JP2021129659A - 乗降補助装置 - Google Patents

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陽介 黒川
Yosuke Kurokawa
陽介 黒川
翔 小林
Sho Kobayashi
翔 小林
照雄 山口
Teruo Yamaguchi
照雄 山口
正次 安斉
Masatsugu Anzai
正次 安斉
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Abstract

【課題】スロープが設置されたバス停におけるバスの停止を容易にしつつ床面の高さが異なる複数種類のバスに対応して車椅子利用者のバスの乗降をサポートすることができる乗降補助装置を得る。【解決手段】バス停10に設置されたスロープ14からバス12の乗降口12Aへの橋渡し用とされたブリッジ22は、回転板部24及び伸縮通路部30を有する。回転板部24は、スロープ14の頂部側の端部14Bに連接して配置され、上下方向に沿う軸線回りに回転可能に支持されている。また、伸縮通路部30は、回転板部24に連続して形成されると共に先端30A側が乗降口12Aと接続される側となっており、回転板部24の回転に応じて変位し、更に長手方向に伸縮可能に構成されている。そして、伸縮通路部30の先端30A側の部分をジャッキが高さ調整自在に支持して昇降させる。【選択図】図2

Description

本発明は、乗降補助装置に関する。
車椅子利用者がバスに乗降するのをサポートするための技術として、バスに搭載された車椅子乗降用のスロープ板に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。簡単に説明すると、この先行技術は、床面が低く設定されたバス(例えばバリアフリー化に対応するために路線バスに採用されているノンステップバス)に適用することを前提とし、バスの乗降口の床面側と路面とをスロープ板で架け渡すことで、車椅子での乗降を可能にしている。しかしながら、この先行技術は、床面が高く設定されたバス(例えば高速道路を走行するような観光バス)ではスロープ板の傾斜がきつくなってしまうため、適用することができない。
一方、例えば、バス停に予めスロープを設置し、スロープの一端側に乗降口を合わせるようにバスを停止させるという対応も採り得る。
特開2015−44442号公報
しかしながら、この場合は、バスを正確に所定位置に停止させなければならす、そのような停止を切り返しなしで行うのは難しいという問題があるうえ、乗降口の床面の高さが所定の高さであるバスしか利用できない、という問題がある。
本発明は、上記事実を考慮して、スロープが設置されたバス停におけるバスの停止を容易にしつつ床面の高さが異なる複数種類のバスに対応して車椅子利用者のバスの乗降をサポートすることができる乗降補助装置を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の乗降補助装置は、バス停に設置されたスロープからバスの乗降口への橋渡し用とされたブリッジの一部を構成して前記スロープの頂部側の端部に連接して配置され、上下方向に沿う軸線回りに回転可能に支持された回転板部と、前記ブリッジの他の一部を構成して通行される方向を長手方向とし、長手方向の一端側である基端側の一部が前記回転板部に連続して形成されると共に長手方向の他端側である先端側が前記乗降口と接続される側とされ、前記回転板部の回転に応じて変位し、更に長手方向に伸縮可能に構成された伸縮通路部と、前記伸縮通路部の先端側の部分を高さ調整自在に支持して昇降させる昇降機構と、を有する。
上記構成によれば、バス停に設置されたスロープからバスの乗降口への橋渡し用とされたブリッジは、回転板部及び伸縮通路部を有している。回転板部は、スロープの頂部側の端部に連接して配置され、上下方向に沿う軸線回りに回転可能に支持されている。また、伸縮通路部は、通行される方向を長手方向とし、長手方向の一端側である基端側の一部が回転板部に連続して形成されると共に長手方向の他端側である先端側が乗降口と接続される側となっており、回転板部の回転に応じて変位し、更に長手方向に伸縮可能に構成されている。そして、伸縮通路部の先端側の部分を昇降機構が高さ調整自在に支持して昇降させる。このため、回転板部の回転によって平面視で伸縮通路部の先端側がバスの乗降口側を向くように調整し、伸縮通路部の伸縮によって平面視で伸縮通路部の先端側がバスの乗降口に達するように調整し、昇降機構によって伸縮通路部の先端の高さ位置をバスの乗降口の床面の高さに合わせることができる。よって、バスの停止位置がばらついても、また、バスの床面の高さが一律でなくても、ブリッジの先端をバスの乗降口の床面に連続させることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、スロープが設置されたバス停におけるバスの停止を容易にしつつ床面の高さが異なる複数種類のバスに対応して車椅子利用者のバスの乗降をサポートすることができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係る乗降補助装置の概略構成を示す斜視図である。 図1の乗降補助装置が設けられたバス停でバスが基準位置からずれて停車している状態を示す模式的な平面図である。 図2の状態から回転板部を回転させて伸縮通路部の先端をバスの乗降口側に向けた状態を示す模式的な平面図である。 図3の状態から伸縮通路部を延伸させた状態を示す模式的な平面図である。 ブリッジの伸縮通路部の先端の高さ位置をバスの乗降口の床面の高さに合わせようと調整している状態を示す模式的な図である。
本発明の一実施形態に係る乗降補助装置20について図1〜図5を用いて説明する。なお、図2〜図5において適宜示される矢印FRはバスの前方側を示しており、矢印UPはバスの上方側を示しており、矢印Wはバスの幅方向を示している。
図1には、本実施形態に係る乗降補助装置20の概略構成が斜視図で示されている。図2には、乗降補助装置20が設けられたバス停10でバス12が基準位置100(二点鎖線で図示)からずれて停車している状態の模式的な平面図が示されている。なお、図2において矢印Aはバス12が進行してきた方向を示す。
図2に示されるように、バス停10には、スロープ14が設置されている。スロープ14は、一例として、平面視で略U字状に形成されており、図中の下側の右端部が、最低位側の端部14Aとされ、図中の上側の右端部が頂部側の端部14Bとされている。また、図示を省略するが、スロープ14の傾斜角度は、車椅子で昇降可能な緩い傾斜角度に設定されている。スロープ14に隣接して乗降補助装置20が設けられている。
乗降補助装置20は、手動で使用される装置とされ、スロープ14からバス12の乗降口12Aへの橋渡し用とされたブリッジ22を備えている。ブリッジ22の一部を構成する回転板部24は、スロープ14の頂部側の端部14Bに連接して配置されている。図1に示されるように、回転板部24の下方側には、路面18に設置された支持基台26が配置されている。また、回転板部24の下面側中央部には、下方側に延出された軸部材25が固定されており、軸部材25は、支持基台26に対して上下方向に沿う軸線回りに回転可能とされている。すなわち、回転板部24は、軸部材25の上下方向に沿う軸線回りに正逆回転可能に支持基台26に支持されている。このような回転機構は、平面視におけるバス12(図2参照)の停車の向き(停車角度)に対するブリッジ22の角度を調整するための角度調整機構又は首振り機構として把握することができ、本実施形態では、一例として0°〜180°の範囲で角度調整できるようになっている。
ブリッジ22の他の一部を構成する伸縮通路部30は、通行される方向を長手方向とし、長手方向の一端側である基端側の一部が回転板部24に連続して形成されると共に長手方向の他端側である先端30A側が乗降口12A(図2参照)と接続される側とされる。伸縮通路部30は、直線状に延在されて基端部側の側部が回転板部24に連続する第一通路板部32と、第一通路板部32の同じ方向に直線状に延在されて第一通路板部32の一部に上側から重なる第二通路板部34と、を備えている。
第二通路板部34は第一通路板部32に対して伸縮通路部30の長手方向に相対移動可能に構成されている。そして、第二通路板部34が伸縮通路部30の長手方向において第一通路板部32との重なり量を変えることで、伸縮通路部30は、その長手方向(矢印X方向)に伸縮可能とされている。このような伸縮機構は、ブリッジ22の長さが最短の状態から延伸可能とされた延伸機構としても把握することができ、バス12(図2参照)の停車位置に対してブリッジ22の長さを調整するための機構とされる。
第一通路板部32における長手方向の基端側の略半部は、その下方側に配置された第一台車36に固定されている。第一台車36の底面側にはキャスター36Aが設けられている。第一通路板部32の先端部は、第二台車38に固定されている。第二台車38は、第一通路板部32の先端部を支持すると共に、第二通路板部34の下方側に配置される。第二台車38の底面側にはキャスター38Aが設けられている。これらにより、伸縮通路部30は、回転板部24の回転に応じて変位する(矢印A方向及び矢印B方向参照)ようになっている。なお、キャスター36A、38Aには、周知技術であるロック機構付きキャスターを適用することができる。
図5には、ブリッジ22の先端の高さ位置をバス12の乗降口12Aの床面12Fの高さに合わせようと調整している状態が模式的に示されている。図5に示されるように、第二台車38には、昇降機構としてのジャッキ40(図中では模式化して図示)が搭載されている。ジャッキ40は、操作用のハンドル42と、第二通路板部34を下面側から支持すると共にハンドル42の操作によって上端位置が上下方向(矢印Y参照)に変位するリフト部44と、を有する。なお、ジャッキ40には、周知技術を適用できるため、詳細説明を省略する。ジャッキ40は、伸縮通路部30の先端30A側の部分(すなわち第二通路板部34の先端34A側の部分)を高さ調整自在に支持して昇降させるようになっている。
なお、第二通路板部34の先端34Aを最も上昇させた状態で第二通路板部34の傾斜角度が最大になる場合における当該傾斜角度をアクセシビリティの角度に関する規定に合わせて設定しておくことで、ジャッキ40によって第二通路板部34の先端34Aを上昇させても第二通路板部34の傾斜角度をアクセシビリティの角度に関する規定内にすることができる。
また、本実施形態のブリッジ22は、角度調整、伸縮及び昇降で可動させる3軸可動式ブリッジとして把握することができる。図1に示されるように、ブリッジ22は、第一通路板部32に手摺33が設けられ、第二通路板部34に手摺35が設けられている。手摺33、35は、一例として、第二通路板部34が第一通路板部32に対して伸縮通路部30の長手方向に相対移動する際のガイドとしての機能も有している。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図2に示されるようにバス12が停車した場合、図2に示される状態から、図3に示されるように、回転板部24を手動で回転させて(矢印R1方向参照)、平面視でブリッジ22の伸縮通路部30の先端30Aをバス12の乗降口12A側に向けるように調整する。
次に、図3に示される状態から図4に示されるように伸縮通路部30を手動で延伸させる(矢印X1方向参照)ことで、バス12とスロープ14との距離がばらついても、伸縮通路部30の先端30A側の位置を調整することができる。これにより、バス12の位置を調整するために何度も切り返しを行うことが不要となり、乗降のための時間の短縮に繋げることができる。
また、車種によって図5に示されるバス12の床面12Fの高さがばらついても(一律でなくても)、ジャッキ40によってブリッジ22の伸縮通路部30の先端30Aの高さ位置をバス12の乗降口12Aの床面12Fの高さ位置に合わせることで、対応することができる。これにより、様々な車種のバス12に対応できるので、汎用性が高い。
このように、バス12の停止位置がばらついても、また、バス12の床面12Fの高さが一律でなくても、ブリッジ22の先端(すなわち伸縮通路部30の先端30A)をバス12の乗降口12Aの床面12Fに連続させることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、図2等に示されるスロープ14が設置されたバス停10におけるバス12の停止を容易にしつつ床面12F(図5参照)の高さが異なる複数種類のバス12に対応して車椅子利用者のバス12の乗降をサポートすることができる。
ちなみに、例えば、障がい者スポーツの国際大会の開催中には、車椅子利用者の移動手段として、車椅子でも利用しやすい形状の乗降口を備えていてかつ高速道路を走行可能な観光バスが利用されることが考えられるが、そのような観光バスは、現状、前記乗降口の床面の高さが統一されておらず、かつ統一するような改造も難しい。しかしながら、本実施形態では、図5に示されるバス12の床面12Fの高さを統一しておかなくても、車椅子利用者によるバス12の乗降をサポートすることができる。
また、本実施形態では、乗降のための時間を短縮することができるので、バス12の運行の遅れ(ダイヤの乱れ)を抑えることができると共に、車椅子利用者の待ち時間の増加を抑えることができる。
ここで、リフト付きバスの自動昇降リフトを用いる場合と対比して若干補足説明する。
自動昇降リフトを搭載したリフト付きバスは、専用の乗降口より自動昇降リフトで車椅子利用者を乗降させるが、例えば障がい者スポーツの国際大会の開催中等、多数の車椅子利用者が移動をする場合、その全員を自動昇降リフトで乗降させると多大な時間を要してしまう。これに対して、本実施形態によれば、バス12は、自動昇降リフトで車椅子利用者を移動させる必要はないので、車椅子利用者の乗降時間を短縮することができる。
なお、本実施形態の乗降補助装置20は、手動で動かす構造になっているので、コストが抑えられると共に、サイズも抑えられる。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 バス停
12 バス
12A 乗降口
14 スロープ
14B スロープの頂部側の端部
20 乗降補助装置
22 ブリッジ
24 回転板部
30 伸縮通路部
30A 伸縮通路部の先端
40 ジャッキ(昇降機構)

Claims (1)

  1. バス停に設置されたスロープからバスの乗降口への橋渡し用とされたブリッジの一部を構成して前記スロープの頂部側の端部に連接して配置され、上下方向に沿う軸線回りに回転可能に支持された回転板部と、
    前記ブリッジの他の一部を構成して通行される方向を長手方向とし、長手方向の一端側である基端側の一部が前記回転板部に連続して形成されると共に長手方向の他端側である先端側が前記乗降口と接続される側とされ、前記回転板部の回転に応じて変位し、更に長手方向に伸縮可能に構成された伸縮通路部と、
    前記伸縮通路部の先端側の部分を高さ調整自在に支持して昇降させる昇降機構と、
    を有する乗降補助装置。
JP2020025606A 2020-02-18 2020-02-18 乗降補助装置 Pending JP2021129659A (ja)

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