JP2021117592A - 行動計画作成支援装置及びプログラム - Google Patents

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幸樹 二ツ山
Koki Futatsuyama
幸樹 二ツ山
義昭 敷島
Yoshiaki Shikishima
義昭 敷島
一泰 酒井
Kazuyasu Sakai
一泰 酒井
祐一 舟橋
Yuichi Funahashi
祐一 舟橋
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Abstract

【課題】ユーザが行動計画を実行しようとする意識を高めることができる行動計画作成支援装置及びプログラムを提供すること。【解決手段】行動計画作成支援装置は、ユーザの健康を改善するための行動計画の作成を支援する。行動計画作成支援装置は、行動計画入力ユニットと、入力状況取得ユニットと、レコメンド提示ユニットと、を備える。行動計画入力ユニットは、前記行動計画の入力を受け付ける。入力状況取得ユニットは、前記行動計画の入力状況を取得する。レコメンド提示ユニットは、前記入力状況に応じて、前記行動計画についてのレコメンドを提示する。【選択図】図1

Description

本開示は、行動計画作成支援装置及びプログラムに関する。
特許文献1に、生活パターン適応型保健指導支援システムが開示されている。このシステムでは、サーバ装置が減量メニューを作成し、参加者端末に送信する。
特許第5244486号公報
特許文献1記載の技術では、減量を行う者ではなく、サーバ装置が減量メニューを作成する。そのため、減量を行う者は、減量メニューを実行しようとする意識が低くなり易い。
本開示の1つの局面では、ユーザが行動計画を実行しようとする意識を高めることができる行動計画作成支援装置及びプログラムを提供することが好ましい。
本開示の1つの局面は、ユーザの健康を改善するための行動計画の作成を支援する行動計画作成支援装置である。行動計画作成支援装置は、前記行動計画の入力を受け付けるように構成された行動計画入力ユニットと、前記行動計画の入力状況を取得するように構成された入力状況取得ユニットと、前記入力状況に応じて、前記行動計画についてのレコメンドを提示するように構成されたレコメンド提示ユニットと、を備える。
本開示の1つの局面である行動計画作成支援装置は、行動計画の入力状況に応じて、行動計画についてのレコメンドを提示することができる。よって、本開示の1つの局面である行動計画作成支援装置は、行動計画の入力状況に応じて、行動計画の作成を支援することができる。また、ユーザは、本開示の1つの局面である行動計画作成支援装置を用いて、行動計画を自ら作成することができるので、ユーザが行動計画を実行しようとする意識が高まる。
行動計画作成支援装置の構成を表すブロック図である。 制御部の機能的構成を表すブロック図である。 行動計画作成支援装置が実行する処理を表すフローチャートである。 レコメンド提示処理を表すフローチャートである。 いずれの入力枠にも構成要素が入力されていない状態の入力画面を表す説明図である。 1つの入力枠に構成要素が入力された状態の入力画面と、入力された構成要素に対応するレコメンドとを表す説明図である。 2つの入力枠に構成要素が入力された状態の入力画面と、入力された構成要素に対応するレコメンドとを表す説明図である。 ユーザの健康に関する情報に対応するレコメンドを表す説明図である。 レベル1ボタンが表示された入力画面を表す説明図である。 レベル2ボタンが表示された入力画面を表す説明図である。 レベル3ウインドウが表示された入力画面を表す説明図である。 ユーザの健康に関する情報に対応するレコメンドが表示された入力画面を表す説明図である。 肯定コンテンツの例を表す説明図である。 肯定コンテンツの例を表す説明図である。
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.行動計画作成支援装置1の構成
行動計画作成支援装置1の構成を、図1及び図2に基づき説明する。図1に示すように、行動計画作成支援装置1は、制御部3と、タイマー5と、を備える。制御部3は、CPU7と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ9とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。
制御部3の各機能は、CPU7が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ9が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部3は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
制御部3は、図2に示すように、行動計画入力ユニット11と、入力状況取得ユニット13と、レコメンド提示ユニット15と、表示ユニット17と、要求入力ユニット19と、レコメンド取得ユニット21と、肯定コンテンツ提供ユニット23と、を備える。レコメンド取得ユニット21は、ユーザ対応レコメンド取得ユニット及び構成要素対応レコメンド取得ユニットに対応する。
タイマー5は、所定の時刻を起点とする経過時間を測定することができる。図1に示すように、行動計画作成支援装置1は、入力装置31とディスプレイ33と、第1DB(データベース)35と、第2DB37と、第3DB39と、接続している。
入力装置31は、ユーザの入力操作を受け付ける装置である。入力装置31として、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス等が挙げられる。ディスプレイ33は、画像を表示可能な装置である。
第1DB35は、ユーザのID(以下ではユーザIDとする)と、そのユーザの健康に関する情報とを、対応付けて記憶している。ユーザの健康に関する情報として、例えば、健康診断の結果、ユーザに対して行った問診の結果等が挙げられる。
第2DB37は、ユーザの健康に関する情報と、行動計画についてのレコメンドとを対応付けて記憶している。行動計画とは、ユーザの健康を改善するための行動計画である。行動計画は、例えば、身体活動、食事、睡眠、飲酒、喫煙等についての行動計画である。身体活動として、運動、家事等が挙げられる。レコメンドとは、行動計画の内容として、所定の事項を推奨するコメントである。
第1DB35と第2DB37との組み合わせは、複数のユーザのそれぞれにレコメンドを対応付けたデータベースに対応する。第3DB39は、行動計画の構成要素と、レコメンドとを対応付けて記憶している。構成要素とは、行動計画の一部である。
2.行動計画作成支援装置1が実行する処理
行動計画作成支援装置1が実行する処理を、図3〜図14に基づき説明する。この処理は、例えば、行動計画作成支援装置1において、行動計画作成のアプリケーションを立ち上げたときに開始される。
図3のステップ1では、行動計画入力ユニット11が、図5に示す入力画面41を、ディスプレイ33に表示する。入力画面41は、例えば、3個の入力枠43、45、47を有する。入力枠43、45、47は、それぞれ、行動計画の構成要素を表示するための枠である。入力枠43、45、47は、それぞれ、1つの構成要素を枠の中に表示することができる。入力枠43、45、47の中は、構成要素を表示していないとき、空白であってもよいし、「行動計画を入力して下さい」等の文字が表示されていてもよい。
ユーザは、入力画面41が表示された時から、入力装置31を用いて、行動計画の構成要素を入力する操作を行うことができる。行動計画入力ユニット11は、入力された構成要素を受け付け、メモリ9に記憶する。また、行動計画入力ユニット11は、最初に入力された構成要素を入力枠43に表示し、2番目に入力された構成要素を入力枠45に表示し、3番目に入力された構成要素を入力枠47に表示する。
なお、入力枠43、45、47の全てに構成要素が表示され、ユーザが入力確認の操作を行ったとき、行動計画の入力は完了する。行動計画入力ユニット11は、行動計画を記憶しておくことができる。また、行動計画入力ユニット11は、ユーザの要求に応じて、行動計画をディスプレイ33に表示することができる。
ステップ2では、行動計画入力ユニット11が、ユーザが入力したユーザIDを取得する。なお、ユーザは、入力装置31を用いて、ユーザIDを入力することができる。
ステップ3では、入力状況取得ユニット13が行動計画の入力状況を取得する。行動計画の入力状況は、行動計画の入力の開始時刻t1を起点とする、現時点までの経過時間Taと、行動計画の入力が中断した時刻t2を起点とする、現時点までの経過時間Tbと、を含む。入力状況取得ユニット13は、タイマー5を用いて、経過時間Ta及び経過時間Tbを測定することができる。
時刻t1は、例えば、入力画面41が最初に表示された時刻、又は、行動計画の入力が開始された時刻である。時刻t2は、行動計画の入力が最後に行われた時刻である。
ステップ4では、レコメンド提示条件が充足されたか否かを、レコメンド提示ユニット15が判断する。レコメンド提示条件が充足されることは、以下のJ1が充足され、並びに、以下のJ2又はJ3が充足されることに等しい。
J1:行動計画の入力は未だ完了していない。
J2:経過時間Taは、予め設定された閾値THaを超える。
J3:経過時間Tbは、予め設定された閾値THbを超える。
閾値THa、閾値THbはそれぞれ正の値である。閾値THaは閾値THbより長い。なお、ステップ4の処理は、行動計画の入力状況に応じて、レコメンドを提示するか否かを決定する処理に対応する。
ステップ5では、制御部3がレコメンド提示処理を実行する。レコメンド提示処理を、図4に基づき説明する。ステップ11では、少なくとも入力枠43に行動計画の構成要素が入力済みであるか否かを、入力状況取得ユニット13が判断する。
入力枠43に行動計画の構成要素が入力済みである事例を図6に示す。「夕食の炭水化物を半分にする」は、行動計画の構成要素である。入力枠45、47には、行動計画の構成要素は入力されていない。
入力枠43及び入力枠45に行動計画の構成要素が入力済みである事例を図7に示す。「夕食の炭水化物を半分にする」及び「コーヒーを無糖にする」は、行動計画の構成要素である。入力枠47には、行動計画の構成要素は入力されていない。
少なくとも入力枠43に行動計画の構成要素が入力済みである場合、本処理はステップ12に進む。入力枠43に行動計画の構成要素が入力されていない場合、本処理はステップ13に進む。
ステップ12では、レコメンド取得ユニット21が、入力済みである行動計画の構成要素に対応するレコメンドを、第3DB39から取得する。図6に示す事例では、入力済みである行動計画の構成要素は、「夕食の炭水化物を半分にする」である。レコメンド取得ユニット21は、「夕食の炭水化物を半分にする」に対応するレコメンド49を、第3DB39から取得する。
図7に示す事例では、入力済みである行動計画の構成要素は、「夕食の炭水化物を半分にする」及び「コーヒーを無糖にする」である。レコメンド取得ユニット21は、「夕食の炭水化物を半分にする」及び「コーヒーを無糖にする」に対応するレコメンド49を、第3DB39から取得する。
ステップ13では、まず、レコメンド取得ユニット21が、前記ステップ2で取得したユーザIDに対応する、ユーザの健康に関する情報を、第1DB35から取得する。次に、レコメンド取得ユニット21は、取得したユーザの健康に関する情報に対応するレコメンドを、第2DB37から取得する。取得したレコメンド51の例を図8に示す。レコメンド51は、年齢が45歳であり、BMIが25.1であるユーザに対応するレコメンドである。レコメンド51は、行動計画を入力しているユーザに対応するレコメンドである。
なお、BMIは、ボディマス指数の略語である。BMIは、肥満度を表す体格指数である。BMIは、体重/身長2(kg/m2)の式により算出される。BMIの低減は、保健指導の被指導者における健康の改善に有効である。そのため、図8に示すレコメンド51は、BMI及びその低減をユーザに表示している。
健康の改善を示す指標は、BMIに限定されない。レコメンド51は、健康の改善を示す指標として、例えば、体重、腹囲、血圧、血糖値、脂質等を表示してもよい。また、これらの指標の中から、レコメンド51に表示する指標を、ユーザが選べるようにしてもよい。
ステップ14では、行動計画の入力状況がレベル1であるか否かを、入力状況取得ユニット13が判断する。なお、行動計画の入力状況は、経過時間Ta又は経過時間Tbに応じて、レベル1〜4に区分される。レベル1〜4の定義は予め決められている。
レベル1は、レベル1〜4の中で、経過時間Ta又は経過時間Tbが最も短いレベルである。ただし、レベル1においても、レコメンド提示条件は充足される。レベル2は、レベル1〜4の中で、レベル1の次に、経過時間Ta又は経過時間Tbが短いレベルである。レベル3は、レベル1〜4の中で、レベル1、2の次に、経過時間Ta又は経過時間Tbが短いレベルである。レベル4は、レベル1〜4の中で、経過時間Ta又は経過時間Tbが最も長いレベルである。
行動計画の入力状況がレベル1である場合、本処理はステップ15に進む。行動計画の入力状況がレベル1ではない場合、本処理はステップ16に進む。
ステップ15では、表示ユニット17が、図9に示すように、レベル1ボタン53を入力画面41に表示する。レベル1ボタン53は、レコメンドの提示が可能であることをユーザに示す表示である。レベル1ボタン53は、後述するレベル2ボタン55及びレベル3ウインドウ57に比べて、ユーザにとって目立ち難い。
ステップ16では、入力状況取得ユニット13が、行動計画の入力状況がレベル2であるか否かを判断する。行動計画の入力状況がレベル2である場合、本処理はステップ17に進む。行動計画の入力状況がレベル2ではない場合、本処理はステップ18に進む。
ステップ17では、表示ユニット17が、図10に示すように、レベル2ボタン55を入力画面41に表示する。レベル2ボタン55は、レコメンドの提示が可能であることをユーザに示す表示である。レベル2ボタン55は点滅している。レベル2ボタン55は、レベル1ボタン53よりも、ユーザにとって目立ち易い。レベル2ボタン55は、後述するレベル3ウインドウ57に比べて、ユーザにとって目立ち難い。
ステップ18では、入力状況取得ユニット13が、行動計画の入力状況がレベル3であるか否かを判断する。行動計画の入力状況がレベル3である場合、本処理はステップ19に進む。行動計画の入力状況がレベル3ではない場合、本処理はステップ21に進む。ステップ21に進む場合は、行動計画の入力状況がレベル4である場合である。
ステップ19では、表示ユニット17が、図11に示すように、レベル3ウインドウ57を入力画面41に表示する。レベル3ウインドウ57は、レコメンドの提示が可能であることをユーザに示す表示である。レベル3ウインドウ57は、ポップアップする別ウインドウである。レベル3ウインドウ57は、レベル1ボタン53及びレベル2ボタン55よりも、ユーザにとって目立ち易い。レベル3ウインドウ57は、肯定ボタン59と、否定ボタン61とを有する。
ステップ20では、レコメンド提示要求の入力を要求入力ユニット19が受け付けたか否かをレコメンド提示ユニット15が判断する。レコメンド提示要求の入力とは、ユーザが、入力装置31を用いて、入力画面41における操作対象部位をクリックすることである。操作対象部位とは、前記ステップ15でレベル1ボタン53を表示した場合はレベル1ボタン53である。操作対象部位は、前記ステップ17でレベル2ボタン55を表示した場合はレベル2ボタン55である。操作対象部位は、前記ステップ19でレベル3ウインドウ57を表示した場合は肯定ボタン59である。
レコメンド提示要求の入力を受け付けた場合、本処理はステップ21に進む。レコメンド提示要求の入力を受け付けなかった場合、本処理はステップ11に進む。
ステップ21では、レコメンド提示ユニット15が、前記ステップ12又は前記ステップ13で取得したレコメンドをディスプレイ33に表示する。レコメンドをディスプレイ33に表示することは、レコメンドを提示することに対応する。
前記ステップ12で取得したレコメンド49を表示した例を図6、図7に示す。前記ステップ13で取得したレコメンド51を表示した例を図12に示す。図12に示す例では、レコメンド51は、入力枠43、45、47と同じウインドウ内に表示される。
図3に戻り、ステップ6では、行動計画の入力が完了したか否かを入力状況取得ユニット13が判断する。行動計画の入力が完了した場合、本処理はステップ7に進む。行動計画の入力が未だ完了していない場合、本処理はステップ3に進む。
ステップ7では、肯定コンテンツ提供ユニット23が、肯定コンテンツをディスプレイ33に表示する。肯定コンテンツをディスプレイ33に表示することは、肯定コンテンツをユーザに提供することに対応する。肯定コンテンツは、入力が完了した行動計画を実行した場合のユーザのメリットを含む。肯定コンテンツは、例えば、入力された行動計画と同一又は類似の行動計画を実施した場合の成功体験談、実施における工夫点、及び、実施した場合の失敗事例から成る群から選択される1以上を含んでいてもよい。
肯定コンテンツ63の例を図13に示す。肯定コンテンツ63は、例えば、ユーザの健康に関する情報に対応する内容を含んでいてもよい。ユーザの健康に関する情報に対応する内容を含んでいる肯定コンテンツ63を図14に示す。図14に示す事例は、ユーザの健康に関する情報に、腰痛があるという情報が含まれる場合の事例である。図14に示す肯定コンテンツ63は、腰痛に対応する内容として、「喫煙は毛細血管を収縮させ、腰痛の原因となることがあります。あなたが選択された行動計画で、健康状態の改善だけではなく腰痛も改善できる可能性があります。」という内容を含んでいる。
3.行動計画作成支援装置1が奏する効果
(1A)行動計画作成支援装置1は、行動計画の入力状況を取得する。行動計画作成支援装置1は、行動計画の入力状況に応じて、行動計画についてのレコメンドを提示することができる。よって、行動計画作成支援装置1は、行動計画の入力状況に応じて、行動計画の作成を支援することができる。
また、ユーザは、行動計画作成支援装置1を用いて、行動計画を自ら作成することができるので、行動計画を実行しようとするユーザの意識が高まる。
(1B)行動計画の入力状況は、経過時間Ta又は経過時間Tbを含む。行動計画作成支援装置1は、経過時間Ta又は経過時間Tbが予め設定された閾値を超えた場合、レコメンドを提示する。そのため、行動計画作成支援装置1は、行動計画の入力状況に応じて、レコメンドを一層適切に提示することができる。
(1C)行動計画作成支援装置1は、行動計画の入力状況に応じて、レベル1ボタン53、レベル2ボタン55、又はレベル3ウインドウ57を表示する。行動計画作成支援装置1は、レベル1ボタン53、レベル2ボタン55、又はレベル3ウインドウ57を表示した後、レコメンド提示要求の入力を受け付けたとき、レコメンドを表示する。そのため、行動計画作成支援装置1は、ユーザの意思に応じて、レコメンドを提示することができる。
(1D)行動計画作成支援装置1は、経過時間Ta又は経過時間Tbが長いほど、操作対象部位を目立ち易く表示する。そのため、行動計画作成支援装置1は、行動計画の入力状況に応じて、レコメンドを一層適切に提示することができる。
(1E)第1DB35と第2DB37との組み合わせは、複数のユーザのそれぞれにレコメンドを対応付けたデータベースとして機能する。行動計画作成支援装置1は、第1DB35と第2DB37との組み合わせから、行動計画を入力しているユーザに対応するレコメンドを取得し、提示する。そのため、行動計画作成支援装置1は、ユーザに適したレコメンドを提示することができる。
(1F)行動計画作成支援装置1は、行動計画の構成要素とレコメンドとを対応付けた第3DB39から、入力済みの構成要素に対応するレコメンドを取得し、提示する。そのため、行動計画作成支援装置1は、ユーザが作成しようとしている行動計画に適したレコメンドを提示することができる。
(1G)行動計画作成支援装置1は、行動計画の入力が完了した後、肯定コンテンツをユーザに提供する。肯定コンテンツは、行動計画を実行した場合のユーザのメリットを含む。そのため、行動計画作成支援装置1は、ユーザが行動計画を実行しようとする意識を一層高めることができる。
(1H)行動計画作成支援装置1は、行動計画の入力が完了した直後に、肯定コンテンツを提供する。そのため、行動計画がユーザの印象に残り易くなる。その結果、行動計画作成支援装置1は、ユーザが行動計画を実行しようとする意識を一層高めることができる。
(1I)肯定コンテンツは、入力された行動計画と同一又は類似の行動計画を実施した場合の成功体験談、実施における工夫点、及び、実施した場合の失敗事例から成る群から選択される1以上を含む。
成功体験談、及び実施における工夫点を含むことにより、ユーザが行動計画を実行するモチベーションを高めることができる。失敗事例を含むことにより、ユーザが行動計画の実行に失敗することを抑制できる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)行動計画作成支援装置1は、肯定コンテンツを、ユーザが行動計画を実行するときに提供してもよい。この場合、ユーザが行動計画を実行する意識を継続的に高めることができる。肯定コンテンツを提供する方法として、例えば、メールマガジン等を利用する方法が挙げられる。
(2)入力状況は、経過時間Ta及び経過時間Tbのうちの一方のみであってもよい。
(3)行動計画作成支援装置1は、入力済みである行動計画の構成要素に対応するレコメンドと、行動計画を入力しているユーザに対応するレコメンドとのうち、一方のみを提示するものであってもよい。例えば、行動計画作成支援装置1は、入力枠43に行動計画の構成要素が入力済みである場合にも、行動計画を入力しているユーザに対応するレコメンドを、第1DB35と第2DB37との組み合わせから取得し、提示してもよい。
(4)本開示に記載の制御部3及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部3及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部3及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。制御部3に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(5)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(6)上述した行動計画作成支援装置1の他、当該行動計画作成支援装置1を構成要素とするシステム、当該行動計画作成支援装置1の制御部3としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、行動計画作成支援方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…行動計画作成支援装置、3…制御部、5…タイマー、7…CPU、9…メモリ、11…行動計画入力ユニット、13…入力状況取得ユニット、15…レコメンド提示ユニット、17…表示ユニット、19…要求入力ユニット、21…レコメンド取得ユニット、23…肯定コンテンツ提供ユニット、31…入力装置、33…ディスプレイ、41…入力画面、43、45、47…入力枠、49、51…レコメンド、53…レベル1ボタン、55…レベル2ボタン、57…レベル3ウインドウ、59…肯定ボタン、61…否定ボタン、63…肯定コンテンツ

Claims (10)

  1. ユーザの健康を改善するための行動計画の作成を支援する行動計画作成支援装置であって、
    前記行動計画の入力を受け付けるように構成された行動計画入力ユニットと、
    前記行動計画の入力状況を取得するように構成された入力状況取得ユニットと、
    前記入力状況に応じて、前記行動計画についてのレコメンドを提示するように構成されたレコメンド提示ユニットと、
    を備える行動計画作成支援装置。
  2. 請求項1に記載の行動計画作成支援装置であって、
    前記入力状況は、(a)前記行動計画の入力の開始時刻又は(b)前記行動計画の入力が中断した時刻を起点とする経過時間を含み、
    前記レコメンド提示ユニットは、前記経過時間が予め設定された閾値を超えた場合、前記レコメンドを提示する、
    行動計画作成支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の行動計画作成支援装置であって、
    前記レコメンドの提示が可能であることを示す表示を、前記入力状況に応じて表示するように構成された表示ユニットと、
    前記表示ユニットが前記表示を行った後に、レコメンド提示要求の入力を受け付けるように構成された要求入力ユニットと、
    をさらに備え、
    前記レコメンド提示ユニットは、前記要求入力ユニットが前記レコメンド提示要求を受け付けたとき、前記レコメンドを提示する、
    行動計画作成支援装置。
  4. 請求項3に記載の行動計画作成支援装置であって、
    前記入力状況は、(a)前記行動計画の入力の開始時刻又は(b)前記行動計画の入力が中断した時刻を起点とする経過時間を含み、
    前記表示ユニットは、前記経過時間が長いほど、前記表示を目立ち易く表示するように構成された、
    行動計画作成支援装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の行動計画作成支援装置であって、
    複数のユーザのそれぞれに前記レコメンドを対応付けたデータベースから、前記行動計画を入力している前記ユーザに対応する前記レコメンドを取得するように構成されたユーザ対応レコメンド取得ユニットをさらに備え、
    前記レコメンド提示ユニットは、前記ユーザ対応レコメンド取得ユニットが取得した前記レコメンドを提示するように構成された、
    行動計画作成支援装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の行動計画作成支援装置であって、
    前記行動計画の構成要素と前記レコメンドとを対応付けたデータベースから、前記行動計画入力ユニットに入力された前記構成要素に対応する前記レコメンドを取得するように構成された構成要素対応レコメンド取得ユニットをさらに備え、
    前記レコメンド提示ユニットは、前記構成要素対応レコメンド取得ユニットが取得した前記レコメンドを提示するように構成された、
    行動計画作成支援装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の行動計画作成支援装置であって、
    前記行動計画を実行した場合の前記ユーザのメリットを含む肯定コンテンツを、前記行動計画の入力が完了した後、前記ユーザに提供する肯定コンテンツ提供ユニットをさらに備える、
    行動計画作成支援装置。
  8. 請求項7に記載の行動計画作成支援装置であって、
    前記肯定コンテンツ提供ユニットは、前記行動計画の入力が完了した直後、及び、前記ユーザが前記行動計画を実行するとき、のうち少なくとも一方で前記肯定コンテンツを提供する、
    行動計画作成支援装置。
  9. 請求項8に記載の行動計画作成支援装置であって、
    前記肯定コンテンツは、入力された前記行動計画と同一又は類似の行動計画を実施した場合の成功体験談、実施における工夫点、及び、実施した場合の失敗事例から成る群から選択される1以上を含む、
    行動計画作成支援装置。
  10. コンピュータを、請求項1〜9のいずれか1項に記載の行動計画作成支援装置として機能させるプログラム。
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