JP2021137469A - 洋式便器用足載せ台 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用に際して、足を載せる部分を展開し、又は引き出して人が便座に腰掛けた状態で足を高く上げる姿勢を維持する際に利用でき、使用しないときはコンパクトに小さくできる。【解決手段】2枚の短辺板4と第1長辺板5と第2長辺板6の短手の辺部分が折り曲げ自在に連結され、更に各短辺板4に上下方向に曲折部7が形成され、両短辺板4と第1長辺板5と第2長辺板6を展開すると略直方体形状に成る折り畳み枠体2と、第1長辺板5の上縁部に、折り曲げ自在に取り付けられ、展開した前記折り畳み枠体2の上縁部に展開自在に被せる足載せ板3と、から成り、洋式便器用足載せ台1を使用する際に、洋式便器51の側に置き、足載せ板3を持ち上げ、第2長辺板6を第1長辺板5から離し、両短辺板4の曲折部7を伸ばして、2枚の短辺板4と第1長辺板5と第2長辺板6を略直方体形状に展開する。【選択図】図2

Description

本発明は、人が洋式便器に腰掛けて大便をする際に用いる足載せ台に係り、特に洋式便器に腰掛けて排便する人が両足を腹部に近づける体勢になり、直腸を伸ばして円滑に排便できるように、足を載せる洋式便器用足載せ台に関する。
人が和式便器で大便をする際に、この和式便器に跨ってしゃがみ、膝がその人の腹部に近づく体勢となる。この体勢は、人体の内臓の直腸部分が圧迫された状態が解消され、排便しやすくなる。特に、欧米人と比較して、肉類より炭水化物を多く摂取する日本人は、この和式便器での排便が適している。
しかし、日本では生活様式が欧米化して、便器も洋式便器が普及し、殆どの家屋は洋式便器が多くなった。この洋式便器では、和式便器で排便する体勢のように、しゃがんだ際に膝がその人hの腹部に近づく体勢にならず、直腸部分が圧迫された状態のままで排便しづらいものであった。図11(a)に示すように、洋式便器51に腰かけた状態では、図11(b)の拡大図に示すように、人hの直腸は「くの字」に曲がり、途中で便がつかえる状態になっている。そこで、図11(c)に示すように、足載せ台52を用いると、「前かがみ」の姿勢をとることができる。そのときは、図11(d)の拡大図に示すように、直腸の「くの字」が伸びて便が出やすくなる。この体勢は、しゃがむときと同じ姿勢で、太ももで腹部を圧迫する格好になり、腹圧がよりかかりやすく、より排便しやすくなる姿勢である。
理想的な排便姿勢は、図11(c)に示すように上体と太ももの角度が約35度になる前傾姿勢とされている。そこで、従来より、洋式便器51に腰掛けて排便するときに、和式便器のときのように、しゃがみ、その膝がその人の腹部に近づく体勢となるように、便座に腰かけた体勢から、両足を台に載せて、恰も和式便器を使用している体勢になるようにする足載せ台52に関する技術が種々提案されている。例えば特許文献1の特開2005−330800号公報「便器の足載せ台」のように、洋式便器で和式の姿勢がとれるよう台に足を載せるもので、構造は極めて簡単で、自然に便意が促される効果があり、小用のついでにも試みることができ、便秘の予防になる便器の足載せ台が提案されている。この便器の足載せ台は、便器と一体のもの、可動式のもの、コルセット状の装着品、分割した単体、折り畳み型の単体がある。
特開2005−330800号公報
特許文献1の「便器の足載せ台」は、便器自体に足載せ台が取り付けられた構成であるために、この洋式便器を男性が小用に使用する際に、この足載せ台が膝に当たり不快になりやすかった。この洋式便器を清掃する際に、この足載せ台が邪魔になった。また、特許文献1の「便器の足載せ台」は、床に設置されていないので、この足載せ台を使用する際に、体重を掛けすぎると便器から外れ易いという問題を有していた。
このような特許文献1の「便器の足載せ台」に限らず、足載せ補助具が複数提案されている。この足載せ補助具は、幼児が、成人用の洋式便器に小用、又は便座に腰かける際に使用することが目的のものが多かった。そこで、便器本体の前に人が立つ位置に長方形状、又は便器本体の下部を覆うように円弧形状になる十数センチの高さを有する足載せ台が多く提案されている。この足載せ台は、図11(c)に示すように、洋式便器の前で大きく場所を取るため、トイレ室内が広い場合は、これを移動して保管することができる。しかし、トイレ室内が狭い場合は、この使用しないときの足載せ台が却ってトイレ室内で邪魔になるという問題を有していた。特に、洋式便器とバスタブが一緒に設置されているユニットバス形式では、足載せ台は収納する場所がなかった。
本発明の発明者は、足載せ台は人が排便する際に腰掛けている人の両足を上方に持ち上げた体勢を位置できればよく、足載せ台自体の強度はそれ程必要ないことに着目した。折り畳み型の形状又はコンパクトに容積を小さくできる足載せ台であれば、狭いトイレ室内でも邪魔にならずに使用できると考えた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、使用時と不使用時で、その大きさが変化する構成にすることで、使用に際しては足を載せる部分を展開し、又は引き出して、そこに両足を載せることができ、人が便座に 腰掛けた状態で足を高く上げる姿勢を維持することができ、使用しないときはコンパクトに小さくできる洋式便器用足載せ台を提供することにある。
本発明は、人が洋式便器(51)の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える洋式便器用足載せ台(1)であって、
2枚の短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)とから成り、短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)の短手の辺部分が折り曲げ自在に連結され、更に各短辺板(4)に上下方向に曲折部(7)が形成され、両短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)を展開すると略直方体形状に成る折り畳み枠体(2)と、
前記第1長辺板(5)の上縁部に、折り曲げ自在に取り付けられ、前記展開した前記折り畳み枠体(2)の上縁部に展開自在に被せる足載せ板(3)と、から成り、
前記洋式便器用足載せ台(1)を使用する際に、洋式便器(51)の側に置き、前記足載せ板(3)を持ち上げ、前記第2長辺板(6)を第1長辺板(5)から離し、両短辺板(4)の曲折部(7)を伸ばして、2枚の短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)を略直方体形状に展開し、
展開した第1長辺板(5)と第2長辺板(6)と両短辺板(4)の上縁部に、該足載せ板(3)を被せて展開が完了し、該足載せ板(3)上に洋式便器(51)に腰かけている人の両足を載せることができるように構成された、ことを特徴とする。
前記足載せ板(3)の下面に、前記折り畳み枠体(2)が直方体形状に展開した状態を維持するように、両短辺板(4)、前記第2長辺板(6)に着脱自在に係合する係合部(11)が複数設けられたものが好ましい。
また、本発明は、人が洋式便器(51)の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える洋式便器用足載せ台(21)であって、
略立方体形状を有する筒形の足載せ本体部(22)と、
前記足載せ本体部(22)に収納された、該足載せ本体部(22)の開口両側からそれぞれ相反する方向へ出没自在に飛び出す2個の略立方体形状を有する足載せ飛び出し部(23)と、
前記足載せ本体部(22)内に設けた、両足載せ飛び出し部(23)を外方へ飛び出すように付勢する弾性部材(25)と、
前記足載せ本体部(22)に設けた、両足載せ飛び出し部(23)が不用意に飛び出さないように、両足載せ飛び出し部(23)を掛け止めるストッパ(27)と、から成り、
前記洋式便器用足載せ台(21)を使用する際に、洋式便器(51)の傍に置き、前記足載せ本体部(22)から各足載せ飛び出し部(23)を引き出し、この足載せ飛び出し部(23)上に洋式便器(51)に腰かけている人の両足を載せることができるように構成された、ことを特徴とする。
前記足載せ本体部(22)と、前記足載せ飛び出し部(23)が共に、平面視で円弧形状を有し、該足載せ本体部(22)から各足載せ飛び出し部(23)を引き出した状態が、平面視で円弧形状になるように構成されたものが好ましい。
また、本発明は、人が洋式便器(51)の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える洋式便器用足載せ台(31)であって、
空気を充填すると略直方体の形態に膨らむ空気充填部(32)と、
前記空気充填部(32)に空気の出し入れをする空気注入排出口(33)と、から成り、
前記洋式便器用足載せ台(31)を使用する際に、前記空気注入排出口(33)から空気を注入して略直方体形状の足載せ台の体にして洋式便器(51)の傍に置き、これに洋式便器(51)に腰かけている人の両足を載せることができるように構成された、ことを特徴とする。
前記空気注入排出口(33)にポンプ(34)を取り付けたものが好ましい。
本発明の構成では、折り畳み型の洋式便器用足載せ台(1)を洋式便器(51)の足元に置き、折り畳み枠体(2)を展開し、これに足載せ板(3)を載せて略直方体形状に変形させて足載せ台として使用することができる。洋式便器(51)に腰かけている人は、この足載せ板(3)の上に両足を載せると、和式便器のときのように両足が「しゃがむ体勢」即ち両膝がその人の腹部に近づく体勢をとることができる。この状態では人の直腸が伸びた状態になり、無理に力(りき)まなくても自然と力が入るので円滑に排便することができる。
この折り畳み型の洋式便器用足載せ台(1)を使用しないときは、展開したときと逆の動作で折り畳むことができる。折り畳み枠体(2)の短辺板(4)を折り曲げ、第2長辺板(6)を第1長辺板(5)に近づける。第1長辺板(5)に取り付けられている足載せ板(3)を第2長辺板(6)に重なるよう並べれば、直方体の立体状態から、数枚の辺板が重なったコンパクトな状態にすることができる。洋式便器の足元、又は狭いトイレ室内、ユニットバスの室内でも邪魔にならないで収納することができる。
短辺板(4)、第2長辺板(6)に係合部(11)が複数設けられた足載せ板(3)は、直方体形状に展開した折り畳み枠体(2)の状態を維持することができる。各係合部(11)は、短辺板(4)が折り曲がるのを阻止できるからである。洋式便器用足載せ台(1)の使用中に不用意に、変形することなく直方体状態を維持することができ、安心して使用することができる。
同様に、略箱型の洋式便器用足載せ台(21)についても、足載せ本体部(22)から各足載せ飛び出し部(23)を引き出し、この足載せ飛び出し部(23)の上に洋式便器(51)に腰掛けている人の両足を載せる。和式便器のときのように両足が「しゃがむ体勢」即ち両膝がその人の腹部に近づく体勢をとることができる。
使用しないときは、各足載せ飛び出し部(23)を足載せ本体部(22)内に押し込めて、足載せ本体部(22)のみの大きさにしてコンパクトな状態にすることができる。
足載せ本体部(22)と、足載せ飛び出し部(23)が共に、平面視で円弧形状を有し、該足載せ本体部(22)から各足載せ飛び出し部(23)を引き出した形状が、平面視で円弧形状になるように構成されたものは、便器の下部の湾曲した形状に沿わせて配置できる。
同様に、風船型の洋式便器用足載せ台(31)についても、空気充填部(32)に空気を充填して足載せ台として使用することができる。
実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台を使用する状態を示す側面図である。 実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は展開して足を載せることができる状態、(b)は折り畳む状態、(c)は折り畳んだ状態である。 実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例1を示し、(a)は足載せ板を開いた状態を示す斜視図、(b)は平面図である。 実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例2を示し、(a)は足載せ板を開いた状態を示す斜視図、(b)は平面図である。 実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は足載せ飛び出し部を飛び出させて足を載せることができる状態、(b)は足載せ飛び出し部を押し込む状態、(c)は足載せ飛び出し部を押し込んだ状態である。 実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台の足載せ飛び出し部を押し込んだ状態を示す断面図である。 実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台の足載せ飛び出し部を飛び出させた状態を示す断面図である。 実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台を使用する状態を示す側面図である。 実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は空気を充填して足を載せることができる状態、(b)は空気を抜いて潰した状態である。 実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台の変形例を示す斜視図である。 人が洋式便器に腰掛けた状態を示し、(a)は人の姿勢を示す概略説明図、(b)はそのときの直腸の状態の拡大図、(c)は従来の足載せ台を使用した人の状態を示す概略説明図、(d)はそのときの直腸の状態の拡大図である。
本発明の洋式便器用足載せ台は、人が洋式便器の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える補助具である。
<洋式便器用足載せ台の構成>
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台を使用する状態を示す側面図である。図2は実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は展開して足を載せることができる状態、(b)は折り畳む途中の状態、(c)は折り畳んだ状態である。
実施例1の洋式便器用足載せ台1は、折り畳み枠体2と足載せ板3とから構成される、折り畳み型のものである。足載せ台1は、その使用時には略直方体形状になり、不使用時に扁平になり嵩張らないようになっている。
折り畳み枠体2は、図2(b)に示すように、高さが10cmから20cm程度の4枚の板材からなり、4枚が折り曲げ自在に連結されたものである。本発明では、展開したときに略直方体形状をなすように2枚の短辺板4と2枚の長辺板5,6とから成る。この長辺板5,6は、構成が若干異なるため、第1長辺板5と第2長辺板6と称して区別している。これは便宜上第1、第2と称したもので、等級、枚数とは異なる。
各板の材質はプラスチック材、ベニヤ板材、又はダンボール紙などからなる。人の姿勢を変えるために足を載せることができる強度があれば充分である。これ自体に人の全体重(40kgから100kg)を掛けるものではないので、ある程度の強度、剛性があれば充分である。
各短辺板4には、折り曲げることができる曲折部7が上下方向に形成されている。この曲折部7を折り畳んで、2枚の第1長辺板5と第2長辺板6が重なるようにする。図示例では曲折部7が折り畳み枠体2の内方へ折れ曲がるようになっているが、これが外方へ折れ曲がるようにすることも可能である。
足載せ板3は、第1長辺板5の上縁部に、その一辺が折り曲げ自在に取り付けられた板材である。この足載せ板3は、洋式便器用足載せ台1を展開して略直方体形状になったときに、その上縁部全体を覆う程度の面積を有する板材である。即ち、足載せ台として機能する部分である。この足載せ板3の材質はプラスチック材、ベニヤ板材、又はダンボール紙などからなる。軽量であるが足を載せた際に不用意に曲がらない程度の剛性がある素材、形状のものが好ましい。
この足載せ板3と第1長辺板5の上縁部とを折り曲げ自在に連結するヒンジ部8は、図2(c)に示すように、単に折り曲げができるだけでなく、折り畳んだ短辺板4の厚みと第2長辺板6の厚みを覆う程度の幅を有し、そのまま第2長辺板6に重ねることができる程度の幅が必要である。
この足載せ板3の長手方向の長さは、第2長辺板6の長手方向の長さより長く形成したものが好ましい。展開した折り畳み枠体2の各上縁部全体を覆うことができるからである。また、折り畳んだ状態から展開するときに、この足載せ板3を掴みやすくするためである。図示していないが、この足載せ板3のヒンジ部8の反対側にツマミ部を設けることも可能である。または、穴を開けて指を差し込んで展開できるようにすることも可能である。足載せ板3を展開しやすくする構成であればツマミ部、穴の形状に限定されない。
また、この足載せ板3の上面は、滑り止め加工を施すことが望ましい。例えば、滑り止め効果を有する塗料を塗布する。ここに載せている足は、人がしゃがんだ状態にあるので、人の前方へ蹴るように荷重が掛かりやすい。そこで、足が足載せ板3から容易に外れないようにするためである。同様に折り畳み枠体2の各下縁部、即ち、2枚の短辺板4と2枚の長辺板5,6の各下縁部に滑り止め加工を施すことが望ましい。
<洋式便器用足載せ台の使用する状態>
実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台1は、図1に示すように、洋式便器51の前において使用する。展開するときは、図2(c)から図2(a)への順番で、足載せ板3を持ち上げ、第2長辺板6を第1長辺板5から離し、両短辺板4の曲折部7を伸ばし、2枚の短辺板4と第1長辺板5と第2長辺板6からなる折り畳み枠体2を直方体形状に展開する。両短辺板4の上縁部と展開した第1長辺板5と第2長辺板6の上縁部に、この足載せ板3を載せる。
この足載せ板3の上に、洋式便器51に腰かけている人hの両足を載せる。このときの体勢における直腸は図11(d)の拡大図に示したように、伸びている状態になる。この状態では人の直腸が伸びた状態になり、無理に力まなくても自然と力が入るので円滑に排便することができる。
洋式便器用足載せ台1を使用しないときは、展開したときと逆の動作で折り畳むことができる。足載せ板3を載せている折り畳み枠体2の第2長辺板6を第1長辺板5へ近づけ、並列した状態に足載せ板3を重ねるように並べる。これで、略直方体の立体的状態から、3枚の辺板が重なったコンパクトな状態にすることができる。洋式便器の足元、又は狭いトイレ室内、ユニットバスの室内でも邪魔にならない状態で収納することができる。
<洋式便器用足載せ台の変形例1>
図3は実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例1を示し、(a)は足載せ板を開いた状態を示す斜視図、(b)は平面図である。
実施例1の洋式便器用足載せ台1の変形例1の足載せ板3は、下面に直方体形状に展開した折り畳み枠体2の状態を維持するように、短辺板4、第2長辺板6に係合する突起等の係合部11を複数設けたものである。この係合部11は、短辺板4の上縁部、第2長辺板6の上縁部が掛け止められる形状であれば、突起に限定されない。略V字形状に成り、各上縁部を挟むように固定する構成のものでも良い。また、図示していないが、逆に短辺板4、第2長辺板6の上縁部に突起等の係合部を取り付け、足載せ板3に開けた穴部に嵌合自在になる逆の配置構成でもよい。
このように足載せ板3の下面に、短辺板4、第2長辺板6に着脱自在に係合する突起等の係合部11が複数設けられたものは、この洋式便器用足載せ台1を展開しているときに不用意に折り畳められることなく、直方体形状の状態を維持することができ、洋式便器用足載せ台1を安心して使用することができる。
<洋式便器用足載せ台の変形例2>
図4は実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例2を示し、(a)は足載せ板を開いた状態を示す斜視図である。
実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例2は、折り畳み枠体2の底面に相当する、第1長辺板5と第2長辺板6との下縁部とを連結するように底板12が取り付けられたものである。上述した実施例1の洋式便器用足載せ台1は、折り畳み枠体2と足載せ板3から成る構成であるが、その底面に辺板がない。変形例2ではここに底板12を設けた。この底板12は、短辺板4と同様に折り曲げ自在になる曲折部13が形成されている。第1長辺板5と第2長辺板6とを折り畳むと、底板12は曲折部13部分で二つ折りにされてコンパクトになる。
<箱型の洋式便器用足載せ台の構成>
図5は実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は足載せ飛び出し部を飛び出させて足を載せることができる状態、(b)は足載せ飛び出し部を押し込む状態、(c)は足載せ飛び出し部を押し込んだ状態である。
実施例2の洋式便器用足載せ台21は、足載せ本体部22と2個の足載せ飛び出し部23とから構成される、箱型の足載せ台である。使用時に立方体形状から直方体形状になり、安定して足を載せることができ、不使用時にコンパクトな立方体形状の箱になる。
足載せ本体部22は空洞の略立方体形状を有する。足載せ本体部22は、高さが10cmから20cm程度の筒形状の部材である。筒形状にしたのは足載せ飛び出し部23を収納できるようにするためである。
足載せ飛び出し部23は、足載せ本体部22内に、その両側面から相反する方向へ出没自在に飛び出すように2個が収納されたものである。各足載せ飛び出し部23は高さが10cmから20cm程度の有底筒形状の部材である。正確には図5に示すように、左側の足載せ飛び出し部23は、右側の足載せ飛び出し部23より外径が小さく、左側の足載せ飛び出し部23内に収納できるようになっている。足載せ飛び出し部23と足載せ本体部22の材質はプラスチック材、ベニヤ板材、又はダンボール紙などからなる。人の姿勢を変えるために足を載せるので、これ自体に人の全体重(40kgから100kg)を掛けるものではないので、ある程度の強度、剛性があれば充分である。
各足載せ飛び出し部23は、足載せ本体部22内に収納されると共に、外径が右側と左側のものとは異なる。そこで、各足載せ飛び出し部23には、足載せ本体部22との高さを調整する高さ調節台24がそれぞれに取り付けられている。
図6は実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台の足載せ飛び出し部を押し込んだ状態を示す断面図である。図7は実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台の足載せ飛び出し部を飛び出させた状態を示す断面図である。
足載せ本体部22内には、両足載せ飛び出し部23を外方へ飛び出すように付勢する弾性部材25が取付部26を介して内装されている。また、足載せ本体部22には、足載せ飛び出し部23が不用意に飛び出さないように、両足載せ飛び出し部23を掛け止めるストッパ27と、が設けられている。このストッパ27は、例えば一度押すと嵌合部28が飛び出し、足載せ飛び出し部23の嵌合穴23aに嵌り、収納状態を維持する。ストッパ27を2度押すと嵌合部28が引っ込み各嵌合穴23aから外れ、足載せ飛び出し部23が飛び出すように構成されたものである。
<洋式便器用足載せ台の使用する状態>
図8は実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台を使用する状態を示す側面図である。
洋式便器用足載せ台21を使用する際に、洋式便器51の前において、足載せ本体部22からそれぞれ足載せ飛び出し部23を引き出し、この足載せ飛び出し部23の上に洋式便器51に腰かけている人の両足を載せることができる。
使用後は、各足載せ飛び出し部23を足載せ本体部22内に押し込めることができる。
<洋式便器用足載せ台の変形例>
足載せ本体部22と、足載せ飛び出し部23が共に、平面視で円弧形状を有し、足載せ本体部22から各足載せ飛び出し部23を引き出した形状が、平面視で円弧形状になるように構成することができる。これは、便器51の下部の湾曲した形状に沿わせて配置できる。
<風船型の洋式便器用足載せ台の構成>
図9は実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は空気を充填して足を載せることができる状態、(b)は空気を抜いて潰した状態である。
実施例3の洋式便器用足載せ台31は、空気を充填すると略直方体の形態に膨らむ空気充填部32と、空気充填部32に空気の出し入れをする空気注入排出口33と、から成る足載せ台である。
実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台31を使用する際に、空気注入排出口33から空気を注入して略直方体形状の足載せ台の体にして洋式便器51の傍に置き、これに洋式便器51に腰かけている人の両足を載せることができる。不使用時は、空気注入排出口33から空気を排出すると、空気充填部32を潰すことができる。容易に収納することができる。
<洋式便器用足載せ台の変形例>
図10は実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台の変形例を示す斜視図である。
実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台の変形例は、空気注入排出口33にポンプ34を取り付けたものである。例えば、バッテリーで駆動させるポンプ34で、空気充填部32を膨らませたり、排気することで、使用時と不使用時の変形を容易にすることができる。
なお、本発明は、使用する時と使用しないときで、その形態が変化する構成にすることで、使用に際して、足を載せる部分を展開し、又は引き出して人が便座に腰掛けた状態で足を高く上げる姿勢を維持する際に利用でき、使用しないときはコンパクトに小さくできる構成であれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の洋式便器用足載せ台は、腰掛ける形式の洋式便器であれば、便秘がちの人が利用することができる。
1 洋式便器用足載せ台
2 折り畳み枠体
3 足載せ板
4 短辺板
5 第1長辺板
6 第2長辺板
7 曲折部
11 係合部
21 洋式便器用足載せ台
22 足載せ本体部
23 足載せ飛び出し部
25 弾性部材
27 ストッパ
31 洋式便器用足載せ台
32 空気充填部
33 空気注入排出口
34 ポンプ
51 洋式便器
h 人
本発明は、人が洋式便器に腰掛けて大便をする際に用いる足載せ台に係り、特に洋式便器に腰掛けて排便する人が両足を腹部に近づける体勢になり、直腸を伸ばして円滑に排便できるように、足を載せる洋式便器用足載せ台に関する。
人が和式便器で大便をする際に、この和式便器に跨ってしゃがみ、膝がその人の腹部に近づく体勢となる。この体勢は、人体の内臓の直腸部分が圧迫された状態が解消され、排便しやすくなる。特に、欧米人と比較して、肉類より炭水化物を多く摂取する日本人は、この和式便器での排便が適している。
しかし、日本では生活様式が欧米化して、便器も洋式便器が普及し、殆どの家屋は洋式便器が多くなった。この洋式便器では、和式便器で排便する体勢のように、しゃがんだ際に膝がその人hの腹部に近づく体勢にならず、直腸部分が圧迫された状態のままで排便しづらいものであった。図11(a)に示すように、洋式便器51に腰かけた状態では、図11(b)の拡大図に示すように、人hの直腸は「くの字」に曲がり、途中で便がつかえる状態になっている。そこで、図11(c)に示すように、足載せ台52を用いると、「前かがみ」の姿勢をとることができる。そのときは、図11(d)の拡大図に示すように、直腸の「くの字」が伸びて便が出やすくなる。この体勢は、しゃがむときと同じ姿勢で、太ももで腹部を圧迫する格好になり、腹圧がよりかかりやすく、より排便しやすくなる姿勢である。
理想的な排便姿勢は、図11(c)に示すように上体と太ももの角度が約35度になる前傾姿勢とされている。そこで、従来より、洋式便器51に腰掛けて排便するときに、和式便器のときのように、しゃがみ、その膝がその人の腹部に近づく体勢となるように、便座に腰かけた体勢から、両足を台に載せて、恰も和式便器を使用している体勢になるようにする足載せ台52に関する技術が種々提案されている。例えば特許文献1の特開2005−330800号公報「便器の足載せ台」のように、洋式便器で和式の姿勢がとれるよう台に足を載せるもので、構造は極めて簡単で、自然に便意が促される効果があり、小用のついでにも試みることができ、便秘の予防になる便器の足載せ台が提案されている。この便器の足載せ台は、便器と一体のもの、可動式のもの、コルセット状の装着品、分割した単体、折り畳み型の単体がある。
特開2005−330800号公報
特許文献1の「便器の足載せ台」は、便器自体に足載せ台が取り付けられた構成であるために、この洋式便器を男性が小用に使用する際に、この足載せ台が膝に当たり不快になりやすかった。この洋式便器を清掃する際に、この足載せ台が邪魔になった。また、特許文献1の「便器の足載せ台」は、床に設置されていないので、この足載せ台を使用する際に、体重を掛けすぎると便器から外れ易いという問題を有していた。
このような特許文献1の「便器の足載せ台」に限らず、足載せ補助具が複数提案されている。この足載せ補助具は、幼児が、成人用の洋式便器に小用、又は便座に腰かける際に使用することが目的のものが多かった。そこで、便器本体の前に人が立つ位置に長方形状、又は便器本体の下部を覆うように円弧形状になる十数センチの高さを有する足載せ台が多く提案されている。この足載せ台は、図11(c)に示すように、洋式便器の前で大きく場所を取るため、トイレ室内が広い場合は、これを移動して保管することができる。しかし、トイレ室内が狭い場合は、この使用しないときの足載せ台が却ってトイレ室内で邪魔になるという問題を有していた。特に、洋式便器とバスタブが一緒に設置されているユニットバス形式では、足載せ台は収納する場所がなかった。
本発明の発明者は、足載せ台は人が排便する際に腰掛けている人の両足を上方に持ち上げた体勢を位置できればよく、足載せ台自体の強度はそれ程必要ないことに着目した。折り畳み型の形状又はコンパクトに容積を小さくできる足載せ台であれば、狭いトイレ室内でも邪魔にならずに使用できると考えた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、使用時と不使用時で、その大きさが変化する構成にすることで、使用に際しては足を載せる部分を展開し、又は引き出して、そこに両足を載せることができ、人が便座に腰掛けた状態で足を高く上げる姿勢を維持することができ、使用しないときはコンパクトに小さくできる洋式便器用足載せ台を提供することにある。
本発明は、人が洋式便器(51)の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える洋式便器用足載せ台(1)であって、
2枚の短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)とから成り、短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)の短手の辺部分が折り曲げ自在に連結され、更に各短辺板(4)に上下方向に曲折部(7)が形成され、両短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)を展開すると略直方体形状に成る折り畳み枠体(2)と、
前記第1長辺板(5)の上縁部に、折り曲げ自在に取り付けられ、前記展開した前記折り畳み枠体(2)の上縁部に展開自在に被せる足載せ板(3)と、
前記足載せ板(3)の一辺と第1長辺板(5)の上縁部とを折り曲げ自在に連結すると共に、折り畳んだ短辺板(4)の厚みと第2長辺板(6)の厚みを覆う程度の幅を有し、該第2長辺板(6)に重ねることができる程度の幅を有するヒンジ部(8)と、から成り、
前記洋式便器用足載せ台(1)を使用する際に、洋式便器(51)の側に置き、前記足載せ板(3)を持ち上げ、前記第2長辺板(6)を第1長辺板(5)から離し、両短辺板(4)の曲折部(7)を伸ばして、2枚の短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)を略直方体形状に展開し、
展開した第1長辺板(5)と第2長辺板(6)と両短辺板(4)の上縁部に、該足載せ板(3)を被せて展開が完了し、該足載せ板(3)上に洋式便器(51)に腰かけている人の両足を載せることができ
該洋式便器用足載せ台(1)を使用しないときは、足載せ板(3)を載せている折り畳み枠体(2)の第2長辺板(6)を第1長辺板(5)へ近づけ、並列した状態に足載せ板(3)を重ねるように並べ、そのまま第2長辺板(6)に重ねることができるように構成された、ことを特徴とする。
前記足載せ板(3)の下面に、前記折り畳み枠体(2)が直方体形状に展開した状態を維持するように、両短辺板(4)、前記第2長辺板(6)に着脱自在に係合する係合部(11)が複数設けられたものが好ましい。
本発明の構成では、折り畳み型の洋式便器用足載せ台(1)を洋式便器(51)の足元に置き、折り畳み枠体(2)を展開し、これに足載せ板(3)を載せて略直方体形状に変形させて足載せ台として使用することができる。洋式便器(51)に腰かけている人は、この足載せ板(3)の上に両足を載せると、和式便器のときのように両足が「しゃがむ体勢」即ち両膝がその人の腹部に近づく体勢をとることができる。この状態では人の直腸が伸びた状態になり、無理に力(りき)まなくても自然と力が入るので円滑に排便することができる。
この折り畳み型の洋式便器用足載せ台(1)を使用しないときは、展開したときと逆の動作で折り畳むことができる。折り畳み枠体(2)の短辺板(4)を折り曲げ、第2長辺板(6)を第1長辺板(5)に近づける。第1長辺板(5)に取り付けられている足載せ板(3)を第2長辺板(6)に重なるよう並べれば、直方体の立体状態から、数枚の辺板が重なったコンパクトな状態にすることができる。特に、ヒンジ部(8)は折り畳んだ短辺板(4)の厚みと第2長辺板(6)の厚みを覆う程度の幅を有するため、足載せ板(3)をこの第2長辺板(6)に重ねるように畳むことができる。洋式便器の足元、又は狭いトイレ室内、ユニットバスの室内でも邪魔にならないで収納することができる。
短辺板(4)、第2長辺板(6)に係合部(11)が複数設けられた足載せ板(3)は、直方体形状に展開した折り畳み枠体(2)の状態を維持することができる。各係合部(11)は、短辺板(4)が折り曲がるのを阻止できるからである。洋式便器用足載せ台(1)の使用中に不用意に、変形することなく直方体状態を維持することができ、安心して使用することができる。
実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台を使用する状態を示す側面図である。 実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は展開して足を載せることができる状態、(b)は折り畳む状態、(c)は折り畳んだ状態である。 実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例1を示し、(a)は足載せ板を開いた状態を示す斜視図、(b)は平面図である。 実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例2を示し、(a)は足載せ板を開いた状態を示す斜視図、(b)は平面図である。 実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は足載せ飛び出し部を飛び出させて足を載せることができる状態、(b)は足載せ飛び出し部を押し込む状態、(c)は足載せ飛び出し部を押し込んだ状態である。 実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台の足載せ飛び出し部を押し込んだ状態を示す断面図である。 実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台の足載せ飛び出し部を飛び出させた状態を示す断面図である。 実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台を使用する状態を示す側面図である。 実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は空気を充填して足を載せることができる状態、(b)は空気を抜いて潰した状態である。 実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台の変形例を示す斜視図である。 人が洋式便器に腰掛けた状態を示し、(a)は人の姿勢を示す概略説明図、(b)はそのときの直腸の状態の拡大図、(c)は従来の足載せ台を使用した人の状態を示す概略説明図、(d)はそのときの直腸の状態の拡大図である。
本発明の洋式便器用足載せ台は、人が洋式便器の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える補助具である。
<洋式便器用足載せ台の構成>
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台を使用する状態を示す側面図である。図2は実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は展開して足を載せることができる状態、(b)は折り畳む途中の状態、(c)は折り畳んだ状態である。
実施例1の洋式便器用足載せ台1は、折り畳み枠体2と足載せ板3とから構成される、折り畳み型のものである。足載せ台1は、その使用時には略直方体形状になり、不使用時に扁平になり嵩張らないようになっている。
折り畳み枠体2は、図2(b)に示すように、高さが10cmから20cm程度の4枚の板材からなり、4枚が折り曲げ自在に連結されたものである。本発明では、展開したときに略直方体形状をなすように2枚の短辺板4と2枚の長辺板5,6とから成る。この長辺板5,6は、構成が若干異なるため、第1長辺板5と第2長辺板6と称して区別している。これは便宜上第1、第2と称したもので、等級、枚数とは異なる。
各板の材質はプラスチック材、ベニヤ板材、又はダンボール紙などからなる。人の姿勢を変えるために足を載せることができる強度があれば充分である。これ自体に人の全体重(40kgから100kg)を掛けるものではないので、ある程度の強度、剛性があれば充分である。
各短辺板4には、折り曲げることができる曲折部7が上下方向に形成されている。この曲折部7を折り畳んで、2枚の第1長辺板5と第2長辺板6が重なるようにする。図示例では曲折部7が折り畳み枠体2の内方へ折れ曲がるようになっているが、これが外方へ折れ曲がるようにすることも可能である。
足載せ板3は、第1長辺板5の上縁部に、その一辺が折り曲げ自在に取り付けられた板材である。この足載せ板3は、洋式便器用足載せ台1を展開して略直方体形状になったときに、その上縁部全体を覆う程度の面積を有する板材である。即ち、足載せ台として機能する部分である。この足載せ板3の材質はプラスチック材、ベニヤ板材、又はダンボール紙などからなる。軽量であるが足を載せた際に不用意に曲がらない程度の剛性がある素材、形状のものが好ましい。
この足載せ板3と第1長辺板5の上縁部とを折り曲げ自在に連結するヒンジ部8は、図2(c)に示すように、単に折り曲げができるだけでなく、折り畳んだ短辺板4の厚みと第2長辺板6の厚みを覆う程度の幅を有し、そのまま第2長辺板6に重ねることができる程度の幅が必要である。
この足載せ板3の長手方向の長さは、第2長辺板6の長手方向の長さより長く形成したものが好ましい。展開した折り畳み枠体2の各上縁部全体を覆うことができるからである。また、折り畳んだ状態から展開するときに、この足載せ板3を掴みやすくするためである。図示していないが、この足載せ板3のヒンジ部8の反対側にツマミ部を設けることも可能である。または、穴を開けて指を差し込んで展開できるようにすることも可能である。足載せ板3を展開しやすくする構成であればツマミ部、穴の形状に限定されない。
また、この足載せ板3の上面は、滑り止め加工を施すことが望ましい。例えば、滑り止め効果を有する塗料を塗布する。ここに載せている足は、人がしゃがんだ状態にあるので、人の前方へ蹴るように荷重が掛かりやすい。そこで、足が足載せ板3から容易に外れないようにするためである。同様に折り畳み枠体2の各下縁部、即ち、2枚の短辺板4と2枚の長辺板5,6の各下縁部に滑り止め加工を施すことが望ましい。
<洋式便器用足載せ台の使用する状態>
実施例1の折り畳み型の洋式便器用足載せ台1は、図1に示すように、洋式便器51の前において使用する。展開するときは、図2(c)から図2(a)への順番で、足載せ板3を持ち上げ、第2長辺板6を第1長辺板5から離し、両短辺板4の曲折部7を伸ばし、2枚の短辺板4と第1長辺板5と第2長辺板6からなる折り畳み枠体2を直方体形状に展開する。両短辺板4の上縁部と展開した第1長辺板5と第2長辺板6の上縁部に、この足載せ板3を載せる。
この足載せ板3の上に、洋式便器51に腰かけている人hの両足を載せる。このときの体勢における直腸は図11(d)の拡大図に示したように、伸びている状態になる。この状態では人の直腸が伸びた状態になり、無理に力まなくても自然と力が入るので円滑に排便することができる。
洋式便器用足載せ台1を使用しないときは、展開したときと逆の動作で折り畳むことができる。足載せ板3を載せている折り畳み枠体2の第2長辺板6を第1長辺板5へ近づけ、並列した状態に足載せ板3を重ねるように並べる。これで、略直方体の立体的状態から、3枚の辺板が重なったコンパクトな状態にすることができる。洋式便器の足元、又は狭いトイレ室内、ユニットバスの室内でも邪魔にならない状態で収納することができる。
<洋式便器用足載せ台の変形例1>
図3は実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例1を示し、(a)は足載せ板を開いた状態を示す斜視図、(b)は平面図である。
実施例1の洋式便器用足載せ台1の変形例1の足載せ板3は、下面に直方体形状に展開した折り畳み枠体2の状態を維持するように、短辺板4、第2長辺板6に係合する突起等の係合部11を複数設けたものである。この係合部11は、短辺板4の上縁部、第2長辺板6の上縁部が掛け止められる形状であれば、突起に限定されない。略V字形状に成り、各上縁部を挟むように固定する構成のものでも良い。また、図示していないが、逆に短辺板4、第2長辺板6の上縁部に突起等の係合部を取り付け、足載せ板3に開けた穴部に嵌合自在になる逆の配置構成でもよい。
このように足載せ板3の下面に、短辺板4、第2長辺板6に着脱自在に係合する突起等の係合部11が複数設けられたものは、この洋式便器用足載せ台1を展開しているときに不用意に折り畳められることなく、直方体形状の状態を維持することができ、洋式便器用足載せ台1を安心して使用することができる。
<洋式便器用足載せ台の変形例2>
図4は実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例2を示し、(a)は足載せ板を開いた状態を示す斜視図である。
実施例1の洋式便器用足載せ台の変形例2は、折り畳み枠体2の底面に相当する、第1長辺板5と第2長辺板6との下縁部とを連結するように底板12が取り付けられたものである。上述した実施例1の洋式便器用足載せ台1は、折り畳み枠体2と足載せ板3から成る構成であるが、その底面に辺板がない。変形例2ではここに底板12を設けた。この底板12は、短辺板4と同様に折り曲げ自在になる曲折部13が形成されている。第1長辺板5と第2長辺板6とを折り畳むと、底板12は曲折部13部分で二つ折りにされてコンパクトになる。
<箱型の洋式便器用足載せ台の構成>
図5は実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は足載せ飛び出し部を飛び出させて足を載せることができる状態、(b)は足載せ飛び出し部を押し込む状態、(c)は足載せ飛び出し部を押し込んだ状態である。
実施例2の洋式便器用足載せ台21は、足載せ本体部22と2個の足載せ飛び出し部23とから構成される、箱型の足載せ台である。使用時に立方体形状から直方体形状になり、安定して足を載せることができ、不使用時にコンパクトな立方体形状の箱になる。
足載せ本体部22は空洞の略立方体形状を有する。足載せ本体部22は、高さが10cmから20cm程度の筒形状の部材である。筒形状にしたのは足載せ飛び出し部23を収納できるようにするためである。
足載せ飛び出し部23は、足載せ本体部22内に、その両側面から相反する方向へ出没自在に飛び出すように2個が収納されたものである。各足載せ飛び出し部23は高さが10cmから20cm程度の有底筒形状の部材である。正確には図5に示すように、左側の足載せ飛び出し部23は、右側の足載せ飛び出し部23より外径が小さく、左側の足載せ飛び出し部23内に収納できるようになっている。足載せ飛び出し部23と足載せ本体部22の材質はプラスチック材、ベニヤ板材、又はダンボール紙などからなる。人の姿勢を変えるために足を載せるので、これ自体に人の全体重(40kgから100kg)を掛けるものではないので、ある程度の強度、剛性があれば充分である。
各足載せ飛び出し部23は、足載せ本体部22内に収納されると共に、外径が右側と左側のものとは異なる。そこで、各足載せ飛び出し部23には、足載せ本体部22との高さを調整する高さ調節台24がそれぞれに取り付けられている。
図6は実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台の足載せ飛び出し部を押し込んだ状態を示す断面図である。図7は実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台の足載せ飛び出し部を飛び出させた状態を示す断面図である。
足載せ本体部22内には、両足載せ飛び出し部23を外方へ飛び出すように付勢する弾性部材25が取付部26を介して内装されている。また、足載せ本体部22には、足載せ飛び出し部23が不用意に飛び出さないように、両足載せ飛び出し部23を掛け止めるストッパ27と、が設けられている。このストッパ27は、例えば一度押すと嵌合部28が飛び出し、足載せ飛び出し部23の嵌合穴23aに嵌り、収納状態を維持する。ストッパ27を2度押すと嵌合部28が引っ込み各嵌合穴23aから外れ、足載せ飛び出し部23が飛び出すように構成されたものである。
<洋式便器用足載せ台の使用する状態>
図8は実施例2の箱型の洋式便器用足載せ台を使用する状態を示す側面図である。
洋式便器用足載せ台21を使用する際に、洋式便器51の前において、足載せ本体部22からそれぞれ足載せ飛び出し部23を引き出し、この足載せ飛び出し部23の上に洋式便器51に腰かけている人の両足を載せることができる。
使用後は、各足載せ飛び出し部23を足載せ本体部22内に押し込めることができる。
<洋式便器用足載せ台の変形例>
足載せ本体部22と、足載せ飛び出し部23が共に、平面視で円弧形状を有し、足載せ本体部22から各足載せ飛び出し部23を引き出した形状が、平面視で円弧形状になるように構成することができる。これは、便器51の下部の湾曲した形状に沿わせて配置できる。
<風船型の洋式便器用足載せ台の構成>
図9は実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台を示す斜視図であり、(a)は空気を充填して足を載せることができる状態、(b)は空気を抜いて潰した状態である。
実施例3の洋式便器用足載せ台31は、空気を充填すると略直方体の形態に膨らむ空気充填部32と、空気充填部32に空気の出し入れをする空気注入排出口33と、から成る足載せ台である。
実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台31を使用する際に、空気注入排出口33から空気を注入して略直方体形状の足載せ台の体にして洋式便器51の傍に置き、これに洋式便器51に腰かけている人の両足を載せることができる。不使用時は、空気注入排出口33から空気を排出すると、空気充填部32を潰すことができる。容易に収納することができる。
<洋式便器用足載せ台の変形例>
図10は実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台の変形例を示す斜視図である。
実施例3の風船型の洋式便器用足載せ台の変形例は、空気注入排出口33にポンプ34を取り付けたものである。例えば、バッテリーで駆動させるポンプ34で、空気充填部32を膨らませたり、排気することで、使用時と不使用時の変形を容易にすることができる。
なお、本発明は、使用する時と使用しないときで、その形態が変化する構成にすることで、使用に際して、足を載せる部分を展開し、又は引き出して人が便座に腰掛けた状態で足を高く上げる姿勢を維持する際に利用でき、使用しないときはコンパクトに小さくできる構成であれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の洋式便器用足載せ台は、腰掛ける形式の洋式便器であれば、便秘がちの人が利用することができる。
1 洋式便器用足載せ台
2 折り畳み枠体
3 足載せ板
4 短辺板
5 第1長辺板
6 第2長辺板
7 曲折部
11 係合部
21 洋式便器用足載せ台
22 足載せ本体部
23 足載せ飛び出し部
25 弾性部材
27 ストッパ
31 洋式便器用足載せ台
32 空気充填部
33 空気注入排出口
34 ポンプ
51 洋式便器
h 人

Claims (6)

  1. 人が洋式便器(51)の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える洋式便器用足載せ台(1)であって、
    2枚の短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)とから成り、短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)の短手の辺部分が折り曲げ自在に連結され、更に各短辺板(4)に上下方向に曲折部(7)が形成され、両短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)を展開すると略直方体形状に成る折り畳み枠体(2)と、
    前記第1長辺板(5)の上縁部に、折り曲げ自在に取り付けられ、前記展開した前記折り畳み枠体(2)の上縁部に展開自在に被せる足載せ板(3)と、から成り、
    前記洋式便器用足載せ台(1)を使用する際に、洋式便器(51)の側に置き、前記足載せ板(3)を持ち上げ、前記第2長辺板(6)を第1長辺板(5)から離し、両短辺板(4)の曲折部(7)を伸ばして、2枚の短辺板(4)と第1長辺板(5)と第2長辺板(6)を略直方体形状に展開し、
    展開した第1長辺板(5)と第2長辺板(6)と両短辺板(4)の上縁部に、該足載せ板(3)を被せて展開が完了し、該足載せ板(3)上に洋式便器(51)に腰かけている人の両足を載せることができるように構成された、ことを特徴とする洋式便器用足載せ台。
  2. 前記足載せ板(3)の下面に、前記折り畳み枠体(2)が直方体形状に展開した状態を維持するように、両短辺板(4)、前記第2長辺板(6)に着脱自在に係合する係合部(11)が複数設けられた、ことを特徴とする請求項1に記載された洋式便器用足載せ台。
  3. 人が洋式便器(51)の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える洋式便器用足載せ台(21)であって、
    略立方体形状を有する筒形の足載せ本体部(22)と、
    前記足載せ本体部(22)に収納された、該足載せ本体部(22)の開口両側からそれぞれ相反する方向へ出没自在に飛び出す2個の略立方体形状を有する足載せ飛び出し部(23)と、
    前記足載せ本体部(22)内に設けた、両足載せ飛び出し部(23)を外方へ飛び出すように付勢する弾性部材(25)と、
    前記足載せ本体部(22)に設けた、両足載せ飛び出し部(23)が不用意に飛び出さないように、両足載せ飛び出し部(23)を掛け止めるストッパ(27)と、から成り、
    前記洋式便器用足載せ台(21)を使用する際に、洋式便器(51)の傍に置き、前記足載せ本体部(22)から各足載せ飛び出し部(23)を引き出し、この足載せ飛び出し部(23)上に洋式便器(51)に腰かけている人の両足を載せることができるように構成された、ことを特徴とする洋式便器用足載せ台。
  4. 前記足載せ本体部(22)と、前記足載せ飛び出し部(23)が共に、平面視で円弧形状を有し、該足載せ本体部(22)から各足載せ飛び出し部(23)を引き出した状態が、平面視で円弧形状になるように構成された、ことを特徴とする請求項3に記載された洋式便器用足載せ台。
  5. 人が洋式便器(51)の便座に腰かけたときに、その人の両足を載せて、恰も和式便器を使用しているかのように、前かがみの体勢になり、直腸が伸びた状態で排便できるように体勢を変える洋式便器用足載せ台(31)であって、
    空気を充填すると略直方体の形態に膨らむ空気充填部(32)と、
    前記空気充填部(32)に空気の出し入れをする空気注入排出口(33)と、から成り、
    前記洋式便器用足載せ台(31)を使用する際に、前記空気注入排出口(33)から空気を注入して略直方体形状の足載せ台の体にして洋式便器(51)の傍に置き、これに洋式便器(51)に腰かけている人の両足を載せることができるように構成された、ことを特徴とする洋式便器用足載せ台。
  6. 前記空気注入排出口(33)にポンプ(34)を取り付けた、ことを特徴とする請求項5に記載された洋式便器用足載せ台。
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