JP2021132894A - オーラルケア部材用スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】オーラルケア部材同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能なオーラルケア部材用スタンドを得る。【解決手段】オーラルケア部材用スタンド10は、一方向に延在する本体部21と、本体部21に一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得る口腔挿入部22と、を有するオーラルケア部材20を保持するものである。このオーラルケア部材用スタンド10は、本体部21の被保持部23を保持可能な保持部12を複数有するスタンド本体11を備えている。そして、保持部12は、第1の保持部13と、第1の保持部13よりも高さが高い第2の保持部14と、を備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、オーラルケア部材用スタンドに関する。
従来、次の特許文献1に開示されているように、複数個の歯ブラシ(オーラルケア部材)を保持することが可能な保持部を複数有する歯ブラシスタンド(オーラルケア部材用スタンド)が提案されている。
ここで、歯ブラシ等のオーラルケア部材は、ブラシ部等の先端が柄の軸中心に対して突出した偏心形状をしている。そのため、歯ブラシスタンドには、回転により各々のブラシ部が互いに干渉してしまわないように距離をおいて保持部を設置する必要があり、歯ブラシスタンドが大型化してしまう。
そこで、この特許文献1では、歯ブラシを歯ブラシスタンドに保持した状態で、歯ブラシが歯ブラシスタンドに対して外方に傾いた姿勢で立つようにしている。こうすることで、歯ブラシスタンドが大型化してしまうことを抑制しつつ、各歯ブラシのブラシ部が互いに干渉してしまうことが抑制できるようにしている。
特開平09−028594号公報
しかしながら、上記従来の技術では、歯ブラシが歯ブラシスタンドに対して外方に傾いた姿勢で立つようにしているため、歯ブラシを歯ブラシスタンドに保持したときには、歯ブラシの先端部分が歯ブラシスタンドの外方に突出してしまう。
このように、歯ブラシの先端部分が歯ブラシスタンドの外方に突出してしまうと、歯ブラシの先端部分が存在するための空間を歯ブラシスタンドの外方に確保する必要があり、歯ブラシスタンドの置き場所が制約されてしまう。
そこで、本開示は、オーラルケア部材同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能なオーラルケア部材用スタンドを得ることを目的とする。
本開示の一態様にかかるオーラルケア部材用スタンドは、一方向に延在する本体部と、前記本体部に前記一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得る口腔挿入部と、を有するオーラルケア部材を保持するものである。このオーラルケア部材用スタンドは、本体部の被保持部を保持可能な保持部を複数有するスタンド本体を備えている。そして、保持部は、第1の保持部と、第1の保持部よりも高さが高い第2の保持部と、を備えている。
本開示の他の態様にかかるオーラルケア部材用スタンドは、一方向に延在する本体部と、前記本体部に前記一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得る口腔挿入部と、を有するオーラルケア部材を保持するものである。このオーラルケア部材用スタンドは、本体部の被保持部を保持可能な保持部を複数有するスタンド本体を備えている。そして、保持部は、本体部を鉛直方向に対して傾斜させつつ平面視で口腔挿入部が存在可能な領域がスタンド本体の領域内に収まるようにした状態で、オーラルケア部材を保持できるように形成されている。
本開示によれば、オーラルケア部材同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能なオーラルケア部材用スタンドを得ることができる。
実施の形態1にかかるオーラルケア部材用スタンドにオーラルケア部材を保持した状態を示す斜視図。 実施の形態1にかかるオーラルケア部材をオーラルケア装置本体に装着する前の状態を示す側面図。 実施の形態1にかかるオーラルケア部材をオーラルケア装置本体に装着した状態を示す断面図。 実施の形態1にかかるオーラルケア部材を示す側面図。 実施の形態1にかかるオーラルケア部材用スタンドとオーラルケア部材との関係を説明する平面図。 実施の形態1にかかるオーラルケア部材用スタンドにオーラルケア部材を保持した状態を示す側面図。 他の例1にかかるオーラルケア部材をオーラルケア装置本体に装着する前の状態を示す側面図。 他の例1にかかるオーラルケア部材をオーラルケア装置本体に装着した状態を示す断面図。 他の例2にかかるオーラルケア部材を示す側面図。 実施の形態2にかかるオーラルケア部材用スタンドおよびオーラルケア部材を示す斜視図。 実施の形態3にかかるオーラルケア部材用スタンドにオーラルケア部材を保持した状態を示す平面図。 実施の形態3にかかるオーラルケア部材用スタンドにオーラルケア部材を保持した状態を示す側面図。 実施の形態3にかかるオーラルケア部材用スタンドとオーラルケア部材との関係を説明する平面図。 実施の形態3にかかるオーラルケア部材用スタンドに保持されるブラシ部を有するオーラルケア部材同士の関係を説明する側面図。 実施の形態3にかかるオーラルケア部材用スタンドに保持されるノズルを有するオーラルケア部材同士の関係を説明する側面図。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
本実施の形態1では、図1から図3に示すように、オーラルケア部材用スタンドとして、ノズルアタッチメント(アタッチメント:オーラルケア部材)20を保持(設置)することが可能なアタッチメントスタンド10を例示している。
ノズルアタッチメント20は、図2および図3に示すように、口腔洗浄装置本体(オーラルケア装置本体)30に着脱可能に装着されるものである。このノズルアタッチメント20は、口腔洗浄装置本体30に装着されることで、例えば、口腔洗浄装置本体30に内蔵された図示せぬポンプにより昇圧された液体(水、洗浄水等)が先端のノズル22から噴射されるようになっている。
そして、口腔洗浄装置本体30に装着されたノズルアタッチメント20のノズル22を口腔内に向けた状態で、ノズル22から昇圧された液体を噴射することで、使用者等の口腔内を洗浄できるようになっている。
このように、本実施の形態1にかかるノズルアタッチメント20および口腔洗浄装置本体30は、ノズル22から昇圧された液体を噴射することで、使用者等の口腔内を洗浄することができる装置(オーラルケア装置)である。
このオーラルケア装置は、一般的に、1つの口腔洗浄装置本体30と複数個のノズルアタッチメント20とを備えている。こうすれば、1つの口腔洗浄装置本体30を共有しつつ、例えば、家族等の同居人の各々が専用のノズルアタッチメント20を持つことが可能となる。
そして、本実施の形態1にかかるアタッチメントスタンド10は、オーラルケア装置を使用していないとき等、口腔洗浄装置本体30に装着されていないノズルアタッチメント20を保持するためのスタンドである。
したがって、本実施の形態1にかかるアタッチメントスタンド10は、1つのスタンドに4個(複数個)のノズルアタッチメント20を保持することができるようになっている。
具体的には、アタッチメントスタンド10は、図1に示すように、スタンド本体11を備えている。スタンド本体11は、例えば、合成樹脂等の材料を用いて形成することができ、平面視における領域R1(平面視における輪郭形状)が角部に丸みを帯びた正方形状(四角形状)となるように形成されている(図5参照)。このスタンド本体11は、例えば、洗面台等の載置面1に載置された状態で用いることができる(図6参照)。
そして、スタンド本体11には、スタンド本体11を載置面1上に載置した状態で鉛直方向に延在して上方に開口する保持孔121が4個(複数個)形成されている。
本実施の形態1では、4つの保持孔121が、それぞれノズルアタッチメント20を保持することが可能な保持部12となっている。具体的には、4つの保持孔121(保持部12)が、平面視における形状が略正方形状をした領域R1を4分割した部位のそれぞれの中央部に形成されている。
一方、この保持部12に保持されるノズルアタッチメント20は、一方向に延在するノズル本体(本体部)21と、ノズル本体21に一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得るノズル(口腔挿入部)22と、を備えている。
そして、ノズル本体21の突部(被保持部)23を保持孔121に挿入させることで、ノズルアタッチメント20がスタンド本体11に保持されるようにしている。
本実施の形態1では、ノズル本体21の突部23を口腔洗浄装置本体30の挿入孔(接続部)31に挿入させることで、ノズルアタッチメント20が口腔洗浄装置本体30に装着されるようになっている。すなわち、本実施の形態1では、保持部12に保持されるノズル本体21の突部(被保持部)23が、口腔洗浄装置本体(オーラルケア装置本体)30の挿入孔(接続部)31に接続される被接続部を兼ねるようにしている。
なお、本実施の形態1では、ノズル本体21の突部23に形成された係合溝23aに、口腔洗浄装置本体30の挿入孔31に形成された係合突起31aを係合させることで、ノズルアタッチメント20が口腔洗浄装置本体30に装着されるようになっている。
このとき、ノズルアタッチメント20を口腔洗浄装置本体30に装着させた際に、ノズルアタッチメント20内に形成された液体流路20aが口腔洗浄装置本体30内に形成された液体吐出路30aと連通するようにしている(図3参照)。
このように、本実施の形態1では、ノズルアタッチメント20をスタンド本体11に保持させたときには、ノズル本体21が鉛直方向(一方向)に延在し、ノズル22がノズル本体21に対して鉛直方向と交差する方向に突出するようになっている。
このとき、隣り合う保持孔121へのノズルアタッチメント20の挿入状態によっては、各ノズルアタッチメント20のノズル22が互いに対向してしまう場合がある。
また、本実施の形態1では、保持部12がノズルアタッチメント20を回転自在に保持できるように構成されており、保持部12に保持されたノズルアタッチメント20が回転することで、隣り合う保持部12に保持されたノズルアタッチメント20のノズル22が互いに対向してしまう場合がある。
そのため、ノズルアタッチメント20を鉛直方向の下方に移動させて保持部12に保持させるときに、ノズル22の位置を同じ高さとする場合には、隣り合うノズル22同士が干渉してしまわないように2つの保持部12間の距離を大きくする必要がある。
そして、2つの保持部12間の距離を大きくすると、アタッチメントスタンド10が水平方向に大型化してしまい、アタッチメントスタンド10の置き場所が制約されてしまう。
そこで、本実施の形態1では、隣り合うノズル22同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることができるようにした。具体的には、隣り合うノズル22同士の干渉を抑制しつつ、アタッチメントスタンド10の水平方向の小型化を図ることができるようにした。
本実施の形態1では、スタンド本体11が、ベース部111と、上面112aがベース部111の上面111aよりも上方に位置するように突出した突出部112と、を備えるようにした。
さらに、本実施の形態1では、ベース部111と突出部112とを一体成形することでスタンド本体11を形成している。具体的には、スタンド本体11の形状を、略直方体状のベース部111の対角となる2か所に略直方体状の突出部112が形成された形状としている。すなわち、スタンド本体11に、1つの対角線方向に並ぶように2つの突出部112が形成されており、突出部112が形成されていない部位が他の対角線方向に並ぶように2か所に形成されるようにしている。
そして、2つの突出部112のそれぞれの上面112aの略中央部に保持孔121が形成されるようにしている。また、他の対角線方向に並ぶように形成されたベース部111のそれぞれの上面111aの略中央部に保持孔121が形成されるようにしている。
ここで、本実施の形態1では、ベース部111の上面111aの略中央部に形成された保持孔121へのノズルアタッチメント20の挿入は、ノズル本体21の下部に形成された下面21bをベース部111の上面111aに当接させることで規制されている。一方、突出部112の上面112aの略中央部に形成された保持孔121へのノズルアタッチメント20の挿入は、ノズル本体21の下部に形成された下面21bを突出部112の上面112aに当接させることで規制されている。
そして、突出部112の上面112aは、ベース部111の上面111aよりも上方に位置している。
したがって、突出部112に形成された保持部12に保持したノズルアタッチメント20の方が、ベース部111に形成された保持部12に保持したノズルアタッチメント20よりも上方に位置することになる。
こうすれば、突出部112に保持したノズルアタッチメント20のノズル22と、ベース部111に保持したノズルアタッチメント20のノズル22との高さ位置を異ならせることができる。
なお、保持孔121へのノズルアタッチメント20の挿入が保持孔121の底面121aで規制されるようにしてもよい。そして、複数の保持孔121が底面121aの高さ位置が異なる保持孔121を有するようにしてもよい。こうすることでも、ノズルアタッチメント20のノズル22の高さ位置を異ならせることができる。
このように、本実施の形態1では、保持部12は、第1の保持部13と、第1の保持部13よりも高さが高い第2の保持部14と、を備えている。なお、本実施の形態1では、ベース部111に形成された保持部12が第1の保持部13に相当しており、突出部112に形成された保持部12が第2の保持部14に相当している。
そして、平面視における第1の保持部13の中心O1から第2の保持部14の中心O2までの距離p1が、複数の保持部12の間の距離の最短距離となるようにしている。すなわち、平面視で最短距離にある2つの保持部12が第1の保持部13と第2の保持部14となるようにしている。
また、平面視における1つの第1の保持部13の中心O1から他の第1の保持部13の中心O1までの距離p2が、複数の保持部12の間の距離の最短距離である距離p1よりも大きくなるようにしている。さらに、平面視における1つの第2の保持部14の中心O2から他の第2の保持部14の中心O2までの距離も、距離p2と同じ距離となるようにしている。
すなわち、平面視で最短距離(距離p1)よりも離れている2つの保持部12が第1の保持部13同士または第2の保持部14同士となるようにしている。
さらに、本実施の形態1では、図5に示すように、保持部12が、ノズルアタッチメント20を保持した場合にノズル22が存在可能な領域R2が、平面視でスタンド本体11の領域R1内に収まるように、保持部12をスタンド本体11に形成している。
こうすることで、ノズルアタッチメント20を保持部12に保持したときに、ノズル22の突出方向がどの方向を向いていたとしても、スタンド本体11の外方(水平方向の外側)にはみ出してしまうことを抑制できるようにしている。
また、本実施の形態1では、図5に示すように、領域R3と領域R4とが平面視で一部重なり合うようにしている。ここで、領域R3は、第1の保持部13にノズルアタッチメント20を保持した場合にノズル22が存在可能な領域のことである。また、領域R4は、領域R3が形成されるノズルアタッチメント20が配置された第1の保持部13に最も近い位置に配置される第2の保持部14にノズルアタッチメント20を保持した場合にノズル22が存在可能な領域のことである。
本実施の形態1では、領域R3は、下方に向けて縮径する円錐台の上部に上方に向けて縮径する円錐台を配置したような形状をしており、平面視では、第1の保持部13の中心O1を中心とする円内の領域となる(図5参照)。同様に、領域R4は、下方に向けて縮径する円錐台の上部に上方に向けて縮径する円錐台を配置したような形状をしており、平面視では、第2の保持部14の中心O2を中心とする円内の領域となる(図5参照)。
言い換えると、第1の保持部13および第2の保持部14が、p1<2×bの関係を満たすように配置されるようにしている。ここで、bは、ノズル本体21の中心O3からノズル22の先端までの一方向と直交する方向の幅のことである。また、p1は、第1の保持部13の中心O1から第2の保持部14の中心O2までの距離のことである。
こうすることで、同じ高さで保持した場合にはノズルアタッチメント20(ノズル22)同士が干渉してしまう距離に、第1の保持部13と第2の保持部14とが配置されるようにし、スタンド本体の小型化を図ることができるようにしている。
さらに、本実施の形態1では、ノズル22の一方向の長さをaとし、第1の保持部13と第2の保持部14との高さの差をxとした場合に、第1の保持部13および第2の保持部14が、x>aの関係を満たすように配置されるようにしている(図6参照)。
こうすることで、ノズルアタッチメント20のノズル22同士が干渉してしまうことをより確実に抑制できるようにしている。
そして、第1の保持部13および第2の保持部14が、p1>b+cの関係を満たすように配置されるようにしている。ここで、cは、ノズル本体21の中心O3から外面21aまでの長さのことである。
こうすることで、ノズルアタッチメント20のノズル22が隣り合うノズルアタッチメント20のノズル本体21と干渉してしまうことをより確実に抑制できるようにしている。
さらに、本実施の形態1では、1つの第1の保持部13と他の第1の保持部13とが、p2>2×bの関係を満たすように配置されるようにしている。また、1つの第1の保持部13と他の第1の保持部13とが、p2>2×bの関係を満たすように配置されるようにしている。ここで、p2は、1つの第1の保持部13の中心O1から他の第1の保持部13の中心O1までの距離のことである。なお、本実施の形態1では、p2は、1つの第2の保持部14の中心O2から他の第2の保持部14の中心O2までの距離のことでもある。
こうすることで、同じ高さで保持した場合であっても、ノズルアタッチメント20同士が干渉してしまうことを抑制できるようにしている。
なお、図4に示すdは、ノズル本体21における保持部12に保持した状態でスタンド本体11の上面(ベース部111の上面111aまたは突出部112の上面112a)よりも上方に位置する部位の一方向の長さのことである。
アタッチメントスタンド10の構成を上述した構成とすれば、ノズルアタッチメント20同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能となる。
なお、オーラルケア部材用スタンドとして、電動歯ブラシのアタッチメント(アタッチメント:オーラルケア部材)20Aを保持(設置)することが可能なアタッチメントスタンドとすることも可能である。
図7および図8には、電動歯ブラシのアタッチメント20Aの一例を示している。図7および図8に示す電動歯ブラシのアタッチメント20Aは、電動歯ブラシ本体(オーラルケア装置本体)30Aに着脱可能に装着されるものである。
この電動歯ブラシのアタッチメント20Aは、一方向に延在する本体部21Aと、本体部21Aに一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得るブラシ部(口腔挿入部)22Aと、を備えている。そして、本体部21Aの凹部(被保持部)23A内に、電動歯ブラシ本体30Aに振動可能に形成された振動子(接続部)31Aを挿入することで、電動歯ブラシのアタッチメント20Aが電動歯ブラシ本体30Aに装着されるようになっている。このとき、凹部23A内に形成された係合突起23aAを振動子31Aに設けられた係合溝31aAに係合させるようにしている。
そして、図7および図8に示す電動歯ブラシのアタッチメント20Aを電動歯ブラシ本体30Aに装着した状態で図示せぬスイッチを操作して電源をオンにすることで、振動子31Aの振動に連動してブラシ部22Aが振動するようにしている。
このように、図7および図8に示す電動歯ブラシのアタッチメント20Aおよび電動歯ブラシ本体30Aは、ブラシ部22Aを電動により振動させることで使用者等の歯を磨くことができる装置(オーラルケア装置)である。
図7および図8に示すオーラルケア装置も、1つの電動歯ブラシ本体30Aと複数個の電動歯ブラシのアタッチメント20Aとを備えている。すなわち、1つの電動歯ブラシ本体30Aを共有しつつ複数人が専用の電動歯ブラシのアタッチメント20Aを持てるようになっている。
そして、複数個の電動歯ブラシのアタッチメント20Aを保持するアタッチメントスタンドを、上述したアタッチメントスタンド10のようにすれば、電動歯ブラシのアタッチメント20A同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能となる。
なお、図7および図8に示す電動歯ブラシのアタッチメント20Aをアタッチメントスタンドに保持する場合、保持孔121ではなく保持突起を形成し、この保持突起を保持部として機能させるのが好ましい。こうすれば、保持部に保持される本体部21Aの凹部(被保持部)23Aが、電動歯ブラシ本体(オーラルケア装置本体)30Aの振動子(接続部)31Aに接続される被接続部を兼ねることができる。
ただし、上述したアタッチメントスタンド10と同様にスタンド本体に形成された保持孔を保持部として機能させることも可能である。この場合、本体部21Aの下端部を保持孔に挿入することで、電動歯ブラシのアタッチメント20Aをアタッチメントスタンドに保持することになる。
そして、複数個の電動歯ブラシのアタッチメント20Aを保持するアタッチメントスタンドに形成される複数の保持部は、上述したアタッチメントスタンド10と同様の条件を満たすように形成することができる。
なお、電動歯ブラシのアタッチメント20Aでは、ブラシ部22Aの一方向の長さがa、本体部21Aの中心O4からブラシ部22Aの先端までの一方向と直交する方向の幅がbとなっている。また、本体部21Aの中心O4から外面21aAまでの長さがc、本体部21Aの一方向の長さ、すなわち、本体部21Aにおける保持部に保持した状態でスタンド本体の上面よりも上方に位置する部位の一方向の長さがdとなっている。
また、オーラルケア部材用スタンドとして、歯ブラシ(オーラルケア部材)20Bを保持(設置)することが可能なスタンドとすることも可能である。
図9には、歯ブラシ20Bの一例を示している。図9に示す歯ブラシ20Bは、一方向に延在する柄(本体部)21Bと、柄21Bに一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得るブラシ部(口腔挿入部)22Bと、を備えている。
そして、複数個の歯ブラシ20Bを保持するスタンドを、上述したアタッチメントスタンド10のようにすれば、歯ブラシ20B同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能となる。
なお、図9に示す歯ブラシ20Bをスタンドに保持する場合、柄の下端部(被保持部)23Bを保持孔に挿入することで、歯ブラシ20Bをスタンドに保持することになる。したがって、保持孔への歯ブラシ20Bの挿入は、保持孔の底面で規制されることになる。
そして、複数個の歯ブラシ20Bを保持するスタンドに形成される複数の保持部は、上述したアタッチメントスタンド10と同様の条件を満たすように形成することができる。
なお、歯ブラシ20Bでは、ブラシ部22Bの一方向の長さがa、柄21Bの中心O5からブラシ部22Bの先端までの一方向と直交する方向の幅がbとなっている。また、柄21Bの中心O5から外面21aBまでの長さがc、柄21Bにおける保持部に保持した状態でスタンド本体の上面よりも上方に位置する部位の一方向の長さがdとなっている。
(実施の形態2)
本実施の形態2でも、オーラルケア部材用スタンドとして、ノズルアタッチメント(アタッチメント:オーラルケア部材)20を保持(設置)することが可能なアタッチメントスタンド10Cを例示している。
本実施の形態2にかかるアタッチメントスタンド10Cは、基本的に上記実施の形態1で示したアタッチメントスタンド10とほぼ同様の構成をしており、図10に示すように、スタンド本体11Cを備えている。このスタンド本体11Cは、例えば、合成樹脂等の材料を用いて形成することができ、平面視における輪郭形状が角部に丸みを帯びた正方形状(四角形状)となるように形成されている。
本実施の形態2では、スタンド本体11Cは、略直方体状のベース部111Cを備えており、スタンド本体11Cを載置面1上に載置した状態で鉛直方向に延在して上方に開口する保持孔121Cが4個(複数個)形成されている。そして、4つの保持孔121Cが、それぞれノズルアタッチメント20を保持することが可能な保持部12Cとなっている。
すなわち、ノズル本体21の突部(被保持部)23を保持孔121Cに挿入させることで、ノズルアタッチメント20がスタンド本体11Cに保持されるようにしている。このとき、ベース部111Cに形成された保持孔121へのノズルアタッチメント20の挿入は、ノズル本体21の下部に形成された下面21bをベース部111Cの上面111aCに当接させることで規制されている。
ここで、本実施の形態2でも、隣り合うノズル22同士の干渉を抑制しつつ、アタッチメントスタンド10Cの水平方向の小型化を図ることができるようにしている。
具体的には、スタンド本体11Cを、保持部12Cの高さを変えることができるように構成した。
本実施の形態2では、スタンド本体11Cが、ベース部111Cに着脱自在に装着されるブロック状の嵩上げ部材112Cを備えている、そして、嵩上げ部材112Cをベース部111Cに装着することで、スタンド本体11Cの上面の一部(嵩上げ部材112Cの上面112aC)がベース部111Cの上面111aCよりも上方に位置するようにしている。
本実施の形態2では、ブロック状の嵩上げ部材112Cは、平面視の大きさがベース部111Cの略4分の1程度の大きさをしている。この嵩上げ部材112Cは、上面112aCの略中央部に形成された保持孔121Cと、ベース部111Cに形成された保持孔121に挿入可能な接続突起112bCと、を備えている。
そして、ベース部111Cの対角線上に形成された2か所の保持孔121Cに嵩上げ部材112Cを装着させた場合には、上記実施の形態1で示したアタッチメントスタンド10とほぼ同様の形状となるようにしている。
このように、本実施の形態2では、1つ以上の嵩上げ部材112Cをベース部111Cに装着させることで、スタンド本体11Cに保持したノズルアタッチメント20のノズル22の高さ位置が異なるようにしている。
なお、同じ位置に複数個の嵩上げ部材112Cを装着させることで、3段階以上の段差が形成されるようにすることも可能である。例えば、ベース部111Cに形成された4つの保持孔121Cのそれぞれに、異なる数の嵩上げ部材112Cを装着させることで、4つの保持孔121Cの高さ位置がすべて異なるスタンド本体11Cとすることができる。
そして、1つ以上の嵩上げ部材112Cをベース部111Cに装着させれば、スタンド本体11Cに形成される複数の保持部12Cが、第1の保持部13Cと、第1の保持部13Cよりも高さが高い第2の保持部14Cと、を備えることになる。なお、本実施の形態2では、ベース部111Cに形成された保持部12Cが第1の保持部13Cに相当しており、嵩上げ部材112Cに形成された保持部12Cが第2の保持部14Cに相当している。
そして、1つ以上の嵩上げ部材112Cを装着した状態で、アタッチメントスタンド10Cに形成される複数の保持部12C(第1の保持部13Cおよび第2の保持部14C)が、上述したアタッチメントスタンド10と同様の条件を満たすようにしている。本実施の形態2では、1つの嵩上げ部材112Cを装着させた場合、および、2つの嵩上げ部材112Cを対角線上に装着した場合には、上述したアタッチメントスタンド10と同様の条件を満たすようにしている。
こうすることでも、ノズルアタッチメント20同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能となる。
なお、スタンド本体の突出部を蛇腹状に形成するなどして、高さ方に伸縮自在な構成とすることで、保持部の高さを変えることができるスタンド本体とすることも可能である。
(実施の形態3)
本実施の形態3では、オーラルケア部材用スタンドとして、歯ブラシ(オーラルケア部材)20Bを保持(設置)することが可能なスタンド10Dを例示している。
本実施の形態3にかかるスタンド10Dは、図11および図12に示すように、スタンド本体11Dを備えている。このスタンド本体11Dは、例えば、合成樹脂等の材料を用いて形成することができ、平面視における輪郭形状が角部に丸みを帯びた正方形状(四角形状)となるように形成されている。
本実施の形態3では、スタンド本体11Dは、略直方体状のベース部111Dを備えており、このベース部111Dの上面111aDには、上方に開口する保持孔121Dが4個(複数個)形成されている。そして、4つの保持孔121Dが、それぞれ歯ブラシ20Bを保持することが可能な保持部12Dとなっている。また、本実施の形態3では、保持孔121Dへの歯ブラシ20Bの挿入が保持孔121Dの底面121aDで規制されている。
ここで、本実施の形態3では、保持孔121Dが、スタンド本体11Dを載置面1上に載置した状態で鉛直方向に対して傾斜した状態で上方に開口するように形成されている。
したがって、保持孔121Dに歯ブラシ20Bの柄21Bの下端部23Bを挿入すると、歯ブラシ20Bは、柄21Bが鉛直方向に対して傾斜した状態で保持部12Dに保持されることになる。なお、本実施の形態3では、4つの歯ブラシ20Bを保持した際には、各歯ブラシ20Bが、スタンド本体11Dの4辺に沿って配置されるようにしている。
そして、本実施の形態3においても、隣り合うブラシ部22B同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることができるようにしている。具体的には、隣り合うブラシ部22B同士の干渉を抑制しつつ、スタンド10Dの水平方向の小型化を図ることができるようにしている。
具体的には、歯ブラシ20Bを保持部12Dに保持した状態で、平面視におけるブラシ部(口腔挿入部)22Bが存在可能な領域R5がスタンド本体11Dの領域R1内に収まるようにした(図13参照)。
本実施の形態3では、ブラシ部(口腔挿入部)22Bが存在可能な領域R5は、円柱をスタンド本体11Dの辺に沿って傾斜させた形状をしており、平面視では略楕円状をしている。
こうすることで、歯ブラシ20Bを保持部12Dに保持したときに、ブラシ部22Bの突出方向がどの方向を向いていたとしても、スタンド本体11Dの外方(水平方向の外側)にはみ出してしまうことを抑制できるようにしている。
また、本実施の形態3では、スタンド本体11Dの辺に沿って隣り合う保持部12D同士が、p1<2×bの関係を満たすように配置されるようにしている。ここで、bは、柄21Bの中心O6からブラシ部22Bの先端までの一方向と直交する方向の幅のことである。また、p1は、スタンド本体11Dの辺に沿って隣り合う一方の保持部12Dの中心O6から他方の保持部12Dの中心O6までの距離のことである。
こうすることで、鉛直方向に挿入して同じ高さで保持した場合には歯ブラシ20B(ブラシ部22B)同士が干渉してしまう距離に、2つの保持部12Dが配置されるようにし、スタンド本体の小型化を図ることができるようにしている。
このとき、対角線上で隣り合う2つの保持部12Dは、p2>2×bの関係を満たすように配置されることになる。ここで、p2は、対角線上で隣り合う一方の保持部12Dの中心O6から他方の保持部12Dの中心O6までの距離のことである。
さらに、本実施の形態3では、図13に示すように、隣り合う領域R5同士が平面視で重なり合わないようにしている。
すなわち、保持部12Dに保持した歯ブラシ20Bが回転したとしても、ブラシ部22B同士が干渉してしまわないようにしている。
本実施の形態3で示す歯ブラシ20Bや図7および図8に示す電動歯ブラシのアタッチメント20Aのように口腔挿入部がブラシ部の場合、上述したp1<2×bの条件下で、dcosθ1+bsinθ1<p1+bを満たし、かつ、dcosθ1−bsinθ1>bを満たすように、a、b、d、θ1を設定すれば、隣り合う領域R5同士の干渉を抑制することができる(図14参照)。
ここで、aは、口腔挿入部(ブラシ部)の一方向の長さであり、bは、本体部の中心から口腔挿入部(ブラシ部)の先端までの一方向と直交する方向の幅のことである。また、dは、本体部における保持部に保持した状態で保持部の上面よりも上方に位置する部位の一方向の長さのことである。また、θ1は、本体部とベース部の上面とがなす角度のことである。
また、上記実施の形態1で示したノズルアタッチメント20のように口腔挿入部がノズル22の場合も、上述したp1<2×bの条件下で、dcosθ1+bsinθ1<p1+bを満たし、かつ、dcosθ1−bsinθ1>bを満たすように、a、b、d、θ1を設定すれば、隣り合う領域R5同士の干渉を抑制することができる。
ただし、口腔挿入部がノズル22の場合、領域R5は円柱ではなく、下方に向けて縮径する円錐台の上部に上方に向けて縮径する円錐台を配置したような形状をしている。
そのため、図15に示すように、スタンド本体11Dの一辺に沿って見たときに、隣り合うノズルアタッチメント20のうちの一方の領域R5の最大の楕円E1と、他方の領域R5の楕円E1側の直線L1とが重なり合わないようにすれば、隣り合う領域R5同士の干渉を抑制することができる。
具体的には、上述したp1<2×bの条件下で、d1>e1を満たすように、a、b、d、θ1を設定すれば、隣り合う領域R5同士の干渉を抑制することができる(図15参照)。ここで、e1は、直線L1と平行な接線L2となる楕円E1上の点を接点EPとした場合における楕円E1の中心O6から接点EPまでの長さのことである。また、d1は、中心O6および接点EPを通る直線と他方の領域R5の楕円E1側の直線L1との交点を交点LPとした場合における楕円E1の中心O6から交点LPまでの長さのことである。
[作用・効果]
以下では、上記実施の形態で示したオーラルケア部材用スタンドの特徴的構成およびそれにより得られる効果を説明する。
(1) 上記実施の形態で示したオーラルケア部材用スタンドは、一方向に延在する本体部と、前記本体部に前記一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得る口腔挿入部と、を有するオーラルケア部材を保持するものである。このオーラルケア部材用スタンドは、本体部の被保持部を保持可能な保持部を複数有するスタンド本体を備えている。そして、保持部は、第1の保持部と、第1の保持部よりも高さが高い第2の保持部と、を備えている。
このように、高さの異なる保持部にオーラルケア部材を保持させるようにすれば、同じ高さで保持した場合には、オーラルケア部材同士が干渉してしまう距離に配置させたとしても、オーラルケア部材同士が干渉してしまうことを抑制することが可能となる。
すなわち、(1)のオーラルケア部材用スタンドとすれば、オーラルケア部材同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能となる。
(2) また、上記(1)のオーラルケア部材用スタンドにおいて、保持部が、オーラルケア部材を保持した場合に口腔挿入部が存在可能な領域が、平面視でスタンド本体の領域内に収まるようにスタンド本体に形成されていてもよい。
こうすれば、オーラルケア部材を保持部に保持したときに、オーラルケア部材の口腔挿入部がスタンド本体の外部に突出してしまうことが抑制されるため、設置場所の自由度をより確実に向上させることができる。
(3) また、上記(1)または(2)のオーラルケア部材用スタンドにおいて、第1の保持部にオーラルケア部材を保持した場合に口腔挿入部が存在可能な領域は、平面視で、最も近い位置に配置される第2の保持部にオーラルケア部材を保持した場合に口腔挿入部が存在可能な領域と一部が重なり合うようにしてもよい。
こうすれば、同じ高さで保持した場合にはオーラルケア部材同士が干渉してしまう距離に、第1の保持部と第2の保持部とが配置されるため、スタンド本体の小型化を図ることができる。
(4) また、上記(1)から(3)のうちいずれか1つのオーラルケア部材用スタンドにおいて、保持部を3つ以上備えていてもよい。そして、平面視で最短距離にある2つの保持部が第1の保持部と第2の保持部となっていてもよい。また、平面視で最短距離よりも離れている2つの保持部が第1の保持部同士または第2の保持部同士であってもよい。
こうすれば、より簡素な構成で3つ以上の保持部を有するスタンド本体の小型化を図ることが可能となる。
(5) また、上記(1)から(4)のうちいずれか1つのオーラルケア部材用スタンドにおいて、スタンド本体は、保持部の高さを変えることができるように構成されていてもよい。
こうすれば、使用状況に応じて様々な形状のスタンド本体とすることが可能になる。
(6) また、上記(1)から(5)のうちいずれか1つのオーラルケア部材用スタンドにおいて、口腔挿入部の一方向の長さをaとし、第1の保持部と第2の保持部との高さの差をxとした場合に、第1の保持部および第2の保持部は、x>aの関係を満たすように配置されていてもよい。
こうすれば、オーラルケア部材の口腔挿入部同士が干渉してしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
(7) また、上記(1)から(6)のうちいずれか1つのオーラルケア部材用スタンドにおいて、本体部の中心から口腔挿入部の先端までの一方向と直交する方向の幅をbとし、第1の保持部の中心から第2の保持部の中心までの距離をp1とした場合に、第1の保持部および第2の保持部は、p1<2×bの関係を満たすように配置されていてもよい。
こうすれば、オーラルケア部材同士が干渉してしまうことを抑制しつつ、より確実にスタンド本体の小型化を図ることができるようになる。
(8) また、上記(1)から(7)のうちいずれか1つのオーラルケア部材用スタンドにおいて、本体部の中心から口腔挿入部の先端までの一方向と直交する方向の幅をb、本体部の中心から外面までの長さをcとし、第1の保持部の中心から第2の保持部の中心までの距離をp1とした場合に、第1の保持部および第2の保持部は、p1>b+cの関係を満たすように配置されていてもよい。
こうすれば、オーラルケア部材の口腔挿入部が隣り合うオーラルケア部材の本体部と干渉してしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
(9) また、上記(1)から(8)のうちいずれか1つのオーラルケア部材用スタンドにおいて、スタンド本体は、第1の保持部を複数有していてもよい。そして、本体部の中心から口腔挿入部の先端までの一方向と直交する方向の幅をbとし、1つの第1の保持部の中心から他の第1の保持部の中心までの距離をp2とした場合に、1つの第1の保持部と他の第1の保持部とは、p2>2×bの関係を満たすように配置されていてもよい。
こうすれば、同じ高さで保持した場合であっても、オーラルケア部材同士が干渉してしまうことを抑制することが可能となる。
(10) また、上記(1)から(9)のうちいずれか1つのオーラルケア部材用スタンドにおいて、オーラルケア部材は、保持部に回転自在に保持されるようにしてもよい。
こうすれば、オーラルケア部材同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能なオーラルケア部材用スタンドであって、保持部に保持した状態でオーラルケア部材が回転する構成としたオーラルケア部材用スタンドを得ることができる。また、より容易に、オーラルケア部材を保持部に保持させたり、オーラルケア部材を保持部から取り出したりすることができるようになる。
(11) また、上記(1)から(10)のうちいずれか1つのオーラルケア部材用スタンドにおいて、オーラルケア部材は、オーラルケア装置本体に着脱自在に装着されるアタッチメントであってもよい。
こうすれば、オーラルケア装置本体に着脱自在に装着されるアタッチメント同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能なオーラルケア部材用スタンドを得ることができる。
(12) また、上記(11)のオーラルケア部材用スタンドにおいて、アタッチメントのオーラルケア装置本体の接続部に接続される被接続部が被保持部を兼ねていてもよい。
このように、アタッチメントのオーラルケア装置本体の接続部に接続される被接続部が被保持部を兼ねるようにすれば、アタッチメント専用のオーラルケア部材用スタンドとすることが可能となる。また、アタッチメントに被接続部とは別に被保持部を設ける必要がなくなるため、アタッチメントの構成の簡素化を図ることができるようになる。
(13) また、 上記実施の形態で示したオーラルケア部材用スタンドは、一方向に延在する本体部と、前記本体部に前記一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得る口腔挿入部と、を有するオーラルケア部材を保持するものである。
このオーラルケア部材用スタンドは、本体部の被保持部を保持可能な保持部を複数有するスタンド本体を備えている。
そして、保持部は、本体部を鉛直方向に対して傾斜させつつ平面視で口腔挿入部がスタンド本体の領域内に収まるようにした状態で、オーラルケア部材を保持できるように形成されている。
こうすれば、本体部を鉛直方向に沿って保持した場合には、オーラルケア部材同士が干渉してしまう距離に配置させたとしても、オーラルケア部材同士が干渉してしまうことを抑制することが可能となる。
すなわち、(13)のオーラルケア部材用スタンドとすれば、オーラルケア部材同士の干渉を抑制しつつ、設置場所の自由度をより向上させることが可能となる。
また、オーラルケア部材を鉛直方向に対して傾斜させつつ平面視で口腔挿入部がスタンド本体の領域内に収まるようにした状態で保持させるようにすれば、スタンド本体の高さ方向の小型化を図ることも可能となる。
[その他]
以上、本開示にかかるオーラルケア部材用スタンドの内容を説明したが、これらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上記各実施の形態では、アタッチメントスタンドの底面形状として、角部に丸みを帯びた四角形状としたものを例示したが、アタッチメントスタンドの底面形状は、円形状、三角形状など様々な形状とすることが可能である。
また、スタンド本体や保持部、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
以上のように、本開示にかかるオーラルケア部材用スタンドは、設置場所の自由度をより向上させることが可能となるので、口腔内を清掃や洗浄する各種のオーラルケア部材、例えば、電動歯ブラシのアタッチメント、口腔洗浄器のノズル、歯ブラシ等を置くためのスタンドとして利用できる。
10 アタッチメントスタンド(オーラルケア部材用スタンド)
11 スタンド本体
12 保持部
13 第1の保持部
14 第2の保持部
10C アタッチメントスタンド(オーラルケア部材用スタンド)
11C スタンド本体
111C ベース部
12C 保持部
13C 第1の保持部
14C 第2の保持部
10D スタンド(オーラルケア部材用スタンド)
11D スタンド本体
12D 保持部
20 ノズルアタッチメント(アタッチメント:オーラルケア部材)
21 ノズル本体(本体部)
21a 外面
22 ノズル(口腔挿入部)
23 突部(被接続部:被保持部)
20A 電動歯ブラシのアタッチメント(アタッチメント:オーラルケア部材)
21A 本体部
21aA 外面
22A ブラシ部(口腔挿入部)
23A 凹部(被接続部:被保持部)
20B 歯ブラシ(オーラルケア部材)
21B 柄(本体部)
21aB 外面
22B ブラシ部(口腔挿入部)
23B 被保持部
30 口腔洗浄装置本体(オーラルケア装置本体)
31 挿入孔(接続部)
30A 電動歯ブラシ本体(オーラルケア装置本体)
31A 振動子(接続部)
R1 平面視におけるスタンド本体の領域
R2 オーラルケア部材を保持した場合に口腔挿入部が存在可能な領域
R3 オーラルケア部材を第1の保持部で保持した場合に口腔挿入部が存在可能な領域
R4 オーラルケア部材を第2の保持部で保持した場合に口腔挿入部が存在可能な領域
a 口腔挿入部の一方向の長さ
b 本体部の中心から口腔挿入部の先端までの一方向と直交する方向の幅
c 本体部の中心から外面までの長さ
p1 第1の保持部の中心から第2の保持部の中心までの距離
p2 1つの第1の保持部の中心から他の第1の保持部の中心までの距離
x 第1の保持部と第2の保持部との高さの差

Claims (13)

  1. 一方向に延在する本体部と、前記本体部に前記一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得る口腔挿入部と、を有するオーラルケア部材を保持するオーラルケア部材用スタンドであって、
    前記本体部の被保持部を保持可能な保持部を複数有するスタンド本体を備え、
    前記保持部は、第1の保持部と、前記第1の保持部よりも高さが高い第2の保持部と、を備える、
    オーラルケア部材用スタンド。
  2. 前記保持部は、前記オーラルケア部材を保持した場合に前記口腔挿入部が存在可能な領域が、平面視で前記スタンド本体の領域内に収まるように前記スタンド本体に形成されている、
    請求項1に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  3. 前記第1の保持部に前記オーラルケア部材を保持した場合に前記口腔挿入部が存在可能な領域は、平面視で、最も近い位置に配置される前記第2の保持部に前記オーラルケア部材を保持した場合に前記口腔挿入部が存在可能な領域と一部が重なり合う、
    請求項1または請求項2に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  4. 前記保持部を3つ以上備え、
    平面視で最短距離にある2つの保持部が前記第1の保持部と前記第2の保持部となっており、
    平面視で前記最短距離よりも離れている2つの保持部が前記第1の保持部同士または前記第2の保持部同士である、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  5. 前記スタンド本体は、前記保持部の高さを変えることができるように構成されている、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  6. 前記口腔挿入部の前記一方向の長さをaとし、前記第1の保持部と前記第2の保持部との高さの差をxとした場合に、前記第1の保持部および前記第2の保持部は、x>aの関係を満たすように配置されている、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  7. 前記本体部の中心から前記口腔挿入部の先端までの前記一方向と直交する方向の幅をbとし、前記第1の保持部の中心から前記第2の保持部の中心までの距離をp1とした場合に、前記第1の保持部および前記第2の保持部は、p1<2×bの関係を満たすように配置されている、
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  8. 前記本体部の中心から前記口腔挿入部の先端までの前記一方向と直交する方向の幅をb、前記本体部の中心から外面までの長さをcとし、前記第1の保持部の中心から前記第2の保持部の中心までの距離をp1とした場合に、前記第1の保持部および前記第2の保持部は、p1>b+cの関係を満たすように配置されている、
    請求項1から7のうちいずれか1項に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  9. 前記スタンド本体は、前記第1の保持部を複数有しており、
    前記本体部の中心から前記口腔挿入部の先端までの前記一方向と直交する方向の幅をbとし、1つの第1の保持部の中心から他の第1の保持部の中心までの距離をp2とした場合に、前記1つの第1の保持部と前記他の第1の保持部とは、p2>2×bの関係を満たすように配置されている、
    請求項1から8のうちいずれか1項に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  10. 前記オーラルケア部材は、前記保持部に回転自在に保持される、
    請求項1から9のうちいずれか1項に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  11. 前記オーラルケア部材は、オーラルケア装置本体に着脱自在に装着されるアタッチメントである、
    請求項1から10のうちいずれか1項に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  12. 前記アタッチメントの前記オーラルケア装置本体の接続部に接続される被接続部が前記被保持部を兼ねている、
    請求項11に記載のオーラルケア部材用スタンド。
  13. 一方向に延在する本体部と、前記本体部に前記一方向と交差する方向に突出するように連設されて口腔内に挿入され得る口腔挿入部と、を有するオーラルケア部材を保持するオーラルケア部材用スタンドであって、
    前記本体部の被保持部を保持可能な保持部を複数有するスタンド本体を備え、
    前記保持部は、前記本体部を鉛直方向に対して傾斜させつつ平面視で前記口腔挿入部が存在可能な領域が前記スタンド本体の領域内に収まるようにした状態で、前記オーラルケア部材を保持できるように形成されている、
    オーラルケア部材用スタンド。
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