JP2021138665A - メラニン生成抑制剤、表皮ターンオーバー促進剤、及び抗酸化遺伝子発現促進剤 - Google Patents

メラニン生成抑制剤、表皮ターンオーバー促進剤、及び抗酸化遺伝子発現促進剤 Download PDF

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Abstract

【課題】メラニン生成抑制作用、表皮ターンオーバー促進作用、及び抗酸化作用を併せ持ち、かつ安全性にも優れた素材を見出し、美白用又は抗老化用の化粧品や飲食品などの組成物を提供すること。【解決手段】パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉から選ばれる1種又は2種以上の植物素材の処理物を有効成分として含有する、メラニン生成抑制剤、表皮ターンオーバー促進剤、又は抗酸化遺伝子発現促進剤。【選択図】なし

Description

本発明は、メラニン生成抑制剤、表皮ターンオーバー促進剤、及び抗酸化遺伝子発現促進剤、及びこれらの剤を含む美白用又は抗老化用組成物に関する。
シミ、ソバカス、日焼け等にみられる皮膚の色素沈着は、ホルモンの異常や紫外線の刺激により、皮膚の表皮組織中に存在するメラニン色素生成細胞(メラノサイト)がメラニン色素を過剰に生成し、これが皮膚内に沈着、集積することが原因と考えられている。このような色素沈着を防ぐために、これまでメラニンの過剰な生成を抑制したり、メラニンを内包するオルガネラであるメラノソームのケラチノサイトへの輸送を阻害したりする方法などが開発されてきた(非特許文献1)。例えば、メラニンの過剰な生成を抑制する従来技術として、アルブチン、ハイドロキノン、コウジ酸、トラネキサム酸、L−システイン、ルシノール、エラグ酸及びこれらの誘導体等が有効であることが知られている。しかしながら、これらの美白有効成分は、処方系中での安定性が悪いため、分解されて着色が生じる、異臭が発生するといった問題がある。また、美白効果があっても、肌の弱い人では炎症や発赤が起こることもあり、より深刻な副作用としてメラノサイトへの細胞毒性による白斑が報告されている。また、その作用機序によっては、血栓症を起こすリスクのある人など特定の疾患を有する人には使用に際して注意を要する場合があり、安全性の点から長期使用や使用量が制限されているのが現状である。
また、表皮組織は加齢に伴って薄くなることが知られており(非特許文献2)、これは、表皮角化細胞(ケラチノサイト)の増殖に関与するEpidermal Growth Factor(EGF/上皮細胞成長因子)や女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が、加齢と共に低下することが原因であることが明らかとなっている。このような表皮角化細胞の増殖能や分裂能の低下は、皮膚のターンオーバー速度を遅らせ、表皮内メラニンの排泄がスムーズに行われなくなり、色素沈着や肌のくすみの原因となる。レチノイン酸は、表皮角化細胞の増殖や分裂を促す因子として発見され、1999年には老人性色素斑に対して有効であるとの報告がされた(非特許文献3)。レチノイン酸は、表皮角化細胞の増殖作用とターンオーバーにより、表皮基底周囲に存在するメラニン顆粒を排出して色素沈着を改善するものと考えられており、レチノイン酸自体にはメラニン生成抑制作用はないため、通常ハイドロキノン等との併用によりシミ治療が行われている。また、レチノイン酸はハイドロキノンと同様に、皮膚刺激性が非常に強いため、それらを用いた治療に際しては、使用量、使用期間、使用スケジュールについて皮膚科医による厳格な管理が必要である。
シミのさらなる要因として活性酸素ストレスが知られている。通常、皮膚細胞内には紫外線等の影響によって活性酸素が生じているが、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)やカタラーゼ(CAT)等の活性酸素消去酵素の働きによって、活性酸素から皮膚細胞が守られている。しかしながら、これらの活性酸素消去酵素の活性もまた加齢とともに低下することが知られており、活性酸素による傷害がその防御反応を凌駕したとき、皮膚は酸化され、細胞機能の劣化と老化が誘導されると考えられており、シミの要因となることも明らかとなってきた。このような背景から、例えば、活性酸素消去作用と美白作用の両方を有する植物抽出物(特許文献1)や、活性酸素消去作用を有する植物抽出物とメラニン生成抑制作用を有する植物抽出物を混合した美白用外用剤(特許文献2)が提案されている。
以上より、シミの要因である、メラニンの過剰生成、表皮ターンオーバーの遅延、活性酸素ストレスを阻止することができれば、より効率的にシミを治療、改善、及び予防することができると考えられる。
特開2006−83070号公報 特開2006−241009号公報
水谷多恵子,正木仁,FRAGRANCE JOURNAL,42(11),14−21,2014 Varani,J.et al.,Molecular mechanisms of intrinsic skin aging and retinoid−induced repair and reversal.J.Investig.Dermatol.Symp.Proc.,Vol.3,pp.57−60,1998 吉村浩太郎,波利井清紀:レチノール酸を用いた炎症後色素沈着の治療.形成外科42:297−301,1999
本発明は、上述した実情に鑑み、メラニン生成抑制作用、表皮ターンオーバー促進作用、及び抗酸化作用を併せ持ち、かつ安全性にも優れた素材を見出し、美白用又は抗老化用の化粧品や飲食品などの組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、安全性の高い天然植物素材であるパパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉が、メラニン生成抑制作用、表皮ターンオーバー促進作用、及び抗酸化遺伝子発現促進作用を有することを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、以下の発明を包含する。
(1)パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉から選ばれる1種又は2種以上の植物素材の処理物を有効成分として含有する、メラニン生成抑制剤。
(2)パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉から選ばれる1種又は2種以上の植物素材の処理物を有効成分として含有する、表皮ターンオーバー促進剤。
(3)パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉から選ばれる1種又は2種以上の植物素材の処理物を有効成分として含有する、抗酸化遺伝子発現促進剤。
(4)(1)〜(3)のいずれかに記載の剤を含む、美白用組成物。
(5)(1)〜(3)のいずれかに記載の剤を含む、抗老化用組成物。
(6)前記組成物が、化粧品、医薬部外品、医薬品、又は飲食品である、(4)に記載の美白用組成物。
(7)前記組成物が、化粧品、医薬部外品、医薬品、又は飲食品である、(5)に記載の抗老化用組成物。
本発明のメラニン生成抑制剤、表皮ターンオーバー促進剤、及び抗酸化遺伝子発現促進剤は、シミの要因となるメラニンの過剰生成、表皮ターンオーバーの遅延、及び活性酸素ストレスに対して抑制的に働くことができる。また、本発明において上記各剤の有効成分として用いるパパイヤ果実、パイナップル果実、グァバ葉は、天然の食用植物であるため、副作用がなく安全性が高い。よって、本剤を含む化粧品、医薬部外品、医薬品、飲食品は日常的に継続して服用もしくは摂取、使用できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のメラニン生成抑制剤、表皮ターンオーバー促進剤、及び抗酸化遺伝子発現促進剤は、パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉から選ばれる1種又は2種以上の植物素材の処理物を有効成分として含有する。
本発明において用いるパパイヤ果実とは、パパイヤ科(Caricaceae)パパイヤ属(Carica)に属するパパイヤ(Carica papaya)の果実をいう。
本発明において用いるパイナップル果実とは、パイナップル科(Bromeliaceae)アナナス属(Ananas)に属するパイナップル(Ananas comosus)の果実をいう。
本発明において用いるグァバ葉とは、フトモモ科(Myrtaceae)バンジロウ属(Psidium)に属するグァバ(Psidium guajava)の葉をいう。
本発明において、上記パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉(以下、これらを「植物素材」ともいう)は、物理的処理、化学的処理、生物的処理により得られる処理物として使用することができる。物理的処理としては、例えば乾燥処理、粉砕処理、摩砕処理、圧搾・搾汁処理、加熱処理、超高圧処理等が挙げられ、化学的処理としては、各種溶媒による抽出処理、酸・アルカリ処理等が挙げられ、生物的処理としては、発酵処理等が挙げられる。また、これらの処理の2種以上を組み合わせてもよい。上記各処理による得られる処理物のなかでは、乾燥処理物及び溶媒抽出物が好ましい。
乾燥処理方法としては、自然乾燥、熱風乾燥、凍結乾燥、スプレードライ、ドラムドライ等の公知の方法が挙げられるが、スプレードライ法が好ましい。
抽出方法は、水若しくは熱水、又は水と有機溶媒の混合溶媒を用い、撹拌又はカラム抽出する方法等により行うことができる。抽出には、植物素材をそのまま使用してもよく、乾燥、粉砕、細切等の処理を行ってもよい。抽出溶媒としては、例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール類(1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、アセトニトリル、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、流動パラフィン等)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテル等)が挙げられる。これらの溶媒のなかでも、水、低級アルコール及び液状多価アルコールが好ましく、水、エタノールがより好ましい。これらの溶媒は1種でも2種以上を混合して用いても良く、例えば30〜70v/v%のエタノール水溶液を使用することもできる。
溶媒の使用量については、特に限定はなく、例えば上記植物素材に対し、10倍以上、好ましくは20倍以上であればよいが、抽出後に濃縮を行なったり、単離したりする場合の操作の便宜上100倍以下であることが好ましい。また、抽出温度や時間は、用いる溶媒の種類によるが、例えば、10〜100℃、好ましくは30〜90℃で、30分〜24時間、好ましくは1〜10時間を例示することができる。より具体的には、パパイヤ果実、パイナップル果実、又はグァバ葉に低級アルコール(例えば、エタノール等)又は液状多価アルコール(例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)を添加し、常温(例えば5〜35℃)で抽出を行うことで、パパイヤ果実、パイナップル果実、又はグァバ葉の抽出物を得ることができる。
抽出物は、抽出した溶液のまま用いてもよいが、必要に応じて、その効果に影響のない範囲で、濃縮(有機溶媒、減圧濃縮、膜濃縮などによる濃縮)、希釈、濾過、活性炭等による脱色、脱臭、エタノール沈殿等の処理を行ってから用いてもよい。さらには、抽出した溶液を濃縮乾固、噴霧乾燥、凍結乾燥等の処理を行い、乾燥物として用いてもよい。
本発明に係るメラニン生成抑制剤、表皮ターンオーバー促進剤、及び抗酸化遺伝子発現促進剤は、有効成分として、上記のようにして得られたパパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉の処理物の1種を含有してもよいが、2種又は3種を併用するとメラニン生成抑制効果、表皮ターンオーバー促進効果、抗酸化遺伝子発現促進効果が増強するので好ましい。パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉の処理物の2種又は3種を併用する場合、その組み合わせや混合比率は限定されないが、等量とすることが好ましい。なかでも、パパイヤ果実粉末物とパイナップル果実抽出物とグァバ葉果実抽出物の等量混合物が最も好ましい。
本発明において、「抗酸化遺伝子」とは、メラノサイトにおいて発現し、活性酸素種を消去する酵素遺伝子であれば、特に制限はされない。例えば、カタラーゼ(CAT)遺伝子、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)遺伝子、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)遺伝子、グルタミン酸システインリガーゼ調節サブユニット(GCLM)遺伝子、ヘムオキシゲナーゼ−1(HO−1)遺伝子、NAD(P)Hキノンオキシドレダクターゼ1(NQO1)遺伝子、チオレドキシン還元酵素1(TXNRD1)遺伝子、グルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GST)遺伝子、ペルオキシレドキシン(Prx)遺伝子等が挙げられる。
本発明のメラニン生成抑制剤、表皮ターンオーバー促進剤、及び抗酸化遺伝子発現促進剤(以下、「本発明の剤」という)の有効成分である上記植物素材の処理物は、メラノサイト内のメラニン含有量を低下させる作用、表皮角化細胞の増殖により表皮ターンオーバーを促進させる作用、メラノサイトにおける抗酸化遺伝子の発現を促進させる作用を有するので、メラニンの過剰生成、表皮ターンオーバーの遅延、活性酸素に起因する皮膚の色素沈着の治療、改善、及び予防に有効である。ここで、「色素沈着」とは、加齢、紫外線、摩擦、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、生活習慣(睡眠や喫煙習慣)などによって、メラニンが過剰に生成されて皮膚内のメラニン含有量が増加し、また過剰に生成されたメラニンが排出されずに留まることによって、皮膚全体が黒くなる状態、又はその一部が周囲の皮膚よりも濃い茶褐色を帯びた状態をいう。色素沈着が認められる皮膚疾患又は病態としては、例えば、老人性色素斑(シミ)、炎症性色素沈着、肝斑、雀卵斑(ソバカス)、黒子症、脂漏性角化症、黒子(母斑細胞母斑、色素性母斑)、後天性真皮メラノサイトーシス(遅発性太田母斑)、扁平母斑、Riehl黒皮症、摩擦黒皮症、遺伝性対側性色素異常症、Addison病、光線性花弁状色素斑、色素異常性固定紅斑などが挙げられる。
上記植物素材の処理物はまた、表皮角化細胞の増殖により表皮ターンオーバーを促進させ、抗酸化遺伝子発現促進により活性酸素の消去能を亢進させることができるので、皮膚の抗老化に有効である。ここで、皮膚の抗老化とは、シワ、タルミ、くすみ、はりの低下、皮膚の硬化等の抑制をいう。
本発明の剤は、そのまま使用することも可能であるが、本発明の効果を損なわない範囲で適当な添加物とともに、美白用組成物又は抗老化用組成物に配合することができる。組成物の形態としては、化粧品、医薬部外品、医薬品、飲食品が挙げられる。本発明の剤を、例えば、メラニン合成を抑制し、美白を目的として使用する場合は、化粧品等の皮膚外用組成物の形態や、美容ドリンクなどの飲食品の形態とすることが好ましい。また、本発明の剤を、例えば、色素沈着の治療等を目的として使用する場合は、医薬品の形態で使用することが好ましい。
上記植物素材の処理物を化粧品や医薬部外品に配合する場合は、その剤形は、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、粉末分散系、油液系、ゲル系、軟膏系、エアゾール系、水−油二層系、又は水−油−粉末三層系等のいずれでもよい。また、当該化粧品や医薬部外品は、上記植物素材の処理物とともに、皮膚外用組成物において通常使用されている各種成分、添加剤、基剤等をその種類に応じて選択し、適宜配合し、当分野で公知の手法に従って製造することができる。その形態は、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、スプレー状等のいずれであってもよい。皮膚外用組成物の配合成分としては、例えば、油脂類(オリーブ油、ヤシ油、月見草油、ホホバ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油等)、ロウ類(ラノリン、ミツロウ、カルナウバロウ等)、炭化水素類(流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、ワセリン等)、脂肪酸類(ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸等)、高級アルコール類(ミリスチルアルコール、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等)、エステル類(ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、トリオクタン酸グリセリン、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸ステアリル等)、有機酸類(クエン酸、乳酸、α−ヒドロキシ酢酸、ピロリドンカルボン酸等)、糖類(マルチトール、ソルビトール、キシロビオース、N−アセチル−D−グルコサミン等)、蛋白質及び蛋白質の加水分解物、アミノ酸類及びその塩、ビタミン類(β―カロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンE等)、植物・動物抽出成分、種々の界面活性剤、保湿剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、安定化剤、防腐剤、殺菌剤、香料等が挙げられる。
化粧品や医薬部外品の種類としては、例えば、化粧水、乳液、ジェル、美容液、一般クリーム、日焼け止めクリーム、パック、マスク、洗顔料、化粧石鹸、ファンデーション、おしろい、ボディローション等が挙げられる。
上記植物素材の処理物を医薬品に配合する場合は、薬理学的及び製剤学的に許容しうる添加物と混合し、患部に適用するのに適した製剤形態の各種製剤に製剤化することができる。薬理学的及び製剤学的に許容しうる添加物としては、その剤形、用途に応じて、適宜選択した製剤用基材や担体、賦形剤、希釈剤、結合剤、滑沢剤、コーティング剤、崩壊剤又は崩壊補助剤、安定化剤、保存剤、防腐剤、増量剤、分散剤、湿潤化剤、緩衝剤、溶解剤又は溶解補助剤、等張化剤、pH調整剤、噴射剤、着色剤、甘味剤、矯味剤、香料等を適宜添加し、公知の種々の方法にて経口又は非経口的に全身又は局所投与することができる各種製剤形態に調製すればよい。本発明の医薬品を上記の各形態で提供する場合、通常当業者に用いられる製法、たとえば日本薬局方の製剤総則[2]製剤各条に示された製法等により製造することができる。
経口投与用製剤には、例えば、デンプン、ブドウ糖、ショ糖、果糖、乳糖、ソルビトール、マンニトール、結晶セルロース、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、リン酸カルシウム、又はデキストリン等の賦形剤;カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、デンプン、又はヒドロキシプロピルセルロース等の崩壊剤又は崩壊補助剤;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、又はゼラチン等の結合剤;ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、又はタルク等の滑沢剤;ヒドロキシプロピルメチルセルロース、白糖、ポリエチレングリコール、又は酸化チタン等のコーティング剤;ワセリン、流動パラフィン、ポリエチレングリコール、ゼラチン、カオリン、グリセリン、精製水、又はハードファット等の基剤などを用いることができるが、これらに限定はされない。
非経口投与用製剤には、蒸留水、生理食塩水、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、マクロゴール、ミョウバン水、植物油等の溶剤;ブドウ糖、塩化ナトリウム、D−マンニトール等の等張化剤;無機酸、有機酸、無機塩基又は有機塩基等のpH調整剤などを用いることができるが、これらに限定はされない。
本発明の医薬品の形態としては、特に制限されるものではないが、例えば錠剤、糖衣錠剤、カプセル剤、トローチ剤、顆粒剤、散剤、液剤、丸剤、乳剤、シロップ剤、懸濁剤、エリキシル剤などの経口剤、注射剤(例えば、皮下注射剤、静脈内注射剤、筋肉内注射剤、腹腔内注射剤)、点滴剤、座剤、経皮吸収剤、経粘膜吸収剤、貼付剤などの非経口剤などが挙げられる。また、使用する際に再溶解させる乾燥生成物にしてもよく、注射用製剤の場合は単位投与量アンプル又は多投与量容器の状態で提供される。
本発明の医薬品を、色素沈着の治療、改善、又は予防するために用いる場合に適した形態は外用製剤であり、例えば、軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、液剤、貼付剤、フォーム剤、スプレー剤、噴霧剤などが挙げられる。軟膏剤は、均質な半固形状の外用製剤をいい、油脂性軟膏、乳剤性軟膏、水溶性軟膏を含む。ゲル剤は、水不溶性成分の抱水化合物を水性液に懸濁した外用製剤をいう。液剤は、液状の外用製剤をいい、ローション剤、懸濁剤、乳剤、リニメント剤等を含む。
本発明の化粧品、医薬部外品、医薬品の使用量又は投与量は、その種類や形態、使用又は投与対象の年齢、性別、体重、症状の程度などに応じて適宜決定することができる。例えば、成人に経口投与する場合には、パパイヤ果実粉末として0.1〜100mg/日、好ましくは0.5〜20mg/日、より好ましくは1〜10mg/日の範囲で、パイナップル果実エタノール抽出物として1〜1000mg/日、好ましくは10〜100mg/日、より好ましくは20〜50mg/日の範囲で、グァバ葉含水エタノール抽出物として0.1〜100mg/日、好ましくは0.5〜20mg/日、より好ましくは1〜10mg/日の範囲で、それぞれ1日1回から数回行う。上記投与範囲より少ない量で十分な場合もあるし、また、範囲を超えて投与する必要がある場合もある。
前記植物素材の処理物を上記の化粧品、医薬部外品、医薬品に配合する場合、その含有量は特に限定されないが、製剤(組成物)全重量に対して、植物素材の処理物の乾燥固形分に換算して、0.001〜30重量%(w/w)が好ましく、0.01〜10重量%(w/w)がより好ましい。0.001重量%(w/w)未満では効果が低く、また30重量%(w/w)を超えても効果に大きな増強はみられにくい。又、製剤化における有効成分の添加法については、予め加えておいても、製造途中で添加してもよく、作業性を考えて適宜選択すればよい。
また、上記植物素材の処理物は、飲食品にも配合できる。本発明において、飲食品とは、一般的な飲食品のほか、医薬品以外で健康の維持や増進を目的として摂取できる食品、例えば、健康食品、機能性食品、保健機能食品、又は特別用途食品を含む意味で用いられる。健康食品には、栄養補助食品、健康補助食品、サプリメント等の名称で提供される食品を含む。保健機能食品は食品衛生法又は食品増進法により定義され、特定の保健の効果や栄養成分の機能、疾病リスクの低減などを表示できる、特定保健用食品及び栄養機能食品が含まれる。飲食品の形態は、食用に適した形態、例えば、固形状、液状、顆粒状、粒状、粉末状、カプセル状、クリーム状、ペースト状のいずれであってもよい。
飲食品の種類としては、パン類、麺類、菓子類、乳製品、水産・畜産加工食品、油脂及び油脂加工食品、調味料、各種飲料(清涼飲料、炭酸飲料、美容ドリンク、栄養飲料、果実飲料、乳飲料など)及び該飲料の濃縮原液及び調整用粉末等が挙げられるが、これらに限定はされない。
本発明の飲食品は、その種類に応じて通常使用される添加物を適宜配合してもよい。添加物としては、食品衛生上許容されうる添加物であればいずれも使用できるが、例えば、ブドウ糖、ショ糖、果糖、異性化液糖、アスパルテーム、ステビア等の甘味料;クエン酸、リンゴ酸、酒石酸等の酸味料;デキストリン、澱粉等の賦形剤;結合剤、希釈剤、香料、着色料、緩衝剤、増粘剤、ゲル化剤、安定剤、保存剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、防腐剤などが挙げられる。
本発明の飲食品における上記植物素材の処理物の配合量は、メラニン生成抑制作用、表皮ターンオーバー促進作用、抗酸化遺伝子発現促進作用を発揮できる量であればよいが、対象飲食品の一般的な摂取量、飲食品の形態、効能・効果、呈味性、嗜好性及びコストなどを考慮して適宜設定すればよい。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。但し、本発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例1]
(製造例1)パパイヤ果実粉末の調製
パパイヤ果実100gを乾燥させ、粉砕後にふるい選別して、パパイヤ果実粉末80gを得た。
(製造例2)パイナップル果実のエタノール抽出物の調製
パイナップル果実100gに、エタノール1Lを加え、常温で5日間抽出した後、濾液を濃縮乾固して、パイナップル果実エタノール抽出物4.1gを得た。
(製造例3)グァバ葉の30%エタノール抽出物の調製
グァバ葉100gに、精製水1.4Lとエタノール0.6Lを加え、常温で5日間抽出した後、濾液を濃縮乾固して、グァバ葉30%エタノール抽出物5.7gを得た。
[実施例2]メラニン生成抑制効果の評価
実施例1で調製したパパイヤ果実粉末(製造例1)、パイナップル果実抽出物(製造例2)、グァバ葉抽出物(製造例3)、及びこれらの2種又は3種の混合物を用いてメラニン生成抑制効果試験を次のとおり行った。
ヒト表皮由来正常メラノサイトであるNHEM(クラボウ社製)を24well plateに5×10個播種し、1%HMGS(gibco社製)含有M254培地(gibco社製)で1日間培養した後、被験試料としてパパイヤ果実粉末(製造例1)、パイナップル果実抽出物(製造例2)、グァバ葉抽出物(製造例3)、及びこれらの2種又は3種の混合物の最終濃度が100μg/mLとなるように添加した。混合物の場合は各試料の比率が同じになるように添加し、その総和が上記の濃度となるようにした。試料を添加して3日後に細胞を4%PFAにて固定を行い、続いてフォンタナ・マッソン染色液(武藤化学株式会社)を用いてメラニンの染色を行った。染色後の細胞を顕微鏡にて撮影し、Image J(NIH)を用いてメラニンの輝度値を算出し、細胞内メラニン量の定量を行った。これらの結果を表1に示す。
Figure 2021138665
表1に示すように、パパイヤ果実、パイナップル果実、グァバ葉の全てに、細胞(メラノサイト)内メラニン量の低下効果が認められた。また、パパイヤ果実、パイナップル果実、グァバ葉の2種又は3種を組み合わせると、メラニン量の低下効果について顕著な相乗効果が認められた。
[実施例3]表皮ターンオーバー促進効果の評価
実施例1で調製したパパイヤ果実粉末(製造例1)、パイナップル果実抽出物(製造例2)、グァバ葉抽出物(製造例3)、及びこれらの2種又は3種の混合物を用いて表皮ターンオーバー(細胞増殖)促進効果の評価試験を次のとおり行った。
培養表皮モデルの作製は、特開2018−102186号公報に記載の方法の通り、培養した不死化ヒトケラチノサイト(Immotilized Human Epidermal Keratinocyte;IHEK)から、ケラチノサイト三次元培養スターターキット(フナコシ社製)を用いて、添付されているプロトコルに従って行った。具体的には、ミリセルセルカルチャーインサート(24well plate用)に不死化ヒトケラチノサイトを20万個播種し、Keratinocyte−SFMにて3日間培養後(培地量はインサート内400μL、インサート外1000μL)、インサート内外の培地を除き、分化培地であるCnT−Prime 3D barrier medium(CELLnTEC社製)に交換した(培地量はインサート内400μL、インサート外1000μL)。翌日、インサート内外の培地を除き、インサート外部にのみCnT−Prime 3D barrier mediumを700μL添加し、空気暴露を8日間行い、三次元培養表皮を作製した。空気曝露と同時にインサート外部の分化培地に被験試料としてパパイヤ果実粉末(製造例1)、パイナップル果実抽出物(製造例2)、グァバ葉抽出物(製造例3)、及びこれらの2種又は3種の混合物の最終濃度が100μg/mLとなるように添加した。混合物の場合は各被験物質の比率が同じになるように添加し、その総和が上記の濃度となるようにした。形成された三次元培養表皮から凍結組織切片を作製し、細胞増殖マーカーであるKi67に対する抗体(Thermo fisher社製)を用いて免疫染色を行った。染色した組織中の総細胞数とKi67陽性細胞数をカウントし、Ki67陽性細胞の割合を算出した。これらの結果を以下の表2に示す。
Figure 2021138665
表2に示すように、分化培地にパパイヤ果実、パイナップル果実、グァバ葉を添加して培養することによって得られた培養表皮モデル内のKi67陽性細胞が増加しており、表皮ターンオーバーが促進されていることが示された。また、パパイヤ果実、パイナップル果実、グァバ葉の2種又は3種を組み合わせると、表皮ターンオーバーの促進効果について顕著な相乗効果が認められた。
[実施例4]抗酸化遺伝子発現促進効果
実施例1で調製したパパイヤ果実粉末(製造例1)、パイナップル果実抽出物(製造例2)、グァバ葉抽出物(製造例3)、及びこれらの2種又は3種の混合物のメラノサイトに対する抗酸化活性を、これらの試料を作用させたメラノサイト中の抗酸化遺伝子の発現量を解析することにより評価した。
ヒト表皮由来正常メラノサイトであるNHEMを、12well plateに1×10個播種し、1%HMGS(gibco社製)含有M254培地(gibco社製)で培養した。その際に、被験試料としてパパイヤ果実粉末(製造例1)、パイナップル果実抽出物(製造例2)、グァバ葉抽出物(製造例3)、及びこれらの2種又は3種の混合物の最終濃度が100μg/mLとなるように添加した。混合物の場合は各被験物質の比率が同じになるように添加し、その総和が上記の濃度となるようにした。被験物質を添加して、48時間後の細胞を回収し、メラノサイト中の抗酸化遺伝子発現量をCAT、SOD1、GPX1、GCLMの遺伝子発現量を指標として解析した。
遺伝子発現解析は次の通り行った。回収した細胞をPBS(−)にて2回洗浄した後、Trizol Reagent(Invitrogen社製)によって細胞からRNAを抽出した。2−STEPリアルタイムPCRキット(Applied Biosystems社製)を用いて、抽出したRNAをcDNAに逆転写した後、ABI7300(Applied Biosystems社製)により、下記のプライマーセットを用いてリアルタイムPCR(95℃:15秒間、60℃:30秒間、40cycles)を実施し、CAT、SOD1、GPX1、GCLMの発現を確認した。その他の操作は定められた方法に従って実施した。
CAT用プライマーセット:
5’−CTCAGGTGCGGGCATTCTA−3’(配列番号1)
5’−TGACCGCTTTCTTCTGGATGA−3’(配列番号2)
SOD1用プライマーセット:
5’−GCGGAGGTCTGGCCTATAAAG−3’(配列番号3)
5’−CAGGAGACTACGACGCAAACC−3’(配列番号4)
GPX1用プライマーセット:
5’−GCAACCAGTTTGGGCATCA−3’(配列番号5)
5’−CACCGTTCACCTCGCAC−3’(配列番号6)
GCLM用プライマーセット:
5’−TTCCAGATGTCTTGGAATGCAC−3’(配列番号7)
5’−CTGAACAGGCCATGTCAACTG−3’(配列番号8)
18srRNA(内部標準)用プライマーセット:
5’−CCGAGCCGCCTGGATAC−3’(配列番号9)
5’−CAGTTCCGAAAACCAACAAAATAGA−3’(配列番号10)
CAT、SOD1、GPX1、GCLMの発現は、被験試料を添加していない細胞におけるCAT、SOD1、GPX1、GCLMのmRNAの発現量を内部標準である18s ribosomal RNA(18srRNA)の発現量に対する割合として算出したCAT、SOD1、GPX1、GCLM遺伝子相対発現量(CAT、SOD1、GPX1、GCLM遺伝子発現量/18srRNA遺伝子発現量)の値を1とし、これに対し、被験試料を添加して培養した細胞のCAT、SOD1、GPX1、GCLMの遺伝子相対発現量の値を算出し、評価した。これらの試験結果を以下の表3に示す。
Figure 2021138665
表3に示すように、パパイヤ果実、パイナップル果実、グァバ葉の全てに、抗酸化遺伝子の発現促進効果が認められた。また、パパイヤ果実、パイナップル果実、グァバ葉の2種又は3種を組み合わせると、抗酸化遺伝子の発現促進効果について顕著な相乗効果が認められた。
本発明は、色素沈着、シワ・タルミの治療、改善又は予防を目的とした化粧品、医薬部外品、医薬品、飲食品の製造分野において利用できる。

Claims (7)

  1. パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉から選ばれる1種又は2種以上の植物素材の処理物を有効成分として含有する、メラニン生成抑制剤。
  2. パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉から選ばれる1種又は2種以上の植物素材の処理物を有効成分として含有する、表皮ターンオーバー促進剤。
  3. パパイヤ果実、パイナップル果実、及びグァバ葉から選ばれる1種又は2種以上の植物素材の処理物を有効成分として含有する、抗酸化遺伝子発現促進剤。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の剤を含む、美白用組成物。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の剤を含む、抗老化用組成物。
  6. 前記組成物が、化粧品、医薬部外品、医薬品、又は飲食品である、請求項4に記載の美白用組成物。
  7. 前記組成物が、化粧品、医薬部外品、医薬品、又は飲食品である、請求項5に記載の抗老化用組成物。
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