JP7341081B2 - 電源ユニット及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電源ユニット及び制御方法に関する。
従来、電源ユニット及びインバータを有する可搬型の非常用電源が知られている。非常用電源は、直流電力のインタフェースを有しており、インタフェースから入力される直流電力によって電源ユニットを充電する(例えば、特許文献1)。
特開2016-220517号公報
しかしながら、上述した非常用電源については、あくまでも非常時に単体で用いる利用シーンが想定されているに過ぎず、非常時以外の通常時の利用シーンが想定されていない。従って、通常時において非常用電源が使用されることがなく、電源の利用シーンが限られている。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電源の利用シーンを拡大することを可能とする電源ユニット及び制御方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る電源ユニットは、電力変換装置を有する連結装置に対して着脱可能である。前記電源ユニットは、蓄電装置を少なくとも含む分散電源と、前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する第1個別変換器と、前記第1個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、交流電力が入力される第3電力インタフェースと、前記電源ユニットが前記連結装置から取り外された状態において、前記第3電力インタフェースから入力される交流電力によって前記蓄電装置を充電する充電制御及び前記蓄電装置から出力される直流電力によって前記第2電力インタフェースから交流電力を出力する放電制御の少なくともいずれか1つを実行する制御部と、を備える。
第2の特徴に係る制御方法は、電力変換装置を有する連結装置に対して着脱可能な電源ユニットで用いる。前記電源ユニットは、蓄電装置を少なくとも含む分散電源と、前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する第1個別変換器と、前記第1個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、交流電力が入力される第3電力インタフェースと、を備える。前記制御方法は、前記電源ユニットが前記連結装置から取り外された状態において、前記第3電力インタフェースから入力される交流電力によって前記蓄電装置を充電する充電制御及び前記蓄電装置から出力される直流電力によって前記第2電力インタフェースから交流電力を出力する放電制御の少なくともいずれか1つを実行するステップを備える。
本発明によれば、電源の利用シーンを拡大することを可能とする電源ユニット及び制御方法を提供する。
図1は、実施形態に係る電源システム10の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る電源システム10の詳細を示す図である。 図3は、実施形態に係る電源ユニット200の取外状態を示す図である。 図4は、実施形態に係る制御装置116を示す図である。 図5は、実施形態に係る制御装置280を示す図である。 図6は、実施形態に係る電源ユニット200を示す図である。 図7は、変更例1に係る電源ユニット200を示す図である。 図8は、変更例2に係る放電制御を説明するための図である。 図9は、変更例3に係る制御方法を示す図である。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものである。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものである。
[実施形態]
(電源システムの概要)
以下において、実施形態に係る電力電源システムの概要について説明する。
図1に示すように、電源システム10は、連結装置100と、1以上の電源ユニット200と、を有する。各電源ユニット200は、連結装置100に対して着脱可能に構成される。図1では、連結装置100に対して最大で5つの電源ユニット200(電源ユニット200A~200E)が着脱可能であるケースが例示されている。
連結装置100は、電力変換装置110と、収容ベイ120と、を有する。電力変換装置110は、電源ユニット200から出力される直流電力を交流電力に変換する。電力変換装置110は、商用電源(例えば、100V又は200V)から入力される交流電力を直流電力に変換する。電力変換装置110の詳細については後述する。収容ベイ120は、最大で5つの電源ユニット200を収容可能である。
収容ベイ120は、各電源ユニット200を収容する個別ベイ毎に表示部121を有してもよい。表示部121は、7セグメントディスプレイであってもよく、LEDなどの発光素子であってもよく、液晶パネル又は有機ELなどのディスプレイであってもよい。表示部121は、電力変換装置110の出力電力によって駆動してもよく、各電源ユニット200の出力電力によって駆動してもよい。表示部121は、連結装置100に電源ユニット200が取り付けられた状態において、電源ユニット200に関する情報を表示してもよい。例えば、電源ユニット200に関する情報は、電源ユニット200の動作状態を含んでもよい。動作状態は、運転、待機、停止などのステータスを含んでもよい。電源ユニット200が蓄電装置を含む場合には、動作状態は、放電、充電などのステータスを含んでもよい。動作状態は、異常などのステータスを含んでもよい。
連結装置100は、表示部100Xを有してもよい。表示部100Xは、7セグメントディスプレイであってもよく、LEDなどの発光素子であってもよく、液晶パネル又は有機ELなどのディスプレイであってもよい。表示部100Xは、電力変換装置110の出力電力によって駆動してもよい。表示部100Xは、電力変換装置110に関する情報を表示してもよく、連結装置100に取り付けられた電源ユニット200に関する情報を表示してもよい。例えば、電力変換装置110に関する情報は、電力変換装置110の動作状態を含んでもよい。動作状態は、上述したステータスに加えて、電力変換装置110が電力系統と連系している状態(連系状態)、電力変換装置110が電力系統から解列された状態(自立状態)などのステータスを含んでもよい。
電源ユニット200は、後述するように、少なくとも1つの分散電源を有する。分散電源は、太陽電池装置、蓄電装置及び燃料電池装置の中から選択された1以上の装置を含んでもよい。例えば、電源ユニット200Dのように、電源ユニット200の筐体は、底面201、天面202、裏面203、正面204、側面205及び側面206を有する形状を有してもよい。電源ユニット200が収容ベイ120に収容された状態において、底面201、裏面203、側面205及び側面206は、収容ベイ120によって被覆される面(被覆面)であり、天面202及び正面204は、収容ベイ120によって被覆される面(露出面)であってもよい。天面202及び正面204には、太陽光パネルが設けられてもよい。側面205(又は、側面206)には、表示部200Xが設けられてもよい。表示部200Xは、7セグメントディスプレイであってもよく、LEDなどの発光素子であってもよく、液晶パネル又は有機ELなどのディスプレイであってもよい。表示部200Xは、電源ユニット200の出力電力によって駆動してもよい。表示部200Xは、連結装置100から電源ユニット200が取り外された状態において、電源ユニット200に関する情報を表示してもよい。
(電源システムの詳細)
以下において、実施形態に係る電力電源システムの詳細について説明する。ここでは、電源ユニット200が分散電源として太陽電池装置及び蓄電装置を有するケースを例示する。
図2に示すように、電力変換装置110は、変換器111と、変換器112と、フィルタ113と、切替器114と、電力インタフェース115と、制御装置116と、を有する。
変換器111は、直流電力の電圧を変換するDC/DCコンバータ(図2では、DC/DC)である。具体的には、変換器111は、電源ユニット200から出力される直流電力の電圧を変換する。変換器111は、変換器112から出力される直流電力の電圧を変換してもよい。電源ユニット200は、電力変換装置110に並列で接続されており、変換器111は、電源ユニット200毎に設けられる変換器111Aを含む。
変換器112は、連結側変換器の一例であり、変換器111から出力される直流電力を交流電力に変換するDC/ACコンバータ(図2では、INV)である。変換器112は、フィルタ113から出力される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを兼ねてもよい。
フィルタ113は、変換器112から出力される交流電力のノイズ成分(例えば、高周波成分)を除去するフィルタ(図2では、ACF(Alternating-Current Filter))である。
切替器114は、フィルタ113から出力される交流電力を出力する電力インタフェース115を切り替える切替器である。切替器114は、フィルタ113に入力される交流電力を入力する電力インタフェース115を切り替えてもよい。
電力インタフェース115は、連結側電力インタフェースの一例であり、電力変換装置110(変換器112)から交流電力を出力するための電力インタフェースである。電力インタフェース115は、電力変換装置110に交流電力を入力するための電力インタフェースであってもよい。電力インタフェース115は、出力電圧が異なる2以上の電力インタフェースを含んでもよい。図2では、電力インタフェース115として、電力インタフェース115A及び電力インタフェース115Bが例示されている。電力インタフェース115Aは、単相2線100Vの電力インタフェースであってもよい。電力インタフェース115Bは、単相3線200Vの電力インタフェースであってもよい。
制御装置116は、電力変換装置110を制御する装置(図2では、CTL)である。制御装置116は、電源ユニット200と通信を実行する機能を有しており、電源ユニット200から受信する通信情報に基づいて電力変換装置110を制御してもよい。制御装置116の詳細については後述する(図4を参照)。
図2に示すように、収容ベイ120は、切替器130及び電力インタフェース140を有してもよい。
切替器130は、第1電力インタフェース250と変換器111との接続のON/OFFを切り替える。切替器130は、電源ユニット200が収容ベイ120に収容された後においてONに切り替えられる。切替器130は、収容ベイ120に設けられていなくてもよい。
電力インタフェース140は、電力インタフェース115と接続された電力インタフェースである。図2では、電力インタフェース140として、電力インタフェース115Aと接続された電力インタフェース140A及び電力インタフェース115Bと接続された電力インタフェース140Bが例示されている。電力インタフェース140Aは、単相2線100Vの電力インタフェースであってもよい。電力インタフェース140Bは、単相3線200Vの電力インタフェースであってもよい。
図2に示すように、各電源ユニット200は、分散電源210と、変換器220と、個別変換器230と、フィルタ240と、第1電力インタフェース250と、第2電力インタフェース260と、第3電力インタフェース270と、制御装置280と、を有する。
分散電源210は、直流電力を出力する電源である。図2では、分散電源210として、太陽電池装置210A(図2では、PV)及び蓄電装置210B(図2では、BT)が例示されている。太陽電池装置210Aは、受光に応じて直流電力を出力する装置である。蓄電装置210Bは、電力を蓄積する装置であり、直流電力を出力する装置である。
変換器220は、直流電力の電圧を変換するDC/DCコンバータである。図2では、変換器220として、太陽電池装置210Aから出力される直流電力の電圧を変換する変換器220A(図2では、PV_DC/DC)及び蓄電装置210Bから出力される直流電力の電圧を変換する変換器220B(図2では、BT_DC/DC)が例示されている。変換器220Bは、個別変換器230から出力される直流電力の電圧を変換してもよい。
個別変換器230は、第1個別変換器の一例であり、分散電源210から出力される直流電力を交流電力に変換するDC/ACコンバータ(図2では、INV)である。個別変換器230は、フィルタ240から出力される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを兼ねてもよい。
フィルタ240は、個別変換器230から出力される交流電力のノイズ成分(例えば、高周波成分)を除去するフィルタ(図2では、ACF)である。フィルタ240は、個別変換器230と第2電力インタフェース260との接続のON/OFFを切り替える切替器241を含んでもよい。フィルタ240は、個別変換器230と第3電力インタフェース270との接続のON/OFFを切り替える切替器242を含んでもよい。
第1電力インタフェース250は、分散電源210から出力される直流電力を電力変換装置110に出力するための電力インタフェースである。第1電力インタフェース250は、電力変換装置110から出力される直流電力を分散電源210に入力するための電力インタフェースを兼ねてもよい。
第2電力インタフェース260は、個別変換器230から出力される交流電力を出力するための電力インタフェースである。第2電力インタフェース260は、単相2線100Vの電力インタフェースであってもよい。
第3電力インタフェース270は、交流電力を入力するための電力インタフェースである。交流電力は、商用電源から入力されてもよく、他の電源ユニット200から入力されてもよい。第3電力インタフェース270は、単相2線100Vの電力インタフェースであってもよい。
制御装置280は、電源ユニット200を制御する装置(図2では、CTL)である。制御装置280は、電力変換装置110と通信を実行する機能を有しており、電力変換装置110の制御で用いる通信情報を電力変換装置110に送信してもよい。制御装置280の詳細については後述する(図5を参照)。
(電源ユニット200の取付状態)
以下において、各電源ユニット200が連結装置100に取り付けられた状態、すなわち、各電源ユニット200が収容ベイ120に収容された状態について説明する。
図2に示すように、各電源ユニット200は、電力変換装置110に並列に接続される。各電源ユニット200の第1電力インタフェース250は、電力変換装置110の変換器111と接続される(以下、DCリンク接続と称することもある)。このようなDCリンク接続においては、上述した切替器130はONであり、各電源ユニット200の切替器241及び切替器242はOFFである。
上述した電力インタフェース140は、電力システム310と接続される。電力システム310は、電力変換装置110から供給される電力を消費するシステム(負荷システム)を含んでもよい。電力システム310は、電力変換装置110に電力を供給するシステム(電源システム)を含んでもよい。図2では、電力インタフェース140Aは、電力システム310Aと接続可能であり、電力インタフェース140Bは、電力システム310Bと接続可能である。電力システム310Aは、単相2線100Vのシステムであってもよく、電力システム310Bは、単相3線200Vのシステムであってもよい。
(電源ユニット200の取外状態)
以下において、各電源ユニット200が連結装置100から取り外された状態、すなわち、各電源ユニット200が収容ベイ120に収容されていない状態について説明する。
図3の上段に示すように、電源ユニット200が電力を出力する場合には、第2電力インタフェース260に電力システム320が接続される。電力システム320は、電源ユニット200から出力される電力を消費するシステム(負荷システム)である。電力システム320は、単相2線100Vのシステムであってもよい。このようなケースにおいて、切替器241はONであり、切替器242はOFFである。上述した第1電力インタフェース250は用いられない。
図3の下段に示すように、電源ユニット200に電力を入力する場合には、第3電力インタフェース270に電力システム330が接続される。電力システム330は、電源ユニット200に電力を供給するシステム(電源システム)である。電力システム330は、単相2線100Vのシステムであってもよい。このようなケースにおいて、切替器242はONであり、切替器241はOFFである。上述した第1電力インタフェース250は用いられない。
(制御装置)
以下において、実施形態に係る制御装置116について説明する。図4に示すように、制御装置116は、通信部116Aと、検出部116Bと、制御部116Cと、を有する。
通信部116Aは、通信モジュールによって構成される。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTE、5Gなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
実施形態では、通信部116Aは、電源ユニット200と通信を実行する機能を有する。通信部116Aは、電源ユニット200から通信情報を受信する。例えば、通信情報は、分散電源210の出力可能容量を示す情報を含む。
出力可能容量は、分散電源210が単位時間当たりに出力可能な容量である。例えば、分散電源210が太陽電池装置210Aである場合には、太陽電池装置210Aの出力可能容量は、時々刻々と変化する出力電力によって定められてもよい。分散電源210が蓄電装置210Bである場合には、蓄電装置210Bの出力可能容量は、蓄電装置210Bの最大出力電力によって定められてもよく、蓄電装置210Bの定格出力電力によって定められてもよい。
検出部116Bは、各種状態を検出する。例えば、検出部116Bは、電源ユニット200が連結装置100に取り付けられているか否かを検出してもよい。電源ユニット200が取り付けられているか否かは、収容ベイ120に設けられたセンサから受信する信号によって検出されてもよい。
制御部116Cは、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuits)など)によって構成されてもよい。
実施形態では、制御部116Cは、電源ユニット200から受信する通信情報に基づいて電力変換装置110を制御する。例えば、通信情報は、連結装置100に接続された電源ユニット200から受信する情報であり、分散電源210の出力可能容量を示す情報を含む。制御部116Cは、分散電源210の出力可能容量に基づいて、電力インタフェース115の最大出力容量を制御してもよい。
例えば、1.0kWhの出力可能容量を有する2つの分散電源210が電力変換装置110に接続されているケースにおいて、制御部116Cは、2.0Whに係数を乗算した出力容量に電力インタフェース115の最大出力容量を制御してもよい。係数は、0~1.0の間で任意に設定可能な値であってもよい。
ここで、電力インタフェース115の出力容量は、電力インタフェース115に接続される電力システム310の負荷機器の消費電力に追従する。従って、制御部116Cは、負荷機器の消費電力が最大出力容量を超えないことを条件として、電力インタフェース115の出力容量を負荷機器の消費電力に追従させる。制御部116Cは、負荷機器の消費電力が最大出力容量を超える場合には、電力インタフェース115の出力容量を最大出力容量に維持する。
実施形態では、制御部116Cは、連結装置100に接続された電源ユニット200の数が2以上である場合に、2以上の電力インタフェース115の中から選択された電力インタフェース115から交流電力を出力してもよい。
例えば、連結装置100に接続された電源ユニット200の数が1である場合には、変換器112で単相3線200Vの電力を生成することができないが、連結装置100に接続された電源ユニット200の数が2以上である場合には、変換器112で単相3線200Vの電力を生成することができる。従って、連結装置100に接続された電源ユニット200の数が2以上である場合には、単相2線100Vの電力インタフェース115A及び単相3線200Vの電力インタフェース115Bのいずれかを選択することが可能である。制御部116Cは、切替器114の切替によって電力インタフェース115を切り替える。電力インタフェース115は、ユーザによって任意に選択されてもよく、電力インタフェース140に対する電力システム310の接続状態によって自動的に選択されてもよい。
(制御装置)
以下において、実施形態に係る制御装置280について説明する。図5に示すように、制御装置280は、通信部281と、検出部282と、制御部283と、を有する。
通信部281は、通信モジュールによって構成される。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTE、5Gなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
実施形態では、通信部281は、電力変換装置110と通信を実行する機能を有する。通信部281は、電源ユニット200から通信情報を送信する。例えば、通信情報は、分散電源210の出力可能容量を示す情報を含む。
検出部282は、各種状態を検出する。例えば、検出部282は、電源ユニット200が連結装置100に取り付けられているか否かを検出してもよい。電源ユニット200が取り付けられているか否かは、収容ベイ120に設けられたセンサから受信する信号によって検出されてもよい。上述した通信部281は、電源ユニット200が取り付けられたことが検出部282によって検出された場合に、電源ユニット200が取り付けられた旨を電力変換装置110に送信してもよい。
制御部283は、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuits)など)によって構成されてもよい。
実施形態では、制御部283は、電力変換装置110から受信する通信情報に基づいて電源ユニット200を制御する。例えば、通信情報は、分散電源210の出力容量を指定する情報を含んでもよい。制御部283は、電力変換装置110によって指定された出力容量に分散電源210の出力容量を制御する。
ここで、太陽電池装置210A及び蓄電装置210Bが混在するケースについて考える。制御部283は、電力変換装置110によって指定された出力容量よりも太陽電池装置210Aの出力可能容量が小さい場合に、これらの差異に相当する電力を蓄電装置210Bから放電するように蓄電装置210Bを制御してもよい。制御部283は、電力変換装置110によって指定された出力容量よりも太陽電池装置210Aの出力可能容量が大きい場合に、これらの差異に相当する電力を蓄電装置210Bに充電するように蓄電装置210Bを制御してもよい。
(利用シーン)
以下において、実施形態に係る利用シーンについて説明する。ここでは、分散電源210が少なくとも蓄電装置210Bを有しており、電源ユニット200が連結装置100から取り外された状態で使用される利用シーンについて説明する。
このようなケースにおいて、電源ユニット200の制御部283は、第3電力インタフェース270から入力される交流電力によって蓄電装置210Bを充電する充電制御及び蓄電装置210Bから出力される直流電力によって第2電力インタフェース260から交流電力を出力する放電制御の少なくともいずれか1つを実行する。
具体的には、図6に示すように、電源ユニット200は、検出部245及び検出部246を有する。検出部245は、個別変換器230と第2電力インタフェース260との間の電圧及び電流を検出する第1検出部の一例である。検出部245は、切替器241と第2電力インタフェース260との間の電力線上に設けられてもよい。検出部246は、個別変換器230と第3電力インタフェース270との間の電圧及び電流を検出する第2検出部の一例である。検出部246は、切替器242と第3電力インタフェース270との間の電力線上に設けられてもよい。制御部283は、検出部245及び検出部246の少なくともいずれか1つの検出結果に基づいて、蓄電装置210Bの充電制御及び放電制御の少なくともいずれか1つを実行する。
第1に、制御部283は、検出部246によって入力電力が検出されている場合に、電力システム330が第3電力インタフェース270に接続されていると判定する。このような場合に、制御部283は、切替器242をONに制御し、電力システム330から入力される交流電力によって蓄電装置210Bの充電制御を実行する。
さらに、制御部283は、検出部245によって出力電力が検出されている場合に、電力システム320が第2電力インタフェース260に接続されていると判定する。このような場合に、制御部283は、切替器241をONに制御し、蓄電装置210Bの充電制御と同時に電力システム330から供給される電力を電力システム320に供給する。一方で、制御部283は、検出部245によって出力電力が検出されていない場合に、電力システム320が第2電力インタフェース260に接続されていないと判定する。このような場合に、制御部283は、切替器241がOFFに制御し、蓄電装置210Bの充電制御を実行する。
第2に、制御部283は、検出部246によって入力電力が検出されていない場合に、電力システム330が第3電力インタフェース270に接続されていないと判定する。このような場合に、制御部283は、切替器242をOFFに制御し、蓄電装置210Bの充電制御を停止する。
さらに、制御部283は、電力システム320が第2電力インタフェース260に接続されている場合には、切替器241がONに制御し、蓄電装置210Bの放電制御を実行する。制御部283は、電力システム320が第2電力インタフェース260に接続されていない場合には、切替器241がOFFに制御し、蓄電装置210Bの放電制御を実行しない。
なお、制御部283は、電力システム320が第2電力インタフェース260に接続されている場合において、電力システム330から供給される電力が不足する場合に、蓄電装置210Bの充電制御を停止し、蓄電装置210Bの放電制御を実行してもよい。
図6に示すケースにおいて、検出部245によって入力電力を検出することも可能である。従って、第2電力インタフェース260から電力が入力されるケースにも対応することが可能である。言い換えると、電力システム330(電源システム)を第2電力インタフェース260に接続することも可能である。同様に、検出部246によって出力電力を検出することも可能である。従って、第3電力インタフェース270から電力が出力されるケースにも対応することが可能である。言い換えると、電力システム320(負荷システム)を第3電力インタフェース270に接続することも可能である。
(作用及び効果)
実施形態では、電源ユニット200は、連結装置100から取り外された状態で使用することが可能である。すなわち、電源ユニット200を非常用電源として用いることが可能である。さらに、電源ユニット200は、連結装置100に取り付けられた状態で使用することも可能である。すなわち、電源ユニット200を非常時以外の通常時に使用することができる。このようなケースにおいて、電源ユニット200及び電力変換装置110がDCリンク接続で接続されるため、直流と交流との間の変換ロスを抑制することができる。上述したように、電源ユニット200の利用シーンを拡大することができる。
実施形態では、電源ユニット200は、第3電力インタフェース270から入力される交流電力によって蓄電装置210Bを充電する充電制御及び蓄電装置210Bから出力される直流電力によって第2電力インタフェース260から交流電力を出力する放電制御の少なくともいずれか1つを実行する。このような構成によれば、第3電力インタフェース270の存在によって、連結装置100に取り付けられていない状態においても、蓄電装置210Bを充電することができる。従って、電源ユニット200の利用シーンをさらに拡大することができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。変更例1においても、電源ユニット200が連結装置100から取り外された状態で使用される利用シーンについて説明する。
変更例1において、電源ユニット200は、図7に示すように、整流回路291及び変換器292を有してもよい。整流回路291は、電力システム330から供給される交流電力を直流電力に変換する。整流回路291は、全波整流回路であってもよく、半波整流回路であってもよい。変換器292は、整流回路291から出力される直流電力の電圧を変換するDC/DCコンバータ(図7では、DC/DC)である。整流回路291及び変換器292は、第3電力インタフェース270から入力される交流電力を直流電力に変換する第2個別変換器の一例である。なお、整流回路291及び変換器292に代えて、AC/DCコンバータが用いられてもよい。
このような構成によれば、電源ユニット200の制御部283は、第3電力インタフェース270から入力される交流電力によって蓄電装置210Bを充電する充電制御及び蓄電装置210Bから出力される直流電力によって第2電力インタフェース260から交流電力を出力する放電制御の少なくともいずれか1つを実行する。すなわち、図6で説明した検出部245及び検出部246を用いなくても、制御部283は、充電制御及び放電制御の少なくともいずれか1つを実行することができる。さらに、制御部283は、充電制御及び放電制御を同時に実行することもできる。
なお、図6に示すケースでは、電力システム330(電源システム)を第2電力インタフェース260に接続することが可能であるが、図7に示すケースでは、電力システム330(電源システム)を第2電力インタフェース260に接続することができなくてもよい。
(作用及び効果)
変更例1では、整流回路291及び変換器292を設けることによって、図6で説明した検出部245及び検出部246を用いなくても、蓄電装置210Bの充電制御及び放電制御を適切に実行することができる。
[変更例2]
以下において、実施形態の変更例2について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例2では、分散電源210が、蓄電装置210Bに加えて、再生可能エネルギーを用いて電力を発電する発電装置を含むケースについて説明する。上述した太陽電池装置210Aは、このような発電装置の一例である。
電源ユニット200の制御部283は、太陽電池装置210Aから出力される直流電力によって充電された蓄電装置210Bの蓄電残量を管理する。例えば、制御部283は、図8の左欄に示すように、蓄電装置210Bの充電に用いた電力ソース毎に蓄電装置210Bの蓄電残量を管理する。蓄電残量(PV)は、太陽電池装置210Aが電力ソースである蓄電残量である。蓄電残量(余剰)は、第3電力インタフェース270から入力される交流電力が逆潮流電力である場合に、逆潮流電力が電力ソースである蓄電残量である。蓄電残量(系統)は、第3電力インタフェース270から入力される交流電力が潮流電力である場合に、潮流電力(買電電力)が電力ソースである蓄電残量である。
ここで、電源ユニット200が電力変換装置110に接続されていない状態(以下、非接続状態)においては、蓄電残量(PV)は、太陽電池装置210Aの出力電力の積算電力であってもよい。電源ユニット200が電力変換装置110に接続された状態(以下、接続状態)においては、蓄電残量(PV)は、連結装置100が設けられる施設で電力系統への逆潮流が生じている期間(以下、逆潮流期間)において、太陽電池装置210Aから出力された電力の積算電力であってもよい。
蓄電残量(余剰)は、逆潮流期間において、第3電力インタフェース270から入力された電力の積算電力であってもよい。蓄電残量(余剰)は、逆潮流期間において蓄電装置210Bに充電された電力の積算電力であってもよい。このようなケースにおいて、太陽電池装置210Aの出力電力を用いた充電電力も蓄電残量(余剰)に分類されてもよい。
制御部283は、接続状態において、太陽電池装置210Aから出力される直流電力によって充電された蓄電装置210Bの蓄電残量を超えない範囲で、第2電力インタフェース260を介した蓄電装置210Bの放電制御を実行してもよい。
制御部283は、接続状態において、第3電力インタフェース270から入力される電力が電力系統への逆潮流電力である場合に、逆潮流電力によって充電された蓄電装置210Bの蓄電残量を超えない範囲で、第2電力インタフェース260を介した蓄電装置210Bの放電制御を実行してもよい。
接続状態における蓄電装置210Bの放電可能容量は、蓄電残量(PV)であってもよく、蓄電残量(余剰)であってもよく、蓄電残量(PV)及び蓄電残量(余剰)の合計であってもよい。
なお、制御部283は、非接続状態においては、第2電力インタフェース260を介した蓄電装置210Bの放電制御を制限しなくてもよい。言い換えると、非接続状態における蓄電装置210Bの放電可能容量は、蓄電残量(PV)、蓄電残量(余剰)及び蓄電残量(系統)の合計であってもよい。
ここで、制御部283は、連結装置100が設けられる施設で電力系統への逆潮流が生じているか否かを判定する必要がある。上述した通信部281は、連結装置100が設けられる施設の電力計又はEMS(Energy Management System)から、逆潮流が生じているか否かを示す情報を受信してもよい。施設の電力計は、スマートとは別に分電盤に設けられた電力計を含んでもよい。通信部281は、逆潮流が生じているか否かを示す情報に加えて、逆潮流電力又は潮流電力を示す情報を受信してもよい。
(作用及び効果)
変更例2では、電源ユニット200は、蓄電装置210Bの充電に用いた電力ソースに基づいて、蓄電装置210Bの放電制御を実行する。このような構成によれば、交流電力と直流電力との間の変換ロスを抑制することができる。例えば、接続状態において買電電力によって充電された蓄電装置210Bの蓄電残量(系統)を用いた放電制御を抑制することによって、不必要な放電制御によって生じる変換ロスが抑制される。
[変更例3]
以下において、実施形態の変更例3について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。変更例3では、蓄電装置210Bの充電方法について説明する。
電源ユニット200の制御部283は、充電制御において蓄電装置210Bの電圧が所定電圧に達した場合に、以下の制御を実行してもよい。制御部283は、蓄電装置210Bの電圧が所定電圧に達するまでは、蓄電装置210Bの充電を定電流充電で実行してもよい。
具体的には、制御部283は、太陽電池装置210Aから出力される直流電力によって蓄電装置210Bが充電される場合に、蓄電装置210Bの充電制御を定電圧充電で実行する。一方で、制御部283は、第3電力インタフェース270から入力される交流電力によって蓄電装置210Bが充電される場合に、蓄電装置210Bの充電制御を停止する。
ここで、所定電圧は、定電流充電の効率が閾値以下となる電圧である。所定電圧は、100%よりも小さいSOC(State Of Charge)に相当する電圧であってもよい。
(制御方法)
以下において、変更例3に係る制御方法について説明する。
図9に示すように、ステップS11において、電源ユニット200は、蓄電装置210Bの充電を定電流充電で実行する。
ステップS12において、電源ユニット200は、蓄電装置210Bの電圧が所定電圧に達したか否かを判定する。
ステップS13において、電源ユニット200は、蓄電装置210Bの充電に用いる電力ソースが太陽電池装置210Aであるか否かを判定する。判定結果がYESである場合には、ステップS14の処理が実行される。判定結果がNOである場合には、ステップS15の処理が実行される。例えば、判定結果がNOであるケースは、蓄電装置210Bの充電に用いる電力ソースが第3電力インタフェース270から入力される交流電力であるケースである。このようなケースは、連結装置100が設けられる施設で潮流電力(買電電力)が生じているケースを含む。
ステップS14において、電源ユニット200は、蓄電装置210Bの充電制御を定電圧充電で実行する。
ステップS15において、電源ユニット200は、蓄電装置210Bの充電制御を停止する。
(作用及び効果)
変更例3では、電源ユニット200は、蓄電装置210Bの充電に用いた電力ソースに基づいて、蓄電装置210Bの充電制御を実行する。このような構成によれば、買電電力を用いた効率の悪い充電制御を抑制することができる。一方で、太陽電池装置210Aの出力電力を用いた効率の悪い充電制御を許容することによって、蓄電装置210BのSOCを100%に近づけることができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、連結装置100が1以上の電源ユニット200を収容する収容ベイ120を有するケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。具体的には、1以上の電源ユニット200が連結装置100に対して着脱可能であればよい。従って、1以上の電源ユニット200は、ケーブルによって連結装置100に接続されてもよい。すなわち、1以上の電源ユニット200は、ケーブルに設けられたプラグの挿抜によって、連結装置100に対して着脱可能に構成されてもよい。
実施形態では、表示部200Xが電源ユニット200に設けられるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、電源ユニット200がケーブルによって連結装置100に接続される場合に、ケーブルに設けられたプラグに表示部200Xが設けられてもよい。
実施形態では、充電制御及び放電制御を実行する制御部は、電源ユニット200の制御部283である。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。制御部は、電源ユニット200と通信可能な装置(例えば、EMS(Energy Management System))の制御部であってもよい。EMSは、連結装置100に設けられてもよく、クラウドサービスによって提供されてもよい。
実施形態では、電源ユニット200から電力変換装置110に送信される通信情報は、分散電源210の出力可能容量を示す情報を含む。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。通信情報は、分散電源210の劣化度を示す情報を含んでもよい。通信情報は、蓄電装置210Bの蓄電残量を示す情報を含んでもよい。
実施形態では、分散電源210として、太陽電池装置210A及び蓄電装置210Bを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。分散電源210は、燃料電池装置を含んでもよい。分散電源210は、燃料電池装置を含んでもよい。分散電源210は、風力発電装置、バイオマス発電装置を含んでもよく、地熱発電装置を含んでもよい。なお、風力発電装置、バイオマス発電装置及び地熱発電装置は、再生可能エネルギーを用いて電力を発電する発電装置の一例である。
実施形態では、電力変換装置110から電力を出力するインタフェースが単相であるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。電力変換装置110から電力を出力するインタフェースが三相であってもよい。
実施形態では特に触れていないが、分散電源210の出力可能容量は予測によって特定されてもよい。例えば、太陽電池装置210Aの出力可能容量は、気象情報(天気、日射量、気温、湿度など)に基づいて予測されてもよい。燃料電池装置がPEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)である場合には、PEFCの出力可能容量は、排熱利用によって得られる湯量又は湯温に基づいて予測されてもよい。
実施形態では特に触れていないが、連結装置100と電源ユニット200との接続は、連結装置100に電源ユニット200が取り付けられたことを意味してもよく、電源ユニット200が取り付けられた上で、切替器130のONによって連結装置100に電源ユニット200が電気的に接続されたことを意味してもよい。
実施形態では特に触れていないが、連結装置100と電源ユニット200との切断は、切替器130がOFFにされることを意味してもよく、切替器130がOFFにされた上で、連結装置100から電源ユニット200が取り外されることを意味してもよい。
実施形態では特に触れていないが、通信情報は、電源ユニット200から外部装置(EMS又はサーバなど)を経由して電力変換装置110に送信されてもよい。同様に、通信情報は、電力変換装置110から外部装置(EMS又はサーバなど)を経由して電源ユニット200に送信されてもよい。
実施形態では特に触れていないが、電力とは、瞬時値(kW)であってもよく、単位時間の積算値(kWh)であってもよい。
10…電源システム、100…連結装置、100X…表示部、110…電力変換装置、111…変換器、112…変換器、113…フィルタ、114…切替器、115…電力インタフェース、116…制御装置、116A…通信部、116B…検出部、116C…制御部、120…収容ベイ、121…表示部、130…切替器、140…電力インタフェース、200…電源ユニット、200X…表示部、201…底面、202…天面、203…裏面、204…正面、205…側面、206…側面、210…分散電源、220…変換器、230…個別変換器、240…フィルタ、241…切替器、250…第1電力インタフェース、260…第2電力インタフェース、270…第3電力インタフェース、280…制御装置、281…通信部、282…検出部、283…制御部、310…電力システム、320…電力システム、330…電力システム

Claims (8)

  1. 電力変換装置を有する連結装置に対して着脱可能な電源ユニットであって、
    蓄電装置を少なくとも含む分散電源と、
    前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、
    前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する第1個別変換器と、
    前記第1個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、
    交流電力が入力される第3電力インタフェースと、
    前記電源ユニットが前記連結装置から取り外された状態において、前記第3電力インタフェースから入力される交流電力によって前記蓄電装置を充電する充電制御及び前記蓄電装置から出力される直流電力によって前記第2電力インタフェースから交流電力を出力する放電制御の少なくともいずれか1つを実行する制御部と、を備える電源ユニット。
  2. 前記第3電力インタフェースから入力される交流電力を直流電力に変換する第2個別変換器を備える、請求項1に記載の電源ユニット。
  3. 前記制御部は、前記電源ユニットが前記連結装置から取り外された状態において、前記充電制御及び前記放電制御を同時に実行する、請求項2に記載の電源ユニット。
  4. 前記第1個別変換器の出力端は、前記第2電力インタフェース及び前記第3電力インタフェースの双方に接続されており、
    前記第1個別変換器と前記第2電力インタフェースとの間の電圧及び電流を検出する第1検出部と、
    前記第1個別変換器と前記第3電力インタフェースとの間の電圧及び電流を検出する第2検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記電源ユニットが前記連結装置から取り外された状態において、前記第1検出部及び前記第2検出部の少なくともいずれか1つの検出結果に基づいて、前記充電制御及び前記放電制御の少なくともいずれか1つを実行する、請求項1に記載の電源ユニット。
  5. 前記分散電源は、前記蓄電装置に加えて、再生可能エネルギーを用いて電力を発電する発電装置を含み、
    前記制御部は、前記電源ユニットが前記電力変換装置に接続された状態において、前記発電装置から出力される直流電力によって充電された前記蓄電装置の蓄電残量を超えない範囲で、前記第2電力インタフェースを介した前記蓄電装置の放電制御を実行する、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電源ユニット。
  6. 前記制御部は、前記電源ユニットが前記電力変換装置に接続された状態において、前記第3電力インタフェースから入力される電力が電力系統への逆潮流電力である場合に、前記逆潮流電力によって充電された前記蓄電装置の蓄電残量を超えない範囲で、前記第2電力インタフェースを介した前記蓄電装置の放電制御を実行する、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電源ユニット。
  7. 前記分散電源は、前記蓄電装置に加えて、再生可能エネルギーを用いて電力を発電する発電装置を含み、
    前記制御部は、前記充電制御において前記蓄電装置の電圧が所定電圧に達した場合に、
    前記発電装置から出力される直流電力によって前記蓄電装置が充電される場合に、前記蓄電装置の充電制御を定電圧充電で実行し、
    前記第3電力インタフェースから入力される交流電力によって前記蓄電装置が充電される場合に、前記蓄電装置の充電制御を停止する、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電源ユニット。
  8. 電力変換装置を有する連結装置に対して着脱可能な電源ユニットで用いる制御方法であって、
    前記電源ユニットは、蓄電装置を少なくとも含む分散電源と、前記分散電源から出力される直流電力を前記電力変換装置に出力するための第1電力インタフェースと、前記分散電源から出力される直流電力を交流電力に変換する第1個別変換器と、前記第1個別変換器から出力される交流電力を出力するための第2電力インタフェースと、交流電力が入力される第3電力インタフェースと、を備え、
    前記電源ユニットが前記連結装置から取り外された状態において、前記第3電力インタフェースから入力される交流電力によって前記蓄電装置を充電する充電制御及び前記蓄電装置から出力される直流電力によって前記第2電力インタフェースから交流電力を出力する放電制御の少なくともいずれか1つを実行するステップを備える、制御方法。
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