JP2020096474A - 回転電機のロータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ロータコアの内径側に配置される第1磁石よりロータコアの外径側に配置される第2磁石をより効果的に冷却する。【解決手段】ロータコアは、電磁鋼板を積層させて形成された積層体32と、積層体32の積層方向の一端側に設けられ、ロータコアの内径側に配置される永久磁石を冷却するための内径側油路51とロータコアの外径側に配置される永久磁石を冷却するための外径側油路52とが形成される第2エンドプレート5と、第2エンドプレート5と積層体32の間からの冷却油の漏れを防止する油漏れ防止プレート6と、を備える。外径側油路52は、内径側油路51より断面積が大きく形成されており、ロータコアの内径側に配置される永久磁石より多くの冷却油をロータコアの外径側に配置される永久磁石に供給する。【選択図】図6
Description
本発明は、回転電機のロータ、特にロータに埋め込まれる磁石の冷却構造に関する。
近年、エンジンと電動機(回転電機)を組み合わせたハイブリッド自動車が多く製作されるようになってきている。このようなハイブリッド自動車に搭載される駆動用の電動機は、磁界を発生されるステータ(固定子)と出力を取り出すロータ(可動子)とこれらを収納するケースから構成される。ロータには永久磁石が埋め込まれており、ステータのスロットに巻き回されたコイルに電流が流れることで発生する磁束によってロータは回転する。永久磁石は、磁束密度を高めてロータの回転効率を向上させるためにロータの外径側のみならず内径側にも配置される場合がある。永久磁石は、磁束密度が高くなると高温になりやすいため、ロータには冷却油を永久磁石に供給して冷却するための油路が形成される。
例えば、特許文献1では、シャフトからロータ外径付近の永久磁石までの油路をエンドプレートとロータコアを利用して形成し、ケースの外からシャフトに流れてくる冷却油を永久磁石に供給することによって冷却させている。
ロータに配置される各永久磁石は、配置により受ける磁束の大きさが異なってくる。具体的には、ロータの外径側に配置される永久磁石は、ロータの内径側に配置される永久磁石と比べてステータに近いため、磁束の影響を受けて高温になりやすい。永久磁石は、温度が高くなると劣化しやすくなる。また、ロータに配置された複数の永久磁石間に温度のばらつきがあると、ハイブリッド自動車の運転性能の低下にも繋がりかねない。そのため、ロータの内径側に配置される永久磁石と同等の温度となるよう、ロータの外径側に配置される永久磁石を冷却できるのが都合よい。
本発明は、ロータコアの内径側に配置される第1磁石よりロータコアの外径側に配置される第2磁石をより効果的に冷却することを目的とする。
本発明に係る回転電機のロータは、ロータコアの内径側に配置される第1磁石と、前記第1磁石よりロータコアの外径側に配置される第2磁石と、前記第1磁石に冷却油を供給するための第1油路と、前記第1油路が前記第1磁石に対して供給するより多くの量の冷却油を前記第2磁石に対して供給するための第2油路と、を備えることを特徴とする。
また、前記ロータコアは、前記第1磁石が埋め込まれる第1磁石埋込部と、前記第2磁石が埋め込まれる第2磁石埋込部と、前記第1磁石埋込部内に形成され、前記第1油路に連通される第3油路と、前記第2磁石埋込部内に形成され、前記第2油路に連通される第4油路と、を備え、前記第3油路又は前記第4油路の少なくとも一方には、突起部が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、ロータコアの内径側に配置される第1磁石よりロータコアの外径側に配置される第2磁石をより効果的に冷却することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
本実施の形態における回転電機(電動機)は、例えばハイブリッド自動車に搭載されて使用される。回転電機は、磁界を発生されるステータ(固定子)と出力を取り出すロータ(可動子)とこれらを収納するケースから構成される。図1は、本実施の形態における回転電機のロータを模式的に示す断面図であり、図2に示す切断線B−C−Dで切断したときの断面図である。また、図2は図1の破線矢印A方向から見たときのエンドプレートの平面図、図3は図1の破線矢印A方向から見たときの油漏れ防止プレートの平面図、図4は本実施の形態における電磁鋼板を示す模式図、図5は本実施の形態においてエンドプレートとロータコアの磁石埋込部との位置関係を示す図である。以下、これらの図を用いて本実施の形態におけるロータの全体構造について説明する。
本実施の形態における回転電機(電動機)は、例えばハイブリッド自動車に搭載されて使用される。回転電機は、磁界を発生されるステータ(固定子)と出力を取り出すロータ(可動子)とこれらを収納するケースから構成される。図1は、本実施の形態における回転電機のロータを模式的に示す断面図であり、図2に示す切断線B−C−Dで切断したときの断面図である。また、図2は図1の破線矢印A方向から見たときのエンドプレートの平面図、図3は図1の破線矢印A方向から見たときの油漏れ防止プレートの平面図、図4は本実施の形態における電磁鋼板を示す模式図、図5は本実施の形態においてエンドプレートとロータコアの磁石埋込部との位置関係を示す図である。以下、これらの図を用いて本実施の形態におけるロータの全体構造について説明する。
図1に示すように、ロータ1は、シャフト2、ロータコア3、第1エンドプレート4、第2エンドプレート5及び油漏れ防止プレート6を備えている。
シャフト2は、軸線Oに沿って延びる棒状の部材であり、ケース(図示せず)内でステータ(図示せず)の内側を貫通するように配置され、ケースに対して軸線回りに相対回転可能に支持されている。シャフト2は、フランジ部21と段差部22とでロータコア3を挟持する。図1には、冷却油の流れを実線にて示しているが、シャフト2には、ロータコア3に供給する冷却油を受け入れる中空部23及び穴24が形成されている。詳細は後述するが、穴24は、第2エンドプレート5に形成される各油路51,52に対応付けして形成され、中空部23に送られてきた冷却油を各油路51,52に送出する
ロータコア3は、複数の電磁鋼板31が積層された円筒状の積層体32を備え、中心にはシャフト2が貫通する穴が設けられる。ロータコア3には、磁石埋込部33a,33bが形成される。なお、説明上、相互に区別する必要はない場合、磁石埋込部33a及び磁石埋込部33bを「磁石埋込部33」と総称する。添字付きの符号が付けられた他の構成要素についても同様である。
電磁鋼板31には、図4に示すようにロータコア3の内径側に位置する磁石収容孔311aと、磁石収容孔311aよりロータコア3の外径側に位置する磁石収容孔311bとが形成される。本実施の形態における磁石収容孔311a,311bは、各電磁鋼板31においてそれぞれ同じ位置に同じ形状、大きさにて形成されている。これにより、磁石埋込部(第1磁石埋込部)33aは、電磁鋼板31が積層されることで磁石収容孔311aにより形成される。同様に、磁石埋込部(第2磁石埋込部)33bは、電磁鋼板31が積層されることで磁石収容孔311bにより形成される。2つで一対となる磁石埋込部33a(磁石収容孔311a)と、1つの磁石埋込部33b(磁石収容孔311b)は、組にしてロータコア3の8個の極それぞれに形成される。
磁石埋込部33a、33bの両端は共に開口しており、永久磁石(第1磁石)7aは、磁石埋込部33aに挿入され埋め込まれることによってロータコア3に固定される。同様に、永久磁石(第2磁石)7bは、磁石埋込部33bに挿入され埋め込まれることによってロータコア3に固定される。なお、挿入された状態の永久磁石7を図4に示し、図1では省略している。図4に示すように、矩形形状の永久磁石7a,7bの長辺は、磁石埋込部33a,33bの長辺の長さより短く、永久磁石7a,7bの両端側に隙間が形成される。この隙間によって磁石埋込部33a内に油路(第3油路)8aが形成され、磁石埋込部33a内に油路(第4油路)8bが形成される。そして、内径側油路51は油路8aに連通し、外径側油路52は油路8bに連通する。なお、本実施の形態では、永久磁石7の長辺を磁石埋込部33の長辺より短くすることによって油路8を形成したが、永久磁石7の長辺又は短辺の少なくとも一方を磁石埋込部33より短くすることによって油路8を形成するようにしてもよい。
第1エンドプレート4は、軸線Oに直交する方向に延在するとともに、外形が軸線Oを中心とした円形をなす円板状の部材である。第1エンドプレート4は、図1においてロータコア3の図面右側からロータコア3に積層されるように固定される。第1エンドプレート4には、電磁鋼板31の磁石収容孔311、換言するとロータコア3の磁石埋込部33と同じ位置に孔を有しており、これにより、図1において磁石埋込部33を図面左側から右側に流れる冷却油は、ロータ1の外部に排出される。
第2エンドプレート5は、第1エンドプレート4と同様に軸線Oに直交する方向に延在するとともに、外形が軸線Oを中心とした円形をなす円板状の部材である。第2エンドプレート5は、図1においてロータコア3の図面左側からロータコア3に積層されるように固定される。図2に示すように、第2エンドプレート5には、内径側油路(第1油路)51及び外径側油路(第2油路)52が形成される。内径側油路51は、図5に示すようにロータコア3の内径側に位置する一対の磁石埋込部33a(磁石収容孔311a)の位置に対応して設けられ、磁石埋込部33a内の油路8aに冷却油を送出する。外径側油路52は、ロータコア3の外径側に位置する磁石埋込部33b(磁石収容孔311b)に対応し、磁石埋込部33b内の油路8bに冷却油を送出する。
油漏れ防止プレート6は、第2エンドプレート5と同様に軸線Oに直交する方向に延在するとともに、外形が軸線Oを中心とした円形をなす円板状の部材である。油漏れ防止プレート6は、第2エンドプレート5とロータコア3との間に設けられ、第2エンドプレート5とロータコア3との間からの冷却油の漏れを防止する。油漏れ防止プレート6には、図3に示すように各油路51,52から各磁石埋込部33a,33bへ冷却油が送れるように磁石埋込部33a,33bに対応する位置に穴61,62が設けられる。
図6(a)は、図1に示すE−E´線で切断したときの内径側油路51を示す縦断面図であり、図6(b)は、図1に示すF−F´線で切断したときの外径側油路52を示す縦断面図である。各油路51,52は、第2エンドプレート5を押出成形により曲げることでU字溝の形状にて形成される。そして、各油路51,52は、油漏れ防止プレート6で塞がれることで冷却油が漏れないように形成される。また、フランジ部21は、第2エンドプレート5から突出した各油路51,52と干渉しないように凹部21a,21bが形成される。そして、図6(a)と図6(b)の各油路51,52を比較すると明らかなように、本実施の形態では、押し出す量を大きくして内径側油路51より外径側油路52の断面積が大きくなるよう形成する。
本実施の形態におけるロータ1は、以上説明した構造を有するが、以下、電動機の動作及び冷却の作用について説明する。
電動機の駆動時には、インバータを介してステータの各コイルに交流電力が供給され、これらコイルによって生成される回転磁界に各永久磁石7が追従することでロータ1がステータに対して回転する。ロータ1が回転すると、永久磁石7内の渦電流損により永久磁石7が高温になる。
温度が高くなった永久磁石7を冷却するために、冷却油ポンプ(図示せず)が作動する。これにより、冷却油は、図1においてシャフト2の図面左側からシャフトの中空部23内に導入される。中空部23に送られてきた冷却油は、穴24から各油路51,52に送られる。各油路8a,8bに送られた冷却油は、永久磁石7a,7bに接しながら流通する。そのため、永久磁石7a,7bは、冷却油によって直接的に冷却され、高温化による永久磁石7の減磁が抑制される。そして、油路8a,8bを通ってロータコア3の右端まで達した冷却油は、ロータ1の外部に排出され、図示しない冷却部により冷却されて再利用される。
本実施の形態においては、以上のようにして永久磁石7を冷却するが、特に外径側油路52の断面積を内径側油路51より大きくしたので、外径側油路52に連通する油路8bには、油路8aより多くの冷却油が供給可能となる。これにより、外径側に位置する永久磁石7bには、内径側に位置する永久磁石7aより多くの冷却油が供給されることになるので、永久磁石7bを永久磁石7aより効果的に冷却することが可能となる。つまり、永久磁石7aより温度が高くなっている永久磁石7bをより効果的に冷却することによって永久磁石7bを永久磁石7aと同等の温度まで冷却することが可能となる。
なお、本実施の形態では、ロータコア3の外径側の永久磁石7bをより効果的に冷却するために、永久磁石7bにより多くの冷却油を供給できるような構造を設けたことを特徴としている。上記例では、外径側油路52の 高さ(溝の深さ)を大きくすることで内径側油路51より断面積を大きくした。ただ、断面積を大きくする方法としてこれに限る必要はない。例えば、外径側油路52の幅若しくは高さと幅の両方を大きくすることで断面積が大きくなるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、各永久磁石7a,7bに接する油路8a,8bの大きさを同程度にしている。このため、油路8を通過する時間当たりの油量を多くすることで、換言すると油路8bを通過する冷却油の流速を速くすることで冷却効果を高めている。ただ、永久磁石7bと接する冷却油の量が多くなるように磁石埋込部33b(磁石収容孔311b)又は油路8bを形成してもよい。例えば、永久磁石7bの冷却用油路を磁石埋込部33b内に限定せず、磁石埋込部33bとは別個に形成して永久磁石7bを両端(油路8bの形成位置)以外からも冷却できるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、外径側油路52の断面積を内径側油路51より大きくすることで、永久磁石7aに対して供給する油量より多くの冷却油を永久磁石7bに供給することが可能となる。これにより、永久磁石7bを永久磁石7aより効果的に冷却することができ、永久磁石7aより高温となっている永久磁石7bを永久磁石7aと同程度の温度まで冷却することが可能となる。永久磁石7bを永久磁石7aと同程度の温度まで冷却することができれば、ハイブリッド自動車の運転性能の低下を回避することが可能となる。
なお、本実施の形態では、ロータコア3の外径側の永久磁石7bをより効果的に冷却するために、永久磁石7bにより多くの冷却油を供給できるような構造を設けたことを特徴としており、それ以外のロータ1の構造、また電動機を形成するステータやケース等の構造は、従前と同じでよい。
実施の形態2.
図7は、本実施の形態において、図4に示す電磁鋼板31と共に使用する電磁鋼板34を示す模式図である。図8は、本実施の形態における油路8bの一部分を拡大して冷却油の流れを示す図である。
図7は、本実施の形態において、図4に示す電磁鋼板31と共に使用する電磁鋼板34を示す模式図である。図8は、本実施の形態における油路8bの一部分を拡大して冷却油の流れを示す図である。
電磁鋼板34は、電磁鋼板31とはロータの外径側に位置する磁石収容孔311cの形状が異なり、それ以外は同じでよい。また、磁石収容孔311c(磁石埋込部33b)に挿入する永久磁石7bも実施の形態1と同じでよい。
磁石収容孔311cは、電磁鋼板31の磁石収容孔311bとは幅(ロータコア3の周方向の長さ)が相対的に狭く形成される。このため、電磁鋼板34を含めて積層体32を形成すると、狭い幅の磁石収容孔311cによって、図8に示すように油路8bの中に突起部34aが形成されることになる。
例えば、永久磁石7bで高温になりやすい場所(図8において破線で囲んだ場所P)があると、その場所Pの上流側に電磁鋼板34を配置する。そうすると、油路8bを流れてくる冷却油は、突起部34aのある場所を通り過ぎたところで乱流となる。このようにして油路8bを流れる冷却油に乱流を発生させることで、乱流の発生場所に対応する永久磁石7bの場所Pへの冷却効率を向上させることができる。
図9及び図10は、図7及び図8に代わる電磁鋼板35,36を示す模式図である。電磁鋼板31,34では、永久磁石7を磁石埋込部33に挿入して接着剤等により固定していたが、電磁鋼板35,36では、ロータコア3の内径側に配置される永久磁石7c及びロータコア3の外径側に配置される永久磁石7dを、積層体32全体でモールド37により固定するのではなく部分的にモールド37により固定する点が異なる。ロータコア3の外径側に配置される電磁鋼板36の磁石収容孔311eは、電磁鋼板35の磁石収容孔311dとは幅(ロータコア3の周方向の長さ)が相対的に狭く形成される。これにより、永久磁石7dに対応する油路8cには、図8を用いて説明したのと同様に突起部が形成され、上記と同様の作用効果を奏する。
ロータコア3の積層方向の中央部は、端部より冷却しにくい位置にあり永久磁石7bが高温となりやすいので、図8に示す場所Pとして、その中央部より上流の位置に電磁鋼板34,36を積層するのが効果的である。
油路8bに突起部34aを形成する電磁鋼板34は、積層体32内に1枚とは限らず、複数枚を積層させてもよい。例えば、電磁鋼板34を間欠的に配置することで、複数箇所で乱流を発生させることができ、数カ所若しくは長い範囲で永久磁石7bを効果的に冷却することが可能となる。電磁鋼板36においても同様である。
なお、本実施の形態では、磁石収容孔311cの幅を電磁鋼板31の磁石収容孔311bより短くして油路8bの中に突起部34aが形成されるようにした。ただ、図9及び図10に示すように、永久磁石7を積層体32全体でモールド37により固定するのではなく部分的にモールド37により固定すれば、磁石収容孔311eの幅又は厚み方向(ロータコア3の径方向の長さ)の少なくとも一方、例えば幅及び厚み方向の双方に油路及び突起部を形成することは可能である。
また、本実施の形態では、外径側に位置する油路8bのみに突起部を形成する場合を例にして説明したが、冷却効率を向上させたい場所が内径側に位置する油路8aにあれば、油路8aに突起部を形成してもよい。このように、本実施の形態では、油路8a又は油路8bの少なくとも一方に突起部を形成することを特徴としている。
1 ロータ、2 シャフト、3 ロータコア、4 第1エンドプレート、5 第2エンドプレート、6 油漏れ防止プレート、7a,7b,7c,7d 永久磁石、8a,8b,8c 油路、21 フランジ部、21a,21b 凹部、22 段差部、23 中空部、24,61,62 穴、31,34,35,36 電磁鋼板、32 積層体、33a,33b 磁石埋込部、34a 突起部、37 モールド、51 内径側油路、52 外径側油路、311a,311b,311c,311d,311e 磁石収容孔。
Claims (2)
- ロータコアの内径側に配置される第1磁石と、
前記第1磁石よりロータコアの外径側に配置される第2磁石と、
前記第1磁石に冷却油を供給するための第1油路と、
前記第1油路が前記第1磁石に対して供給するより多くの量の冷却油を前記第2磁石に対して供給するための第2油路と、
を備えることを特徴とする回転電機のロータ。 - 前記ロータコアは、
前記第1磁石が埋め込まれる第1磁石埋込部と、
前記第2磁石が埋め込まれる第2磁石埋込部と、
前記第1磁石埋込部内に形成され、前記第1油路に連通される第3油路と、
前記第2磁石埋込部内に形成され、前記第2油路に連通される第4油路と、
を備え、
前記第3油路又は前記第4油路の少なくとも一方には、突起部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ。
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