JP2021128588A - 情報処理装置、プログラム、及びシステム - Google Patents

Abstract

【課題】ＳＮＳを介して、他のユーザが興味を示している場所を地図画面上でユーザに知らせる情報処理装置、プログラム及びシステムを提供する。
【解決手段】第一ユーザとは異なる第二ユーザがソーシャルネットワーキングシステムに第一の投稿をした場所である投稿場所に関する情報を取得することと、第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に、投稿場所を表示させる指令を第一ユーザの端末に送信することと、を実行する制御部を備える。
【選択図】図９

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及びシステムに関する。

人気度に応じた土産物店舗の店舗リストを作成して表示装置の画面に表示し、店舗リスト中のいずれかの土産物店舗を目的地或いは経由地として指定するシステムが知られている（例えば、特許文献１参照。）。

特開２００９−１６８５６７号公報

ソーシャル・ネットワーキング・サービス（以下、ＳＮＳともいう。）に他のユーザが投稿している場所の近くをユーザが通りかかっても、その場所に気付かずに通り過ぎてしまう虞がある。本発明の目的は、他のユーザが興味を示している場所をユーザに知らせることにある。

本発明の態様の一つは、
第一ユーザとは異なる第二ユーザがソーシャルネットワーキングシステムに第一の投稿をした場所である投稿場所に関する情報を取得することと、
前記第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に、前記投稿場所を表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信することと、
を実行する制御部を備える情報処理装置である。

本発明の態様の一つは、
コンピュータに
第一ユーザとは異なる第二ユーザがソーシャルネットワーキングシステムに第一の投稿をした場所である投稿場所に関する情報を取得することと、
前記第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に、前記投稿場所を表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信することと、
を実行させるプログラムである。

本発明の態様の一つは、
地図を表示可能な画面を備える第一ユーザの端末と、
前記第一ユーザとは異なる第二ユーザがソーシャルネットワーキングシステムに第一の投稿をした場所である投稿場所に関する情報を取得することと、
前記第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に、前記投稿場所を表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信することと、
を実行する制御部を備えるサーバと、
を備えるシステムである。

本発明によれば、他のユーザが興味を示している場所をユーザに知らせることができる。

第１実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。 第１実施形態に係るシステムを構成する車載装置、ユーザ端末、センタサーバ、及び、ＳＮＳサーバのそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 センタサーバの機能構成を例示した図である。 第一ユーザ情報のテーブル構成を例示した図である。 ＳＮＳ情報のテーブル構成を例示した図である。 移動情報のテーブル構成を例示した図である。 ユーザ端末の機能構成を例示した図である。 車載装置の機能構成を例示した図である。 第１実施形態に係る提供処理のフローチャートである。 第１実施形態に係る第一ユーザ管理部が実行する処理のフローチャートである。 第１実施形態に係るナビゲーション部が実行する処理のフローチャートである。 第１実施形態に係るＳＮＳアカウント送信部が実行する処理のフローチャートである。 システムの全体の処理を示すシーケンス図である。 車載装置の出力部（ディスプレイ）に表示される地図の一例を示した図である。 第２実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。 第一ユーザ情報のテーブル構成を例示した図である。 移動情報のテーブル構成を例示した図である。 ユーザ端末の機能構成を例示した図である。 第２実施形態に係る提供処理のフローチャートである。 第２実施形態に係る第一ユーザ管理部が実行する処理のフローチャートである。

本開示の態様の一つである情報処理装置が備える制御部は、第一ユーザとは異なる第二ユーザがソーシャルネットワーキングシステム（ＳＮＳ）に第一の投稿をした場所である投稿場所に関する情報を取得する。第二ユーザは、ＳＮＳを利用しているユーザである。ＳＮＳに投稿をした第二ユーザは、第一ユーザと関係のあるユーザであってもよく、第一ユーザと関係がないユーザであってもよい。第一ユーザと関係のある第二ユーザとは、例えば、第一ユーザがフォローしているユーザ、または、第一ユーザと友達関係にあるユーザである。第一の投稿には、投稿をした場所の写真、投稿をした場所の説明、または、投稿をした場所の感想などに関する情報を含むことができる。また、投稿場所に関する情報には、例えば、その場所が分かるような位置情報、または、その場所に関するユーザの説明文などが含まれる。

また、制御部は、第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に投稿場所を表示させる指令を、第一ユーザの端末に送信する。地図を表示させる第一ユーザの端末は、第一ユーザがＳＮＳに投稿するときに利用する端末又はＳＮＳを見るときに利用する端末とは異なる端末であってもよい。また、第一ユーザの端末は、例えば、第一ユーザが運転する車両に搭載されている端末であってもよく、または、第一ユーザが持ち歩いている端末であってもよい。第一ユーザの端末の画面には地図が表示される。その地図上に、第二ユーザの投稿場所が表示されるように、制御部が第一ユーザの端末に指令を送信する。これにより、第一ユーザの端末において、地図上に投稿場所が表示される。したがって、第一ユーザは、第二ユーザが投稿をした場所を知ることができる。すなわち、他のユーザが興味を示
している場所を第一ユーザに知らせることができる。

以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。また、以下の実施形態は可能な限り組み合わせることができる。

＜第１実施形態＞
図１は、本実施形態に係るシステム１の概略構成を示す図である。システム１は、第二ユーザがＳＮＳに第一の投稿をした場所を、第一ユーザが乗っている車両１０の車載装置１００に表示させる。車載装置１００には、例えばナビゲーションシステムが含まれる。第二ユーザは、ＳＮＳにおいて第一ユーザと関係のあるユーザである。第二ユーザは、例えば、ＳＮＳにおいて第一ユーザがフォローしているユーザ、または、第一ユーザとＳＮＳ上で友達関係にあるユーザであってもよい。また、第二ユーザは、第一ユーザが投稿に対して肯定的な意思を示した（例えば、いいねボタンを押した、または、所定数以上の星を付けた）投稿をしたユーザであってもよい。第一ユーザは、第一ユーザ端末２０Ａを所持する。また、第二ユーザは、第二ユーザ端末２０Ｂを所持する。なお、以下において、第一ユーザ端末２０Ａと第二ユーザ端末２０Ｂとを区別しない場合には、単に、ユーザ端末２０という。ユーザ端末２０は、ＳＮＳへの投稿及びＳＮＳの閲覧が可能な端末である。

図１の例では、システム１は、車両１０に設置される車載装置１００、第一ユーザ端末２０Ａ、第二ユーザ端末２０Ｂ、センタサーバ３０、及びＳＮＳサーバ４０を含む。車載装置１００、第一ユーザ端末２０Ａ、第二ユーザ端末２０Ｂ、センタサーバ３０、及びＳＮＳサーバ４０は、ネットワークＮ１によって相互に接続されている。なお、ネットワークＮ１は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありＷＡＮ（Ｗｉｄｅ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークＮ１は、携帯電話等の電話通信網、Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）等の無線通信網を含んでもよい。また、車載装置１００と第一ユーザ端末２０Ａとは、例えばＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）等の近距離無線通信によって接続されている。なお、図１には、例示的に２つのユーザ端末２０を図示しているが、ユーザ端末２０は複数のユーザが夫々所持しており、ユーザ端末２０はユーザの数だけ存在する。また、図１には、例示的に１台の車両１０を図示しているが、車両１０も複数存在し得る。

図２に基づいて、車載装置１００、ユーザ端末２０、センタサーバ３０、及びＳＮＳサーバ４０のハードウェア構成及び機能構成について説明する。図２は、本実施形態に係るシステム１を構成する車載装置１００、ユーザ端末２０、センタサーバ３０、及び、ＳＮＳサーバ４０のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。

センタサーバ３０は、一般的なコンピュータの構成を有している。センタサーバ３０は、プロセッサ３１、主記憶部３２、補助記憶部３３、及び、通信部３４を有する。これらは、バスにより相互に接続される。

プロセッサ３１は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）やＤＳＰ（Digital Signal Processor）等である。プロセッサ３１は、センタサーバ３０を制御し、様々な情報処理の
演算を行う。プロセッサ３１は、制御部の一例である。主記憶部３２は、ＲＡＭ（Random
Access Memory）、ＲＯＭ（Read Only Memory）等である。補助記憶部３３は、ＥＰＲＯＭ（Erasable Programmable ROM）、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ、Hard Disk Drive）、リムーバブルメディア等である。補助記憶部３３には、オペレーティングシステム（Operating System :ＯＳ）、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶部３３に格納されたプログラムをプロセッサ３１が主記憶部３２の作業領域にロードして実
行し、このプログラムの実行を通じて各構成部等が制御される。これにより、所定の目的に合致した機能をセンタサーバ３０が実現する。主記憶部３２および補助記憶部３３は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。なお、センタサーバ３０は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部３３に格納される情報は、主記憶部３２に格納されてもよい。また、主記憶部３２に格納される情報は、補助記憶部３３に格納されてもよい。

通信部３４は、ネットワークＮ１経由で車載装置１００、ユーザ端末２０、及び、ＳＮＳサーバ４０と通信を行う手段である。通信部３４は、例えば、ＬＡＮ（Local Area Network）インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。ＬＡＮインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークＮ１に接続される。

なお、センタサーバ３０で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。

ＳＮＳサーバ４０は、一般的なコンピュータの構成を有している。ＳＮＳサーバ４０は、プロセッサ４１、主記憶部４２、補助記憶部４３、及び、通信部４４を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ４１、主記憶部４２、補助記憶部４３、及び、通信部４４は、センタサーバ３０のプロセッサ３１、主記憶部３２、補助記憶部３３、及び、通信部３４と同様であるため、説明を省略する。

次に、ユーザ端末２０について説明する。ユーザ端末２０は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ（スマートウォッチ等）、パーソナルコンピュータ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＰＣ）といった小型のコンピュータである。ユーザ端末２０は、プロセッサ２１、主記憶部２２、補助記憶部２３、入力部２４、ディスプレイ２５、通信部２６、及び、位置情報センサ２７を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ２１、主記憶部２２、補助記憶部２３については、センタサーバ３０のプロセッサ３１、主記憶部３２、補助記憶部３３と同様であるため、説明を省略する。

入力部２４は、ユーザが行った入力操作を受け付ける手段であり、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、または、押しボタン等である。ディスプレイ２５は、ユーザに対して情報を提示する手段であり、例えば、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）、または、ＥＬ（Electroluminescence）パネル等である。入力部２４及びディスプレイ２５は、
１つのタッチパネルディスプレイとして構成してもよい。通信部２６は、ユーザ端末２０をネットワークＮ１に接続するための通信手段である。通信部２６は、例えば、移動体通信サービス（例えば、５Ｇ（5th Generation）、４Ｇ（4th Generation）、３Ｇ（3rd Generation）、ＬＴＥ（Long Term Evolution）等の電話通信網）、Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標
）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）等の無線通信網を利用して、ネットワークＮ１経由で他の装置（例えば車載装置１００またはセンタサーバ３０等）と通信を行うための回路である。

位置情報センサ２７は、ユーザ端末２０の位置情報（例えば緯度、経度）を取得する。位置情報センサ２７は、例えば、ＧＰＳ（Global Positioning System）受信部、無線Ｌ
ＡＮ通信部等である。位置情報センサ２７で取得された位置情報は、ＳＮＳに投稿する際にＳＮＳサーバ４０に送信される。なお、位置情報は、ＳＮＳサーバ４０に送信される画像情報に含まれていてもよい。

次に、車両１０の車載装置１００について説明する。車載装置１００は、プロセッサ１１、主記憶部１２、補助記憶部１３、入力部１４、ディスプレイ１５、通信部１６、及び
、位置情報センサ１７を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ１１、主記憶部１２、補助記憶部１３、入力部１４、ディスプレイ１５、及び、通信部１６については、ユーザ端末２０のプロセッサ２１、主記憶部２２、補助記憶部２３、入力部２４、ディスプレイ２５、及び、通信部２６と同様であるため、説明を省略する。

位置情報センサ１７は、所定の周期で、車両１０の位置情報（例えば緯度、経度）を取得する。位置情報センサ１７は、例えば、ＧＰＳ（Global Positioning System）受信部
、無線ＬＡＮ通信部等である。位置情報センサ１７で取得された情報は、例えば、補助記憶部１３等に記録され、センタサーバ３０に送信される。

次に、センタサーバ３０の機能について説明する。図３は、センタサーバ３０の機能構成を例示した図である。センタサーバ３０は、機能構成要素として、ユーザ情報取得部３０１、ＳＮＳ情報取得部３０２、移動情報取得部３０３、提供部３０４、ユーザ情報ＤＢ３１１、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２、移動情報ＤＢ３１３、及び、地図情報ＤＢ３１４を備える。センタサーバ３０のプロセッサ３１は、主記憶部３２上のコンピュータプログラムにより、ユーザ情報取得部３０１、ＳＮＳ情報取得部３０２、移動情報取得部３０３、及び、提供部３０４の処理を実行する。ただし、各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。

ユーザ情報ＤＢ３１１、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２、移動情報ＤＢ３１３、及び、地図情報ＤＢ３１４は、プロセッサ３１によって実行されるデータベース管理システム（Ｄａｔａｂａｓｅ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｓｙｓｔｅｍ、ＤＢＭＳ）のプログラムが、補助記憶部３３に記憶されるデータを管理することで構築される。ユーザ情報ＤＢ３１１、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２、移動情報ＤＢ３１３、及び、地図情報ＤＢ３１４は、例えば、リレーショナルデータベースである。

なお、センタサーバ３０の各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部は、ネットワークＮ１に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。

ユーザ情報取得部３０１は、システム１を利用する第一ユーザの情報（以下、第一ユーザ情報ともいう。）を取得する。第一ユーザ情報は、車両１０を運転している第一ユーザに対して第二ユーザの投稿場所を知らせるために用いる情報である。第一ユーザ情報には、第一ユーザに固有な識別子である第一ユーザＩＤ、車両１０に固有な識別子である車両ＩＤ、及び、第一ユーザのＳＮＳアカウントが含まれる。例えば、後述するように、車載装置１００と第一ユーザ端末２０Ａとが近距離無線通信を行うことにより、車両１０を運転している第一ユーザの第一ユーザＩＤ及び第一ユーザのＳＮＳアカウントを車載装置１００が特定する。そして、車載装置１００からセンタサーバ３０へ、第一ユーザ情報が送信される。なお、第一ユーザ情報は、第一ユーザ端末２０Ａからセンタサーバ３０へ送信されてもよい。また、第一ユーザ情報は、第一ユーザが予め第一ユーザ端末２０Ａを用いてセンタサーバ３０に登録しておいてもよい。本実施形態では、第一ユーザＩＤにＳＮＳアカウントを紐付けしておくが、これに代えて、車両ＩＤにＳＮＳアカウントを紐付けしておいてもよい。ユーザ情報取得部３０１は、第一ユーザ情報を取得すると、その第一ユーザ情報を後述するユーザ情報ＤＢ３１１に格納する。

ＳＮＳ情報取得部３０２は、第一ユーザに関係する第二ユーザのＳＮＳへの投稿（第一の投稿）に関する情報（以下、ＳＮＳ情報ともいう。）をＳＮＳサーバ４０から取得する。このＳＮＳ情報には、第二ユーザのＳＮＳアカウント、及び、第二ユーザが投稿した場所に関する情報（例えば、位置情報）が含まれる。なお、取得するＳＮＳ情報は、第一ユーザが肯定的な反応を示したことが記録された投稿場所に関する情報に限ってもよい。肯定的な反応には、第二ユーザの投稿に対して、第一ユーザがソーシャルボタンを押した（
例えば、いいねボタンを押した、または、所定の数の星を付けた）こと、または、投稿に対して何らかの文字を入力したこと等が含まれる。また、取得するＳＮＳ情報は、例えば、投稿場所が車両１０の現在地から所定の領域に含まれる場所に関する情報に限ってもよい。所定の領域は、例えば、車載装置１００の地図に表示可能な領域としてもよい。また、投稿した場所に関する情報には、建造物の名称、店舗の名称、観光地の名称、座標（例えば緯度及び経度）、または、その場所に関する説明などの情報が含まれていてもよい。ＳＮＳ情報取得部３０２は、ＳＮＳ情報を取得すると、そのＳＮＳ情報を後述するＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納する。

移動情報取得部３０３は、車両１０の移動情報を取得する。移動情報は、車載装置１００からセンタサーバ３０に送信される情報であり、車両１０の現在地に関する情報を含む。また、移動情報には、例えば車両１０と紐付けされている車両ＩＤが含まれる。なお、移動情報には、車両１０を運転している第一ユーザの第一ユーザＩＤが含まれていてもよい。移動情報取得部３０３は、移動情報を取得すると、その移動情報を移動情報ＤＢ３１３に格納する。

提供部３０４は、第二ユーザの投稿場所を地図上に表示させる指令を、車載装置１００に送信する。提供部３０４は、第二ユーザのＳＮＳ情報に基づいて、投稿場所を示す情報を第二ユーザのＳＮＳアカウントと紐付けして車両１０に送信する。例えば、第二ユーザのＳＮＳアカウントを示すアイコンに関する情報を車両１０に送信してもよい。なお、車両１０に送信する情報は、例えば、投稿場所が車両１０の現在地から上記の所定の領域に含まれる場所に関する情報に限ってもよい。また、車両１０に送信する情報は、例えば、第一ユーザが肯定的な反応を示したことが記録された投稿場所に関する情報に限ってもよい。

ここで、ユーザ情報ＤＢ３１１に格納される第一ユーザ情報の構成について、図４に基づいて説明する。図４は、第一ユーザ情報のテーブル構成を例示した図である。第一ユーザ情報テーブルは、第一ユーザＩＤ、車両ＩＤ、及び、第一ユーザＳＮＳアカウントの各フィールドを有する。第一ユーザＩＤフィールドには、第一ユーザを特定するための識別情報（ユーザＩＤ）が入力される。車両ＩＤフィールドには、第一ユーザが運転する車両１０を特定するための識別情報（車両ＩＤ）が入力される。第一ユーザＳＮＳアカウントフィールドには、第一ユーザのＳＮＳアカウントに関する情報が入力される。これらの情報は、第二ユーザの投稿場所に関する情報を、車載装置１００のディスプレイ１５に表示せるために必要となる情報である。

次に、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納されるＳＮＳ情報の構成について、図５に基づいて説明する。図５は、ＳＮＳ情報のテーブル構成を例示した図である。ＳＮＳ情報テーブルは、第一ユーザＩＤ、現在地、第二ユーザＳＮＳアカウント、及び、投稿場所の各フィールドを有する。第一ユーザＩＤフィールドには、第一ユーザを特定するための識別情報が入力される。現在地フィールドには、車両１０の現在地に関する情報が入力される。車両１０の現在地に関する情報は、車載装置１００から提供される。車両１０は、ユーザ情報ＤＢ３１１において第一ユーザに紐付けされている車両である。なお、現在地フィールドには、第一ユーザ端末２０Ａから送信された第一ユーザ端末２０Ａの現在地に関する情報が入力されてもよい。第二ユーザＳＮＳアカウントフィールドには、第二ユーザのＳＮＳアカウントに関する情報が入力される。投稿場所フィールドには、第二ユーザがＳＮＳに投稿した場所に関する情報が入力される。この場所に関する情報は、例えば、ＳＮＳの投稿時に第二ユーザ端末２０Ｂの位置情報センサ２７によって検出された位置情報である。第二ユーザＳＮＳアカウントに関する情報および投稿場所に関する情報は、ＳＮＳサーバ４０から提供される。

次に、移動情報ＤＢ３１３に格納される移動情報の構成について、図６に基づいて説明する。図６は、移動情報のテーブル構成を例示した図である。移動情報テーブルは、車両ＩＤ、及び、現在地の各フィールドを有する。車両ＩＤには、車両１０を特定するための識別情報が入力される。現在地フィールドには、車両１０の現在地に関する情報が入力される。車両１０の現在地に関する情報は、車載装置１００の位置情報センサ１７によって検出された位置情報であり、車載装置１００から提供される。

地図情報ＤＢ３１４には、地図データ、当該地図データ上の各地点の特性を示す文字や写真等のＰＯＩ（Point of interest）情報を含む地図情報が格納される。なお、地図情
報ＤＢ３１４は、ネットワークＮ１に接続される他のシステム、例えば、ＧＩＳ（Geographic Information System）から提供されてもよい。

次に、ユーザ端末２０の機能について説明する。図７は、ユーザ端末２０の機能構成を例示した図である。ユーザ端末２０は、機能構成要素として、ＳＮＳ利用部２０１、及び、ＳＮＳアカウント送信部２０２を備える。ユーザ端末２０のプロセッサ２１は、主記憶部２２上のコンピュータプログラムにより、ＳＮＳ利用部２０１、及び、ＳＮＳアカウント送信部２０２の処理を実行する。ただし、ＳＮＳ利用部２０１、ＳＮＳアカウント送信部２０２、またはそれらの処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。

ＳＮＳ利用部２０１は、ディスプレイ２５に操作画面を表示させ、ユーザによる入力部２４への入力に応じた情報をＳＮＳサーバ４０に送信する。例えば、ＳＮＳ利用部２０１は、タッチパネルディスプレイにＳＮＳの操作画面等を表示し、当該操作画面等においてユーザが何らかの入力を行った場合に、その入力に応じた情報をＳＮＳサーバ４０に送信する。例えば、タッチパネルディスプレイに第二ユーザの投稿及びソーシャルボタン（例えば、いいねボタン）を表示させ、第一ユーザがソーシャルボタンをタップした場合に、その旨を示す情報をＳＮＳサーバ４０に送信する。また、例えば、ユーザ端末２０にＳＮＳへの投稿が入力されると、その投稿に関する情報をＳＮＳサーバ４０に送信する。

ＳＮＳアカウント送信部２０２は、近距離無線通信によって車載装置へ、第一ユーザＩＤ及び第一ユーザのＳＮＳアカウントを送信する。ＳＮＳアカウント送信部２０２は、補助記憶部２３に記憶されている第一ユーザＩＤ及び第一ユーザのＳＮＳアカウントを車載装置１００に送信する。なお、第一ユーザのＳＮＳアカウントは、第一ユーザ端末２０Ａで実行されるＳＮＳのアプリケーションから受け取ってもよい。

次に、車両１０の車載装置１００の機能について説明する。図８は、車載装置１００の機能構成を例示した図である。車載装置１００は、機能構成要素として、ナビゲーション部１０１及び第一ユーザ管理部１０２を備える。車載装置１００のプロセッサ１１は、主記憶部１２上のコンピュータプログラムにより、ナビゲーション部１０１及び第一ユーザ管理部１０２の処理を実行する。ただし、ナビゲーション部１０１、第一ユーザ管理部１０２、またはそれらの処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。

ナビゲーション部１０１は補助記憶部１３に格納された地図情報に基づいて車両１０の現在地の周辺の地図を表示する。補助記憶部１３に記憶されている地図情報は、センタサーバ３０の地図情報ＤＢ３１４に格納されている地図情報と同等の情報である。また、ナビゲーション部１０１は、第一ユーザが入力部１４を介して入力した現在地及び目的地に基づいて車両１０の移動経路を生成し、第一ユーザへ移動経路を案内する。その際、ナビゲーション部１０１は、移動経路を車載装置１００のディスプレイ１５に表示する。また、ナビゲーション部１０１は、例えば、ディスプレイ１５に地図と移動経路を表示させたり、移動方向を音声で案内したりする。また、ナビゲーション部１０１は、車両１０の移動情報をセンタサーバ３０へ随時送信する。

また、ナビゲーション部１０１は、センタサーバ３０から送信されるＳＮＳ情報を受信して、ディスプレイ１５に表示されている地図上に第二ユーザが投稿した場所を表示させる。ナビゲーション部１０１は、地図上に、例えば、投稿場所において撮像された画像のサムネイル、第二ユーザのアカウント、第二ユーザを示すアイコン、または第二ユーザを示すアバター等を表示させる。これらの情報は、センタサーバ３０から送信されるＳＮＳ情報に含まれる。また、ナビゲーション部１０１は、ディスプレイ１５に表示されている投稿場所がタップされた場合に、その投稿場所に対応する画像または投稿内容をディスプレイ１５に表示させる。

第一ユーザ管理部１０２は、第一ユーザ端末２０Ａから第一ユーザＩＤ及び第一ユーザのＳＮＳアカウントを取得し、その第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウントを、車両ＩＤと共にセンタサーバ３０に送信する。第一ユーザ管理部１０２は、通信部１６によって第一ユーザ端末２０Ａと近距離無線通信を行って、第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウントを取得する。また、第一ユーザ管理部１０２は、通信部１６によってネットワークＮ１を介してセンタサーバ３０へ第一ユーザ情報（第一ユーザＩＤ、車両ＩＤ及びＳＮＳアカウント）を送信する。

次に、ＳＮＳサーバ４０について説明する。ＳＮＳサーバ４０は、ＳＮＳを管理するサーバである。ＳＮＳサーバ４０は、第一ユーザ及び第二ユーザのＳＮＳへの投稿、及び、第一ユーザと第二ユーザとの関係等を管理している。ＳＮＳサーバ４０は、ネットワークＮ１を介して第一ユーザ端末２０Ａ、第二ユーザ端末２０Ｂ、及びセンタサーバ３０と通信可能である。ＳＮＳサーバ４０は、補助記憶部４３に、各ユーザの投稿、各ユーザが投稿をした場所、及び、第一ユーザと第二ユーザとの関係を記憶している。また、ＳＮＳサーバ４０は、各ユーザが肯定的な反応を示した（例えば、ソーシャルボタンを押した）投稿、及び、その投稿が行われた場所を記録している。ＳＮＳサーバ４０は、第一ユーザ端末２０Ａ、第二ユーザ端末２０Ｂ、及び、センタサーバ３０からの要求に基づいて、ＳＮＳに関する情報を提供する。

次に、センタサーバ３０が車両１０にＳＮＳ情報を提供する処理である提供処理について説明する。図９は、本実施形態に係る提供処理のフローチャートである。図９に示した提供処理は、センタサーバ３０により、各車両１０について所定の時間毎に繰り返し実行される。なお、ユーザ情報ＤＢ３１１、及び、移動情報ＤＢ３１３には、必要な情報が格納されているものとして説明する。

ステップＳ１０１において提供部３０４は、第一ユーザ情報を取得する。各車両１０と第一ユーザとの関係は、ユーザ情報ＤＢ３１１に格納されている。提供部３０４は、車両１０に対応する第一ユーザ情報を読み込む。次に、ステップＳ１０２において提供部３０４は、車両１０の移動情報を取得する。移動情報取得部３０３が車両１０から取得した移動情報が、移動情報ＤＢ３１３に格納されているため、提供部３０４は、移動情報ＤＢ３１３に格納されている移動情報であって車両１０に対応する移動情報を読み込む。提供部３０４は、第一ユーザ情報に含まれる車両ＩＤに基づいて、車両１０に対応する移動情報を取得する。

ステップＳ１０３においてＳＮＳ情報取得部３０２は、ＳＮＳサーバ４０から、第二ユーザのＳＮＳ情報を取得する。ＳＮＳ情報取得部３０２は、ＳＮＳサーバ４０にアクセスし、第一ユーザと関係のある第二ユーザ（第一ユーザがフォローしている第二ユーザ）をピックアップする。さらに、ＳＮＳ情報取得部３０２は、第二ユーザが投稿した場所に関する情報を含むＳＮＳ情報をＳＮＳサーバ４０から取得する。なお、ＳＮＳサーバ４０から取得するのは、例えば、第二ユーザが投稿した場所が、車両１０の現在地から所定の領
域に含まれる場所である場合のＳＮＳ情報に限ってもよい。また、ＳＮＳサーバ４０から取得するのは、例えば、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿に対応するＳＮＳ情報に限ってもよい。ＳＮＳ情報取得部３０２は、取得したＳＮＳ情報をＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納する。

ステップＳ１０４において提供部３０４は、ＳＮＳ情報取得部３０２によって取得されたＳＮＳ情報に基づいて、通知情報を生成する。通知情報は、例えば、車載装置１００のディスプレイ１５に表示される地図上の投稿場所に対応する位置に、第二ユーザに関する画像を表示される指令を含む。ＳＮＳ情報取得部３０２がＳＮＳサーバ４０から取得したＳＮＳ情報が、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納されているため、提供部３０４は、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納されているＳＮＳ情報を読み込む。提供部３０４は、ＳＮＳ情報に含まれる投稿場所に対応する通知情報を生成する。通知情報には、少なくとも、第二ユーザのＳＮＳアカウントに関する情報、及び、投稿場所に関する情報が含まれる。また、通知情報には、第二ユーザに関する画像データが含まれていてもよい。なお、生成する通知情報は、例えば、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿に対応する通知情報に限ってもよい。すなわち、ステップＳ１０３において、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿であるか否かにかかわらずＳＮＳ情報を取得し、ステップＳ１０４において、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿を選択して通知情報を生成してもよい。また、生成する通知情報は、例えば、車両１０の現在地から所定の領域に含まれる投稿場所に対応する通知情報に限ってもよい。そして、ステップＳ１０５において提供部３０４は、通知情報を車両１０の車載装置１００に送信する。

次に、車載装置１００において第一ユーザ管理部１０２が実行する処理について説明する。図１０は、本実施形態に係る第一ユーザ管理部１０２が実行する処理のフローチャートである。図１０に示した処理は、第一ユーザ管理部１０２により所定の時間毎に繰り返し実行される。

ステップＳ２０１において第一ユーザ管理部１０２は、第一ユーザ端末２０Ａとの近距離無線通信が確立しているか否か判定される。ステップＳ２０１で肯定判定された場合にはステップＳ２０２へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。ステップＳ２０２において第一ユーザ管理部１０２は、第一ユーザ端末２０Ａから第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウントを取得する。

次いで、ステップＳ２０３において第一ユーザ管理部１０２は、第一ユーザ情報を生成する。第一ユーザ管理部１０２は、第一ユーザ端末２０Ａから取得した第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウント、並びに、補助記憶部１３に記憶されている車両ＩＤに基づいて、第一ユーザ情報を生成する。そして、ステップＳ２０４において第一ユーザ管理部１０２は、生成した第一ユーザ情報をセンタサーバ３０に送信する。

次に、車載装置１００においてナビゲーション部１０１が実行する処理について説明する。図１１は、本実施形態に係るナビゲーション部１０１が実行する処理のフローチャートである。図１１に示した処理は、ナビゲーション部１０１により所定の時間毎に繰り返し実行される。

ステップＳ３０１では、ナビゲーション部１０１が、センタサーバ３０から通知情報を受信したか否か判定する。ステップＳ３０１で肯定判定された場合にはステップＳ３０２へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。ステップＳ３０２では、ナビゲーション部１０１が、ディスプレイ１５に表示されている地図上に、第二ユーザの投稿場所を表示させる。このときに、例えば、投稿位置に係る画像のサムネイル、第二ユーザのアカウント、第二ユーザを示すアイコン、または第二ユーザを示すアバター等が、地図
上に表示されてもよい。また、ディスプレイ１５に表示されているアイコン等を第一ユーザがタップすると、そのタップした位置に対応した投稿または画像がディスプレイ１５に表示されるようにしてもよいし、または、そのタップした位置に対応した説明がディスプレイ１５に表示されるようにしてもよい。

次に、第一ユーザ端末２０ＡにおいてＳＮＳアカウント送信部２０２が実行する処理について説明する。図１２は、本実施形態に係るＳＮＳアカウント送信部２０２が実行する処理のフローチャートである。図１２に示した処理は、ＳＮＳアカウント送信部２０２により所定の時間毎に繰り返し実行される。なお、第一ユーザ端末２０Ａの補助記憶部２３には、第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウントが記憶されていることを前提として説明する。

ステップＳ４０１においてＳＮＳアカウント送信部２０２は、車載装置１００との近距離無線通信が確立しているか否か判定される。ステップＳ４０１で肯定判定された場合にはステップＳ４０２へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。ステップＳ４０２においてＳＮＳアカウント送信部２０２は、車載装置１００へ第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウントを送信する。

次に、システム１の全体の処理について説明する。図１３は、システム１の全体の処理を示すシーケンス図である。なお、図１３では、車両１０の車載装置１００から位置情報が随時送信されているものとする。また、第一ユーザ端末２０Ａ及び第二ユーザ端末２０ＢからＳＮＳへの投稿がＳＮＳサーバ４０に記憶されているものとして説明する。

第一ユーザが車両１０に乗ると、第一ユーザ端末２０Ａと車載装置１００との通信が確立され、第一ユーザ端末２０Ａから車載装置１００へ、第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウントが送信される（Ｓ２１）。そして、車載装置１００において、第一ユーザ情報が生成され（Ｓ２２）、その第一ユーザ情報がセンタサーバ３０に送信される（Ｓ２３）。第一ユーザ情報を受信したセンタサーバ３０では、ユーザ情報ＤＢ３１１が更新される（Ｓ２４）。また、センタサーバ３０は、ＳＮＳサーバ４０に対して第一ユーザと関係している第二ユーザのＳＮＳ情報を要求する（Ｓ２５）。ＳＮＳ情報の要求を受けたＳＮＳサーバ４０は、第二ユーザのＳＮＳ情報を生成して（Ｓ２６）、センタサーバ３０に送信する（Ｓ２７）。ＳＮＳ情報を受信したセンタサーバ３０は、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２を更新する（Ｓ２８）。そして、ＳＮＳ情報に基づいて通知情報を生成する（Ｓ２９）。通知情報は、センタサーバ３０から車載装置１００へ送信され（Ｓ３０）、通知情報を受信した車載装置１００は、ディスプレイに表示されている地図上にＳＮＳの投稿場所を表示させる（Ｓ３１）。

図１４は、車載装置１００のディスプレイ１５に表示される地図の一例を示した図である。図１４は、センタサーバ３０から送信された通知情報に基づいて、地図上に第二ユーザの投稿場所を表示した例である。ディスプレイ１５には、車両１０の周辺の所定領域の道路地図が表示され、略中央に車両１０のアイコンが示される。また、第二ユーザの投稿場所に対応する位置には、第二ユーザのＳＮＳアカウントに対応するアイコンが表示される。このようにディスプレイ１５に表示された情報を第一ユーザが見ることにより、第一ユーザが興味を持った投稿と関連する場所を地図上で知ることができる。なお、第二ユーザのアイコンをディスプレイ１５に表示させるだけでなく、例えば、音による案内があってもよい。そして、第一ユーザがディスプレイ１５に表示されている第二ユーザのアイコンをタップすると、第二ユーザが投稿した内容（例えば、画像または文章）が表示される。

以上説明したように本実施形態によれば、ＳＮＳで第二ユーザが興味を持った場所であ
って、さらに第一ユーザが興味を持った場所が地図上に表示されるため、その場所を第一ユーザが気付かずに通り過ぎてしまうことを抑制できる。

＜第２実施形態＞
図１５は、本実施形態に係るシステム１の概略構成を示す図である。上記第１実施形態では、車載装置１００のディスプレイ１５に第二ユーザ投稿した場所を表示させているが、本第２実施形態では、車載装置１００に代えて、第一ユーザ端末２０Ａのディスプレイ２５に第二ユーザが投稿した場所を表示させる。例えば、第一ユーザ端末２０Ａのディスプレイ２５に地図を表示させるときに、第二ユーザが投稿した場所を併せて表示させるようにしてもよい。この場合、車両１０に乗らなくても、第一ユーザは、第二ユーザが投稿した場所を知ることができる。すなわち、車両１０及び車載装置１００は必須の構成ではない。第一ユーザ端末２０Ａに地図を表示させることにより、徒歩、自転車、電車、または、バスで第一ユーザが移動中であっても、第二ユーザが投稿した場所を知ることができる。ユーザ端末２０、センタサーバ３０、及び、ＳＮＳサーバ４０のハード構成については、図２と同じであるため説明を省略する。また、ＳＮＳサーバ４０の機能構成は、第１実施形態と同じであるため、説明を省略する。

次に、センタサーバ３０の機能について説明する。本実施形態においても、図３のセンタサーバ３０の機能構成を例示できる。すなわち、センタサーバ３０は、機能構成要素として、ユーザ情報取得部３０１、ＳＮＳ情報取得部３０２、移動情報取得部３０３、提供部３０４、ユーザ情報ＤＢ３１１、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２、移動情報ＤＢ３１３、及び、地図情報ＤＢ３１４を備える。以下では、第１実施形態と異なる点について主に説明する。

センタサーバ３０は第一ユーザ端末２０ＡとネットワークＮ１を介して通信する。そして、センタサーバ３０のユーザ情報取得部３０１は、第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウントを第一ユーザ端末２０Ａから取得して、ユーザ情報ＤＢ３１１に格納する。なお、このときに、第一ユーザ端末２０Ａを特定するための識別情報（第一ユーザ端末ＩＤ）が第一ユーザ端末２０Ａからセンタサーバ３０に送信されてもよい。

ここで、ユーザ情報ＤＢ３１１に格納される第一ユーザ情報の構成について、図１６に基づいて説明する。図１６は、第一ユーザ情報のテーブル構成を例示した図である。第一ユーザ情報テーブルは、第一ユーザＩＤ、第一ユーザ端末ＩＤ、及び、第一ユーザＳＮＳアカウントの各フィールドを有する。第一ユーザＩＤフィールドには、第一ユーザを特定するための識別情報（ユーザＩＤ）が入力される。第一ユーザ端末ＩＤフィールドには、第一ユーザ端末２０Ａを特定するための識別情報（第一ユーザ端末ＩＤ）が入力される。第一ユーザＳＮＳアカウントフィールドには、第一ユーザのＳＮＳアカウントに関する情報が入力される。これらの情報は、第二ユーザの投稿場所に関する情報を、第一ユーザ端末２０Ａのディスプレイ２５に表示せるために必要となる情報である。

移動情報取得部３０３は、第一ユーザ端末２０Ａの移動情報を取得する。ここでいう移動情報は、第一ユーザ端末２０Ａからセンタサーバ３０に送信される情報であり、第一ユーザ端末２０Ａの現在地に関する情報を含む。また、移動情報には、例えば第一ユーザ端末２０Ａと紐付けされている第一ユーザ端末ＩＤが含まれる。なお、移動情報には、第一ユーザＩＤが含まれていてもよい。移動情報取得部３０３は、移動情報を取得すると、その移動情報を移動情報ＤＢ３１３に格納する。

移動情報ＤＢ３１３に格納される移動情報の構成について、図１７に基づいて説明する。図１７は、移動情報のテーブル構成を例示した図である。移動情報テーブルは、第一ユーザ端末ＩＤ、及び、現在地の各フィールドを有する。第一ユーザ端末ＩＤには、第一ユ
ーザ端末２０Ａを特定するための識別情報が入力される。現在地フィールドには、第一ユーザ端末２０Ａの現在地に関する情報が入力される。第一ユーザ端末２０Ａの現在地に関する情報は、第一ユーザ端末２０Ａの位置情報センサ２７によって検出された位置情報であり、第一ユーザ端末２０Ａから提供される。

なお、ＳＮＳ情報取得部３０２は、第１実施形態と同様の機能を有する。ただし、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２の現在地フィールドには、第一ユーザ端末２０Ａの現在地に関する情報が入力される。

次に、ユーザ端末２０の機能について説明する。図１８は、ユーザ端末２０の機能構成を例示した図である。ユーザ端末２０は、機能構成要素として、ＳＮＳ利用部２０１、地図表示部２０５、及び、第一ユーザ管理部２０６を備える。ユーザ端末２０のプロセッサ２１は、主記憶部２２上のコンピュータプログラムにより、ＳＮＳ利用部２０１、地図表示部２０５、及び、第一ユーザ管理部２０６の処理を実行する。ただし、ＳＮＳ利用部２０１、地図表示部２０５、第一ユーザ管理部２０６、またはそれらの処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。

ＳＮＳ利用部２０１については、第１実施形態と同じため説明を省略する。地図表示部２０５は、補助記憶部２３に格納された地図情報に基づいて第一ユーザ端末２０Ａの現在地の周辺の地図を表示する。補助記憶部２３に記憶されている地図情報は、センタサーバ３０の地図情報ＤＢ３１４に格納されている地図情報と同等の情報である。なお、地図表示部２０５は、第１実施形態で説明したナビゲーション部１０１と同様に移動経路を案内する機能を有していてもよい。

また、地図表示部２０５は、センタサーバ３０から送信されるＳＮＳ情報を受信して、ディスプレイ２５に表示されている地図上に第二ユーザが投稿した場所を表示させる。地図表示部２０５は、地図上に、例えば、投稿場所において撮像された画像のサムネイル、第二ユーザのアカウント、第二ユーザを示すアイコン、または第二ユーザを示すアバター等を表示させる。これらの情報は、センタサーバ３０から送信されるＳＮＳ情報に含まれる。また、地図表示部２０５は、ディスプレイ２５に表示されている投稿場所がタップされた場合に、その投稿場所に対応する画像または投稿内容をディスプレイ２５に表示させてもよい。

次に、第一ユーザ管理部２０６は、第一ユーザＩＤ、第一ユーザのＳＮＳアカウント、及び、移動情報を、第一ユーザ端末ＩＤと共にセンタサーバ３０に送信する。この送信は、ディスプレイ２５に地図を表示させているときに、所定の時間毎に行ってもよい。

次に、センタサーバ３０が第一ユーザ端末２０ＡにＳＮＳ情報を提供する処理である提供処理について図１９に示したルーチンに基づいて説明する。図１９に示した提供処理は、センタサーバ３０により、各第一ユーザ端末２０Ａについて所定の時間毎に繰り返し実行される。なお、ユーザ情報ＤＢ３１１、及び、移動情報ＤＢ３１３には、必要な情報が格納されているものとして説明する。

ステップＳ５０１において提供部３０４は、第一ユーザ情報（第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウント）を取得する。各第一ユーザ端末２０Ａと第一ユーザとの関係は、ユーザ情報ＤＢ３１１に格納されている。提供部３０４は、第一ユーザ端末２０Ａに対応する第一ユーザ情報を読み込む。次に、ステップＳ５０２において提供部３０４は、第一ユーザ端末２０Ａの移動情報を取得する。移動情報取得部３０３が第一ユーザ端末２０Ａから取得した移動情報が、移動情報ＤＢ３１３に格納されているため、提供部３０４は、移動情報ＤＢ３１３に格納されている移動情報であって第一ユーザ端末２０Ａに対応する移動情報
を読み込む。提供部３０４は、第一ユーザ情報に含まれる第一ユーザ端末ＩＤに基づいて、第一ユーザ端末２０Ａに対応する移動情報を取得する。

ステップＳ５０３においてＳＮＳ情報取得部３０２は、ＳＮＳサーバ４０から、第二ユーザのＳＮＳ情報を取得する。ＳＮＳ情報取得部３０２は、ＳＮＳサーバ４０にアクセスし、第一ユーザと関係のある第二ユーザ（第一ユーザがフォローしている第二ユーザ）をピックアップする。さらに、ＳＮＳ情報取得部３０２は、第二ユーザが投稿した場所に関する情報を含むＳＮＳ情報をＳＮＳサーバ４０から取得する。なお、ＳＮＳサーバ４０から取得するのは、例えば、第二ユーザが投稿した場所が、第一ユーザ端末２０Ａの現在地から所定の領域に含まれる場所である場合のＳＮＳ情報に限ってもよい。また、ＳＮＳサーバ４０から取得するのは、例えば、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿に対応するＳＮＳ情報に限ってもよい。ＳＮＳ情報取得部３０２は、取得したＳＮＳ情報をＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納する。

ステップＳ５０４において提供部３０４は、ＳＮＳ情報取得部３０２によって取得されたＳＮＳ情報に基づいて、通知情報を生成する。ＳＮＳ情報取得部３０２がＳＮＳサーバ４０から取得したＳＮＳ情報が、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納されているため、提供部３０４は、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納されているＳＮＳ情報を読み込む。提供部３０４は、ＳＮＳ情報に含まれる投稿位置に対応する通知情報を生成する。通知情報には、少なくとも、第二ユーザのＳＮＳアカウントに関する情報、及び、投稿場所に関する情報が含まれる。なお、生成する通知情報は、例えば、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿に対応する通知情報に限ってもよい。すなわち、ステップＳ５０３において、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿であるか否かにかかわらずＳＮＳ情報を取得し、ステップＳ５０４において、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿を選択して通知情報を生成してもよい。そして、ステップＳ５０５において提供部３０４は、通知情報を第一ユーザ端末２０Ａに送信する。

次に、第一ユーザ端末２０Ａにおいて第一ユーザ管理部２０６が実行する処理について説明する。図２０は、本実施形態に係る第一ユーザ管理部２０６が実行する処理のフローチャートである。図２０に示した処理は、第一ユーザ管理部２０６により所定の時間毎に繰り返し実行される。

ステップＳ６０１において第一ユーザ管理部２０６は、第一ユーザ端末２０Ａの移動情報を取得する。第一ユーザ管理部２０６は、位置情報センサ２７により検出される位置情報に基づいて移動情報を取得する。ステップＳ６０２において第一ユーザ管理部２０６は、第一ユーザ端末ＩＤを取得する。第一ユーザ管理部２０６は、補助記憶部２３に記憶されている第一ユーザ端末ＩＤを取得する。さらに、ステップＳ６０３において第一ユーザ管理部２０６は、第一ユーザＩＤ及び第一ユーザのＳＮＳアカウントを取得する。第一ユーザ管理部２０６は、補助記憶部２３に記憶されている第一ユーザＩＤ及びＳＮＳアカウントを取得する。

次いで、ステップＳ６０４において第一ユーザ管理部２０６は、第一ユーザ情報を生成する。第一ユーザ管理部１０２は、第一ユーザＩＤ、ＳＮＳアカウント、第一ユーザ端末ＩＤ、及び、移動情報に基づいて、第一ユーザ情報を生成する。そして、ステップＳ６０５において第一ユーザ管理部２０６は、生成した第一ユーザ情報をセンタサーバ３０に送信する。なお、地図表示部２０５の処理は、図１１に示した処理と同様であるため、説明を省略する。

以上説明したように本実施形態によれば、ＳＮＳで人気のある場所が第一ユーザ端末２０Ａに表示されるため、第一ユーザがその場所の近くにいるときに、その場所に気付かず
に通り過ぎてしまうことを抑制できる。

＜その他の実施形態＞
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。

本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。

また、１つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、１つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成（サーバ構成）によって実現するかは柔軟に変更可能である。例えば、ＳＮＳサーバ４０の機能の一部または全部を、センタサーバ３０が備えていてもよい。

上記実施形態では、センタサーバ３０が情報処理装置として機能する例について説明したが、これに限らず、車載装置１００が情報処理装置として機能してもよく、または、第一ユーザ端末２０Ａが情報処理装置として機能してもよい。また、センタサーバ３０と、車載装置１００または第一ユーザ端末２０Ａとが、情報処理装置として機能してもよい。例えば、上記実施形態では、センタサーバ３０が、機能構成要素として、ユーザ情報取得部３０１、ＳＮＳ情報取得部３０２、移動情報取得部３０３、提供部３０４、ユーザ情報ＤＢ３１１、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２、移動情報ＤＢ３１３、及び、地図情報ＤＢ３１４を備えているが、これらの機能構成要素の一部または全部を、車載装置１００が備えていてもよい。また、第一ユーザ端末２０Ａは、車両１０に搭載されている端末であってもよい。

また、上記実施形態では、第一ユーザがフォローしている第二ユーザが投稿した場所であって、第一ユーザがソーシャルボタンを押した投稿の場所を地図上に表示させているが、第一ユーザがソーシャルボタンを押した場所であることは必須ではない。例えば、第一ユーザがフォローしている第二ユーザが投稿した場所であれば、第一ユーザがソーシャルボタンを押していない場所であっても地図上に表示してもよい。また、第一ユーザがフォローしている第二ユーザが投稿した場所であって、第一ユーザ以外の他のユーザによって所定数以上のソーシャルボタンが押された投稿の場所を地図上に表示させてもよい。この場合、図９に示したフローチャートのステップＳ１０３においてＳＮＳ情報取得部３０２が、ＳＮＳサーバ４０から、第一ユーザがフォローしている第二ユーザが投稿した場所であって、第一ユーザ以外の他のユーザによって所定数以上のソーシャルボタンが押された投稿の場所に関するＳＮＳ情報を取得する。そして、そのＳＮＳ情報をＳＮＳ情報ＤＢ３１２に格納する。

また、上記実施形態では、第一ユーザがフォローしている第二ユーザが投稿した場所を地図上に表示させているが、これ以外の場所を地図上に表示させることもできる。たとえば、第一ユーザがフォローしている店の場所を地図上に表示させてもよい。この場合、図９に示したフローチャートのステップＳ１０３においてＳＮＳ情報取得部３０２が、ＳＮＳサーバ４０から、第一ユーザがフォローしている店の場所に関するＳＮＳ情報を取得する。また、ＳＮＳ情報ＤＢ３１２の第二ユーザＳＮＳアカウントフィールドには、第二ユーザのＳＮＳアカウントに代えて店のＳＮＳアカウントが格納され、投稿場所フィールドには、第二ユーザの投稿場所に代えて店の場所が格納される。そして、ステップＳ１０４において、店の場所に関する情報に基づいて、通知情報を生成する。

また、例えば、第一ユーザがフォローしていないユーザが投稿した場所であって、その
投稿に対して他のユーザからソーシャルボタンが押された数が所定数以上の場所を地図上に表示させてもよい。所定数は、第一ユーザが指定してもよいし、システム側で予め定めておいてもよい。この場合、第一ユーザのＳＮＳアカウントは必ずしも必要でない。すなわち、車載装置１００または第一ユーザ端末２０Ａからセンタサーバ３０へ、第一ユーザのＳＮＳアカウントに関する情報を送らなくてもよい。例えば、車載装置１００からセンタサーバ３０へ位置情報を送信した場合に、センタサーバ３０がＳＮＳサーバ４０から車両１０から所定の領域の投稿場所であって、ソーシャルボタンが押された数が所定数以上の場所に関する情報を取得する。そして、その場所に関する情報がセンタサーバ３０から車載装置１００へ送信される。この場合、図９に示したルーチンのステップＳ１０１において第一ユーザのＳＮＳアカウントを取得することを省略できる。また、ステップＳ１０３において、ＳＮＳ情報取得部３０２は、ＳＮＳサーバ４０から、ソーシャルボタンが押された数が所定数以上の場所に関する情報（位置情報、投稿内容に関する情報、画像に関する情報、または、ソーシャルボタンが押された数に関する情報等）を取得する。そして、ステップＳ１０４において、ステップＳ１０３で取得した情報に基づいて、通知情報を生成する。

また、例えば、第一ユーザがフォローしているユーザであるか否かにかかわらず、所定数以上のユーザが投稿した場所を地図上に表示させてもよい。所定数は、第一ユーザが指定してもよいし、システム側で予め定めておいてもよい。この場合、第一ユーザのＳＮＳアカウントは必ずしも必要でない。すなわち、車載装置１００または第一ユーザ端末２０Ａからセンタサーバ３０へ、第一ユーザのＳＮＳアカウントに関する情報を送らなくてもよい。例えば、車載装置１００からセンタサーバ３０へ位置情報を送信した場合に、センタサーバ３０がＳＮＳサーバ４０から車両１０から所定の領域の投稿場所であって、所定数以上の投稿があった場所に関する情報を取得する。そして、その場所に関する情報がセンタサーバ３０から車載装置１００へ送信される。この場合、図９に示したルーチンのステップＳ１０１において第一ユーザのＳＮＳアカウントを取得することを省略できる。また、ステップＳ１０３において、ＳＮＳ情報取得部３０２は、ＳＮＳサーバ４０から、所定数以上の投稿があった場所に関する情報（位置情報、投稿内容に関する情報、画像に関する情報、または、ソーシャルボタンが押された数に関する情報等）を取得する。そして、ステップＳ１０４において、ステップＳ１０３で取得した情報に基づいて、通知情報を生成する。

また、上記実施形態では、車載装置１００が第一ユーザ端末２０ＡからＳＮＳアカウントを取得しているが、車両ＩＤと第一ユーザのＳＮＳアカウントが予め紐付けされていてもよい。この場合、車載装置１００と第一ユーザ端末２０Ａとが通信する必要がない。例えば、車両１０が起動された場合に、車載装置１００からセンタサーバ３０にＳＮＳアカウントが送信されてもよい。また、車両ＩＤと第一ユーザのＳＮＳアカウントの関係を予めセンタサーバ３０が記憶しておき、車両１０が起動されたときに、車載装置１００が車両１０の起動に関する情報をセンタサーバ３０に送信してもよい。そして、センタサーバ３０は、車両ＩＤに基づいて第一ユーザのＳＮＳアカウントを取得してもよい。

また、上記実施形態では、第二ユーザが投稿した場所を示す第二ユーザのアイコン等を第一ユーザがタップすると、投稿場所に関する情報が表示されるが、この表示は必須ではない。単に、地図上に投稿場所が分かる情報を表示させるだけでもよい。

本発明は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する１つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよ
い。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク（フロッピー（登録商標）ディスク、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）等）、光ディスク（ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤディスク、ブルーレイディスク等）など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ（ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。

１ システム
１０ 車両
２０ ユーザ端末
３０ センタサーバ
３１ プロセッサ
３２ 主記憶部
３３ 補助記憶部
３４ 通信部
４０ ＳＮＳサーバ
１００ 車載装置
１０１ ナビゲーション部
１０２ 第一ユーザ管理部
３０１ ユーザ情報取得部
３０２ ＳＮＳ情報取得部
３０３ 移動情報取得部
３０４ 提供部

Claims (20)

1. 第一ユーザとは異なる第二ユーザがソーシャルネットワーキングシステムに第一の投稿をした場所である投稿場所に関する情報を取得することと、
   前記第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に、前記投稿場所を表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信することと、
   を実行する制御部を備える情報処理装置。
2. 前記制御部は、
   前記投稿場所に関する情報を取得するときに、前記第一ユーザと前記ソーシャルネットワーキングシステムにおいて関係がある第二ユーザが前記ソーシャルネットワーキングシステムに前記第一の投稿をした場所に関する情報を取得する、
   請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記制御部は、
   前記投稿場所に関する情報を取得するときに、前記第一ユーザが肯定的な反応を示したことが記録された投稿場所に関する情報を取得する、
   請求項１または２に記載の情報処理装置。
4. 前記制御部は、
   前記投稿場所に関する情報を取得するときに、所定数以上の前記第二ユーザが投稿をした場所に関する情報を取得する、
   請求項１から３の何れか１項に記載の情報処理装置。
5. 前記制御部は、
   前記投稿場所に関する情報を取得するときに、所定数以上の前記第二ユーザが肯定的な反応を示したことが記録された投稿場所に関する情報を取得する、
   請求項１から４の何れか１項に記載の情報処理装置。
6. 前記制御部は、
   前記第一ユーザの端末の画面に表示される前記地図上の前記投稿場所に対応する位置に、前記ソーシャルネットワーキングシステムに投稿をした前記第二ユーザに関する画像を表示させる指令を、前記第一ユーザの端末に送信する、
   請求項１から５の何れか１項に記載の情報処理装置。
7. 前記制御部は、
   前記画像を前記第一ユーザがタップした場合に前記第二ユーザが投稿をした内容を前記画面に表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信する、
   請求項６に記載の情報処理装置。
8. 前記制御部は、
   前記第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に、前記投稿場所を表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信するときに、前記第一ユーザの端末の現在地から所定の領域に含まれる投稿場所を表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信する、
   請求項１から７の何れか１項に記載の情報処理装置。
9. コンピュータに
   第一ユーザとは異なる第二ユーザがソーシャルネットワーキングシステムに第一の投稿をした場所である投稿場所に関する情報を取得することと、
   前記第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に、前記投稿場所を表示させる指令を
   前記第一ユーザの端末に送信することと、
   を実行させるプログラム。
10. 前記投稿場所に関する情報を取得するときに、前記第一ユーザと前記ソーシャルネットワーキングシステムにおいて関係がある第二ユーザが前記ソーシャルネットワーキングシステムに前記第一の投稿をした場所に関する情報を取得する、
    請求項９に記載のプログラム。
11. 前記投稿場所に関する情報を取得するときに、前記第一ユーザが肯定的な反応を示したことが記録された投稿場所に関する情報を取得する、
    請求項９または１０に記載のプログラム。
12. 前記投稿場所に関する情報を取得するときに、所定数以上の前記第二ユーザが投稿をした場所に関する情報を取得する、
    請求項９から１１の何れか１項に記載のプログラム。
13. 前記投稿場所に関する情報を取得するときに、所定数以上の前記第二ユーザが肯定的な反応を示したことが記録された投稿場所に関する情報を取得する、
    請求項９から１２の何れか１項に記載のプログラム。
14. 前記第一ユーザの端末の画面に表示される前記地図上の前記投稿場所に対応する位置に、前記ソーシャルネットワーキングシステムに投稿をした前記第二ユーザに関する画像を表示させる指令を、前記第一ユーザの端末に送信する、
    請求項９から１３の何れか１項に記載のプログラム。
15. 前記画像を前記第一ユーザがタップした場合に前記第二ユーザが投稿をした内容を前記画面に表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信する、
    請求項１４に記載のプログラム。
16. 地図を表示可能な画面を備える第一ユーザの端末と、
    前記第一ユーザとは異なる第二ユーザがソーシャルネットワーキングシステムに第一の投稿をした場所である投稿場所に関する情報を取得することと、
    前記第一ユーザの端末の画面に表示される地図上に、前記投稿場所を表示させる指令を前記第一ユーザの端末に送信することと、
    を実行する制御部を備えるサーバと、
    を備えるシステム。
17. 前記制御部は、
    前記投稿場所に関する情報を取得するときに、前記第一ユーザと前記ソーシャルネットワーキングシステムにおいて関係がある第二ユーザが前記ソーシャルネットワーキングシステムに前記第一の投稿をした場所に関する情報を取得する、
    請求項１６に記載のシステム。
18. 前記制御部は、
    前記投稿場所に関する情報を取得するときに、前記第一ユーザが肯定的な反応を示したことが記録された投稿場所に関する情報を取得する、
    請求項１６または１７に記載のシステム。
19. 前記制御部は、
    前記投稿場所に関する情報を取得するときに、所定数以上の前記第二ユーザが投稿をし
    た場所に関する情報を取得する、
    請求項１６から１８の何れか１項に記載のシステム。
20. 前記制御部は、
    前記第一ユーザの端末の画面に表示される前記地図上の前記投稿場所に対応する位置に、前記ソーシャルネットワーキングシステムに投稿をした前記第二ユーザに関する画像を表示させる指令を、前記第一ユーザの端末に送信する、
    請求項１６から１９の何れか１項に記載のシステム。

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