JP2021136641A - 携帯情報端末カバーの製造方法および携帯情報端末カバー - Google Patents

携帯情報端末カバーの製造方法および携帯情報端末カバー Download PDF

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【課題】製造工程を簡素化した携帯情報端末カバーを提供する。【解決手段】スマートフォン100の背面の少なくとも一部を覆う覆部2と、覆部2の端部から立ち上がるとともにスマートフォン100の側面の少なくとも一部を支持する支持部3とを備え、平板状に成形される樹脂からなる覆部2に図柄4を印刷する印刷工程30と、図柄4が印刷された覆部2を配置した金型50内に樹脂を注入して、覆部2と支持部3とを一体成形する成形工程40とを備える製造方法により製造されたスマートフォンカバー1である。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯情報端末を保護する携帯情報端末カバーの製造方法および携帯情報端末カバーの技術に関する。
従来、スマートフォンなどの携帯情報端末を保護するため、携帯情報端末の全部又は一部を覆う携帯情報端末カバーが提供されている。その中には、携帯情報端末の画像表示部の裏面を覆う保護板に中空部を設け、中空部内に液体と畜光砂を充填して装飾性を高める携帯情報端末カバーが提供されている(例えば特許文献1)。
登録実用新案第3189656号公報
上記特許文献1において開示される携帯情報端末カバーの製造過程において、保護板に中空部を形成してその中空部内に液体と畜光砂とを充填する工程が必要となる。上記特許文献1の携帯情報端末カバーは、製造工程を簡素化するという点において改良の余地がある。
そこで、本発明は、上記従来の問題点を解決すべく、製造工程を簡素化した携帯情報端末カバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、携帯情報端末の背面の少なくとも一部を覆う覆部と、前記覆部から立ち上がるとともに前記携帯情報端末の側面の少なくとも一部を支持する支持部とを備える携帯情報端末カバーの製造方法であって、平板状に成形される樹脂からなる前記覆部に図柄を印刷する印刷ステップと、前記図柄が印刷された前記覆部を配置した金型内に樹脂を注入して、前記覆部と前記支持部とを一体成形する成形ステップとを備える構成である。
本発明によると、携帯情報端末カバーの製造工程を簡素化することができる。
本実施形態における携帯情報端末カバーの構成の一例を示す図である。 本実施形態における携帯情報端末カバーの装着態様の一例を示す図である。 本実施形態における携帯情報端末カバーの構成の一例を示す断面図である。 本実施形態における携帯情報端末カバーの構成の一例を示す図である。 本実施形態における携帯情報端末カバーの製造方法の一例を示す図である。 本実施形態における携帯情報端末カバーの構成の一例を示す図である。
本発明者は、携帯情報端末カバーの製造方法を簡素化するために鋭意検討した結果、以下の発明に至った。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーの製造方法は、携帯情報端末の背面の少なくとも一部を覆う覆部と、前記覆部の端部から立ち上がるとともに前記携帯情報端末の側面の少なくとも一部を支持する支持部とを備える携帯情報端末カバーの製造方法であって、平板状に成形される樹脂からなる前記覆部に図柄を印刷する印刷ステップと、前記図柄が印刷された前記覆部を配置した金型内に樹脂を注入して、前記覆部と前記支持部とを一体成形する成形ステップとを備える構成である。
このような構成により、覆部に図柄が印刷された状態で覆部と支持部とを一体成形して携帯情報端末カバーを製造することができ、製造工程を簡素化することができる。また、図柄の印刷を行った後に支持部と一体成形するため、印刷ズレなど規格外品を除外した後に成形ステップを実行するため、作業の効率性が向上する。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーの製造方法において、前記印刷ステップは、前記覆部の印刷面において前記覆部の外縁から所定長さ以上離れた領域内に前記図柄を印刷するよう構成されてもよい。
このような構成により、覆部と支持部とを一体成形する際に、図柄が支持部と重複する事態を回避できる。また、このような構成により、一体成形する際に、図柄が熱により変形、変質などするのを回避できる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーは、携帯情報端末の背面の少なくとも一部を覆う覆部と、前記覆部から立ち上がるとともに前記携帯情報端末の側面の少なくとも一部を支持する支持部とを備え、前記覆部は、第1の面に印刷された図柄を備えるよう構成されてもよい。
このような構成により、携帯情報端末カバーの装飾性を高めることができる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーにおいて、前記図柄は、前記覆部の外縁から所定長さ以上離れた領域内に印刷されているよう構成されてもよい。
このような構成により、図柄が支持部と重複する事態を回避できる。また、図柄が変形・変質などするのを回避できる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーにおいて、支持部は、携帯情報端末の操作ボタンに対応する位置に溝部を備えることにより操作ボタンを開放するよう構成されてもよい。
このような構成により、携帯情報端末に対して携帯情報端末カバーを装着した状態において、操作ボタンに支持部が及ばず、操作ボタンが支持部により閉塞されないため、ユーザーは良好に携帯情報端末の操作ボタンを操作することができる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーにおいて、支持部は、携帯情報端末の操作ボタンに対応する領域に軟部を備えるよう構成されてもよい。
このような構成により、携帯情報端末に対して携帯情報端末カバーを装着した状態において、ユーザーは軟部を押圧することにより携帯情報端末の操作ボタンを操作することが可能となる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーにおいて、支持部は、携帯情報端末の操作ボタンに対応する領域を囲む切り取り可能なカッティング部を備えるよう構成されてもよい。
このような構成により、携帯情報端末の操作ボタンの配置位置に応じて、支持部のうちカッティング部により囲まれる部分を切り取ることにより、操作ボタンに支持部が及ばないようにすることができ、操作ボタンを良好に操作可能となる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーの製造方法において、前記覆部は、端部において隆起する隆起部を備えるよう構成されてもよい。
このような構成により、平板状の覆部と支持部とを一体成形ために熱により溶解した樹脂が金型内に注入される際に、覆部の端部が樹脂の熱により変形することを抑制できる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーの製造方法において、印刷ステップは、覆部における携帯情報端末に接触する面に図柄を印刷するよう構成されてもよい。
このような構成により、携帯情報端末カバーを携帯情報端末に装着した状態において、携帯情報端末と当接する面に図柄が形成されているため、ユーザーの手指や携帯情報端末を収納する衣類やバッグなどとの接触による摩擦を回避でき、摩擦による図柄の剥離を防止することができる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーにおいて、支持部は、対向する支持部同士の距離が先端方向に向かって漸次短くなるよう構成されてもよい。
このような構成により、対向する支持部が携帯情報端末を保持する際に、携帯情報端末の前方側を対向し合う支持部により挟持することができ、携帯情報端末が携帯情報端末カバーから離脱するのを抑制できる。
本発明の一態様である携帯情報端末カバーにおいて、支持部は、先端方向に向かって漸次幅が小さくなるよう構成されてもよい。
このような構成により、携帯情報端末カバーを装着した状態の携帯情報端末を握持する際に、嵩張る感触をユーザーに与えるのを良好に抑制可能となる。
以下、本発明の実施態様の一例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、同一の構成部材に対しては同一の符号を付し、これに関する重複する説明は省略する。
図1は、本発明である携帯情報端末カバーの一実施態様であるスマートフォンカバー1の構成を示す図である。スマートフォンカバー1は、スマートフォン100を収容可能なカバーである。
図1(a)は、スマートフォンカバー1の前面側の斜視図である。スマートフォンカバー1は、スマートフォン100の背面の少なくとも一部を覆う覆部2と、覆部2の端部から立ち上がるとともにスマートフォン100の側面の少なくとも一部を支持する支持部3とを備える。スマートフォンカバー1は、覆部2と支持部3によりスマートフォン100を収容する。これにより、スマートフォンカバー1は、スマートフォン100に塵芥が付着するのを抑制し、また、外部からの衝撃を直接受けることを抑制する。
覆部2は、スマートフォン100の背面の全部又は一部を覆う部材であり、ポリカーボネートや熱可塑性ポリウレタン(TPU)、或いは熱可塑性エラストマー(TPE)などの樹脂により構成される。覆部2は透視可能に形成される。覆部2は、2Hから3Hの硬度を有してもよい。覆部2は、スマートフォン100の背面と略同じサイズに構成される。
覆部2は、スマートフォン100の背面に配置されるカメラレンズに対応する位置にカメラ孔8を備えてもよい。カメラ孔8は、カメラレンズに対応する形状の貫通孔である。これにより、スマートフォン100にスマートフォンカバー1を装着すると、カメラレンズの前面側が覆部2により遮蔽されることなく開放される。
支持部3は、覆部2の端部から垂直方向に立ち上がる部材である。支持部3は、スマートフォン100の側面の形状に対応する形状を備え、スマートフォン100の側面の幅と略同じ長さに構成される。支持部3は、覆部2と同じ樹脂により構成される。
これとは異なり、支持部3は、覆部2より硬度の低い樹脂により構成されてもよい。これにより、ユーザーがスマートフォンカバー1を装着する際に、支持部3を適宜変形させながらスマートフォン100を覆部2と支持部3により形成される領域に収容させる。
支持部3は、スマートフォン100の側面に配置される操作部やイヤホンジャックなどに対応する位置に溝部6を備えてもよい。溝部6は、支持部3における所定位置に凹み形状に構成される。
図柄4は、覆部2における所定位置に印刷される描画であり、絵画や文字などで構成される。好ましくは、図柄4は、覆部2の外縁に形成される隆起部12より中央側の領域に印刷されるよう構成される。覆部2が隆起部12を備えない場合、図柄4は、支持部3に接する領域より中央側の領域に印刷されるよう構成される。これにより、覆部2と支持部3とを一体成形する際に、図柄4が支持部3と接したり、或いは樹脂の熱により変形や損傷するのを回避できる。
図柄4は、後述する印刷工程において覆部2の前面に印刷される。覆部2の前面に印刷されることにより、スマートフォン100への装着時において図柄4は内側に位置することになる。すなわち、図柄4はユーザーの手指やスマートフォン100を収納するポケットやバッグ等と接触することがない。そのため、図柄4が摩擦や衝撃により剥離するのを抑制できる。
これとは異なり、図柄4は、印刷工程において覆部2の背面に印刷されてもよい。覆部2の背面に印刷されることにより、スマートフォン100に装着する際に、図柄4はスマートフォン100の背面に接触しない。これにより、図柄4がスマートフォン100の背面と接触して図柄4を形成するインキがスマートフォン100に付着するのを防止できる。
図1(b)は、スマートフォンカバー1の背面側の斜視図である。上述したとおり覆部2は透視可能な樹脂により構成される。図柄4は覆部2の前面に印刷されており、背面側から透視可能である。
図2は、本実施形態におけるスマートフォンカバー1の装着態様の一例を示す図である。スマートフォン100の背面側からスマートフォンカバー1を装着可能である。覆部2はスマートフォン100の背面と略同じ大きさ又はこれより大きく構成される。
支持部3の高さは、スマートフォン100の側面の幅と略同じ長さ又はこれより長く構成される。溝部6は、スマートフォン100の操作部102およびジャック部104に対応する位置に形成される。カメラ孔8は、スマートフォン100の背面に配置されるカメラレンズに対応する位置に形成される。
ユーザーは、スマートフォンカバー1をスマートフォン100の背面側から装着させる。支持部3はスマートフォン100の側面に当接又はこれを被覆する。操作部102およびジャック部104に対応する位置に溝部6が形成されるため、操作部102およびジャック部104は支持部3により遮蔽されない。そのため、スマートフォンカバー1を装着した状態で、ユーザーは操作部102を良好に操作可能である。
図3は、本実施形態におけるスマートフォンカバー1を構成する覆部2の構成の一例を示す図である。図3(a)に示すように、支持部3と一体成形される前の覆部2は、印刷プレート10として構成される。印刷プレート10(覆部2)は、カメラ孔8を備える。
印刷プレート10(覆部2)は、スマートフォン100の背面と略同じ大きさ又はこれより大きいプレートであり、断面視略平板状に構成される。印刷工程では、印刷プレート10(覆部2)の前面に例えばオフセット印刷により図柄を印刷する。
図3(b)は、印刷プレート10(覆部2)のA−A’断面図である。印刷プレート10(覆部2)は断面視略平板状に形成される。印刷プレート10(覆部2)は、周縁に隆起部12を備える。隆起部12は、支持部3が形成される方向に樹脂が隆起し、印刷プレート10(覆部2)における他の部分より厚みがある。
隆起部12は、支持部3と印刷プレート10(覆部2)とが一体成形される際に、支持部3と当接する。一体成形されるときに支持部3を形成する樹脂は熱を有した状態で金型内に射出される。そのため、隆起部12の一部が熱により変形又は損壊する可能性がある。印刷プレート10(覆部2)は、隆起部12を備えることにより、支持部3と一体成形する際に印刷プレート10(覆部2)の周縁全体が損壊するのを抑制可能である。
図4は、本実施形態における支持部3の一部分の拡大図である。図4(a)は、支持部3に形成される溝部6の一例を示す図である。溝部6は、スマートフォン100の操作部102およびジャック部104に対応する位置に形成される。溝部6は、支持部3の所定位置において、覆部2の方向に進入して操作部102およびジャック部104に対応する領域を開放するよう構成される。
図4(b)は、上記とは異なる支持部3の構成の一例を示す図である。支持部3は、ジャック部104に対応する位置に溝部6を備える。支持部3は、操作部102に対応する位置に他の部位に比べて硬度の低い樹脂により形成される軟部14を備える。ユーザーは、軟部14を押圧することにより操作部102を操作することが可能である。
軟部14を備えることにより、操作部102の操作を可能にするとともに、操作部102を樹脂で被覆することにより、塵芥等による汚損や直接的な衝撃を回避することが可能となる。
さらに好ましくは、軟部14は、透視可能な樹脂により構成される。軟部14から操作部102を透視できることにより、ユーザーは操作部102を適切に操作することが可能となる。
図4(c)は、上記とはさらに異なる支持部3の構成の一例を示す図である。支持部3は、操作部102およびジャック部104に対応する位置に窓部15を備える。窓部15は、支持部3内において操作部102およびジャック部104に対応する位置に形成される孔である。窓部15は、操作部102およびジャック部104に対応する領域を開放するよう構成される。
図4(d)は、上記とはさらに異なる支持部3の構成の一例を示す図である。支持部3は、操作部102およびジャック部104に対応する領域を囲むカッティング部16を備える。カッティング部16は、支持部3を点線状に切り込んだ線により囲まれる領域である。
操作部102およびジャック部104に対応する領域に備えられるカッティング部16を切り取ることにより、操作部102およびジャック部104に当接する支持部3を除去でき、操作部102およびジャック部104の操作性を向上させることができる。
スマートフォンカバー1に複数のカッティング部16を備える場合、スマートフォンカバー1は、複数の異なる機種のスマートフォン100に対して適用可能となる。
図5は、本実施形態におけるスマートフォンカバー1の製造方法の一例を示す図である。本実施形態におけるスマートフォンカバー1の製造方法は、平板上に成形される樹脂からなる覆部2に図柄4を印刷する印刷工程30と、図柄4が印刷された覆部2を配置した金型50内に樹脂を注入して、覆部2と支持部3とを一体成形する成形工程40とを備える構成である。
印刷工程30は、印刷プレート10(覆部2)の一の面にインキを印刷して図柄4を生成する工程である。印刷工程30は、例えばオフセット印刷により図柄4を印刷する。これとは異なり、印刷工程30は、凸版印刷、凹版印刷、グラビア印刷など、前述とは異なる方法により図柄4を印刷してもよい。
図5(a)は、成形工程40の一例を示す図である。成形工程40において、固定金型51(50)内の所定の配置位置に印刷プレート10(覆部2)を配置する。印刷プレート10(覆部2)を配置すると、移動金型52(50)を固定金型51(50)に近接する方向に移動させる。
図5(b)に示すように、固定金型51(50)と移動金型52(50)とが当接すると、印刷プレート10(覆部2)が配置されているキャビティ54が形成される。成形工程40において、キャビティ54内に樹脂を射出して、印刷プレート10(覆部2)と支持部3とを一体成形する。
成形工程40は、印刷プレート10(覆部2)の隆起部12の先端部に当接するよう樹脂を射出する。樹脂が熱を保持する場合、隆起部12の一部が損壊又は変形する可能性があるが、隆起部12が印刷プレート10(覆部2)の他の部分に比べて厚みを備えるため、印刷プレート10(覆部2)の外縁全体が損傷又は変形することを良好に抑制可能である。
成形工程40において、キャビティ54内に射出され、隆起部12に当接する樹脂が固まって支持部3を形成する。これにより、覆部2と支持部3とが一体成形される。印刷プレート10(覆部2)は、1ミリメートル以下の厚さに構成されてもよい。印刷プレート10(覆部2)がかかる厚さに構成されることにより、キャビティ54内における隆起部12を除く印刷プレート10(覆部2)に樹脂が付着するのを好適に抑制できる。
本実施形態におけるスマートフォンカバー1の製造方法によると、印刷プレート10(覆部2)に図柄を印刷する印刷工程30を実行した後に、印刷プレート10(覆部2)と支持部3とを一体成形する成形工程40を実行することにより、印刷ズレなどがある印刷プレート10(覆部2)を排除した上で、的確に図柄4が印刷された印刷プレート10(覆部2)のみを対象として成形工程40を実行するため、作業効率が向上する。
また、本実施形態におけるスマートフォンカバー1の製造方法によると、覆部2と支持部3とを一体成形する際に覆部2に図柄4を形成する場合と比べて、金型50の製作費用を下げることができるため、コスト削減に資する。
さらに、本実施形態におけるスマートフォンカバー1の製造方法によると、デザインの異なる図柄を備える印刷プレート10(覆部2)に対して金型50を共通して使用できるため、覆部2と支持部3とを一体成形する際に覆部2に図柄4を形成する場合と比べてコスト削減に資する。
図6は、本実施形態におけるスマートフォンカバー1の構成の一例を示す図である。図6(a)は、本実施形態におけるスマートフォンカバー1の前面の斜視図である。図6(a)に示すスマートフォンカバー1の支持部3は、覆部2の端部から立ち上がり、スマートフォンカバー1の中心方向に向かう弧状に構成される。
支持部3は、少なくとも覆部2の角の前面側を覆うように構成される。支持部3は、各辺の中央部分において覆部2の方向に進入する凹部を備える。さらに好ましくは、凹部は、支持部3の各辺における60%以上である。これにより、スマートフォンカバー1により覆われるスマートフォン100の側面の面積が少なくなり、スマートフォンカバー1によりスマートフォン100が覆われているという印象が薄まるため、見る者にスマート感を与える。
図6(b)は、図6(a)に示すスマートフォンカバー1のB−B’断面図の一例である。覆部2と一体に形成される支持部3は、覆部2の端部から立ち上がり、覆部2の中央方向に湾曲する。
図6(b)に示すように、対向する支持部3同士の距離についてみると、支持部3の先端部同士の距離L2が、支持部3が隆起部12と接する基端部同士の距離L1より短くなるよう構成される。
スマートフォンカバー1がスマートフォン100に装着されると、対向する支持部3の先端部同士がスマートフォン100の側面を挟持する。これにより、スマートフォン100がスマートフォンカバー1から脱落するのを良好に抑制できる。
更に好ましくは、支持部3が可撓性を有する樹脂により形成される。これにより、スマートフォンカバー1をスマートフォン100に円滑に装着可能となる。
図6(c)は、図6(b)に示した構成とは異なる構成のB−B’断面図の一例である。支持部3は、基端部から先端部にかけて覆部2の中央方向に湾曲する。支持部3は、先端方向に向かって漸次幅が短くなるよう構成される。
これにより、スマートフォンカバー1が装着されたスマートフォン100を握持するユーザーに対してスリムであるとの印象を与えることができる。
支持部3の先端部は、円形状に構成されてもよい。これにより、スマートフォン100に対して摩擦痕を与えるのを抑制できる。
1 スマートフォンカバー(携帯情報端末カバー)
2 覆部
3 支持部
4 図柄
6 溝部
8 カメラ孔
10 印刷プレート
12 隆起部
14 軟部
15 窓部
16 カッティング部
30 印刷工程
40 成形工程
50 金型
100 スマートフォン(携帯情報端末)

Claims (3)

  1. 携帯情報端末の背面の少なくとも一部を覆う覆部と、前記覆部の端部から立ち上がるとともに前記携帯情報端末の側面の少なくとも一部を支持する支持部とを備える携帯情報端末カバーの製造方法であって、
    平板状に成形される樹脂からなる前記覆部に図柄を印刷する印刷ステップと、
    前記図柄が印刷された前記覆部を配置した金型内に樹脂を注入して、前記覆部と前記支持部とを一体成形する成形ステップと、
    を備える携帯情報端末カバーの製造方法。
  2. 前記印刷ステップは、前記覆部の印刷面において前記覆部の外縁から所定長さ以上離れた領域内に前記図柄を印刷する請求項1に記載の携帯情報端末カバーの製造方法。
  3. 携帯情報端末の背面の少なくとも一部を覆う覆部と、
    前記覆部から立ち上がるとともに前記携帯情報端末の側面の少なくとも一部を支持する支持部と、
    を備え、
    前記覆部は、第1の面に印刷された図柄を備える携帯情報端末カバー。

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