JP2021138390A - 吸収性物品の包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】個装生理用ナプキンを単体で持ち歩いたときの恥ずかしさを軽減するとともに、包装袋を保管容器として用いる際の利便性を高める。
【解決手段】生理用ナプキン4を個装シート5とともに小さく折り畳んだ個装生理用ナプキン3を包装袋2に複数収納してなる生理用ナプキンの包装体1である。前記個装シート5が白色以外の色に着色されるとともに、前記包装袋2が前記個装シート5と同系色の色に着色されている。前記包装袋2の全面に亘って多数のエンボス9…が付与されるとともに、前記個装シート5の全面に亘って多数のエンボス10…が付与されており、前記包装袋2に付与されたエンボス9…と前記個装シート5に付与されたエンボス10…とが、類似するパターンで形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品を個別包装した個装吸収性物品を包装袋に複数収納してなる吸収性物品の包装体であって、詳しくは前記包装袋に多数のエンボスが付与されるとともに、前記個装吸収性物品の個装シートに多数のエンボスが付与された吸収性物品の包装体に関する。
従来より、生理用ナプキン、失禁用パッド、パンティライナー等の吸収性物品は、包装シートとともに小さく折り畳まれて個別包装された個装吸収性物品とされるとともに、この個装吸収性物品を複数個まとめて一つの包装袋内に収納した吸収性物品の包装体として市販等されている。
個装吸収性物品を収納する包装袋として、下記特許文献1には、吸収性物品は上下方向を備える動物図柄を有し、パッケージは外部から視認可能で吸収性物品の動物図柄と同じ種類の動物図柄を有し、かつ、当該動物図柄の上下方向が、パッケージの上下方向に揃っているものが開示されている。
また、下記特許文献2には、外側から見える面が、しるしを備え、前記しるしが、光沢のある又は艶やかな被覆をその上に備え、外側から見える面が、前記しるしに対応する部分にエンボス加工されてなるパッケージが開示されている。
特開2018−100130号公報 特表2010−524798号公報
従来の包装袋は、上記特許文献1、2に記載されるように、動物図柄や光沢のある艶やかなしるしなどが施され、ピンク色やハート柄などかわいらしいデザインを有するものが主流であった。吸収性物品の包装体のデザインにおいても多様化が望まれており、シンプルなデザインを好む人にとって、従来のかわいらしいデザインのものを持ち歩くと恥ずかしさを感じることがあった。また、家庭で保管する際も、包装袋のまま保管すると、インテリアにマッチしなかったり、外観上生理用ナプキンとすぐに分かるデザインで恥ずかしい思いをすることがあるため、別の容器に入れ替えて保管するという手間がかかっていた。更に、トイレに行く際に生理用ナプキンを持ち込んだということが人に知れないように、個装生理用ナプキンをポーチなどに入れ替えて持って行かなければならない手間があった。
従来の吸収性物品の包装袋では、個装吸収性物品を包装袋に入れたまま保管した場合、個装吸収性物品の数量が少なくなると、包装袋がヨレて、収納された個装吸収性物品が倒れて保管しにくくなるとともに、外観が悪化しやすくなるという問題があった。
そこで本発明の主たる課題は、個装吸収性物品を単体で持ち歩いたときの恥ずかしさを軽減するとともに、包装袋を保管容器として用いる際の利便性を高めた吸収性物品の包装体を提供することにある。
上記課題を解決するために第1の態様として、吸収性物品を個装シートとともに小さく折り畳んだ個装吸収性物品を包装袋に複数収納してなる吸収性物品の包装体であって、
前記個装シートが白色以外の色に着色されるとともに、前記包装袋が前記個装シートと同系色の色に着色され、
前記包装袋の全面に亘って多数のエンボスが付与されるとともに、前記個装シートの全面に亘って多数のエンボスが付与されており、
前記包装袋に付与されたエンボスと前記個装シートに付与されたエンボスとが、類似するパターンで形成されていることを特徴とする吸収性物品の包装体が提供される。
上記第1の態様では、前記個装シートが白色以外の色に着色されているため、個装吸収性物品を単体で持ち歩いたときでも、吸収性物品であることが人に知られにくく、恥ずかしさを軽減することができるとともに、個装吸収性物品をポーチなどに入れ替える手間を省くことができる。
また、包装袋をそのまま個装吸収性物品の保管容器として用いたとき、包装袋が個装シートと同系色の色に着色されるとともに、包装袋に付与されたエンボスと個装シートに付与されたエンボスとが、類似するパターンで形成されているため、外観上、包装袋と個装吸収性物品の一体感が出て、吸収性物品であるのが認識されにくく、恥ずかしい思いをしなくて済むとともに、インテリアにマッチし、別の容器に入れ替える手間などを省くことができる。
更に、前記包装袋の全面に亘って多数のエンボスが付与されているため、このエンボスにより包装袋の剛性が増し、包装袋に収納された個装吸収性物品の数量が少なくなっても、包装袋のヨレが抑えられ、収納された個装吸収性物品が保管しやすく、包装袋を保管容器として用いる際の利便性が向上する。
第2の態様として、前記個装シートに付与されたエンボスの1個当たりの面積が、前記包装袋に付与されたエンボスの1個当たりの面積の±50%以内である請求項1記載の吸収性物品の包装体が提供される。
上記第2の態様では、包装袋に付与されたエンボスと個装シートに付与されたエンボスとが外観上類似するパターンとなるように、個装シートに付与されたエンボスの1個当たりの面積を、包装袋に付与されたエンボスの1個当たりの面積の±50%以内としている。
第3の態様として、前記個装シートに付与された隣り合うエンボス同士の間隔が1〜5mmであり、前記包装袋に付与された隣り合うエンボス同士の間隔が1〜10mmである請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品の包装体が提供される。
上記第3の態様では、包装袋に付与されたエンボスと個装シートに付与されたエンボスとが外観上類似するパターンとなるように、個装シートに付与された隣り合うエンボス同士の間隔を1〜5mmとするとともに、包装袋に付与された隣り合うエンボス同士の間隔を1〜10mmとしている。
第4の態様として、前記包装袋は、着色前の色が透明又は半透明からなり、前記包装袋の一部に非着色部が存在し、この非着色部から内部に収納された前記個装吸収性物品の個装シートが外部から視認可能になっている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品の包装体が提供される。
上記第4の態様では、包装袋の着色前の色が透明又は半透明からなり、包装袋の非着色部から内部に収納された個装吸収性物品の個装シートが外部から視認可能になっているため、包装袋と同系色の色に着色された個装シートが前記包装袋の非着色部から透けて見えるようになり、着色前の色を白色などとした包装袋と比較して、包装袋の外観が損なわれなくなる。
第5の態様として、前記包装袋の高さ方向の中間位置に、全周に亘る環状の易破断部が形成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品の包装体が提供される。
上記第5の態様では、前記包装袋の高さ方向の中間位置に、全周に亘る環状の易破断部を形成しているため、前記易破断部で破断して包装袋を開封した際、前記易破断部より上方の部分が取り除かれ、上方に開口した個装吸収性物品の取出口が形成されるようになる。このとき、個装吸収性物品を縦向きに配置してあれば、個装吸収性物品の上端が包装袋の開口から突出するため、個装吸収性物品が取り出しやすくなるとともに、包装袋と個装吸収性物品の個装シートとが同系色の色に着色され、かつ類似するパターンのエンボスが付与されているので、個装吸収性物品と包装袋との一体感が出て、外観上、吸収性物品の包装体が吸収性物品とわかりにくく、生活のデザインに溶け込むようになる。
第6の態様として、前記包装袋に、前記易破断部に略平行なエンボス線が設けられている請求項5記載の吸収性物品の包装体が提供される。
上記第6の態様では、前記包装袋に、前記易破断部に略平行なエンボス線を設けているため、易破断部を破断して開封したとき、包装袋の開口にヨレが生じにくく、包装袋を保管容器として用いた際の利便性が向上する。
第7の態様として、前記個装シートの目付は、30〜50g/m2である請求項1〜6いずれかに記載の吸収性物品の包装体が提供される。
上記第7の態様では、個装シートの目付を通常のものより厚くしてコシを持たせることにより、個装シートにエンボスを入りやすくし、個装吸収性物品が包装袋内で自立しやすくなるようにしている。
以上詳説のとおり本発明によれば、個装吸収性物品を単体で持ち歩いたときの恥ずかしさが軽減できるとともに、包装袋を保管容器として用いる際の利便性が向上できる。
本発明に係る生理用ナプキンの包装体1を示す斜視図である。 包装袋2を開封した状態を示す斜視図である。 折り畳んだ状態の個装生理用ナプキン3を示す斜視図である。 展開状態の個装生理用ナプキン3を示す一部破断平面図である。 図4のV−V線矢視図である。 個装生理用ナプキン3の折り畳み手順を示す平面図である。 エンボス9、10の平面図である。 エンボス9、10のパターンを示す平面図である。 変形例に係る包装体1を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
本発明に係る生理用ナプキンの包装体1は、図1〜図3に示されるように、生理用ナプキン4を個装シート5とともに小さく折り畳んだ個装生理用ナプキン3を包装袋2に複数収納して構成されている。
前記包装袋2は、図1に示されるように、複数の個装生理用ナプキン3…が収納され、上面部2A、底面部2B、正面部2C、背面部2D及び一対の側面部2E、2Eを有する略直方体状に形成されている。「略直方体状」とは、隣り合う面同士の接続辺が明確な直線で形成された直方体に限らず、全体として直方体と同視できるものも含む概念である。例えば、各面同士が接続する各辺や各頂点が若干丸くなっているものも含む。
なお、本明細書においては、特に記載のない限り、「上下方向」とは前記上面部2A及び底面部2Bを結ぶ方向であり、「前後方向」とは前記正面部2C及び背面部2Dを結ぶ方向であり、「左右方向」とは前記側面部2E、2E同士を結ぶ方向である。
前記包装袋2は、可撓性のある薄いシート材で製造されるのが好ましい。前記包装袋2を構成する素材は、樹脂、不織布、紙等が使用でき、限定されないが、特に、樹脂フィルム(ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等)が好ましく使用される。樹脂フィルムを使用する場合は、通常、包装袋2の内容物が外部から視認されないよう、不透明となるように着色され、外面に商品名その他の必要事項が印刷されている。この印刷は、包装袋2の全面に施してもよいが、一部に印刷を施さないのが好ましい。特に、平面状の樹脂フィルムの両側縁同士を接合して両端が開口したチューブ状に形成した後、両端の開口を閉塞する封止部を設けることによって製造される包装袋2において、両側縁同士の接合部とその近傍並びに両端開口の封止部とその近傍には印刷を施さないのが好ましい。
包装袋2の上面部2A及び底面部2Bにはそれぞれ、平面状の樹脂フィルムの両側縁同士を接合して両端が開口したチューブ状に形成した後、両端の開口を閉塞する封止部6が形成されている。前記封止部6は、上面部2A及び底面部2Bの前後方向の中央部に、左右方向の全長に亘って形成されている。前記封止部6の接合手段としては、ヒートシール、超音波シール、接着剤など、公知のものを用いることができる。
前記上面部2A及び底面部2Bの両側部(左右方向の両端部)にはそれぞれ、三角形状に折り込まれたガセット部7、7が形成されている。前記ガセット部7は、側面部2Eから延在する部分が略直角二等辺三角形状に二重に折り返され、その外側が正面部2C及び背面部2Dから延在する部分によって覆われている。略直角二等辺三角形状に形成されたガセット部7は、底辺が側面部2Eとの接続辺に対応し、頂角が上面部2A又は底面部2Bの中央側に向けて配置されている。これにより、前記封止部6は、略直角二等辺三角形状に形成されたガセット部7の底辺の中央部及び頂角の頂点を通る位置に配置されている。
図1には、扁平な矩形に折り畳まれて個別包装された生理用ナプキン4が、両側面部2E、2E間に平面が左右方向に直交するように縦向きに複数収納されている形態が開示されるが、生理用ナプキン4の収納形態は特に限定されない。例えば、正面部2C及び背面部2Dの間に平面が前後方向に直交するように縦向きに複数収納してもよいし、上面部2A及び底面部2Bの間に平面が上下方向に直交するように横向きに複数積層して収納してもよい。また、包装袋2内において個装生理用ナプキン3を収納する向きは任意であり、縦向きに配置した場合、個装シート5の側縁部分5a、5a(図3参照。)が、上面部2A及び底面部2Bを向くか、正面部2C及び背面部2Dを向くか、両側面部2E、2Eを向くように配置することができ、横向きに配置した場合、正面部2C及び背面部2Dを向くか、両側面部2E、2Eを向くように配置することができる。また、縦向きに収納する場合には、上下方向に対し2層以上に積層してもよい。
前記包装袋2の高さ方向(上下方向)の中間位置に、全周に亘る環状の易破断部8が形成されている。前記易破断部8は、ミシン目、切り込みなど包装袋2が容易に破断できるようにしたものであれば公知のものを制限なく採用できるが、特にミシン目とするのが望ましい。前記易破断部8で破断して、易破断部8より上方の包装袋部分を取り除くことにより、図2に示されるように、上方に開口した個装生理用ナプキン3の取出口が形成されるようになる。個装生理用ナプキン3が縦向きに配置される図示例の形態では、収納された個装生理用ナプキン3の上端が包装袋2の開口から突出するため、個装生理用ナプキン3が取り出しやすくなるとともに、後段で詳述するように、包装袋2と個装生理用ナプキン3の個装シート5とが同系色の色に着色され、かつ類似するパターンのエンボスが付与されているので、個装生理用ナプキン3と包装袋2との一体感が出て、外観上、生理用ナプキンの包装体1が生理用ナプキン4と認識されにくく、生活のデザインに溶け込むようになる。
前記個装生理用ナプキン3は、図3〜図5に示されるように、生理用ナプキン4を個装シート5とともに小さく折り畳んで形成されている。
前記生理用ナプキン4は、図4及び図5に示されるように、非肌側に配置されたポリエチレンシートなどからなる不透液性の裏面シート21と、肌側に配置されるとともに、経血やおりものなど(以下、まとめて体液ともいう。)を速やかに透過させる透液性の表面シート22と、これら両シート21,22間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体23と、前記表面シート22と吸収体23との間であって前記表面シート22の非肌側に隣接し、前記表面シート22とほぼ同形状のセカンドシート24と、肌当接面側の両側部に長手方向のほぼ全長に亘って設けられたサイドシート25、25とを備え、かつ前記吸収体23の周囲においては、その上下端縁部では前記裏面シート21と表面シート22との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール、超音波シール等の接合手段によって接合されるとともに、その両側縁部では吸収体23よりも側方に延出している前記裏面シート21と前記サイドシート25とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール、超音波シール等の接合手段によって接合された前記吸収体23が介在しないフラップ部が形成されたものである。なお、前記吸収体23の形状保持および拡散性向上のために、前記吸収体23をクレープ紙又は不織布などからなる被包シートで囲繞してもよい。
以下、さらに前記生理用ナプキン4の構造について詳述すると、
前記裏面シート21は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、蒸れ防止の観点から透湿性を有するものを用いるのが望ましい。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。前記裏面シート21としては、プラスチックフィルムと不織布とを積層させたポリラミ不織布を用いてもよい。
次いで、前記表面シート22は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高で圧縮復元性が高い点で優れている。前記表面シート22に多数の透孔を形成した場合には、体液が速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。不織布の繊維は、長繊維または短繊維のいずれでもよいが、好ましくはタオル地の風合いを出すため短繊維を使用するのがよい。また、エンボス処理を容易とするために、比較的低融点のポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系繊維のものを用いるのがよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型繊維、分割型繊維の複合繊維を好適に用いることもできる。
前記裏面シート21と表面シート22との間に介在される吸収体23は、たとえば綿状パルプと吸水性ポリマーとにより構成されている。前記吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。吸収体23の製造方法は、柔軟性に富むように積繊パルプとするのが望ましいが、嵩を小さくできるエアレイド吸収体としてもよい。前記吸収体23は、形状保持および拡散性向上のため、クレープ紙や不織布などからなる被包シート(図示せず)で囲繞してもよい。
また、前記吸収体23には合成繊維を混合しても良い。前記合成繊維は、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができるし、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。前記合成繊維は、体液に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。
前記表面シート22と吸収体23との間に配置される親水性のセカンドシート24は、体液に対して親水性を有するものであればよい。具体的には、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることにより素材自体に親水性を有するものを用いるか、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維を親水化剤によって表面処理し親水性を付与した繊維を用いることができ、この他に、多孔性プラスチックシートを用いることもできる。このセカンドシート24は、前記表面シート22の裏面側(非肌側)に隣接して積層した状態で、前記表面シート22及びセカンドシート24を一体的に熱融着(エンボス)することにより接合される。
前記表面シート22の幅寸法は、図示例では、吸収体23の幅と略同等とされ、吸収体23を覆うだけに止まり、それより外方側は前記表面シート22とは別のサイドシート25、具体的には経血やおりもの等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの目的に応じて、適宜の撥水処理または親水処理を施した不織布素材を用いて構成されたサイドシート25が配設されている。
かかるサイドシート25としては、天然繊維、合成繊維または再生繊維などを素材として、適宜の加工法によって形成されたものを使用することができるが、好ましくは体液の隠蔽性を高めるため、坪量を高めた不織布を用いるのがよい。具体的には、坪量を13〜23g/mとして作製された不織布を用いるのが望ましく、かつ体液の透過を確実に防止するためにシリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロリド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布が好適に使用される。
前記サイドシート25は、幅方向中間部より外側部分を所定の内側位置から裏面シート21の外縁までの範囲に亘ってホットメルトなどの接着剤によって接着され、これら前記サイドシート25と裏面シート21との積層シート部分により吸収体23の両側部に吸収体23が介在しないサイドフラップ部が形成されている。このフラップ部は、ほぼ体液排出部に対応する部分の両側部に左右一対のウイング状フラップW、Wを形成している。このウイング状フラップWを含む長手区間が着用者の股下部に対応する。
一方、前記サイドシート25の内方側部分は、図示例では、表面シート22の肌側に積層された状態で吸収体23側(表面シート22の肌側面)に接着されているが、幅方向に折り畳んで、この折り畳み部に長手方向に沿って弾性伸縮部材を配設することにより、肌側に起立する立体ギャザーが形成されるようにしてもよい。
前記表面シート22と裏面シート21との間に吸収体23が介在された本体部分の非肌側面(裏面シート21の外面)には、身体への装着時に下着に対する固定のために適宜の塗布パターンによって1又は複数条の、図示例ではナプキン長手方向に沿って2条の本体ズレ止め粘着剤層26,26が形成されているとともに、これら本体ズレ止め粘着剤層26,26が本体用剥離材28によって覆われている。また、前記ウイング状フラップW、Wの非肌側面(裏面シート21の外面)には、下着に対する装着時に、前記ウイング状フラップW、Wを基端部の折返し線RL位置にて反対側に折り返し、下着のクロッチ部分に巻き付けて止着するためのウイングズレ止め粘着剤層27、27が形成されるとともに、これらウイングズレ止め粘着剤層27、27が幅方向に横断する1枚のウイング用剥離材29によって覆われている。前記本体用剥離材28とウイング用剥離材29とは、これらが重なる部分で剥離不能に接合されるとともに、前記個装シート5に剥離不能に接合されている。
前記剥離材28,29としては、ズレ止め粘着剤層26,27に対する当接面に対し、例えばシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、または四フッ化エチレン系樹脂などの離型処理液を塗工するかスプレー塗布し離型処理した紙またはプラスチックシートを用いることができる。なお、特別に離型処理をしなくても、実質的に粘着力の低下を招かないものであれば、フィルムそのものであっても、不織布そのものであっても良い。
上述の生理用ナプキン4を個装するには、図6に示されるように、一方のウイング状フラップWを基端部に設定された折り畳み線RL(図4参照。)で、ウイング用剥離材29とともに表面シート22側に折り畳んだ後、他方のウイング状フラップWを基端部に設定された折り畳み線RL(図4参照。)で、ウイング用剥離材29とともに表面シート22側に折り畳む。
ここで、前記ウイング状フラップW、Wを表面シート22側に折り畳んだだけでは形状が安定せず、浮きやバタツキが生じ、ライン搬送時に位置ズレや絡みなどの原因となるため、前記ウイング状フラップWが表面シート22側に前記ウイング用剥離材29とともに折り畳まれた状態を保持するため、ウイング状フラップW、Wの先端同士の重なり部分に仮止め粘着剤層30を設けるのが好ましい。
前記ウイング状フラップW、Wをウイング用剥離材29と共に、表面側に夫々折り畳んだならば、個装シート5により生理用ナプキン4を個装する。
個装方法は、図6に示されるように、短手方向の寸法が生理用ナプキン4の展開幅(ウイング状フラップW、Wの先端間距離)よりも幅狭で、ウイング状フラップW、Wの折り畳み状態よりも幅広とされる所定長さの個装シート5を用い、少なくとも個装シート5の一方側短辺5bが生理用ナプキン4の前後端部の一方より外側に位置するように個装シート5上に生理用ナプキン4を配置するとともに、前記個装シート5と、少なくともウイング用剥離材29とをホットメルト接着剤等により、所定の固着領域で堅固に固着する。望ましくは前記個装シート5と本体用剥離材28及びウイング用剥離材29とをホットメルト接着剤等により堅固に固着する。
その後、折り線L1位置にてナプキン後端部側を生理用ナプキン4側に折り畳んだならば、折り線L2位置にてナプキン前端部側を折り畳み、図3に示されるように、個装シート5の開口した側縁部分5a、5aをエンボス圧着、加熱融着、接着剤等、適宜の封鎖手段の単独または組み合わせによって封鎖する。また、個装シート5の前後方向端縁5bは、接着剤により接合した後、好ましくはタブテープ31により封止する。以上により生理用ナプキン4の個装が完了する。
前記個装シート5は、所定寸法に形成された矩形状のシートが用いられる。素材的には、不織布、プラスチックフィルム、紙などを使用することができるが、好ましくは嵩高でエンボスが入りやすい不織布とするのがよい。
前記個装シート5は、白色以外の色に着色されている。不織布からなる個装シート5では、不織布を構成する繊維自体に着色を施す、白色の不織布の表面に印刷を施すなどにより個装シート5を着色できる。ここで、「白色」とは、CIE−L表色系におけるL値が80以上、好ましくは85以上であることを意味する。また、白色以外の色は特に限定されず、茶色、赤色、青色、緑色などの単色の他、2色以上の色からなる色分け模様を有していても良く、前記L値が70以下、特に50以下、更には30以下であるのが好ましく、a値又はb値が±50以下、特に±30以下であるのが好ましい。上記の数値範囲は、次に示す試験から得られた値である。試験では、土台の上に、土台の色をひろわないようにブランク用のろ紙(ADVANTEC社製の定性ろ紙No.2)を敷き、その上に、従来の白色からなる個装シート、本発明に係る個装シートA(茶色)、個装シートB(青色)、個装シートC(ピンク色)をそれぞれ載せ、分光色差計(日本電色工業株式会社製「NF555」)を用いてL値、a値、b値を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2021138390
このように、個装シート5を白色以外の色に着色することにより、個装生理用ナプキン3を単体で持ち歩いたときでも、生理用ナプキンであることが人に知られにくく、恥ずかしさを軽減することができるとともに、個装生理用ナプキン3をポーチなどに入れ替える手間を省くことができる。また、個装シート5が白色以外の色であれば、個装生理用ナプキン3をトイレなどに置いても、インテリアにマッチさせることができ、生理用ナプキンが置いてあると認識されにくく、恥ずかしさを軽減することができる。
一方、前記包装袋2は、前記個装シート5と同系色の色に着色されている。ここで、「同系色」とは、色相環で近い色にある色のことを意味し、マンセル表色系における色相の等級が±5.0以下の範囲を意味している。
図1及び図2に示されるように、前記包装袋2は、全面に亘って多数のエンボス9、9…が付与されるとともに、図2及び図3に示されるように、前記個装シート5は、全面に亘って多数のエンボス10、10…が付与されている。そして、前記包装袋2に付与されたエンボス9、9…と、前記個装シート5に付与されたエンボス10、10…とが、類似するパターンで形成されている。
このように、本発明に係る生理用ナプキンの包装体1では、包装袋2が個装シート5と同系色の色に着色されるとともに、包装袋2に付与されたエンボス9、9…と個装シート5に付与されたエンボス10、10…とが、類似するパターンで形成されているため、包装袋2を開封し、包装袋2の開口から個装生理用ナプキン3が突出した状態で配置しても、外観上、包装袋2と個装生理用ナプキン3との一体感が出て、生理用ナプキンが置いてあるのがわかりにくく、恥ずかしい思いをしなくて済むとともに、インテリアにマッチし、別の容器に入れ替える手間などを省くことができる。
更に、包装袋2の全面に亘って多数のエンボス9、9…が付与されているため、このエンボス9…により包装袋2の剛性が増し、包装袋2に収納された個装生理用ナプキン3の数量が少なくなっても、包装袋2のヨレが抑えられ、収納された個装生理用ナプキン3が保管しやすく、包装袋2を保管容器として用いる際の利便性が向上する。
前記包装袋2には、ほぼ同じ大きさのエンボス9が全面に亘って付与されている。前記エンボス9の圧搾方向は任意であり、表面側に突出していてもよいし、内側に突出していてもよい。エンボス加工は、包装袋2の原料となる平面状の樹脂フィルムに対して施すのが好ましい。
前記包装袋2に付与されたエンボス9の1個当たりの面積は、外観上の見栄え及び包装袋2の高剛性化の観点から、0.5〜20mmであるのが望ましい。
一方、前記個装シート5にも、ほぼ同じ大きさのエンボス10が全面に亘って付与されている。前記エンボス10の圧搾方向は任意であり、外面側に凸又は凹が形成されるように施されている。好ましくは、外面側及び内面側から同時に圧搾し、外面側及び内面側にそれぞれ凹状のエンボス10が付与されるようにするのがよい。
前記個装シート5に付与されたエンボス10の1個当たりの面積は、包装袋2との一体感を向上させる観点から、0.5〜7mmであるのが望ましい。
前記包装袋2に付与されたエンボス9と、前記個装シート5に付与されたエンボス10とが、類似するパターンで付与されるには、各エンボス1個当たりの面積が同じかこれに近い大きさで形成されること、隣り合うエンボスの間隔が同じかこれに近い間隔で形成されること、エンボスの平面形状が同じか類似する形状で形成されること、エンボスの平面配置パターンが同じであることのいずれか又は2以上の組み合わせにより成すことができる。
前記個装シート5に付与されたエンボス10の1個当たりの面積は、前記包装袋2に付与されたエンボス9の1個当たりの面積の±50%以内であるのが好ましい。これにより、包装袋2に付与されたエンボス9…と個装シート5に付与されたエンボス10…とが外観上類似するパターンとなり、これらの一体感が向上する。
前記包装袋2に付与された隣り合うエンボス9、9同士の間隔は1〜10mmであるのが好ましく、前記個装シート5に付与された隣り合うエンボス10、10同士の間隔は1〜5mmであるのが好ましい。これにより、包装袋2に付与されたエンボス9…と個装シート5に付与されたエンボス10…とが外観上類似するパターンとなり、これらの一体感が向上する。
前記エンボス9、10の平面形状は、図7に示されるように、(A)円形、(B)楕円形、(C)四角形、(D)菱形、(E)三角形、(F)ハート形、(G)星形など、公知の形状とすることが可能である。前記包装袋2に付与されたエンボス9と前記個装シート5に付与されたエンボス10とは、同じ平面形状であるのが好ましいが、類似する形状であればよい。類似する形状とは、目視で、ほぼ同じ形状と同視し得る形状であり、例えば、円形と楕円形、正方形と長方形、五角形と六角形は類似する形状である。
また、前記エンボス9、10の平面配置パターンは、図8に示されるように、(A)千鳥状、(B)正格子状などとすることができる。また、(C)に示されるように、非対称の形状からなるエンボスを、交互に反転させて配置するパターンとしてもよい。
ところで、前記包装袋2は、着色前の色が透明又は半透明からなり、該包装袋2の一部に非着色部が存在し、この非着色部から内部に収納された個装生理用ナプキン3の個装シート5が外部から視認可能になっているのが好ましい。前記包装袋2は、上述の通り、平面状の樹脂フィルムの両側縁同士を接合して両端が開口したチューブ状に形成した後、両端の開口を閉塞する封止部6を設けることにより製造されるが、この際、両側縁同士の接合部とその近傍及び両端開口の封止部6とその近傍は、熱融着時の熱の影響を避けるため、前述の印刷を施さずに、非着色となっている。前記包装袋2を透明又は半透明の樹脂フィルムで構成することにより、前記非着色部が透明又は半透明となるため、この非着色部を通じて、包装袋2の着色部と同系色に着色された個装シート5が透けて見え、着色前の色を白色などの有色とした包装袋2と比較して、包装袋2の外観が損なわれなくなる。また、ミシン目からなる前記易破断部8で破断したときの開口の端縁において、ミシン目の破断部が細かな間隔で開口端から多数突出することとなるが、前記包装袋2の着色前の色を透明とした場合には、この破断した端縁が透明となるため、着色前の色を白色などとした場合に比べて目立ちにくく、外観上の見栄えが良好となる。
個装生理用ナプキン3の保管容器として使用した場合の包装袋2の剛性をより高めるため、図9に示されるように、前記易破断部8に略平行なエンボス線11を設けるのが好ましい。図9は、易破断部8を破断して包装袋2を開封し、個装生理用ナプキン3の取出口となる開口を形成した状態を示している。前記エンボス線11を設けることにより、開口縁近傍の包装袋2の剛性が更に高まり、開口部のヨレがより確実に防止できるようになる。前記エンボス線11は、包装袋2の全周に亘って形成してもよいし、相対的に周方向の長さが長い面、即ち正面部2C及び背面部2Dのみに形成し、側面部2E、2Eには形成しないようにしてもよい。また、図示例はエンボス線11が1条の場合であるが、上下方向に離隔する平行な複数条で形成してもよい。前記エンボス線11は、前記易破断部8より上下方向の下側に離隔して形成されており、その離隔長さは10mm以内であるのが好ましい。前記エンボス線11の幅は0.5〜10mmであるのが好ましい。
前記個装シート5の目付は、30〜50g/m2と、通常のものに比べて大きくするのが好ましい。これにより、個装シート5のコシが高まり、エンボスが入りやすくなるとともに、個装生理用ナプキン3が包装袋2内で自立して倒れにくくなり、保管時の外観が良好になる。
1…包装体、2…包装袋、3…個装生理用ナプキン、4…生理用ナプキン、5…個装シート、6…封止部、7…ガセット部、8…易破断部、9…包装袋2のエンボス、10…個装シート5のエンボス、11…エンボス線、21…裏面シート、22…表面シート、23…吸収体、24…セカンドシート、25…サイドシート、26…本体ズレ止め粘着剤層、27…ウイングズレ止め粘着剤層、28…本体用剥離材、29…ウイング用剥離材、30…仮止め粘着剤層、31…タブテープ

Claims (7)

  1. 吸収性物品を個装シートとともに小さく折り畳んだ個装吸収性物品を包装袋に複数収納してなる吸収性物品の包装体であって、
    前記個装シートが白色以外の色に着色されるとともに、前記包装袋が前記個装シートと同系色の色に着色され、
    前記包装袋の全面に亘って多数のエンボスが付与されるとともに、前記個装シートの全面に亘って多数のエンボスが付与されており、
    前記包装袋に付与されたエンボスと前記個装シートに付与されたエンボスとが、類似するパターンで形成されていることを特徴とする吸収性物品の包装体。
  2. 前記個装シートに付与されたエンボスの1個当たりの面積が、前記包装袋に付与されたエンボスの1個当たりの面積の±50%以内である請求項1記載の吸収性物品の包装体。
  3. 前記個装シートに付与された隣り合うエンボス同士の間隔が1〜5mmであり、前記包装袋に付与された隣り合うエンボス同士の間隔が1〜10mmである請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  4. 前記包装袋は、着色前の色が透明又は半透明からなり、前記包装袋の一部に非着色部が存在し、この非着色部から内部に収納された前記個装吸収性物品の個装シートが外部から視認可能になっている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  5. 前記包装袋の高さ方向の中間位置に、全周に亘る環状の易破断部が形成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  6. 前記包装袋に、前記易破断部に略平行なエンボス線が設けられている請求項5記載の吸収性物品の包装体。
  7. 前記個装シートの目付は、30〜50g/m2である請求項1〜6いずれかに記載の吸収性物品の包装体。
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