JP2021135624A

JP2021135624A - 徒歩移動交通安全見守り

Info

Publication number: JP2021135624A
Application number: JP2020029956A
Authority: JP
Inventors: 久知竹内; Hisatomo Takeuchi
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2020-02-26
Filing date: 2020-02-26
Publication date: 2021-09-13

Abstract

【課題】徒歩移動、自転車移動、バイク移動、停止時の人の移動と走行自動車との交通事故を防ぐ具体的な手段が十分でなかった。【解決手段】スマートフォンのみで、徒歩移動、自転車移動、バイク移動、停止時の人の移動と走行自動車それぞれの移動情報を共有し、各々を動的に取り囲むＶＲ空間を設定して、このＶＲ空間の近接程度による危険度判定と双方への情報通信及び警告を発することにより交通事故を防ぐ安全運転、自動運転を可能とする。【選択図】図３

Description

発明の詳細な説明

本発明は徒歩移動、自転車移動、バイク移動時の自動車との交通事故を防止するためのものである。

従来、自動車に備え付けのカメラで撮影した情報を画像処理ユニットにより、自動車とその周辺の平行四辺形の運転状況に合わせて変える可変管制範囲を設定し、これを使用して、この範囲に侵入した他車両に対して警告し、煽り運転を防止する技術がある。

特願２０１９−１７２５０３号公報

しかしながら、徒歩移動、自転車移動、バイク移動、停止時と自動車による交通事故を防止することはできなかった。

徒歩移動、自転車移動、バイク移動、停止時に、これらを取り囲むＶＲによる動的空間を設定し、このＶＲ動的空間に近接、侵入しないように見守り、自動車による交通事故を防止する手段を提供する。

相互高速移動通信機能を備えた電子情報処理装置（スマートフォン等）のみで、徒歩移動、自転車移動、バイク移動、停止時の人の移動と走行自動車それぞれの移動情報を共有し、各々を動的に取り囲むＶＲ空間を設定して、このＶＲ空間の近接程度による危険度判定と双方への交互情報通信及び警告を発することにより、スマートフォンのみで徒歩移動者と走行自動車の交通事故を防ぎ、移動情報を共有するコネクテッドカーとして、自動車の安全運転、自動運転に使用し、より安全性の高い自動車の安全運転、自動運転が可能になる。

徒歩移動中の人を取り囲むＶＲ動的空間斜視図走行中の自動車を取り囲むＶＲ動的空間平面図徒歩移動と自動車のＶＲ動的空間の近接程度と高速移動通信の上面図高速移動通信機能を備えたＶＲ動的空間処理スマートフォンに備える機能の一覧表歩行者・自転車と自動車のためのＶＲ動的空間上面図歩行者・自転車と自転車のためのＶＲ動的空間上面図直進バイクと右折自動車のためのＶＲ動的空間上面図バイクすり抜けと自動車のためのＶＲ動的空間上面図バス直前横断と自動車のためのＶＲ動的空間上面図バス追い抜きと自動車のためのＶＲ動的空間上面図一時停止無視と自動車のためのＶＲ動的空間上面図自動車ドアーとバイクのためのＶＲ動的空間上面図歩行者と歩道自転車のためのＶＲ動的空間上面図歩行者横断違反と自動車のためのＶＲ動的空間上面図歩行者を左折大型車巻込みのためのＶＲ動的空間上面図車庫内人の巻込み自動車のためのＶＲ動的空間上面図痴ほう症及び駐車場でのビーコン使用で自動車検知のためのＶＲ動的空間上面図歩行者・自動車の進行速度による目標到達時間によるＶＲ動的空間設定解説図

以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図１を参照すると、電子情報処理装置のプロセッサによる徒歩移動中の０１徒歩移動者を取り囲む０２立方体又は正方形のＶＲ動的空間が形成されており、このＶＲ動的空間は電子情報処理装置のカメラプレビュ―画面上に、上重ね表示することもできる。

ＶＲ動的空間の形状は設定条件により、立方体又は正方形、あるいは直方体又は長方形に動的に設定する。

本発明の電子情報処理装置には携帯端末、スマートフォン、タブレット、ノートＰＣ、パソコン、ドライブレコーダー、自動車積載プロセッサ、高速移動通信モデムがあり、本発明での人には動力を使用しない自転車による移動も含み、交通手段は動力を使用する移動とする。

図２は、電子情報処理装置のプロセッサによる移動中の０３自動車を取り囲む０４直方体又は長方形のＶＲ動的空間が形成されており、このＶＲ動的空間は電子情報処理装置のカメラプレビュ―画面上に、又は自動車へ備え付けたディスプレイ装置のプレビュ―画面上に、上重ね表示することもできる。

図３は、０１徒歩移動者のＶＲ動的空間と０３自動車のＶＲ動的空間がそれぞれの移動により近接し、０５追突の可能性の危険度を判定し、危険と判定した場合は徒歩移動者及び高速移動通信により自動車に警告を発する。

０１徒歩移動者と０３自動車それぞれに携帯している０８高速移動通信により相互通信を行い、お互いに他のＶＲ動的空間情報の共有と認識を行い、近接程度による危険度判定を行う。

図３の０８高速移動通信機能を備えたＶＲ動的空間処理スマートフォンには図４の一覧表にある機能を備え、人移動の交通安全見守りのための処理を行う。

０８スマートフォンの１３ＧＰＳにより人及び自動車の移動、停止時の位置情報を取得する。

０８スマートフォンの１２ジャイロメーターにより人及び自動車の進行方向を取得する。

０８スマートフォンの１１加速度計により人及び自動車の移動時の速度を取得し、速度に合わせて、進行方向のＶＲ動的空間の長さ、幅、形状を変えて使用する。

０８スマートフォンの１０前面カメラと背面カメラにより、人及び自動車移動時の周辺環境の撮影による徒歩レコーダー、ドライブレコーダーを実現し、撮影データの解析により道路幅、道路区分情報を取得し、ＶＲ動的空間の幅、長さ、形状を調整して使用する。

０８スマートフォンの１８記憶装置に前述した、徒歩レコーダー、ドライブレコーダーによりの撮影データを記録保存と再生機能を備える。

０８スマートフォンの１５ディスプレイには、人を取り囲むＶＲ動的空間、自動車を取り囲むＶＲ動的空間を進行方向のカメラのプレビュー画面上に人及び、自動車のＶＲ動的空間を上重ね表示し、他者との近接程度の確認に使用する。

０８スマートフォンの１６スピーカーを、近接程度による危険度判定結果をモノラル、ステレオ又は３Ｄサウンドの音声又は警告音での警告に使用する。

０８スマートフォンの１７バイブレーターを、近接程度による危険度判定結果を振動での警告に使用する。

０８スマートフォンの１９プロセッサにより、前面カメラにより撮影した撮影データの記録保存と解析による、ＶＲ動的空間の動的設定、ディスプレイ上にＶＲ動的空間の上重ね表示、他者との近接程度による危険度判定と警告する処理を行う。

０８スマートフォンの１４高速移動通信の高速、大容量、低遅延、多数同時接続機能により、徒歩移動者と自動車間の同時多重高速通信を行い、ＶＲ動的空間情報の共有を行う。

本発明の電子情報処理装置による取得情報で、さまざまなシーンに合わせたＶＲ動的空間の設定処理を行う。

図５は路地徒歩移動者と幹線道路走行自動車の交差点での安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図６は路地徒歩移動者と幹線道路走行自転車の交差点での安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図７は幹線道路直進バイクと幹線道路右折自動車の交差点での安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図８は幹線道路バイクすり抜けと幹線道路走行自動車の車線上での安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図９はバス停車場でのバス直前横断と幹線道路走行自動車の安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図１０はバス停車場でのバス追い抜きと反対車線走行自動車の追突防止の安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図１１は一時停止無視の自動車の出会い頭し事故防止安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図１２は停車中の自動車の開いたドアーへのバイクの追突防止安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図１３は歩行者と歩行者専用道路違反自転車の追突防止安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図１４は歩行者横断違反と走行自動車の事故防止安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図１５は道路上の徒歩移動者の左折大型車による巻込み事故防止安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図１６は車庫内人の自動車による巻込み防止安全見守りのための、各々のＶＲ動的空間設定方式である。

図１７は幼児、痴ほう症等の人の徒歩移動にビーコンを使用しての安全見守りのための、ビーコンＶＲ動的空間設定方式である。

図１8は徒歩移動者と走行自動車との相互高速移動通信を使用してのＶＲ動的空間情報共有により、走行自動車が現在位置より交差点までの到達時間に基ずき、徒歩移動者の現在位置より交差点までの３４到達時間に合わせて動的に設定したＶＲ動的空間により衝突の危険性を避けるためのＶＲ動的空間設定方式である。

図１8の徒歩移動者が交差点等の目標位置までの距離と自身の移動速度を検知し、対する走行自動車の目標位置到達までに十分検知できる時間による動的な徒歩移動者ＶＲ動的空間の設定を可能とする。

同様に、図１8の走行自動車が交差点等の目標位置までの距離と自車両の移動速度を検知し、対する徒歩移動者の目標位置到達までに十分検知できる時間による動的な走行自動車ＶＲ動的空間の設定を可能とする。

図４の高速移動通信機能を備えたＶＲ動的空間処理スマートフォンを児童、高齢者、痴ほう症の人にも容易に携帯して使用できるよう、それぞれに最適化した機能を備える電子情報処理装置を提供する。

容易に身に着けて携帯できるよう、徒歩移動及び停止時情報をビーコンによって発信する、ＧＰＳ機能を備えた電子情報処理装置を提供する。

児童でも扱い安いように、より簡略化し、ＶＲ動的空間による人の交通安全見守りに絞ったカメラ、ＧＰＳ、ディスプレイ、通信機能、スピーカー、プロセッサ機能を備えたスマートフォンを提供する。

以上説明したように、本発明は、高速移動通信機能を備えた電子情報処理装置（スマートフォン等）のみで、徒歩移動者と走行自動車の交通事故を防ぎ、共有する移動情報によるコネクテッドカーとして自動車の安全運転、自動運転に使用し、より安全性の高い自動車の安全運転、自動運転のための機器類、システムの提供が可能になる。

本発明では徒歩移動者と走行自動車のＶＲ動的空間による、近接程度による危険度判定が可能で、この時点で双方に警告を発することにより、走行自動車のブレーキ、アクセル、ハンドル操作による制御を必要としない、自動車の安全運転、自動運転が実現できる。

０１徒歩移動者正面図
０２ＶＲ動的空間斜視図
０３自動車上面図
０４ＶＲ動的空間平面図
０５ＶＲ動的空間近接程度判定箇所
０６建物
０７道路
０８高速移動通信携帯機器
０９高速移動通信
１０前面カメラと背面カメラ
１１加速度計
１２ジャイロメーター
１３ＧＰＳ
１４高速移動通信
１５ディスプレイ
１６スピーカー
１７バイブレーター
１８記憶装置
１９プロセッサ
２０自転車上面図
２１バイク上面図
２２大型自動車上面図
２３バス停留所標識
２４反対車線走行自動車上面図
２５一時停止標識
２６開いたドアー
２７歩行者専用道路標識
２８横断歩道標識
２９横断歩道
３０信号機
３１車庫
３２ビーコン
３３ビーコンＶＲ動的空間
３４到達時間に合わせて動的に設定したＶＲ動的空間

Claims

徒歩移動時、停止時又は交通手段以外を使用しての移動時に、徒歩移動を取り囲むＶＲ設定による動的空間に対して、周囲を取り囲むＶＲ設定による動的空間を備えた交通手段の近接程度による危険度判定と双方への交互情報通信及び警告を発する電子情報処理装置。
徒歩移動時に備える電子情報処理装置と相手方交通手段の電子情報処理装置によるカメラプレビュ―画面上に、ＶＲ設定による動的空間を上重ね表示し、さらに相手方交通手段に備えたディスプレイ装置にＶＲ設定による動的空間を上書き表示する機能を備えた、請求項１記載の電子情報処理装置。
徒歩移動時、停止時又は交通手段以外を使用しての移動時に、相手方交通手段とその周辺環境を撮影し、記憶保存する徒歩レコーダー機能を備えた、請求項１記載の電子情報処理装置。
電子情報処理装置で移動者情報、ＶＲ動的空間設定情報と、徒歩移動及び停止時情報と近接程度による危険度判定結果情報を、交通手段に備えた電子情報処理装置で処理できるようデータとして送信する機能を備えた、請求項１記載の電子情報処理装置。
人がビーコンを携帯し、徒歩移動及び停止時に、その位置情報と移動停止情報を取得し、他交通手段の近接程度による危険度判定と情報送信及び警告を発する機能を備えた、請求項１記載の電子情報処理装置。
人を取り囲むＶＲ設定による動的空間の設定ができ、ＶＲ動的空間による人の交通安全見守りに絞った機能を備える、請求項１記載の電子情報処理装置。