JP2021118103A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止部材と配線との間の短絡を低減し、かつ発光部への水分の侵入を低減する。【解決手段】封止部材200の周縁部220の一部分は、接着層300を介して第1配線112と重なっている。接着層300のうち第1配線112と重なる領域(第1接着層300a)の厚さT1は、接着層300のうち第1配線112及び第2配線132のいずれとも重ならない領域の厚さより厚くなっている。封止部材200の周縁部220の他の一部分は、接着層300を介して第2配線132と重なっている。接着層300のうち第2配線132と重なる領域(第2接着層300b)の厚さT2は、接着層300のうち第1配線112及び第2配線132のいずれとも重ならない領域の厚さより厚くなっている。【選択図】図4

Description

本発明は、発光装置に関する。
近年、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を有する発光装置が開発されている。例えば特許文献1に記載されているように、このような発光装置は、有機EL素子(発光部)を封止するための金属製の封止部材を備えることがある。封止部材は、接着層を介して基板に接着されている。特許文献1では、接着層の厚さを規定するため、ビーズ又はロッドが混入された接着層が用いられている。
特開2002−117974号公報
特許文献1に記載されているように導電性の封止部材を用いたとき、封止部材の周縁部を基板に接着させる接着層の厚さが薄いと、封止部材と、封止部材の周縁部の下方を通過する配線と、の間で短絡が生じる可能性が高くなり得る。一方、この短絡を防止するため、接着層の厚さを接着層の全体に亘って厚くすると、接着層のうち配線と重なっていない領域を介して侵入する水分の量が増加するおそれがある。
本発明が解決しようとする課題としては、封止部材と配線との間の短絡を低減し、かつ発光部への水分の侵入を低減することが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
基板と、
前記基板上に位置する発光部と、
前記基板上に位置し、前記発光部と接続された配線と、
前記発光部を封止し、導電性を有する封止部材と、
前記封止部材の周縁部を前記基板に接着する接着層と、
を備え、
前記接着層のうち前記配線と重なる領域の厚さは、前記接着層のうち前記配線と重ならない領域の厚さより厚くなっている、発光装置である。
請求項4に記載の発明は、
基板と、
前記基板上に位置する発光部と、
前記基板上に位置し、前記発光部と接続された配線と、
前記発光部を封止し、導電性を有する封止部材と、
前記封止部材の周縁部を前記基板に接着し、スペーサを含む接着層と、
を備え、
前記接着層のうち前記配線と重なる領域の前記スペーサの平均粒径は、前記接着層のうち前記配線と重ならない領域の前記スペーサの平均粒径より大きくなっている、発光装置である。
実施形態1に係る発光装置の平面図である。 図1から封止部材を取り除いた図である。 図2から第2電極を取り除いた図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 実施形態2に係る発光装置の平面図である。 図6から複数の第2電極を取り除いた図である。 図7から第1絶縁層及び複数の隔壁を取り除いた図である。 図6のC−C断面図である。 図6のD−D断面図である。 図6のE−E断面図である。
本明細書において「AがB上に位置する」という表現は、例えば、AとBの間に他の要素(例えば、層)が位置せずにAがB上に直接位置することを意味してもよいし、又はAとBの間に他の要素(例えば、層)が部分的又は全面的に位置することを意味してもよい。さらに、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」及び「後ろ」等の向きを示す表現は、基本的に図面の向きと合わせて用いるものであって、例えば本明細書に記載された発明品の使用する向きに限定して解釈されるものではない。
本明細書において「A及びBが重なる」という表現は、特に断らない限り、ある方向からの投影像において、Aの少なくとも一部がBの少なくとも一部と同じ場所にあることを意味する。このとき複数の要素同士は直接接していてもよいし、又は離間していてもよい。
本明細書において「Aの外側」という表現は、特に断らない限り、Aの縁を境にAが位置しない側の部分のことを意味する。
本明細書中における陽極とは、発光材料を含む層(例えば有機層)に正孔を注入する電極のことを示し、陰極とは、発光材料を含む層に電子を注入する電極のことを示す。また、「陽極」及び「陰極」という表現は、「正孔注入電極」及び「電子注入電極」又は「正極」及び「負極」等の他の文言を意味することもある。
本明細書において「Aの端」という表現は、一方向から見たときのAとその他の要素との境界を意味し、「Aの端部」という表現は、当該境界を含むAの一部の領域を意味し、「Aの端点」という表現は、当該境界のある一点を意味する。
本明細書における「発光装置」とは、ディスプレイや照明等の発光素子を有するデバイスを含む。また、発光素子と直接的、間接的又は電気的に接続された配線、IC(集積回路)又は筐体等も「発光装置」に含む場合もある。
本明細書において「接続」とは、複数の要素が直接的又は間接的を問わずに接続している状態を表す。例えば、複数の要素の間に接着剤又は接合部材が介して接続している場合も単に「複数の要素は接続している」と表現することがある。また、複数の要素の間に、電流、電圧又は電位を供給可能又は伝送可能な部材が存在しており、「複数の要素が電気的に接続している」場合も単に「複数の要素は接続している」と表現することがある。
本明細書において、特に断りがない限り「第1、第2、A、B、(a)、(b)」等の表現は要素を区別するためのものであり、その表現により該当要素の本質、順番、順序又は個数等が限定されるものではない。
本明細書において、各部材及び各要素は単数であってもよいし、又は複数であってもよい。ただし、文脈上、「単数」又は「複数」が明確になっている場合はこれに限らない。
本明細書において、「AがBを含む」という表現は、特に断らない限り、AがBのみによって構成されていることに限定されず、AがB以外の要素によって構成され得ることを意味する。
本明細書において「断面」とは、特に断らない限り、発光装置を画素や発光材料等が積層した方向に切断したときに現れる面を意味する。
本明細書において「有さない」、「含まない」、「位置しない」等の表現は、ある要素が完全に排除されていることを意味してもよいし、又はある要素が技術的な効果を有さない程度に存在していることを意味してもよい。
本明細書において、「〜後に」、「〜に続いて」、「〜次に」、「〜前に」等の時間的前後関係を説明する表現は、相対的な時間関係を表しているものであり、時間的前後関係が用いられた各要素が必ずしも連続しているとは限らない。各要素が連続していることを表現する場合、「直ちに」又は「直接」等の表現を用いることがある。
本明細書において、「実質的に平行」という表現は、特に断らない限り、技術的効果を有する程度に斜めになっている状態も含む。例えば、二つの要素A及びBが−10°以上10°以下の角度で位置されている状態で、−10°以上10°以下の角度において臨界的な技術的効果を有さない場合は「A及びBは実質的に平行」と表現する。製造上の誤差により2つの要素A及びBが−10°以上10°以下の角度で位置されている状態も「A及びBは実質的に平行」と表現する。「平行」という表現は、二つの要素が数学的な意味で平行であることを意味する。
本明細書において「AがBを覆う」という表現は、特に断らない限り、AとBの間に他の要素(例えば、層)が位置せずにAがBに接触することを意味してもよいし、又はAとBの間に他の要素(例えば、層)が部分的又は全面的に位置することを意味してもよい。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態1に係る発光装置10の平面図である。図2は、図1から封止部材200を取り除いた図である。図3は、図2から第2電極130を取り除いた図である。図4は、図1のA−A断面図である。図5は、図1のB−B断面図である。図1のA−A方向は、基板100の一対の辺の延伸方向(図1内の上下方向)に沿った方向である。図1のB−B方向は、A−A方向に直交する方向に沿った方向であり、基板100の他の一対の辺の延伸方向(図1内の左右方向)に沿った方向である。説明のため、図1から図3には、有機層120(図4及び図5)を示していない。
発光装置10は、基板100、第1電極110、第1配線112、有機層120、第2電極130、第2配線132、絶縁層150、封止部材200及び接着層300を備えている。
基板100は、単層であってもよいし、又は複数層であってもよい。基板100の厚さは、例えば、10μm以上1000μm以下である。基板100は、第1面102及び第2面104を有している。第1電極110、第1配線112、有機層120、第2電極130、第2配線132、絶縁層150、封止部材200及び接着層300は、基板100の第1面102上に位置している。第2面104は、第1面102の反対側にある。基板100は、例えば、ガラス基板である。基板100は、有機材料(例えば、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルホン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)又はポリイミド)を含む樹脂基板であってもよい。基板100が樹脂基板である場合、基板100の第1面102及び第2面104の少なくとも一方上には、無機バリア層(例えば、SiN又はSiON)が位置していてもよい。
本実施形態において、発光装置10は、基板100の第2面104側から光を発する。すなわち、発光装置10は、ボトムエミッションである。この場合、基板100は、透光性を有している。基板100の可視光の透過率は、例えば、75%以上100%以下である。
第1電極110は、透光性を有している。第1電極110の可視光の透過率は、例えば、75%以上100%以下となっている。第1電極110は、陽極として機能することができる。一例において、第1電極110は、金属又は合金を含んでいる。金属又は合金は、例えば、銀又は銀合金である。この例において、第1電極110の厚さは、例えば、5nm以上50nm以下にしてもよい。第1電極110の厚さが上記下限以上である場合、第1電極110の電気抵抗を低くすることができ、第1電極110の厚さが上記上限以下である場合、第1電極110の透過率を高くすることができる。他の例において、第1電極110は、酸化物半導体を含んでいてもよい。酸化物半導体は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、IWZO(Indium Tungsten Zinc Oxide)、ZnO(Zinc Oxide)又はIGZO(Indium Galium Zinc Oxide)である。
有機層120は、第1電極110上に位置している。有機層120は、例えば、第1電極110から第2電極130に向けて、正孔注入層(HIL)、正孔輸送層(HTL)、発光層(EML)、電子輸送層(ETL)及び電子注入層(EIL)を順に含んでいてもよい。ただし、各有機層120に含まれる層の例は、ここで説明した例に限定されない。
第2電極130は、有機層120上に位置している。第2電極130は、陰極として機能することができる。一例において、第2電極130は、金属又は合金を含んでいてもよい。金属又は合金は、例えば、Al、Au、Ag、Pt、Mg、Sn、Zn及びInからなる群の中から選択される少なくとも1つの金属又はこの群から選択される金属の合金である。
絶縁層150は、第1開口152を有している。絶縁層150は、例えば、ポリイミド等の有機材料を含んでいる。絶縁層150は、第1電極110の一部分が第1開口152から露出されるように、基板100の第1面102上及び第1電極110上に位置している。絶縁層150(第1開口152)は、発光部140を画定している。具体的には、第1開口152内において、第1電極110の一部分と、有機層120の一部分と、第2電極130の一部分と、が基板100の第1面102から順に並び、かつ重なり合っている。言い換えると、各発光部140は、第1電極110のうち第1開口152と重なる部分と、有機層120のうち第1開口152と重なる部分と、第2電極130のうち第1開口152と重なる部分と、を有している。このようにして、発光部140は、基板100の第1面102上に位置している。
第1配線112は、第1電極110(すなわち、発光部140)に接続されている。本実施形態において、第1電極110及び第1配線112は、共通の導電層となっている。第1配線112は、例えば、共通の導電層のうち絶縁層150の外縁の外側の部分である。ただし、第1電極110及び第1配線112は、互いに異なる導電層であってもよい。第1配線112の一部分は、封止部材200の周縁部220(詳細は後述する。)の下方を通過しており、第1配線112の一端部は、発光部140に対して封止部材200の外側に位置している。したがって、発光装置10の外部から第1配線112を介して第1電極110に電圧を供給することができる。
第2配線132は、第2電極130(すなわち、発光部140)に接続されている。第2配線132は、例えば、第1電極110において説明した材料を含んでいる。第2配線132の一端部は、第2電極130と接触している。第2配線132の一部分は、封止部材200の周縁部220(詳細は後述する。)の下方を通過しており、第2配線132の他端部は、発光部140に対して封止部材200の外側に位置している。したがって、発光装置10の外部から第2配線132を介して第2電極130に電圧を供給することができる。
封止部材200は、基材部210、周縁部220及び接続部230を有している。封止部材200の基材部210は、板形状を有しており、基板100の第1面102と実質的に平行になっている。封止部材200の周縁部220は、接着層300を介して基板100の第1面102に接着されている。接着層300は、電気的絶縁性を有していてもよく、絶縁層としても機能してもよい。基板100の第1面102に垂直な方向から見た場合(図1から図3)において、封止部材200の周縁部220は、絶縁層150(発光部140)を連続に囲んでいる。基板100の第1面102に垂直な方向から見た場合(図1から図3)において、接着層300は、封止部材200の周縁部220の全体に亘って広がっている。封止部材200の接続部230は、封止部材200の基材部210と周縁部220とを機械的に接続している。具体的には、接続部230は、基材部210に対して斜めに折り曲げられて、基材部210の外側かつ基板100側に向けて基材部210に対して斜めに延伸している。また、周縁部220は、接続部230に対して斜めに折り曲げられて、基材部210の外側かつ基板100の外側に向けて基板100及び基材部210と実質的に平行に延伸している。ただし、封止部材200の形状は、これに限定されない。例えば、接続部230は、基材部210に対して直角に折り曲げられていて、基材部210から基板100に向けて延伸していてもよい。この場合、周縁部220は、接続部230の一端部(基板100の第1面102と対向する端部)となる。
封止部材200は、導電性を有している。具体的には、封止部材200は、金属(例えば、アルミニウム又は鉄)又は合金(例えば、ステンレス材料)からなっている。封止部材200と、第1配線112又は第2配線132と、の間には、例えば封止部材200を基板100に接着させる工程において導電性異物が入り込むことがある。したがって、封止部材200と、第1配線112又は第2配線132と、の間の距離が短いと、封止部材200の周縁部220は、この導電性異物を介して第1配線112又は第2配線132と短絡し得る。本実施形態においては、以下で説明するようにして、封止部材200(封止部材200の周縁部220)と、第1配線112又は第2配線132と、の間の短絡が低減されている。
封止部材200の周縁部220の一部分は、接着層300を介して第1配線112と重なっている。接着層300のうち第1配線112と重なる領域(第1接着層300a)の厚さT1は、接着層300のうち第1配線112及び第2配線132のいずれとも重ならない領域(第3接着層300c)の厚さT3より厚くなっている。第1接着層300aの厚さT1及び第3接着層300cの厚さT3を調節する方法の詳細は後述する。仮に、第1接着層300aの厚さT1と第3接着層300cの厚さT3とが等しく、かつこれらの厚さが比較的薄く、例えば本実施形態に係る第3接着層300cの厚さT3とおおよそ等しいとき、封止部材200と第1配線112との間で短絡が生じるおそれがある。一方、仮に、第1接着層300aの厚さT1と第3接着層300cの厚さT3とが等しく、かつこれらの厚さが比較的厚く、例えば本実施形態に係る第1接着層300aの厚さT1とおおよそ等しいとき、水分が第3接着層300cを経由して発光部140に侵入する可能性が高くなる。これに対して本実施形態によれば、第1接着層300aの厚さT1が第3接着層300cの厚さT3より厚くなっていることで、封止部材200と第1配線112との間での短絡を低減することができる。また本実施形態によれば、第3接着層300cの厚さT3が第1接着層300aの厚さT1より薄くなっていることで、水分が第3接着層300cを経由して発光部140に侵入する可能性を低減することができる。
封止部材200の周縁部220の他の一部分は、接着層300を介して第2配線132と重なっている。接着層300のうち第2配線132と重なる領域(第2接着層300b)の厚さT2は、第3接着層300cの厚さT3より厚くなっている。第2接着層300bの厚さT2及び第3接着層300cの厚さT3を調節する方法の詳細は後述する。仮に、第2接着層300bの厚さT2と第3接着層300cの厚さT3とが等しく、かつこれらの厚さが比較的薄く、例えば本実施形態に係る第3接着層300cの厚さT3とおおよそ等しいとき、封止部材200と第2配線132との間で短絡が生じるおそれがある。一方、第2接着層300bの厚さT2と第3接着層300cの厚さT3とが等しく、かつこれらの厚さが比較的厚く、例えば本実施形態に係る第2接着層300bの厚さT2とおおよそ等しいとき、水分が第3接着層300cを経由して発光部140に侵入する可能性が高くなる。これに対して本実施形態によれば、第2接着層300bの厚さT2が第3接着層300cの厚さT3より厚くなっていることで、封止部材200と第2配線132との間での短絡を低減することができる。また本実施形態によれば、第3接着層300cの厚さT3が第2接着層300bの厚さT2より薄くなっていることで、水分が第3接着層300cを経由して発光部140に侵入する可能性を低減することができる。
第3接着層300cは、基板100の第1面102側の面、すなわち下面が第1配線112、第2配線132等の導電性部材に接しておらず、例えば、基板100の第1面102等の絶縁性部材に接している接着層300である。したがって、第3接着層300cの厚さT3が第1接着層300aの厚さT1又は第2接着層300bの厚さT2より薄い場合であっても、封止部材200の周縁部220は、第3接着層300cの下方の部材、すなわち、基板100等の絶縁性部材に短絡しない。
封止部材200と、第1配線112又は第2配線132と、の短絡を低減する観点からは、第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の双方が第3接着層300cの厚さT3より厚くなっていることが好ましい。しかしながら、第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の一方のみが第3接着層300cの厚さT3より薄くてもよい。この場合、第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の他方は、第3接着層300cの厚さT3と等しくてもよいし、又は第3接着層300cの厚さT3より厚くてもよい。また、第1接着層300aの厚さT1と第2接着層300bの厚さT2は、等しくてもよいし、又は異なっていてもよい。
封止部材200と、第1配線112又は第2配線132と、の短絡を低減する観点からすると、第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の各々は、例えば、10μm以上にすることができる。また、水分が第1接着層300a又は第2接着層300bを経由して発光部140に侵入する可能性を低減する観点からすると、第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の各々は、例えば、50μm以下にすることができる。
第3接着層300cを介して封止部材200の周縁部220を基板100に確実に接着させる観点からすると、第3接着層300cの厚さT3は、例えば、3μm以上にすることができる。水分が第3接着層300cを経由して発光部140に侵入する可能性を低減する観点からすると、第3接着層300cの厚さT3は、例えば、15μm以下にすることができる。
第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の各々が第3接着層300cの厚さT3より厚いとき、第1接着層300aの上面(第1接着層300aの周縁部220側の面)と第3接着層300cの上面(第3接着層300cの周縁部220側の面)との間と、第2接着層300bの上面(第2接着層300bの周縁部220側の面)と第3接着層300cの上面との間と、で段差が生じる。この段差が比較的小さい場合、封止部材200の周縁部220は、この段差に応じて変形することができる。これに対して、この段差が比較的大きい場合、封止部材200の周縁部220がこの段差に応じて変形することが難しくなることがある。このような観点から、第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の各々は、第3接着層300cの厚さT3の例えば、4倍以下、好ましくは、3.5倍以下、より好ましくは3倍以下にしてもよい。なお、第3接着層300cの厚さT3に対する第1接着層300aの厚さT1又は第2接着層300bの厚さT2の比の下限は、特に限定されない。例えば、第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の各々は、第3接着層300cの厚さT3の1倍超である。
次に、発光装置10の製造方法の一例を説明する。
まず、基板100の第1面102上に、第1電極110、第1配線112及び第2配線132となる導電層を形成し、この導電層をリソグラフィによってパターニングして、第1電極110、第1配線112及び第2配線132を形成する。この場合、第1電極110、第1配線112及び第2配線132は、同一の材料を含む。ただし、第1電極110、第1配線112及び第2配線132の形成方法は、ここで説明した方法に限定されない。
次いで、基板100の第1面102上に、絶縁層150となる絶縁層を形成し、この絶縁層を露光及び現像して、絶縁層150と、絶縁層150の第1開口152と、を形成する。
次いで、基板100の第1面102上に有機層120を形成する。有機層120は、蒸着によって形成されてもよいし、又はインクジェット等の塗布によって形成されてもよい。
次いで、基板100の第1面102上に第2電極130を形成する。第2電極130は、例えば、蒸着によって形成される。
次いで、詳細を後述するように、基板100の第1面102上に接着層300を形成する。接着層300は、接着層300を介して封止部材200を基板100の第1面102に接着させる後続の工程において封止部材200の周縁部220と重なる領域に設けられる。または、接着層300は、封止部材200の周縁部220上、具体的には、周縁部220の下面上、すなわち、周縁部220のうち基板100の第1面102に対向する面上に形成されてもよい。次いで、接着層300を介して封止部材200の周縁部220を基板100の第1面102に接着させる。具体的には、接着層300を介して封止部材200の周縁部220を基板100の第1面102に向けてプレス等によって押圧する。これによって、封止部材200の周縁部220は、接着層300を介して基板100に接着される。
このようにして、発光装置10が製造される。
接着層300を介して封止部材200の周縁部220を基板100に接着する方法の詳細を説明する。
接着層300はスペーサを含んでいる。スペーサは、例えば、酸化シリコン(シリカ)、窒化シリコン、酸化アルミニウム(アルミナ)等の化学的に安定な絶縁性無機材料である。または、スペーサは、樹脂(プラスチック)であってもよい。第1接着層300aのスペーサの平均粒径及び第2接着層300bのスペーサの平均粒径の各々は、第3接着層300cのスペーサの平均粒径の各々より大きくなっている。このため、接着層300を介して封止部材200の周縁部220を基板100の第1面102に向けて押圧することで、第1接着層300aの厚さT1、第2接着層300bの厚さT2及び第3接着層300cの厚さT3は、それぞれ、第1接着層300aのスペーサの平均粒径、第2接着層300bのスペーサの平均粒径及び第3接着層300cのスペーサの平均粒径によって規定することができる。
接着層300の領域に応じて、接着層300に含まれるスペーサの平均粒径の大きさを異ならせる方法は、例えば、次のようになる。まず、所定の第1の平均粒径のスペーサを含む第1の接着材料と、第1の平均粒径より小さい所定の第2の平均粒径のスペーサを含む第2の接着材料と、を準備する。基板100の第1面102上に接着層300を形成する工程、又は封止部材200の周縁部220上に接着層300を形成する工程において、第1の平均粒径のスペーサを含む第1の接着材料は、第1接着層300a又は第2接着層300bとして基板100の第1面102上、又は封止部材200の周縁部220上に形成され、第2の平均粒径のスペーサを含む第2の接着材料は、第3接着層300cとして基板100の第1面102上、又は封止部材200の周縁部220上に形成される。例えば、第1の接着材料及び第2の接着材料は、インクジェット、ディスペンサ等の塗布プロセスによって基板100の第1面102上に塗布される。または、第1の接着材料及び第2の接着材料は、ゲル状又は固体状の接着テープであってもよく、これらの接着テープが基板100の第1面102に貼り付けられてもよい。
スペーサは、例えば、球形状又は球に類似した形状を有している。この例において、スペーサの平均粒径は、例えば、球の直径によって決定することができる。または、スペーサは、ロッド形状又はロッドに類似した形状を有していてもよい。この例において、スペーサの平均粒径は、例えば、ロッドの長手方向、又はロッドの高さ若しくは厚さによって決定することができる。スペーサの平均粒径は、例えば、体積基準の粒度分布におけるメジアン径D50である。粒度分布は、例えば、粒子画像解析に基づいて算出される。
第1接着層300aの厚さT1、第2接着層300bの厚さT2及び第3接着層300cの厚さT3を調整する方法は、上述した方法に限定されない。例えば、封止部材200の周縁部220のうち接着層300に接触する面、すなわち、封止部材200の周縁部220の下面には、第1配線112と重なる領域と、第1配線112及び第2配線132のいずれとも重ならない領域と、の間と、第2配線132と重なる領域と、第1配線112及び第2配線132のいずれとも重ならない領域と、の間と、に段差が形成されている。この場合、接着層300を介して封止部材200の周縁部220を基板100の第1面102に向けてプレス等によって押圧することで、接着層300の厚さが、封止部材200の周縁部220の下面の段差に起因して、接着層300の領域に応じて異なるようになる。これによって、第1接着層300aの厚さT1及び第2接着層300bの厚さT2の各々が第3接着層300cの厚さT3より厚くなるようにすることができる。この例においては、接着層300がスペーサを含んでいなくても、第1接着層300aの厚さT1、第2接着層300bの厚さT2及び第3接着層300cの厚さT3を調整することができる。
本実施形態において、発光部140は、有機層120を含む有機EL素子である。しかしながら、発光部140は、有機EL素子と異なる発光部、例えば、無機EL素子又は半導体LED(Light−Emitting Device)であってもよい。
(実施形態2)
図6は、実施形態2に係る発光装置10の平面図である。図7は、図6から複数の第2電極130を取り除いた図である。図8は、図7から絶縁層150及び複数の隔壁160を取り除いた図である。図9は、図6のC−C断面図である。図10は、図6のD−D断面図である。図11は、図6のE−E断面図である。図6から図11において、X方向は、各第1電極110の延伸方向(各第1電極110の長手方向)を示しており、Y方向は、X方向に交わる方向、具体的には、X方向に直交する方向を示しており、各第2電極130の延伸方向(各第2電極130の長手方向)を示している。図6において、C−C方向は、X方向に沿っており、D−D方向及びE−E方向は、Y方向に沿っている。説明のため、図6から図8では、封止部材200は、破線で透過して示しており、有機層120(図9及び図10)を示していない。実施形態2に係る発光装置10は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光装置10と同様である。
発光装置10は、基板100、複数の第1電極110、複数の第1配線112、複数の有機層120、複数の第2電極130、複数の第2配線132、絶縁層150、複数の隔壁160、封止部材200及び接着層300を備えている。
発光装置10は、発光ディスプレイとなっている。具体的には、発光装置10は、X方向及びY方向に沿って行列状に並ぶ複数の発光部140を備えている。図6から図8に示す例において、複数の発光部140は、X方向に4行かつY方向に7列に並んでいる。ただし、複数の発光部140のレイアウトは、図6から図8に示す例に限定されない。各発光部140は、発光ディスプレイの画素となっている。
本実施形態において、発光装置10は、基板100の第2面104側から光を発する。すなわち、発光装置10は、ボトムエミッションである。
複数の第1電極110は、基板100の第1面102上に位置している。複数の第1電極110は、X方向に沿って延伸しており、Y方向に沿って並んでいる。各第1電極110は、透光性を有している。
複数の有機層120は、複数の第1電極110と交差するように、基板100の第1面102上及び複数の第1電極110上に位置している。複数の有機層120は、Y方向に沿って延伸しており、X方向に沿って並んでいる。
複数の第2電極130は、複数の第1電極110と交差するように、基板100の第1面102上、複数の第1電極110上及び複数の有機層120上に位置している。複数の第2電極130は、Y方向に沿って延伸しており、X方向に沿って並んでいる。
絶縁層150は、複数の第1開口152を有している。絶縁層150は、複数の第1電極110のそれぞれの一部分が各第1開口152から露出されるように、基板100の第1面102上及び複数の第1電極110上に位置している。複数の第1開口152のそれぞれは、複数の発光部140のそれぞれを画定している。言い換えると、絶縁層150は、複数の発光部140を画定している。具体的には、各第1開口152内において、各第1電極110の一部分と、各有機層120の一部分と、各第2電極130の一部分と、が基板100の第1面102から順に並び、かつ重なり合っている。言い換えると、各発光部140は、各第1電極110のうち第1開口152と重なる部分と、各有機層120のうち第1開口152と重なる部分と、各第2電極130のうち第1開口152と重なる部分と、を有している。このようにして、複数の発光部140は、基板100の第1面102上に位置している。
複数の第1配線112のそれぞれは、複数の第1電極110のそれぞれに接続されている。すなわち、各第1配線112は、各第1配線112に接続された第1電極110によって構成される複数の発光部140に接続されている。
複数の第2配線132のそれぞれは、複数の第2電極130のそれぞれに接続されている。すなわち、各第2配線132は、各第2配線132に接続された第2電極130によって構成される複数の発光部140に接続されている。各第2配線132の一端部は、絶縁層150によって覆われている。絶縁層150は、複数の第2開口154を有している。各第2配線132の当該一端部の一部分は、絶縁層150の各第2開口154から露出されており、各第2電極130と接触している。
複数の隔壁160は、絶縁層150上に位置している。複数の隔壁160は、Y方向に沿って延伸しており、複数の第2電極130と交互にX方向に沿って並んでいる。言い換えると、各隔壁160は、隣り合う第2電極130の間に位置している。隔壁160の上面上には、有機層120a及び導電層130aが位置している。有機層120aは、有機層120と同一の材料を含んでいる。導電層130aは、第2電極130と同一の材料を含んでいる。
実施形態1と同様にして、封止部材200の周縁部220は、接着層300を介して基板100の第1面102に接着されている。封止部材200の周縁部220の一部分は、接着層300を介して第1配線112と重なっている。封止部材200の周縁部220の他の一部分は、接着層300を介して第2配線132と重なっている。実施形態1と同様にして、接着層300のうち第1配線112と重なる領域(第1接着層300a)の厚さT1は、接着層300のうち第1配線112及び第2配線132のいずれとも重ならない領域(第3接着層300c)の厚さT3より厚くなっている。同様にして、接着層300のうち第2配線132と重なる領域(第2接着層300b)の厚さT1は、第3接着層300cの厚さT3より厚くなっている。
次に、発光装置10の製造方法の一例を説明する。
まず、基板100の第1面102上に、複数の第1電極110、複数の第1配線112及び複数の第2配線132となる導電層を形成し、この導電層をリソグラフィによってパターニングして、複数の第1電極110、複数の第1配線112及び複数の第2配線132を形成する。この場合、複数の第1電極110、複数の第1配線112及び複数の第2配線132は、同一の材料を含む。ただし、複数の第1電極110、複数の第1配線112及び複数の第2配線132の形成方法は、ここで説明した方法に限定されない。
次いで、基板100の第1面102上に、絶縁層150となる絶縁層を形成し、この絶縁層を露光及び現像して、絶縁層150及び絶縁層150の複数の第1開口152を形成する。
次いで、絶縁層150上に複数の隔壁160を形成する。
次いで、有機層120となる有機層を、蒸着によって、基板100の第1面102上に形成する。この場合、有機層は、各隔壁160によって互いに分断されて複数の有機層120となるとともに、各隔壁160上には有機層120aが残る。ただし、有機層120は、蒸着と異なる方法、例えば、インクジェット等の塗布プロセスによって形成されてもよい。この場合、有機層が複数の隔壁160によって分断されることがなく、各隔壁160上に有機層120aが残らない。
次いで、実施形態1で説明した方法と同様にして、接着層300を形成し、接着層300を介して封止部材200の周縁部220を基板100の第1面102に接着させて、基板100の第1面102上に封止部材200を設ける。
このようにして、発光装置10が製造される。
以上、図面を参照して実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 基板
102 第1面
104 第2面
110 第1電極
112 第1配線
120 有機層
120a 有機層
130 第2電極
130a 導電層
132 第2配線
140 発光部
150 絶縁層
152 第1開口
154 第2開口
160 隔壁
200 封止部材
210 基材部
220 周縁部
230 接続部
300 接着層
300a 第1接着層
300b 第2接着層
300c 第3接着層

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に位置する発光部と、
    前記基板上に位置し、前記発光部と接続された配線と、
    前記発光部を封止し、導電性を有する封止部材と、
    前記封止部材の周縁部を前記基板に接着する接着層と、
    を備え、
    前記接着層のうち前記配線と重なる領域の厚さは、前記接着層のうち前記配線と重ならない領域の厚さより厚くなっている、発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記接着層は、スペーサを含み、
    前記接着層のうち前記配線と重なる前記領域の前記スペーサの平均粒径は、前記接着層のうち前記配線と重ならない前記領域の前記スペーサの平均粒径より大きい、発光装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発光装置において、
    前記接着層のうち前記配線と重なる領域の前記厚さは、前記接着層のうち前記配線と重ならない領域の前記厚さの4倍以下となっている、発光装置。
  4. 基板と、
    前記基板上に位置する発光部と、
    前記基板上に位置し、前記発光部と接続された配線と、
    前記発光部を封止し、導電性を有する封止部材と、
    前記封止部材の周縁部を前記基板に接着し、スペーサを含む接着層と、
    を備え、
    前記接着層のうち前記配線と重なる領域の前記スペーサの平均粒径は、前記接着層のうち前記配線と重ならない領域の前記スペーサの平均粒径より大きくなっている、発光装置。
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