JP2021139875A - 飛行体の管理サーバ及び管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
l Vehicle)などの飛行体(以下、「飛行体」と総称する)が産業に利用され始
めている。こうした中で、特許文献1には、飛行体が予め設定された複数のウェイポイン
トにおいて撮影対象を順次撮影するシステムが開示されている。
、全てのウェイポイントを手入力等で予め設定して記憶させる必要がある。そのため、飛
行ルートが長くなった際には、飛行ルート全域に対してウェイポイントを設定することは
手間がかかるものとなり、特に作業時間が短く限定されている状況では、迅速性に欠ける
ものであった。
成する作業において、飛行ルートの少なくとも一部に対して手入力等によりウェイポイン
トを設定する必要のない管理サーバ及び管理システムを提供することを目的とする。
飛行体と接続された、前記飛行体の飛行ルートを管理する管理サーバであって、衛星また
は飛行体から撮像した俯瞰画像または当該俯瞰画像を平面上に表した図に基づいて生成さ
れた、飛行開始位置から対象物までの第1飛行ルートを前記管理サーバ外から取得する第
1飛行ルート取得部と、前記対象物に関する情報を取得するための第2飛行ルートを生成
する第2飛行ルート生成部と、前記第1飛行ルートと前記第2飛行ルートとを結合し、第
3飛行ルートを生成する第3飛行ルート生成部と、を備えることを特徴とする管理サーバ
、である。
なくとも一部に対して手入力等によりウェイポイントを設定する必要のない管理サーバ及
び管理システムを提供することができる。
サーバ及びフライト管理システムは、以下のような構成を備える。
[項目1]
ネットワークを介してユーザ端末と飛行体と接続された、前記飛行体の飛行ルートを管
理する管理サーバであって、
衛星または飛行体から撮像した俯瞰画像または当該俯瞰画像を平面上に表した図に基づ
いて生成された、飛行開始位置から対象物までの第1飛行ルートを前記管理サーバ外から
取得する第1飛行ルート取得部と、
前記対象物に関する情報を取得するための第2飛行ルートを生成する第2飛行ルート生
成部と、
前記第1飛行ルートと前記第2飛行ルートとを結合し、第3飛行ルートを生成する第3
飛行ルート生成部と、
を備える管理サーバ。
[項目2]
前記第1飛行ルートは、前記飛行体とは異なる形態の移動体やヒトを含む動物が移動可
能な経路に沿った移動ルートである、
ことを特徴とする項目1に記載の管理サーバ。
[項目3]
前記対象物は、複数の対象物のうちの最後に到達する対象物であり、
前記第1飛行ルートは、前記複数の対象物のうちの最後に到達する対象物を除く他の対
象物を経由地点として経由するルートであり、
前記管理サーバは、
前記第1飛行ルートを前記飛行開始位置から前記経由地点ごとに順次分割する飛行ルー
ト分割部をさらに備え、
前記第3飛行ルート生成部は、前記分割された第1飛行ルートのそれぞれと、前記複数
の対象物のそれぞれにおける前記第2飛行ルートとを前記飛行開始位置から順次結合し、
前記第3飛行ルートを生成する、
ことを特徴とする項目1または2に記載の管理サーバ。
[項目4]
前記第3飛行ルート生成部は、前記第3飛行ルートとして複数の飛行ルートを生成し、
前記管理サーバは、
前記複数の飛行ルートをそれぞれ選択可能に複数の候補飛行ルートとして設定する候補
飛行ルート設定部とをさらに備える、
ことを特徴とする項目1乃至3に記載の管理サーバ。
[項目5]
前記候補飛行ルート設定部は、前記複数の候補飛行ルートを前記ユーザ端末にそれぞれ
区別可能に表示させるように各候補飛行ルート関連情報を設定する、
ことを特徴とする項目4に記載の管理サーバ。
[項目6]
前記候補飛行ルート関連情報は、色情報である、
ことを特徴とする項目5に記載の管理サーバ。
[項目7]
前記第3飛行ルートの一部を他のルートに変更するルート編集部をさらに備える、
ことを特徴とする項目1乃至6に記載の管理サーバ。
[項目8]
前記対象物における前記第2飛行ルートの飛行終了地点から、前記飛行開始位置または
前記飛行開始位置とは異なる飛行終了位置への帰還ルートを生成する帰還ルート生成部を
さらに備え、
前記第3飛行ルートは、前記帰還ルートをさらに含む、
ことを特徴とする項目1乃至7に記載の管理サーバ。
[項目9]
前記管理サーバは、前記ユーザ端末により選択された前記飛行開始位置、前記対象物の
位置を基に第3飛行ルートを生成する、
ことを特徴とする項目1乃至8に記載の管理サーバ。
[項目10]
前記第2飛行ルートは、前記対象物の中心座標を中心に旋回するルートである、
ことを特徴とする項目1乃至9に記載の管理サーバ。
[項目11]
前記第3飛行ルートを過去飛行ルートとして記憶する過去飛行ルート記憶部と、
前記管理サーバは、前記過去飛行ルート記憶部に記憶される過去飛行ルートを前記第3
飛行ルートとして設定する過去飛行ルート呼出部とをさらに備える
ことを特徴とする項目1乃至10に記載の管理サーバ。
[項目12]
前記情報は、静止画像または動画像である、
ことを特徴とする項目1乃至11に記載の管理サーバ。
[項目13]
ネットワークを介してユーザ端末と飛行体と接続された、前記飛行体の飛行ルートを管
理する管理サーバを含む、飛行体の管理システムであって、
前記管理サーバは;
衛星または飛行体から撮像した俯瞰画像または当該俯瞰画像を平面上に表した図に基づ
いて生成された、飛行開始位置から対象物までの第1飛行ルートを前記管理サーバ外から
取得し;
前記対象物に関する情報を取得するための第2飛行ルートを生成し;
前記第1飛行ルートと前記第2飛行ルートとを結合し、第3飛行ルートを生成する;
管理システム。
以下、本発明の実施の形態による無人飛行体の管理サーバ及び管理システムについて、
特に、管理システム(以下「本システム」という)の実施の形態を説明する。添付図面に
おいて、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号及び名称が付され、各実施
形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。
また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能で
ある。
図1に示されるように、本システムは、管理サーバ1と、複数のユーザ端末2、3と、
一以上の飛行体4と、一以上の飛行体格納装置5とを有している。管理サーバ1と、ユー
ザ端末2、3と、飛行体4と、飛行体格納装置5は、ネットワークを介して互いに通信可
能に接続されている。なお、図示された構成は一例であり、これに限らず、例えば、飛行
体格納装置5を有さずに、ユーザにより持ち運びされる構成などでもよい。
図2は、管理サーバ1のハードウェア構成を示す図である。なお、図示された構成は一
例であり、これ以外の構成を有していてもよい。
納装置5と接続され本システムの一部を構成する。管理サーバ1は、例えばワークステー
ションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラ
ウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
部13、入出力部14等を備え、これらはバス15を通じて相互に電気的に接続される。
信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置
である。例えばプロセッサ10はCPU(Central Processing Un
it)であり、ストレージ12に格納されメモリ11に展開された本システムのためのプ
ログラム等を実行して各情報処理を実施する。
y)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard
Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ
11は、プロセッサ10のワークエリア等として使用され、また、管理サーバ1の起動時
に実行されるBIOS(Basic Input / Output System)、
及び各種設定情報等を格納する。
処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ12に構築されていてもよ
い。
接続する。なお、送受信部13は、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Blu
etooth Low Energy)の近距離通信インターフェースを備えていてもよ
い。
機器である。
種制御信号を伝達する。
図3に示されるユーザ端末2、3もまた、プロセッサ20、メモリ21、ストレージ2
2、送受信部23、入出力部24等を備え、これらはバス25を通じて相互に電気的に接
続される。各要素の機能は、上述した管理サーバ1と同様に構成することが可能であるこ
とから、各要素の詳細な説明は省略する。
図4は、飛行体4のハードウェア構成を示すブロック図である。フライトコントローラ
41は、プログラマブルプロセッサ(例えば、中央演算処理装置(CPU))などの1つ
以上のプロセッサを有することができる。
ス可能である。メモリ411は、1つ以上のステップを行うためにフライトコントローラ
が実行可能であるロジック、コード、および/またはプログラム命令を記憶している。ま
た、フライトコントローラ41は、慣性センサ(加速度センサ、ジャイロセンサ)、GP
Sセンサ、近接センサ(例えば、ライダー)等のセンサ類412を含みうる。
可能な媒体または外部の記憶装置を含んでいてもよい。カメラ/センサ類42から取得し
たデータは、メモリ411に直接に伝達されかつ記憶されてもよい。例えば、カメラ等で
撮影した静止画・動画データが内蔵メモリ又は外部メモリに記録されてもよいが、これに
限らず、カメラ/センサ42または内蔵メモリからネットワークNWを介して、少なくと
も管理サーバ1やユーザ端末2、3、飛行体格納装置5のいずれかに1つに記録されても
よい。カメラ42は飛行体4にジンバル43を介して設置される。
御モジュールを含んでいる。例えば、制御モジュールは、6自由度(並進運動x、y及び
z、並びに回転運動θx、θy及びθz)を有する飛行体の空間的配置、速度、および/
または加速度を調整するために、ESC44(Electric Speed Cont
roller)を経由して飛行体の推進機構(モータ45等)を制御する。バッテリー4
8から給電されるモータ45によりプロペラ46が回転することで飛行体の揚力を生じさ
せる。制御モジュールは、搭載部、センサ類の状態のうちの1つ以上を制御することがで
きる。
)49、端末、表示装置、または他の遠隔の制御器)からのデータを送信および/または
受け取るように構成された送受信部47と通信可能である。送受信機49は、有線通信ま
たは無線通信などの任意の適当な通信手段を使用することができる。
トワーク(WAN)、赤外線、無線、WiFi、ポイントツーポイント(P2P)ネット
ワーク、電気通信ネットワーク、クラウド通信などのうちの1つ以上を利用することがで
きる。
た処理結果、所定の制御データ、端末または遠隔の制御器からのユーザコマンドなどのう
ちの1つ以上を送信および/または受け取ることができる。
GPSセンサ、近接センサ(例えば、ライダー)、またはビジョン/イメージセンサ(例
えば、カメラ)を含み得る。
図5は、管理サーバ1に実装される機能を例示したブロック図である。本実施の形態に
おいては、管理サーバ1は、通信部110、フライトミッション生成部120、第1飛行
ルート取得部130、飛行ルート分割部140、過去飛行ルート呼出部150、記憶部1
60、レポート生成部170を備えている。フライトミッション生成部120は、第2飛
行ルート生成部121、第3飛行ルート生成部123、候補飛行ルート設定部125、ル
ート編集部127、帰還ルート生成部129を含む。また、記憶部160は、飛行ルート
記憶部162、フライトログ記憶部164、インターフェース情報記憶部166の各種デ
ータベースを含む。さらに、図6に示すように、飛行ルート記憶部162は、第1飛行ル
ート記憶部1621、第2飛行ルート記憶部1623、第3飛行ルート記憶部1625、
帰還ルート記憶部1627、過去飛行ルート記憶部1629を含む。
信部110は、ユーザ端末2、3から、フライト依頼を受け付ける受付部としても機能す
る。なお、フライト依頼として、飛行場所や飛行目的、飛行体の数のいずれかを含んでも
よい。
ョンは、少なくとも飛行ルートを含む。飛行ルートは、第1飛行ルート記憶部1621及
び第2飛行ルート記憶部1623を参照して第3飛行ルート生成部123により第3飛行
ルートとして生成される。第1飛行ルートについては、後述する。第2飛行ルートについ
ては、第2飛行ルート生成部121により生成され、例えば図7に記載されるように、対
象旋回半径や旋回中のウェイポイント(WP)数等を設定することで自動的に生成される
構成でもよいし、予め設定済みのルートおよび/またはウェイポイントを呼び出す構成で
もよいし、対象物の形状若しくは第2飛行ルートの経路長や作業時間に応じて手動でウェ
イポイントを設定するようにしてもよい。なお、本実施の形態の具体例として第2飛行ル
ートを旋回ルートとしているが、これに限らず、任意に生成されるルートであってよい。
第3飛行ルートを生成する。具体的な生成例の一つとしては、各飛行ルートが複数のウェ
イポイント(位置座標情報を含む)から構成されており、第1飛行ルートと第2飛行ルー
トの最も近接したウェイポイント(位置座標)同士を接続点として、両飛行ルートを連続
して飛行するように第3飛行ルートを生成することができるが、これに限定されない。
が複数存在する場合に、それぞれに対応した第3飛行ルートが生成されるので、それら複
数の第3飛行ルートをそれぞれ選択可能に複数の候補飛行ルートとして設定する。より具
体的な例としては、例えば、図10に記載されるように、各候補飛行ルートの飛行時間が
表示されており、各ルートが選択可能なように候補飛行ルート関連情報(例えば、色情報
など)が設定されていて、ユーザはいずれかの飛行ルートを選択することができる。
れた後に、必要に応じてルートの一部をユーザの指示に従い、所望の経路に変更する。こ
れにより、後述の方法で検索または生成された第1飛行ルートが経路条件をすべて満たし
ていない場合や、後述のように過去に用いた第3飛行ルートをベースに新規の飛行ルート
を作成したい場合(例えば、前回の飛行結果を踏まえて、対象物を増減するなど)におい
ても、最終的な飛行ルートとしてユーザにより修正された飛行ルートを生成することが可
能である。
開始位置または当該飛行開始位置とは異なる飛行終了位置への帰還ルートを生成し、帰還
ルート記憶部1627に記憶する。この帰還ルートは、第3飛行ルート生成部123によ
り第3飛行ルートが生成される際に、第1飛行ルート及び第2飛行ルートとあわせて結合
される。なお、帰還ルート生成部129を必ずしも備えている必要はなく、例えば、飛行
開始位置を飛行終了位置として自動的に設定する構成でもよいし、第1飛行ルートと同様
に管理サーバ1外から取得する構成でもよい。
運びされた位置を飛行開始位置としたり、飛行終了位置においてユーザが機体を回収した
りする構成などでもよいし、管理サーバ1により管理された飛行体格納装置5の情報(例
えば、位置情報や格納状態情報、格納機情報など)を基に、飛行開始位置または飛行終了
位置として選択された飛行体格納装置5の位置も含めた飛行ルートとして生成される構成
でもよい。
1飛行ルートを取得し、第1飛行ルート記憶部1621に記憶する。第1飛行ルートは、
例えば、衛星または飛行体から撮像した俯瞰画像(例えば、衛星写真や航空写真など)ま
たは当該俯瞰画像を平面上に表した図(例えば、地図や路線図など)に基づいて生成され
たものである。より具体的な例としては、第1飛行ルートは、飛行体とは異なる形態の移
動体またはヒトを含む動物が移動可能な経路に沿った移動ルート(例えば、車道や線路、
航路、歩道、山道、獣道など)であり得る。この移動ルートは、例えば、ユーザ端末2、
3上でAPI(Application Programming Interface
)やアプリケーションソフトなどを用いて、上述の画像や図を基に、飛行開始位置や経由
位置、対象物の位置などを指定すると、その位置情報が直接または管理サーバ1を経由し
て外部のサーバ等(不図示)にネットワークNWを介して送信され、当該位置情報に基づ
いた移動体が移動可能な経路を検索し、その結果を管理サーバ1に送信する。管理サーバ
1は、その検索結果の経路を第1飛行ルートとして取得し、第1飛行ルート記憶部162
1に記憶することができる。これにより、対象物までの移動経路のためのウェイポイント
をすべて手作業で設定する必要がなくなるため、作業負担と作業時間が減少する。さらに
、移動ルート上を飛行することになるため、対象物の情報のみならず、対象物までの移動
ルート上の情報も取得することが可能となる。そのため、例えば、対象物までの道路の渋
滞状況確認や、災害時における対象物までの経路状況確認、遭難者捜索時における山道捜
索など、様々な状況において利用可能である。なお、この時の移動ルート上の取得情報は
動画像であってもよいし、適切な数に自動的に生成されたウェイポイントでの撮像画像で
あってもよい。
荷を減らすことが可能であるが、もし管理サーバ1の記憶容量や処理能力などが許すなら
ば、管理サーバ1内でルート検索を行うことも可能である。さらに、上述の具体例では、
飛行体とは異なる形態の移動体またはヒトを含む動物が移動可能な経路に沿った移動ルー
トを第1飛行ルートとすることとしていたが、これに限らず、例えば画像認識により得ら
れるルート(例えば、山脈等の尾根やフェンス、屋根、電線など)であってもよいし、一
般的な検索方法(例えば、ダイクストラ法や最良優先探索、Aアルゴリズムなど)やAI
などを用いて検索可能なルートであれば、そのすべてを対象とすることが可能である。
到達する対象物を除く他の対象物を経由地点として経由する第1飛行ルートを、飛行開始
位置から経由地点ごとに順次分割する。これにあわせて、第3飛行ルート生成部では、分
割された第1飛行ルートのそれぞれと、複数の対象物のそれぞれにおける第2飛行ルート
とを飛行開始位置から順次結合することで、第3飛行ルートを生成する。
ルートを第3飛行ルートとして呼び出す。過去に生成された第3飛行ルートは、過去飛行
ルート記憶部1629に手動または自動で保存されている。なお、過去飛行ルートは、呼
出前または呼出後にルート編集部127にて一部を変更可能である。
に表示するための各種制御情報を格納している。
信するためのレポート情報を生成する。本実施の形態においては、例えば、フライトミッ
ションにて設定された飛行ルート上(第1飛行ルート上および/または第2飛行ルート上
)および/または帰還ルート上にて、飛行体4により取得された情報(静止画像、動画像
、音声その他の情報)が、フライトログ記憶部164に蓄積される。
象が1つの場合を想定している。まず、図7のように表示画面左側では、例えば飛行体の
飛行速度や高度、対象物旋回半径、旋回中ウェイポイント(WP)数などのパラメータが
設定可能になっていてもよく、表示画面右側の画像上では、飛行開始位置(ドローンのイ
ラスト)及び対象物位置(番号1)がポインタやタッチ操作等で選択可能になっていても
よい。そして、表示画面左下側では、選択した飛行開始位置及び対象物位置に基づくルー
ト作成を開始するためのルート作成ボタンや、過去に作成したルートを呼び出すためのル
ート呼出ボタンなどが配置されていてもよい。
れた第2飛行ルートが点線で示されている部分であり、生成された帰還ルートが一点鎖線
で示されている部分であるが、実際の表示画面上においては、このようにルート表示が分
かれている必要はなく、第3飛行ルートとして所定の色の実線等で一続きに表示されてい
てもよい。図8に示されるように、生成された第3飛行ルートの一部を変更するためのル
ート編集ボタンや、第3飛行ルートを過去飛行ルート記憶部1629に保存するためのル
ート保存ボタン、機体が第3飛行ルートを飛行開始するためのルート実行ボタンなどが配
置されていてもよい。
、対象が2つの場合、第1飛行ルートが2つの場合を想定している。まず、図9のように
表示画面左側では、例えば飛行体の速度や高度、対象物旋回半径、旋回中ウェイポイント
(WP)数などのパラメータが設定可能になっていてもよく、表示画面右側の画像上では
、飛行開始位置(ドローンのイラスト)及び対象物位置(番号1、2)、飛行終了位置(
飛行体格納装置のイラスト)がポインタやタッチ操作等で選択可能になっていてもよい。
そして、表示画面左下側では、選択した飛行開始位置及び対象物位置に基づくルート作成
を開始するためのルート作成ボタンや、過去に作成したルートを呼び出すためのルート呼
出ボタンなどが配置されていてもよい。
された第2飛行ルートが点線で示されている部分であり、生成された帰還ルートが一点鎖
線で示されている部分であるが、実際の表示画面上においては、このようにルート表示が
分かれている必要はなく、第3飛行ルートとして所定の色の実線等で一続きに表示されて
いてもよい。また、図10に示されるように、第3飛行ルートが複数ある場合には、候補
飛行ルート1、2として各飛行時間と共に表示されており、各ルートが異なる色で選択可
能に表示されていてもよい。さらに、図10に示されるように、生成された第3飛行ルー
トの一部を変更するためのルート編集ボタンや、第3飛行ルートを過去飛行ルート記憶部
1629に保存するためのルート保存ボタン、機体が第3飛行ルートを飛行開始するため
のルート実行ボタンなどが配置されていてもよい。
とができ、さらに、本発明は、カメラ等を搭載した空撮用の飛行体としても好適に使用す
ることができる他、セキュリティ分野、農業、インフラ監視、測量、ゴルフ場やテニス場
などのスポーツ会場点検、工場・倉庫等建物の屋根の点検、災害対応、遭難対応等の様々
な産業にも利用することができる。
して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良
することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
2 ユーザ端末
4 飛行体
Claims (13)
- ネットワークを介してユーザ端末と飛行体と接続された、前記飛行体の飛行ルートを管
理する管理サーバであって、
衛星または飛行体から撮像した俯瞰画像または当該俯瞰画像を平面上に表した図に基づ
いて生成された、飛行開始位置から対象物までの第1飛行ルートを前記管理サーバ外から
取得する第1飛行ルート取得部と、
前記対象物に関する情報を取得するための第2飛行ルートを生成する第2飛行ルート生
成部と、
前記第1飛行ルートと前記第2飛行ルートとを結合し、第3飛行ルートを生成する第3
飛行ルート生成部と、
を備える管理サーバ。 - 前記第1飛行ルートは、前記飛行体とは異なる形態の移動体やヒトを含む動物が移動可
能な経路に沿った移動ルートである、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。 - 前記対象物は、複数の対象物のうちの最後に到達する対象物であり、
前記第1飛行ルートは、前記複数の対象物のうちの最後に到達する対象物を除く他の対
象物を経由地点として経由するルートであり、
前記管理サーバは、
前記第1飛行ルートを前記飛行開始位置から前記経由地点ごとに順次分割する飛行ルー
ト分割部をさらに備え、
前記第3飛行ルート生成部は、前記分割された第1飛行ルートのそれぞれと、前記複数
の対象物のそれぞれにおける前記第2飛行ルートとを前記飛行開始位置から順次結合し、
前記第3飛行ルートを生成する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の管理サーバ。 - 前記第3飛行ルート生成部は、前記第3飛行ルートとして複数の飛行ルートを生成し、
前記管理サーバは、
前記複数の飛行ルートをそれぞれ選択可能に複数の候補飛行ルートとして設定する候補
飛行ルート設定部とをさらに備える、
ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の管理サーバ。 - 前記候補飛行ルート設定部は、前記複数の候補飛行ルートを前記ユーザ端末にそれぞれ
区別可能に表示させるように各候補飛行ルート関連情報を設定する、
ことを特徴とする請求項4に記載の管理サーバ。 - 前記候補飛行ルート関連情報は、色情報である、
ことを特徴とする請求項5に記載の管理サーバ。 - 前記第3飛行ルートの一部を他のルートに変更するルート編集部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1乃至6に記載の管理サーバ。 - 前記対象物における前記第2飛行ルートの飛行終了地点から、前記飛行開始位置または
前記飛行開始位置とは異なる飛行終了位置への帰還ルートを生成する帰還ルート生成部を
さらに備え、
前記第3飛行ルートは、前記帰還ルートをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7に記載の管理サーバ。 - 前記管理サーバは、前記ユーザ端末により選択された前記飛行開始位置、前記対象物の
位置を基に第3飛行ルートを生成する、
ことを特徴とする請求項1乃至8に記載の管理サーバ。 - 前記第2飛行ルートは、前記対象物の中心座標を中心に旋回するルートである、
ことを特徴とする請求項1乃至9に記載の管理サーバ。 - 前記第3飛行ルートを過去飛行ルートとして記憶する過去飛行ルート記憶部と、
前記管理サーバは、前記過去飛行ルート記憶部に記憶される過去飛行ルートを前記第3
飛行ルートとして設定する過去飛行ルート呼出部とをさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至10に記載の管理サーバ。 - 前記情報は、静止画像または動画像である、
ことを特徴とする請求項1乃至11に記載の管理サーバ。 - ネットワークを介してユーザ端末と飛行体と接続された、前記飛行体の飛行ルートを管
理する管理サーバを含む、飛行体の管理システムであって、
前記管理サーバは;
衛星または飛行体から撮像した俯瞰画像または当該俯瞰画像を平面上に表した図に基づ
いて生成された、飛行開始位置から対象物までの第1飛行ルートを前記管理サーバ外から
取得し;
前記対象物に関する情報を取得するための第2飛行ルートを生成し;
前記第1飛行ルートと前記第2飛行ルートとを結合し、第3飛行ルートを生成する;
管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020121347A JP6786140B1 (ja) | 2020-03-04 | 2020-07-15 | 飛行体の管理サーバ及び管理システム |
Applications Claiming Priority (2)
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