JP2021140098A - 眼鏡用テンプル - Google Patents
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Abstract
【課題】デザイン性、安全性、快適性を悪化させず、小さな力で長さを伸縮させることが可能で、耐久性にも優れた眼鏡用テンプルを提供する。また、不使用時に首に掛けて保持することができる眼鏡用テンプルを提供する。【解決手段】眼鏡のフロントから後方に延びる眼鏡用テンプルであって、前後方向に所定長さ延び、後方に開放された係合穴を内部に有するテンプル本体5と、係合穴に摺動自在に係合するスライダ7と、スライダ7の後端部に連結されたモダン6と、を備え、係合穴には、互いに上下方向に対向する2つの凹部を1組とする複数組の係止部が形成されており、スライダ7の前端部には、上下方向に弾性変形可能に構成され、係止部に係止されることでスライダ7を保持するストッパ11が設けられている。【選択図】図4
Description
本発明は、眼鏡用テンプルに関し、特に長さを調節可能な眼鏡用テンプルに関する。
従来、眼鏡の装着位置の調節や掛け心地の向上を目的として、テンプルの長さを調節可能な眼鏡が提案されている。
例えば、特許文献1では、テンプルを構成するヨロイ側部分とモダンとの嵌合状態を任意に調節可能とした眼鏡用テンプルが開示されている。この眼鏡用テンプルでは、ヨロイ側部分の長手方向に設けられたスライド穴にスライダ部材を移動可能に配設し、このスライダ部材に設けられたネジ穴に固定用ネジを螺合した際に、それらの間でヨロイ側部分とモダンとを一体に固定している。
また、特許文献2では、合成樹脂で形成されたモダンと金属の平板で形成されたばねからなる眼鏡用テンプルにおいて、モダンの内部に孔を設け、この孔の内面の上下部を波状に形成するとともに、ばねの一端部を孔の内面の上下部の形状に沿って波状に形成し、このばねの一端部をモダンの孔に挿入して任意の位置に調節する眼鏡用テンプルが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の眼鏡用テンプルでは、スライダ部材及び固定ネジがモダンの両側面で外部に露出しているため、眼鏡のデザイン性を損ねていると同時に、これらの部品が装着者の頭部や耳に当たったり、頭髪を巻き込んだりすることで、安全性や快適性が悪化するという問題が生じている。また、テンプルの長さ調節を行うためには、固定ネジを緩めた後、スライダ部材を移動させ、再度、固定ネジを締めるといった煩雑な作業が必要となるため、テンプルの長さを素早く調節したい場合や、頻繁に長さを調節したい場合などには不便を生じている。
また、特許文献2に記載の眼鏡用テンプルでは、モダンに設けられた孔の内面の上下部の形状と、孔に挿入されるばねの一端部の形状をほぼ同一の形状としているため、孔の内面とばねの一端部の接触面に大きな摩擦力が生じる。そのため、テンプルの長さの調節に大きな力が必要とされたり、テンプルの破損や故障を招きやすいといった問題が生じている。
さらに、特許文献1及び2に記載の眼鏡用テンプルは、あくまでも眼鏡の装着位置を微調整して掛け心地を向上させることを目的としてテンプルの長さを調節可能としたものであるため、テンプルの長さを一時的に伸ばして、眼鏡を外した際に首に掛けておくというような用途は想定していない。そのため、特許文献1及び2に記載の眼鏡用テンプルを備えた眼鏡をこうした用途に使用した場合、テンプルの伸び幅が小さく、また、眼鏡を装着者の首に保持する力も弱いため、簡単に脱落してしまうという問題が生じる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、眼鏡のデザイン性を損ねることなく、また、安全性や快適性を悪化させることなく、小さな力で素早く簡単にテンプルの長さを伸縮させることが可能であるとともに、耐久性にも優れた眼鏡用テンプルを提供することを目的とする。また、眼鏡の不使用時に首に掛けて保持することができる眼鏡用テンプルを提供することも目的とする。
この目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、左右2つのレンズが取り付けられたフロントの左右両端部からそれぞれ後方に延びる眼鏡用テンプルであって、各テンプルは、前後方向に所定長さ延び、後方に開放された係合穴を内部に有するテンプル本体と、前後方向に所定長さ延びるとともに前記係合穴に摺動自在に係合し、当該係合穴に収容される収容位置と、後方に所定長さ引き出される引出位置との間でスライド可能なスライダと、このスライダの後端部に連結されたモダンと、を備え、前記係合穴には、互いに上下方向に対向する2つの凹部を1組とする複数組の係止部が、当該係合穴の長さ方向に沿って形成されており、前記スライダの前端部には、上下方向に弾性変形可能に構成され、前記複数組の係止部のいずれかに係止されることにより、前記スライダを保持するストッパが設けられていることを特徴とする。
この眼鏡用テンプルによれば、テンプル本体に設けられた係合穴に収容されたスライダがスライドすることによってテンプルの長さを調節可能であり、係合穴に設けられた複数組の係止部のいずれかに、スライダ前端部に設けられたストッパが係止されることによってスライダが保持される。したがって、係合穴に設けられた複数組の係止部やスライダ前端部に設けられたストッパはテンプルの外部に露出していないため、眼鏡のデザイン性を損ねることがなく、また、安全性や快適性を悪化させるといった問題も生じない。
また、スライダの前端部に設けられたストッパは、上下方向に弾性変形可能であり、これが係合穴に設けられた係止部に係止されることによってスライダが保持されるので、小さな力で素早く簡単にスライダを伸縮させることができるとともに、眼鏡用テンプルの耐久性を向上させることができる。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の眼鏡用テンプルにおいて、ストッパが、スライダの前端部の上辺部及び下辺部のそれぞれから係合穴の長さ方向に沿って延び、上下方向に弾性変形可能な一対の延在部と、各延在部の先端部の近傍に設けられ、係止部の各凹部に着脱可能に係止可能な係止凸部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ストッパが、スライダの前端部の上辺部及び下辺部のそれぞれから係合穴の長さ方向に沿って延び、上下方向に弾性変形可能な一対の延在部と、各延在部の先端部の近傍に設けられ、係止部の各凹部に着脱可能に係止可能な係止凸部と、を備えているので、一対の延在部が上下方向に弾性変形することによって、小さな力でスライダをスライドさせることができるとともに、係止凸部が係止部の凹部に係止された際には、スライダを安定して保持することができる。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の眼鏡用テンプルにおいて、スライダが、引出位置まで引き出された場合に、モダンの先端部が、他方の眼鏡用テンプルのモダンの先端部と所定位置まで近接するように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、スライダが、引出位置まで引き出された場合に、モダンの先端部が、他方の眼鏡用テンプルのモダンの先端部と所定位置まで近接するように構成されているので、装着者が、スライダを引出位置まで引き出した状態で眼鏡を首に掛けた際、モダンの先端部同士が所定位置まで近接していることで、眼鏡が首に掛かった状態でしっかりと保持され、脱落を防止することができる。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の眼鏡用テンプルにおいて、スライダが、弾性を有し、収容位置から引出位置へ向けて引き出された際に、テンプル本体よりも大きな曲率で内方に向けて湾曲するように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、スライダが、弾性を有し、収容位置から引出位置へ向けて引き出された際に、テンプル本体よりも大きな曲率で内方に向けて湾曲するように構成されているので、スライダを収容位置から引出位置へ向けて引き出すにつれて、スライダが内方に向けて大きく湾曲していく。これにより、装着者が、スライダを引出位置まで引き出した状態で眼鏡を首に掛けた際、湾曲したスライダの形状が装着者の首の形状に沿いやすくなり、眼鏡が首に掛かった状態でよりしっかりと保持され、脱落を防止することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例は本発明の眼鏡用テンプルにおける好適な具体例であり、施術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下に示す実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る眼鏡用テンプルを適用した眼鏡を模式的に示している。眼鏡1は、左右2つのレンズ2が取り付けられたフロント(前枠部)3を備え、このフロント3の左右両端部に、それぞれ後方に伸びるテンプル4がヒンジ8により折り畳み可能に取り付けられている。
テンプル4は、図1に示すとおり、ヒンジ8によりフロント3に取り付けられるテンプル本体5と、テンプル本体5の後端部に接続するモダン6とを有している。なお、モダン6は、眼鏡1を装着する際に装着者の耳及び頭部に接するテンプル4の後端部であり、耳への掛かり易さのために湾曲した形状であってもよいし、湾曲のない直線的な形状であってもよい。また、モダン6は、後述するように、テンプル本体5と同一素材で形成されてもよいし、テンプル本体5とは異なる素材で形成されてもよい。
また、テンプル4は、後述するように、テンプル4を伸縮させるためのスライダ7を備える。図1(A)は、テンプル4を最も縮めた状態を示し、後述するように、スライダ7が収容位置にある状態を示す。また、図1(B)は、テンプル4を最も伸ばした状態を示し、後述するように、スライダ7が引出位置にある状態を示す。
図2は、テンプル本体5の内部構造を模式的に示す断面図である。テンプル本体5は合成樹脂で構成され、好ましくは、粘弾性があり、機械的強度や耐摩耗性に優れたナイロンなどのポリアミド樹脂で構成される。図2に示すとおり、テンプル本体5の内部には、前後方向に延在し、後端部側に開放された係合穴9が形成されている。係合穴9の上面及び下面には、互いに対向する2つの凹部10aを1組とする複数組の係止部10が、係合穴9の長さ方向に沿って形成されている。なお、本実施形態において、複数組の係止部10の各凹部10aの中心から隣接する凹部10aの中心までの距離は、およそ4mmに設定されているが、これに限定されるわけではない。係合穴9の後端部の開口付近には、外れ防止用凸部9aが形成されている。なお、本実施形態においては、外れ防止用凸部9aは係合穴9の下辺側に1つだけ設けられているが、係合穴9の上辺側と下辺側のそれぞれに外れ防止用凸部9aを設けるようにしてもよい。
図2に示すとおり、本実施形態において、複数組の係止部10を構成する各凹部10aは断面矩形状に形成されており、各凹部10aの開口部は角が丸められた形状となっている。なお、各凹部10aの形状はこれに限定されず、例えば断面半円形状の凹部としてもよい。
図3は、板状に形成されたスライダ7の前端部に形成されたストッパを模式的に示す図である。スライダ7及びストッパ11は、チタン合金等の金属材料や、ポリアミド樹脂などの合成樹脂、その他の材料で構成し得る。本実施形態では、スライダ7及びストッパ11は、高い弾性を有するβチタン合金で形成される。
ストッパ11は、スライダ7の前端部の上辺部及び下辺部のそれぞれから前方に向けて伸びる延在部11aを有する。延在部11aは、スライダ7及びストッパ11の他の部分よりも細く形成されており、上下方向に弾性変形可能に構成されている。各延在部11aの先端部の近傍には、それぞれ上方又は下方に向けて円弧状に突出した係止凸部11bが形成されている。また、ストッパ11の下辺側の延在部11aは、スライダ7の下辺よりも下方に突出して段差11cを形成しており、ストッパ11の高さ方向の長さL2は、スライダ7の高さ方向の長さL1よりも大きくなるように構成されている。スライダ7のストッパ11が形成されているのとは反対側の端部は、モダン6と接続されて固定されている。
スライダ7及びストッパ11は、テンプル本体5の係合穴9に収容されている。係合穴9の高さ方向の長さは、ストッパ11の高さ方向の長さL2とほぼ同じか、これよりも僅かに大きく構成されている。また、係合穴9の外れ防止用凸部9aよりも後端側の高さ方向の長さは、スライダ7の高さ方向の長さL1とほぼ同じか、これよりも僅かに大きく構成されている。また、係合穴9の係止部10を構成する2つの凹部10aの一方の底部から他方の底部までの長さは、ストッパ11の上辺側の係止凸部11bの上端から下辺側の係止凸部の下端までの長さL3とほぼ同じか、これよりも僅かに大きく構成されている。
このように構成されていることにより、スライダ7は係合穴9に沿ってスライドすることが可能であり、スライドの際には、ストッパ11の上辺側の延在部11aは下方に、下辺側の延在部11aは上方に弾性変形することにより、スライダ7をスムーズにスライドさせることができる。また、ストッパ11の係止凸部11bが複数組の係止部10のいずれかと重なる位置でスライダ7を停止させた際には、それぞれ上下方向に弾性変形していた上下2つの延在部11aが元の位置に戻り、係止凸部11bが凹部10aに係止されることにより、スライダ7の位置を保持することができる。なお、上述のとおり、各凹部10aの開口部が角を丸めた形状となっており、係止凸部11bが円弧状に突出していることにより、係止凸部11bが凹部10aに係止されているときにはスライダ7の位置がしっかりと保持されるとともに、スライダ7をスライドさせる力が加えられた際には、容易に係止状態が解除されるので、小さな力でスライダ7をスライドさせることができるとともに、係止凸部11bが係止部10の凹部10aに係止された際には、スライダ7を安定して保持することができる。また、スライドの際にテンプル4の他の部分に大きな力が掛かることがないので、耐久性にも優れる。
図4(A)は、テンプル4が最も縮められた状態のテンプル本体5、モダン6及びスライダ7を示している。テンプル4が最も縮められた状態において、スライダ7は、ストッパ11の係止凸部11bが、係合穴9の最も前端部側の係止部10に係止された収容位置に保持されている。スライダ7が収容位置にあるとき、テンプル本体5の後端部がモダン6の前端部に当接するように構成されている。したがって、スライダ7が収容位置にあるとき、スライダ7は外部に露出しておらず、視認できない状態となる。図4(B)は、テンプル4が最も伸ばされた状態のテンプル保内5、モダン6及びスライダ7を示している。テンプル4が最も伸ばされた状態において、スライダ7は、ストッパ11の係止凸部11bが、係合穴9の最も後端部側の係止部10に係止された引出位置に保持されている。スライダ7が引出位置にあるとき、ストッパ11の段差11cが係合穴9の外れ防止凸部9aに引っ掛かることで、スライダ7が係合穴9から外れてしまうことがないように構成されている。このように、本実施形態においては、係合穴9に設けられた複数組の係止部10や、スライダ7の前端部に設けられたストッパ11が外部に露出していないため、眼鏡1のデザイン性を損ねることがなく、また、安全性や快適性を悪化させるといった問題も生じない。
図5(A)及び(B)は、それぞれスライダ7が収容位置にある状態と引出位置にある状態の眼鏡1を示す平面図である。本実施形態においては、図5(B)に示すように、スライダ7が引出位置にあるとき、左右それぞれのモダン6の先端部が互いに近接するように構成されている。これにより、装着者は、眼鏡1の非装着時に、スライダ7を引出位置に保持した状態の眼鏡1を首に掛けて保持するといった使用法が可能となる。この際、左右のモダン6の先端部同士が殆ど接触するくらいまで近接していることで、眼鏡1が首に掛かった状態でしっかりと保持され、脱落を防止することができる。
図5(A)に示すとおり、テンプル本体5は、フロント3の左右両端部から僅かに内方に向けて湾曲しながら後方に延びている。一方、図5(B)に示すとおり、スライダ7は、テンプル本体5の湾曲よりも大きな曲率で内方に向けて湾曲している。すなわち、スライダ7が収容位置にあるとき、スライダ7はテンプル本体5の形状に沿うように弾性変形した状態でテンプル本体5内に収容されているが、スライダ7が引出位置へ向けて引き出されるにつれて元の形状へと戻ることで、スライダ7は内方に向けて大きく湾曲した形状となる。これにより、スライダ7を引出位置まで引き出した際に、左右のモダン6が互いに近接するとともに、湾曲したスライダ7が装着者の首の形状に沿うことで、眼鏡1が首に掛かった状態でしっかりと保持され、脱落を防止することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、係合穴に設けられた凹部に、ストッパに設けられた係止凸部が係止されることでスライダを保持する構成としたが、係合穴に設けられた凸部に、ストッパに設けられた凹部が係止されることでスライダを保持する構成とすることも可能である。また、実施形態では、係合穴に断面矩形状の凹部を設ける構成としたが、断面半円形状の凹部と断面半円形状の凸部を交互に設けて波状に形成する構成も可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 眼鏡
3 フロント
4 テンプル
5 テンプル本体
6 モダン
7 スライダ
9 係合穴
10 係止部
10a 凹部
11 ストッパ
11a 延在部
11b 係止凸部
3 フロント
4 テンプル
5 テンプル本体
6 モダン
7 スライダ
9 係合穴
10 係止部
10a 凹部
11 ストッパ
11a 延在部
11b 係止凸部
Claims (4)
- 左右2つのレンズが取り付けられたフロントの左右両端部からそれぞれ後方に延びる眼鏡用テンプルであって、
前記各テンプルは、
前後方向に所定長さ延び、後方に開放された係合穴を内部に有するテンプル本体と、
前後方向に所定長さ延びるとともに前記係合穴に摺動自在に係合し、当該係合穴に収容される収容位置と、後方に所定長さ引き出される引出位置との間でスライド可能なスライダと、
このスライダの後端部に連結されたモダンと、
を備え、
前記係合穴には、互いに上下方向に対向する2つの凹部を1組とする複数組の係止部が、当該係合穴の長さ方向に沿って形成されており、
前記スライダの前端部には、上下方向に弾性変形可能に構成され、前記複数組の係止部のいずれかに係止されることにより、前記スライダを保持するストッパが設けられていることを特徴とする、眼鏡用テンプル。 - 前記ストッパは、前記スライダの前端部の上辺部及び下辺部のそれぞれから前方に向けて延び、上下方向に弾性変形可能な一対の延在部と、前記各延在部の先端部の近傍に設けられ、前記係止部の各凹部に着脱可能に係止可能な係止凸部と、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の眼鏡用テンプル。
- 前記スライダは、前記引出位置まで引き出された場合に、前記モダンの先端部が、他方の眼鏡用テンプルの前記モダンの先端部と所定位置まで近接するように構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の眼鏡用テンプル。
- 前記スライダは、弾性を有し、前記収容位置から前記引出位置へ向けて引き出された際に、前記テンプル本体よりも大きな曲率で内方に向けて湾曲するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の眼鏡用テンプル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020039655A JP2021140098A (ja) | 2020-03-09 | 2020-03-09 | 眼鏡用テンプル |
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Publications (1)
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Citations (4)
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-
2020
- 2020-03-09 JP JP2020039655A patent/JP2021140098A/ja active Pending
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