JP2021129691A - 伝達装置、放射線撮影システムおよび伝達制御装置 - Google Patents

伝達装置、放射線撮影システムおよび伝達制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーが第1曝射の終了を第2曝射の終了と勘違いすることを抑制することが可能な伝達装置、放射線撮影システムおよび伝達制御装置を提供する。【解決手段】伝達装置は、放射線撮影システムの動作状態をユーザーに伝達する照明部36および音声発生部37と、伝達部の状態を制御する制御部31と、を備え、制御部は、放射線撮影システムにおいて、第1曝射と第2曝射とを含む曝射により曝射画像を撮影する場合、第1曝射と第2曝射との間において、伝達部の状態を、曝射画像の撮影時に基づく状態とする制御を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、伝達装置、放射線撮影システムおよび伝達制御装置に関する。
放射線撮影システムにおいては、放射線画像を撮影する際、本曝射と、本曝射より前に行うプレ曝射とを行う自動露出制御機能を有するもの等、第1曝射と第2曝射とを含む複数回の曝射を行うものが知られている。例えば、自動露出制御機能においては、本曝射よりも低い線量でプレ曝射を行い、得られたプレ曝射画像および当該プレ曝射画像に紐付けられた付帯情報(例えば、プレ曝射における照射時間)に基づいて、本曝射を行う際の線量等の撮影条件を決定する。
このような放射線撮影システムでは、曝射画像の撮影中と撮影終了後とを撮影者や患者(ユーザー)が認識できるように、撮影中の状態をユーザーに伝達する構成が知られている。一般的には、撮影中において、撮影状態を表示するライトを点灯させ、撮影終了後に当該ライトを消灯する構成や、撮影中にブザー音を鳴らし、撮影終了後にブザー音を鳴らさない構成が知られている。
例えば、特許文献1には、1段目スイッチの押下で患者への案内を表示し、照射が終了すると終了案内を表示する構成が開示されている。
特開2007−229346号公報
ところで、例えばプレ曝射と本曝射を行うタイプの自動露出制御機能を有する構成においては、第1曝射(プレ曝射)によるプレ曝射画像の転送時間や、画像解析時間が長くなると、それに伴い第2曝射(本曝射)の撮影条件の導出も遅れ、撮影時間が全体として長くなる。そのため、第1曝射と第2曝射との撮影状態の伝達、非伝達についてユーザーが認識するようになる。
患者においては、第1曝射の終了を第2曝射の終了と勘違いし、第2曝射前に体を動かしてしまうことがあり、患者の体動に起因して撮影の失敗に繋がるおそれがある。また、撮影者においては、第1曝射の終了を第2曝射の終了と勘違いし、撮影を中断してしまうことがあり、結果、撮影の失敗に繋がるおそれがある。
特許文献1に記載の構成では、第1曝射や第2曝射の間において終了案内の表示がされてしまうので、上記問題を解決することができない。
本発明の目的は、ユーザーが第1曝射の終了を第2曝射の終了と勘違いすることを抑制することが可能な伝達装置、放射線撮影システムおよび伝達制御装置を提供することである。
本発明に係る伝達装置は、
放射線撮影システムの動作状態をユーザーに伝達する伝達部と、
前記伝達部の状態を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記放射線撮影システムにおいて、第1曝射と第2曝射とを含む曝射により曝射画像を撮影する場合、前記第1曝射と前記第2曝射との間において、前記伝達部の状態を、前記曝射画像の撮影時に基づく状態とする制御を行う。
本発明に係る放射線撮影システムは、
放射線を曝射する放射線照射装置と、
前記放射線の曝射を受けることで曝射画像の画像データを生成する放射線撮影装置と、
上記の伝達装置と、
を備える。
本発明に係る伝達制御装置は、
放射線撮影システムの動作状態をユーザーに伝達する伝達部を制御する伝達制御装置であって、
前記伝達部の状態を決定する決定部と、
前記決定部により決定された前記伝達部の状態になるように前記伝達部を制御する制御部と、
を備え、
前記決定部は、前記放射線撮影システムにおいて、第1曝射と第2曝射とを含む曝射により曝射画像を撮影する場合、前記第1曝射と前記第2曝射との間において、前記曝射画像の撮影時に基づく状態を前記伝達部の状態とする。
本発明によれば、ユーザーが第1曝射の終了を第2曝射の終了と勘違いすることを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る放射線撮影システムの構成を示すブロック図である。 放射線撮影装置の具体的構成を示すブロック図である。 コンソールの具体的構成を示すブロック図である。 放射線撮影システムの動作状態毎の伝達部の状態の一例を示す図である。 従来の放射線撮影システムの動作状態毎の伝達部の状態を示す図である。 放射線撮影システムの動作状態毎の伝達部の状態の他の例を示す図である。 放射線撮影システムの動作状態毎の伝達部の状態の他の例を示す図である。 変形例に係るコンソールの具体的構成を示すブロック図である。 放射線撮影システムの動作状態毎の伝達部の状態の他の例を示す図である。 変形例に係る放射線撮影装置の具体的構成を示すブロック図である。 放射線撮影システムの動作状態毎における放射線撮影装置に係る伝達部の状態の一例を示す図である。 放射線撮影システムの動作状態毎におけるコンソールに係る伝達部の状態の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る放射線撮影システム100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る放射線撮影システム100は、放射線照射装置1、放射線撮影装置2およびコンソール3を備えて構成されている。また、放射線撮影システム100は、図示しない放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)や画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication System:PACS)等と接続可能となっている。
放射線照射装置1は、コンソール3と有線または無線で通信可能に接続されている。また、放射線照射装置1は、ジェネレーター11、曝射スイッチ12および放射線源13を備えて構成されている。
ジェネレーター11は、曝射スイッチ12が操作されたことに基づいて、予め設定された放射線曝射条件(管電圧や管電流、照射時間、管電流時間積(mAs値)等)に応じた電圧を放射線源13に印加することが可能に構成されている。
放射線源13(管球)は、図示しない回転陽極やフィラメント等を有している。ジェネレーター11から電圧が印加されると、フィラメントが印加された電圧に応じた電子ビームを回転陽極に向けて照射し、回転陽極が電子ビームの強度に応じた線量の放射線X(X線等)を発生させるようになっている。
なお、図1には、ジェネレーター11、曝射スイッチ12および放射線源13が別々に分かれたものを例示したが、これらは一体に構成されていても良い。また、図1には、曝射スイッチ12がジェネレーター11に接続されたものを例示したが、曝射スイッチ12は他の装置に備えられていても良い。また、放射線照射装置1は、撮影室内に据え付けても良いし、回診車等に組み込むことで移動可能に構成しても良い。
放射線撮影装置2は、コンソール3と有線または無線で通信可能に接続されている。また、放射線撮影装置2は、放射線照射装置1から被写体を介して放射線Xの曝射を受けることで当該被写体の曝射画像の画像データを生成することが可能に構成されている。
図2に示すように、放射線撮影装置2は、撮影制御部21,放射線検出部22、読出部23、通信部24、記憶部25および、各部を接続するバス26を備えて構成されている。
撮影制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。撮影制御部21のCPUは、コンソール3等の外部機器からの制御信号等を受信したことに基づいて、記憶部25に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、放射線撮影装置2における各部の動作を集中制御する。
放射線検出部22は、放射線Xを受けることで線量に応じた電荷を発生させる放射線検出素子やスイッチ素子を備えた画素が2次元状(マトリクス状)に配列された基板によって構成されている。
読出部23は、各画素から放出された電荷の量を信号値として読み出し、複数の信号値から画像データを生成することが可能に構成されている。
通信部24は、外部機器から各種制御信号や各種データ等を受信したり、各種制御信号や生成した画像データ等を外部機器へ送信したりすることが可能に構成されている。
記憶部25は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等により構成され、撮影制御部21が実行する各種プログラムやプログラムにより処理の実行に必要なパラメーター等を記憶している。また、記憶部25は、読出部23が生成した画像データや、撮影制御部21が処理した各種データを記憶することが可能となっている。
このように構成された放射線撮影装置2は、撮影制御部21が放射線検出部22の各スイッチ素子をオフにした状態で放射線の曝射を受けると、各画素に放射線の線量に応じた電荷を蓄積する。撮影制御部21が各スイッチ素子をオンにして各画素から電荷が放出されると、読出部23が各電荷量を信号値に変換し、画像データとして読み出す。
なお、放射線撮影装置2は、シンチレーター等を内蔵し、照射された放射線Xをシンチレーターで可視光等の他の波長の光に変換し、変換した光に応じた電荷を発生させるものであっても良いし、シンチレーター等を介さずに放射線Xから直接電荷を発生させるものであっても良い。また、放射線撮影装置2は、撮影台と一体化された専用機型のものでも、可搬型のものであっても良い。
図1に示すように、コンソール3は、PC、携帯端末、または専用の装置によって構成されており、放射線照射装置1および放射線撮影装置2等と有線または無線で通信可能に接続されている。コンソール3は、外部装置(RIS等)からの撮影オーダーやユーザーによる操作に基づいて、放射線照射装置1および放射線撮影装置2の撮影条件や撮影対象部位などを設定することが可能となっている。コンソール3は、本発明の「伝達装置」に対応する。
図3に示すように、コンソール3は、制御部31、通信部32、記憶部33、表示部34、操作部35、照明部36、音声発生部37および、各部を接続するバス38を備えて構成されている。
制御部31は、CPU、RAM等により構成される。制御部31のCPUは、操作部35の操作に応じて記憶部33に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、コンソール3各部の動作を集中制御する。
通信部32は、LANアダプターやモデムやTA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークに接続された各装置との間のデータ送受信を制御する。
記憶部33は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等により構成され、制御部31が実行する各種プログラムやプログラムにより処理の実行に必要なパラメーター等を記憶している。また、記憶部33は、放射線撮影装置2から受信した画像データや制御部31が処理した画像データを、付帯情報と紐付けて記憶することが可能となっている。
表示部34は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等のモニターにより構成され、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、操作部35からの入力指示やデータ等を表示する。
操作部35は、カーソルキー、数字入力キー、および各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号を制御部31に出力する。また、操作部35は、表示部34の表示画面にタッチパネルを備えても良く、この場合、タッチパネルを介して入力された指示信号を制御部31に出力する。
照明部36は、放射線撮影システム100の動作状態をユーザーに伝達するための照明装置(例えば、ランプ等)である。具体的には、照明部36は、制御部31の制御の下、放射線撮影システム100の撮影時に点灯し、放射線撮影システム100の非撮影時に消灯する。つまり、照明部36は、ユーザーの視覚に作用する方法で放射線撮影システム100の動作状態をユーザーに伝達する。照明部36は、本発明の「伝達部」に対応する。
音声発生部37は、放射線撮影システム100の動作状態をユーザーに伝達するための音声発生装置(例えば、ブザー音等の警報発生装置)である。具体的には、音声発生部37は、制御部31の制御の下、放射線撮影システム100の撮影時に音声を出力し、放射線撮影システム100の非撮影時に音声を出力しない。つまり、音声発生部37は、ユーザーの聴覚に作用する方法で放射線撮影システム100の動作状態をユーザーに伝達する。音声発生部37は、本発明の「伝達部」に対応する。
次に、制御部31による放射線撮影システム100における制御について説明する。制御部31は、プレ曝射(第1曝射)により得られたプレ曝射画像およびプレ曝射画像に紐付けられた付帯情報に基づいて本曝射(第2曝射)を行う際の撮影条件を決定する自動露出制御を行う。プレ曝射は、本曝射の前において、本曝射よりも低い線量で行われる。
制御部31は、曝射画像の撮影時と非撮影時との間で、照明部36および音声発生部37の状態を決定して、決定した状態になるように照明部36および音声発生部37を制御する。制御部31は、本発明の「伝達制御装置」および「決定部」に対応する。図4は、放射線撮影システムの動作状態毎の伝達部の状態を示す図である。
図4に示すように、制御部31は、曝射中と非曝射中とで照明部36および音声発生部37の状態を異ならせる。具体的には、制御部31は、プレ曝射におけるプレ曝射画像の撮影時と、本曝射における本曝射画像の撮影時とにおいて、照明部36を点灯させ、かつ、音声発生部37に音声を出力させる制御を行う。また、制御部31は、プレ曝射におけるプレ曝射画像の撮影開始前と、本曝射における本曝射画像の撮影終了後とにおいて、照明部36を消灯させ、かつ、音声発生部37の音声を出力させない。
そして、制御部31は、放射線撮影システム100における本曝射とプレ曝射との間において、照明部36および音声発生部37の状態を撮影時に基づく状態とするように制御する。具体的には、制御部31は、プレ曝射画像の撮影終了後から、本曝射画像の撮影開始までの間、照明部36を点灯させ、かつ、音声発生部37に音声を出力させる。つまり、制御部31は、プレ曝射と本曝射との間において、照明部36および音声発生部37の状態を、曝射画像の撮影時と同じ状態とする。
このようにすることで、プレ曝射画像の撮影終了後から本曝射画像の撮影開始までの間を、放射線撮影システム100における撮影終了であると、患者、撮影者等のユーザーが勘違いすることを抑制することができる。
例えば、従来の構成と同様に、図5に示すように、本曝射とプレ曝射との間において、本曝射画像の撮影終了後と同様に、照明部36を消灯させ、かつ、音声発生部37の音声を出力させないとする。この場合において、プレ曝射画像の撮影終了後から、本曝射画像の撮影開始までの間の時間が十分に短い場合(例えば、数百msec程度)、照明部36の消灯時間および音声発生部37の音声が出力されない時間も十分に短い。そのため、ユーザーは、照明部36が消灯していることや、音声発生部37から音声が出力されていないことを認識しない。
しかし、プレ曝射画像の転送時間やプレ曝射画像の解析時間が長くなると、それに伴い、本曝射の撮影条件の導出が遅れ、ひいてはプレ曝射画像の撮影終了後から、本曝射画像の撮影開始までの時間が長くなる。その結果、照明部36が消灯していることや、音声発生部37から音声が出力されていないことをユーザーが認識するようになる。
これにより、患者に関しては、プレ曝射画像の撮影終了を本曝射画像の撮影終了と勘違いして、本曝射画像の撮影前に体を動かしてしまい、体動により撮影失敗に繋がる可能性がある。
また、撮影者に関しては、プレ曝射画像の撮影終了を本曝射画像の撮影終了と勘違いして、曝射画像の撮影を中断してしまい、ひいては撮影失敗に繋がる可能性がある。
それに対し、本実施の形態では、図4に示すように、放射線撮影システム100における本曝射とプレ曝射との間において、照明部36および音声発生部37の状態を撮影時に基づく状態とするように制御する。その結果、プレ曝射画像の撮影終了後から、本曝射画像の撮影開始までの間を、放射線撮影システム100における撮影終了であるとユーザーが勘違いすることを抑制することができ、ひいては放射線撮影システム100における撮影失敗の頻度を低減することができる。
また、本実施の形態では、プレ曝射画像と本曝射画像とを合成した合成曝射画像を生成するようにしても良い。すなわち、上記の撮影条件がプレ曝射(第1曝射)によるプレ曝射画像と、本曝射(第2曝射)による本曝射画像との合成を行うための撮影条件であるようにしても良い。
この場合、上記のユーザーの勘違い(患者の体動変化)を抑制することにより、プレ曝射画像と本曝射画像との間での被写体の幾何学的配置の変化を軽減することができる。そのため、上記制御は、プレ曝射画像と本曝射画像とを合成しない構成に対しても有効であるが、プレ曝射画像と本曝射画像とを合成する構成に対しては、より精度の高い画像合成が可能になるため、特に有効である。
なお、上記実施の形態では、プレ曝射と本曝射の間において、照明部36をおよび音声発生部37の両方を、撮影時に基づく状態とするように制御していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、制御部31は、照明部36および音声発生部37の少なくとも1つを、撮影時に基づく状態とするように制御しても良い。
例えば、図6に示すように、制御部31は、本曝射とプレ曝射の間において、照明部36を消灯させ、かつ、音声発生部37の音声を出力させるようにしても良い。また、図7に示すように、制御部31は、本曝射とプレ曝射の間において、照明部36を点灯させ、かつ、音声発生部37の音声を出力させないようにしても良い。
プレ曝射と本曝射とが分かれていること等の放射線撮影システム100における撮影条件を撮影者が認識している場合がある。この場合、当該撮影者は、図4に示す制御のように、プレ曝射画像の撮影開始から本曝射画像の撮影終了まで、伝達部を同じ状態とすると、プレ曝射画像または本曝射の撮影中であるのか、プレ曝射と本曝射との間の非撮影中であるのかの区別が付かない可能性がある。
しかし、図6または図7に示すような制御をすることにより、放射線撮影システム100における撮影条件を認識している撮影者が、プレ曝射画像または本曝射画像の撮影中であることと、本曝射とプレ曝射との間の非撮影中であることとを容易に区別することができる。
また、制御部31は、本曝射とプレ曝射との間において、照明部36の点灯パターンを、本曝射およびプレ曝射の際の点灯パターンと異なるようにしても良い。また、制御部31は、本曝射とプレ曝射との間において、音声発生部37におけるブザー音を、本曝射およびプレ曝射の際のブザー音と異なるようにしても良い。
例えば、照明部における点灯パターンが、光の色や輝度を異ならせる点灯パターン、照明部における点滅パターンが異なる複数の点滅状態を含む点灯パターンであっても良い。
また、音声発生部における音声パターンが、例えば、複数のブザー音や、音程や音量が異なるブザー音を含む音声パターンであっても良い。
こうすることによっても、撮影者が、プレ曝射画像または本曝射の撮影中であることと、本曝射とプレ曝射の間であることとを容易に区別することができる。
また、上記実施の形態では、伝達部として、照明部36および音声発生部37を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、コンソール3が、伝達部として、第1照明部36A、第2照明部36Bおよび音声発生部37を有していても良い。
この場合、図9に示すように、制御部31は、プレ曝射におけるプレ曝射画像の撮影時と、本曝射における本曝射画像の撮影時とにおいて、第1照明部36Aおよび第2照明部36Bを点灯させ、かつ、音声発生部37に音声を出力させる制御を行う。また、制御部31は、プレ曝射におけるプレ曝射画像の撮影開始前と、本曝射における本曝射画像の撮影終了後とにおいて、第1照明部36Aおよび第2照明部36Bを消灯させ、かつ、音声発生部37の音声を出力させない。
そして、制御部31は、放射線撮影システム100における本曝射とプレ曝射との間において、第1照明部36A、第2照明部36Bおよび音声発生部37のうちの1つ以上を曝射画像の撮影時に基づく状態とする制御をする。言い換えると、制御部31は、本曝射とプレ曝射との間において、1つ以上の伝達部(第1伝達部)を、曝射画像の撮影時に基づく状態とする制御を行う。
ここで、制御部31は、放射線撮影システム100における本曝射とプレ曝射との間において、曝射画像の撮影時に基づく状態とした第1伝達部以外の第2伝達部を、撮影時に基づく状態(第1伝達部の状態)とは異なる状態としても良い。例えば、制御部31は、本曝射とプレ曝射との間において、第1照明部36Aおよび第2照明部36Bの何れか一方を点灯させ、何れか他方を消灯させるようにしても良い。図9では、第1照明部36Aが点灯し、第2照明部36Bが消灯する例が示されている。
これにより、撮影者は、プレ曝射と本曝射との間、第1照明部36Aが点灯することで、本曝射画像の撮影が完了していないことを認識し、かつ、第2照明部36Bが消灯することで、曝射が行われていないことを認識する。その結果、撮影者は、プレ曝射画像または本曝射の撮影中であることと、本曝射とプレ曝射の間の非撮影中であることとを容易に区別することができる。
なお、制御部31は、プレ曝射と本曝射との間において、第1照明部36Aおよび第2照明部36Bを点灯させ、かつ、音声発生部37に音声を出力させる制御を行っても良い。
また、照明部の代わりに、コンソール3の表示部34に「曝射中」等のような装置の状態を示すマークを表示させるようにしても良い。また、照明部としては、コンソール3に設けられるランプや、放射線照射装置1に設けられるランプ等を用いるようにしても良い。また、音声発生部としては、放射線照射装置1に設けられるブザー等を用いるようにしても良い。
また、放射線照射装置1に設けられるランプ(伝達部)には、例えば、放射照射装置1(放射線撮影システム100)の操作のためにユーザーが使用するハンドスイッチが有するランプ等が挙げられる。ハンドスイッチについては、撮影者(ユーザー)が、ハンドスイッチの押下、解放と、ランプの表示とが直接的に関係していると解釈する傾向がある。そのため、ハンドスイッチのランプの状態を、本曝射とプレ曝射との間において、曝射画像の撮影時に基づく状態とすると良い。これにより、撮影者が反射的にハンドスイッチを解放することを回避することができ、撮影失敗の頻度を低減することができる。
また、制御部31は、2つ以上の伝達部における、プレ曝射と本曝射との間の状態の組み合わせである複数の伝達パターンを選択可能であり、複数の伝達パターンの中から選択した1つの伝達パターンを2つ以上の伝達部の状態としても良い。例えば、制御部31は、ユーザーの情報および放射線撮影システム100に係る装置の情報の少なくとも1つに基づいて、1つの伝達パターンを選択するようにしても良い。
例えば、撮影者によっては、放射線撮影システム100を使い慣れている者もいれば、希に使うだけの者もいる。つまり、撮影者の熟練度や、撮影者におけるシステムに対する慣れの度合いが、撮影者によって異なる場合がある。
また、放射線撮影システム100によっては、ユーザーがログインして使用されるものがある。このような放射線撮影システム100には、現在使用中の撮影者の情報があるので、撮影者毎や、撮影者の属性グループ(熟練度、所属部署や撮影頻度等)に基づいて、制御部31が伝達部の状態を適宜切り替えても良い。
また、放射線撮影システム100が設置されている病院によっては、経験の浅い撮影者が特定の撮影室や、当該撮影室内の撮影装置を頻繁に使用する場合がある。また、病棟回診車においては、経験年数の浅い撮影者を担当に割り当てる病院も存在する。このような場合、制御部31は、使用される装置の属性に応じて伝達部の状態を適宜切り替えても良い。
例えば、撮影者の熟練度が比較的低い場合や経験の浅い撮影者が使用する装置の場合、制御部31は、図4の状態に係る伝達パターンを選択する。一方、撮影者の熟練度が比較的高い場合や経験の多い撮影者が使用する装置の場合、制御部31は、図6や図7の状態に係る伝達パターンを選択する。
また、ユーザーの情報または装置の情報は、表示部34や操作部35において当該情報を選択するものが設けられていても良い。
これらのようにすることで、撮影自体や装置の振る舞いに慣れている撮影者(ユーザー)に対しては、放射線撮影システムの動作状態をより正確に伝えられる伝達パターンを用いることができ、それにより、ユーザーによる動作状態の把握が容易になり、撮影失敗の頻度を低減できる。さらに、撮影自体や装置の振る舞いになれていない撮影者に対してはシンプルな伝達パターンを使うことができ、それによりプレ曝射画像の撮影終了後から本曝射画像の撮影開始までの間を放射線撮影システム100における撮影終了であると撮影者が勘違いすることを抑制することができ、撮影失敗の頻度を低減できる。
また、放射線撮影システムに係る装置においては、曝射スイッチ12をプレ曝射と本曝射との間で一旦、開放する装置もあれば、曝射スイッチ12をプレ曝射と本曝射との間で開放しない装置もある。
例えば、曝射スイッチ12をプレ曝射と本曝射との間で一旦開放する装置の場合、撮影者は意図的に曝射スイッチ12を開放する操作を行っているので、当該操作に応じて伝達部の状態を変化させると、撮影者にとってわかりやすく感じる場合がある。この場合、制御部31は、例えば、図8に示す構成において、図9に示す状態に係る伝達パターンを選択して、第1照明部36Aおよび第2照明部36Bの状態を異ならせるようにしても良い。
また、曝射スイッチ12をプレ曝射と本曝射との間で開放しない装置の場合、撮影者は、プレ曝射と本曝射との間で意図的な曝射スイッチ12の操作を行わない。そのため、撮影者にとっては、プレ曝射と本曝射とにおいて、伝達部の状態が変化しない方がわかりやすいと考えられる。
この場合、制御部31は、例えば図3に示す構成において、図4に示す状態に係る伝達パターンを選択して、伝達部の状態が、プレ曝射画像の撮影開始から本曝射画像の撮影終了まで、伝達部の状態が変化しないようにしても良い。
このように、撮影者に求める操作に応じて伝達パターンを使用することで、撮影者(ユーザー)は放射線撮影システム100の状態を直観的に把握できる為、撮影者の使い勝手が向上する。
また、曝射スイッチ12をプレ曝射と本曝射との間で一旦、開放する装置と、曝射スイッチ12をプレ曝射と本曝射との間で開放しない装置との何れかを設定可能にしても良い。そして、制御部31は、その設定に基づいて、伝達部の状態を切り替えるようにしても良い。これにより、装置の種類や動作状態による差異を吸収でき、共通のシステムで複数の装置に対応可能とすることができる。
また、上記実施の形態では、伝達部が、コンソールに設けられていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、図10に示すように、放射線撮影装置2に設けられていても良い。図10に示す放射線撮影装置2は、本発明の「伝達装置」に対応する。
この構成における、放射線撮影装置2は、図2の構成に加えて、照明部27と、音声発生部28とを有する。この照明部27および音声発生部28は、撮影制御部21の制御の下、主に患者に放射線撮影システムの動作状態を伝達する。
このような構成は、例えば、放射線照射装置1および放射線撮影装置2が設けられる撮影室と、コンソール3が設けられる操作室とが分離しているような放射線撮影システムに適用可能である。
図11に示すように、撮影制御部21は、コンソール3の制御信号等に基づいて、本曝射とプレ曝射との間において、照明部27を点灯させ、かつ、音声発生部28に音声を出力させる。こうすることで、プレ曝射画像の撮影終了が本曝射画像の撮影終了であると、患者が勘違いすることを抑制することができる。
また、音声発生部28は、ブザー音ではなく、患者に対して音声案内するような音を出力しても良い。例えば、音声発生部28は、プレ曝射画像の撮影時における撮影準備の際に「息を吸って止めてください」との音声を出力する。そして、音声発生部28は、プレ曝射画像の撮影が開始された際に「止めてください」との音声を出力する。さらに、音声発生部28は、本曝射画像の撮影終了の際に、「楽にしてください」との音声を出力する。こうすることで、患者に曝射画像の撮影中であることを正確に伝達することができる。また、伝達部として表示部を用いて、上記の音声案内のような文字表示を行うようにしても良い。このような構成の場合、放射線撮影装置2の音声発生部28は放射線撮影装置2に組み込まれた構成でもよいが、放射線撮影装置2に有線または無線で接続され、通信されるスピーカーで構成して、患者に音声が届きやすい場所に配置できるようにしても良い。こうすると、撮影者がスピーカーを介して患者に指示を伝達することができ、患者は撮影に必要な動作をより行いやすくなる。また、表示部も同様に、放射線撮影装置2と有線または無線で接続され、通信される表示器で構成して、患者が視認しやすい場所に配置できるようにしても良い。こうすると、表示器を確認することで、患者は撮影に必要な動作を行いやすくなる。
また、上記のスピーカーや表示器は、コンソールに有線または無線で接続されていても良いし、放射線照射装置に有線または無線で接続されていても良い。
また、この放射線撮影装置2が適用される放射線撮影システムにおけるコンソール3の照明部および音声発生部は、主に撮影者に放射線撮影システムの動作状態を伝達する伝達部として機能する。
例えば、図12に示すように、コンソール3が第1照明部36Aおよび第2照明部36Bを有する構成の場合、制御部31は、本曝射とプレ曝射との間において、第1照明部36Aを点灯させ、第2照明部36Bを消灯させ、かつ、音声発生部37に音声を出力しないようにしても良い。
こうすることにより、撮影者は、第1照明部36Aの点灯により、プレ曝射画像と本曝射画像との一連の撮影が継続されていることと、一連の撮影のうち、曝射が行われている期間がいつであるのかとの両方を認識することができる。その結果、放射線撮影システムの動作状態の把握が容易になり、撮影失敗の頻度を低減させることができる。
また、このような構成におけるコンソール側の照明部の点灯パターンおよび音声発生部の音声パターンを、曝射画像の撮影時において、放射線の曝射中と、非曝射中とで異ならせることで、撮影者がこれらの期間を正確に把握することができる。つまり、制御部31は、曝射画像の撮影中において、曝射中と非曝射中とで、伝達部の状態を異ならせる。
例えば、図12に示す例では、プレ曝射画像および本曝射画像の撮影準備時における非曝射中の期間において、第2照明部36Bが消灯し、かつ、音声発生部37が音声を出力していない。また、プレ曝射画像および本曝射画像の撮影中(曝射中)の期間においては、第2照明部36Bが点灯し、かつ、音声発生部37が音声を出力していない。また、プレ曝射画像および本曝射画像の撮影準備時における非曝射中の期間と、プレ曝射画像および本曝射画像の曝射中の期間との両方において、第1照明部36Aは点灯する。
このようにすることで、撮影者が曝射画像の撮影時における、曝射中の期間と非曝射中との期間を正確に認識できる。その結果、これらの期間を撮影者が誤認識することに起因する、放射線撮影システムにおける撮影失敗の頻度を低減させることができる。
また、放射線撮影装置の伝達部として、照明部および音声発生部の両方を設けることにより、視覚障害を有する患者および聴覚障害を有する患者の両方に対応した放射線撮影システムとすることができる。
なお、視覚障害のみを有する患者においては、放射線撮影システムが音声発生部を有していれば良く、照明部を有していなくても良い。また、聴覚障害のみを有する患者においては、放射線撮影システムが照明部を有していれば良く、音声発生部を有していなくても良い。
また、患者が聴覚障害および視覚障害の両方を有する場合、照明部の点灯や音声発生部の音声を認識できない場合がある。そのため、伝達部としてユーザーの触覚に作用する装置を適用しても良い。
このような装置としては、例えば、患者が把持可能なバイブレーション機能を有する装置(例えば、携帯電話やスマートフォン等の携帯端末や時計型電子機器)が挙げられる。
例えば、上記の装置と、コンソール3とを通信させ、プレ曝射画像の撮影開始から本曝射画像の撮影終了までの間に、コンソール3から当該装置に振動を指示する指令を出力させることで、当該装置が振動する。そして、プレ曝射画像の撮影開始前や、本曝射画像の撮影終了後に、コンソール3から当該装置の振動を停止する指令を出力させる。
こうすることにより、視覚障害および聴覚障害を有するユーザーでも、放射線撮影システムの動作状態を認識することができ、ひいては放射線撮影システムにおける撮影失敗の頻度を低減させることができる。
また、患者の情報に基づいて、その患者に適した伝達部を選択できるようにしても良い。この場合、例えば、コンソール3の表示部34や操作部35に、患者の情報を選択できるようなものが設けられていても良い。また、コンソール3が、例えばRIS等から取得した患者の情報に基づいて、患者の情報を自動で選択するようにしても良い。
また、上記実施の形態では、プレ曝射と本曝射において同一の伝達パターン(照明部36が点灯するパターン、および、音声発生部37が音声を出力するパターン)であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、プレ曝射と本曝射とで異なる伝達パターンであっても良い。この場合、プレ曝射と本曝射との間においては、プレ曝射と本曝射との何れか一方と同じ伝達パターンとすれば良い。このようにすることで、撮影者はプレ曝射中であるか本曝射中であるかを知る事ができる。本曝射はプレ曝射よりも高い線量である為、本曝射を途中で止めて、再撮影を行うことは、患者のトータルの被曝量が増えるため望ましくない。プレ曝射中であるか本曝射中であるかを把握できる事で、撮影者は、撮影失敗の可能性の大小(例えば体動の大きさ)と再撮影によるトータル被曝量のトレードオフを考慮して、撮影を中断するか否かを決定でき、ひいては患者の被曝量低減につながる。
また、上記実施の形態では、伝達制御装置が、放射線撮影システムに設けられたコンソールの制御部であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、伝達制御装置は、放射線撮影システムとは異なる場所に設けられた外部の装置であっても良い。この場合、伝達制御装置は、例えば、決定した伝達部の状態を、無線通信等により、放射線撮影システムに出力する。
また、上記実施の形態では、放射線撮影システム100が自動露出制御機能を有していたが、本発明はこれに限定されず、第1曝射と第2曝射とを含む曝射により曝射画像を撮影する構成である限り、どのような制御機能を有していても良い。
また、上記実施の形態では、伝達部の状態を曝射画像の撮影時に基づく状態とする制御として、1以上の伝達部の状態を、曝射画像の撮影時の状態と同じ状態としていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、1以上の伝達部の状態を、曝射画像の撮影時の状態に類似した状態とする等、ユーザーが伝達部の状態を誤認識しない限り、曝射画像の撮影時の状態と同じ状態としなくても良い。
また、上記実施の形態では、伝達装置における制御部が、記憶部、表示部および操作部等と一体に構成されていたが、本発明はこれに限定されず、記憶部、表示部および操作部等と別体で構成されていても良い。例えば、制御部は放射線照射装置に設けられていても良い。つまり、放射線照射装置に伝達部が設けられる場合、伝達部および制御部は、放射線照射装置に設けられることとなる。また、制御部は放射線撮影装置に設けられていても良い。この場合、放射線照射装置に伝達部が設けられる場合、伝達部および制御部が、コンソールに設けられないこととなる。言い換えると、伝達部が放射線照射装置に設けられ、制御部が放射線撮影装置に設けられることとなる。
また、上記実施の形態では、1回のプレ曝射の後に1回の本曝射を行う構成とされていたが、本発明はこれに限定されず、1回のプレ曝射の後に、複数回の本曝射を行う構成であってもよい。この場合、制御部31は、プレ曝射により得られたプレ曝射画像およびプレ曝射画像に紐付けられた付帯情報に基づいて複数回の本曝射を行う際の撮影条件を決定する自動露出制御を行う。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 放射線照射装置
2 放射線撮影装置
3 コンソール
11 ジェネレーター
12 曝射スイッチ
13 放射線源
21 撮影制御部
22 放射線検出部
23 読出部
24 通信部
25 記憶部
31 制御部
32 通信部
33 記憶部
34 表示部
35 操作部
36 照明部
37 音声発生部
100 放射線撮影システム

Claims (15)

  1. 放射線撮影システムの動作状態をユーザーに伝達する伝達部と、
    前記伝達部の状態を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記放射線撮影システムにおいて、第1曝射と第2曝射とを含む曝射により曝射画像を撮影する場合、前記第1曝射と前記第2曝射との間において、前記伝達部の状態を、前記曝射画像の撮影時に基づく状態とする制御を行う、
    伝達装置。
  2. 前記伝達部は、2つ以上設けられ、
    前記制御部は、前記第1曝射と前記第2曝射との間において、1つ以上の伝達部を、前記曝射画像の撮影時に基づく状態とする制御を行う、
    請求項1に記載の伝達装置。
  3. 前記制御部は、前記第1曝射と前記第2曝射との間において、前記曝射画像の撮影時に基づく状態とした第1伝達部以外の第2伝達部を、前記第1伝達部とは異なる状態とする、
    請求項2に記載の伝達装置。
  4. 前記制御部は、2つ以上の伝達部における、前記第1曝射と前記第2曝射との間の状態の組み合わせである複数の伝達パターンを選択可能であり、前記複数の伝達パターンの中から選択した1つの伝達パターンを前記2つ以上の伝達部の状態とする、
    請求項2または請求項3に記載の伝達装置。
  5. 前記制御部は、前記ユーザーの情報および前記放射線撮影システムに係る装置の情報の少なくとも1つに基づいて、前記1つの伝達パターンを選択する、
    請求項4に記載の伝達装置。
  6. 前記伝達部は、前記ユーザーの視覚、聴覚および触覚の少なくとも1つ以上に作用する装置を含む。
    請求項1〜5の何れか1項に記載の伝達装置。
  7. 前記制御部は、前記第1曝射と前記第2曝射との間において、前記伝達部の状態を、前記曝射画像の撮影時と同じ状態とする、
    請求項1〜6の何れか1項に記載の伝達装置。
  8. 前記制御部は、曝射中と非曝射中とで、前記伝達部の状態を異ならせる、
    請求項1〜7の何れか1項に記載の伝達装置。
  9. 前記制御部は、前記第2曝射より前に行う前記第1曝射により得られたプレ曝射画像および前記プレ曝射画像に関する情報に基づいて前記第2曝射を行う際の撮影条件を決定する、
    請求項1〜8の何れか1項に記載の伝達装置。
  10. 前記撮影条件は、前記第1曝射によるプレ曝射画像と、前記第2曝射による本曝射画像との合成を行うための撮影条件である、
    請求項9に記載の伝達装置。
  11. 放射線を曝射する放射線照射装置と、
    前記放射線の曝射を受けることで曝射画像の画像データを生成する放射線撮影装置と、
    請求項1〜10の何れか1項に記載の伝達装置と、
    を備える放射線撮影システム。
  12. 前記伝達部および前記制御部は、前記放射線照射装置に設けられる、
    請求項11に記載の放射線撮影システム。
  13. 前記伝達部は、前記放射線照射装置に設けられ、
    前記制御部は、前記放射線撮影装置に設けられる、
    請求項11に記載の放射線撮影システム。
  14. 前記伝達部は、前記放射線撮影システムの操作のためにユーザーが使用するハンドスイッチが有するランプである、
    請求項11〜13の何れか1項に記載の放射線撮影システム。
  15. 放射線撮影システムの動作状態をユーザーに伝達する伝達部を制御する伝達制御装置であって、
    前記伝達部の状態を決定する決定部と、
    前記決定部により決定された前記伝達部の状態になるように前記伝達部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記決定部は、前記放射線撮影システムにおいて、第1曝射と第2曝射とを含む曝射により曝射画像を撮影する場合、前記第1曝射と前記第2曝射との間において、前記曝射画像の撮影時に基づく状態を前記伝達部の状態とする、
    伝達制御装置。
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