JP2021131984A - 光照射モジュール、および光照射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で発光ダイオードの温度を求めることができる光照射モジュール、および光照射装置を提供することである。【解決手段】実施形態に係る光照射モジュールは、少なくとも1つの発光ダイオードと;2つのダイオードが直列接続され、前記直列接続されたダイオードのカソード側が前記発光ダイオードのアノード側に電気的に接続された第1の回路と;2つの前記ダイオードが直列接続され、前記直列接続されたダイオードのカソード側が前記発光ダイオードのアノード側に電気的に接続された第2の回路と;前記第1の回路の、前記ダイオードと前記ダイオードとの間に電気的に接続された第1の端子と;前記第2の回路の、前記ダイオードと前記ダイオードとの間に電気的に接続された第2の端子と;前記発光ダイオードのカソード側と、前記第2の回路の、前記直列接続されたダイオードのアノード側と、に電気的に接続された第3の端子と;を具備している。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、光照射モジュール、および光照射装置に関する。
紫外線や赤外線などの可視光以外の光を主に照射する光照射装置がある。この様な光照射装置には、例えば、エキシマランプなどの放電ランプが設けられている。近年においては、長寿命化や省エネルギー化などの観点から、放電ランプに代えて、紫外線を照射する発光ダイオードや赤外線を照射する発光ダイオードが用いられるようになってきている。
ここで、紫外線や赤外線を照射する発光ダイオードを点灯させると、発光ダイオードにおいて熱が発生して発光ダイオードの温度が上昇する。また、光照射装置が設けられた環境の温度が高くなると、発光ダイオードの温度がさらに上昇する。発光ダイオードの温度が高くなり過ぎると、発光ダイオードが正常に動作しなくなったり、発光ダイオードが故障したりするおそれがある。
そのため、発光ダイオードが設けられた基板にサーミスタなどの温度センサを設け、温度センサにより検出された温度に基づいて、発光ダイオードに供給する電力を制御する技術が提案されている。
ところが、基板に温度センサを設けると、基板の回路構成が複雑となる。またさらに、製造コストが高くなったり、基板の小型化、ひいては、基板が設けられる光照射モジュールの小型化が困難となる。
そこで、簡易な構成で発光ダイオードの温度を求めることができる技術の開発が望まれていた。
そこで、簡易な構成で発光ダイオードの温度を求めることができる技術の開発が望まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、簡易な構成で発光ダイオードの温度を求めることができる光照射モジュール、および光照射装置を提供することである。
実施形態に係る光照射モジュールは、少なくとも1つの発光ダイオードと;2つのダイオードが直列接続され、前記直列接続されたダイオードのカソード側が前記発光ダイオードのアノード側に電気的に接続された第1の回路と;2つの前記ダイオードが直列接続され、前記直列接続されたダイオードのカソード側が前記発光ダイオードのアノード側に電気的に接続された第2の回路と;前記第1の回路の、前記ダイオードと前記ダイオードとの間に電気的に接続された第1の端子と;前記第2の回路の、前記ダイオードと前記ダイオードとの間に電気的に接続された第2の端子と;前記発光ダイオードのカソード側と、前記第2の回路の、前記直列接続されたダイオードのアノード側と、に電気的に接続された第3の端子と;を具備している。
本発明の実施形態によれば、簡易な構成で発光ダイオードの温度を求めることができる光照射モジュール、および光照射装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係る光照射装置100を例示するための模式図である。
図1に示すように、光照射装置100には、光照射モジュール1、直流電源110、およびコントローラ120を設けることができる。
光照射モジュール1は、基板10、発光ダイオード20、および整流部30を有することができる。
図1は、本実施の形態に係る光照射装置100を例示するための模式図である。
図1に示すように、光照射装置100には、光照射モジュール1、直流電源110、およびコントローラ120を設けることができる。
光照射モジュール1は、基板10、発光ダイオード20、および整流部30を有することができる。
基板10は、板状体とすることができる。基板10の平面形状には特に限定がなく、例えば、発光ダイオード20の数や配置、光照射モジュール1が収納される筐体の形状などに応じて適宜変更することができる。基板10の平面形状は、例えば、四角形などの多角形とすることができる。
基板10は、絶縁性材料から形成することができる。基板10は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板10は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
発光ダイオード20の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板10を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、酸化アルミニウムや炭素(カーボン)などからなるフィラーを混合させたものとすることができる。
基板10の一方の面には、配線パターン11を設けることができる。配線パターン11は、銅、アルミニウム、銀などの低抵抗金属から形成することができる。配線パターン11には、実装パッド11a、実装パッド11b、端子11c(第1の端子の一例に相当する)、端子11d(第2の端子の一例に相当する)、端子11e(第3の端子の一例に相当する)を設けることができる。実装パッド11aには、整流部30に設けられたダイオード31a1、31a2、31b1、31b2を電気的に接続することができる。実装パッド11bには、発光ダイオード20を電気的に接続することができる。端子11cは、整流部30に設けられた回路32a(第1の回路の一例に相当する)の、ダイオード31a1とダイオード31a2との間に電気的に接続することができる。端子11dは、整流部30に設けられた回路32b(第2の回路の一例に相当する)の、ダイオード31b1とダイオード31b2との間に電気的に接続することができる。端子11eは、発光ダイオード20のカソード側と、回路32aのダイオード31a2のアノード側と、回路32bのダイオード31b2のアノード側と、に電気的に接続することができる。
発光ダイオード20は、可視光以外の光を主に照射する発光ダイオードとすることができる。例えば、発光ダイオード20は、紫外線(例えば、波長が10nm〜400nm)を照射する発光ダイオードや赤外線(例えば、波長が0.7μm〜1000μm)を照射する発光ダイオードなどとすることができる。発光ダイオード20は、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光ダイオード、砲弾型などのリード線を有する発光ダイオード、COB(Chip On Board)により実装されるチップ状の発光ダイオードなどとすることができる。また、チップ状の発光ダイオードを囲む枠状のリフレクタや、枠状のリフレクタの内側に設けられ、チップ状の発光ダイオードを覆う封止部などを適宜設けることができる。チップ状の発光ダイオードは、上部電極型の発光ダイオード、上下電極型の発光ダイオード、フリップチップ型の電極型の発光ダイオードのいずれであってもよい。
発光ダイオード20は、少なくとも1つ設けることができる。複数の発光ダイオード20が設けられる場合には、図1に示すように、複数の発光ダイオード20を直列接続することができる。また、複数の発光ダイオード20が直列接続された回路を複数並列接続してもよい。
ここで、発光ダイオード20には極性がある。そのため、発光ダイオード20のアノード側にプラスの電圧が印加されないと、発光ダイオード20から紫外線や赤外線が照射されない。光照射モジュール1と直流電源110は、例えば、配線やコネクタなどを介して電気的に接続される。光照射モジュール1と直流電源110の電気的な接続は、製造工程のみならず、光照射装置100の設置工事やメンテナンス時の光照射モジュール1の交換作業などにおいても実施される。すなわち、光照射モジュール1と直流電源110の電気的な接続は、作業練度の低いユーザ側の担当者などにより行われる場合がある。そのため、光照射モジュール1(発光ダイオード20)が逆の極性に電気的に接続される場合が生じ得る。光照射モジュール1(発光ダイオード20)が逆の極性に電気的に接続されると、発光ダイオード20から紫外線や赤外線が照射されなかったり、発光ダイオード20の故障の原因となったりするおそれがある。
そこで、光照射モジュール1には整流部30が設けられている。整流部30は、光照射モジュール1が直流電源110に電気的に接続された際に、発光ダイオード20のアノード側にプラスの電圧が印加され、マイナスの電圧が印加されない様にする。
整流部30は、回路32aと回路32bを有する。回路32aにおいては、2つのダイオード31a1、31a2が直列接続され、直列接続されたダイオード31a1のカソード側が発光ダイオード20のアノード側に電気的に接続されている。回路32bにおいては、2つのダイオード31b1、31b2が直列接続され、直列接続されたダイオード31b1のカソード側が発光ダイオード20のアノード側に電気的に接続されている。
図2(a)、(b)は、整流部30の作用を例示するための模式図である。
なお、煩雑となるのを避けるために、図2(a)、(b)においては、端子11eなどを省いて描いている。
なお、煩雑となるのを避けるために、図2(a)、(b)においては、端子11eなどを省いて描いている。
図2(a)は、端子11cが直流電源110のプラス側に電気的に接続され、端子11dが直流電源110のマイナス側に電気的に接続された場合である。図2(a)に示すように、電流33aは、回路32aの一方のダイオード31a1、発光ダイオード20、回路32bの一方のダイオード31b2を介して、端子11dに流れる。
図2(b)は、端子11cが直流電源110のマイナス側に電気的に接続され、端子11dが直流電源110のプラス側に電気的に接続された場合である。図2(b)に示すように、電流33bは、回路32bの他方のダイオード31b1、発光ダイオード20、回路32aの他方のダイオード31a2を介して、端子11cに流れる。
図2(a)、(b)から分かるように、整流部30が設けられていれば、光照射モジュール1と直流電源110の電気的な接続において、極性の制限を無くすことができる。そのため、光照射モジュール1の交換などを行った際に、発光ダイオード20から紫外線や赤外線が照射されなかったり、発光ダイオード20の故障の原因となったりするのを抑制することができる。
またさらに、光照射モジュール1には、ノイズの低減や電圧の平滑化などのためにコンデンサを設けることもできる。光照射モジュール1には、発光ダイオード20に過大な電流が流れないようにするために抵抗を設けることもできる。
図1に示すように、直流電源110には、整流回路111、コンバータ112、およびスイッチ113を設けることができる。
整流回路111は、光照射装置100の外部に設けられた交流電源200と電気的に接続される。整流回路111は、例えば、交流電源200により印加された交流電圧を全波整流することができる。整流回路111は、例えば、ダイオードブリッジなどを有することができる。
整流回路111は、光照射装置100の外部に設けられた交流電源200と電気的に接続される。整流回路111は、例えば、交流電源200により印加された交流電圧を全波整流することができる。整流回路111は、例えば、ダイオードブリッジなどを有することができる。
コンバータ112は、整流回路111により全波整流された電圧を、所定の直流電圧に変換することができる。コンバータ112は、例えば、スイッチング回路を有することができる。コンバータ112は、例えば、フライバックコンバータや、昇圧チョッパと降圧チョッパとを組み合わせた回路などを有することもできる。
また、コンバータ112には、定電流回路が設けられ、光照射モジュール1に一定の直流電流が供給されるようにしてもよい。例えば、スイッチング回路に設けられたスイッチング素子をPWM制御することで、一定の直流電流が光照射モジュール1に供給されるようにしてもよい。この場合、例えば、光照射モジュール1への出力電流を検出し、検出された出力電流値と目標電流値とが一致するように、PWM制御のオン時間またはオンデューティを制御することができる。
スイッチ113は、例えば、コントローラ120からの信号に基づいて、光照射モジュール1への直流電圧の印加と、直流電圧の印加の停止とを切り替えることができる。スイッチ113は、例えば、トランジスタなどとすることができる。
ここで、発光ダイオード20を点灯させると、発光ダイオード20において熱が発生して発光ダイオード20の温度が上昇する。また、光照射装置1が設けられた環境の温度が高くなると、発光ダイオード20の温度がさらに上昇する。発光ダイオード20の温度が最大接合部温度(最大ジャンクション温度)よりも高くなると、発光ダイオード20が正常に動作しなくなったり、故障が生じたりするおそれがある。
この場合、基板10にサーミスタなどの温度センサを設け、温度センサにより検出された温度に基づいて、発光ダイオード20に供給する電力を制御すれば、発光ダイオード20の温度が最大接合部温度よりも高くなるのを抑制することができる。
しかしながら、この様にすると、基板10にサーミスタなどの温度センサを設けるスペースが必要となったり、光照射モジュール1の回路構成が複雑となったりするので、基板10の小型化、ひいては、光照射モジュール1の小型化が困難となる。また、光照射モジュール1の製造コストが増大するおそれもある。
そこで、本実施の形態に係る光照射装置100には、コントローラ120が設けられている。
コントローラ120は、光照射モジュール1の端子11eと、端子11cおよび端子11dの少なくともいずれかと、に電気的に接続することができる。コントローラ120は、直流電源110と一体化してもよい。
コントローラ120は、光照射モジュール1の端子11eと、端子11cおよび端子11dの少なくともいずれかと、に電気的に接続することができる。コントローラ120は、直流電源110と一体化してもよい。
コントローラ120は、例えば、端子11eと端子11cとの間の電圧を測定することができる。端子11eと端子11cとの間の電圧を測定すれば、発光ダイオード20の順方向電圧VFを求めることができる。また、発光ダイオード20の順方向電圧VFは、温度が上がると低下する。そのため、発光ダイオード20の順方向電圧VFと温度との関係を予め求めておけば、求められた発光ダイオード20の順方向電圧VFと、発光ダイオード20の順方向電圧VFと温度との関係と、から発光ダイオード20の温度を求めることができる。すなわち、端子11eと端子11cとの間の電圧を測定すれば、発光ダイオード20の温度を求めることができる。またさらに、発光ダイオード20の順方向電圧VFを求めることで、過電圧などの異常の発生を知ることもできる。
コントローラ120は、例えば、端子11eと端子11dとの間の電圧を測定することができる。端子11eと端子11dとの間の電圧を測定すれば、ダイオード31b2の順方向電圧VFを求めることができる。また、ダイオード31b2の順方向電圧VFは、温度が上がると低下する。そのため、ダイオード31b2の順方向電圧VFと温度との関係を予め求めておけば、求められたダイオード31の順方向電圧VFと、ダイオード31b2の順方向電圧VFと温度との関係と、からダイオード31b2の温度を求めることができる。また、ダイオード31b2は、発光ダイオード20の近くに設けられ、熱伝導率の高い金属を用いた配線パターン11を介して接続されている。そのため、ダイオード31b2の温度と発光ダイオード20の温度との間には正の相関関係がある。そこで、ダイオード31b2の温度と発光ダイオード20の温度との間の相関関係を予め求めておけば、求められたダイオード31b2の温度と、ダイオード31の温度と発光ダイオード20の温度との関係と、から発光ダイオード20の温度を求めることができる。すなわち、端子11eと端子11dとの間の電圧を測定すれば、発光ダイオード20の温度を間接的に求めることができる。
ダイオード31b2の場合について説明したが、ダイオード31a1、31a2、31b1についても、同様な手段を用いて、ダイオード31a1、31a2、31b1の温度や発光ダイオード20の温度を算出することができる。
コントローラ120は、求められた発光ダイオード20の温度が所定の値(例えば、最大接合部温度)を越えた場合には、スイッチ113を制御して、発光ダイオード20への電圧の印加を停止させることができる。なお、コントローラ30は、コンバータ112などを制御して、発光ダイオード20に印加する電圧を下げることもできる。
本実施の形態に係る光照射モジュール1とすれば、サーミスタなどの温度センサを設けなくても、発光ダイオード20の温度を求めることができる。また、基板10に設けられた配線パターン11に端子11eを設けるだけでよい。そのため、簡易な構成で発光ダイオード20の温度を求めることができる。また、基板10の小型化、ひいては、光照射モジュール1の小型化を図るのが容易となる。また、光照射モジュール1の製造コストが増大することもない。
以上においては、コントローラ120が、発光ダイオード20およびダイオード31b2(31a1、31a2、31b1)の少なくともいずれかの順方向電圧VFを求め、求められた順方向電圧VFに基づいて発光ダイオード20の温度を求める場合を説明した。この場合、コントローラ120は、発光ダイオード20およびダイオード31b2(31a1、31a2、31b1)の少なくともいずれかの順方向電流IFを求め、求められた順方向電流IFに基づいて発光ダイオード20の温度を求めることもできる。なお、順方向電流IFに基づいて発光ダイオード20の温度を求める手順は、順方向電圧VFに基づいて発光ダイオード20の温度を求める手順と同様とすることができるので詳細な説明は省略する。
すなわち、コントローラ120は、発光ダイオード20の順方向電圧、発光ダイオード20の順方向電流、ダイオード31a1、31a2、31b1、31b2の順方向電圧、およびダイオード31a1、31a2、31b1、31b2の順方向電流の少なくともいずれかを求め、求められた値と発光ダイオード20の温度との相関関係から、発光ダイオード20の温度を求めることができる。
図3は、他の実施形態に係る光照射装置100aを例示するための模式図である。
図3に示すように、光照射装置100aには、光照射モジュール1a、直流電源110、およびコントローラ120を設けることができる。
光照射モジュール1aは、基板10a、発光ダイオード20、および整流部30aを有することができる。
図3に示すように、光照射装置100aには、光照射モジュール1a、直流電源110、およびコントローラ120を設けることができる。
光照射モジュール1aは、基板10a、発光ダイオード20、および整流部30aを有することができる。
基板10aは、前述した基板10と同様とすることができる。基板10aの一方の面には、配線パターン12が設けられている。配線パターン12は、銅、アルミニウム、銀などの低抵抗金属から形成することができる。配線パターン12には、実装パッド12a、実装パッド12b、端子12c(第4の端子の一例に相当する)、端子12d(第5の端子の一例に相当する)、端子12e(第6の端子の一例に相当する)を設けることができる。
実装パッド12aには、ダイオード31を電気的に接続することができる。実装パッド12bには、発光ダイオード20を電気的に接続することができる。端子12cは、ダイオード31のアノード側に電気的に接続することができる。端子12dは、発光ダイオード20のカソード側に電気的に接続することができる。端子12eは、ダイオード31のカソード側に電気的に接続することができる。
前述した光照射モジュール1と同様に、発光ダイオード20は、少なくとも1つ設けることができる。複数の発光ダイオード20が設けられる場合には、図3に示すように、複数の発光ダイオード20を直列接続することができる。また、複数の発光ダイオード20が直列接続された回路を複数並列接続してもよい。
前述した光照射モジュール1には、整流部30として、2つのダイオード31a1、31a2が直列接続された回路32aと、2つのダイオード31b1、31b2が直列接続された回路32bが設けられていたが、本実施の形態に係る整流部30aには1つのダイオード31が設けられている。
ダイオード31のアノード側は端子12cに電気的に接続され、ダイオード31のカソード側は発光ダイオード20のアノード側に電気的に接続されている。この様に接続されたダイオード31が設けられていれば、光照射モジュール1aが直流電源110に電気的に接続された際に、発光ダイオード20のアノード側にプラスの電圧が印加され、マイナスの電圧が印加されない様にすることができる。
この場合、端子12cが直流電源110のプラス側に電気的に接続され、端子12dが直流電源110のマイナス側に電気的に接続された場合には、発光ダイオード20に電流が流れる。一方、端子12cが直流電源110のマイナス側に電気的に接続され、端子12dが直流電源110のプラス側に電気的に接続された場合には、発光ダイオード20に電流が流れない。そのため、前述した整流部30の場合と異なり、光照射モジュール1aと直流電源110の電気的な接続において極性の制限が生じることになる。
この場合、極性の制限は、基板10aと直流電源110とに合わせマークを付けたり、直流電源110に設けられたソケットに光照射モジュール1aを逆向きに挿入できないようにしたりすることで対応することが可能である。ただし、前述した整流部30が設けられていれば、光照射モジュール1を電気的に接続する際に極性の制限を無くすことができるので、誤組み付けを抑制することができる。
本実施の形態によれば、整流部30aとして1つのダイオード31を設ければよいので、基板10aの小型化、ひいては光照射モジュール1aの小型化を図るのが容易となる。また、光照射モジュール1aの製造コストの低減を図ることができる。
コントローラ120は、光照射モジュール1aの端子12cと、端子12dおよび端子12eの少なくともいずれかと、に電気的に接続することができる。コントローラ120は、直流電源110と一体化してもよい。
コントローラ120は、例えば、端子12cと端子12dとの間の電圧を測定することができる。端子12cと端子12dとの間の電圧を測定すれば、発光ダイオード20の順方向電圧VFを求めることができる。前述したものと同様にして、求められた発光ダイオード20の順方向電圧VFと、発光ダイオード20の順方向電圧VFと温度との関係と、から発光ダイオード20の温度を求めることができる。すなわち、端子12cと端子12dとの間の電圧を測定すれば、発光ダイオード20の温度を求めることができる。またさらに、発光ダイオード20の順方向電圧VFを求めることで、過電圧などの異常の発生を知ることもできる。
コントローラ120は、例えば、端子12cと端子12eとの間の電圧を測定することができる。端子12cと端子12eとの間の電圧を測定すれば、ダイオード31の順方向電圧VFを求めることができる。前述したものと同様にして、求められたダイオード31の順方向電圧VFと、ダイオード31の順方向電圧VFと温度との関係と、からダイオード31の温度を求めることができる。前述したように、ダイオード31の温度と発光ダイオード20の温度との間には正の相関関係がある。そのため、前述したものと同様にして、求められたダイオード31の温度から発光ダイオード20の温度を求めることができる。すなわち、端子12cと端子12eとの間の電圧を測定すれば、発光ダイオード20の温度を間接的に求めることができる。
コントローラ120は、求められた発光ダイオード20の温度が所定の値(例えば、最大接合部温度)を越えた場合には、スイッチ113を制御して、発光ダイオード20への電圧の印加を停止させることができる。なお、コントローラ30は、コンバータ112などを制御して、発光ダイオード20に印加する電圧を下げることもできる。
本実施の形態に係る光照射モジュール1aとすれば、サーミスタなどの温度センサを設けなくても、発光ダイオード20の温度を求めることができる。また、基板10aに設けられた配線パターン12に端子12eを設けるだけでよい。そのため、簡易な構成で発光ダイオード20の温度を検出することができる。また、基板10aの小型化、ひいては、光照射モジュール1aの小型化を図るのが容易となる。また、光照射モジュール1aの製造コストが増大することもない。
以上においては、コントローラ120が、発光ダイオード20およびダイオード31の少なくともいずれかの順方向電圧VFを求め、求められた順方向電圧VFに基づいて発光ダイオード20の温度を求める場合を説明した。この場合、コントローラ120は、発光ダイオード20およびダイオード31の少なくともいずれかの順方向電流IFを求め、求められた順方向電流IFに基づいて発光ダイオード20の温度を求めることもできる。なお、順方向電流IFに基づいて発光ダイオード20の温度を求める手順は、順方向電圧VFに基づいて発光ダイオード20の温度を求める手順と同様とすることができるので詳細な説明は省略する。
すなわち、コントローラ120は、発光ダイオード20の順方向電圧、発光ダイオード20の順方向電流、ダイオード31の順方向電圧、およびダイオード31の順方向電流の少なくともいずれかを求め、求められた値と発光ダイオード20の温度との相関関係から、発光ダイオード20の温度を求めることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 光照射モジュール、1a 光照射モジュール、10 基板、10a 基板、11 配線パターン、11c 端子、11d 端子、11e 端子、12 配線パターン、12c 端子、12d 端子、12e 端子、20 発光ダイオード、30 整流部、30a 整流部、100 光照射装置、100a 光照射装置、110 直流電源、120 コントローラ
Claims (4)
- 少なくとも1つの発光ダイオードと;
2つのダイオードが直列接続され、前記直列接続されたダイオードのカソード側が前記発光ダイオードのアノード側に電気的に接続された第1の回路と;
2つの前記ダイオードが直列接続され、前記直列接続されたダイオードのカソード側が前記発光ダイオードのアノード側に電気的に接続された第2の回路と;
前記第1の回路の、前記ダイオードと前記ダイオードとの間に電気的に接続された第1の端子と;
前記第2の回路の、前記ダイオードと前記ダイオードとの間に電気的に接続された第2の端子と;
前記発光ダイオードのカソード側と、前記第2の回路の、前記直列接続されたダイオードのアノード側と、に電気的に接続された第3の端子と;
を具備した光照射モジュール。 - 少なくとも1つの発光ダイオードと;
カソード側が前記発光ダイオードのアノード側に電気的に接続されたダイオードと;
前記ダイオードのアノード側に電気的に接続された第4の端子と;
前記発光ダイオードのカソード側に接続された第5の端子と;
前記ダイオードのカソード側に接続された第6の端子と;
を具備した光照射モジュール。 - 請求項1記載の光照射モジュールと;
前記光照射モジュールの第3の端子と、第1の端子および第2の端子の少なくともいずれかと、に電気的に接続されたコントローラと;
を具備し、
前記コントローラは、発光ダイオードの順方向電圧、前記発光ダイオードの順方向電流、ダイオードの順方向電圧、および前記ダイオードの順方向電流の少なくともいずれかを求め、求められた値と前記発光ダイオードの温度との相関関係から、前記発光ダイオードの温度を求める光照射装置。 - 請求項2記載の光照射モジュールと;
前記光照射モジュールの第4の端子と、第5の端子および第6の端子の少なくともいずれかと、に電気的に接続されたコントローラと;
を具備し、
前記コントローラは、発光ダイオードの順方向電圧、前記発光ダイオードの順方向電流、ダイオードの順方向電圧、および前記ダイオードの順方向電流の少なくともいずれかを求め、求められた値と前記発光ダイオードの温度との相関関係から、前記発光ダイオードの温度を求める光照射装置。
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