JP2021128879A - 車輌用灯具 - Google Patents

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春馬 湯浅
一輝 寺田
Kazuki Terada
一輝 寺田
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Abstract

【課題】 簡易な構成によって基板に搭載された光源に対する導光体の位置精度の向上を図る。【解決手段】 一端に開口が形成されたランプハウジングと開口を閉塞するカバーとを有する灯具外筐と、ランプハウジングに取り付けられたヒートシンクと、光源が搭載されヒートシンクに取り付けられた基板と、光源から出射される光が入射される入射面を有し入射面から入射された光を所定の方向へ導く導光体と、ランプハウジングに取り付けられ導光体を保持する保持部材とを備え、保持部材に位置決め孔が形成され、ヒートシンクには位置決め孔に挿入される位置決め突部が設けられた。【選択図】図3

Description

本発明は、入射された光を所定の方向へ導いて出射する導光体を有する車輌用灯具についての技術分野に関する。
車輌用灯具には、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に光源と導光体が配置され、光源から出射された光が導光体によって導かれ導光体の出射面から外部へ向けて照射されるタイプがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された車輌用灯具においては、放熱フィンを有するヒートシンクに基板が取り付けられ、導光体がブラケット(保持部材)に保持され、ブラケットがランプハウジングに取り付けられ、導光体の入射面が基板に搭載された光源に対向して位置された構成にされている。このような車輌用灯具においては、光源から光が出射されると、出射された光が入射面から入射されて導光体によって所定の方向へ導かれ導光体の出射面から光が出射される。
光源から光が出射されるときには、基板や光源に熱が発生するが、発生した熱はヒートシンクの放熱フィンから放出され、基板と光源の安定した駆動状態が確保される。
このような導光体を用いて光を出射させる構成においては、光が導光体によって所望の位置まで導かれて出射されるため、光を広範囲の領域へ向けて照射することが可能にされている。
特開2019−145327号公報
ところで、上記のような導光体を有する車輌用灯具においては、光を出射面まで導いて出射させるため、導光体の入射面への光の入射効率が低いと、光量の不足や所望の出射状態を得ることができなくなり、適正な配光パターンを形成することができなくなるおそれがある。
従って、基板に搭載された光源に対して導光体を高い精度で位置決めすることが必要である。
また、車輌用灯具の製造コストの低減や構造の簡素化を図るためには、光源に対する導光体の位置決めが簡易な構成によって行われることが望ましい。
そこで、本発明車輌用灯具は、簡易な構成によって基板に搭載された光源に対する導光体の位置精度の向上を図ることを目的とする。
第1に、本発明に係る車輌用灯具は、一端に開口が形成されたランプハウジングと前記開口を閉塞するカバーとを有する灯具外筐と、前記ランプハウジングに取り付けられたヒートシンクと、光源が搭載され前記ヒートシンクに取り付けられた基板と、前記光源から出射される光が入射される入射面を有し前記入射面から入射された光を所定の方向へ導く導光体と、前記ランプハウジングに取り付けられ前記導光体を保持する保持部材とを備え、前記保持部材に位置決め孔が形成され、前記ヒートシンクには前記位置決め孔に挿入される位置決め突部が設けられたものである。
これにより、ヒートシンクに設けられた位置決め突部が保持部材の位置決め孔に挿入されることにより、基板に搭載された光源に対して保持部材に保持された導光体が位置決めされる。
第2に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記保持部材には前記位置決め孔の貫通方向において前記位置決め孔に近付くに従って径が小さくなり前記位置決め突部を案内するガイド部が設けられることが望ましい。
これにより、位置決め突部がガイド部に案内されて位置決め孔に挿入される。
第3に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記保持部材には前記導光体における前記入射面が形成された一端部を前記光源側に露出させる露出孔が形成され、前記露出孔が前記位置決め孔の近傍に位置されることが望ましい。
これにより、導光体の入射面が位置決め孔の近傍に位置される。
第4に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記位置決め突部が前記基板の外周側に位置されることが望ましい。
これにより、基板に位置決め突部を突出させるための挿通孔を形成する必要がなく、回路パターン等を形成するための基板のスペースを有効に活用することが可能になる。
第5に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記ヒートシンクには熱を放出する放熱フィンと前記放熱フィンが突出されたベース部とが設けられ、前記放熱フィンと前記位置決め突部が前記ベース部に対して反対方向に突出されることが望ましい。
これにより、ヒートシンクを金型により成形するときの離型方向に放熱フィンの突出方向と位置決め突部の突出方向とを一致させることが可能になる。
本発明によれば、ヒートシンクに設けられた位置決め突部が保持部材の位置決め孔に挿入されることにより、基板に搭載された光源に対して保持部材に保持された導光体が位置決めされるため、簡易な構成によって基板に搭載された光源に対する導光体の位置精度の向上を図ることができる。
図2乃至図5と共に本発明車輌用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、カバーを分離した状態で示す車輌用灯具の斜視図である。 一部を省略した状態で示す車輌用灯具の分解斜視図である。 車輌用灯具の一部を示す断面図である。 ヒートシンクと基板を示す分解斜視図である。 保持部材と導光体の各一部を示す斜視図である。
以下に、本発明車輌用灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
車輌用灯具1は、例えば、車体の前端部における左右両端部に取り付けられ、車輌用前照灯及び車輌用標識灯として機能する所謂コンビネーションランプである。但し、車輌用灯具1は、車体の前端部の他に車体の他の部分に取り付けられてもよく、また、テールランプやストップランプやターンシグナルランプ等の車輌用標識灯として単一の機能を有するランプ又は複数の機能を有するコンビネーションランプとして広く適用することができる。
尚、以下には、車輌用灯具1からの光の出射方向を前方として前後上下左右の方向を説明する。但し、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
車輌用灯具1は前端に開口が形成されたランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞するカバー3とを備えている(図1乃至図3参照)。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が灯室4aとして形成されている。
ランプハウジング2の後面部5には前後に貫通された取付孔5aが形成されている。
ランプハウジング2には取付孔5aに挿通された状態でヒートシンク6が取り付けられている(図2及び図3参照)。ヒートシンク6は放熱性の高い材料によって形成され、前後方向を向く板状のベース部7とベース部7の外周部を除く部分から前方に突出された基板取付部8とベース部7から後方に突出された放熱フィン9、9、・・・と基板取付部8から前方に突出された位置決め突部10とを有している(図4参照)。
基板取付部8は、例えば、外形が円形状に形成され前面が取付面11として形成されている。取付面11は向きが、例えば、前方に対して傾斜されている。基板取付部8には中央部に取付面11に開口されたネジ止め孔8aが形成されている。基板取付部8にはネジ止め孔8aの両側に取付面11から前方に突出された位置合わせ突部8b、8bが設けられている。
位置決め突部10は基板取付部8の外周部から前方に突出され、例えば、厚み方向が上下方向にされた板状に形成されている。位置決め突部10は前方へ行くに従って厚みと左右方向における幅とが僅かずつ小さくなっていく形状に形成されている。
ヒートシンク6は、例えば、ベース部7がネジ止めによってランプハウジング2に後方から取り付けられ、ランプハウジング2に取り付けられた状態において基板取付部8が取付孔5aに挿通され、放熱フィン9、9、・・・がランプハウジング2における後面部5の後側に位置される(図3参照)。
ヒートシンク6の取付面11には基板12が取り付けられている(図2乃至図4参照)。基板12は、例えば、基板取付部8の形状に対応して円板状に形成され、外形状が取付面11の外形状より一回り小さくされている。基板12には中心部にネジ挿通孔12aが形成されネジ挿通孔12aの両側に位置合わせ孔12b、12bが形成されている。
基板12の前面には第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15と図示しない電子部品とがそれぞれ所定の位置に搭載されている。第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15としては何れも、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられている。
基板12は、上記したように、外形状が取付面11の外形状より一回り小さくされているため、取付面11における外周部を除く部分に取り付けられている。従って、基板取付部8の外周部から突出された位置決め突部10は基板12の外周側に位置されている。
基板12は位置合わせ突部8b、8bがそれぞれ位置合わせ孔12b、12bに挿入されてヒートシンク6に位置合わせされた状態で、ネジ挿通孔12aに挿通された取付ネジ100がネジ止め孔8aに螺合されることによりヒートシンク6に取り付けられる。従って、基板12は位置合わせ突部8b、8bと位置合わせ孔12b、12bによってヒートシンク6に位置合わせされるため、基板12のヒートシンク6に対する高い位置精度が確保されると共に基板12に搭載された第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15のヒートシンク6に対する高い位置精度が確保されている。
灯室4aには灯具ユニット16が配置されている(図1及び図2参照)。灯具ユニット16は前照灯ユニット17と保持部材18と第1の導光体19と第2の導光体20を有している。
前照灯ユニット17はランプハウジング2に対して左右方向及び上下方向へ傾動可能にされ、ヘッドランプとしての機能を有している。
保持部材18は全体として環状に形成され、例えば、白色に形成され光を反射するリフレクターとしての機能をも有している。保持部材18には前方に開口され上下に位置する第1の配置溝18aと第2の配置溝18bが形成されている。保持部材18は左右方向における一端部が機能集約部21として設けられ、機能集約部21に露出孔22と位置決め孔23が接近した位置に形成され、露出孔22が位置決め孔23の近傍に位置されている(図5参照)。
露出孔22は左右方向が長手方向にされた長円状に形成されている。位置決め孔23は、例えば、露出孔22の直ぐ上側において露出孔22より前側に位置され、横長の略矩形状に形成されている。
機能集約部21には位置決め孔23の貫通方向(前後方向)において位置決め孔23に近付くに従って径が小さくなるすり鉢状のガイド部24が設けられ、ガイド部24は傾斜する、例えば、四つの面部25、25、26、26によって構成されている。ガイド部24は、面部25、25が左右に離隔して位置され、面部26、26が上下に離隔して位置され、周方向において順に面部25と面部26と面部25と面部26が連続されている。
面部25、25は前方へ行くに従って互いに左右方向において近付くように傾斜され、面部26、26は前方へ行くに従って互いに上下方向において近付くように傾斜されている。面部26、26の内面側にはそれぞれ前後に延び互いに近付く方向に突出された摺動突部26a、26aが設けられている。
保持部材18には左右両端側の部分にそれぞれ前方に突出されたネジ止めボス27、27と位置決めピン28、28が設けられている(図2参照)。保持部材18には所定の各部に外方に張り出された被取付片部29、29、・・・が設けられている。
第1の導光体19は第1の配置溝18aに配置され、略左右に延び上下に湾曲された導光部30を有している(図1及び図2参照)。導光部30は一部が出射面30aとして形成されている。
第1の導光体19には導光部30の一端に連続する始端部31が設けられている(図2、図3及び図5参照)。始端部31は導光部30に対して屈曲されて前後に延びる状態にされ、先端面(後端面)が入射面31aとして形成されている。
第1の導光体19には長手方向における両端側の部分にそれぞれ結合板部32、33が設けられている。結合板部32、33にはそれぞれ取付用挿入孔32a、33aと位置決め用挿入孔32b、33bが形成されている。
第2の導光体20は第2の配置溝18bに配置され、略左右に延び上下に湾曲された第1の導光部34と第2の導光部35を有している。第1の導光部34と第2の導光部35は上下に並ぶ状態で一体に形成され、それぞれ一部が出射面34a、35aとして形成されている。
第2の導光体20には第1の導光部34の一端に連続する第1の始端部36と第2の導光部35の一端に連続する第2の始端部37とが設けられている。第1の始端部36と第2の始端部37は左右に並ぶ状態で一体に形成され、第1の導光部34と第2の導光部35に対して屈曲されてそれぞれ前後に延びる状態にされ、それぞれ先端面(後端面)が第1の入射面36a、第2の入射面37aとして形成されている。
第2の導光体20には長手方向における両端側の部分にそれぞれ結合板部38、39が設けられている。結合板部38、39にはそれぞれ取付用挿入孔38a、39aと位置決め用挿入孔38b、39bが形成されている。
第1の導光体19と第2の導光体20は、結合板部32と結合板部38が前後で重ねられ結合板部33と結合板部39が前後で重ねられた状態で保持部材18に取り付けられる。
このとき結合板部32の取付用挿入孔32aと結合板部38の取付用挿入孔38aとには一方のネジ止めボス27が挿入され、結合板部32の位置決め用挿入孔32bと結合板部38の位置決め用挿入孔38bとには一方の位置決めピン28が挿入される。また、結合板部33の取付用挿入孔33aと結合板部39の取付用挿入孔39aとには他方のネジ止めボス27が挿入され、結合板部33の位置決め用挿入孔33bと結合板部39の位置決め用挿入孔39bとには他方の位置決めピン28が挿入される。
第1の導光体19と第2の導光体20は、位置決め用挿入孔32b、38bに位置決めピン28が挿入されると共に位置決め用挿入孔33b、39bに位置決めピン28が挿入されることにより、それぞれ第1の配置溝18aと第2の配置溝18bに配置された状態で保持部材18に対して位置決めされる。従って、第1の導光体19と第2の導光体20の保持部材18に対する高い位置精度が確保されている。
第1の導光体19と第2の導光体20は、取付用挿入孔32a、38aに挿入されたネジ止めボス27に取付ネジ200が螺合されると共に取付用挿入孔33a、39aに挿入されたネジ止めボス27に取付ネジ200が螺合されることにより保持部材18に取り付けられる。
第1の導光体19と第2の導光体20が保持部材18に取り付けられた状態においては、始端部31と第1の始端部36と第2の始端部37の各先端部が機能集約部21に形成された露出孔22に挿入され、入射面31aと第1の入射面36aと第2の入射面37aが露出孔22を介して保持部材18から後方に露出される(図5参照)。
上記のように第1の導光体19と第2の導光体20が取り付けられた保持部材18はランプハウジング2に取り付けられる。保持部材18がランプハウジング2に取り付けられた状態において、前照灯ユニット17は環状に形成された保持部材18の内側に位置される。
保持部材18がランプハウジング2に取り付けられる際には、保持部材18が前側からランプハウジング2に装着され、このとき機能集約部21に形成された位置決め孔23にヒートシンク6に設けられた位置決め突部10が後方から挿入される。
位置決め孔23への位置決め突部10の挿入時には、位置決め突部10がガイド部24の面部25、25、26、26によって案内される。従って、位置決め突部10が位置決め孔23に容易かつ確実に挿入される。
特に、位置決め孔23への位置決め突部10の挿入時には、位置決め突部10の厚み方向における両面が面部26、26に設けられた摺動突部26a、26aに摺動されて円滑に位置決め孔23に挿入される。
位置決め突部10が位置決め孔23に挿入されることにより、保持部材18がヒートシンク6に対して位置決めされる。このとき保持部材18に対しては、上記したように、第1の導光体19と第2の導光体20が高い精度で位置決めされており、ヒートシンク6に対しては、上記したように、基板12が高い精度で位置決めされているため、第1の導光体19と第2の導光体20が基板12に搭載された第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15に対して高い精度で位置決めされる。
具体的には、第1の導光体19の始端部31が第1の光源13に対して高い精度で位置決めされ、第2の導光体20の第1の始端部36が第2の光源14に対して高い精度で位置決めされ、第2の導光体20の第2の始端部37が第3の光源15に対して高い精度で位置決めされ、入射面31aと第1の入射面36aと第2の入射面37aがそれぞれ第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15に対向して位置される。
上記のように保持部材18がヒートシンク6に位置決めされた状態において、保持部材18は被取付片部29、29、・・・が取付ネジ300、300、・・・によるネジ止め等によってランプハウジング2に取り付けられる。
車輌用灯具1において、第1の光源13から光が出射されると、出射された光は入射面31aから第1の導光体19の始端部31に入射される。第1の導光体19の始端部31に入射された光は導光部30で導光され出射面30aから出射され、カバー3を透過されて外部へ向けて照射される。
一方、第2の光源14から光が出射されると、出射された光は第1の入射面36aから第2の導光体20の第1の始端部36に入射される。第2の導光体20の第1の始端部36に入射された光は第1の導光部34で導光され第1の出射面34aから出射され、カバー3を透過されて外部へ向けて照射される。
また、第3の光源15から光が出射されると、出射された光は第2の入射面37aから第2の導光体20の第2の始端部37に入射される。第2の導光体20の第2の始端部37に入射された光は第2の導光部35で導光され第2の出射面35aから出射され、カバー3を透過されて外部へ向けて照射される。
第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15から出射される光は、何れか一つが、例えば、クリアランスランプの光として外部へ向けて照射され、他の一つが、例えば、デイタイムランニングランプの光として外部へ向けて照射され、残りの一つが、例えば、ターンシグナルランプの光として外部へ向けて照射される。
以上に記載した通り、車輌用灯具1にあっては、ランプハウジング2に取り付けられたヒートシンク6と、第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15が搭載されヒートシンク6に取り付けられた基板12と、ランプハウジング2に取り付けられ第1の導光体19と第2の導光体20を保持する保持部材18とが設けられ、保持部材18に位置決め孔23が形成され、ヒートシンク6には位置決め孔23に挿入される位置決め突部10が設けられている。
従って、ヒートシンク6に設けられた位置決め突部10が保持部材18の位置決め孔23に挿入されることにより、基板12に搭載された第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15に対する保持部材18に保持された第1の導光体19と第2の導光体20の位置決めが行われる。これにより、簡易な構成によって基板12に搭載された第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15に対する第1の導光体19と第2の導光体20の位置精度の向上を図ることができる。
特に、車輌用灯具1においては、異なる種類のランプとしての光を照射する複数の機能が統合された構成にされており、入射面31aと第1の入射面36aと第2の入射面37aがそれぞれ高い精度で位置決めされて第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15に対向して位置される。従って、異なる種類のランプとしての光が照射されたときにそれぞれの適正な配光パターンを形成することが可能になり、高い機能性を確保することができる。
また、位置決め突部10がヒートシンク6の一部として設けられているため、位置決めを行うための専用の位置決め突部を設ける必要がなく、部品点数の削減を図った上で第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15に対する第1の導光体19と第2の導光体20の位置精度の向上を図ることができる。
但し、車輌用灯具1に設けられる光源と導光体はそれぞれ少なくとも一つずつが設けられていればよく、光源と導光体の数は必要な機能を確保するために任意に設定することが可能である。
さらに、車輌用灯具1においては、保持部材18に位置決め孔23の貫通方向において位置決め孔23に近付くに従って径が小さくなるガイド部24が設けられている。
従って、位置決め突部10がガイド部24に案内されて位置決め孔23に挿入されるため、保持部材18が確実かつ高精度でヒートシンク6に対して位置決めされ、保持部材18に保持された第1の導光体19と第2の導光体20の第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15に対する位置精度の一層の向上を図ることができる。
また、保持部材18には第1の導光体19と第2の導光体20における入射面31aと第1の入射面36aと第2の入射面37aが形成された一端部を第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15側に露出させる露出孔22が形成され、露出孔22が位置決め孔23の近傍に位置されている。
従って、入射面31aと第1の入射面36aと第2の入射面37aが位置決め孔23の近傍に位置されるため、第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15に対する入射面31aと第1の入射面36aと第2の入射面37aの位置精度の向上を図ることができる。
さらに、位置決め突部10が基板12の外周側に位置されているため、基板12に位置決め突部10を突出させるための挿通孔を形成する必要がなく、回路パターン等を形成するための基板12のスペースを有効に活用することが可能になり、設計の自由度の向上及び基板12の小型化を図ることができる。
また、位置決め突部10が基板12の外周より内側に位置されないため、第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15から出射される光が位置決め突部10によって遮られず、第1の光源13と第2の光源14と第3の光源15から出射された光の良好な照射状態を確保することができる。
加えて、ヒートシンク6には熱を放出する放熱フィン9、9、・・・と放熱フィン9、9、・・・が突出されたベース部7とが設けられ、放熱フィン9、9、・・・と位置決め突部10がベース部7に対して反対方向に突出されている。
従って、ヒートシンク6を金型により成形するときの離型方向に放熱フィン9、9、・・・の突出方向と位置決め突部10の突出方向とを一致させることが可能になり、ヒートシンク6を容易かつ低コストで形成することができる。
1…車輌用灯具、2…ランプハウジング、3…カバー、6…ヒートシンク、7…ベース部、9…放熱フィン、10…位置決め突部、12…基板、13…第1の光源、14…第2の光源、15…第3の光源、18…保持部材、19…第1の導光体、20…第2の導光体、22…露出孔、23…位置決め孔、24…ガイド部、31a…入射面、36a…第1の入射面、37a…第2の入射面

Claims (5)

  1. 一端に開口が形成されたランプハウジングと前記開口を閉塞するカバーとを有する灯具外筐と、
    前記ランプハウジングに取り付けられたヒートシンクと、
    光源が搭載され前記ヒートシンクに取り付けられた基板と、
    前記光源から出射される光が入射される入射面を有し前記入射面から入射された光を所定の方向へ導く導光体と、
    前記ランプハウジングに取り付けられ前記導光体を保持する保持部材とを備え、
    前記保持部材に位置決め孔が形成され、
    前記ヒートシンクには前記位置決め孔に挿入される位置決め突部が設けられた
    車輌用灯具。
  2. 前記保持部材には前記位置決め孔の貫通方向において前記位置決め孔に近付くに従って径が小さくなり前記位置決め突部を案内するガイド部が設けられた
    請求項1に記載の車輌用灯具。
  3. 前記保持部材には前記導光体における前記入射面が形成された一端部を前記光源側に露出させる露出孔が形成され、
    前記露出孔が前記位置決め孔の近傍に位置された
    請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具。
  4. 前記位置決め突部が前記基板の外周側に位置された
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用灯具。
  5. 前記ヒートシンクには熱を放出する放熱フィンと前記放熱フィンが突出されたベース部とが設けられ、
    前記放熱フィンと前記位置決め突部が前記ベース部に対して反対方向に突出された
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用灯具。
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