JP2021125972A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021125972A JP2021125972A JP2020018179A JP2020018179A JP2021125972A JP 2021125972 A JP2021125972 A JP 2021125972A JP 2020018179 A JP2020018179 A JP 2020018179A JP 2020018179 A JP2020018179 A JP 2020018179A JP 2021125972 A JP2021125972 A JP 2021125972A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- holding member
- electrical connection
- junction box
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/0238—Electrical distribution centers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】電気接続箱内の電子部品の位置ずれを抑制する。【解決手段】電気接続箱は、電子部品と、前記電子部品を保持する保持部材と、を備える電気接続箱であって、前記保持部材は、前記電子部品が収容される収容部を備え、前記収容部は、前記電子部品の底面が載置される載置部と、前記載置部に対して起立し、前記電子部品の一の側面に対向する対向壁と、前記電子部品の前記載置部とは反対側への移動を規制する撓み変形可能な規制片と、を備え、前記規制片は、前記電子部品における前記一の側面とは反対側の側面に対向して前記電子部品の位置ずれを抑制可能な突部を有する。【選択図】図4
Description
本明細書では、電気接続箱に関する技術を開示する。
従来、自動車等の車両に搭載される電気接続箱が知られている。特開2013−226019号公報(特許文献1)は、シールドケース内に収容されるジャンクションボックスを備えている。シールドケースは、ケースカバーを備え、ケースカバーは、ケースカバー側インターロックコネクタを有する。また、ジャンクションボックスは、ジャンクションボックス側インタロックコネクタを有する。シールドケースにケースカバーが装着されるとジャンクションボックス側インタロックコネクタとケースカバー側インタロックコネクタが嵌合するので、ジャンクションボックス内に電流が流れる。一方、シールドケースからケースカバーを外すとジャンクションボックス側インタロックコネクタとケースカバー側インタロックコネクタが離脱するので、ジャンクションボックス内に電流が流れなくなる。
ところで、電気接続箱内にインタロックコネクタ等の電子部品等が取付けられる構成の場合、電気接続箱内の電子部品に位置ずれが生じると、電子部品を用いた検出や動作等に不具合が生じることが懸念される。
本明細書に記載された技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電気接続箱内の電子部品の位置ずれを抑制することを目的とする。
本明細書に記載された電気接続箱は、電子部品と、前記電子部品を保持する保持部材と、を備える電気接続箱であって、前記保持部材は、前記電子部品が収容される収容部を備え、前記収容部は、前記電子部品の底面が載置される載置部と、前記載置部に対して起立し、前記電子部品の一の側面に対向する対向壁と、前記電子部品の前記載置部とは反対側への移動を規制する撓み変形可能な規制片と、を備え、前記規制片は、前記電子部品における前記一の側面とは反対側の側面に対向して前記電子部品の位置ずれを抑制可能な突部を有する。
本明細書に記載された技術によれば、電気接続箱内の電子部品の位置ずれを抑制することができる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示の電気接続箱は、電子部品と、前記電子部品を保持する保持部材と、を備える電気接続箱であって、前記保持部材は、前記電子部品が収容される収容部を備え、前記収容部は、前記電子部品の底面が載置される載置部と、前記載置部に対して起立し、前記電子部品の一の側面に対向する対向壁と、前記電子部品の前記載置部とは反対側への移動を規制する撓み変形可能な規制片と、を備え、前記規制片は、前記電子部品における前記一の側面とは反対側の側面に対向して前記電子部品の位置ずれを抑制可能な突部を有する。
本構成によれば、保持部材の収容部からの電子部品の抜けを規制するための規制片を利用して電子部品の位置ずれを抑制することができる。これにより、簡素な構成で電子部品の位置ずれを抑制することができる。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示の電気接続箱は、電子部品と、前記電子部品を保持する保持部材と、を備える電気接続箱であって、前記保持部材は、前記電子部品が収容される収容部を備え、前記収容部は、前記電子部品の底面が載置される載置部と、前記載置部に対して起立し、前記電子部品の一の側面に対向する対向壁と、前記電子部品の前記載置部とは反対側への移動を規制する撓み変形可能な規制片と、を備え、前記規制片は、前記電子部品における前記一の側面とは反対側の側面に対向して前記電子部品の位置ずれを抑制可能な突部を有する。
本構成によれば、保持部材の収容部からの電子部品の抜けを規制するための規制片を利用して電子部品の位置ずれを抑制することができる。これにより、簡素な構成で電子部品の位置ずれを抑制することができる。
(2)前記保持部材は、前記収容部を有する基部と、前記基部に対して開閉可能に覆うカバーと、を備え、前記電子部品は、前記カバーの開閉を検知可能とされている。
このようにすれば、電子部品の位置ずれによるカバーの開閉検知精度の低下を抑制することができる。
このようにすれば、電子部品の位置ずれによるカバーの開閉検知精度の低下を抑制することができる。
(3)前記基部には、前記収容部とは異なる位置に前記電子部品を挿通可能な開口部が形成されている。
例えば、電子部品に接続された部品の形状や大きさ等により、電子部品をカバー側から直接的に収容部に収容することが容易ではない場合が考えられる。
例えば、電子部品に接続された部品の形状や大きさ等により、電子部品をカバー側から直接的に収容部に収容することが容易ではない場合が考えられる。
本構成によれば、基部には収容部とは異なる位置に開口部が設けられているため、電子部品をカバー側から直接的に収容部に収容しなくても、電子部品を開口部に挿通した後に、収容部に収容することが可能になる。
(4)前記電子部品には、電線が接続されており、前記対向壁には、前記電線を挿通可能なスリットが形成されている。
このようにすれば、開口部から挿通された電子部品に接続された電線をスリットに通すことで、電子部品の収容部への取付け作業を容易に行うことができる。
このようにすれば、開口部から挿通された電子部品に接続された電線をスリットに通すことで、電子部品の収容部への取付け作業を容易に行うことができる。
(5)前記規制片は、前記電子部品の両側に一対設けられており、一対の前記規制片のそれぞれに前記突部が設けられている。
このようにすれば、より一層、電子部品の位置ずれを抑制することができる。
このようにすれば、より一層、電子部品の位置ずれを抑制することができる。
(6)前記規制片は、撓み変形可能な撓み片と、前記撓み片の先端側に設けられ、前記電子部品を係止可能な係止部と、を備え、前記突部は、前記係止部に連続するように設けられている。
このようにすれば、規制片の形状を簡素化することができる。
このようにすれば、規制片の形状を簡素化することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施形態について、図1〜図10を参照しつつ説明する。
電気接続箱10は、例えば、電気自動車やハイブリット自動車等の車両の電力供給経路に搭載され、例えば、ヒューズ11A,11Bを交換可能なヒューズボックスとされる。以下では、図1のX方向を前方、Y方向を右方、Z方向を上方として説明する。
電気接続箱10は、例えば、電気自動車やハイブリット自動車等の車両の電力供給経路に搭載され、例えば、ヒューズ11A,11Bを交換可能なヒューズボックスとされる。以下では、図1のX方向を前方、Y方向を右方、Z方向を上方として説明する。
電気接続箱10は、複数のヒューズ11A,11Bと、電子部品20と、複数のヒューズ11A,11B及び電子部品20を収容する合成樹脂製の保持部材30と、を備える。ヒューズ11A,11Bは、作業者が状態や時期に応じて交換可能な部品であり、筒状部材12の内部に溶断部が設けられている。筒状部材12の両端部は、溶断部と電気的に接続された平板状の端子部13とされる。端子部13には、通し孔が貫通形成されており、締結部材としてのボルト15の軸部を通し孔に通してナット16で締結される。
電子部品20は、本実施形態ではインターロックスイッチとされており、図9に示すうように、被押圧部21と、部品ケース23と、一対(複数)の電線27,28と、を備える。被押圧部21は、上端の被押圧面21Aが上下に移動可能とされており、被押圧部21の内部は、図示しない接点部に接続されている。部品ケース23は、概ね所定の厚み寸法で形成されており、前後方向の寸法が大きい径大部24と、径大部24の上方に連なり、径大部24よりも前後方向の寸法が小さい径小部25と、を備える。
電子部品20は、被押圧部21の押圧の有無により、複数の電線27,28は外部のECU(Electronic Control Unit)等の回路に異なる信号を出力する。例えば、被押圧部21が押圧された状態では、一対の電線27,28間が電気的に接続され、被押圧部21が押圧されていない状態では、一対の電線27,28間が電気的に遮断された状態とすることができる。保持部材30のカバー70(図1参照)が閉かれた状態で被押圧部21が押圧されない場合には、ECUは、電子部品20から受信した信号に応じて、例えば、外部の作業者の安全のためのランプを点灯させる。一方、カバー70が閉じられた状態で被押圧部21が押圧される場合には、ECUは、安全のためのランプを点灯させない。なお、これに限られず、カバー70が閉かれた状態で被押圧部21が押圧されない場合には、例えば電力供給経路のメインリレーをオフし、ヒューズ11A,11B等を含む電力供給経路の通電を遮断するようにしてもよい。
保持部材30は、絶縁性の合成樹脂製であって、図1に示すように、基部31と、基部31を覆うカバー70(カバーの具体的な形状は省略)と、を備える。基部31は、XY平面に沿って板状に延びており、ヒューズ11A,11Bが装着されるヒューズ装着部32と、電子部品20が収容される収容部40と、収容部40に隣接配置された開口部59と、車体B1に取り付けられる鍔状の被取付部60と、を備えている。被取付部60には、一対の取付孔60Aが貫通形成され、車体B1のブラケット等に固定される。ヒューズ装着部32は、ヒューズ11A,11Bの下方側を仕切る底板部33と、底板部33の周縁から起立する角筒状の絶縁壁34とを備える。
収容部40は、図2,図4に示すように、電子部品20の下方側を仕切り、電子部品20が載置される載置部41と、載置部41から起立し、電子部品20の左右の両側に配される第1側壁44及び第2側壁45と、第1側壁44及び第2側壁45に対して直交する方向(交差する方向)に延び、電子部品20の一方の側面20A(一の側面)に対向する対向壁55と、を備える。
載置部41は、平板状であって、載置部41の上面が電子部品20の底面20Cが載置される載置面41Aとされ、複数の電線27,28を通すことが可能な長方形状の電線導出孔42が貫通形成されている。電線導出孔42から外部に導出された複数の電線27,28は、図示しないコネクタを介して外部のECU等の機器に接続される。
図5,図6に示すように、第1側壁44及び第2側壁45は、電子部品20の両側面のそれぞれに沿って電子部品20に対向配置されている。第1側壁44及び第2側壁45には、電子部品20に係止して、電子部品20の離脱を規制する一対の規制片46,47が形成されている。第1側壁44及び第2側壁45には、規制片46,47の両側にスリット状の一対の貫通溝52が形成されている。
貫通溝52は、図7に示すように、第1側壁44及び第2側壁45について、載置部41から所定の高さの位置から第1側壁44及び第2側壁45の上端に向けて直線状に延びている。貫通溝52により、規制片46,47が撓み変形可能な長さが確保される。
各規制片46,47の上端は、対向壁55(及び側壁44,45)の上端よりも高い位置に形成されている。各規制片46,47は、図3に示すように、撓み変形可能な一対の撓み片48と、撓み片48の先端部から内方(電子部品20側)に突出する係止部49と、撓み片48及び係止部49に対して内方(電子部品20側)に突出する突部50と、を備える。撓み片48は、所定の断面形状で帯状に延びている。係止部49は、規制片46,47の先端側に向けてY方向の厚み寸法が大きくなる形状とされており、係止部49の内側は、傾斜状の傾斜面49Aとされ、傾斜面49Aよりも内側は、先細部49Bとされている。
突部50は、図4に示すように、平板状であって、規制片46,47の側縁部(端縁部)から内方に板状に張り出している。突部50の突出方向の先端部は、図3に示すように、電子部品20の外面(側面)に沿う平面部51Aと、平面部51Aに対して傾斜する傾斜部51Bとを有する。電子部品20が載置部41に載置されて収容部40の正規位置に収容された状態では、図4に示すように、突部50の内側の板面50A(平面部51Aをを含む端縁)が電子部品20の側面20B(一方の側面20Aとは反対側の側面20B)に隣接して対向する位置に配される。電子部品20の外側(前方側)のうち、突部50よりも外側(前方側)は、隔壁54で覆われている。一対の規制片46,47の外側(左右)は、図2に示すように、隔壁53で覆われている。
対向壁55は、開口部59と収容部40との間を仕切るように設けられている。開口部59は、角筒状の囲壁58で包囲されている。対向壁55には、左右方向の中間部にスリット56が貫通形成されている。スリット56は、対向壁55を分断するように上下方向に延びている。
図1に示すように、カバー70には、カバー70を閉じた際に被押圧部21を押圧する押圧部71が被押圧部21に対応する位置に形成されている。
次に、電子部品20の収容部40への組付方法について説明する。
電子部品20には、複数(一対)の電線27,28が接続されており、一対の電線27,28の他方の端末部には図示しないコネクタ等の部品が接続されている。このコネクタ等の部品の形状及び大きさのために、電子部品20を収容部40に(コネクタ等の部品を載置部41の電線導出孔42等から下方に通して)直接的に装着できない形状とされている。
電子部品20には、複数(一対)の電線27,28が接続されており、一対の電線27,28の他方の端末部には図示しないコネクタ等の部品が接続されている。このコネクタ等の部品の形状及び大きさのために、電子部品20を収容部40に(コネクタ等の部品を載置部41の電線導出孔42等から下方に通して)直接的に装着できない形状とされている。
そのため、作業者は、電子部品20を保持部材30の下方側から開口部59(図8参照)に通し、図9に示すように、電子部品20を基部31の対向壁55よりも上方側まで移動する(図9の矢印A1)。次に、電子部品20を前方(対向壁55側)に移動し、複数の電線27,28をスリット56に通す(図9の矢印A2)。そして、電子部品20が収容部40の上方に配された後、電子部品20を下方(収容部40側)に移動する(図9の矢印A3)。このとき、電子部品20の底面20Cは、一対の規制片46,47の係止部49の上面に当接して一対の規制片46,47を弾性拡開させる。そして、電子部品20が更に下方に移動し、図4に示すように、底面20Cが載置部41に載置されると、一対の規制片46,47が弾性復元する(図3)。このとき、一対の規制片46,47の各係止部49は、電子部品20の上部に当接して電子部品20を弾性的に付勢した状態となり、電子部品20の抜けが規制される。また、一対の規制片46,47の各突部50は、電子部品20の側面20Bに隣接する位置に対向配置される(図4)。これにより、電子部品20は、対向壁55と一対の突部50との間に(公差に応じたクリアランスを空けて)挟まれた状態となるため、電子部品20のガタつき(位置ずれ)が規制される。
本実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
電気接続箱10は、電子部品20と、電子部品20を保持する保持部材30と、を備える電気接続箱10であって、保持部材30は、電子部品20が収容される収容部40を備え、収容部40は、電子部品20の底面が載置される載置部41と、載置部41に対して起立し、電子部品20の一の側面20Aに対向する対向壁55と、電子部品20の載置部41とは反対側への移動を規制する撓み変形可能な規制片46,47と、を備え、規制片46,47は、電子部品20における一の側面20Aとは反対側の側面20Bに対向して電子部品20の位置ずれを抑制可能な突部50を有する。
本実施形態によれば、保持部材30の収容部40からの電子部品20の抜けを規制するための規制片46,47を利用して電子部品20の位置ずれを抑制することができる。これにより、簡素な構成で電子部品20の位置ずれを抑制することができる。
電気接続箱10は、電子部品20と、電子部品20を保持する保持部材30と、を備える電気接続箱10であって、保持部材30は、電子部品20が収容される収容部40を備え、収容部40は、電子部品20の底面が載置される載置部41と、載置部41に対して起立し、電子部品20の一の側面20Aに対向する対向壁55と、電子部品20の載置部41とは反対側への移動を規制する撓み変形可能な規制片46,47と、を備え、規制片46,47は、電子部品20における一の側面20Aとは反対側の側面20Bに対向して電子部品20の位置ずれを抑制可能な突部50を有する。
本実施形態によれば、保持部材30の収容部40からの電子部品20の抜けを規制するための規制片46,47を利用して電子部品20の位置ずれを抑制することができる。これにより、簡素な構成で電子部品20の位置ずれを抑制することができる。
また、保持部材30は、収容部40を有する基部31と、基部31に対して開閉可能に覆うカバー70と、を備え、電子部品20は、カバー70の開閉を検知可能とされている。
このようにすれば、電子部品20の位置ずれによるカバー70の開閉検知精度の低下を抑制することができる。
このようにすれば、電子部品20の位置ずれによるカバー70の開閉検知精度の低下を抑制することができる。
また、基部31には、収容部40とは異なる位置に電子部品20を挿通可能な開口部59が形成されている。
例えば、電子部品20に接続された部品の形状や大きさ等により、電子部品20をカバー70側から直接的に収容部40に収容することが容易ではない場合が考えられる。上記実施形態によれば、基部31には収容部40とは異なる位置に開口部59が設けられているため、電子部品20をカバー70側から直接的に収容部40に収容しなくても、電子部品20を開口部59に挿通した後に、収容部40に収容することが可能になる。
例えば、電子部品20に接続された部品の形状や大きさ等により、電子部品20をカバー70側から直接的に収容部40に収容することが容易ではない場合が考えられる。上記実施形態によれば、基部31には収容部40とは異なる位置に開口部59が設けられているため、電子部品20をカバー70側から直接的に収容部40に収容しなくても、電子部品20を開口部59に挿通した後に、収容部40に収容することが可能になる。
また、電子部品20には、電線27,28が接続されており、対向壁55には、電線27,28を挿通可能なスリット56が形成されている。
このようにすれば、開口部59から挿通された電子部品20に接続された電線27,28をスリット56に通すことで、電子部品20の収容部40への取付け作業を容易に行うことができる。
このようにすれば、開口部59から挿通された電子部品20に接続された電線27,28をスリット56に通すことで、電子部品20の収容部40への取付け作業を容易に行うことができる。
また、規制片46,47は、電子部品20の両側に一対設けられており、一対の規制片46,47のそれぞれに突部50が設けられている。
このようにすれば、より一層、電子部品20の位置ずれを抑制することができる。
このようにすれば、より一層、電子部品20の位置ずれを抑制することができる。
また、規制片46,47は、撓み変形可能な撓み片48と、撓み片48の先端側に設けられ、電子部品20を係止可能な係止部49と、を備え、突部50は、係止部49に連続するように設けられている。
このようにすれば、規制片46,47の形状を簡素化することができる。
このようにすれば、規制片46,47の形状を簡素化することができる。
<他の実施形態>
本明細書に記載された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)規制片46,47の係止部49は、電子部品20の上部を弾性的に付勢する構成としたが、これに限られず、電子部品20を弾性的に付勢していなくてもよい。例えば、電子部品20が収容部40に収容された状態で係止部49が電子部品20の上面に対して隙間を空けて対向配置されるようにしてもよい。このようにしても電子部品20に対して上方(離脱する方向)への力が生じた際に、電子部品20が係止部49に係止して電子部品20の抜けを規制することができる。
本明細書に記載された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)規制片46,47の係止部49は、電子部品20の上部を弾性的に付勢する構成としたが、これに限られず、電子部品20を弾性的に付勢していなくてもよい。例えば、電子部品20が収容部40に収容された状態で係止部49が電子部品20の上面に対して隙間を空けて対向配置されるようにしてもよい。このようにしても電子部品20に対して上方(離脱する方向)への力が生じた際に、電子部品20が係止部49に係止して電子部品20の抜けを規制することができる。
(2)収容部40に収容される電子部品20は、インターロックスイッチとしたが、これに限られず、異なる種々の電子部品としてもよく、特に、組付位置の精度が求められる電子部品が好ましい。例えば、電子部品として光電センサ等としてもよい。
(3)一対の規制片46,47を備える構成としたが、これに限られず、1又は3つ以上の規制片46,47を備える構成としてもよい。
(3)一対の規制片46,47を備える構成としたが、これに限られず、1又は3つ以上の規制片46,47を備える構成としてもよい。
(4)突部50は、係止部49と一体的に形成される構成としたが、これに限られない。例えば、規制片46,47における係止部49とは異なる位置に、電子部品の位置ずれを抑制可能な突部を設けるようにしてもよい。
(5)保持部材30の開口部59やスリット56を設けない構成としてもよい。
(5)保持部材30の開口部59やスリット56を設けない構成としてもよい。
10: 電気接続箱
11A,11B: ヒューズ
12: 筒状部材
13: 端子部
15: ボルト
16: ナット
20: 電子部品
20A: 側面
20B: 側面
20C:底面
21: 被押圧部
21A: 被押圧面
23: 部品ケース
24: 径大部
25: 径小部
27,28: 電線
30: 保持部材
31: 基部
32: ヒューズ装着部
33: 底板部
34: 絶縁壁
40: 収容部
41: 載置部
41A: 載置面
42: 電線導出孔
44: 第1側壁
45: 第2側壁
46,47: 規制片
48: 撓み片
49: 係止部
49A: 傾斜面
49B: 先細部
50: 突部
50A: 板面
51A: 平面部
51B: 傾斜部
52: 貫通溝
53,54: 隔壁
55: 対向壁
56: スリット
58: 囲壁
59: 開口部
60: 被取付部
60A: 取付孔
70: カバー
71: 押圧部
B1: 車体
11A,11B: ヒューズ
12: 筒状部材
13: 端子部
15: ボルト
16: ナット
20: 電子部品
20A: 側面
20B: 側面
20C:底面
21: 被押圧部
21A: 被押圧面
23: 部品ケース
24: 径大部
25: 径小部
27,28: 電線
30: 保持部材
31: 基部
32: ヒューズ装着部
33: 底板部
34: 絶縁壁
40: 収容部
41: 載置部
41A: 載置面
42: 電線導出孔
44: 第1側壁
45: 第2側壁
46,47: 規制片
48: 撓み片
49: 係止部
49A: 傾斜面
49B: 先細部
50: 突部
50A: 板面
51A: 平面部
51B: 傾斜部
52: 貫通溝
53,54: 隔壁
55: 対向壁
56: スリット
58: 囲壁
59: 開口部
60: 被取付部
60A: 取付孔
70: カバー
71: 押圧部
B1: 車体
Claims (6)
- 電子部品と、前記電子部品を保持する保持部材と、を備える電気接続箱であって、
前記保持部材は、前記電子部品が収容される収容部を備え、
前記収容部は、前記電子部品の底面が載置される載置部と、
前記載置部に対して起立し、前記電子部品の一の側面に対向する対向壁と、
前記電子部品の前記載置部とは反対側への移動を規制する撓み変形可能な規制片と、を備え、
前記規制片は、前記電子部品における前記一の側面とは反対側の側面に対向して前記電子部品の位置ずれを抑制可能な突部を有する、電気接続箱。 - 前記保持部材は、前記収容部を有する基部と、前記基部に対して開閉可能に覆うカバーと、を備え、
前記電子部品は、前記カバーの開閉を検知可能とされている請求項1に記載の電気接続箱。 - 前記基部には、前記収容部とは異なる位置に前記電子部品を挿通可能な開口部が形成されている請求項2に記載の電気接続箱。
- 前記電子部品には、電線が接続されており、
前記対向壁には、前記電線を挿通可能なスリットが形成されている請求項3に記載の電気接続箱。 - 前記規制片は、前記電子部品の両側に一対設けられており、一対の前記規制片のそれぞれに前記突部が設けられている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電気接続箱。
- 前記規制片は、撓み変形可能な撓み片と、前記撓み片の先端側に設けられ、前記電子部品を係止可能な係止部と、を備え、前記突部は、前記係止部に連続するように設けられている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電気接続箱。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018179A JP2021125972A (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 電気接続箱 |
DE112021000893.5T DE112021000893T5 (de) | 2020-02-05 | 2021-01-25 | Elektrischer Verteilerkasten |
PCT/JP2021/002389 WO2021157400A1 (ja) | 2020-02-05 | 2021-01-25 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018179A JP2021125972A (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021125972A true JP2021125972A (ja) | 2021-08-30 |
Family
ID=77200464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020018179A Pending JP2021125972A (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 電気接続箱 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021125972A (ja) |
DE (1) | DE112021000893T5 (ja) |
WO (1) | WO2021157400A1 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003047127A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-14 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
JP2009060771A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-19 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電気接続箱 |
JP5919081B2 (ja) | 2012-04-23 | 2016-05-18 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
JP6223927B2 (ja) * | 2014-08-12 | 2017-11-01 | 矢崎総業株式会社 | 電子部品の組付構造 |
JP6984971B2 (ja) * | 2017-09-08 | 2021-12-22 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱およびワイヤハーネス |
-
2020
- 2020-02-05 JP JP2020018179A patent/JP2021125972A/ja active Pending
-
2021
- 2021-01-25 DE DE112021000893.5T patent/DE112021000893T5/de active Pending
- 2021-01-25 WO PCT/JP2021/002389 patent/WO2021157400A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021157400A1 (ja) | 2021-08-12 |
DE112021000893T5 (de) | 2022-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10326262B2 (en) | Electrical connection box | |
US8002569B2 (en) | Electric connection box | |
JP5704350B2 (ja) | 電気接続箱 | |
US10136539B2 (en) | Electronic component assembly structure and electronic component | |
JP6186922B2 (ja) | 配線モジュール | |
WO2012111048A1 (ja) | 電子ユニット用ケースおよび電子ユニットの製造方法 | |
JP2017022824A (ja) | 付設ボックス付電気接続箱 | |
JP2019169654A (ja) | 電子部品モジュール、電気接続箱及び電気接続箱 | |
US20190067923A1 (en) | Electrical connection box | |
WO2021157400A1 (ja) | 電気接続箱 | |
JP6575930B2 (ja) | 基板ユニット | |
WO2014010374A1 (ja) | ヒューズホルダとヒューズカバーとの固定構造 | |
JP7409454B2 (ja) | 電池配線モジュール | |
US10374370B2 (en) | Electronic unit attaching structure | |
CN109564812B (zh) | 线圈组装体、电路结构体及电气接线箱 | |
JP6587653B2 (ja) | 電気接続箱 | |
US11731572B2 (en) | Electrical junction box | |
JP6543294B2 (ja) | 温度検出装置 | |
JP2021044141A (ja) | カバー付き端子及び電気接続箱 | |
JP6969907B2 (ja) | 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス | |
JP4856517B2 (ja) | 電力分配装置 | |
JP5880971B2 (ja) | 電気接続箱 | |
WO2023203976A1 (ja) | 電源用配電装置 | |
JP7048365B2 (ja) | ガタツキ抑制構造、電子部品モジュール、電気接続箱及びワイヤハーネス | |
JP6887929B2 (ja) | 電気接続箱およびワイヤハーネス |