JP2021119590A - 印刷配線板及び印刷配線板の製造方法 - Google Patents

印刷配線板及び印刷配線板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビアやスルーホールの周囲、特に外層回路等との接続部において、十分な導体の厚さを確保することができ、剥離や断線を抑制する。【解決手段】印刷配線板1は、絶縁層200及び導体部100を備える。絶縁層200は、当該絶縁層の第1面に対して垂直な方向に形成された開口部を有し、導体部100は、開口部の少なくとも一部を埋めるように設けられている接続導体40、50を有する。開口部は、第1面S1における第1開口の径よりも、絶縁層の第2面S2側の第2開口の径が小さくなる段部72を有する形状である。接続導体は、段部を埋めるように設けられている。【選択図】図1

Description

本開示は、印刷配線板及び印刷配線板の製造方法に関する。
従来、絶縁層により隔てられた複数の回路層を有する印刷配線板がある。また、この印刷配線板の表面に形成された外層回路と、内部に形成された内層回路とをビアによって電気的に接続させたり、印刷配線板の全体を貫通するスルーホールによって両側の外層回路同士を電気的に接続させたりすることで、立体的な回路を形成する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2017−135357号公報
本開示の一態様に係る印刷配線板は、
絶縁層及び導体部を備える印刷配線板であって、
前記絶縁層は、当該絶縁層の第1面に対して垂直な方向に形成された開口部を有し、
前記導体部は、前記開口部の少なくとも一部を埋めるように設けられている接続導体を有し、
前記開口部は、前記第1面における第1開口の径よりも、前記絶縁層の第2面側の第2開口の径が小さくなる段部を有する形状であり、
前記接続導体は、前記段部を埋めるように設けられている。
また、本開示の他の一の態様に係る印刷配線板の製造方法は、
絶縁層の第1面に対して垂直な方向に開口部を形成する開口部形成工程と、
前記開口部の少なくとも一部を埋めるように接続導体を形成する接続導体形成工程と、
を含み、
前記開口部形成工程では、前記第1面における第1開口の径よりも、前記絶縁層の第2面側の第2開口の径が小さくなる段部を有する形状の前記開口部を形成し、
前記接続導体形成工程では、前記段部を埋めるように前記接続導体を形成する。
印刷配線板の断面図である。 図1のうち第1の接続導体の周辺を拡大して示す図である。 図1のうち第2の接続導体の周辺を拡大して示す図である。 印刷配線板の製造方法を説明する断面図である。 印刷配線板の製造方法を説明する断面図である。 印刷配線板の製造方法を説明する断面図である。 印刷配線板の変形例1を示す断面図である。 印刷配線板の変形例2を示す断面図である。
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。但し、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び寸法比率などを忠実に表したものではない。
〔印刷配線板の構成〕
図1は、本実施形態に係る印刷配線板1の断面図である。
印刷配線板1は、導体部100と、絶縁層200と、を備えている。絶縁層200において、第2面S2は第1面S1の反対側に位置する面である。また、別の観点では、印刷配線板1は、コア層R1と、コア層R1の表裏にそれぞれ設けられたビルドアップ層R2と、を備えている。コア層R1は、導体部100の一部及び絶縁層200の一部からなり、ビルドアップ層R2は、導体部100の一部及び絶縁層200の一部からなる。
以下では、印刷配線板1の厚さ方向をZ方向とするXYZ直交座標系で印刷配線板1の各部の向きを説明する。印刷配線板1の絶縁層200の第1面S1及び第2面S2は、XY平面と平行である。図1は、印刷配線板1のY方向と垂直な断面を示す図である。以下では、印刷配線板1を構成する各層の+Z方向を向く面を「上面」とも記し、−Z方向を向く面を「下面」とも記す。
コア層R1は、平板状の第1絶縁層21と、コア導体層C0(内層回路)と、を有する。第1絶縁層21の材質は、特には限られない。例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂などの有機樹脂などが挙げられる。これらの有機樹脂は2種以上を混合して用いてもよい。第1絶縁層21として有機樹脂を使用する場合、有機樹脂に補強材を配合して使用するのが好ましい。補強材としては、例えば、ガラス繊維、ガラス不織布、アラミド不織布、アラミド繊維、ポリエステル繊維などが挙げられる。これらの補強材は2種以上を併用してもよい。第1絶縁層21は、好ましくはガラス繊維などのガラス材入り有機樹脂から形成される。さらに、第1絶縁層21には、シリカ、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの無機充填材が含まれていてもよい。
コア導体層C0の一部は、第1絶縁層21の上面及び下面において所定の配線パターンをなしている。また、コア導体層C0の一部は、第1絶縁層21を貫通する貫通孔の内壁面に設けられてスルーホールを形成している。コア導体層C0のうち上面及び下面の配線パターンは、このスルーホールにより電気的に接続されている。スルーホールの中心軸は、絶縁体23により埋められている。コア導体層C0の材質は、特には限られないが、例えば銅である。
ビルドアップ層R2は、コア層R1の上面及び下面にそれぞれ積層されている。
ビルドアップ層R2は、平板状の第2絶縁層22と、銅箔C1(金属箔)と、第1めっき層C2と、第2めっき層C3と、を有する。コア層R1の第1絶縁層21及びビルドアップ層R2の第2絶縁層22により絶縁層200が構成される。また、コア層R1のコア導体層C0と、ビルドアップ層R2の銅箔C1、第1めっき層C2及び第2めっき層C3と、から導体部100が構成される。
第2絶縁層22の材質は、特には限られない。例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂、フェノール樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂、ケイ素樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂、ポリフェニレンオキシド(PPO)樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は2種以上を混合してもよい。第2絶縁層22には、上述の無機充填材、フェノール樹脂やメタクリル樹脂からなる有機充填材が含まれていてもよい。
銅箔C1は、第2絶縁層22の表面の一部に形成されている。銅箔C1は、第2絶縁層22の表面の全体に予め形成されていた銅箔層をパターニングして得られたものである。
第1めっき層C2は、第2絶縁層22に設けられた第1の開口部70A(図2(b)参照)及び第2の開口部70B(図3(b)参照)の内壁面に沿って形成されている。このうち第1の開口部70Aは、深さが絶縁層200の厚さよりも小さい。本明細書において「深さ」とは、絶縁層200の厚さ方向(Z方向)についての長さである。また、第2の開口部70Bは、絶縁層200を第1面S1から第2面S2まで貫通している。以下では、第1の開口部70A及び第2の開口部70Bのうち任意の一方を指す場合には「開口部70」と記す。
第2めっき層C3は、銅箔C1の表面、及び第1めっき層C2の表面を覆う範囲に形成されている。
第1めっき層C2及び第2めっき層C3のうち、Z方向から見て第1の開口部70Aの範囲内に形成されている部分により、第1の接続導体40が構成される。第1の接続導体40は、コア導体層C0と導体層60とを電気的に接続するビア41を有する。
第1めっき層C2及び第2めっき層C3のうち、Z方向から見て第2の開口部70Bの範囲内に形成されている部分により、第2の接続導体50が構成される。第2の接続導体50は、第1面S1上の導体層60と第2面S2上の導体層60とを電気的に接続するスルーホール51を有する。
第2めっき層C3のうち銅箔C1に重なっている部分、及び銅箔C1により、導体層60が構成される。換言すれば、第2めっき層C3のうち第1の接続導体40及び第2の接続導体50のいずれにも属さない部分、及び銅箔C1により、導体層60が構成される。
以下、第1の接続導体40及び第2の接続導体50の構造について詳しく説明する。
図2は、図1のうち第1の接続導体40の周辺を拡大して示す図である。このうち図2(a)は、第1の接続導体40の構成を説明する図であり、図2(b)は、第1の開口部70Aの構成の説明のために第1の接続導体40を省略した図である。
第1の接続導体40は、ビア41、ランド42及び表面層43を有する。ビア41は、コア導体層C0と導体層60とをランド42を介して電気的に接続する。表面層43は、ビア41の上面を覆っている。
図2(b)に示すように、第1の接続導体40が設けられている第1の開口部70Aは、絶縁層200の第1面S1に対して垂直な方向(−Z方向)に形成されている。第1の開口部70Aは、第1面S1における第1開口A1の径よりも、絶縁層200の第2面S2側(−Z方向側)の第2開口A2の径が小さくなる段部72を有する形状である。すなわち、第1の開口部70Aは、第1面S1の第1開口A1から第2面S2側に向かって凹んだ棚状の段部72と、段部72の底面における第2開口A2から第2面S2側に向かって凹んだ主開口部71Aと、からなる。主開口部71Aは、コア導体層C0まで達している。+Z方向から見た第1開口A1及び第2開口A2の形状は、例えば円であるが、これに限られない。第1開口A1及び第2開口A2を通り第1面S1に垂直な任意の断面において、XY平面に平行な方向について第1開口A1の範囲内に第2開口A2があれば、第1開口A1及び第2開口A2は任意の形状とすることができる。
図2(a)に示すように、第1の接続導体40は、第1の開口部70Aの主開口部71A及び段部72を埋めるように設けられている。
詳しくは、第1の接続導体40のうち第1めっき層C2により構成される部分は、段部72と、主開口部71Aの一部を埋めている。第1めっき層C2のうち主開口部71Aの内壁面に接する部分によりビア41が構成されている。ビア41は、第1面S1に垂直な方向から見て第1の開口部70Aの中央に開口した凹部41aを有している。この凹部41aは、第1の接続導体40のうち第2めっき層C3により構成される表面層43により埋められている。
第1の接続導体40のうち段部72を埋めている部分によりランド42が構成されている。ランド42は、第1めっき層C2及び第2めっき層C3からなる。ビア41、ランド42及び表面層43は、一体的に接続されている。
導体層60のうち第2めっき層C3により構成される部分は、第1の接続導体40の表面層43と一体的に形成されている。よって、導体層60は、第1の接続導体40に電気的に接続されている。また、第1の接続導体40のうちビア41の底部はコア導体層C0と電気的に接続されているため、第1の接続導体40によって、コア導体層C0と導体層60とが電気的に接続される。
第1の接続導体40は、第1面S1から+Z方向に突出している。また、第1の接続導体40の第1面S1側の表面は、導体層60の表面と面一である。ここで第1面S1側の表面とは、第2面S2を基準として第1面S1側の方向(+Z方向)を向いた表面である。また、2つの面が面一であるとは、当該2つの面が仮想的な同一平面内にあることをいう。
第1開口A1と第2開口A2との間の、第1面S1に平行な方向(図1、図2では、X方向)についての距離dは、例えば0.2mm以下である。また、距離dは、例えば0.03mm以上である。
段部72の、第1面S1に垂直な方向についての高さhは、20μm以下である。また、高さhは、例えば10μm以上である。
なお、図1に示すように、印刷配線板1の第2面側にも第1の接続導体40が設けられている。第2面側の第1の接続導体40の構造は、第1面側の第1の接続導体40の構造と同様である。すなわち、上記の第1面S1側の第1の接続導体40の説明において、「第1面S1」を「第2面S2」と読み替え、「第2面S2」を「第1面S1」と読み替えることで、第2面側の第1の接続導体40の構造の説明となる。
図3は、図1のうち第2の接続導体50の周辺を拡大して示す図である。このうち図3(a)は、第2の接続導体50の構成を説明する図であり、図3(b)は、第2の開口部70Bの構成の説明のために第2の接続導体50を省略した図である。
第2の接続導体50は、スルーホール51及びランド52を有する。
図3(b)に示すように、第2の接続導体50が設けられている第2の開口部70Bは、絶縁層200の第1面S1に対して垂直な方向(−Z方向)に形成されている。第2の開口部70Bは、第1面S1における第1開口A1の径よりも、絶縁層200の第2面S2側(−Z方向側)の第2開口A2の径が小さくなる段部72を有する形状である。すなわち、第2の開口部70Bは、第1面S1の第1開口A1から第2面S2側に向かって凹んだ棚状の段部72と、段部72の底面における第2開口A2から第2面S2側に向かって凹んだ主開口部71Bと、からなる。主開口部71Bは、第2面S2まで達している貫通孔である。第2の接続導体50の第2面S2側の縁にも、段部72が形成されている。
+Z方向から見た第1開口A1及び第2開口A2の形状は、第1の開口部70Aにおける第1開口A1及び第2開口A2の形状と同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、第1開口A1と第2開口A2との距離d及び段部72の高さhは、第1の接続導体40における距離d及び高さhと同様の範囲内とすることができる。例えば、第2の接続導体50における距離d及び高さhは、第1の接続導体40における距離d及び高さhと同一とすることができる。
図3(a)に示すように、第2の接続導体50は、第2の開口部70Bの主開口部71Bの内壁面に接し、主開口部71Bの中心軸が中空となるように設けられている。また、第2の接続導体50は、段部72を埋めるように設けられている。
詳しくは、第2の接続導体50のうち第1めっき層C2により構成される部分は、段部72を埋め、主開口部71Bの内壁面に接している。また、第2の接続導体50のうち第2めっき層C3により構成される部分は、第2の接続導体50のうち第1めっき層C2により構成される部分を覆っている。第2の接続導体50のうち主開口部71Bの内壁面に形成された部分により、スルーホール51が構成されている。また、第2の接続導体50のうち段部72を埋めている部分によりランド52が構成されている。スルーホール51及びランド52は、第1めっき層C2及び第2めっき層C3からなる。スルーホール51及びランド52は、一体的に接続されている。
第2の接続導体50は、第1面S1から+Z方向に突出している。また、第2の接続導体50の第1面S1側の表面は、導体層60の表面と面一である。
〔印刷配線板の製造方法〕
次に、印刷配線板1の製造方法について説明する。
図4〜図6は、印刷配線板1の製造方法を説明する断面図である。
本実施形態に係る印刷配線板1の製造方法は、第1工程〜第7工程を含む。
第1工程では、図4(a)に示すように、内層回路としてのコア導体層C0が内部に形成され、銅箔C1が外面の全体に形成された基板を用意する。
第2工程では、図4(b)に示すように、ビア下穴としての主開口部71A、及びスルーホール下孔としての主開口部71Bを形成する。主開口部71Aは、銅箔C1及び第2絶縁層22に対して、それぞれ条件を適切に切り替えて連続してレーザ加工を行うことで形成する。主開口部71Bは、銅箔C1、第1の絶縁層21及び第2絶縁層22を加工可能な条件で、ドリルにより形成する。
第3工程では、図5(a)に示すように、銅箔C1及び第2絶縁層22の一部を除去して段部72を形成する。これにより、第1の開口部70A及び第2の開口部70Bが形成される。
第3工程では、第2工程の主開口部71Aの加工と同様に、銅箔C1及び第2絶縁層22に対して、それぞれ条件を適切に切り替えて連続してレーザ加工を行う。ただし、第2絶縁層22に対しては、段部72の高さh(10〜20μm程度)に相当する表層のみが除去されるように、第2工程よりも弱い条件でレーザ加工を行う。
なお、上記に代えて、ドリルにより銅箔C1及び第2絶縁層22を加工することで段部72を形成してもよい。
また、銅箔C1の除去は、サブトラクティブ法によるエッチングで行ってもよい。ただし、この場合においても、第2絶縁層22の除去は、レーザ加工またはドリル加工により行う。
段部72が形成されて第2絶縁層22の表面が露出した後に、除去残渣のクリーニングなどのため、過マンガン酸水溶液、プラズマ処理などの樹脂粗化処理を施す。
第4工程では、図5(b)に示すように、銅箔C1上にめっきレジスト80(ドライフィルム)を形成する。第1の開口部70A及び第2の開口部70Bの内壁面は、マスクしない。
第5工程では、図6(a)に示すように、めっきレジスト80をマスクとし、めっきレジスト80に覆われていない第2絶縁層22の露出部分、すなわち第1の開口部70A及び第2の開口部70Bの内壁面に対して電解パターンめっきを施し、第1めっき層C2を形成する。ここでは、第1めっき層C2の表面が銅箔C1の表面と面一となるように電解パターンめっきを施す。これにより、段部72が第1めっき層C2により埋められるとともに、主開口部71A、71Bの内壁面に第1めっき層C2が形成される。
電解パターンめっきの完了後、めっきレジスト80を剥離する。
第6工程では、図6(b)に示すように、基板全面に対して電解パネルめっきを施し、第2めっき層C3を形成する。ここでは、ビア41の凹部41aが充填されるように、フィルドめっきで実施する。
第7工程では、図1に示すように、サブトラクティブ法によるエッチングを行って、第1面S1及び第2面S2の銅箔C1及び第2めっき層C3を一部除去し、導体層60の回路パターンを形成する。これにより、必要な回路、部品実装パッドなどを形成する。
なお、第6工程及び第7工程は、銅箔C1をシード層としたMSAP(Modified Semi-Additive Process)によりも行ってもよい。
上記のうち第2工程及び第3工程が「開口部形成工程」に相当し、第5工程及び第6工程が「接続導体形成工程」に相当し、第6工程及び第7工程が「導体層形成工程」に相当する。
〔変形例1〕
次に、上記実施形態の変形例1について説明する。
図7は、上記実施形態の印刷配線板1の変形例1を示す断面図である。変形例1では、第1めっき層C2が第1の開口部70Aの全体を埋めており、ビア41が凹部41aを有していない。また、第1の開口部70Aを埋める部分を含めた第1めっき層C2の全体の表面が銅箔C1の表面と面一になっており、この平坦な第1めっき層C2及び銅箔C1に重ねて第2めっき層C3が積層されている。このような構成によっても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
本変形例1の構成は、例えば第1めっき層C2を形成する電解パターンめっきにフィルドめっきを用いることで実現することができる。
〔変形例2〕
次に、上記実施形態の変形例2について説明する。
図8は、上記実施形態の印刷配線板1の変形例2を示す断面図である。変形例2では、第1の接続導体40及び第2の接続導体50が第1めっき層C2からなり、ビア41の凹部41aが第2めっき層C3(表面層43)により埋められていない。このような構成によっても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
本変形例2の構成は、例えば第1めっき層C2の形成後に、銅箔C1をシード層としたMSAPにより導体層60を形成することで実現することができる。なお、図8では、ランド42、52の表面の高さと導体層60の表面の高さとが異なっているが、第1めっき層C2の形成量やMSAPによるパターンの形成量を調整することで、ランド42、52の表面と導体層60の表面とを面一とすることがより好ましい。
〔効果〕
以上のように、本実施形態の印刷配線板1は、絶縁層200及び導体部100を備え、絶縁層200は、当該絶縁層200の第1面S1に対して垂直な方向に形成された開口部70を有し、導体部100は、開口部70の少なくとも一部を埋めるように設けられている第1の接続導体40及び第2の接続導体50を有し、開口部70は、第1面S1における第1開口A1の径よりも、絶縁層200の第2面S2側の第2開口A2の径が小さくなる段部72を有する形状であり、第1の接続導体40及び第2の接続導体50は、段部72を埋めるように設けられている。
段部72を有しない従来の構成の印刷配線板では、ビア及びスルーホールの導体と、絶縁層の第1面に形成されている導体(外層回路としての導体層や、ランド)との接続部(コーナー部分)が剥離したり、当該接続部の厚さが不十分であったりすることにより断線が生じやすい。より詳しくは、ビアやスルーホールの周囲、特に外層回路等との接続部は、印刷配線板への部品実装時の熱で負荷が集中し、剥離しやすい。また、接続部は、回路形成前後の整面などで研磨されやすく、導体の厚さが目減りすることがあり、剥離が発生しない場合であっても断線しやすい。このように、上記従来の構成の印刷配線板では、ビア及びスルーホールを介した回路の接続信頼性を確保することが容易でない。
これに対し、本実施形態の印刷配線板1は、第2絶縁層22に段部72を設けて、この段部72を埋めるように第1の接続導体40及び第2の接続導体50が形成されているため、ビア41と、ランド42や導体層60とが接続されるコーナー部分である接続部P1(図1参照)、及びスルーホール51と、ランド52や導体層60とが接続されるコーナー部分である接続部P2(図1参照)において、十分な導体の厚さを確保することができる。これにより、接続部P1、P2における断線を抑制することができ、また、部品実装時の熱で負荷が集中したとしても、剥離を生じにくくすることができる。よって、より高い接続信頼性を確保することができる。
また、導体部100は、深さが絶縁層200の厚さより小さい第1の開口部70Aに設けられたビア41と、当該ビア41に接続され段部72を埋めるランド42と、を有する第1の接続導体40、及び、絶縁層200を第1面S1から第2面S2まで貫通する第2の開口部70Bに設けられたスルーホール51と、当該スルーホール51に接続され段部72を埋めるランド52と、を有する第2の接続導体50、の少なくとも一方を有する。これによれば、ビア41及びスルーホール51の少なくとも一方を有する印刷配線板1において、ビア41及びスルーホール51の周囲において高い接続信頼性を確保することができる。
また、導体部100は、第1の接続導体40及び第2の接続導体50を有する。これによれば、ビア41及びスルーホール51の双方の周囲における高い接続信頼性を確保することができる。
また、導体部100は、第1の接続導体40を有し、ビア41は、第1面S1に垂直な方向から見て第1の開口部70Aの中央に開口した凹部41aを有し、第1の接続導体40は、凹部41aを埋める表面層43を有する。これによれば、表面層43によりビア41を保護しつつ、第1の接続導体40の表面を平坦にすることができる。
また、導体部100は、第2の接続導体50を有し、スルーホール51は、第2の開口部70Bの内壁面に接し、かつ第2の開口部70Bの中心軸が中空となるように設けられている。これによれば、電装部品のリードを通すことが可能なスルーホール51において高い接続信頼性を確保することができる。
また、第1の接続導体40及び第2の接続導体50は第1面S1から突出している。これによれば、電装部品の実装時においてより簡易かつ確実に電気的な接続を行うことができる。
また、導体部100は、第1面S1に形成され第1の接続導体40及び第2の接続導体50に電気的に接続された導体層60を有し、第1の接続導体40及び第2の接続導体50の第1面S1側の表面は、導体層60の表面と面一である。これによれば、電装部品の実装時においてより簡易かつ確実に電気的な接続を行うことができる。
また、第1開口A1と第2開口A2との間の、第1面S1に平行な方向についての距離dは0.2mm以下である。これによれば、上記の効果が得られる範囲で段部72をコンパクトにすることができる。
また、段部72の、第1面S1に垂直な方向についての高さhは20μm以下である。これによれば、上記の効果が得られる範囲で段部72をコンパクトにすることができる。
また、本実施形態に係る印刷配線板1の製造方法は、絶縁層200の第1面S1に対して垂直な方向に開口部70を形成する開口部形成工程と、開口部70の少なくとも一部を埋めるように第1の接続導体40及び第2の接続導体50を形成する接続導体形成工程と、を含み、開口部形成工程では、第1面S1における第1開口A1の径よりも、絶縁層200の第2面S2側の第2開口A2の径が小さくなる段部72を有する形状の開口部70を形成し、接続導体形成工程では、段部72を埋めるように第1の接続導体40及び第2の接続導体50を形成する。このような方法によれば、上述のようにより高い接続信頼性を有する印刷配線板1を製造することができる。
また、開口部形成工程は、第1面S1に予め形成されている銅箔C1をサブトラクティブ法により除去する工程と、絶縁層200のうち一部の領域をレーザ又はドリルにより一部除去して段部72を形成する工程と、を含む。これによれば、簡易な方法で段部72を形成することができる。
また、接続導体形成工程では、段部72を少なくとも埋めるように電解パターンめっきを施す。これによれば、簡易な方法で段部72を埋めることができる。
また、接続導体形成工程では、電解パターンめっきの後に、該電解パターンめっきにより形成された凹部41aに電解パネルめっきを施し、凹部41aを導体で充填する。これによれば、簡易な方法で、凹部41aを埋めつつ第1の接続導体40の表面を平坦化することができる。
また、印刷配線板1の製造方法は、第1の接続導体40及び第2の接続導体50に電気的に接続されるように導体層60を第1面S1に形成する導体層形成工程を含み、導体層形成工程では、電解パネルめっきにより形成された導体に対してサブトラクティブ法を施して導体層60のパターンを形成する。これによれば、接続信頼性を確保しつつ所望の導体層60のパターンを形成することができる。
また、印刷配線板1の製造方法は、第1の接続導体40及び第2の接続導体50に電気的に接続されるように導体層60を第1面S1に形成する導体層形成工程を含み、導体層形成工程では、MSAP法により導体層60のパターンを形成する。これによれば、接続信頼性を確保しつつ所望の導体層60のパターンを形成することができる。
なお、上記実施の形態は例示であり、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、印刷配線板1が、ビア41を含む第1の接続導体40、及びスルーホール51を含む第2の接続導体50の双方を備える例を用いて説明したが、これに限られず、印刷配線板1は、第1の接続導体40及び第2の接続導体50のうち一方のみを有していてもよい。
また、ビルドアップ層R2は省略してもよい。すなわち、印刷配線板1は、コア層R1のみからなるものであってもよい。
また、印刷配線板1は、片面のみに導体層60を有するものであってもよい。
また、コア層R1は、複数層の第1絶縁層21を有するものであってもよい。また、ビルドアップ層R2は、複数層の第2絶縁層22を有するものであってもよい。また、コア層R1の片側の面のみにビルドアップ層R2が設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、ランド42、52が段部72の範囲内(すなわち、第1開口A1の範囲内)に設けられている例を用いて説明したが、これに限られず、ランド42、52は、第1の開口部70A又は第2の開口部70Bの第1開口A1の外側まで延在していてもよい。
その他、上記実施の形態で示した構成、構造、位置関係及び形状などの具体的な細部は、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態で示した構成、構造、位置関係及び形状を適宜組み合わせ可能である。
1 印刷配線板
21 第1絶縁層
22 第2絶縁層
23 絶縁体
40 第1の接続導体
41 ビア
41a 凹部
42 ランド
43 表面層
50 第2の接続導体
51 スルーホール
52 ランド
60 導体層
70 開口部
70A 第1の開口部
70B 第2の開口部
71A、71B 主開口部
72 段部
80 レジスト
100 導体部
200 絶縁層
C0 コア導体層
C1 銅箔
C2 第1めっき層
C3 第2めっき層
P1、P2 接続部
R1 コア層
R2 ビルドアップ層
S1 第1面
S2 第2面

Claims (15)

  1. 絶縁層及び導体部を備える印刷配線板であって、
    前記絶縁層は、当該絶縁層の第1面に対して垂直な方向に形成された開口部を有し、
    前記導体部は、前記開口部の少なくとも一部を埋めるように設けられている接続導体を有し、
    前記開口部は、前記第1面における第1開口の径よりも、前記絶縁層の第2面側の第2開口の径が小さくなる段部を有する形状であり、
    前記接続導体は、前記段部を埋めるように設けられている、印刷配線板。
  2. 前記導体部は、
    深さが前記絶縁層の厚さより小さい第1の前記開口部に設けられたビアと、当該ビアに接続され前記段部を埋めるランドと、を有する第1の前記接続導体、及び、
    前記絶縁層を前記第1面から前記第2面まで貫通する第2の前記開口部に設けられたスルーホールと、当該スルーホールに接続され前記段部を埋めるランドと、を有する第2の前記接続導体、
    の少なくとも一方を有する、請求項1に記載の印刷配線板。
  3. 前記導体部は、前記第1の接続導体及び前記第2の接続導体を有する、請求項2に記載の印刷配線板。
  4. 前記導体部は、前記第1の接続導体を有し、
    前記ビアは、前記第1面に垂直な方向から見て前記第1の開口部の中央に開口した凹部を有し、
    前記第1の接続導体は、前記凹部を埋める表面層を有する、請求項2又は3に記載の印刷配線板。
  5. 前記導体部は、前記第2の接続導体を有し、
    前記スルーホールは、前記第2の開口部の内壁面に接し、かつ前記第2の開口部の中心軸が中空となるように設けられている、請求項2〜4のいずれか一項に記載の印刷配線板。
  6. 前記接続導体は前記第1面から突出している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の印刷配線板。
  7. 前記導体部は、前記第1面に形成され前記接続導体に電気的に接続された導体層を有し、
    前記接続導体の前記第1面側の表面は、前記導体層の表面と面一である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の印刷配線板。
  8. 前記第1開口と前記第2開口との間の、前記第1面に平行な方向についての距離は0.2mm以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の印刷配線板。
  9. 前記段部の、前記第1面に垂直な方向についての高さは20μm以下である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の印刷配線板。
  10. 絶縁層の第1面に対して垂直な方向に開口部を形成する開口部形成工程と、
    前記開口部の少なくとも一部を埋めるように接続導体を形成する接続導体形成工程と、
    を含み、
    前記開口部形成工程では、前記第1面における第1開口の径よりも、前記絶縁層の第2面側の第2開口の径が小さくなる段部を有する形状の前記開口部を形成し、
    前記接続導体形成工程では、前記段部を埋めるように前記接続導体を形成する、印刷配線板の製造方法。
  11. 前記開口部形成工程は、
    前記第1面に予め形成されている金属箔をサブトラクティブ法により除去する工程と、
    前記絶縁層のうちの一部の領域をレーザ又はドリルにより一部除去して前記段部を形成する工程と、
    を含む、請求項10に記載の印刷配線板の製造方法。
  12. 前記接続導体形成工程では、前記段部を少なくとも埋めるように電解パターンめっきを施す、請求項10又は11に記載の印刷配線板の製造方法。
  13. 前記接続導体形成工程では、前記電解パターンめっきの後に、該電解パターンめっきにより形成された凹部に電解パネルめっきを施し、前記凹部を導体で充填する、請求項12に記載の印刷配線板の製造方法。
  14. 前記接続導体に電気的に接続されるように導体層を前記第1面に形成する導体層形成工程を含み、
    該導体層形成工程では、電解パネルめっきにより形成された導体に対してサブトラクティブ法を施して前記導体層のパターンを形成する、請求項10〜12のいずれか一項に記載の印刷配線板の製造方法。
  15. 前記接続導体に電気的に接続されるように導体層を前記第1面に形成する導体層形成工程を含み、
    前記導体層形成工程では、MSAP法により前記導体層のパターンを形成する、請求項10〜12のいずれか一項に記載の印刷配線板の製造方法。
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