JP2021126291A - ゴルフ用マーカー - Google Patents

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義教 加藤
Yoshinori Kato
義教 加藤
公子 金子
Kimiko Kaneko
公子 金子
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Abstract

【課題】 より短い時間でグリーンの傾斜方向及び傾斜度合いを示すことができるゴルフ用マーカーを提供する。【解決手段】 ゴルフ用マーカー10は、厚み方向に直交する平面に対して所定角度θ傾斜した周縁部22bを有する凹湾曲面22が設けられた底板20と、凹湾曲面22上に敷設され、表面に油分を含むシート40と、シート40上に、転動自在に配置されるボール50と、透光性を有し、底板20へ向けて延出した外周壁62を有し、外周壁62によって底板20に覆設される天板60と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフ用マーカーに関する。
従来、グリーンの傾斜方向及び傾斜度合いを示すゴルフ用マーカーが開示される。例えば、特許文献1には、マーカー本体に小球体を転動自在に収容する空間部が形成され、この空間部の球体転動面における小球体の静止位置によってマーカー本体の傾き方向及び傾き度合いが示されるゴルフ用ボールマーカーが開示される。
特開2001−286590号公報
しかしながら、従来のゴルフ用ボールマーカーは、グリーン上に載置した後、ボールが静止するまで時間がかかるため、ボールの静止位置によってグリーンの傾斜方向及び傾斜度合いを確かめてから使用者がプレーしようとすると、プレーを遅延させる懸念がある。プレーの遅延は、同伴プレイヤーに迷惑をかけることがあり、また、禁止されるスロープレー行為とされることがある。
そこで、本発明は、より短い時間でグリーンの傾斜方向及び傾斜度合いを示すことができるゴルフ用マーカーを提供することを目的とする。
本発明に係るゴルフ用マーカーは、厚み方向に直交する平面に対して所定角度傾斜した周縁部を有する凹湾曲面が設けられた底板と、前記凹湾曲面上に敷設され、表面に油分を含むシートと、前記シート上に、転動自在に配置されるボールと、透光性を有し、前記底板へ向けて延出した外周壁を有し、前記底板に覆設される天板と、を備えることを特徴とする。
前記ゴルフ用マーカーにおいて、前記所定角度は、0.1度以上、1.5度未満であり、前記ボールの直径は、6mm以上、10mm未満であり、前記油分は、粘度が50cp以上、600cp未満であり、かつ単位面積あたりの重量が150mg/m以上、800mg/m未満であり、前記シートには、パッティングラインに沿うように使用者が向きを合わせるためのパッティング方向表示、及び前記パッティング方向表示に直交する方向に延在する直交表示が設けられる、ことを特徴とする。
本発明によれば、より短い時間でグリーンの傾斜方向及び傾斜度合いを示すことができる。
本発明の実施形態に係る、ゴルフ用マーカー10の構成の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る、ゴルフ用マーカー10の構成の一例を示す上面図である。 図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。 図4Aは、エンジンオイルを塗布した場合の測定結果を示し、図4Bは、ギア油2種を塗布した場合の測定結果を示し、図4Cは、ギア油2種を塗布した場合の測定結果を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る、ゴルフ用マーカー10の構成の一例を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施形態に係る、ゴルフ用マーカー10の構成の一例を示す上面図であり、図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。
<ゴルフ用マーカー10の構成の説明>
図1に示すように、ゴルフ用マーカー10は、厚みのある円盤形状を有し、厚み方向中央が凸となるように、弧状に膨出した外周部を有する。ゴルフ用マーカー10の直径は、例えば80mm未満である。図2に示すように、ゴルフ用マーカー10は、内部に収容したボール50の静止位置によって載置場所における傾き方向及び傾き度合いを表示する。ゴルフ用マーカー10は、底板20、金属板30、シート40、ボール50、及び天板60を備える。
図3に示すように、底板20は、例えば、樹脂等を材質とする。底板20は、円形状を有する。底板20は、凹湾曲面22、突当部24、環状凸部26、及び底面28を有する。
凹湾曲面22は、厚み方向に直交する平面に対し、中心部22aから周縁部22bに向かうにつれて漸次傾斜角度が大きくなり、周縁部22bでは所定角度θ傾斜する。所定角度θは、例えば、0.1度以上、1.5度未満である。すなわち、凹湾曲面22は、厚み方向に直交する平面に対して所定角度θ傾斜した周縁部22bを有する。
突当部24は、凹湾曲面22の周縁部22bから径方向外側に連設され、凹湾曲面22よりも天板60へ向かって一段突出した環形状を有する。
環状凸部26は、突当部24の外縁から径方向外側に連設され、突当部24よりも天板60へ向かって一段突出した環形状を有する。環状凸部26の外縁と底面28の間には、丸面形状を有する底板外周面が延在する。
底面28は、凹湾曲面22とは反対側に設けられ、円形凹部を有する。
金属板30は、円形凹部に沿った外周形状を有し、円形凹部に嵌着される。金属板30は、底板20に、重量及び強度を付与する。
シート40は、例えば、紙等を材質とする。シート40は、凹湾曲面22に沿った外周形状を有する。シート40は、凹湾曲面22に敷設される。
シート40の表面には、所定重量を有する油分が、塗布、スプレー、浸漬等によって付着される。油分は、例えば、エンジンオイル、粘度の異なるギア油2種等を成分とし、所定粘度を有する。すなわち、シート40は、油分を含む。
シート40には、パッティング方向表示42、直交表示44、及び領域表示46が設けられる(図2)。
パッティング方向表示42は、例えば、中心部22aを通り、直径方向に延在する矢印模様である。パッティング方向表示42は、パッティングラインに沿うように使用者がゴルフ用マーカー10の向きを合わせるために用いられる。
直交表示44は、例えば、中心部22aを通り、パッティング方向表示42に直交する方向に延在する直線状模様である。
領域表示46は、ボールの静止する領域の種類が分かりやすいように、パッティング方向表示42及び直交表示44によって区画された領域の種類を文字で表す。例えば、図2において、パッティング方向表示42よりも右側の領域が「スライス」の傾斜方向を示す領域であり、一方、左側の領域が「フック」の傾斜直交を示す領域である。また、直交表示44よりも上側の領域が「下り」の傾斜方向を示す領域であり、一方、下側の領域が「上り」の傾斜方向を示す領域である。したがって、右上領域が下りのスライスラインを示し、右下領域が上りのスライスラインを示し、左上領域が下りのフックラインを示し、左下領域が上りのフックラインを示す。
ボール50は、金属等を材質とする。ボール50の直径は、例えば、6mm以上、10mm未満である。ボール50は、シート40上に、転動自在に配置される。中心部22aから静止したボール50へ向かう方向が、グリーンの傾斜方向を示す。また、シート40では、中心部22aと静止したボール50との距離が、グリーンの傾斜度合いを示す。
天板60は、使用者がシート40及びボール50を目視できるように、透光性を有する樹脂等を材質とする。天板60は、円形状を有する。天板60は、底板20へ向けて延出した外周壁62を有し、底板20に覆設され、底板20との間にボール収容空間を形成する。外周壁62の端部には、環状凸部26と同心上に配置され、突当部24に突き当たるように、環状凸部26に内嵌めされる嵌合凸部64が設けられる。外周壁62の端部と天面66の間には、丸面形状を有する天板外周面が延在する。天板外周面と底板外周面の間には、周溝68が形成される。
次に、油分が塗布されたシート40において、転動させたボール50が静止するまでの時間(以下、「静止時間」という。)を測定した測定結果を説明する。図4は、静止時間の測定結果を示す表である。
静止時間は、ボール50がシート40を転動する際に生じる転がり抵抗を増大させることによって短縮される。静止時間の測定では、シート40の表面に油分を塗布し、油分の粘性を利用して転がり抵抗を増大させた。
測定に使用されたゴルフ用マーカー10は、底板20の材質がAS樹脂であり、シート40の材質が合成紙であり、ボール収容空間の内径が70mmであり、鉄球の直径が9mmである。測定に使用された油分は、エンジンオイル、粘度の異なるギア油2種である。
測定者は、エンジンオイル、粘度の異なるギア油2種の各々について、塗布量に応じた静止時間を測定した。各測定では、測定者は、ゴルフ用マーカー10を水平から3度傾けることによってボール50を周縁部22bに寄せた後、ゴルフ用マーカー10を机等の水平面に載置し、ボール50が中心部22aに静止するまでの時間を5回測定し、5回分の測定結果の平均を算出した。
図4Aは、エンジンオイル(粘度約50cp)を塗布した場合の測定結果を示す。塗布量0.8mg、1.6mg、3.1mg、6.2mg、12.4mgの各々の測定結果の平均は、3.24秒、2.49秒、2.36秒、1.82秒、1.89秒である。
図4Bは、ギア油2種(粘度約600cp)を塗布した場合の測定結果を示す。塗布量0.8mg、1.6mg、2.0mg、3.4mgの各々の測定結果の平均は、3.44秒、2.64秒、1.28秒、1.02秒である。塗布量が3.4mgのとき、平均1.02秒でボール50が静止したものの、測定ごとに静止位置が異なる結果となった。
図4Cは、ギア油2種(粘度約1000cp)を塗布した場合の測定結果を示す。塗布量0.26mgの平均は、2.79秒である。塗布量0.5mgの場合については、ボール50が定位置に移動せず、動きが不安定であった。
油分の粘度及び塗布量が増大すると静止時間が概ね短縮されるものの、粘度及び塗布量が大き過ぎると、ボール50の静止位置にばらつきが生じた。静止位置の安定性を考慮すると、静止時間は、約2秒〜3秒が好ましい。また、油分の好ましい所定粘度は、50cp以上、600cp未満である。また、油分の好ましい重量は、0.8mg以上、3.1mg未満である。したがって、単位面積あたりに換算すると、油分の好ましい所定重量は、次の数式(1)及び(2)に示すとおり、208(mg/m)以上、806(mg/m)未満である。
0.8mg/(0.035m×0.035m×3.14)≒208(mg/m) (1)
3.1mg/(0.035m×0.035m×3.14)≒806(mg/m) (2)
好ましくは、油分の所定重量は、150(mg/m)以上、800(mg/m)未満である。
<ゴルフ用マーカー10の使用方法>
使用者は、グリーン上において、ボール50からカップへ向かう仮想パッティングラインを定め、仮想パッティングラインを延長してカップの後方へ約30cm離れた位置に、ゴルフ用マーカー10を載置する。使用者は、パッティング方向表示42が仮想パッティングラインに沿うようにゴルフ用マーカー10の向きを調整する。ゴルフ用マーカー10がグリーンに沿って傾斜すると、ボール50は、自重によって凹湾曲面22上を転動し、油分が生じさせる転がり抵抗によって運動エネルギーが減衰され、より短い時間でシート上の最低位置に静止する。使用者は、天板60の上方からボール50の静止位置を目視し、グリーンの傾斜方向及び傾斜度合いを把握する。
これにより、使用者は、より短い時間でカップ付近の傾斜方向及び傾斜度合い、すなわち、カップ周辺の起伏とパッティングラインの起伏を把握し、パッティングをすることができる。
実施形態によれば、ゴルフ用マーカー10は、より短い時間でグリーンの傾斜方向及び傾斜度合いを示すことができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10 ゴルフ用マーカー
20 底板
22 凹湾曲面
22a 中心部
22b 周縁部
24 突当部
26 環状凸部
28 底面
30 金属板
40 シート
42 パッティング方向表示
44 直交表示
46 領域表示
50 ボール
60 天板
62 外周壁
64 嵌合凸部
66 天面
68 周溝
θ 所定角度

Claims (2)

  1. 厚み方向に直交する平面に対して所定角度傾斜した周縁部を有する凹湾曲面が設けられた底板と、
    前記凹湾曲面上に敷設され、表面に油分を含むシートと、
    前記シート上に、転動自在に配置されるボールと、
    透光性を有し、前記底板へ向けて延出した外周壁を有し、前記底板に覆設される天板と、
    を備えることを特徴とするゴルフ用マーカー。
  2. 請求項1に記載のゴルフ用マーカーにおいて、
    前記所定角度は、0.1度以上、1.5度未満であり、
    前記ボールの直径は、6mm以上、10mm未満であり、
    前記油分は、粘度が50cp以上、600cp未満であり、かつ単位面積あたりの重量が150mg/m以上、800mg/m未満であり、
    前記シートには、パッティングラインに沿うように使用者が向きを合わせるためのパッティング方向表示、及び前記パッティング方向表示に直交する方向に延在する直交表示が設けられる、
    ことを特徴とするゴルフ用マーカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023008510A1 (ja) 2021-07-30 2023-02-02 日本製鉄株式会社 無方向性電磁鋼板、鉄心、鉄心の製造方法、モータ、およびモータの製造方法

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