JP2021135349A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、過剰となった現像剤を排出することができる現像装置を提供する。【解決手段】現像装置50は、現像剤が循環可能となるように内部空間を第1収容室53と第2収容室54に仕切る仕切部52を含む現像剤容器51と、第1収容室53から第2収容室54に現像剤が流れるように仕切部52に設けられた連通口の開口面積を可変する可変部材58と、を備える。第1収容室52には、第1収容室53内で搬送される現像剤の搬送方向において連通口の下流側に現像剤を排出する排出部51bが設けられており、可変部材58は、第1収容室53内で搬送される現像剤の量が所定の値以上となった場合に現像剤に押されて移動することにより、連通口の開口面積を小さくする。【選択図】図3

Description

本発明は、現像装置および画像形成装置に関する。
従来、現像装置にあっては、外乱(環境、耐久履歴など)により、現像容器内の現像剤の流動性が悪くなる傾向がある。現像剤を排出する方式の現像装置の場合、現像剤の流動性が悪くなると現像剤を排出する排出口まで現像剤が到達しにくくなり、結果的に現像剤の排出性が悪くなる。現像剤排出性が悪くなると現像容器内に現像剤が溜っていき、現像剤が現像容器から溢れてしまう場合がある。
現像容器内を流動する現像剤の量を調整する技術が、特開2014−89307(特許文献1)に開示されている。特許文献1に開示の現像装置は、現像容器内に収容された現像剤の量を検知する検知部を有しており、検知部による検知結果に基づいて、駆動装置によって規制部材を移動させる。これにより、現像容器内において供給槽(第1収容室)と撹拌槽(第2収容室)との連通口の幅を変更し、現像剤の排出量を制御する。
具体的には、現像容器内の現像剤量が増加した場合に、連通口の幅を狭くするように規制部材を移動させる。これにより、現像剤を現像剤排出側に移動しやすくさせ、現像剤の排出を促進させる。
特開2014−89307号公報
しかしながら、特許文献1に開示の現像装置にあっては、現像剤量検知部や、規制部材を動かすためのソレノイドなどが設けられており、構造が複雑である。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡易な構成で、過剰となった現像剤を排出することができる現像装置および画像形成装置を提供することにある。
本発明に基づく現像装置は、現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、上記現像剤が循環可能となるように内部空間を第1収容室と第2収容室に仕切る仕切部を含む現像剤容器と、上記第1収容室から上記第2収容室に上記現像剤が流れるように上記仕切部に設けられた連通口の開口面積を可変する可変部材と、を備える。上記第1収容室には、上記第1収容室内で搬送される上記現像剤の搬送方向において上記連通口の下流側に上記現像剤を排出する排出部が設けられており、上記可変部材は、上記第1収容室内で搬送される上記現像剤の量が所定の値以上となった場合に上記現像剤に押されて移動することにより、上記連通口の上記開口面積を小さくする。
上記本発明に基づく現像装置にあっては、上記可変部材は、上記搬送方向に沿って上記第1収容室内を移動可能に設けられていることが好ましく、上記可変部材の外周部と上記第1収容室の内壁面との間には隙間が形成されていることが好ましい。
上記本発明に基づく現像装置にあっては、上記隙間は、上記現像剤に含まれるトナーの粒子径よりも小さくてもよい。
上記本発明に基づく現像装置にあっては、上記可変部材は、上記搬送方向に沿って延びる筒状部を有していてもよい。この場合には、上記筒状部の内周面における上部側には、上記筒状部の内側に向けて突出し、上記第1収容室内で搬送される上記現像剤の量が所定の値以上となった場合に上記現像剤に押圧される被押圧部が設けられていることが好ましい。
上記本発明に基づく現像装置にあっては、上記被押圧部は、上方に向かうにつれて上記現像剤に押圧される面積が大きくなるように設けられていてもよい。
上記本発明に基づく現像装置にあっては、上記第1収容室内には、上記筒状部の内側を貫通し、上記第1収容室内の上記現像剤を搬送する搬送部材が設けられていてもよい。この場合には、上記被押圧部は、上記搬送部材に干渉しないように設けられていることが好ましい。
上記本発明に基づく現像装置は、上記現像剤によって押圧されて移動する上記可変部材の移動方向と反対方向に付勢力を作用させる付勢部材をさらに備えていてもよい。この場合には、上記第1収容室には、上記搬送方向における上記可変部材の上流側に、上記付勢部材の一端側に係合する係合部が設けられていることが好ましく、上記付勢部材の他端側は、上記可変部材に接続されていることが好ましい。
上記本発明に基づく現像装置にあっては、上記現像剤によって押圧された状態にある上記可変部材は、上記第1収容室内で搬送される上記現像剤の量が所定の値を下回った場合に、上記付勢力によって、上記現像剤に押圧されて移動する前の位置に戻ることが好ましい。
上記本発明に基づく現像装置にあっては、上記搬送方向における上記可変部材の長さは、上記搬送方向における上記連通口の長さよりも長くてもよい。
上記本発明に基づく現像装置にあっては、上記第1収容室には、上記搬送方向への上記可変部材の移動を規制する移動規制部が設けられていてもよい。この場合には、上記移動規制部は、上記搬送方向において上記連通口の下流側、かつ、上記排出部の上流側に設けられていることが好ましい。
本発明に基づく画像形成装置は、上記現像装置を備える。
本発明によれば、簡易な構成で、過剰となった現像剤を排出することができる現像装置および画像形成装置を提供することができる。
実施の形態1に係る画像形成装置の概略図である。 実施の形態1に係る現像装置の概略図である。 実施の形態1に係る現像装置の平面図である。 図3に示すIV−IV線に沿った断面図である。 実施の形態1に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動した状態を示す第1収容室側の縦断面図である。 実施の形態2に係る現像装置において、可変部材が移動する前の状態を示す第1収容室側の縦断面である。 図6に示すVII−VII線に沿った断面図である。 実施の形態2に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動する様子を示す第1収容室側の縦断面図である。 第1変形例に係る現像装置において、第1収容室の延在方向に垂直となる第1収容室側の縦断面図である。 実施の形態3に係る現像装置において、可変部材が現像剤に移動する前の状態を示す第1収容室側の縦断面図である。 実施の形態3に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動する様子を示す第1収容室側の縦断面図である。 第2変形例に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動しきった状態を示す第1収容室側の縦断面図である。 第3変形例に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動しきった状態を示す第1収容室側の縦断面図である。 第4変形例に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動しきった状態を示す第1収容室側の縦断面図である。 第5変形例に係る現像装置において、現像剤に押圧された可変部材が、移動規制部によって移動を規制されている状態を示す第1収容室側の縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
[画像形成装置]
図1は、画像形成装置の概略図である。図1を参照して、実施形態に係る画像形成装置100について説明する。
図1には、カラープリンタとしての画像形成装置100が示されている。以下では、カラープリンタとしての画像形成装置100について説明するが、画像形成装置100は、カラープリンタに限定されない。たとえば、画像形成装置100は、モノクロプリンタであってもよいし、FAXであってもよいし、モノクロプリンタ、カラープリンタおよびFAXの複合機(MFP:Multi-Functional Peripheral)であってもよい。
画像形成装置100は、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、中間転写ベルト30と、一次転写ローラー31と、二次転写ローラー33と、クリーニング装置36と、カセット37と、定着装置40と、制御装置101とを備える。
画像形成ユニット1Yは、トナーボトル15Yからトナーの供給を受けてイエロー(Y)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Mは、トナーボトル15Mからトナーの供給を受けてマゼンタ(M)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Cは、トナーボトル15Cからトナーの供給を受けてシアン(C)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Kは、トナーボトル15Kからトナーの供給を受けてブラック(BK)のトナー像を形成する。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ、中間転写ベルト30の回転方向に沿って順に配置されている。画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ、感光体10と、帯電装置11と、露光装置12と、クリーニング装置17と、現像装置50とを備える。
感光体10は、トナー像を担持する像担持体である。一例として、感光体10は、ドラム形状を有する。感光体10の表面には、感光層が形成されている。帯電装置11は、感光体10の表面を一様に帯電する。露光装置12は、制御装置101からの制御信号に応じて感光体10にレーザーを照射し、指定された画像パターンに従って感光体10の表面を露光する。これにより、入力画像に応じた静電潜像が感光体10上に形成される。感光体10上に形成された静電潜像は、現像装置50によってトナー像として現像される。現像装置50の詳細については後述する。
感光体10と中間転写ベルト30とは、一次転写ローラー31を設けている部分で互いに接触している。この接触部分に印加された転写バイアスによって、感光体10上に現像されたトナー像が中間転写ベルト30に転写される。このとき、イエロー(Y)のトナー像、マゼンタ(M)のトナー像、シアン(C)のトナー像、およびブラック(BK)のトナー像が順に重ねられて中間転写ベルト30に転写される。これにより、カラーのトナー像が中間転写ベルト30上に形成される。
クリーニング装置17は、クリーニングブレードを備える。クリーニングブレードは、感光体10に圧接され、トナー像の転写後に感光体10の表面に残留するトナーを回収する。
カセット37には、記録媒体としての用紙Sがセットされる。用紙Sは、カセット37から1枚ずつ二次転写ローラー33に送られる。二次転写ローラー33は、中間転写ベルト30に転写されたトナー像を用紙Sに転写する。用紙Sの送り出しおよび搬送のタイミングと、中間転写ベルト30上のトナー像の位置とを同期させることで、用紙Sの適切な位置にトナー像が転写される。その後、用紙Sは、定着装置40に送られる。
定着装置40は、用紙Sを加圧および加熱する。これにより、トナー像は、用紙S上で融解し、用紙S上に定着する。その後、用紙Sは、トレー48に排紙される。
クリーニング装置36は、クリーニングブレードを備える。クリーニングブレードは、中間転写ベルト30に圧接され、トナー像の転写後に中間転写ベルト30に残留するトナーを回収する。回収されたトナーは、搬送スクリュー(図示しない)で搬送され、廃トナー容器(不図示)に貯められる。
制御装置101は、たとえば、現像装置50における現像ローラー60(図2参照)を回転駆動するためのモーター(図示しない)などを制御し、現像装置50から感光体10に供給される現像剤の量を調整する。
なお、画像形成装置100の構造は、図1に示される例に限定されない。たとえば、画像形成装置100は、1つの感光体10と、回転可能に構成されている複数の現像装置50で構成されてもよい。この場合、画像形成装置100は、各現像装置50を回転することで、各現像装置50を感光体10に順に導く。これにより、各色のトナー像が感光体10上に現像され、カラー像が形成される。
[現像装置]
図2は、実施の形態に係る現像装置の概略図である。図3は、実施の形態1に係る現像装置の平面図である。なお、図3においては、便宜上、搬送部材を省略している。図2および図3を参照して、実施の形態に係る現像装置50について説明する。
図2に示すように、現像装置50は、現像剤容器としてのハウジング51と、第1搬送部材55、第2搬送部材56と、トナー補給部57と、可変部材58と、現像ローラー60と、を備える。
ハウジング51の内部には、仕切部52が設けられている。また、ハウジング51の内部には、第1搬送部材55、第2搬送部材56と、可変部材58と、現像ローラー60とが配置されている。さらに、ハウジング51には、トナー補給口51aが設けられている。トナー補給口51aを通って、トナーTがトナー補給部57から補給される。
仕切部52は、現像ローラー60の軸方向に沿って設けられている。仕切部52は、ハウジング51の内部を第1収容室53と第2収容室54とに仕切る。第1収容室53と第2収容室54には、現像剤Dが収容されている。現像剤Dは、トナーTと磁性キャリアとで構成されている。
上記軸方向における仕切部52の両端部の各々には、第1収容室53と第2収容室54との間を現像剤Dが循環可能となるように、開口部が設けられている。仕切部52の一端側に設けられた開口部52aは、第1収容室53から第2収容室54に現像剤Dが流れるように第1収容室53と第2収容室54とを連通する連通口に相当する。
第1搬送部材55は、第1収容室53に配置されている。第1搬送部材55は、現像剤Dを撹拌しながら、現像剤Dを図3中に示すDR1方向に搬送する。具体的には、第1搬送部材55は、回転シャフト55aと、スクリュー55bとを含んでおり、回転シャフト55aが回転することで現像剤Dを撹拌搬送する。第1搬送部材55は、後述するように可変部材58を貫通するように設けられている。
第1収容室53には、第1収容室53内で搬送される現像剤Dの搬送方向(DR1方向)において、開口部52aの下流側に、現像剤Dを排出するための排出部51bが設けられている。排出部51bは、第1収容室53から第2収容室54に流れなかった現像剤Dを不図示の回収部に向けて排出する。
第2搬送部材56は、第2収容室54に配置されている。第2搬送部材56は、現像剤Dを撹拌しながら、現像剤Dを図3中に示すDR2方向に搬送する。具体的には、第2搬送部材56は、回転シャフト56aと、スクリュー56bとを含んでおり、回転シャフト56aが回転することで現像剤Dを撹拌搬送する。
現像ローラー60は、感光体10と所要間隔を空けて、感光体10に対向するように設けられている。現像ローラー60は、マグネットローラーによって引き付けた現像剤を感光体10に供給する。なお、ハウジング51には、現像剤Dの搬送量を調整するための調整部材(不図示)が設けられており、当該調整部材によって感光体10に供給される現像剤Dの量が調整される。
可変部材58は、第1収容室53内に設けられている。可変部材58は、上記開口部52aの開口面積を可変する。具体的には、たとえば、可変部材58は、上記搬送方向に移動可能に設けられており、移動することで上記開口部52aの開口面積を可変する。
図4は、図3に示すIV−IV線に沿った断面図である。図3および図4を参照して、可変部材58の詳細について説明する。
図3および図4に示すように、可変部材58は、上記搬送方向(DR1方向)に沿って延在する筒状形状を有する。可変部材58は、第1収容室53に対応した形状を有する。具体的には、たとえば、可変部材58は、上記DR1方向に直交する断面が略U字形状となる形状を有する。
可変部材58における上記断面において、上部側の面積は下部側の面積よりも大きくなっている。これにより、可変部材58は、第1収容室53内で搬送される現像剤Dの量が所定以上となった場合に、現像剤Dに押圧されやすくなる。可変部材58は、上記搬送方向における上流側に端面を有する。当該端面の上部側が現像剤Dによって押圧されることにより、可変部材58は、DR1方向に沿って移動することができる。
現像剤Dは、たとえば、外乱(環境、耐久履歴など)により、ハウジング51内の現像剤の流動性が悪くなったりした場合に、所定の量以上となる。
なお、第1収容室53内で搬送される現像剤Dの量が所定の量を下回る場合には、現像剤Dによって上流側の端面の下部側が押圧されるが、可変部材58は、自重あるいは流動抵抗によって移動しないようになっている。可変部材58が現像剤Dによって押圧されて移動する前の状態においては、開口部52aの開口面積(第1収容室53と第2収容室54とを連通する連通口の開口面積)は、図3に示すようにS1となっている。
図4に示すように、可変部材58の外周部58aと、第1収容室53を規定するハウジング51の内壁面53aとの間には、隙間が形成されている。これにより、可変部材58をスムーズに移動させることができる。当該隙間は、現像剤Dに含まれるトナーTの粒子径よりも小さいことが好ましい。この場合には、当該隙間にトナー粒子が入り込むことを防止できる。この結果、トナーTによって可変部材58の移動が阻害されなくなる。
可変部材58は、第1搬送部材55に干渉しないように設けられている。具体的には、可変部材58の内側には、上記DR1方向に延在する略円柱状の空洞部が形成されている。当該空洞部を規定する可変部材58の内周面58bは、第1搬送部材55のスクリュー55bに干渉しないように設けられている。
図5は、実施の形態1に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動した状態を示す第1収容室側の縦断面図である。図5を参照して、可変部材58の移動について説明する。
図5に示すように、第1収容室53内で搬送される現像剤Dの量が所定以上となった場合に、現像剤Dによって押圧されて上記搬送方向の下流側に向けて移動する。これにより、開口部52aの開口面積は、図3に示すようにS2となり、可変部材58が移動する前の状態と比較して小さくなっている。すなわち、搬送方向において開口部52aと可変部材58とが重なる長さが大きくなる。
これにより、開口部52aを通って第1収容室53から第2収容室54に向かう現像剤Dの量を減少させることができ、過剰となる現像剤Dを排出部51bから排出することができる。このように、実施の形態1に係る現像装置50およびこれを備えた画像形成装置100にあっては、現像剤Dに押圧されて移動する可変部材58を設けたことにより、簡易な構成で過剰となった現像剤を排出することができる。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2に係る現像装置において、可変部材が移動する前の状態を示す第1収容室側の縦断面である。図7は、図6に示すVII−VII線に沿った断面図である。図6および図7を参照して、実施の形態2に係る現像装置50Aについて説明する。
図6および図7に示すように、実施の形態2に係る現像装置50Aは、実施の形態1に係る現像装置50と比較して、可変部材58Aの形状が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
可変部材58Aも、実施の形態1同様に、上記DR1方向に延在する筒状部によって構成されている。可変部材58Aの内周面58bにおける上部側には、当該筒状部の内側に向けて突出する被押圧部581が設けられている。被押圧部581は、板状あるいはブロック状の形状を有する。被押圧部581は、スクリュー55bに干渉しないように設けられている。
なお、被押圧部581の移動領域において、スクリュー55bが省略されていもよいし、スクリュー55bの径が小さくなっていていてもよい。また、被押圧部581の個数は、単数に限定されず、複数であってもよい。
図8は、実施の形態2に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動する様子を示す第1収容室側の縦断面図である。
図8に示すように、被押圧部581は、第1収容室53内で搬送される現像剤Dの量が所定の値以上となった場合に現像剤Dに押圧される。これにより、可変部材58Aは、上記搬送方向の下流側に向けて移動する。この結果、開口部52aの開口面積は、可変部材58が移動する前の状態と比較して小さくなる。
このように、実施の形態2に係る現像装置50Aにあっても、実施の形態1とほぼ同様の効果が得られる。また、被押圧部581を設けることにより、現像剤Dが増加して所定の液位に達した場合に可変部材58Aを移動させることができる。
(第1変形例)
図9は、第1変形例に係る現像装置において、第1収容室の延在方向に垂直となる第1収容室側の縦断面図である。図9を参照して、第1変型例に係る現像装置50Bについて説明する。
図9に示すように、第1変型例に係る現像装置50Bは、実施の形態2に係る現像装置50と比較した場合に、被押圧部581Bの形状が相違する。その他の構成についてはほぼ同様である。
被押圧部581Bは、上方に向かうにつれて現像剤Dに押圧される面積が大きくなるように設けられている。たとえば、被押圧部581Bは、上方に向かうにつれて現像剤Dに押圧される面積が段階的に大きくなるように設けられている。このように、被押圧部581Bが形成されてもよい。
(実施の形態3)
図10は、実施の形態3に係る現像装置において、可変部材が現像剤に移動する前の状態を示す第1収容室側の縦断面図である。図10を参照して、実施の形態3に係る現像装置50Cについて説明する。
図10に示すように、実施の形態3に係る現像装置50Cは、実施の形態2に係る現像装置50と比較した場合に、付勢部材70をさらに備えている点、および第1収容室53に係合部59が設けられている点において相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
係合部59は、上記搬送方向(DR1方向)において可変部材58の上流側に設けられている。係合部59は、付勢部材70の一端側に係合する。係合部59は、たとえば、第1収容室53を規定するハウジング51の天井部から下方に突出するように設けられている。
付勢部材70は、現像剤Dによって押圧されて移動する可変部材58Aの移動方向と反対方向に付勢力を作用させる。付勢部材70は、たとえばバネ等によって構成されている。付勢部材70の一端側は、係合部59に接続されている。付勢部材70の他端側は、可変部材58Aに接続されている。具体的には、付勢部材70の他端側は、たとえば、被押圧部581に接続されている。
図11は、実施の形態3に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動する様子を示す第1収容室側の縦断面図である。
図11に示すように、被押圧部581は、第1収容室53内で搬送される現像剤Dの量が所定の値以上となった場合に現像剤Dに押圧される。これにより、可変部材58Aは、上記搬送方向の下流側に向けて移動する。このように、実施の形態3に係る現像装置50Cにあっても、開口部52aの面積を小さくすることができる。この結果、実施の形態3においても、実施の形態1とほぼ同様の効果が得られる。
さらに、実施の形態3においては、付勢部材70が設けられていることにより、開口部52aの面積が小さくなり、所望の量の現像剤Dが排出部51bから排出される。これにより、第1収容室53内で搬送される現像剤Dの量が所定の値を下回った場合には、付勢部材70による付勢力によって、可変部材58Aは、現像剤Dに押圧されて移動する前の位置に戻ることができる。
(第2変型例)
図12は、第2変形例に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動しきった状態を示す第1収容室側の縦断面図である。図12を参照して、第2変型例に係る現像装置50Dについて説明する。
図12に示すように、第2変型例に係る現像装置50Dは、実施の形態3に係る現像装置50Cと比較して、上記搬送方向における可変部材58Dの長さを具体的に特定するものである。第2変型例においては、上記搬送方向における可変部材58Dの長さは、上記搬送方向における開口部52aの幅よりも短くなっている。
この場合においては、開口部52aを完全に塞ぐことはできないものの、可変部材58Dが移動することにより、開口部52aの開口面積を変更することができる。このため、第2変型例においても、簡易な構成で、過剰となった現像剤を排出することができる。
なお、第2変型例においては、可変部材58Dの長さが開口部52aの長さが短い場合を例示して説明したが、これに限定されない。可変部材58Dの長さが開口部52aの長さより長くてもよい。この場合には、当該可変部材58Dが現像剤Dに押圧されて移動しきった状態において、上記搬送方向における可変部材58Dの下流端の位置が、搬送方向における開口部52aの下流端に達していない構成であってもよい。
(第3変型例)
図13は、第3変形例に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動しきった状態を示す第1収容室側の縦断面図である。図13を参照して、第3変型例に係る現像装置50Eについて説明する。
図13に示すように、第3変型例に係る現像装置50Eは、実施の形態3に係る現像装置50Cと比較して、上記搬送方向における可変部材58Eの長さを具体的に特定するものである。第3変型例においては、上記搬送方向における可変部材58Eの長さは、上記搬送方向における開口部52aの幅よりも長くなっている。
この場合においては、可変部材58Eが現像剤に押圧されて移動しきった状態において、上記搬送方向における可変部材58Eの下流端は、開口部52aを超えて排出部51bの手前に位置している。
このため、第3変型例は、第2変形例と比較して、開口部52aを完全に塞ぐことができ、過剰な現像剤Dを排出部51bから効果的に排出することができる。
(第4変型例)
図14は、第4変形例に係る現像装置において、可変部材が現像剤に押圧されて移動しきった状態を示す第1収容室側の縦断面図である。図14を参照して、第4変型例に係る現像装置50Fについて説明する。
第4変型例に係る現像装置50Fは、実施の形態3に係る現像装置50Cと比較して、上記搬送方向における可変部材58Fの長さを具体的に特定するものである。第4変型例においても、上記搬送方向における可変部材58Fの長さは、上記搬送方向における開口部52aの幅よりも長くなっている。このため、第4変形例においても、開口部52aを完全に塞ぐことができる。
一方で、可変部材58Fが現像剤に押圧されて移動しきった状態において、上記搬送方向における可変部材58Fの下流端は、排出部51bに重なっている。このため、排出部51bからの現像剤Dの排出速度が若干遅くなる。
このような場合には、可変部材58Fのうち排出部51bに重なる部分において、空洞部と排出部51bが連通するように切欠部が設けられていることが好ましい。これにより、過剰な現像剤Dを排出部51bから効果的に排出することができる。
(第5変型例)
図15は、第5変形例に係る現像装置において、現像剤に押圧された可変部材が、移動規制部によって移動を規制されている状態を示す第1収容室側の縦断面図である。図15を参照して、第5変型例に係る現像装置50Gについて説明する。
第5変形例に係る現像装置50Gは、第4変形例に対して、上記搬送方向への可変部材58の移動を規制する移動規制部80が設けられている点において相違する。
移動規制部80は、上記搬送方向において開口部52aの下流側、かつ、排出部51bの上流側に設けられている。これにより、可変部材58Fが排出部51bに重なることを防止することができ、排出部51bから安定して現像剤Dを排出することができる。
なお、上述した実施の形態2−3、および第1変形例−第5変形例に係る現像装置は、実施の形態1に係る画像形成装置100に適用することができる。
以上、今回発明された実施の形態および変形例はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1C,1K,1M,1Y 画像形成ユニット、10 感光体、11 帯電装置、12 露光装置、15C,15K,15M,15Y トナーボトル、17 クリーニング装置、30 中間転写ベルト、31 一次転写ローラー、33 二次転写ローラー、36 クリーニング装置、37 カセット、40 定着装置、48 トレー、50,50A,50B,50C,50D,50E,50F,50G 現像装置、51 ハウジング、51a トナー補給口、51b 排出部、52 仕切部、52a 開口部、53 第1収容室、53a 内壁面、54 第2収容室、55 第1搬送部材、55a 回転シャフト、55b スクリュー、56 第2搬送部材、56a 回転シャフト、56b スクリュー、57 トナー補給部、58,58A,58D,58E 可変部材、58a 外周部、58b 内周面、59 係合部、60 現像ローラー、70 付勢部材、80 移動規制部、100 画像形成装置、101 制御装置、581,581B 被押圧部。

Claims (11)

  1. 現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、前記現像剤が循環可能となるように内部空間を第1収容室と第2収容室に仕切る仕切部を含む現像剤容器と、
    前記第1収容室から前記第2収容室に前記現像剤が流れるように前記第1収容室と前記第2収容室とを連通する連通口の開口面積を可変する可変部材と、を備え、
    前記第1収容室には、前記第1収容室内で搬送される前記現像剤の搬送方向において前記連通口の下流側に前記現像剤を排出する排出部が設けられており、
    前記可変部材は、前記第1収容室内で搬送される前記現像剤の量が所定の値以上となった場合に前記現像剤に押されて移動することにより、前記連通口の前記開口面積を小さくする、現像装置。
  2. 前記可変部材は、前記搬送方向に沿って前記第1収容室内を移動可能に設けられており、
    前記可変部材の外周部と前記第1収容室を規定する前記現像剤容器の内壁面との間には隙間が形成されている、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記隙間は、前記現像剤に含まれるトナーの粒子径よりも小さい、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記可変部材は、前記搬送方向に沿って延びる筒状部を有し、
    前記筒状部の内周面における上部側には、前記筒状部の内側に向けて突出し、前記第1収容室で搬送される前記現像剤の量が所定の値以上となった場合に前記現像剤に押圧される被押圧部が設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記被押圧部は、上方に向かうにつれて前記現像剤に押圧される面積が大きくなるように設けられている、請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記第1収容室内には、前記筒状部の内側を貫通し、前記第1収容室内の前記現像剤を搬送する搬送部材が設けられており、
    前記被押圧部は、前記搬送部材に干渉しないように設けられている、請求項4または5に記載の現像装置。
  7. 前記現像剤によって押圧されて移動する前記可変部材の移動方向と反対方向に付勢力を作用させる付勢部材をさらに備え、
    前記第1収容室には、前記搬送方向における前記可変部材の上流側に、前記付勢部材の一端側に係合する係合部が設けられており、
    前記付勢部材の他端側は、前記可変部材に接続されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記現像剤によって押圧された状態にある前記可変部材は、前記第1収容室内で搬送される前記現像剤の量が所定の値を下回った場合に、前記付勢力によって、前記現像剤に押圧されて移動する前の位置に戻る、請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記搬送方向における前記可変部材の長さは、前記搬送方向における前記連通口の長さよりも長い、請求項1から8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記第1収容室には、前記搬送方向への前記可変部材の移動を規制する移動規制部が設けられており、
    前記移動規制部は、前記搬送方向において前記連通口の下流側、かつ、前記排出部の上流側に設けられている、請求項1から9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の現像装置を備えた、画像形成装置。
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