1の回転電機において、ロータからステータに向かって径方向の外側に放射された熱が、ステータの内周面で乱反射することを説明する図である。 図1の回転電機ユニットのケースの一部と冷却部材とを示した斜視図である。 図6の冷却部材の冷却部を径方向外側から見た側面図である。
以下、本発明の回転電機の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の回転電機20は、回転電機ユニット1に搭載されている。回転電機ユニット1は、ロータシャフト10と、回転電機20と、冷却部材70と、ケース5と、を備える。ロータシャフト10、回転電機20、及び冷却部材70は、ケース5に収容されている。
なお、本明細書等では、軸方向、径方向、周方向というときは、回転電機20の回転軸心CLを基準にした方向をいう。また、軸方向内側とは、軸方向における回転電機20の中央側をいい、軸方向外側とは、軸方向における回転電機20の中央から離れる側をいう。
ロータシャフト10は、中空のシャフトであり、軸方向の一方側に位置する第1端部10a及び他方側に位置する第2端部10bが開口した中空部11を有する。ロータシャフト10の外周面10cには、径方向に拡がる略円環形状のフランジ部15が設けられている。
ロータシャフト10は、ケース5に固定された第1ベアリング50aによって第1端部10aが軸支されており、ケース5に固定された第2ベアリング50bによって第2端部10bが軸支されている。第1ベアリング50a及び第2ベアリング50bは、例えば、ボールベアリングである。
回転電機20は、ロータシャフト10の外周面10cに固定された略円環形状を有するロータ30と、ロータ30の外周面30cから径方向に所定の間隔を隔てて対向するように配置された略円環形状を有するステータ40と、を備える。
ロータ30は、略円環形状を有し、ロータシャフト10の回転軸心CLと平行な磁石挿入孔33が外周側に周方向に沿って複数設けられたロータコア31と、各磁石挿入孔33に挿入された永久磁石35と、ロータコア31の軸方向の一方側に配置された第1端面板37a及び他方側に配置された第2端面板37bと、を備える。ロータ30は、ロータシャフト10のフランジ部15よりも軸方向内側の外周面10cに固定されている。ロータ30は、軸方向において、一方側(ロータシャフト10の第1端部10a側)の端面である第1端面30aと、他方側(ロータシャフト10の第2端部10b側)の端面である第2端面30bと、を有する。
ロータコア31は、略円環形状を有する複数のロータコア電磁鋼板310が軸方向に積層されて構成されている。ロータコア31は、軸方向において、一方側(ロータシャフト10の第1端部10a側)の端面である第1端面31aと、他方側(ロータシャフト10の第2端部10b側)の端面である第2端面31bと、を有する。
第1端面板37a及び第2端面板37bは、いずれもロータコア31と径方向で略同一となる略円環形状を有する。軸方向において、第1端面板37aは、ロータコア31の第1端面31a側に配置されており、第2端面板37bは、ロータコア31の第2端面31b側に配置されている。
第1端面板37aは、軸方向において、ロータコア31の第1端面31aと対向する軸方向内側端面371aと、軸方向内側端面371aと反対側の軸方向外側端面372aと、を有する。第1端面板37aの軸方向内側端面371aは、ロータコア31の第1端面31aに当接している。第1端面板37aの軸方向外側端面372aには、ロータシャフト10の外周面10cに配置されたカラー17が当接している。カラー17は、ロータシャフト10の外周面10cに圧入等によって固定されている。
第2端面板37bは、軸方向において、ロータコア31の第2端面31bと対向する軸方向内側端面371bと、軸方向内側端面371bと反対側の軸方向外側端面372bと、を有する。第2端面板37bの軸方向内側端面371bは、ロータコア31の第2端面31bに当接している。第2端面板37bの軸方向外側端面372bは、ロータシャフト10のフランジ部15に当接している。
カラー17は、第1端面板37a、ロータコア31、及び第2端面板37bを軸方向の他方側(ロータシャフト10の第2端部10b側)に押圧している。これにより、ロータ30は、ロータシャフト10のフランジ部15とカラー17とによって挟持されてロータシャフト10に軸方向で固定されている。
ステータ40は、ボルトによってケース5に固定されている。ステータ40は、ロータ30の外周面30cから径方向に所定の間隔を隔てて対向するように配置されている。したがって、径方向において、ロータ30の外周面30cとステータ40の内周面40dとの間には、隙間部60が形成されている。
ステータ40は、略円環形状のステータコア41と、ステータコア41に取り付けられたコイル42と、を備える。
ステータコア41は、略円環形状を有する複数のステータコア電磁鋼板410が軸方向に積層されて構成されている。ステータコア41は、軸方向において、一方側(ロータシャフト10の第1端部10a側)の端面である第1端面41aと、他方側(ロータシャフト10の第2端部10b側)の端面である第2端面41bと、を有する。
コイル42は、ステータコア41の第1端面41aから前方に突出した第1コイルエンド部42aと、ステータコア41の第2端面41bから後方に突出した第2コイルエンド部42bと、を有する。
(ロータコア)
図2に示すように、ロータコア電磁鋼板310は、略円環形状を有する。ロータコア電磁鋼板310は、が回転軸心CLと同中心のロータシャフト孔311を有する。ロータコア電磁鋼板310には、3つの磁石挿入孔33が周方向に並んで配置された磁石挿入孔群330が、周方向に等間隔で複数形成されている。本実施形態では、ロータコア電磁鋼板310には、3つの磁石挿入孔33が周方向に並んで配置された磁石挿入孔群330が、周方向に30度間隔で12個形成されている。1つの磁石挿入孔群330の各磁石挿入孔33に挿入された永久磁石35によって、ロータ30の1つの磁極部が構成される。
ロータコア電磁鋼板310の外周面310cは、回転軸心CLからの距離が第1距離R1である第1外周面310c1と、回転軸心CLからの距離が第1距離R1よりも短い第2距離R2である第2外周面310c2と、を有する。第1外周面310c1と第2外周面と310c2とは、軸方向から見て、回転軸心CLを中心として、周方向において所定角度ごとに交互に形成されている。本実施形態では、第1外周面310c1と第2外周面と310c2とは、軸方向から見て、回転軸心CLを中心として、周方向において60度ごとに交互に形成されている。
ロータコア31は、ロータコア電磁鋼板310が軸方向に積層されて構成されている。軸方向に積層されたロータコア電磁鋼板310は、所定枚数ごとに60度回転させて積層されている。本実施形態では、軸方向に積層されたロータコア電磁鋼板310は、1枚ごとに60度回転させて積層されている。
したがって、ロータ30の外周面30cは、軸方向において、ロータコア電磁鋼板310の所定枚数ごとに第1外周面310c1と第2外周面310c2とが交互に積層されて形成されている。
そのため、図3に示すように、ロータ30の外周面30cは、軸方向に沿って径方向の凹凸形状を有する。ロータ30の外周面30cは、ロータ30の回転軸心CLから、軸方向に複数積層された各ロータコア電磁鋼板310の外周面310cまでの径方向の長さの相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されている。より詳細には、ロータ30の外周面30cは、第1外周面310c1の第1距離R1と、第2外周面310c2の第2距離R2との相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されている。
このように、ロータ30の外周面30cは、軸方向に沿って径方向の凹凸形状を有するので、ステータ40からロータ30に向かって径方向の内側に放射された熱は、ロータ30の外周面30cの凹凸形状によって乱反射し、軸方向に拡散される。これにより、ステータ40からロータ30に向かって径方向の内側に放射された熱が、ロータ30に伝わることが抑制され、また、ロータ30の回転抵抗を低下させることなく、ステータ40からロータ30に向かって径方向の内側に放射された熱を、隙間部60から回転電機20の軸方向の外側へ放出できるので、回転電機20は、出力性能が低下することなく冷却性能が向上する。
また、ロータ30の外周面30cは、ロータ30の回転軸心CLから、軸方向に複数積層された各ロータコア電磁鋼板310の外周面310cまでの径方向の長さの相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されているので、ロータコア31のロータコア電磁鋼板310間で生じる渦電流損失を増加させることなく、ロータ30の外周面30cを凹凸形状とすることができる。
さらに、ロータ30の外周面30cは、第1外周面310c1の第1距離R1と、第2外周面310c2の第2距離R2との相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されているので、容易にロータ30の外周面30cを凹凸形状とすることができる。
ロータ30の外周面30cは、例えばショット加工等により、鏡面仕上げ処理が施されている。
これにより、ステータ40からロータ30に向かって径方向の内側に放射された熱は、ロータ30の外周面30cでより多く乱反射し、ステータ40からロータ30に向かって径方向の内側に放射された熱がロータ30に伝わることをより抑制できる。
(ステータコア)
図4に示すように、ステータコア電磁鋼板410は、略円環形状のステータヨーク部411と、該ステータヨーク部411の内周面から径方向に中心へ向かって突出する複数のティース部412と、を備える。複数のティース部412は、周方向に沿って互いに等間隔に配置されている。本実施形態では、ティース部412は、ステータコア41の周方向に沿って7.5度間隔に48個配置されている。ステータコア41の周方向に隣接するティース部412の間には、スロット部413が形成されている。スロット部413は、周方向に沿って互いに等間隔に複数形成されている。本実施形態では、スロット部413は、周方向に沿って7.5度間隔に48個配置されている。
コイル42は、U相、V相、W相の複数の巻線が複数のスロット部413に挿入され、ティース部412を巻回することによって構成される(図1参照)。
ステータコア電磁鋼板410のティース部412は、回転軸心CLからティース部412の先端面412dまでの距離が第3距離R3である第1ティース部4121と、回転軸心CLからティース部412の先端面412dまでの距離が第3距離R3よりも短い第4距離R4である第2ティース部4122と、を有する。ステータコア電磁鋼板410には、第1ティース部4121と第2ティース部4122とが、周方向で交互に形成されている。
ステータコア41は、ステータコア電磁鋼板410が軸方向に積層されて構成されている。軸方向に積層されたステータコア電磁鋼板410は、第1ティース部4121と第2ティース部4122とが、所定枚数ごとに交互に積層するように、軸方向に積層されている。本実施形態では、ステータコア電磁鋼板410は、第1ティース部4121と第2ティース部4122とが、1枚ごとに交互に積層するように、軸方向に積層されている。
したがって、ティース部412は、軸方向において、ステータコア電磁鋼板410の所定枚数ごとに第1ティース部4121と第2ティース部4122とが交互に積層されて形成されている。
そのため、図5に示すように、ステータ40の内周面40dは、軸方向に沿って径方向の凹凸形状を有する。ステータ40の内周面40dは、ロータ30の回転軸心CLから、軸方向に複数積層された各ステータコア電磁鋼板410のティース部412の先端面412dまでの径方向の距離の相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されている。より詳細には、ステータ40の内周面40dは、第1ティース部4121の第3距離R3と第2ティース部4122第4距離R4との相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されている。
このように、ステータ40の内周面40dは、軸方向に沿って径方向の凹凸形状を有するので、ロータ30からステータ40に向かって径方向の外側に放射された熱は、ステータ40の内周面40dの凹凸形状によって乱反射し、軸方向に拡散される。これにより、ロータ30からステータ40に向かって径方向の外側に放射された熱が、ステータ40に伝わることが抑制され、また、ロータ30の回転抵抗を低下させることなく、ロータ30からステータ40に向かって径方向の外側に放射された熱を、隙間部60から回転電機20の軸方向の外側へ放出できるので、回転電機20は、出力性能が低下することなく冷却性能が向上する。
また、ステータ40の内周面40dは、ロータ30の回転軸心CLから、軸方向に複数積層された各ステータコア電磁鋼板410のティース部412の先端面412dまでの径方向の距離の相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されているので、ステータコア41のステータコア電磁鋼板410間で生じる渦電流損失を増加させることなく、ステータ40の内周面40dを凹凸形状とすることができる。
さらに、ステータ40の内周面40dは、第1ティース部4121の第3距離R3と第2ティース部4122第4距離R4との相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されているので、容易にステータ40の内周面40dを凹凸形状とすることができる。
ステータ40の内周面40dは、例えばショット加工等により、鏡面仕上げ処理が施されている。
これにより、ロータ30からステータ40に向かって径方向の外側に放射された熱は、ステータ40の内周面40dでより多く乱反射し、ロータ30からステータ40に向かって径方向の外側に放射された熱がステータ40に伝わることをより抑制できる。
(冷却部材)
図1に戻って、冷却部材70は、軸方向において、ロータ30の第1端面30aと対向する位置、より詳細には、第1端面板37aの軸方向外側端面372aと対向する位置と、軸方向において、ロータ30の第2端面30bと対向する位置、より詳細には、第2端面板37bの軸方向外側端面372bと対向する位置と、に配置されている。冷却部材70は、ケース5に固定されている。冷却部材70は、熱伝導率が高い、例えばアルミニウム等によって形成されている。
これにより、隙間部60から回転電機20の軸方向の外側へ放出された熱を、冷却部材70に吸熱させることができるので、回転電機20の冷却性能がより向上する。
次に、図6及び図7を参照して、軸方向において、ロータ30の第1端面30aと対向する位置に配置された冷却部材70について説明する。なお、詳細な説明は省略するが、軸方向において、ロータ30の第2端面30bと対向する位置に配置された冷却部材70も、ロータ30の第1端面30aと対向する位置に配置された冷却部材70と同様の構成を有している。
図6及び図7に示すように、冷却部材70は、回転電機20に軸方向で対向して径方向に延び、ロータ30の回転軸心CLを中心とする略円環形状の冷却部71と、冷却部71から軸方向外側に延び、ケース5と係合する係合部72と、を有する。係合部72は、略円筒形状を有し、ケース5に嵌合によって係合している。これにより、冷却部材70は、ケース5に固定されている。
図7に示すように、冷却部材70の冷却部71は、径方向において、少なくとも一部がロータ30とオーバーラップするように配置されている。
これにより、ロータ30から軸方向の外側へ放射された熱を、冷却部材70の冷却部71に吸熱させることができるので、回転電機20の冷却性能がより向上する。
さらに、冷却部材70の冷却部71は、径方向において、少なくとも一部が隙間部60とオーバーラップするように配置されている。すなわち、冷却部材70は、冷却部71の外周面71cが、ロータ30の外周面30cよりも径方向の外側に位置するように配置されている。
これにより、隙間部60から回転電機20の軸方向の外側へ放出された熱を、より効果的に冷却部材70の冷却部71に吸熱させることができるので、回転電機20の冷却性能がより向上する。
冷却部材70の冷却部71の内部には、冷媒通路73が形成されている。冷媒通路73は、ロータ30の回転軸心CLを中心とする略円環形状を有する。冷媒通路73には、ケース5の外部と冷媒通路73とを連通する冷媒連通部74が設けられている。そして、冷媒通路73には、冷媒連通部74を介してケース5の外部から冷媒が供給されている。そして、冷媒通路73に冷媒が通ることによって、冷却部材70は冷却される。
これにより、冷却部材70は、回転電機20から放射された熱をより効果的に吸熱できる。
また、冷却部材70は、黒色となっている。例えば、冷却部材70は、アルミニウムの表面に黒色塗装処理が施されている。
これにより、冷却部材70は、より熱を吸熱できる。これにより、冷却部材70は、回転電機20から放射された熱をより効果的に吸熱できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態では、軸方向に積層されたロータコア電磁鋼板310は、1枚ごとに回転させて積層されているものとしたが、ロータコア電磁鋼板310は、複数枚ごとに回転させて積層されていてもよい。
また、例えば、本実施形態では、ステータコア電磁鋼板410は、第1ティース部4121と第2ティース部4122とが、1枚ごとに交互に積層するように、軸方向に積層されているものとしたが、ステータコア電磁鋼板410は、第1ティース部4121と第2ティース部4122とが、複数枚ごとに交互に積層するように、軸方向に積層されていてもよい。
また、例えば、本実施形態では、冷却部材70は、軸方向において、ロータ30の第1端面30aと対向する位置と、ロータ30の第2端面30bと対向する位置と、に配置されているものとしたが、冷却部材70は、軸方向において、ロータ30の第1端面30aと対向する位置、及びロータ30の第2端面30bと対向する位置のいずれか一方にのみ配置されていてもよい。
また、例えば、本実施形態では、冷却部材70は、黒色となっているものとしたが、全面が黒色である必要はなく、少なくとも軸方向において回転電機20と対向する面が黒色であればよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 略円環形状のロータコア(ロータコア31)、及び該ロータコアに取り付けられた永久磁石(永久磁石35)、を有するロータ(ロータ30)と、
前記ロータの外周面(外周面30c)から径方向に所定の間隔を隔てて配置されたステータコア(ステータコア41)、及び該ステータコアに取り付けられたコイル(コイル42)、を有するステータ(ステータ40)と、を備え、
前記径方向において、前記ロータの前記外周面と前記ステータの内周面(内周面40d)との間には、隙間部(隙間部60)が形成されている、回転電機(回転電機20)であって、
前記ロータの前記外周面は、軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状を有し、
前記回転電機の前記軸方向における少なくとも一方の端面と対向する位置に、冷却部材(冷却部材70)が設けられている、回転電機。
(1)によれば、ロータの外周面は、軸方向に沿って径方向の凹凸形状を有するので、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱は、ロータの外周面の凹凸形状によって乱反射し、軸方向に拡散される。これにより、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱が、ロータに伝わることが抑制され、また、ロータの回転抵抗を低下させることなく、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱を、隙間部から回転電機の軸方向の外側へ放出できるので、回転電機は、出力性能が低下することなく冷却性能が向上する。
さらに、回転電機の軸方向における少なくとも一方の端面と対向する位置に、冷却部材が設けられているので、隙間部から回転電機の軸方向の外側へ放出された熱を、冷却部材に吸熱させることができ、回転電機の冷却性能がより向上する。
(2) (1)に記載の回転電機であって、
前記ロータの前記外周面は、鏡面仕上げ処理が施された、回転電機。
(2)によれば、ロータの外周面は、鏡面仕上げ処理が施されているので、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱は、ロータの外周面でより多く乱反射し、ステータからロータに向かって径方向の内側に放射された熱がロータに伝わることをより抑制できる。
(3) (1)又は(2)に記載の回転電機であって、
前記ロータコアは、前記軸方向に複数積層された略円環形状のロータコア電磁鋼板(ロータコア電磁鋼板310)によって構成されており、
前記永久磁石は、前記ロータコアに形成された前記軸方向に貫通する磁石挿入孔(磁石挿入孔33)に挿入されており、
前記ロータの前記外周面は、前記ロータの回転軸心(回転軸心CL)から、前記軸方向に複数積層された各ロータコア電磁鋼板の外周面(外周面310c)までの前記径方向の長さの相違によって、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状が形成されている、回転電機。
(3)によれば、ロータの外周面は、ロータの回転軸心から、軸方向に複数積層された各ロータコア電磁鋼板の外周面までの径方向の長さの相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されているので、ロータコアのロータコア電磁鋼板間で生じる渦電流損失を増加させることなく、ロータの外周面を凹凸形状とすることができる。
(4) (3)に記載の回転電機であって、
前記ロータコア電磁鋼板の前記外周面は、
前記回転軸心からの距離が第1距離(第1距離R1)である第1外周面(第1外周面310c1)と、前記回転軸心からの距離が前記第1距離よりも短い第2距離(第2距離R2)である第2外周面(第2外周面310c2)と、を有し、
前記第1外周面と前記第2外周面とは、前記軸方向から見て、前記回転軸心を中心として、周方向において所定角度ごとに交互に形成されており、
前記ロータの前記外周面は、前記軸方向において、前記ロータコア電磁鋼板の所定枚数ごとに前記第1外周面と前記第2外周面とが交互に積層されて形成されており、
前記ロータの前記外周面は、前記第1距離と前記第2距離との相違によって、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状が形成されている、回転電機。
(4)によれば、ロータコア電磁鋼板は、回転軸心からの距離が第1距離である第1外周面と、回転軸心からの距離が第1距離よりも短い第2距離である第2外周面と、を有し、ロータの外周面は、第1距離と第2距離との相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されているので、容易にロータの外周面を凹凸形状とすることができる。
(5) (1)〜(4)のいずれかに記載の回転電機であって、
前記冷却部材は、前記径方向において、少なくとも一部が前記隙間部とオーバーラップするように配置されている、回転電機。
(5)によれば、冷却部材は、径方向において、少なくとも一部が隙間部とオーバーラップするように配置されているので、隙間部から回転電機の軸方向の外側へ放出された熱を、より効果的に冷却部材に吸熱させることがきる。
(6) (1)〜(5)のいずれかに記載の回転電機であって、
前記冷却部材は、前記径方向において、少なくとも一部が前記ロータとオーバーラップするように配置されている、回転電機。
(6)によれば、冷却部材は、径方向において、少なくとも一部がロータとオーバーラップするように配置されているので、ロータから軸方向の外側へ放射された熱を冷却部材に吸熱させることができる。
(7) (1)〜(6)のいずれかに記載の回転電機であって、
前記冷却部材は、冷媒通路(冷媒通路73)を有する、回転電機。
(7)によれば、冷却部材は、冷媒通路を有しているので、冷媒通路に冷媒が通ることによって、冷却部材が冷却される。これにより、冷却部材は、回転電機から放射された熱をより効果的に吸熱できる。
(8) (1)〜(7)のいずれかに記載の回転電機であって、
前記冷却部材は、少なくとも前記軸方向において前記回転電機と対向する面が黒色である、回転電機。
(8)によれば、冷却部材は、少なくとも軸方向において回転電機と対向する面が黒色であるので、より熱を吸熱できる。これにより、冷却部材は、回転電機から放射された熱をより効果的に吸熱できる。
(9) (1)〜(8)のいずれかに記載の回転電機であって、
前記ステータの前記内周面は、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状を有する、回転電機。
(9)によれば、ステータの内周面は、軸方向に沿って径方向の凹凸形状を有するので、ロータからステータに向かって径方向の外側に放射された熱は、ステータの内周面の凹凸形状によって乱反射し、軸方向に拡散される。これにより、ロータからステータに向かって径方向の外側に放射された熱が、ステータに伝わることが抑制され、また、ロータの回転抵抗を低下させることなく、ロータからステータに向かって径方向の外側に放射された熱を、隙間部から回転電機の軸方向の外側へ放出できるので、回転電機は、出力性能が低下することなく冷却性能が向上する。
(10) (9)に記載の回転電機であって、
前記ステータの前記内周面は、鏡面仕上げ処理が施された、回転電機。
(10)によれば、ステータの内周面は、鏡面仕上げ処理が施されているので、ロータからステータに向かって径方向の外側に放射された熱は、ステータの内周面でより多く乱反射し、ロータからステータに向かって径方向の外側に放射された熱がステータに伝わることをより抑制できる。
(11) (9)又は(10)に記載の回転電機であって、
前記ステータコアは、
周方向に沿って等間隔で複数設けられた、前記径方向の内側へ突出するティース部(ティース部412)と、前記周方向で隣接する前記ティース部の間に形成された複数のスロット部(スロット部413)と、を有し、
前記軸方向に複数積層されたステータコア電磁鋼板(ステータコア電磁鋼板410)によって構成されており、
前記コイルは、前記複数のスロット部に挿入されており、
前記ステータの前記内周面は、前記ロータの回転軸心(回転軸心CL)から、前記軸方向に複数積層された各ステータコア電磁鋼板の前記ティース部の先端面(先端面412d)までの前記径方向の距離の相違によって、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状が形成されている、回転電機。
(11)によれば、ステータコアは、軸方向に複数積層されたステータコア電磁鋼板によって構成されており、ステータの外周面は、ロータの回転軸心から、軸方向に複数積層された各ステータコア電磁鋼板のティース部の先端面までの径方向の距離の相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されているので、ステータコアのステータコア電磁鋼板間で生じる渦電流損失を増加させることなく、ステータの内周面を凹凸形状とすることができる。
(12) (11)に記載の回転電機であって、
前記ステータコア電磁鋼板の前記ティース部は、
前記回転軸心から前記先端面までの距離が第3距離(第3距離R3)である第1ティース部(第1ティース部4121)と、
前記回転軸心から前記先端面までの距離が前記第3距離よりも短い第4距離(第4距離R4)である第2ティース部(第2ティース部4122)と、を有し、
前記ステータコア電磁鋼板には、前記第1ティース部と前記第2ティース部とが、前記周方向で交互に形成されており、
前記ティース部は、前記軸方向において、前記ステータコア電磁鋼板の所定枚数ごとに前記第1ティース部と前記第2ティース部とが交互に積層されて形成されており、
前記ステータの前記内周面は、前記第3距離と前記第4距離との相違によって、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状が形成されている、回転電機。
(12)によれば、ステータコア電磁鋼板のティース部は、ロータの回転軸心から先端面までの距離が第3距離である第1ティース部と、ロータの回転軸心から先端面までの距離が第3距離よりも短い第4距離である第2ティース部と、を有し、ティース部は、軸方向において、ステータコア電磁鋼板の所定枚数ごとに第1ティース部と第2ティース部とが交互に積層されて形成されており、ステータの内周面は、第3距離と第4距離との相違によって、軸方向に沿って径方向の凹凸形状が形成されているので、より容易にステータの内周面を凹凸形状とすることができる。
20 回転電機
30 ロータ
30c 外周面
31 ロータコア
310 ロータコア電磁鋼板
310c 外周面
310c1 第1外周面
310c2 第2外周面
33 磁石挿入孔
35 永久磁石
40 ステータ
40d 内周面
41 ステータコア
410 ステータコア電磁鋼板
412 ティース部
412d 先端面
4121 第1ティース部
4122 第2ティース部
413 スロット部
42 コイル
60 隙間部
70 冷却部材
73 冷媒通路
CL 回転軸心
R1 第1距離
R2 第2距離
R3 第3距離
R4 第4距離

Claims (12)

  1. 略円環形状のロータコア、及び該ロータコアに取り付けられた永久磁石、を有するロータと、
    前記ロータの外周面から径方向に所定の間隔を隔てて配置されたステータコア、及び該ステータコアに取り付けられたコイル、を有するステータと、を備え、
    前記径方向において、前記ロータの前記外周面と前記ステータの内周面との間には、隙間部が形成されている、回転電機であって、
    前記ロータの前記外周面は、軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状を有し、
    前記回転電機の前記軸方向における少なくとも一方の端面と対向する位置に、冷却部材が設けられている、回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機であって、
    前記ロータの前記外周面は、鏡面仕上げ処理が施された、回転電機。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電機であって、
    前記ロータコアは、前記軸方向に複数積層された略円環形状のロータコア電磁鋼板によって構成されており、
    前記永久磁石は、前記ロータコアに形成された前記軸方向に貫通する磁石挿入孔に挿入されており、
    前記ロータの前記外周面は、前記ロータの回転軸心から、前記軸方向に複数積層された各ロータコア電磁鋼板の外周面までの前記径方向の長さの相違によって、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状が形成されている、回転電機。
  4. 請求項3に記載の回転電機であって、
    前記ロータコア電磁鋼板の前記外周面は、
    前記回転軸心からの距離が第1距離である第1外周面と、前記回転軸心からの距離が前記第1距離よりも短い第2距離である第2外周面と、を有し、
    前記第1外周面と前記第2外周面とは、前記軸方向から見て、前記回転軸心を中心として、周方向において所定角度ごとに交互に形成されており、
    前記ロータの前記外周面は、前記軸方向において、前記ロータコア電磁鋼板の所定枚数ごとに前記第1外周面と前記第2外周面とが交互に積層されて形成されており、
    前記ロータの前記外周面は、前記第1距離と前記第2距離との相違によって、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状が形成されている、回転電機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転電機であって、
    前記冷却部材は、前記径方向において、少なくとも一部が前記隙間部とオーバーラップするように配置されている、回転電機。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転電機であって、
    前記冷却部材は、前記径方向において、少なくとも一部が前記ロータとオーバーラップするように配置されている、回転電機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転電機であって、
    前記冷却部材は、冷媒通路を有する、回転電機。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の回転電機であって、
    前記冷却部材は、少なくとも前記軸方向において前記回転電機と対向する面が黒色である、回転電機。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の回転電機であって、
    前記ステータの前記内周面は、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状を有する、回転電機。
  10. 請求項9に記載の回転電機であって、
    前記ステータの前記内周面は、鏡面仕上げ処理が施された、回転電機。
  11. 請求項9又は10に記載の回転電機であって、
    前記ステータコアは、
    周方向に沿って等間隔で複数設けられた、前記径方向の内側へ突出するティース部と、前記周方向で隣接する前記ティース部の間に形成された複数のスロット部と、を有し、
    前記軸方向に複数積層されたステータコア電磁鋼板によって構成されており、
    前記コイルは、前記複数のスロット部に挿入されており、
    前記ステータの前記内周面は、前記ロータの回転軸心から、前記軸方向に複数積層された各ステータコア電磁鋼板の前記ティース部の先端面までの前記径方向の距離の相違によって、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状が形成されている、回転電機。
  12. 請求項11に記載の回転電機であって、
    前記ステータコア電磁鋼板の前記ティース部は、
    前記回転軸心から前記先端面までの距離が第3距離である第1ティース部と、
    前記回転軸心から前記先端面までの距離が前記第3距離よりも短い第4距離である第2ティース部と、を有し、
    前記ステータコア電磁鋼板には、前記第1ティース部と前記第2ティース部とが、前記周方向で交互に形成されており、
    前記ティース部は、前記軸方向において、前記ステータコア電磁鋼板の所定枚数ごとに前記第1ティース部と前記第2ティース部とが交互に積層されて形成されており、
    前記ステータの前記内周面は、前記第3距離と前記第4距離との相違によって、前記軸方向に沿って前記径方向の凹凸形状が形成されている、回転電機。
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