JP2021129426A - 電源システム、連結装置、電源ユニット及び制御方法 - Google Patents

電源システム、連結装置、電源ユニット及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電源の利用シーンを拡大することを可能とする電源システム、連結装置、電源ユニット及び制御方法を提供する。【解決手段】電源システム10は、電力変換装置110を有する連結装置と、1以上の電源ユニット200と、を備える。電源ユニットは、分散電源210と、直流電力を電力変換装置に出力するための第1電力インタフェース250と、直流電力を交流電力に変換する個別変換器230と、個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェース260と、を備える。電力変換装置は、電源ユニットから出力される直流電力を交流電力に変換する連結側変換器112と、連結側変換器から出力される交流電力を出力するための連結側電力インタフェース115と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電源システム、連結装置、電源ユニット及び制御方法に関する。
従来、電源ユニット及びインバータを有する可搬型の非常用電源が知られている。非常用電源は、直流電力のインタフェースを有しており、インタフェースから入力される直流電力によって電源ユニットを充電する(例えば、特許文献1)。
特開2016−220517号公報
しかしながら、上述した非常用電源については、あくまでも非常時に単体で用いる利用シーンが想定されているに過ぎず、非常時以外の通常時の利用シーンが想定されていない。従って、通常時において非常用電源が使用されることがなく、電源の利用シーンが限られている。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電源の利用シーンを拡大することを可能とする電源システム、連結装置、電源ユニット及び制御方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る電源システムは、電力変換装置を有する連結装置と、前記連結装置に対して着脱可能な1以上の電源ユニットと、を備える。前記電源ユニットは、分散電源と、前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する個別変換器と、前記個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、を備える。前記電力変換装置は、前記電源ユニットから出力される直流電力を交流電力に変換する連結側変換器と、前記連結側変換器から出力される交流電力を出力するための連結側電力インタフェースと、を備える。前記電源システムは、前記電源ユニットと前記電力変換装置との間の通信で取得される通信情報に基づいて、前記電源ユニット及び前記電力変換装置の少なくともいずれか1つを制御する制御部を備える。
第2の特徴に係る連結装置は、電力変換装置を有する。前記連結装置は、前記連結装置に対して着脱可能な1以上の電源ユニットから出力される直流電力を交流電力に変換する連結側変換器と、前記連結側変換器から出力される交流電力を出力するための連結側電力インタフェースと、前記電源ユニットから受信する通信情報に基づいて、前記電力変換装置を制御する制御部と、を備える。
第3の特徴に係る電源ユニットは、電力変換装置を有する連結装置に対して着脱可能である。前記電源ユニットは、分散電源と、前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する個別変換器と、前記個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、前記電力変換装置から受信する通信情報に基づいて、前記電源ユニットを制御する制御部と、を備える。
第4の特徴に係る制御方法は、電力変換装置を有する連結装置と、前記連結装置に対して着脱可能な1以上の電源ユニットと、を備えるシステムで用いる。前記電源ユニットは、分散電源と、前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する個別変換器と、前記個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、を備える。前記電力変換装置は、前記電源ユニットから出力される直流電力を交流電力に変換する連結側変換器と、前記連結側変換器から出力される交流電力を出力するための連結側電力インタフェースと、を備える。前記制御方法は、前記電源ユニットと前記電力変換装置との間の通信で取得される通信情報に基づいて、前記電源ユニット及び前記電力変換装置の少なくともいずれか1つを制御するステップを備える。
本発明によれば、電源の利用シーンを拡大することを可能とする電源システム、連結装置、電源ユニット及び制御方法を提供する。
図1は、実施形態に係る電源システム10の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る電源システム10の詳細を示す図である。 図3は、実施形態に係る電源ユニット200の取外状態を示す図である。 図4は、実施形態に係る制御装置116を示す図である。 図5は、実施形態に係る制御装置280を示す図である。 図6は、実施形態に係る制御方法を示す図である。 図7は、変更例2に係る電力変換装置110及び電源ユニット200を示す図である。 図8は、変更例2に係る制御方法を示す図である。 図9は、変更例3に係る制御方法を示す図である。 図10は、変更例4に係る蓄電装置210Bの放電を説明するための図である。 図11は、変更例4に係る蓄電装置210Bの放電を説明するための図である。 図12は、変更例4に係る制御方法を示す図である。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものである。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものである。
[実施形態]
(電源システムの概要)
以下において、実施形態に係る電力電源システムの概要について説明する。
図1に示すように、電源システム10は、連結装置100と、1以上の電源ユニット200と、を有する。各電源ユニット200は、連結装置100に対して着脱可能に構成される。図1では、連結装置100に対して最大で5つの電源ユニット200(電源ユニット200A〜200E)が着脱可能であるケースが例示されている。
連結装置100は、電力変換装置110と、収容ベイ120と、を有する。電力変換装置110は、電源ユニット200から出力される直流電力を交流電力に変換する。電力変換装置110は、商用電源(例えば、100V又は200V)から入力される交流電力を直流電力に変換する。電力変換装置110の詳細については後述する。収容ベイ120は、最大で5つの電源ユニット200を収容可能である。
収容ベイ120は、各電源ユニット200を収容する個別ベイ毎に表示部121を有してもよい。表示部121は、7セグメントディスプレイであってもよく、LEDなどの発光素子であってもよく、液晶パネル又は有機ELなどのディスプレイであってもよい。表示部121は、電力変換装置110の出力電力によって駆動してもよく、各電源ユニット200の出力電力によって駆動してもよい。表示部121は、連結装置100に電源ユニット200が取り付けられた状態において、電源ユニット200に関する情報を表示してもよい。例えば、電源ユニット200に関する情報は、電源ユニット200の動作状態を含んでもよい。動作状態は、運転、待機、停止などのステータスを含んでもよい。電源ユニット200が蓄電装置を含む場合には、動作状態は、放電、充電などのステータスを含んでもよい。動作状態は、異常などのステータスを含んでもよい。
連結装置100は、表示部100Xを有してもよい。表示部100Xは、7セグメントディスプレイであってもよく、LEDなどの発光素子であってもよく、液晶パネル又は有機ELなどのディスプレイであってもよい。表示部100Xは、電力変換装置110の出力電力によって駆動してもよい。表示部100Xは、電力変換装置110に関する情報を表示してもよく、連結装置100に取り付けられた電源ユニット200に関する情報を表示してもよい。例えば、電力変換装置110に関する情報は、電力変換装置110の動作状態を含んでもよい。動作状態は、上述したステータスに加えて、電力変換装置110が電力系統と連系している状態(連系状態)、電力変換装置110が電力系統から解列された状態(自立状態)などのステータスを含んでもよい。
電源ユニット200は、後述するように、少なくとも1つの分散電源を有する。分散電源は、太陽電池装置、蓄電装置及び燃料電池装置の中から選択された1以上の装置を含んでもよい。例えば、電源ユニット200Dのように、電源ユニット200の筐体は、底面201、天面202、裏面203、正面204、側面205及び側面206を有する形状を有してもよい。電源ユニット200が収容ベイ120に収容された状態において、底面201、裏面203、側面205及び側面206は、収容ベイ120によって被覆される面(被覆面)であり、天面202及び正面204は、収容ベイ120によって被覆される面(露出面)であってもよい。天面202及び正面204には、太陽光パネルが設けられてもよい。側面205(又は、側面206)には、表示部200Xが設けられてもよい。表示部200Xは、7セグメントディスプレイであってもよく、LEDなどの発光素子であってもよく、液晶パネル又は有機ELなどのディスプレイであってもよい。表示部200Xは、電源ユニット200の出力電力によって駆動してもよい。表示部200Xは、連結装置100から電源ユニット200が取り外された状態において、電源ユニット200に関する情報を表示してもよい。
(電源システムの詳細)
以下において、実施形態に係る電力電源システムの詳細について説明する。ここでは、電源ユニット200が分散電源として太陽電池装置及び蓄電装置を有するケースを例示する。
図2に示すように、電力変換装置110は、変換器111と、変換器112と、フィルタ113と、切替器114と、電力インタフェース115と、制御装置116と、を有する。
変換器111は、直流電力の電圧を変換するDC/DCコンバータ(図2では、DC/DC)である。具体的には、変換器111は、電源ユニット200から出力される直流電力の電圧を変換する。変換器111は、変換器112から出力される直流電力の電圧を変換してもよい。電源ユニット200は、電力変換装置110に並列で接続されており、変換器111は、電源ユニット200毎に設けられる変換器111Aを含む。
変換器112は、連結側変換器の一例であり、変換器111から出力される直流電力を交流電力に変換するDC/ACコンバータ(図2では、INV)である。変換器112は、フィルタ113から出力される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを兼ねてもよい。
フィルタ113は、変換器112から出力される交流電力のノイズ成分(例えば、高周波成分)を除去するフィルタ(図2では、ACF(Alternating-Current Filter))である。
切替器114は、フィルタ113から出力される交流電力を出力する電力インタフェース115を切り替える切替器である。切替器114は、フィルタ113に入力される交流電力を入力する電力インタフェース115を切り替えてもよい。
電力インタフェース115は、連結側電力インタフェースの一例であり、電力変換装置110(変換器112)から交流電力を出力するための電力インタフェースである。電力インタフェース115は、電力変換装置110に交流電力を入力するための電力インタフェースであってもよい。電力インタフェース115は、出力電圧が異なる2以上の電力インタフェースを含んでもよい。図2では、電力インタフェース115として、電力インタフェース115A及び電力インタフェース115Bが例示されている。電力インタフェース115Aは、単相2線100Vの電力インタフェースであってもよい。電力インタフェース115Bは、単相3線200Vの電力インタフェースであってもよい。
制御装置116は、電力変換装置110を制御する装置(図2では、CTL)である。制御装置116は、電源ユニット200と通信を実行する機能を有しており、電源ユニット200から受信する通信情報に基づいて電力変換装置110を制御する。制御装置116の詳細については後述する(図4を参照)。
図2に示すように、収容ベイ120は、切替器130及び電力インタフェース140を有してもよい。
切替器130は、第1電力インタフェース250と変換器111との接続のON/OFFを切り替える。切替器130は、電源ユニット200が収容ベイ120に収容された後においてONに切り替えられる。切替器130は、収容ベイ120に設けられていなくてもよい。
電力インタフェース140は、電力インタフェース115と接続された電力インタフェースである。図2では、電力インタフェース140として、電力インタフェース115Aと接続された電力インタフェース140A及び電力インタフェース115Bと接続された電力インタフェース140Bが例示されている。電力インタフェース140Aは、単相2線100Vの電力インタフェースであってもよい。電力インタフェース140Bは、単相3線200Vの電力インタフェースであってもよい。
図2に示すように、各電源ユニット200は、分散電源210と、変換器220と、個別変換器230と、フィルタ240と、第1電力インタフェース250と、第2電力インタフェース260と、第3電力インタフェース270と、制御装置280と、を有する。
分散電源210は、直流電力を出力する電源である。図2では、分散電源210として、太陽電池装置210A(図2では、PV)及び蓄電装置210B(図2では、BT)が例示されている。太陽電池装置210Aは、受光に応じて直流電力を出力する装置である。蓄電装置210Bは、電力を蓄積する装置であり、直流電力を出力する装置である。
変換器220は、直流電力の電圧を変換するDC/DCコンバータである。図2では、変換器220として、太陽電池装置210Aから出力される直流電力の電圧を変換する変換器220A(図2では、PV_DC/DC)及び蓄電装置210Bから出力される直流電力の電圧を変換する変換器220B(図2では、BT_DC/DC)が例示されている。変換器220Bは、個別変換器230から出力される直流電力の電圧を変換してもよい。
個別変換器230は、分散電源210から出力される直流電力を交流電力に変換するDC/ACコンバータ(図2では、INV)である。個別変換器230は、フィルタ240から出力される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを兼ねてもよい。
フィルタ240は、個別変換器230から出力される交流電力のノイズ成分(例えば、高周波成分)を除去するフィルタ(図2では、ACF)である。フィルタ240は、個別変換器230と第2電力インタフェース260との接続のON/OFFを切り替える切替器241を含んでもよい。フィルタ240は、個別変換器230と第3電力インタフェース270との接続のON/OFFを切り替える切替器242を含んでもよい。
第1電力インタフェース250は、分散電源210から出力される直流電力を電力変換装置110に出力するための電力インタフェースである。第1電力インタフェース250は、電力変換装置110から出力される直流電力を分散電源210に入力するための電力インタフェースを兼ねてもよい。
第2電力インタフェース260は、個別変換器230から出力される交流電力を出力するための電力インタフェースである。第2電力インタフェース260は、単相2線100Vの電力インタフェースであってもよい。
第3電力インタフェース270は、交流電力を入力するための電力インタフェースである。交流電力は、商用電源から入力されてもよく、他の電源ユニット200から入力されてもよい。第3電力インタフェース270は、単相2線100Vの電力インタフェースであってもよい。
制御装置280は、電源ユニット200を制御する装置(図2では、CTL)である。制御装置280は、電力変換装置110と通信を実行する機能を有しており、電力変換装置110の制御で用いる通信情報を電力変換装置110に送信する。制御装置280の詳細については後述する(図5を参照)。
(電源ユニット200の取付状態)
以下において、各電源ユニット200が連結装置100に取り付けられた状態、すなわち、各電源ユニット200が収容ベイ120に収容された状態について説明する。
図2に示すように、各電源ユニット200は、電力変換装置110に並列に接続される。各電源ユニット200の第1電力インタフェース250は、電力変換装置110の変換器111と接続される(以下、DCリンク接続と称することもある)。このようなDCリンク接続においては、上述した切替器130はONであり、各電源ユニット200の切替器241及び切替器242はOFFである。
上述した電力インタフェース140は、電力システム310と接続される。電力システム310は、電力変換装置110から供給される電力を消費するシステム(負荷システム)を含んでもよい。電力システム310は、電力変換装置110に電力を供給するシステム(電源システム)を含んでもよい。図2では、電力インタフェース140Aは、電力システム310Aと接続可能であり、電力インタフェース140Bは、電力システム310Bと接続可能である。電力システム310Aは、単相2線100Vのシステムであってもよく、電力システム310Bは、単相3線200Vのシステムであってもよい。
(電源ユニット200の取外状態)
以下において、各電源ユニット200が連結装置100から取り外された状態、すなわち、各電源ユニット200が収容ベイ120に収容されていない状態について説明する。
図3の上段に示すように、電源ユニット200が電力を出力する場合には、第2電力インタフェース260に電力システム320が接続される。電力システム320は、電源ユニット200から出力される電力を消費するシステム(負荷システム)である。電力システム320は、単相2線100Vのシステムであってもよい。このようなケースにおいて、切替器241はONであり、切替器242はOFFである。上述した第1電力インタフェース250は用いられない。
図3の下段に示すように、電源ユニット200に電力を入力する場合には、第3電力インタフェース270に電力システム330が接続される。電力システム330は、電源ユニット200に電力を供給するシステム(電源システム)である。電力システム330は、単相2線100Vのシステムであってもよい。このようなケースにおいて、切替器242はONであり、切替器241はOFFである。上述した第1電力インタフェース250は用いられない。
(制御装置)
以下において、実施形態に係る制御装置116について説明する。図4に示すように、制御装置116は、通信部116Aと、検出部116Bと、制御部116Cと、を有する。
通信部116Aは、通信モジュールによって構成される。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTE、5Gなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
実施形態では、通信部116Aは、電源ユニット200と通信を実行する機能を有する。通信部116Aは、電源ユニット200から通信情報を受信する。例えば、通信情報は、分散電源210の出力可能容量を示す情報を含む。
出力可能容量は、分散電源210が単位時間当たりに出力可能な容量である。例えば、分散電源210が太陽電池装置210Aである場合には、太陽電池装置210Aの出力可能容量は、時々刻々と変化する出力電力によって定められてもよい。分散電源210が蓄電装置210Bである場合には、蓄電装置210Bの出力可能容量は、蓄電装置210Bの最大出力電力によって定められてもよく、蓄電装置210Bの定格出力電力によって定められてもよい。
検出部116Bは、各種状態を検出する。例えば、検出部116Bは、電源ユニット200が連結装置100に取り付けられているか否かを検出してもよい。電源ユニット200が取り付けられているか否かは、収容ベイ120に設けられたセンサから受信する信号によって検出されてもよい。
制御部116Cは、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuits)など)によって構成されてもよい。
実施形態では、制御部116Cは、電源ユニット200から受信する通信情報に基づいて電力変換装置110を制御する。例えば、通信情報は、連結装置100に接続された電源ユニット200から受信する情報であり、分散電源210の出力可能容量を示す情報を含む。制御部116Cは、分散電源210の出力可能容量に基づいて、電力インタフェース115の最大出力容量を制御する。
例えば、1.0kWhの出力可能容量を有する2つの分散電源210が電力変換装置110に接続されているケースにおいて、制御部116Cは、2.0Whに係数を乗算した出力容量に電力インタフェース115の最大出力容量を制御してもよい。係数は、0〜1.0の間で任意に設定可能な値であってもよい。
ここで、電力インタフェース115の出力容量は、電力インタフェース115に接続される電力システム310の負荷機器の消費電力に追従する。従って、制御部116Cは、負荷機器の消費電力が最大出力容量を超えないことを条件として、電力インタフェース115の出力容量を負荷機器の消費電力に追従させる。制御部116Cは、負荷機器の消費電力が最大出力容量を超える場合には、電力インタフェース115の出力容量を最大出力容量に維持する。
実施形態では、制御部116Cは、連結装置100に接続された電源ユニット200の数が2以上である場合に、2以上の電力インタフェース115の中から選択された電力インタフェース115から交流電力を出力してもよい。
例えば、連結装置100に接続された電源ユニット200の数が1である場合には、変換器112で単相3線200Vの電力を生成することができないが、連結装置100に接続された電源ユニット200の数が2以上である場合には、変換器112で単相3線200Vの電力を生成することができる。従って、連結装置100に接続された電源ユニット200の数が2以上である場合には、単相2線100Vの電力インタフェース115A及び単相3線200Vの電力インタフェース115Bのいずれかを選択することが可能である。制御部116Cは、切替器114の切替によって電力インタフェース115を切り替える。電力インタフェース115は、ユーザによって任意に選択されてもよく、電力インタフェース140に対する電力システム310の接続状態によって自動的に選択されてもよい。
(制御装置)
以下において、実施形態に係る制御装置280について説明する。図5に示すように、制御装置280は、通信部281と、検出部282と、制御部283と、を有する。
通信部281は、通信モジュールによって構成される。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTE、5Gなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
実施形態では、通信部281は、電力変換装置110と通信を実行する機能を有する。通信部281は、電源ユニット200から通信情報を送信する。例えば、通信情報は、分散電源210の出力可能容量を示す情報を含む。
検出部282は、各種状態を検出する。例えば、検出部282は、電源ユニット200が連結装置100に取り付けられているか否かを検出してもよい。電源ユニット200が取り付けられているか否かは、収容ベイ120に設けられたセンサから受信する信号によって検出されてもよい。上述した通信部281は、電源ユニット200が取り付けられたことが検出部282によって検出された場合に、電源ユニット200が取り付けられた旨を電力変換装置110に送信してもよい。
制御部283は、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuits)など)によって構成されてもよい。
実施形態では、制御部283は、電力変換装置110から受信する通信情報に基づいて電源ユニット200を制御する。例えば、通信情報は、分散電源210の出力容量を指定する情報を含んでもよい。制御部283は、電力変換装置110によって指定された出力容量に分散電源210の出力容量を制御する。
ここで、太陽電池装置210A及び蓄電装置210Bが混在するケースについて考える。制御部283は、電力変換装置110によって指定された出力容量よりも太陽電池装置210Aの出力可能容量が小さい場合に、これらの差異に相当する電力を蓄電装置210Bから放電するように蓄電装置210Bを制御してもよい。制御部283は、電力変換装置110によって指定された出力容量よりも太陽電池装置210Aの出力可能容量が大きい場合に、これらの差異に相当する電力を蓄電装置210Bに充電するように蓄電装置210Bを制御してもよい。
(制御方法)
以下において、実施形態に係る制御方法について説明する。ここでは、1つの電源ユニット200が例示されているが、実際には、2以上の電源ユニット200が電力変換装置110に接続されてもよい。
図6に示すように、ステップS11において、電源ユニット200が電力変換装置110に接続される。すなわち、電源ユニット200が収容ベイ120に収容された上で、切替器130がONに切り替えられる。
ステップS12において、電源ユニット200は、出力可能容量を示す情報を電力変換装置110に送信する。
ステップS13において、電力変換装置110は、分散電源210の出力容量を指定する情報を電源ユニット200に送信する。
ステップS14において、電源ユニット200は、電力変換装置110によって指定された出力容量に分散電源210の出力容量を制御する。
ステップS15において、電力変換装置110は、電力変換装置110に接続された電源ユニット200に設けられた分散電源210の出力可能容量に基づいて、電力インタフェース115の最大出力容量を制御する。
図6では、ステップS13及びステップS14が例示されているが、分散電源210の出力容量が電力インタフェース115の出力容量と連動する場合には、これらのステップは省略されてもよい。
(作用及び効果)
実施形態では、電源ユニット200は、連結装置100から取り外された状態で使用することが可能である。すなわち、電源ユニット200を非常用電源として用いることが可能である。さらに、電源ユニット200は、連結装置100に取り付けられた状態で使用することも可能である。すなわち、電源ユニット200を非常時以外の通常時に使用することができる。このようなケースにおいて、電源ユニット200及び電力変換装置110がDCリンク接続で接続されるため、直流と交流との間の変換ロスを抑制することができる。上述したように、電源ユニット200の利用シーンを拡大することができる。
実施形態では、電力変換装置110は、電力変換装置110に接続された電源ユニット200に設けられた分散電源210の出力可能容量を通信情報として取得し、分散電源210の出力可能容量に基づいて、電力インタフェース115の最大出力容量を制御する。このような構成によれば、様々な電源ユニット200が電力変換装置110に接続される場合であっても、電力インタフェース115の最大出力容量を適切に制御することができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例1において、電力変換装置110の制御部116Cは、分散電源210の出力可能容量に基づいて、2以上の電力インタフェースの中から、交流電力を出力する電力インタフェースを選択してもよい。
例えば、制御部116Cは、連結装置100に接続された電源ユニット200に設けられた分散電源210の出力可能容量が閾値以上である場合に、単相3線200Vの電力インタフェース115Bを選択してもよい。制御部116Cは、連結装置100に接続された電源ユニット200に設けられた分散電源210の出力可能容量が閾値未満である場合に、単相2線100Vの電力インタフェース115Aを選択してもよい。
ここで、単相2線100Vの電力インタフェース115Aに接続される電力システム310Aの負荷機器の優先度は、単相3線200Vの電力インタフェース115Bに接続される電力システム310Bの負荷機器の優先度よりも高くてもよい。上述した選択は、連結装置100が設けられるエリアで停電が生じたときに実行されてもよい。
(作用及び効果)
変更例1では、電力変換装置110は、分散電源210の出力可能容量に基づいて、2以上の電力インタフェースの中から、交流電力を出力する電力インタフェースを選択する。このような構成によれば、電力変換装置110に接続された負荷機器の中から選択された所望の負荷機器に電力を供給することができる。
[変更例2]
以下において、実施形態の変更例2について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例2では、第1電力インタフェース250の電圧の調整(キャリブレーション)を実行する手順について説明する。具体的には、各電源ユニット200は連結装置100から取り外された状態で使用され得るものであり、各電源ユニット200で把握される直流電力の電圧と電力変換装置110で把握される直流電力の電圧との間に誤差を生じる可能性がある。従って、第1電力インタフェース250の電圧の調整が必要になることが考えられる。
図7に示すように、電源ユニット200は、第1電力インタフェース250の電圧を検出する検出部290を有する。検出部290は、第1電力インタフェース250と分散電源210との間の電力線の電圧を検出可能な位置に設けられる。電力変換装置110は、電力変換装置110に入力される直流電力の電圧を検出する検出部118を有する。
このような前提下において、通信情報は、第1電力インタフェース250で用いる基準電圧を示す情報を含む。基準電圧としては、電源システム10が安定的に動作している状態において検出部118で検出される電圧が用いられてもよい。電源ユニット200の制御部283は、検出部290で検出された電圧が基準電圧と等しいものとして、第1電力インタフェース250の電圧を調整する。言い換えると、検出部290で検出された電圧の調整が実行される。
(制御方法)
以下において、変更例2に係る制御方法について説明する。ここでは、1つの電源ユニット200が例示されているが、実際には、2以上の電源ユニット200が電力変換装置110に接続されてもよい。
図8に示すように、ステップS21において、電源ユニット200が電力変換装置110に接続される。すなわち、電源ユニット200が収容ベイ120に収容された上で、切替器130がONに切り替えられる。
ステップS22において、電力変換装置110は、基準電圧を示す情報を電源ユニット200に送信する。
ステップS23において、電源ユニット200は、基準電圧に基づいて、第1電力インタフェース250の電圧を調整する。電源ユニット200は、検出部290で検出された電圧が基準電圧と等しいものとして、第1電力インタフェース250の電圧を調整する。
変更例2では、基準電圧が電力変換装置110に入力される直流電力の電圧であるケースを例示した。しかしながら、変更例2はこれに限定されるものではない。具体的には、基準電圧は、電源システム10で用いる直流電力の代表値であればよい。従って、基準電圧は、連結装置100に接続された電源ユニット200の直流電力の最大値、最小値、平均値、中央値などであってもよい。
変更例2では、基準電圧を示す情報は、電力変換装置110から電源ユニット200に送信されるケースを例示した。しかしながら、変更例2はこれに限定されるものではない。具体的には、基準電圧を示す情報は、電力変換装置110及び電源ユニット200の中から選択されたマスターノードから他のスレーブノードに送信されてもよい。このような構成によっても、電源システム10内の電圧の調整を実行することが可能である。
(作用及び効果)
変更例2では、電源ユニット200は、基準電圧を通信情報として取得し、基準電圧に基づいて、第1電力インタフェース250の電圧を調整する。このような構成によれば、様々な電源ユニット200が電力変換装置110に接続される場合であっても、電源システム10内の電圧を適切に揃えることができる。
[変更例3]
以下において、実施形態の変更例3について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例3において、通信情報は、連結装置100に接続された電源ユニット200から電力変換装置110に送信される情報であり、分散電源210の劣化度を示す情報を含む。電力変換装置110の制御部116Cは、分散電源210の劣化度に基づいて、電源ユニット200と電力変換装置110との間の接続関係を制御する。接続関係の制御は、上述した切替器130のON/OFFによって制御可能である。ここでは、劣化度は、劣化度が高いほど劣化が進んでいることを意味するパラメータである。
例えば、制御部116Cは、劣化度が閾値を超える分散電源210が電力変換装置110に接続されないように接続関係を制御する。制御部116Cは、電力システム310の負荷機器の消費電力が確保されることを条件として、劣化度が高い順に分散電源210が電力変換装置110に接続されないように接続関係を制御してもよい。言い換えると、制御部116Cは、電力システム310の負荷機器の消費電力に追従するために、劣化度が低い順に分散電源210が電力変換装置110に接続するように接続関係を制御してもよい。
或いは、分散電源210を電力変換装置110に接続する優先度が分散電源210に設定されてもよい。優先度は、劣化度が低いほど高い値が設定されるパラメータである。このようなケースにおいて、制御部116Cは、電力システム310の負荷機器の消費電力が確保されることを条件として、優先度が高い順に分散電源210が電力変換装置110に接続されるように接続関係を制御してもよい。
ここで、電源ユニット200が2以上の分散電源210を有する場合には、分散電源210の劣化度は、電源ユニット200の劣化度と読み替えてもよい。電源ユニット200の劣化度は、電源ユニット200が有する2以上の分散電源210の劣化度の代表値であればよく、劣化度の最高値、最低値、平均値、中央値であってもよい。2以上の分散電源210の種類が異なる場合には、劣化度は、異なる種類の分散電源210を比較できるように正規化された値であってもよい。
分散電源210が太陽電池装置210Aである場合には、太陽電池装置210Aの劣化度は、太陽電池装置210Aを設置してから経過した時間によって特定されてもよい。分散電源210が蓄電装置210Bである場合には、蓄電装置210Bの劣化度は、蓄電装置210Bの累積充放電回数によって特定されてもよい。
(制御方法)
以下において、変更例3に係る制御方法について説明する。ここでは、1つの電源ユニット200が例示されているが、実際には、2以上の電源ユニット200が電力変換装置110に接続される。
図9に示すように、ステップS31において、電源ユニット200が電力変換装置110に接続される。すなわち、電源ユニット200が収容ベイ120に収容された上で、切替器130がONに切り替えられる。
ステップS32において、電源ユニット200は、劣化度を示す情報を電力変換装置110に送信する。
ステップS33において、電力変換装置110は、分散電源210の劣化度に基づいて、電源ユニット200と電力変換装置110との間の接続関係を制御する。接続関係の制御については、上述した通りである。
(作用及び効果)
変更例3では、電力変換装置110は、分散電源210の劣化度を通信情報として取得し、分散電源210の劣化度に基づいて、電源ユニット200と電力変換装置110との間の接続関係を制御する。このような構成によれば、連結装置100に取り付けられ得る電源ユニット200の分散電源210の寿命のバラツキを抑制することができる。
[変更例4]
以下において、実施形態の変更例4について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例4において、通信情報は、連結装置100に接続された電源ユニット200から電力変換装置110に送信される情報であり、蓄電装置210Bの蓄電残量を含む。電力変換装置110の制御部116Cは、蓄電装置210Bの蓄電残量に基づいて、蓄電装置210Bの充電及び放電の少なくともいずれか1つを制御する。
ここでは、連結装置100から電源ユニット200が取り外された状態で蓄電装置210Bが確保すべき蓄電残量(以下、確保残量)が定められているケースについて説明する。例えば、変更例4では、連結装置100から取り外された状態において電源ユニット200を非常用電源として用いるケースを想定している。制御部116Cは、確保残量に基づいて、蓄電装置210Bの充電及び放電の少なくともいずれか1つを制御する。
(蓄電装置の放電)
以下において、蓄電装置210Bの放電について説明する。ここでは、蓄電装置#1及び#2の蓄電残量が設けられるケースにおける確保残量のパターンとしてパターン1〜5が例示されている。図10では、蓄電装置#1及び蓄電装置#2の蓄電残量が最大であるケース(満充電状態)が示されている。
パターン1において、確保残量は、蓄電装置#1の蓄電容量の全部及び蓄電装置#2の蓄電容量の全部である。従って、パターン1において、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電装置#1及び蓄電装置#2の放電を制限する。言い換えると、放電可能容量がない。
パターン2において、確保残量は、蓄電装置#1の蓄電容量の全部である。従って、パターン2において、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電装置#2の放電を許容するが、蓄電装置#1の放電を制限する。言い換えると、放電可能容量は蓄電装置#2の蓄電容量の全部である。
パターン3において、確保残量は、蓄電装置#1の蓄電容量の全部及び蓄電装置#2の蓄電容量の一部である。従って、パターン3において、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電装置#2の確保容量を下回らないことを条件として蓄電装置#2の放電を許容し、蓄電装置#1の放電を制限する。言い換えると、放電可能容量は蓄電装置#2の確保容量以外の容量である。
パターン4において、確保残量は、蓄電装置#1の蓄電容量の一部及び蓄電装置#2の蓄電容量の一部である。従って、パターン4において、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電装置#1の確保容量を下回らないことを条件として蓄電装置#1の放電を許容し、蓄電装置#2の確保容量を下回らないことを条件として蓄電装置#2の放電を許容する。言い換えると、放電可能容量は蓄電装置#1の確保容量以外の容量及び蓄電装置#2の確保容量以外の容量である。
パターン5において、確保残量がない。従って、パターン5において、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電装置#1及び蓄電装置#2の放電を制限しない。言い換えると、放電可能容量は蓄電装置#1の蓄電容量の全部及び蓄電装置#2の蓄電容量の全部である。
(蓄電装置の充電)
以下において、蓄電装置210Bの充電について説明する。ここでは、上述したパターン2及びパターン3について例示する。
第1に、確保残量がパターン2である場合に、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100から取り外された状態で使用され、蓄電装置#1及び蓄電装置#2の蓄電残量がない状態で連結装置100に再接続されたケースについて考える。
上述したように、パターン2では、確保残量は、蓄電装置#1の蓄電容量の全部である。従って、図11の上段に示すように、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電装置#2の充電よりも蓄電装置#1の充電を優先して実行する。
第2に、確保残量がパターン3である場合に、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100から取り外された状態で使用され、蓄電装置#1の蓄電残量がなく、蓄電装置#2の蓄電残量が確保残量を超えた状態で連結装置100に再接続されたケースについて考える。
上述したように、パターン3において、確保残量は、蓄電装置#1の蓄電容量の全部及び蓄電装置#2の蓄電容量の一部である。但し、蓄電装置#2の蓄電残量が確保残量を超えている。従って、図11の下段に示すように、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電装置#2の充電よりも蓄電装置#1の充電を優先して実行する。
なお、上述したパターン1又はパターン5においては、蓄電装置#1及び蓄電装置#2の確保残量に差異がないため、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電装置#1及び蓄電装置#2の充電を同時に実行してもよい。また、上述したパターン3又はパターン4においては、電力変換装置110は、蓄電装置#1及び蓄電装置#2が連結装置100に接続された状態において、蓄電残量が確保残量に達した蓄電装置の充電を停止し、蓄電残量が確保残量に達していない蓄電装置の充電を継続してもよい。
このように、電力変換装置110は、各蓄電装置の蓄電残量が確保残量に最短で達するように蓄電装置の充電を制御してもよい。
(制御方法)
以下において、変更例4に係る制御方法について説明する。ここでは、1つの電源ユニット200が例示されているが、実際には、2以上の電源ユニット200が電力変換装置110に接続されてもよい。
図12に示すように、ステップS41において、電源ユニット200が電力変換装置110に接続される。すなわち、電源ユニット200が収容ベイ120に収容された上で、切替器130がONに切り替えられる。
ステップS42において、電源ユニット200は、蓄電装置210Bの蓄電残量を示す情報を電力変換装置110に送信する。
ステップS43において、電力変換装置110は、蓄電装置210Bの蓄電残量に基づいて、蓄電装置210Bの充電及び放電の少なくともいずれか1つを制御する。例えば、電力変換装置110は、確保残量が確保されることを条件として蓄電装置210Bの放電を制御する。電力変換装置110は、確保残量が最短で確保されるように蓄電装置210Bの充電を制御する。
(作用及び効果)
変更例4では、電力変換装置110は、蓄電装置210Bの蓄電残量を通信情報として取得し、蓄電装置210Bの蓄電残量に基づいて、蓄電装置210Bの充電及び放電の少なくともいずれか1つを制御する。このような構成によれば、蓄電装置210Bに確保残量が定められているケースであっても、蓄電装置210Bの充電及び放電を適切に制御することができる。
[変更例5]
以下において、実施形態の変更例5について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。変更例5において、電源システム10は、様々な情報を報知してもよい。
例えば、通信情報が出力可能容量を示す情報を含む場合に、電源システム10は、電力変換装置110の最大出力容量を報知してもよい。
通信情報が劣化度を示す情報を含む場合に、電源システム10は、分散電源210の劣化度を報知してもよい。電源システム10は、分散電源210の優先度を報知してもよい。優先度は、変更例3で説明したように劣化度に基づいて定められる。
通信情報が蓄電残量を含む場合に、電源システム10は、蓄電装置210Bの蓄電残量を報知してもよい。電源システム10は、蓄電装置210Bの放電可能容量を報知してもよい。放電可能容量は、蓄電残量及び確保残量によって特定可能である。
これらの報知は、電力変換装置110によって実行されてもよく、電力変換装置110と通信可能な端末によって実行されてもよく、表示部100Xによって実行されてもよい。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、連結装置100が1以上の電源ユニット200を収容する収容ベイ120を有するケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。具体的には、1以上の電源ユニット200が連結装置100に対して着脱可能であればよい。従って、1以上の電源ユニット200は、ケーブルによって連結装置100に接続されてもよい。すなわち、1以上の電源ユニット200は、ケーブルに設けられたプラグの挿抜によって、連結装置100に対して着脱可能に構成されてもよい。
実施形態では、表示部200Xが電源ユニット200に設けられるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、電源ユニット200がケーブルによって連結装置100に接続される場合に、ケーブルに設けられたプラグに表示部200Xが設けられてもよい。
実施形態では、電源ユニット200と電力変換装置110との間の通信で取得される通信情報に基づいて、電源ユニット200及び電力変換装置110の少なくともいずれか1つを制御する制御部は、電力変換装置110の制御部116C及び電源ユニット200の制御部283である。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。制御部は、電力変換装置110及び電源ユニット200と通信可能な装置(例えば、EMS(Energy Management System))の制御部であってもよい。EMSは、連結装置100に設けられてもよく、クラウドサービスによって提供されてもよい。
実施形態では、分散電源210として、太陽電池装置210A及び蓄電装置210Bを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。分散電源210は、燃料電池装置を含んでもよい。分散電源210は、燃料電池装置を含んでもよい。分散電源210は、風力発電装置、バイオマス発電装置を含んでもよく、地熱発電装置を含んでもよい。
実施形態では、電力変換装置110から電力を出力するインタフェースが単相であるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。電力変換装置110から電力を出力するインタフェースが三相であってもよい。
実施形態では特に触れていないが、分散電源210の出力可能容量は予測によって特定されてもよい。例えば、太陽電池装置210Aの出力可能容量は、気象情報(天気、日射量、気温、湿度など)に基づいて予測されてもよい。燃料電池装置がPEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)である場合には、PEFCの出力可能容量は、排熱利用によって得られる湯量又は湯温に基づいて予測されてもよい。
実施形態では特に触れていないが、連結装置100と電源ユニット200との接続は、連結装置100に電源ユニット200が取り付けられたことを意味してもよく、電源ユニット200が取り付けられた上で、切替器130のONによって連結装置100に電源ユニット200が電気的に接続されたことを意味してもよい。
実施形態では特に触れていないが、連結装置100と電源ユニット200との切断は、切替器130がOFFにされることを意味してもよく、切替器130がOFFにされた上で、連結装置100から電源ユニット200が取り外されることを意味してもよい。
実施形態では特に触れていないが、通信情報は、電源ユニット200から外部装置(EMS又はサーバなど)を経由して電力変換装置110に送信されてもよい。同様に、通信情報は、電力変換装置110から外部装置(EMS又はサーバなど)を経由して電源ユニット200に送信されてもよい。
実施形態では特に触れていないが、電力とは、瞬時値(kW)であってもよく、単位時間の積算値(kWh)であってもよい。
10…電源システム、100…連結装置、100X…表示部、110…電力変換装置、111…変換器、112…変換器、113…フィルタ、114…切替器、115…電力インタフェース、116…制御装置、116A…通信部、116B…検出部、116C…制御部、120…収容ベイ、121…表示部、130…切替器、140…電力インタフェース、200…電源ユニット、200X…表示部、201…底面、202…天面、203…裏面、204…正面、205…側面、206…側面、210…分散電源、220…変換器、230…個別変換器、240…フィルタ、241…切替器、250…第1電力インタフェース、260…第2電力インタフェース、270…第3電力インタフェース、280…制御装置、281…通信部、282…検出部、283…制御部、310…電力システム、320…電力システム、330…電力システム

Claims (14)

  1. 電力変換装置を有する連結装置と、
    前記連結装置に対して着脱可能な1以上の電源ユニットと、を備え、
    前記電源ユニットは、分散電源と、前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する個別変換器と、前記個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、を備え、
    前記電力変換装置は、前記電源ユニットから出力される直流電力を交流電力に変換する連結側変換器と、前記連結側変換器から出力される交流電力を出力するための連結側電力インタフェースと、を備え、
    前記電源ユニットと前記電力変換装置との間の通信で取得される通信情報に基づいて、前記電源ユニット及び前記電力変換装置の少なくともいずれか1つを制御する制御部を備える、電源システム。
  2. 前記連結側電力インタフェースは、出力電圧が異なる2以上の電力インタフェースを含み、
    前記制御部は、前記連結装置に接続された前記電源ユニットの数が2以上である場合に、前記2以上の電力インタフェースの中から選択された電力インタフェースから交流電力を出力する、請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記通信情報は、前記分散電源の出力可能容量を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記分散電源の出力可能容量に基づいて、前記連結側電力インタフェースの最大出力容量を制御する、請求項1又は請求項2に記載の電源システム。
  4. 前記制御部は、前記分散電源の出力可能容量に基づいて、前記2以上の電力インタフェースの中から、交流電力を出力する電力インタフェースを選択する、請求項2を引用する請求項3に記載の電源システム。
  5. 前記通信情報は、前記第1電力インタフェースで用いる基準電圧を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記基準電圧に基づいて、前記第1電力インタフェースの電圧を調整する、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電源システム。
  6. 前記基準電圧は、前記電力変換装置に入力される直流電力の電圧である、請求項5に記載の電源システム。
  7. 前記通信情報は、前記分散電源の劣化度を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記分散電源の劣化度に基づいて、前記電源ユニットと前記電力変換装置との間の接続関係を制御する、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電源システム。
  8. 前記分散電源は、蓄電装置を含み、
    前記劣化度は、前記蓄電装置の累積充放電回数によって特定される、請求項7に記載の電源システム。
  9. 前記分散電源は、蓄電装置を含み、
    前記通信情報は、前記蓄電装置の蓄電残量を含み、
    前記制御部は、前記蓄電装置の蓄電残量に基づいて、前記蓄電装置の充電及び放電の少なくともいずれか1つを制御する、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電源システム。
  10. 前記制御部は、前記連結装置から前記電源ユニットが切断された状態で前記蓄電装置が確保すべき蓄電残量に基づいて、前記蓄電装置の充電及び放電の少なくともいずれか1つを制御する、請求項9に記載の電源システム。
  11. 前記通信情報は、前記連結装置に接続された前記電源ユニットから前記電力変換装置に送信される情報である、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の電源システム。
  12. 電力変換装置を有する連結装置であって、
    前記連結装置に対して着脱可能な1以上の電源ユニットから出力される直流電力を交流電力に変換する連結側変換器と、
    前記連結側変換器から出力される交流電力を出力するための連結側電力インタフェースと、
    前記電源ユニットから受信する通信情報に基づいて、前記電力変換装置を制御する制御部と、を備える連結装置。
  13. 電力変換装置を有する連結装置に対して着脱可能な電源ユニットであって、
    分散電源と、
    前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、
    前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する個別変換器と、
    前記個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、
    前記電力変換装置から受信する通信情報に基づいて、前記電源ユニットを制御する制御部と、を備える電源ユニット。
  14. 電力変換装置を有する連結装置と、前記連結装置に対して着脱可能な1以上の電源ユニットと、を備えるシステムで用いる制御方法であって、
    前記電源ユニットは、分散電源と、前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する個別変換器と、前記個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、を備え、
    前記電力変換装置は、前記電源ユニットから出力される直流電力を交流電力に変換する連結側変換器と、前記連結側変換器から出力される交流電力を出力するための連結側電力インタフェースと、を備え、
    前記電源ユニットと前記電力変換装置との間の通信で取得される通信情報に基づいて、前記電源ユニット及び前記電力変換装置の少なくともいずれか1つを制御するステップを備える、制御方法。
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