JP2021133835A - 飛行体 - Google Patents

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啓明 長野
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啓明 長野
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Abstract

【課題】飛行体の姿勢変化の影響によらず、燃料を安定して供給することが可能な電源装置を有する飛行体を提供すること。【解決手段】発電部と、発電部の燃料を貯留する貯留部と発電部を収容する収容部とを含む中空の長尺形状を有するハウジングと、飛行体の機体の外部にハウジングを連結する連結部とを備え、飛行体の電力負荷に電力を供給する電源装置は、貯留部の内部に配置され、燃料を吸入する複数の吸入部と、貯留部の前後方向にわたって配置された複数の吸入部と接続し、当該複数の吸入部の動きに応じて変形する中空の接続部と、を備える。接続部は、複数の吸入部で吸入された燃料を発電部に供給する。【選択図】図3

Description

本発明は、電気推進式の飛行体に関する。
モータ等の電動の駆動源を備えた電気推進式の飛行体が提案されている。例えば、特許文献1には、バッテリの電力により駆動されるモータを有する電気推進式のヘリコプタが開示されている。
米国特許第9248908号明細書
特許文献1のように、バッテリ等の電源装置を飛行体の機体内に配設する構成では、その配設スペースを確保するために、キャビンスペース等、機体内の他のスペースの設計自由度が低下する。
機体内のスペースを確保するため、飛行体の機体の外部に燃料タンクや電源装置を収容する長尺形状のハウジングに設けた場合、飛行体の姿勢変化の影響により燃料タンクから燃料を吸入しにくくなる場合が生じ、電源装置に燃料を安定して供給することができない場合が生じ得る。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、飛行体の姿勢変化の影響によらず、燃料を安定して供給することが可能な電源装置を有する飛行体を提供することにある。
本発明の一態様に係る飛行体によれば、発電手段と、前記発電手段の燃料を貯留する貯留部と前記発電手段を収容する収容部とを含む中空の長尺形状を有するハウジングとを備え、電力負荷に電力を供給する電源装置を有する飛行体であって、前記電源装置は、
前記貯留部の内部に配置され、前記燃料を吸入する複数の吸入手段と、
前記貯留部の前後方向にわたって配置された前記複数の吸入手段と接続し、当該複数の吸入手段の動きに応じて変形する中空の接続手段と、を備え、
前記接続手段は、前記複数の吸入手段で吸入された前記燃料を前記発電手段に向けて供給する。
本発明によれば、燃料を安定して供給することが可能な電源装置を有する飛行体を提供することができる。また、エア噛みの発生を防止することができる。
本発明の実施形態に係る電源装置を有する飛行体の模式図。 図1の電源装置の内部構造を説明する図。 第1実施形態の燃料吸入装置の構成を示す図。 図2の隔壁の構造を例示する図。 燃料吸入装置が燃料タンク内に配置された状態を示す図。 第3実施形態の燃料吸入装置の構成を示す図。 第3実施形態の燃料吸入装置の構成を示す図。
図1は、本発明の一実施形態に係る電源装置1を備えた飛行体100の模式図である。図中、矢印X、Y、Zは飛行体100の前後方向、幅方向(左右方向)、上下方向を示す。本実施形態の飛行体100は、モータ105、106を駆動源とした電気推進式の飛行体であり、特にヘリコプタである。
飛行体100は、機体101と、機体101の上部に設けられたメインロータ102と、機体101の後部に設けられたテールロータ103と、スキッド104とを含む。モータ105はメインロータ102を回転させる駆動源であり、モータ106はテールロータ103を回転させる駆動源である。モータ105、106は、電源装置1から供給される電力によって、制御装置107によって駆動が制御される。
電源装置1は、飛行体100の主電源として機能し、モータ105、106の駆動電力の他、飛行体100の各電気負荷に電力を供給する。
電源装置1は、その外壁を形成するハウジング2と、ハウジング2と機体101とを連結する複数の連結部3とを備える。ハウジング2は、機体101の外部に配置され、本実施形態の場合、連結部3を介してY方向中央部において機体101の底壁に吊り下げられて支持されている。ハウジング2を機体101の外部に配置することで、電源装置1が機体101の内部空間を専有することを回避することができ、キャビンの拡大や他の構成部品のレイアウト性の向上、或いは、電源装置1のメンテナンス性の向上に寄与する。
次に、電源装置1について、図2を参照しながら説明する。図2は電源装置1の断面図を示している。電源装置1は、その外壁を形成する中空のハウジング2と、ハウジング2と機体101とを連結する複数の連結部3とを備える。
ハウジング2は、X方向に長い外形(即ち、X方向に細長いポット型の外形)を有している。そのため、本実施形態で規定されるX方向は、換言すると、ハウジング2の長手方向と言うことができる。機体101の外部に配置されるハウジング2がこのような外形を有することにより、飛行体100の前進飛行中の空気抵抗を低減することができる。本実施形態のハウジング2は、その胴体部分が略円柱形状を有しているため、横風の影響をより小さくすることができる。また、ハウジング2の先端部は、前側に向かって縮径するテーパ形状を有する。本実施形態では、ハウジング2の先端部が半球形状に構成されているが、三角錐形状であってもよい。このように先端部をテーパ形状に構成することにより、飛行体100の前進飛行中の空気抵抗をさらに低減することができる。
連結部3は、飛行体100の前後方向に離間してハウジング2に複数設けられ、ハウジング2と機体101とを連結する。本実施形態のハウジング2は、後述する収容部21に1つ、燃料タンク22に1つの計2つの連結部3を備え、機体101から離間して複数(例えば、2つ)の連結部3によって連結されている。連結部3は、電源装置1(ハウジング2)と機体101とを着脱自在に連結するものであり、その構造としては、ボルトとネジ穴による締結構造であってもよいし、フックと穴による係合構造であってもよい。電源装置1(ハウジング2)が機体101に対して着脱自在であることにより、電源装置1の交換の容易性や、メンテナンス性を向上させることができる。
[ハウジングの内部構造]
次に、ハウジング2の内部構造について説明する。本実施形態のハウジングは、発電ユニットを収容する収容部21と、発電ユニットの燃料を貯留する貯留部としての燃料タンク22とを含む。燃料タンク22に貯留される燃料としては、例えば、メタノールやガソリン等が用いられうる。収容部21および燃料タンク22は、飛行体100の前後方向(長尺方向:X方向)に沿って配列されるとともに、連結部によって分離可能に接続されている。本実施形態では、燃料タンク22が飛行体100の前方側に、収容部21が飛行体100の後方側になるように配置される。
収容部21に収容された発電ユニットは、発電機4とガスタービンエンジン5とを備える。発電機4は、ガスタービンエンジン5の出力により発電する。本実施形態の場合、発電機4およびガスタービンエンジン5は共通の回転軸6上に設けられ、ガスタービンエンジン5が回転軸6を回転駆動することで、発電機4が発電することができる。このような構成により、発電機4およびガスタービンエンジン5をスペース的に無駄なく配置し、コンパクト化を図ることができる。
ガスタービンエンジン5は、インペラ51とデフューザ52とを含む圧縮機を備える。インペラ51は回転軸6に取り付けられており、空気取入口7から取り入れられた空気が、インペラ51の回転によりデフューザ52を介して圧縮されながら圧縮室53に送出される。圧縮室53内に保持された圧縮空気は、燃焼室54の周壁に設けられた開口部54aやその他の開口部から燃焼室54内に取り込まれる。燃焼室54には、燃料噴射ノズル55が設けられており、燃料ポンプ8(供給部)により配管28を介して燃料タンク22から取り込まれた燃料が、燃料噴射ノズル55により燃焼室54内に噴射(供給)される。始動時には、不図示の点火装置により燃焼室54内の混合気が点火され、その後、燃焼室54内で混合気の燃焼が継続的に発生する。
燃焼室54内で高温高圧となった燃焼ガスは、タービンノズル56から筒状の排気管57へ噴出され、回転軸6に取り付けられたタービン58を回転させるとともに、電源装置1の後部に設けられた排気口9から後方へ排出される。回転軸6には、インペラ51と、タービン58と、後述する発電機4のロータ41(永久磁石等)とが設けられており、タービン58の回転により、インペラ51およびロータ41を一体的に回転させることができる。なお、本実施形態の場合、ガスタービンエンジン5は、専ら発電機4の駆動を目的としたものであり、排気流を飛行体100の推進力に積極的に利用することは想定されていないが、補助的な推進力として利用する態様であってもよい。
発電機4は、回転軸6に取り付けられた永久磁石等のロータ41と、ロータ41の周囲に配設されたコイル等のステータ42とを含む。ガスタービンエンジン5により回転軸6が回転し、それに伴って、回転軸6に取り付けられたロータ41が回転することにより、ステータ42で発電することができる。また、ステータ42の周囲には、ステータ42を冷却するためのフィン43が、回転軸6の周方向に複数設けられている。複数のフィン43は、空気取入口7から取り入れられた空気が導風される空間に配置されており、当該空気が複数のフィン43間を通ることにより、複数のフィン43が冷却され、それに伴ってステータ42を冷却することができる。
制御ユニット10は、発電機4の発電を制御する回路、および、ガスタービンエンジン5の駆動を制御する回路を含む。制御ユニット10の起動時の電源として、バッテリ等の補助電源が設けられてもよく、補助電源は、ハウジング2内に設けられてもよいし、機体101内に設けられてもよい。発電機4で発電された電力は、不図示のケーブルを介して機体101の電力負荷(モータ105、106等)に供給される。ケーブルは、連結部3の内部を通る構成であってもよい。また、電源装置1の制御ユニット10は、機体101の制御装置107と通信可能であってもよく、制御装置107の指令に応じて発電制御を行うように構成されてもよい。
上述したように電源装置1を機体101の外部に配置することにより、飛行体100の機体101の設計自由度を向上させることができる。例えば、機体101内のキャビンスペースをより広く確保し、乗員の快適性を向上させることができる。また、電源装置1の稼働による騒音や振動が、電源装置1を機体101内に設けた場合よりも低減され、静粛性を向上させることができる。また、電源装置1を機体101内に設けた場合よりも、電源装置1の内部にアクセスしやすく、そのメンテナンスも容易化し、設備負担を軽減することができる。機体101とは別に電源装置1の単独での開発が可能であり、量産前の各種認定試験や型式認定も容易になり、早期の量産化が可能になる。さらに、電源装置1は、飛行体100の前後方向に長い形状、即ち、正面投影面積が小さい低空気抵抗形状を有しているため、電源装置1を機体101の外部に配置した構成であっても、飛行体100の燃費性能を大きく低下させることはない。電源装置1のガスタービンエンジン5は、飛行体100の推進力発生を目的としていないため、連結部3の剛性は低くてもよく、その構造は比較的簡素なもので足りる。
[燃料吸入装置300の構成]
次に、燃料吸入装置300について、図2及び図3を参照しながら説明する。図2に示すように燃料タンク22内には燃料吸入装置300が前後方向(長尺方向:X方向)に沿って配置されている。
燃料吸入装置300は、燃料タンク22(貯留部)の内部に配置され、燃料を吸入する吸入ユニット310と、燃料タンク22(貯留部)の前後方向(長尺方向)にわたって配置された複数の吸入ユニット310と接続し、複数の吸入ユニット310の動きに応じて変形することが可能な中空の接続部320(管状接続部)と、を備える。複数の吸入ユニット310で吸入された燃料は燃料ポンプ8の吸引力により接続部320内に吸引され、接続部320は、複数の吸入ユニット310で吸入された燃料を発電機4に向けて供給する(以下、「燃料を発電機4に供給する」とも記載する)。
(接続部320の構成)
ここで、接続部320は、複数の吸入ユニット310により吸入された燃料を燃料ポンプ8に向けて流すことが可能な中空の管状部材として構成される。接続部320は、飛行体100の姿勢変化により複数の吸入ユニット310が自重により動くと吸入ユニット310の動きに応じて変形が可能な弾性特性を有する。吸入ユニット310が自重により燃料が溜まっている方向に向かって動くと、接続部320は弾性特性(弾性変形)により吸入ユニットの動きに追従して動く。接続部320の弾性特性(弾性変形)により、吸入ユニット310は、飛行体100の飛行姿勢に応じて、燃料タンク22内において燃料が溜まっている方向(鉛直下向きの方向)に向きを変えることができる。
図2及び図3に示すように、接続部320は、弾性特性の異なる部材として、吸入ユニット310と接続する中空の可撓性部材330と、可撓性部材330と接続する中空の関節部材340とを有しており、可撓性部材330及び関節部材340を介して、吸入ユニット310により吸入された燃料を発電機4に燃料を供給する。
図3に示すように、可撓性部材330の端部の内径部は、継手部311の外径部に挿入(嵌合)された状態で、止め輪などの係合部材350の押圧力によりに継手部311と係合する。可撓性部材330の他端部の外径部は、関節部材340の内径部に挿入(嵌合)された状態で、止め輪などの係合部材360の押圧力によりに関節部材340と係合する。
係合部材350の押圧力によりに、吸入ユニット310の継手部311及び接続部320(可撓性部材330)は、X方向の相対的な移動が抑制された係合状態になる。また、係合部材360の押圧力によりに、可撓性部材330及び関節部材340は、X方向の相対的な移動が抑制された係合状態になる。
可撓性部材330及び関節部材340は弾性変形の特性(例えば、弾性係数)が異なる部材である。例えば、可撓性部材330の弾性係数E1に比べて大きい弾性係数E2の部材により関節部材340を構成することが可能である。弾性係数の大小関係はこの逆の関係であってもよい。異なる弾性特性を有する複数の部材、例えば、可撓性部材330及び関節部材340を組み合わせ、直列的に接続することにより、弾性変形の自由度を高めることができ、飛行体100の姿勢変化に基づいて生じる吸入ユニット310の動きに対応した追従性を高めることが可能になる。
燃料吸入装置300は、配管28を介して燃料ポンプ8(供給部)と接続しており、燃料吸入装置300からの燃料は配管28、燃料ポンプ8(供給部)を介して発電機4に供給される。すなわち、接続部320は、複数の吸入ユニット310で吸入された燃料を発電機4に供給する。
尚、接続部320の構成は、図2及び図3に示すような構成に限定されるものではなく、吸入ユニット310が自重により動くと接続部320の弾性特性(弾性変形)により吸入ユニットの動きに追従して動くことが可能であればよい。可撓性部材330及び関節部材340のうち、いずれか一方の部材により、接続部320を構成してもよい。
例えば、接続部320は、複数の吸入ユニット310と接続する中空の関節部材340を有し、関節部材340を介して、複数の吸入ユニット310で吸入された燃料を発電機4に供給するようにしてもよい。あるいは、接続部320は、複数の吸入ユニット310と接続する中空の可撓性部材330を有し、関節部材340を介して、複数の吸入ユニット310で吸入された燃料を発電機4に供給するようにしてもよい。
また、図2及び図3に示した、燃料吸入装置300の構成では、2つの吸入ユニット310の間で、一つの関節部材340の両端部に二つの可撓性部材330を接続する例を示したが、本発明の実施形態に係る燃料吸入装置300の構成は、この例に限定されるものではない。例えば、2つの吸入ユニット310の間で、一つの可撓性部材330の両端部に二つの関節部材340を接続して構成することも可能である。また、可撓性部材330及び関節部材340の数を更に増やしてもよい。
(吸入ユニット310の構成)
複数の吸入ユニット310は、それぞれ、接続部320と接続する継手部311と、継手部311の内部に形成された中空の流路312に燃料を吸入する吸入口313と、吸入口313を開閉する開閉弁314と、を有する。流路312と吸入口313とは、開閉弁314の内部空間を介して連通している。開閉弁314は、吸入口313を封止する球状部材315(例えば、金属球)と、球状部材315を付勢する弾性部材316(例えば、バネ)とを有する。
球状部材315と接触する吸入口313の開口上端部313Aには、球状部材315により封止(シール)された状態で空気が流路312に流入するのを防止するため、球状部材315の表面形状に合わせたテーパ面(不図示)が形成されている。燃料ポンプ8の吸引により、吸入ユニット310の流路312内の吸引圧が球状部材315の自重及び弾性部材316の付勢力より大きくなると、球状部材315がZ方向(鉛直上方)に上昇し、開閉弁314は開状態となる。開閉弁314が開状態になると、複数の吸入ユニット310は、それぞれ、吸入口313から燃料を流路312に吸入し、吸入した燃料は、燃料ポンプ8の吸引により流路312から接続部320に流入し、接続部320は複数の吸入ユニット310で吸入された燃料を発電機4に供給する。
燃料ポンプ8の吸引停止により、吸入ユニット310の流路312内の吸引圧が球状部材315の自重及び弾性部材316の付勢力以下になると、球状部材315はZ方向(鉛直下方)に降下する。弾性部材316の付勢力により、球状部材315が吸入口313の開口上端部313Aと接触(密着)し、開閉弁314は閉状態となる。
これにより、燃料を吸引しない状態では、開閉弁314を閉状態とすることで空気の流入(混入)を防ぎ、燃料ポンプ8の運転時における吸引圧の低下や、燃料供給量が低下する現象(エア噛み)を防止することができる。
(隔壁400の構成)
次に、燃料タンク22が備える隔壁400について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4のST41は、隔壁400が設けられていない燃料タンク22の断面(例えば、図2の断面AA)の概略的な形状を示す図であり、燃料吸入装置300は省略している。図4のST42は燃料タンク22内に隔壁400が設けられた燃料タンク22の概略的な断面形状を示す図であり、図2のBB断面を模式的に示す図である。また、図4のST43は、隔壁400と吸入ユニット310との位置関係を模式的に示す図であり、図2のBB断面を矢印CC方向から見た図である。
図4のST41に示すように、燃料タンク22の下部には凹部状に形成された下部燃料貯留部405が形成されている。凹部状の下部燃料貯留部405を形成することにより、下部燃料貯留部405には燃料が溜まりやすくなる。燃料タンク22(貯留部)は燃料タンク22の内部を前後方向に区画する隔壁400を備えている。隔壁400には、接続部320(可撓性部材330、関節部材340)が貫通する貫通穴410と、隔壁400で区画された領域間で下部燃料貯留部405に溜まった燃料が流れるように連通した連通孔420と、が形成されている。ST42の例では、貫通穴410は一つであるが、複数の燃料吸入装置300を燃料タンク22内に並列的に設ける場合は、燃料吸入装置300の配置数に応じて貫通穴410を複数設ければよい。ST43に示すように、吸入ユニット310は下部燃料貯留部405に溜まった燃料を吸引し、吸入ユニット310に接続した接続部320は、吸入ユニット310で吸入された燃料を発電機4に供給する。
図5は燃料吸入装置300が燃料タンク22内に配置された状態を示す図である。図5に示すように、燃料タンク22(貯留部)は燃料タンク22の内部を前後方向(X方向)に区画する複数の隔壁400を備えており、複数の吸入ユニット310のぞれぞれは隔壁で区画された領域に少なくとも一つ配置される。飛行体100の姿勢に応じて、燃料500は、連通孔420を介して領域間(例えば、領域RM1と領域RM2との間、または領域RM2と領域RM3との間)を流れることが可能であり、隔壁400で区画された領域内に溜まった燃料500は、各領域内に配置された吸入ユニット310により吸入される。吸入ユニット310に接続した接続部320は、吸入ユニット310で吸入された燃料を発電機4に供給する。
図5に示すような隔壁400を燃料タンク22内に設けることにより、隔壁400により区画された領域内に燃料を集めやすくすることができる。領域内に設けられた燃料吸入装置(吸入ユニット310及び接続部32)で燃料を吸引し、吸入された燃料を発電機4に供給することにより、燃料の供給安定性を高めることができ、また、エア噛みの発生を防止することができる。
[第2実施形態]
上記の第1実施形態では、燃料吸入装置300を燃料タンク22の前後方向(長尺方向:X方向)に沿って配置する構成例を示したが、燃料吸入装置300の吸入ユニット310を燃料タンク22の周方向に沿って配置してもよい。
図6は第2実施形態の燃料吸入装置300の構成例を示す図である。図6のST61は、燃料タンク22のXY平面をZ方向から見た状態を示す図であり、図6のST62は、燃料タンク22のYZ平面をST61の矢印DDから見た状態を示す図である。
第2実施形態の燃料吸入装置300の吸入ユニット310は、燃料タンク22(貯留部)の前後方向(長尺方向:X方向)に対して交差(略直交)する方向(周方向:Y方向)に複数配置されている。中央部に設けられた吸入ユニット310の継手部311は、XY平面内の平面視で略十字形状を有しており、前後方向に延びる接続部320と、円周方向に延びる接続部321、322とを接続する中空の流路を有する。接続部321、322を介して、周方向(Y方向)に設けられた吸入ユニット317、318が接続する。
吸入ユニット317、318は、図3で説明した吸入ユニット310と同様の構造を有しており、吸入ユニット317、318で吸入された燃料は接続部321、322を介して吸入ユニット310の流路312(図3)に流入する。そして、吸入ユニット310の流路312から接続部320に流入し、接続部320は複数の吸入ユニット310、317、318で吸入された燃料を発電機4に供給する。
燃料タンク22(貯留部)の前後方向(X方向)及び周方向(Y方向)に複数の吸入ユニット310を設けることにより、燃料タンク22内の、より広い範囲に設けられた燃料吸入装置(吸入ユニット310及び接続部32)で燃料を吸引し、吸入された燃料を発電機4に供給することにより、燃料の供給安定性を高めることができ、また、エア噛みの発生を防止することができる。
[第3実施形態]
図7は第3実施形態の燃料吸入装置300の構成を示す図である。燃料吸入装置300は複数の吸入ユニット300の継手部311と接続部320の内径部との間に設けられた回動支持部を備えている。
図7に示すように、吸入ユニット310の継手部311は回動支持部として軸受け700により支持されている。継手部311の外径部311Aは軸受け700の内輪710により支持され、軸受け700の外輪720は接続部320(可撓性部材330)の内径部330Aにより支持されている。
複数の吸入ユニット310のそれぞれについて、継手部311の外径部311Aと接続部320(可撓性部材330)の内径部330Aとの間に軸受け700を装着した状態で、止め輪などの係合部材750の押圧力によりに、吸入ユニット310の継手部311、軸受け700及び接続部320(可撓性部材330)は、X方向の相対的な移動が抑制された係合状態になる。
接続部320の構成として、図7では可撓性部材330の例を示しているが、可撓性部材330に限られず、関節部材340の内径部で軸受け700の外輪を支持するようにすることも可能である。軸受け700の種類は特に限定するものではなく、種々の軸受けを用いることが可能である。例えば、針状ころ軸受を用いることにより、燃料吸入装置300の小型化、軽量化が可能になる。また、第3実施形態の燃料吸入装置300の構成を第2実施形態で説明した燃料吸入装置に適用することも可能である。
回動支持部(軸受け700)は、ハウジング2(燃料タンク22)の前後方向に沿った軸回りに、複数の吸入ユニット310の回動を支持する。継手部311と接続部320(図7の例では、可撓性部材330)との間で軸受け700を設け、吸入ユニット310を支持することにより、吸入ユニット310は、飛行体100の姿勢変化に応じて、ハウジング2(燃料タンク22)の前後方向に沿った軸回りに回転することが可能になる。複数の吸入ユニット310による燃料吸入方向の自由度を増やすことができ、これにより、燃料の供給安定性を高めることができ、エア噛みの発生を防止することができる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、飛行体としてヘリコプタを例示したが、このような回転式航空機以外にも、固定翼航空機や飛行船といった航空機の他、飛行型パーソナルモビリティ、宇宙船或いはスペースシャトル等にも本発明は適用可能である。固定翼航空機としては、グライダに代表される滑空機や、プロペラ機に代表される飛行機を挙げることができる。電気推進式ではない飛行体にも本発明は適用可能である。
電源装置の連結部位は、機体の底面の他、機体の翼部上面、機体の翼部底面を挙げることができる。電源装置が供給する電力は、モータ等の駆動源を構成する電力負荷に供給される電力であってもよいし、駆動源以外の電力負荷に供給される電力であってもよいし、双方に供給される電力であってもよい。
電源装置は、一つの飛行体に複数設けられてもよい。複数設ける場合、飛行体の幅方向に並設してもよいし、飛行体の前後方向に一列に配置してもよい。
上記実施形態では、ハウジング2が円筒形状の例を挙げたが、角筒形状等、他の筒形状であってもよい。また、ハウジング2が円筒形状の部分と角筒形状の部分とを含んでいてもよい。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は、少なくとも以下の電源装置を有する飛行体を開示する。
構成1.上記実施形態の電源装置(例えば1)を有する飛行体(例えば100)は、発電手段(例えば4)と、前記発電手段の燃料を貯留する貯留部(例えば22)と前記発電手段を収容する収容部(例えば21)とを含む中空の長尺形状を有するハウジング(例えば2)とを備え、電力負荷に電力を供給する電源装置(1)を有する飛行体(100)であって、前記電源装置(1)は、
前記貯留部(22)の内部に配置され、前記燃料を吸入する複数の吸入手段(例えば310)と、
前記貯留部(22)の前後方向にわたって配置された前記複数の吸入手段(310)と接続し、当該複数の吸入手段(310)の動きに応じて変形する中空の接続手段(例えば320)と、を備え、
前記接続手段(320)は、前記複数の吸入手段(310)で吸入された前記燃料を前記発電手段(4)に向けて供給する。
構成1の電源装置を有する飛行体によれば、燃料を安定して供給することが可能な電源装置を有する飛行体を提供することができるとともに、燃料ポンプの運転時における吸引圧の低下や、燃料供給量が低下するエア噛みを防止することができる。
構成2.上記実施形態の電源装置を有する飛行体では、前記接続手段(320)は、
前記複数の吸入手段と接続する中空の関節部材(例えば330)を有し、
前記関節部材(330)を介して、前記複数の吸入手段(310)で吸入された前記燃料を前記発電手段(4)に向けて供給する。
構成2の電源装置を有する飛行体によれば、中空の関節部材の弾性特性(弾性変形)により、吸入ユニットは、飛行体の飛行姿勢に応じて、燃料タンク(貯留部)内において燃料が溜まっている方向(鉛直下向きの方向)に向きを変えることが可能になる。これにより、燃料を安定して供給することが可能になるとともに、燃料ポンプの運転時における吸引圧の低下や、燃料供給量が低下するエア噛みを防止することができる。
構成3.上記実施形態の電源装置を有する飛行体では、前記接続手段(320)は、弾性特性の異なる部材として、
前記複数の吸入手段(310)と接続する中空の可撓性部材(330)と、
前記可撓性部材と接続する中空の関節部材(340)と、を有し、
前記可撓性部材(330)及び前記関節部材(340)を介して、前記複数の吸入手段(310)で吸入された前記燃料を前記発電手段(4)に向けて供給する。
構成3の電源装置を有する飛行体によれば、異なる弾性特性を有する複数の部材(可撓性部材及び関節部材)を組み合わせることにより、弾性変形の自由度を高めることができ、飛行体の姿勢変化に基づいて生じる吸入ユニットの動きに対応した追従性を高めることが可能になる。これにより、燃料を安定して供給することが可能になるとともに、燃料ポンプの運転時における吸引圧の低下や、燃料供給量が低下するエア噛みを防止することができる。
構成4.上記実施形態の電源装置を有する飛行体では、前記複数の吸入手段(310)は、それぞれ、
前記接続手段(320)と接続する継手部(例えば311)と、
前記継手部(311)の内部に形成された中空の流路(例えば312)に前記燃料を吸入する吸入口(例えば313)と、
前記吸入口(313)を開閉する開閉弁(例えば314)と、を有する。
構成4の電源装置を有する飛行体によれば、燃料を吸引しない状態では、開閉弁を閉状態とすることで空気の流入(混入)を防ぎ、燃料ポンプの運転時における吸引圧の低下や、燃料供給量が低下するエア噛み防止効果を、より一層高めることができる。
構成5.上記実施形態の電源装置を有する飛行体では、前記貯留部(22)は当該貯留部の内部を前後方向に区画する隔壁(例えば400)を更に備え、
前記複数の吸入手段(310)のぞれぞれは前記隔壁(400)で区画された領域に配置される。
構成5の電源装置を有する飛行体によれば、隔壁により区画された領域内に燃料を集めやすくすることができる。吸入ユニットで燃料を吸引し、吸入された燃料を接続部により発電機に向けて供給することにより、燃料の供給安定性を高めることができ、また、エア噛みの発生を防止することができる。
構成6.上記実施形態の電源装置を有する飛行体では、前記隔壁(400)には、前記区画された領域間で前記燃料が連通可能な連通孔(例えば420)が形成されている。
構成6の電源装置を有する飛行体によれば、飛行体の姿勢変化により、燃料が連通孔を介して領域間で流れるようにすることができ、隔壁により区画された領域内に燃料を集めやすくすることができる。領域内に集めた燃料を吸入ユニットで燃料を吸引し、吸入された燃料を接続部により発電機に向けて供給することにより、燃料の供給安定性を高めることができ、また、エア噛みの発生を防止することができる。
構成7.上記実施形態の電源装置を有する飛行体では、前記電源装置(1)は、前記貯留部(22)の前後方向に対して交差する方向に配置された複数の吸入手段(310)を更に備える。
構成7の電源装置を有する飛行体によれば、燃料タンク(貯留部)内の、より広い範囲に設けられた吸入ユニットで燃料を吸引し、吸入された燃料を接続部により発電機に向けて供給することにより、燃料の供給安定性を高めることができ、また、エア噛みの発生を防止することができる。
構成8.上記実施形態の電源装置を有する飛行体では、前記電源装置(1)は、前記複数の吸入手段(310)の継手部(311)と前記接続手段(320)の内径部との間に設けられた回動支持手段(例えば700)を更に有し、
前記回動支持手段(700)は、前記ハウジング(2)の前後方向に沿った軸回りに、前記複数の吸入手段(310)の回動を支持する。
構成8の電源装置を有する飛行体によれば、吸入ユニットは、飛行体の姿勢変化に応じて、ハウジング(燃料タンク)の前後方向に沿った軸回りに回転することが可能になる。複数の吸入ユニットによる燃料吸入方向の自由度を増やすことができ、これにより、燃料の供給安定性を高めることができ、エア噛みの発生を防止することができる。
1:電源装置、2:ハウジング、4:発電機、22:燃料タンク(貯留部)、
300:燃料吸入装置、310:吸入ユニット、311:継手部、
312:流路、313:吸入口、314:開閉弁、320:接続部、
330:可撓性部材、340:関節部材、400:隔壁、420:連通孔、
700:回動支持部(軸受け)

Claims (8)

  1. 発電手段と、前記発電手段の燃料を貯留する貯留部と前記発電手段を収容する収容部とを含む中空の長尺形状を有するハウジングとを備え、電力負荷に電力を供給する電源装置を有する飛行体であって、前記電源装置は、
    前記貯留部の内部に配置され、前記燃料を吸入する複数の吸入手段と、
    前記貯留部の前後方向にわたって配置された前記複数の吸入手段と接続し、当該複数の吸入手段の動きに応じて変形する中空の接続手段と、を備え、
    前記接続手段は、前記複数の吸入手段で吸入された前記燃料を前記発電手段に向けて供給することを特徴とする飛行体。
  2. 前記接続手段は、
    前記複数の吸入手段と接続する中空の関節部材を有し、
    前記関節部材を介して、前記複数の吸入手段で吸入された前記燃料を前記発電手段に向けて供給することを特徴とする請求項1に記載の飛行体。
  3. 前記接続手段は、弾性特性の異なる部材として、
    前記複数の吸入手段と接続する中空の可撓性部材と、
    前記可撓性部材と接続する中空の関節部材と、を有し、
    前記可撓性部材及び前記関節部材を介して、前記複数の吸入手段で吸入された前記燃料を前記発電手段に向けて供給することを特徴とする請求項1に記載の飛行体。
  4. 前記複数の吸入手段は、それぞれ、
    前記接続手段と接続する継手部と、
    前記継手部の内部に形成された中空の流路に前記燃料を吸入する吸入口と、
    前記吸入口を開閉する開閉弁と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の飛行体。
  5. 前記貯留部は当該貯留部の内部を前後方向に区画する隔壁を更に備え、
    前記複数の吸入手段のぞれぞれは前記隔壁で区画された領域に配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の飛行体。
  6. 前記隔壁には、前記区画された領域間で前記燃料が連通可能な連通孔が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の飛行体。
  7. 前記電源装置は、前記貯留部の前後方向に対して交差する方向に配置された複数の吸入手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の飛行体。
  8. 前記電源装置は、前記複数の吸入手段の継手部と前記接続手段の内径部との間に設けられた回動支持手段を更に有し、
    前記回動支持手段は、前記ハウジングの前後方向に沿った軸回りに、前記複数の吸入手段の回動を支持することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の飛行体。
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