JP2021139415A - 角度調整構造体 - Google Patents

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Naonobu Yamashita
直伸 山下
俊彦 松尾
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俊彦 松尾
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Abstract

【課題】手動レバーによって、独自の機能・作用を発揮する状態に切換えられる角度調整構造体を提供する。【解決手段】第1アーム1と第2アーム2とを一軸心L0廻りに揺動可能に枢結し、第1アーム1と第2アーム2をロック状態と、揺動可能な解除状態に、切換わる噛合離脱機構Gを、内有すると共に、手動レバー10から手を離しても完全フリー状態を保つ姿勢を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、角度調整構造体に関する。
従来、図18に示すような角度調整構造体が公知であり、座椅子等に使用されていた(特許文献1参照)。
即ち、背部が取着される第1アーム81と、座部が取着される第2アーム(第2部材)82とを、揺動可能に、軸83にて枢結し、第1アーム81の基部には、歯部84が形成され、この歯部84に対して、バネ85,85にて弾発的に押圧されて噛合する歯部86を有する係止ブロック87を備えている。そして、上記歯部84と歯部86の噛合を離脱するために、手動レバー88を枢支軸89にて第2部材82側に枢着している。この手動レバー88の先端は折曲った短片部を有し、その短片部にピン90を突設し、このピン90を係止ブロック87の長孔91に係合させる構成である。
バネ85,85の弾発付勢力によって、ブロック87の先端の歯部86が、第1アーム81の歯部84に噛合したロック状態を保ち、第1アーム81は第2部材82に対して、所定傾斜(揺動)角度を維持できる。
角度を変更する際には、手動レバー88を手で握って、矢印N8 方向に操作すれば、バネ85,85の弾発付勢力に抗して、ブロック87が後退し、歯部84と歯部86の噛合が離脱し、所望の傾斜角度に、第1アーム81を揺動させることが可能である。そして、手動レバー88から手を離せば、バネ85,85の弾発付勢力によって、歯部84と歯部86が相互に噛合して、ロック状態となり、第1アーム81の傾斜が所定値に固定できる。
実開平1−90442号公報
上記特許文献1に記載の角度調整構造は、座椅子として使い勝手が良好であって、かつ、強度と耐久性に優れていた。
しかしながら、特許文献1の角度調整金具を、他の用途に利用せんとすると、次のような問題点があった。
即ち、 (i) 切換用手動レバー88が長く突出して、他の用途では、不意に手動レバー88に触れて急に角度が変わる虞がある点、 (ii) 全体の容積が大きく、コンパクト化が難しく、シンプルに2部材を折曲自在に枢着する部位(用途)には適用困難である点、(iii) 角度調整の際には、必ず手動レバー88を手で握っていなければならず、角度調整が困難な場合がある点。
そこで、本発明は、第1アームと第2アームとを、一軸心廻りに揺動可能に枢結すると共に、上記第1アームと第2アームを所定角度に固定したロック状態と、上記第1アームと第2アームを揺動可能とした解除状態とに、切換わる噛合離脱機構を、内有した角度調整構造体に於て;上記一軸心に沿って往復作動して上記噛合離脱手段を切換える操作軸を、設けると共に、該操作軸の外端に、手動レバーを枢着し;該手動レバーは、3姿勢に切換えが可能であって;第1姿勢は、手動外力を与えずに、上記噛合離脱機構の弾発部材による弾発付勢力にて噛合したロック状態を、保持し;第2姿勢は、上記弾発部材の上記弾発付勢力に抗して手動外力を付与したときに上記噛合離脱機構が離脱すると共に手動外力を除去すれば、上記弾発付勢力にて上記ロック状態に復元し;第3姿勢は、上記弾発部材の弾発付勢力に抗して手動外力を一旦付与すれば、上記噛合離脱機構が離脱した上記解除状態を、保持するように、構成されている。
また、上記噛合離脱機構は;円周面部と円錐面部とを連続して形成した外周面を有すると共に、該外周面にはアキシャル方向のスプライン外歯が形成され、上記円周面部の第1スプライン外歯と、上記円錐面部の第2スプライン外歯とは、凹条・凸条が各々連続状に形成された係脱用コーン体を、備え;上記第2アームには、上記一軸心を中心とする貫孔内面に第1スプライン内歯を有する第1円環体が非回転状に取着され、該第1円環体の上記第1スプライン内歯に対して、上記コーン体の上記第1スプライン外歯が噛合し;上記第1アームには、上記一軸心を中心とする円錐孔内面に第2スプライン内歯を有する第2円環体が、非回転状に取着され、該第2円環体の上記第2スプライン内歯に対して、上記コーン体の上記第2スプライン外歯が噛合し;さらに、上記操作軸に上記コーン体を取着し、上記弾発部材は、上記操作軸及びコーン体を、常時、弾発付勢して、上記コーン体の第2スプライン外歯と、上記第2円環体の第2スプライン内歯とが、手動レバーの上記第1姿勢において、及び、上記第2姿勢の手動外力が除去された際において、相互に噛合するように構成されている。
また、上記操作軸の外端は、上記第1アームの基端外面から突出状であって、上記操作軸の軸心と直交する直交軸心廻りに揺動可能に、上記手動レバーが枢結され;上記第1姿勢において、上記手動レバーは、上記基端外面に平行状として接触し;上記第2姿勢において、上記手動レバーの基端部を押圧する手動外力によって、上記手動レバーの中間部が上記基端外面に圧接しつつ梃子支点として、上記直交軸心廻りに揺動し、上記操作軸を外方へ移動し、上記噛合離脱機構を離脱させるように、構成され;上記第3姿勢において、上記手動レバーの先端部が、上記基端外面に対して、係止手段によって係止状態を保持しつつ、上記噛合離脱機構の上記解除状態を保持するように、構成されている。
本発明によれば、(小さな)手動レバーによって、簡単に、かつ、確実に第1・第2・第3姿勢に切換えることができて、使い易い。手動レバーは指にて切換操作可能な程度に小型で、かつ、構造体の全体のコンパクト化を図り得て、多種多様な揺動部位に応用できる。手動レバーの第3姿勢にあっては、噛合離脱機構を完全な解除した状態として保持できて、第1アームと第2アームは、揺動フリー状態を維持する。従って、幅寸法の大きい補助天板を垂下状に折畳む作業、逆に、垂れ下った状態から水平面状に(揺動しつつ)持ち上げる作業を(従来は二人掛りでなければできなかった作業を)、一人の作業員にて行うことが可能となる(図15に於て、後に詳述する。)
本発明の実施の一形態を示す斜視図である。 第1姿勢を示す要部拡大断面図である。 第2姿勢を示す要部拡大断面図である。 第3姿勢を示す要部拡大断面図である。 分解斜視図である。 係脱用コーン体の一例を示す斜視図である。 第1円環体の一例を示す斜視図である。 第2円環体の一例を示す斜視図である。 バネ受け具の一例を示す図であって、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 手動レバーの一例を示す図であって、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 係止手段の一例を示し、手動レバーの先端部が基端外側面に対して係止状態を保持している状態の作用説明のための一部断面拡大図である。 係止手段の他の例を示し、手動レバーの先端部が基端外側面に対して係止状態を保持している状態の作用説明のための一部断面拡大図である。 係止手段の別の例を示し、手動レバーの先端部が基端外側面に対して係止状態を保持している状態の作用説明のための一部断面拡大図である。 係止手段のさらに別の例を示し、手動レバーの先端部が基端外側面に対して係止状態を保持している状態の作用説明のための一部断面拡大図である。 用途の一例を示す斜視図である。 用途の他の例を示す斜視図である。 作用・効果を説明するための図であって、図16の側面図である。 従来例を説明するための一部断面側面図である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1〜図4に於て、第1アーム1と第2アーム2とを、一軸心L0 廻りに揺動可能に枢結すると共に、この第1アーム1と第2アーム2を所定角度に固定したロック状態(図2参照)と、第1アーム1と第2アーム2を揺動可能とした解除状態(図3又は図4参照)とに、切換わる噛合離脱機構Gを、内有している。
図1では、噛合離脱機構Gは、ケーシング3等にて包囲されている。また、図1では、第1・第2アーム1,2は、短円柱状であって、仮想線にて示すパイプP1 ,P2 に各々内挿して接続される場合を示す。なお、図1に例示の短円柱状の第1・第2アーム1,2を帯板片や角柱状とする等、その断面形状は自由であり、しかも、第1・第2アーム1,2の長さも、長短自由に選定できると共に、図1の仮想線で示すように、継ぎ足し構造とすることも好ましい。
そして、5は、前記一軸心L0 に沿って往復動して、噛合離脱手段Gを切換える操作軸である。この操作軸5は、第1アーム1と第2アーム2とを揺動可能に枢結する枢結軸でもある。
さらに、操作軸5の外端には、小型の手動レバー10が枢着される。小径のピン4をもって、枢着した場合を、図2〜図5に示す。
この手動レバー10は、3姿勢に切換えが可能である。
即ち、図2に示した第1姿勢Y1 と、図3に示した第2姿勢Y2 と、図4に示した第3姿勢Y3 に、切換わる。
第1姿勢Y1 は、図2に示す如く、手動外力を与えず、噛合離脱機構Gの一構成部品である弾発部材6による弾発付勢力F6 にて噛合したロック状態を、保持し、この第1姿勢Y1 では、第1アーム1と第2アーム2は所定角度に固定されている。
第2姿勢Y2 は、図3に示す如く、上記弾発部材6の弾発付勢力F6 に抗して、(レバー10に)手動外力F10を付与したときには、噛合離脱機構Gが離脱した状態―――フリー状態―――となり、かつ、(レバー10への)手動外力F10を除去すれば、弾発部材6の弾発付勢力F6 にてロック状態に復元できる。つまり、このロック状態への復元とは、図2に示した状態への復元を意味する。
第3姿勢Y3 は、図4に示す如く、上記弾発部材6の弾発付勢力F6 に抗して、手動外力F10´を一旦付与すれば、噛合離脱機構Gが離脱し、手をレバー10から離しても、噛合離脱機構Gの離脱した前記解除状態を、保持している。
噛合離脱機構G及びその近傍の構成品等について、以下説明する。
まず、図5と図6に於て、8は係脱用コーン体であり、円周面部9Aと円錐面部9Bとを連続して形成した外周面9を有する。そして、外周面9には、アキシャル方向のスプライン外歯13が多数形成されている。
上記円周面部9Aに形成されたスプライン外歯13の一部位を第1スプライン外歯13Aと呼び、上記円錐面部9Bに形成されたスプライン外歯13の他部位を第2スプライン外歯13Bと呼ぶとすれば、第1スプライン外歯13Aと第2スプライン外歯13Bとは、凸状と凸状とが連続状に形成されている(図6参照)。
また、コーン体8は、孔部7を有し、この孔部7は、段付部をもって、小径部7Aと大径部7Bに区画されている(図2参照)。
21は、一軸心L0 を中心とする貫孔内面22に第1スプライン内歯21Aを有する第1円環体である。この第1円環体21は、図5と図7に示すように外周面に、やや大き目の凹凸部21Bが形成されている。
他方、第2アーム2の基端の円環ボス部2Aの孔部内面には凸凹部2Bが形成され、この第2アーム2の凸凹部2Bに対して、第1円環体21の凸凹部21Bが差込まれて、噛合状態となり、非回転状に取着される(図5参照)。
図6と図7に示すように、第1円環体21の第1スプライン内歯21Aに対して、コーン体8の前記第1スプライン外歯13Aが、噛合する。即ち、図2,図3及び図4のいずれに於ても、第1スプライン内歯21Aと第1スプライン外歯13Aとは、噛合状態を保ち、相対的に(一軸心L0 )廻りには回転しない。
そして、図8及び図2〜図4に示すように、一軸心L0 を中心とする円錐孔内面26を有すると共に、この内面26に円錐状の第2スプライン内歯25Aが形成された第2円環体25が、第1アーム1の基端内部に、非回転状に取着されている。
詳しくは、第2円環体25は、外周面に、やや大き目の凹凸部25Bが形成され、他方、第1アーム1の基端の円環ボス部1Aの孔部内面には、凸凹部1Bが形成され、この第1アーム1の凸凹部1Bに対して、第2円環体25の凹凸部25Bが噛合して、非回転状に取着される(図5参照)。
そして、図6と図8に示すように、第2円環体25の第2スプライン内歯25Aに対して、コーン体8の前記第2スプライン外歯13Bが、(噛合離間自在として)噛合する。
即ち、第1姿勢Y1 を示す図2では、第2円環体25の第2スプライン内歯25Aと、コーン体8の第2スプライン外歯13Bに、噛合して、第1アーム1と第2アーム2は一軸心L0 廻りに揺動せずに、(固定保持された)ロック状態である。
さらに、操作軸5にはコーン体8が固設され、一軸心L0 に沿って、一体状に往復作動する。
具体的には、弾発部材6を取付けるためのバネ受け具15を介在させて、コーン体8を操作軸5に取着している。その取着構造と構成部品、及び、取着方法について以下説明する。
図9(A)(B)、及び、図2〜図4に於て、バネ受け具15は、小径筒部15Aと大径筒部15Bと(下端の)外鍔部15Cとを有し、小径筒部15Aと大径筒部15Bとの間には段差壁部15Dが形成されている。さらに、小径筒部15Aの先端の外面には、縦断面クサビ形状の係止爪部15Eが形成されると共に、この小径筒部15Aには先端から2本の切欠スリット15F,15Fが形成され、弾性変形自在な(横断面C型の)係止半筒片15G,15Gを構成している。
そして、操作軸5の形状は、段付部5Aをもって、大径軸部5Bと小径軸部5Cに区画されている(図2〜図4参照)。
また、図9(B)に示すように、バネ受け具15の軸心孔15Hは、小径筒部15Aに対応した小径孔15Jと、大径筒部15Bに対応した大径孔15Kと、その境界をなす段付部15Lと、から成る。
組付作業について説明すれば、円錐バネから成る弾発部材6の小径端面を、バネ受け部材15の外鍔部15Cにて受持させつつ、第2円環体25に対して、弾発部材6の大径端面を押圧し、第2円環体25とコーン体8とを接近させながら、コーン体8の小孔部7A
に、バネ受け具15を挿入して取着する。つまり、切欠スリット15Fを有するため係止半筒片15G,15Gは、縮径弾性変形しつつ、小孔部7Aに挿入でき、しかも、係止爪部15Eによって、抜止め状となり、コーン体8とバネ受け具15は、一体化され、同時に、弾発部材6及び第2円環体25も、組立てられる(図2〜図4の中心領域のみ参照)。
その後に、操作軸5をバネ受け具15の軸心孔15Hへ挿入すれば、コーン体8が操作軸5に取着される。
そして、弾発部材6は、操作軸5及びコーン体8を、常時、(図2〜図4における下方向に、)弾発付勢して、コーン体8の第2スプライン外歯13Bと、第2円環体25の第2スプライン内歯25Aとが、手動レバー10の前記第1姿勢Y1 (図2参照)において相互に噛合するように、構成されている。
しかも、前記第2姿勢Y2 (図3参照)の手動外力F10が除去された際にも、コーン体8の第2スプライン外歯13Bと、第2円環体25の第2スプライン内歯25Aとが、相互に噛合する。
ここで、図1,図2〜図4、及び、図5等に示した実施形態における第1アーム1の基部と、第2アーム2の基部に関して、追加説明する。
第1アーム1は、円環付き半体17とカバー付き半体18と両者を連結するボルト・ナット結合19と、から成る。
第2アーム2は、円環付き半体27とカバー付き半体28とボルト・ナット結合29とから成る(図1,図2,図5参照)。
円環付き半体17は、円環部17Aと軸部17Bから成る。カバー付き半体18は、円形蓋状カバー部18Aと軸部18Bとから成る。また、円環付き半体27は、円環部27Aと軸部27Bから成る。カバー付き半体28は、円形蓋状カバー部28Aと軸部28Bから成る。
図1、及び、図2〜図4に示したように組立られると、第1アーム1の円環部17Aは、第2アーム2の円環部2の円環部27Aとカバー部28Aの間に挟持され、同時に、第2アーム2の円環部27Aは、第1アーム1の円環部17Aとカバー部18Aの間に挟持される。
図2〜図4に於て、カバー部材18Aと円環部27Aと円環部17Aとカバー部28Aによって、前記ケーシング3が構成され、噛合分離機構Gは、このようなケーシング3の内部に設けられる(内有される)。
そして、図2,図4に於て、30,30は第1アーム1と第2アーム2とが一軸心L0 廻りに揺動するように枢結するための摺動嵌合部を示す。つまり、操作軸5は軽く軸心L0 に沿って往復動する役目をなすため、第1アーム1と第2アーム2が一軸心L0 廻りに揺動案内させる役目(機能)を、円筒面状の摺動嵌合部30,30にて発揮させている。
このように、噛合離脱機構Gを内有したケーシング3は極めてコンパクトでありながら、第1アーム1と第2アーム2が、がたつき無く十分な連結の剛性を保ちつつ、円滑に揺動できる。しかも、噛合離脱機構Gの構成部品の組立て、及び、第1アーム1と第2アーム2の組立てが、容易・確実、かつ、スムーズに行い得る。
そして、図2〜図4、及び、図10に示すように、操作軸5の外端は、第1アーム1の基端外面31から突出状である。具体的には、第1アーム1の基端を成している蓋状カバー部18Aの外面に形成された凹溝32の底面を、基端外面31として、この基端外面31から操作軸5の外端が小寸法だけ突出している。
このように、外方へ突出した操作軸5の外端に、手動レバー10が小径ピン4にて枢結されている。言い換えれば、操作軸5の軸心L0 と直交する直交軸心L4 廻りに揺動可能として、手動レバー10が枢結される。
この手動レバー10は、図10と図2〜図4に例示したように、帯板片状の天井壁部12と、その周囲から垂設された垂下壁部14とから成る。天井壁部12は、先端傾斜面2Aを有する。垂下壁部14は、その下端縁14Aの形状が、最先端から中間部にわたっての水平直線状部16を有し、また、中間角部33を介して、傾斜部34が形成されて、天井壁部12に接近させて、上下幅の小さな狭小垂下壁部35に連続する。
従って、手動レバー10の基端部36は上下寸法が小さく、この基端部36を手の指をもって押圧して、手動レバー10を揺動させる。
そして、図2に示す第1姿勢Y1 では、手動レバー10に手動外力が付与されず、弾発部材6の弾発付勢力F6 によって、操作軸5及びコーン体8が(図2の下方へ)移動して、そのスプライン外歯13Bが、第2円環体25の第2スプライン内歯25Aに噛合し、噛合離脱機構Gがロック状態を、保持するが、この第1姿勢Y1 では、手動レバー10は基端外面31に平行状として接触して、その平行接触を保持している(図2参照)。
即ち、図10にて述べたように、水平状直線状部16を、レバー10の中間から先端にわたって有していることによって、この水平状直線状部16が、図2に示したように、(第1アーム1の蓋状カバー部18Aの凹溝32の溝底面から成る)基端外面31に、弾発的に圧接状態を保ちつつ、レバー10は平行状として接触を維持する。
次に、図3に示す第2姿勢Y2 では、レバー10の基端部36を(人の指にて)押圧して手動外力F10を与えると、レバー10の中間部が、基端外面31に圧接する。図10(B)及び図3では、中間部に形成された中間角部33を基端外面31に圧接する具体例を示すが、これに限らず、レバー10の天井壁部12から垂下状に形成した垂下片や垂下杆を、基端外面31に圧接させるも好ましい(図示省略)。
そして、基端外面31に対して、レバー10の中間部を圧接しつつ、その圧接点を梃子支点P10として、レバー10を直交軸心L4廻りに揺動する。
このように、レバー10を手動にて揺動すれば、(図2から)図3に示すように、操作軸5は外方へ移動する。即ち、弾発部材6の弾発付勢力F6 に抗して、操作軸5が外方へ―――図6の上方へ―――移動する。この移動に伴って、操作軸5に固着のコーン体8が移動して、その第2スプライン外歯13Bが第2スプライン内歯25Aから、離脱する。
このようにして、噛合離脱機構Gが、離脱状態となる。しかしながら、手の指をレバー10から離せば―――手動外力F10を零とすれば―――弾発部材6の弾発付勢力F6 によって、図2に示した状態に、自動的に復元する。
図3に示した第2姿勢Y2 は、そのような状態にある。
また、図4に示す第3姿勢Y3 では、レバー10の基端部36に、人の指を掛けて持ち上げる手動外力F10´を与えると、レバー10の先端部38が、基端外面31に接近乃至当接する。
このような接近乃至当接状態において、先端部38を係止状態に保持する係止手段Wが、設けられている。
以下、この係止手段Wについて説明する。図4と図10と図11にように、レバー10の先端下端縁部37を直角エッジ状に形成すると共に、図11に示すように断面直角三角形の係止用凹溝39を基端外面31に設ける。この係止用凹溝39は操作軸5に十分近づけて設けるのが良い(図11参照)。
図11の断面図に於て、前述の直交軸心(点)L4 と、断面三角形の凹溝39に侵入係止したレバー10の先端下端縁部(点)37とを結んだ直線L37が、操作軸5の軸心(点)L5 と成す角度θが40°以下、望ましくは35°以下に設定する。
図11に示した係止状態で、十分に上記角度θが小さいため、(直交)軸心点L4 を中心として、レバー10の先端下端縁部(点)37は、矢印N方向に揺動しようとしても、係止用凹溝39の傾斜辺39Aに対して、先端部38が強く当接して、矢印N方向への揺動(離脱)が、阻止される。
係止手段Wは、図11及び図10に示した具体例では、断面直角状エッジを有するレバー先端下端縁部37と、操作軸5の近傍に設けられた係止用凹溝39から、構成される。
また、図12に示した他の具体例では、係止用凹溝39は断面矩形状とした場合を示す。この場合も、凹溝39は操作軸5に十分近づけて設ける。凹溝39の開口している角部39Bがレバー10の先端部38に当接して、矢印N方向に先端下端縁部が揺動することを、阻止している。その他、同一符号は図11と同様の構成である。
図11,図12に於て、矢印F6 は、図4で説明した弾発部材6による弾発付勢力を示しているが、図11,図12に示した簡易な形状と構造の係止手段Wをもって、確実に係止状態を保つことができる。
次に、図13は、係止手段Wについての別の具体例を示す。レバー10の先端部38の下端縁部37近傍に、係止用小凹窪部40を形成し、さらに、この小凹窪部40に対して、係合する半球頭部を有する小係止部材43を小コイルスプリング42にて弾発的に押圧するように構成している。また、コイル保持ケース44を基端外面31に埋設している。
また、図14は、係止手段Wのさらに別の具体例を示す。レバー10の先端部38には、係止用小凹溝45を形成し、さらに、板バネ46の基部を基端外面31に埋設する。弯曲小係止凸部47を先端に有し、かつ、波型に弯曲した中間部48を(好ましくは)基端外面31の一部傾斜面に当てる。
そして、図11〜図14について説明したように、第3姿勢Y3 において、係止手段Wによって手動レバー10は、図4に示した如く基端部36が上方へ起立した傾斜姿勢を保持する。このとき、図4に示すように、噛合離脱機構Gが離脱している。この離脱によって、第1アーム1と第2アーム2が一軸心L0 廻りに自由自在(フリー)に揺動可能な解除状態を保持できる。
次に、本発明に係る角度調整構造体の適用例(用途例)を、符号Hをもって、図15〜図17に、示す。
まず、図15に示した斜視図に於て、本発明に係る角度調整構造体H,H(以下、本構造体Hと呼ぶ場合がある)を、補助天板(垂れ板)51を有するテーブル50に適用した例を示す。
天板本体52の一側辺53に、補助天板51が揺動可能として枢着されている。一対の本構造体H,Hは、一側辺53の両端に付設される。
図15に実線で示すように、テーブル幅WT が小さい場合は、従来の角度調整具(丁番等)であっても、補助天板51を垂下させたり、逆に、垂下状体から持ち上げて水平状態とするような切換作業は問題なかった。
しかしながら、テーブル幅が(図15中の)WT ´で示すように、大きい場合、従来の角度調整具(丁番等)では、補助天板51の垂下作業及び持ち上げ作業を、一人で行うことが、困難であった。
その理由は、従来の角度調整具は、一軸心廻りの揺動を、ロックした状態と、非ロック状態に、手動レバーにて行い得るのであるが、自由に揺動させ得る非ロック状態を保つには、手動レバーを手で握っている必要があった(従来例の図18参照)。図15に仮想線にて示したように、テーブル幅WT ´が大きいと、2個の角度調整具を、左手と右手で同時に非ロック状態に切換えかつ維持させることは、不可能であったためである。
本発明に係る構造体H,Hでは、図15の仮想線のように大きい幅WT ´のテーブル50であって、一人で両手を同時に届かなくても、容易かつ安全に、垂下させたり、持ち上げすることで、所望の角度に補助天板51を設定自在である。
即ち、図15の状態から、一方の構造体Hのみを、図4に示した第3姿勢Y3 に切換える。その後、他方の構造体Hの近くまで(歩いて)移動して、図2の第1姿勢Y1 と図3の第2姿勢Y2 を交互に繰返しながら、(あるいは、図2の第1姿勢Y1 から図3の第2姿勢Y2 に切換えたままで、)補助天板51を、上方又は下方へ揺動させて、所望の角度において図2の第1姿勢Y1 とする。
その後、直ちに、(元の)一方の構造体Hを、第3姿勢Y3 から第2姿勢Y2 に切換える。
これによって、両方の構造体H,Hは、所望角度に強固に安定保持できる。一人で簡単に大きなテーブル幅寸法WT ´の補助天板51を一人でも簡単かつ安全に角度調整作業が可能となった。
図16と図17に於て、車輪54,55を有する台車56を示す。本構造体Hは、この台車56のハンドル杆57に適用される。
台車56の下方の荷物置台58の後端縁から立設されたパイプ構造体59の上端の左右に、本構造体H,Hを介して、門型ハンドル杆57が上下揺動可能に、枢着される。
作業者Mの身長や体型に合わせ、ハンドル杆57の握り部57Aの位置の調整が可能である。
また、従来の揺動ハンドル杆57の無い場合には、仮想線で示すように、作業者M´は、その足(靴)60が後方の車輪55に当たる場合があり、台車56を押してゆく作業に支障をきたす場合もあった。
これに対して、図17に実線にて示したように、作業者Mは十分な安全な距離を確保することができる。
本発明は、以上詳述したように、第1アーム1と第2アーム2とを、一軸心L0 廻りに揺動可能に枢結すると共に、上記第1アーム1と第2アーム2を所定角度に固定したロック状態と、上記第1アーム1と第2アーム2を揺動可能とした解除状態とに、切換わる噛合離脱機構Gを、内有した角度調整構造体に於て;上記一軸心L0 に沿って往復作動して上記噛合離脱手段Gを切換える操作軸5を、設けると共に、該操作軸5の外端に、手動レバー10を枢着し;該手動レバー10は、3姿勢に切換えが可能であって;第1姿勢Y1 は、手動外力を与えずに、上記噛合離脱機構Gの弾発部材6による弾発付勢力F6 にて噛合したロック状態を、保持し;第2姿勢Y2 は、上記弾発部材6の上記弾発付勢力F6 に抗して手動外力F10を付与したときに上記噛合離脱機構Gが離脱すると共に手動外力F10を除去すれば、上記弾発付勢力F6 にて上記ロック状態に復元し;第3姿勢Y3 は、上記弾発部材6の弾発付勢力F6 に抗して手動外力F10´を一旦付与すれば、上記噛合離脱機構Gが離脱した上記解除状態を、保持するように、構成されているので、従来の角度調整構造体では存在しなかった第3姿勢Y3 が付加されて、図15に於て詳説したように、幅寸法WT ´が大きく、二人の作業者でなければ角度調整ができなかった従来の作業に関して、一人の作業者で簡単かつ確実に角度調整ができるようになった。
しかも、第1・第2・第3の3姿勢Y1 ,Y2 ,Y3 を、1本の小さな手動レバー10にて切換わり、全体のコンパクト化を図ることができた。
また、揺動角度範囲を( 180°等と)広くすることが可能な構造である。
角度調整の際に、第3姿勢Y3 により、手動レバー10から手を離しても、自由かつ迅速に、揺動でき、角度調整作業が容易かつ迅速に行うことが可能となった。
また、本発明は、上記噛合離脱機構Gは;円周面部9Aと円錐面部9Bとを連続して形成した外周面9を有すると共に、該外周面9にはアキシャル方向のスプライン外歯13が形成され、上記円周面部9Aの第1スプライン外歯13Aと、上記円錐面部9Bの第2スプライン外歯13Bとは、凹条・凸条が各々連続状に形成された係脱用コーン体8を、備え;上記第2アーム2には、上記一軸心L0 を中心とする貫孔内面22に第1スプライン内歯21Aを有する第1円環体21が非回転状に取着され、該第1円環体21の上記第1スプライン内歯21Aに対して、上記コーン体8の上記第1スプライン外歯13Aが噛合し;上記第1アーム1には、上記一軸心L0 を中心とする円錐孔内面26に第2スプライン内歯25Aを有する第2円環体25が、非回転状に取着され、該第2円環体25の上記第2スプライン内歯25Aに対して、上記コーン体8の上記第2スプライン外歯13Bが噛合し;さらに、上記操作軸5に上記コーン体8を取着し、上記弾発部材6は、上記操作軸5及びコーン体8を、常時、弾発付勢して、上記コーン体8の第2スプライン外歯13Bと、上記第2円環体25の第2スプライン内歯25Aとが、手動レバー10の上記第1姿勢Y1 において、及び、上記第2姿勢Y2 の手動外力F10が除去された際において、相互に噛合するように構成されているので、コーン体8と第2円環体25の噛合状態下でバックラッシュが極小となり、遊びが零として、第1アーム1と第2アーム2が一軸心L0 廻りに、がたつかない。しかも、コーン体8の第1スプライン外歯13Bは円滑に第2スプライン内歯25Aに、噛合できる。小型の弾発部材6をもって、上記噛合が行われ、噛合離脱機構Gのコンパクト化と噛合離脱の円滑化・確実化を共に達成できた。
また、上記操作軸5の外端は、上記第1アーム1の基端外面31から突出状であって、上記操作軸5の軸心と直交する直交軸心L4 廻りに揺動可能に、上記手動レバー10が枢結され;上記第1姿勢Y1 において、上記手動レバー10は、上記基端外面31に平行状として接触し;上記第2姿勢Y2 において、上記手動レバー10の基端部36を押圧する手動外力F10によって、上記手動レバー10の中間部が上記基端外面31に圧接しつつ梃子支点P10として、上記直交軸心L4 廻りに揺動し、上記操作軸5を外方へ移動し、上記噛合離脱機構Gを離脱させるように、構成され;上記第3姿勢Y3 において、上記手動レバー10の先端部38が、上記基端外面31に対して、係止手段Wによって係止状態を保持しつつ、上記噛合離脱機構Gの上記解除状態を保持するように、構成されているので、手動レバー10のコンパクト化を図り得る。そして、手動レバー10に不意に瞬間的な押圧力が作用した状況であっても、レバー10は第1姿勢Y1 や第2姿勢Y2 に切換わり易いが、(図4の)第3姿勢Y3 に切換わる確率が極めて低く、安全面で優れている。
1 第1アーム
2 第2アーム
5 操作軸
6 弾発部材
8 コーン体
9A 円周面部
9B 円錐面部
10 手動レバー
13 スプライン外歯
13A 第1スプライン外歯
13B 第2スプライン外歯
21 第1円環体
21A 第1スプライン内歯
22 貫孔内面
25 第2円環体
25A 第2スプライン内歯
26 円錐孔内面
31 基端外面
36 基端部
38 先端部
6 弾発付勢力
10,F10´ 手動外力
G 噛合離脱機構
0 一軸心
4 直交軸心(点)
10 梃子支点
W 係止手段
1 第1姿勢
2 第2姿勢
3 第3姿勢

Claims (3)

  1. 第1アーム(1)と第2アーム(2)とを、一軸心(L0 )廻りに揺動可能に枢結すると共に、上記第1アーム(1)と第2アーム(2)を所定角度に固定したロック状態と、上記第1アーム(1)と第2アーム(2)を揺動可能とした解除状態とに、切換わる噛合離脱機構(G)を、内有した角度調整構造体に於て、
    上記一軸心(L0 )に沿って往復作動して上記噛合離脱手段(G)を切換える操作軸(5)を、設けると共に、該操作軸(5)の外端に、手動レバー(10)を枢着し、
    該手動レバー(10)は、3姿勢に切換えが可能であって、
    第1姿勢(Y1 )は、手動外力を与えずに、上記噛合離脱機構(G)の弾発部材(6)による弾発付勢力(F6 )にて噛合したロック状態を、保持し、
    第2姿勢(Y2 )は、上記弾発部材(6)の上記弾発付勢力(F6 )に抗して手動外力(F10)を付与したときに上記噛合離脱機構(G)が離脱すると共に手動外力(F10)を除去すれば、上記弾発付勢力(F6 )にて上記ロック状態に復元し、
    第3姿勢(Y3 )は、上記弾発部材(6)の弾発付勢力(F6 )に抗して手動外力(F10´)を一旦付与すれば、上記噛合離脱機構(G)が離脱した上記解除状態を、保持するように、構成されていることを特徴とする角度調整構造体。
  2. 上記噛合離脱機構(G)は、
    円周面部(9A)と円錐面部(9B)とを連続して形成した外周面(9)を有すると共に、該外周面(9)にはアキシャル方向のスプライン外歯(13)が形成され、上記円周面部(9A)の第1スプライン外歯(13A)と、上記円錐面部(9B)の第2スプライン外歯(13B)とは、凹条・凸条が各々連続状に形成された係脱用コーン体(8)を、備え、
    上記第2アーム(2)には、上記一軸心(L0 )を中心とする貫孔内面(22)に第1スプライン内歯(21A)を有する第1円環体(21)が非回転状に取着され、該第1円環体(21)の上記第1スプライン内歯(21A)に対して、上記コーン体(8)の上記第1スプライン外歯(13A)が噛合し、
    上記第1アーム(1)には、上記一軸心(L0 )を中心とする円錐孔内面(26)に第2スプライン内歯(25A)を有する第2円環体(25)が、非回転状に取着され、該第2円環体(25)の上記第2スプライン内歯(25A)に対して、上記コーン体(8)の上記第2スプライン外歯(13B)が噛合し、
    さらに、上記操作軸(5)に上記コーン体(8)を取着し、上記弾発部材(6)は、上記操作軸(5)及びコーン体(8)を、常時、弾発付勢して、上記コーン体(8)の第2スプライン外歯(13B)と、上記第2円環体(25)の第2スプライン内歯(25A)とが、手動レバー(10)の上記第1姿勢(Y1 )において、及び、上記第2姿勢(Y2 )の手動外力(F10)が除去された際において、相互に噛合するように構成されている請求項1記載の角度調整構造体。
  3. 上記操作軸(5)の外端は、上記第1アーム(1)の基端外面(31)から突出状であって、上記操作軸(5)の軸心と直交する直交軸心(L4 )廻りに揺動可能に、上記手動レバー(10)が枢結され、
    上記第1姿勢(Y1 )において、上記手動レバー(10)は、上記基端外面(31)に平行状として接触し、
    上記第2姿勢(Y2 )において、上記手動レバー(10)の基端部(36)を押圧する手動外力(F10)によって、上記手動レバー(10)の中間部が上記基端外面(31)に圧接しつつ梃子支点(P10)として、上記直交軸心(L4 )廻りに揺動し、上記操作軸(5)を外方へ移動し、上記噛合離脱機構(G)を離脱させるように、構成され、
    上記第3姿勢(Y3 )において、上記手動レバー(10)の先端部(38)が、上記基端外面(31)に対して、係止手段(W)によって係止状態を保持しつつ、上記噛合離脱機構(G)の上記解除状態を保持するように、構成されている請求項1又は2記載の角度調整構造体。
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