JP2021123787A - 抗菌性を有する表面をダルロールにて粗面化し光沢度の減少〈低光沢或いは艶なし〉と、抗菌性の顕著な増幅が見られるリン青銅合金及びそれを用いた物品 - Google Patents

抗菌性を有する表面をダルロールにて粗面化し光沢度の減少〈低光沢或いは艶なし〉と、抗菌性の顕著な増幅が見られるリン青銅合金及びそれを用いた物品 Download PDF

Info

Publication number
JP2021123787A
JP2021123787A JP2020031011A JP2020031011A JP2021123787A JP 2021123787 A JP2021123787 A JP 2021123787A JP 2020031011 A JP2020031011 A JP 2020031011A JP 2020031011 A JP2020031011 A JP 2020031011A JP 2021123787 A JP2021123787 A JP 2021123787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor bronze
gloss
dull
antibacterial
antibacterial property
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020031011A
Other languages
English (en)
Inventor
真理生 原田
Mario Harada
真理生 原田
守哉 谷口
Moriya Taniguchi
守哉 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harada Metal Ind Co Ltd
Harada Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Metal Ind Co Ltd
Harada Metal Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harada Metal Ind Co Ltd, Harada Metal Industry Co Ltd filed Critical Harada Metal Ind Co Ltd
Priority to JP2020031011A priority Critical patent/JP2021123787A/ja
Publication of JP2021123787A publication Critical patent/JP2021123787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 リン青銅のダル加工により、低光沢度或いは艶なし、同時に抗菌性の顕著な増幅を検証し、人体との接触及び経時変化による変色を軽減する方法を提供して、リン青銅の低光沢度及び増幅された高抗菌性を活用し得る用途の多様化を図り提案する物品分野の拡大を図る。
【解決手段】リン青銅合金の組成を、1.05%重量%のスズと、0.09重量%のリンとを含み、残部が銅と不可避の不純物とすることにより、元々ある高抗菌性を更に顕著に増幅し発現させる。当初、変色の防止を目的としていたダルロール加工が、ダルロールの粗度を変更しながら抗菌性値を計測している中において或る粗度において低光沢度並びに高抗菌性が増幅するダルロールの粗度が明らかとなった。しかし12〜20Sダルによる粗表面化は、元々の高抗菌性をさらに増幅させるばかりでなく人体との接触による変色防止においても他の粗表面化の追随を許さない。この高抗菌性を有するリン青銅板で、医療機関などの手摺、ドアノブ、その他使用できる分野の拡大に繋がり、ひいては不特定多数の人間が集合・離散する場所などにおける手で直接触れる部分を本品で覆うことで、感染症の蔓延などを未然に防止できる。
【選択図】なし

Description

本発明は、抗菌性を有する表面をダルロール粗面化した低光沢度リン青銅合金と、それを用いて抗菌性を付与した、物品に関するものである。
銅、銀、スズ等の金属の一部には、殺菌性、抗菌性の強弱は別として従来から様々な分野に使用されている。これらの金属が殺菌性や抗菌を発現する理由としては、水に溶けて生じるイオンが、微生物の細胞壁や細胞膜を破壊したり、酵素やタンパク質と結合して、活性や代謝機能を低下させたりすることによると言われている。また、イオン化する際に放出される電子が、空気中や水中に溶存する酸素の一部を活性化し、ラジカル酸素化となり微生物中の有機物を化学的に攻撃することも、殺菌性や抗菌性の要因になると言われている。
一方で、本リン青銅はスズを含む合金で、一般的な純銅と異なり機械的な強度や導電性に優れ、加工性にも優れていることから、現時点では100%電子部品や各種電機製品に用いられていると言っても過言ではない。また加工性に優れている。発明者はこれらリン青銅が有する優位性を、上記用途に限らず様々な物品に合わせた形状に加工することが容易であることを生かし、さらに新規追加特徴である低光沢度で、殺菌性あるいは抗菌性を付与した商品群を検討し、従来とは異なる用途展開に期待できると考えている。
殺菌性や抗菌性を必要とする分野への銅合金の使用例を概観すると、例えば、銅線を編み込むことにより、水虫の予防効果を付与した靴下等が挙げられる。また、特許文献1には、銅や銀などの金属で構成した金網を用いた、水系洗浄液を濾過する濾過装置が開示されている。
また、特許文献2には、銀、銅、亜鉛、スズなどから選ばれる消臭抗菌成分を担持させた酸化チタン粒子と、アミン系化合物からなる抗菌消臭剤が開示されている。しかし、これらはいずれも、人の手などが直接触れるものではなく、噴霧し使用、或いは玄関、匂いのする場所等に置き使用するといったものであり例えば、医療機関の通路に付設される手摺や不特定多数の人間が触る手摺、安全昇降棒、転倒防止棒などのように、手で直接触れることが使用目的で、しかも高度の殺菌性あるいは抗菌性が要求されるものは、未だに見出せてないのが実情である。また、このような物品の光沢度は、人に優しい低光沢度商品でなければならない。
この理由としては、リン青銅が、純銅よりも高い抗菌性を示すことが明確に示されていなかったことに加えて、銅合金の抗菌性の増幅効果を企図した研究開発等がなされていなかったこと、そして人体との接触により、変色が生じやすいことが挙げられる。
特開2010−137353号公報 特開2009−268510号公報
従って、本発明の課題は、リン青銅の光沢度を低減し加えて高抗菌性の顕著な増幅が可能であることを検証し、人体との接触による変色を軽減する方法を提供して、リン青銅の高抗菌性を活用し得る用途を多様化し従来用途外での分野における物品を提案することにある。
本発明は、当初リン青銅板の通常圧延後表面と12〜20Sダル加工後の粗表面の光沢度(光沢度変化に基づき手の皮脂等が見えにくくなる)の関係を明確化するために実施していたが、表面の性状と変色の顕在化との関係を検討している過程において、偶然に或る一定の粗度6S、8S、12S、16S、20S、24S等において抗菌性試験を実施した結果、或る一定の粗度において光沢度(手の指紋、皮脂による変色等)の減少の最高値並びに抗菌性値の増幅最高値が一致することが確認されたものである。
即ち、本発明は、1.05重量%のスズと、0.09重量%のリンとを含み、残部が銅と不可避の不純物からなることを特徴とする、高抗菌性を有するリン青銅合金の抗菌性が或る粗度表面において当初の研究目的の光沢度の減少に付加して顕著な抗菌性の増幅が見られたことである。
また、本発明は、一般的な銅合金圧延加工が施され、表面に12〜20Sのダルロールで表面に機械的な粗面化処理を施されてなることを特徴とする、前記の高抗菌性を有するリン青銅合金である。
また、本発明は、前記粗面化処理の加工方法が、12〜20Sのダル仕上げロール(溶射及びショットブラストでロールのダル化)を用いたダル加工であることを特徴とする、前記の高抗菌性を有するリン青銅合金である。
また、本発明は、前記の低光沢度(指紋等が見えにくく、皮脂等による変色も少ない)高リン青銅合金の薄板で、表面を被覆してなることを特徴とする物品である。
本発明者らは、リン青銅合金における、ダル加工後の粗表面における光沢度の低減を目的にしていた中で、光沢度の減少、それに付加してもっと大きな発明、即ち抗菌性の関係を、微生物の抗菌性試験により検討した結果、スズの含有量が1.05%重量%、リンの含有量が0.09重量%で、高抗菌性リン青銅合金が顕著な抗菌性の増幅を発現することを見出し、本発明をなした。
銅合金などが有する抗菌性の要因の一つとして、金属がイオン化する際に放出される電子が、空気中や水中に溶存する酸素の一部を活性化することが考えられているのは、前記の通りである。リン青銅合金においては、銅合金板状品をダル加工により適度な表面粗さで粗表面化させた場合、比表面積が大きくなり(12S 2.4倍、20S 2.8倍)イオン化ポテンシャルにおける比較相異とそれに付随するイオン化傾向の比較相異により、電子の増幅授受が生じることが、特定の組成においてこのような結果に繋がったものと解される。
また、一般に金属表面の外観は、鏡面のように研磨した状態(鏡面仕上)と、粗面化した状態とでは、大きく異なり、特に適度な表面粗さに粗面化すると、例えば人の手の皮脂のような異物の付着や、経時変化に基づく酸化による変色が目立たなくなる。本発明者は、この現象に着目し、粗面化の条件の検討により、表面の変色を解消した。加えて、表面を粗面化した粗度での抗菌性を計測し6S、8S、12S、16S、24S中で何回も繰り返し光沢度、抗菌性増幅に対し最も影響力ある表面化粗度値12〜20Sをダルロール加工における適度な粗度であることを発見した。
フィルム法試験の例を示す図 フィルム法試験の結果を、横軸を時間、縦軸を生菌数として示したグラフ 本発明に係るリン青銅合金表面を、ダルロールを用いて粗面化した一例の写真 本発明のリン青銅合金薄板を、手摺表面に取り付けた一例を示す斜視図 ダル加工前とダル加工後の抗菌性試験
次に、リン青銅合金のダル加工後の粗表面と抗菌性の検討の説明により、本発明の実施の形態について説明する。
まず、電気銅、スズ、リンを溶解、鋳造し、60mm×60mm×200mmの角柱状のインゴットを得た。ターゲット組成は、スズが、0(タフピッチ銅)、1.05(C5050ダル仕上げ)重量%近傍、3.8(C5111)重量%近傍、リンが4種類共に0.09重量%近傍、残部が銅と不可避の不純物である。
このインゴットから、圧延した寸法が厚み2mm×28mm×28mmの、抗菌性試験用試料を切り出し、JIS Z 2801に準じたフィルム法試験を行った。試験に用いた菌は、黄色ブドウ球菌である。
フィルム法試験では、シャーレの中に試験片を入れ、表面に菌液を滴下した後、被覆フィルムをかぶせて一定時間保持する。そして被覆フィルムに付着している生菌数を測定する。
表1は、試験に用いたリン青銅合金の試験結果に、生菌数の測定値の平均値をまとめた表である。また、図2は表1に示したフィルム法試験の結果を、横軸を試験時間、縦軸を生菌数として示した図である。
Figure 2021123787
表1と図2に示したように、本試験条件の範囲では、抗菌性の相違が認められる。つまり、本品の表面をダル加工するだけで、黄色ブドウ球菌においては、純銅のダル加工後そして3.8重量%(C5111)ダル加工後よりも抗菌効果の顕著な増幅が認められることが明らかである。
図3は、本発明に係る青銅合金表面を、ダルロールを用いて加工し表面を粗面化した例の写真である。ここで粗面化加工に用いたダルロールの表面粗度は20Sである。通常の圧延仕上がり面では、直接手で触れると指紋跡が目立つが、表面をこのように機械加工で粗面化することにより、指紋跡の視認が困難になった。
図4は、約0.2mmの厚さに圧延し、表面をダルロール加工で粗面化した、本発明のリン青銅合金薄板を、手摺表面に取り付けた一例を示す斜視図である。図4において、1は手摺、2はリン青銅合金薄板、3a及び3bは手摺1を壁面に取り付けるためのフランジ部である。医療機関や高齢者の介護施設の通路や出入り口には、ここに示したように、手摺やドアノブなどの直接手で触れる部分を、本発明の高抗菌性リン青銅合金の薄板で覆うことにより、感染症の蔓延を事前に防止することができる。
以上に示したように、本発明により、低光沢度、高抗菌性に優れたリン青銅合金を医療分野だけでなく建設分野(バリアフリー化が叫ばれており、手摺を取り付けることが義務化されている)、キッチンバス、トイレ、公共乗物(バス、地下鉄、一般鉄道)飛行場、遊技場などへ提供することができる。なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含む、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1・・・手摺
2・・・リン青銅合金薄板
3a,3b・・・フランジ部

Claims (4)

  1. 1.05重量%のスズと、0.09重量%のリンとを含み、残部が銅と不可避の不純物からなることを特徴とする、抗菌性を有する表面が粗面化されたリン青銅合金。
  2. 圧延加工時に、表面にダルロールで機械的な粗面化処理が施されてなることを特徴とする、請求項1に記載の、抗菌性を有するリン青銅合金。
  3. 前記粗面化処理の加工方法は、粒度が12〜20Sの溶射を施したワークロール及びショットブラストでロール表面を12〜20Sで粗したワークロールを使用し、リン青銅板を粗面化することにより、表面を粗面化していない未処理品との比較において光沢度が減少(低光沢度或いは艶なし)し、加えて顕著な抗菌性の増幅が見られることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の抗菌性を有する表面がダルロールにて粗面化されたリン青銅合金。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の表面をダルロールにて粗面化したリン青銅合金の薄板で、表面を被覆してなることを特徴とする物品。
JP2020031011A 2020-02-07 2020-02-07 抗菌性を有する表面をダルロールにて粗面化し光沢度の減少〈低光沢或いは艶なし〉と、抗菌性の顕著な増幅が見られるリン青銅合金及びそれを用いた物品 Pending JP2021123787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020031011A JP2021123787A (ja) 2020-02-07 2020-02-07 抗菌性を有する表面をダルロールにて粗面化し光沢度の減少〈低光沢或いは艶なし〉と、抗菌性の顕著な増幅が見られるリン青銅合金及びそれを用いた物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020031011A JP2021123787A (ja) 2020-02-07 2020-02-07 抗菌性を有する表面をダルロールにて粗面化し光沢度の減少〈低光沢或いは艶なし〉と、抗菌性の顕著な増幅が見られるリン青銅合金及びそれを用いた物品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021123787A true JP2021123787A (ja) 2021-08-30

Family

ID=77458343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020031011A Pending JP2021123787A (ja) 2020-02-07 2020-02-07 抗菌性を有する表面をダルロールにて粗面化し光沢度の減少〈低光沢或いは艶なし〉と、抗菌性の顕著な増幅が見られるリン青銅合金及びそれを用いた物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021123787A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02204099A (ja) * 1989-02-02 1990-08-14 Nippon Mining Co Ltd 絵画用支持体
JPH079007A (ja) * 1993-06-22 1995-01-13 Kawasaki Steel Corp 指紋が目立たないダル仕上げ金属板
JPH10265872A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Nikko Kinzoku Kk 樹脂密着性に優れた銅または銅合金材
JP2001266686A (ja) * 2000-03-23 2001-09-28 Nippon Steel Corp 電気接点安定性に優れた金属箔
JP2009538232A (ja) * 2006-05-23 2009-11-05 ピーエムエックス・インダストリーズ・インコーポレーテッド 有用な製品表面上で高濃度の溶解銅を保持及び使用する方法
JP2012112029A (ja) * 2010-09-06 2012-06-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 銅合金板条およびその製造方法
JP2015214528A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 株式会社原田伸銅所 抗菌性を有するリン青銅合金及びそれを用いた物品
JP2017087219A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 Dowaメタルテック株式会社 放熱板およびその製造方法
JP2019065375A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社原田伸銅所 抗菌性および抗ウィルス性を有する銅合金粉体及びそれを用いた物品
JP2019089752A (ja) * 2017-11-10 2019-06-13 株式会社原田伸銅所 りん青銅合金表面を粗面化した薄膜化板状品に特殊コーティング剤を塗布することにより、抗菌性を30%以上落とさず、光沢度を粗面化状態のままのリン青銅合金と比較すると本コーティング剤にてさらに消失させると共に、指紋を目立たせなくさせた物品。

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02204099A (ja) * 1989-02-02 1990-08-14 Nippon Mining Co Ltd 絵画用支持体
JPH079007A (ja) * 1993-06-22 1995-01-13 Kawasaki Steel Corp 指紋が目立たないダル仕上げ金属板
JPH10265872A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Nikko Kinzoku Kk 樹脂密着性に優れた銅または銅合金材
JP2001266686A (ja) * 2000-03-23 2001-09-28 Nippon Steel Corp 電気接点安定性に優れた金属箔
JP2009538232A (ja) * 2006-05-23 2009-11-05 ピーエムエックス・インダストリーズ・インコーポレーテッド 有用な製品表面上で高濃度の溶解銅を保持及び使用する方法
JP2012112029A (ja) * 2010-09-06 2012-06-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 銅合金板条およびその製造方法
JP2015214528A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 株式会社原田伸銅所 抗菌性を有するリン青銅合金及びそれを用いた物品
JP2017087219A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 Dowaメタルテック株式会社 放熱板およびその製造方法
JP2019065375A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社原田伸銅所 抗菌性および抗ウィルス性を有する銅合金粉体及びそれを用いた物品
JP2019089752A (ja) * 2017-11-10 2019-06-13 株式会社原田伸銅所 りん青銅合金表面を粗面化した薄膜化板状品に特殊コーティング剤を塗布することにより、抗菌性を30%以上落とさず、光沢度を粗面化状態のままのリン青銅合金と比較すると本コーティング剤にてさらに消失させると共に、指紋を目立たせなくさせた物品。

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5656138B1 (ja) 抗菌性を有するリン青銅合金及びそれを用いた物品
Shuai et al. Biodegradable metallic bone implants
JP2019089752A (ja) りん青銅合金表面を粗面化した薄膜化板状品に特殊コーティング剤を塗布することにより、抗菌性を30%以上落とさず、光沢度を粗面化状態のままのリン青銅合金と比較すると本コーティング剤にてさらに消失させると共に、指紋を目立たせなくさせた物品。
Zhao et al. Enhanced antimicrobial properties, cytocompatibility, and corrosion resistance of plasma-modified biodegradable magnesium alloys
US9512507B2 (en) Silver-white copper alloy and method of producing silver-white copper alloy
Mo et al. Preparation and antibacterial effect of silver–hydroxyapatite/titania nanocomposite thin film on titanium
Huang et al. Development of silver-containing austenite antibacterial stainless steels for biomedical applications Part I: microstructure characteristics, mechanical properties and antibacterial mechanisms
WO2020067500A1 (ja) 抗菌材、積層体、抗菌性積層体、医療用部材、抗菌材の製造方法、抗菌性積層体の製造方法及び抗菌方法
Chiang et al. Surface antimicrobial effects of Zr61Al7. 5Ni10Cu17. 5Si4 thin film metallic glasses on Escherichia coli, Staphylococcus aureus, Pseudomonas aeruginosa, Acinetobacter baumannii and Candida albicans
JP2021123787A (ja) 抗菌性を有する表面をダルロールにて粗面化し光沢度の減少〈低光沢或いは艶なし〉と、抗菌性の顕著な増幅が見られるリン青銅合金及びそれを用いた物品
Kazek‐Kęsik et al. In vitro bioactivity investigations of T i‐15 M o alloy after electrochemical surface modification
Liu et al. In vitro long-term antibacterial performance and mechanism of Zn-doped micro-arc oxidation coatings
JPWO2019008950A1 (ja) 銅または銅合金の表面処理方法、銅または銅合金の殺菌用表面処理液、および該方法によって処理された銅または銅合金を用いる殺菌方法
JP2016183381A (ja) 銅合金棒および銅合金部材
JP2021123785A (ja) リン青銅合金及びそれを用いた抗菌性部材
JP2021123786A (ja) 表面を或る一定時間、浸漬処理する陽極酸化法を用いて粗面化したことにより抗菌性が増幅されたリン青銅合金
Moura et al. Evaluation of human polymorphonuclear behavior on textured titanium and calcium-phosphate coated surfaces
JP6258113B2 (ja) 抗菌性チタン合金材の製造方法
WO2022244244A1 (ja) リン青銅合金及びそれを用いた物品
JP3165407B2 (ja) 抗菌性に優れたステンレス鋼材
US11155899B2 (en) Antimicrobial, hypoallergenic, and tarnish-resistant Cu-based alloy and related methods thereof
KR102630489B1 (ko) 접착성, 가공성 및 내변색성이 향상된 동합금 테이프 및 이의 제조방법
TW202246535A (zh) 磷青銅合金及使用該磷青銅合金之物品
WO2022244248A1 (ja) リン青銅合金粉体
KR20080079811A (ko) 공공위생에 관련된 실내외 구조물용 동합금

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210726

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210923

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211130