JP7026756B1 - 練習ガイダンス提供装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 0007026756000001
【課題】 ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮してユーザに適した練習ガイダンスを提案することのできる練習ガイダンス提供装置を提供する。
【解決手段】 練習ガイダンス提供装置は、ユーザ端末で所定のトリガー操作が行われたときに、ユーザ端末から時刻情報を受信する。ユーザ端末に送信したアンケート回答情報に基づいて、ユーザの現在のコンディション不調度を算出し、記録されたユーザのセルフチェック情報に基づいて、ユーザのコンディション不調蓄積度を算出する。そして、ユーザの現在のコンディション不調度およびユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定し、記録された過去の練習フィードバック情報および時刻情報に基づいて、複数の練習ガイダンス応報の候補の中からユーザに提供する練習ガイダンス情報を決定する。
【選択図】 図１

Description

本発明は、ユーザに練習ガイダンスを提供する練習ガイダンス提供装置に関し、特に、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮してユーザに適した練習ガイダンスを提案する技術に関する。
従来、運動メニューや運動プランをユーザに提供するシステムが提案されている。例えば、従来のシステムでは、オーバートレーニングや故障を生じることなく、十分なトレーニング効果を得ることができるように、運動メニューや運動プランを提供する（例えば特許文献１参照）。
特開２０１８－３３５６６号公報
しかしながら、従来の装置においては、オーバートレーニングや故障の発生については考慮されているものの、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮してユーザに適した練習ガイダンスを提案することについては、何ら考慮されていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮してユーザに適した練習ガイダンスを提案することのできる練習ガイダンス提案装置を提供することを目的とする。
本発明の練習ガイダンス提供装置は、ユーザに練習ガイダンスを提供する練習ガイダンス提供装置であって、前記ユーザごとに、練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を記録する練習フィードバック記録部と、前記ユーザごとに、前記ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報として、前記ユーザ自身が入力するセルフチェック情報を記録するセルフチェック記録部と、前記ユーザ端末において前記ユーザが所定のトリガー操作を行ったときに、前記ユーザのユーザ端末から、前記トリガー操作が行われた時刻を示す時刻情報を受信するトリガー時刻受信部と、前記ユーザ端末に、前記ユーザの現在のコンディション不調度に関するアンケートを示すアンケート情報を送信し、前記ユーザ端末から、前記ユーザの現在のコンディション不調度を示す情報として、前記アンケートに対する回答を示すアンケート回答情報を受信するアンケート部と、前記アンケート回答情報に基づいて、前記ユーザの現在のコンディション不調度を算出する不調度算出部と、前記セルフチェック記録部に記録された前記ユーザのセルフチェック情報に基づいて、前記ユーザのコンディション不調蓄積度を算出する不調蓄積度算出部と、前記ユーザの現在のコンディション不調度および前記ユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する練習ガイダンス候補決定部と、前記練習フィードバック記録部に記録された過去の前記練習フィードバック情報および前記時刻情報に基づいて、複数の前記練習ガイダンス情報の候補の中から、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報を決定する練習ガイダンス決定部と、前記ユーザ端末に、前記練習ガイダンス決定部により決定した前記練習ガイダンス情報を送信する練習ガイダンス送信部と、前記ユーザ端末から、前記練習ガイダンス情報に基づいた練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を受信する練習フィードバック受信部と、を備えている。
この構成によれば、アンケート回答情報（ユーザの現在のコンディション不調度を示す情報）からユーザの現在のコンディション不調度を算出することができ、セルフチェック情報（ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報）からユーザのコンディション不調蓄積度を算出することができる。そして、ユーザの現在のコンディション不調度およびユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補が決定される。さらに、練習フィードバック記録部に記録された過去の練習フィードバック情報および時刻情報に基づいて、練習ガイダンス情報の候補の中からユーザに提供する練習ガイダンス情報が決定される。このようにして、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮した練習ガイダンスの候補の中から、ユーザに適した練習ガイダンスを提案することができる。
また、本発明の練習ガイダンス提供装置は、前記ユーザの現在のコンディション不調度の値と前記ユーザのコンディション不調蓄積度の値を比較して、より大きいほうの値を、前記ユーザのコンディションを示すコンディション値として決定するコンディション値決定部を備え、前記練習ガイダンス候補決定部は、前記コンディション値に基づいて、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定してもよい。
この構成によれば、ユーザの現在のコンディション不調度の値とユーザのコンディション不調蓄積度の値のうち、より大きいほうの値（コンディション値）に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補が決定される。例えば、現在のコンディション不調度の値のほうが大きい場合には、これまでに蓄積された疲労よりも、いまの疲労をとることができる練習ガイダンス情報の候補が決定される。一方、コンディション不調蓄積度の値のほうが大きい場合には、いまの疲労よりも、これまでに蓄積された疲労をとることができる練習ガイダンス情報の候補が決定される。このようにして、ユーザに提供する練習ガイダンスの候補が適切に決定される。
また、本発明の練習ガイダンス提供装置は、前記練習ガイダンス情報を送信するときに、前記ユーザ端末に、前記セルフチェック情報の入力を要求するセルフチェック要求を送信し、前記ユーザ端末から、前記セルフチェック要求に対する回答として前記セルフチェック情報を受信するセルフチェック部を備えてもよい。
この構成によれば、ユーザに練習ガイダンスを提供するときに、そのユーザのコンディションを示すセルフチェック情報を入力するようにユーザに促すことができる。
また、本発明の練習ガイダンス提供装置では、前記練習フィードバック記録部には、前記練習フィードバック情報に関連づけて、前記練習ガイダンス情報および前記時刻情報および前記アンケート回答情報が記録されており、前記アンケート部は、前記ユーザ端末から受信した前記時刻情報が所定回数連続して同じである場合には、前記練習フィードバック記録部を参照し、前記練習ガイダンス情報および前記練習フィードバック情報も前記所定回数連続して同じである場合には、前記ユーザ端末へアンケート情報を送信するのを省略し、前記不調度算出部は、前記ユーザ端末へアンケート情報を送信するが省略された場合には、前記練習フィードバック記録部を参照し、前記ユーザ端末から前回受信したアンケート回答情報に基づいて、前記ユーザの現在のコンディション不調度を算出してもよい。
この構成によれば、所定回数連続して同じ時刻にトリガー操作がされ、所定回数連続して練習ガイダンス情報と練習フィードバック情報が同じである場合には、アンケートの送信を省略することができる。この場合、前回のアンケート回答情報に基づいて、ユーザの現在のコンディション不調度を適切に算出することができる。
本発明の方法は、ユーザに練習ガイダンスを提供する練習ガイダンス提供装置で実行される方法あって、前記練習ガイダンス提供装置は、前記ユーザごとに、練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を記録する練習フィードバック記録部と、前記ユーザごとに、前記ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報として、前記ユーザ自身が入力するセルフチェック情報を記録するセルフチェック記録部と、を備え、前記方法は、前記ユーザ端末において前記ユーザが所定のトリガー操作を行ったときに、前記ユーザのユーザ端末から、前記トリガー操作が行われた時刻を示す時刻情報を受信するトリガー時刻受信ステップと、前記ユーザ端末に、前記ユーザの現在のコンディション不調度に関するアンケートを示すアンケート情報を送信し、前記ユーザ端末から、前記アンケートに対する回答を示すアンケート回答情報を受信するアンケートステップと、前記アンケート回答情報に基づいて、前記ユーザの現在のコンディション不調度を算出する不調度算出ステップと、前記セルフチェック記録部に記録された前記ユーザのセルフチェック情報に基づいて、前記ユーザのコンディション不調蓄積度を算出する不調蓄積度算出ステップと、前記ユーザの現在のコンディション不調度および前記ユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する練習ガイダンス候補決定ステップと、前記練習フィードバック記録部に記録された過去の前記練習フィードバック情報および前記時刻情報に基づいて、複数の前記練習ガイダンス情報の候補の中から、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報を決定する練習ガイダンス決定ステップと、前記ユーザ端末に、前記練習ガイダンス決定ステップにより決定した前記練習ガイダンス情報を送信する練習ガイダンス送信ステップと、前記ユーザ端末から、前記練習ガイダンス情報に基づいた練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を受信する練習フィードバック受信ステップと、を含んでいる。
この方法によっても、上記の装置と同様に、アンケート回答情報（ユーザの現在のコンディション不調度を示す情報）からユーザの現在のコンディション不調度を算出することができ、セルフチェック情報（ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報）からユーザのコンディション不調蓄積度を算出することができる。そして、ユーザの現在のコンディション不調度およびユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補が決定される。さらに、練習フィードバック記録部に記録された過去の練習フィードバック情報および時刻情報に基づいて、練習ガイダンス情報の候補の中からユーザに提供する練習ガイダンス情報が決定される。このようにして、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮した練習ガイダンスの候補の中から、ユーザに適した練習ガイダンスを提案することができる。
本発明のプログラムは、ユーザに練習ガイダンスを提供する練習ガイダンス提供装置で実行されるプログラムあって、前記練習ガイダンス提供装置は、前記ユーザごとに、練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を記録する練習フィードバック記録部と、前記ユーザごとに、前記ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報として、前記ユーザ自身が入力するセルフチェック情報を記録するセルフチェック記録部と、を備え、前記プログラムは、前記練習ガイダンス提供装置に、前記ユーザ端末において前記ユーザが所定のトリガー操作を行ったときに、前記ユーザのユーザ端末から、前記トリガー操作が行われた時刻を示す時刻情報を受信するトリガー時刻受信処理と、前記ユーザ端末に、前記ユーザの現在のコンディション不調度に関するアンケートを示すアンケート情報を送信し、前記ユーザ端末から、前記アンケートに対する回答を示すアンケート回答情報を受信するアンケート処理と、前記アンケート回答情報に基づいて、前記ユーザの現在のコンディション不調度を算出する不調度算出処理と、前記セルフチェック記録部に記録された前記ユーザのセルフチェック情報に基づいて、前記ユーザのコンディション不調蓄積度を算出する不調蓄積度算出処理と、前記ユーザの現在のコンディション不調度および前記ユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する練習ガイダンス候補決定処理と、前記練習フィードバック記録部に記録された過去の前記練習フィードバック情報および前記時刻情報に基づいて、複数の前記練習ガイダンス情報の候補の中から、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報を決定する練習ガイダンス決定処理と、前記ユーザ端末に、前記練習ガイダンス決定処理により決定した前記練習ガイダンス情報を送信する練習ガイダンス送信処理と、前記ユーザ端末から、前記練習ガイダンス情報に基づいた練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を受信する練習フィードバック受信処理と、を実行させる。
このプログラムによっても、上記の装置と同様に、アンケート回答情報（ユーザの現在のコンディション不調度を示す情報）からユーザの現在のコンディション不調度を算出することができ、セルフチェック情報（ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報）からユーザのコンディション不調蓄積度を算出することができる。そして、ユーザの現在のコンディション不調度およびユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補が決定される。さらに、練習フィードバック記録部に記録された過去の練習フィードバック情報および時刻情報に基づいて、練習ガイダンス情報の候補の中からユーザに提供する練習ガイダンス情報が決定される。このようにして、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮した練習ガイダンスの候補の中から、ユーザに適した練習ガイダンスを提案することができる。
本発明によれば、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮してユーザに適した練習ガイダンスを提案することができる。
本発明の実施の形態における練習ガイダンス提供システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における練習ガイダンス提供装置の動作を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施の形態における練習ガイダンス提供装置の動作を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態の練習ガイダンス提供装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、練習ガイダンス提供システムに用いられるシステムサーバ等の場合を例示する。以下に説明する練習ガイダンス提供装置の各種の機能は、練習ガイダンス提供装置のＨＤＤやメモリ等に記憶されたプログラムによって実現することができる。
本発明の実施の形態の練習ガイダンス提供装置の構成を、図面を参照して説明する。図１は、本実施の形態の練習ガイダンス提供システムの構成を示すブロック図である。図１に示すように、練習ガイダンス提供システム１は、ユーザに練習ガイダンスを提供する装置であり、ユーザが操作するユーザ端末２と、ユーザ端末２とネットワーク３を介して接続されるシステムサーバ４を備えている。ユーザ端末２としては、例えばスマートフォンなどが用いられる。システムサーバ４は、ＳＮＳ（ソーシャルネットワークサービス）を提供することができるＳＮＳサーバであってもよい。また、システムサーバ４は、他のＳＮＳサーバとリンク・連携してもよい。
ここで、「練習」とは、ユーザに良い生活習慣を身に着けるために繰り返し続けることをいう。「練習」には、例えば、運動の練習、セルフ認知行動療法の練習、ゴミの分別の練習、格差/不平等に関する考え方の練習、ソーシャルディスタンスをとる練習、ピアノの練習、英語学習、防災訓練、茶道の練習、デザインの練習などが含まれる。
また、「練習ガイダンス」とは、ユーザに実行させる練習を示すガイダンスをいう。「練習ガイダンス」には、例えば、練習テーマ（練習目的：肩こり解消など）、練習スタイル（練習（学習）形態：スタディモード、ライフスタイルモード、コンディショニングモードなど）、練習メニュー（単一の練習内容：腕立て伏せなど）、練習サイズ（強度、頻度、継続時間：胸をつけて１セット１０回を３セットなど）、練習レシピ（練習メニューの組み合わせ：腕立て伏せが終わったら、胸筋ストレッチをするなど）、練習タイミング（時間指定、行動指定；２１時になったら、お風呂前になど）、練習メッセージ（コラム（練習する意義/意図）、声かけ（是認、応援、励まし）、問いかけなど）などが含まれる。
また、「コンディション不調度」とは、ユーザの練習におけるコンディション不調の度合いをいう。「コンディション不調」には、例えば、疲れがたまっている、練習する時間がない、練習意識がない、練習意欲がわかない、目標がない、心身脳の調子が悪い、無知（知らないことを知らない）、飽きやすい、自己肯定感が低い、などが含まれる。
システムサーバ４は、本発明の練習ガイダンス提供装置に相当する。ここで、図１を参照しながら、システムサーバ４の構成について詳しく説明する。図１に示すように、システムサーバ４は、受信部１０と、送信部１１と、アンケート部１２と、セルフチェック部１３と、不調度算出部１４と、不調蓄積度算出部１５と、コンディション値決定部１６と、練習ガイダンス候補決定部１７と、練習ガイダンス決定部１８と、データ記憶部１９を備えている。
受信部１０は、ユーザ端末２からシステムサーバ４に送信される種々のデータを受信する機能を備えている。例えば、受信部１０は、ユーザ端末２でユーザが所定のトリガー操作を行ったときに、ユーザ端末２からトリガー操作が行われた時刻を示す時刻情報を受信する。トリガー操作としては、例えばコールボタンを押す操作などが含まれる。また、受信部１０は、ユーザ端末２から、練習の実行に関するユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を受信する。時刻情報および練習フィードバック情報は、ユーザごとに、データ記憶部１９に記録される。なお、システムサーバ４がＳＮＳサーバである場合、受信部１０は、ＳＮＳのチャット機能を用いて上記のデータをユーザ端末２から受信することができる。
ここで、練習フィードバック情報とは、練習の実行に関するユーザからのフィードバックを示す情報である。練習フィードバック情報には、例えば、ユーザが練習を実行したか否かに関する実行履歴情報と、練習の実行の仕方を変えるか否かに関する実行フィードバック情報が含まれる。
この場合、実行履歴情報には、例えば、イメージトレーニング情報（イメージトレーニングをしたか否かの情報）、エクササイズ情報（練習をしたか否かの情報）、振り返り情報（振り返りをしたか否かの情報）、アンカリング情報（アンカリング行為をしたか否かの情報）などが含まれる。なお、「アンカリング」とは、ポジティブな感情（嬉しさや達成感、自己肯定感など）とポーズ（例えばガッツポーズなど）を結びつけることで、脳にポジティブな感情・情報を言い聞かせ、脳を快な状態にすることを言う。また、実行フィードバック情報には、例えば、タイミング変更情報（練習タイミングを変えるか否かの情報）、テーマ変更情報（練習テーマを変えるか否かの情報）、モード変更情報（練習スタイル（「モード」とも言う）を変えるか否かの情報）、ステップ変更情報（練習メニュー・練習サイズ・練習レシピ（「ステップ」とも言う）を変えるか否かの情報）などが含まれる。
送信部１１は、システムサーバ４からユーザ端末２に種々のデータを送信する機能を備えている。例えば、送信部１１は、ユーザ端末２に、ユーザに実行させる練習を示す練習ガイダンス情報を送信する。なお、システムサーバ４がＳＮＳサーバである場合、送信部１１は、ＳＮＳのチャット機能を用いて上記のデータをユーザ端末２に送信することができる。
アンケート部１２は、ユーザ端末２に、ユーザの現在のコンディション不調度に関するアンケートを示すアンケート情報を送信する機能と、ユーザ端末２から、アンケートに対する回答を示すアンケート回答情報を受信する機能を備えている。アンケート情報は、トリガー操作が行われたときのユーザの現在のコンディション不調度（例えば、疲れ度など）を確認（質問）するための情報である。ここで、「現在」とは、ユーザ端末２でトリガー操作が行われた時点とも言える。アンケート回答情報は、ユーザの現在のコンディション不調度を示す情報である。アンケート情報には、例えば「今、お疲れですか？」「今、疲れているのはどこですか？」「今、どのくらい疲れていますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれ、アンケート回答情報には、例えば、「疲れている」「腰」「少し」などが含まれる。なお、システムサーバ４がＳＮＳサーバである場合、アンケート部１２は、ＳＮＳのチャット機能を用いて、上記のアンケート情報の送信とアンケート回答情報の受信をユーザ端末２との間で行うことができる。アンケート情報とアンケート回答情報は、ユーザごとにデータ記憶部１９に記録される。
また、アンケート部１２は、ユーザ端末２から受信した時刻情報が所定回数（例えば５回）連続して同じである場合には、データ記憶部１９を参照し、練習ガイダンス情報および練習フィードバック情報も所定回数（例えば５回）連続して同じである場合には、ユーザ端末２へアンケート情報を送信するのを省略する機能を備えている。
セルフチェック部１３は、ユーザ端末２に、セルフチェック情報の入力を要求するセルフチェック要求を送信する機能と、ユーザ端末２から、セルフチェック要求に対する回答としてセルフチェック情報を受信する機能を備えている。セルフチェック要求は、例えば、練習ガイダンス情報を送信するときに、ユーザ端末２に送信される。セルフチェック情報は、ユーザの日々のコンディションについてユーザ自身が入力する情報であり、ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報である。ここで、「最近」とは、所定日数前（例えば７日前）の過去から現在（ユーザ端末２でトリガー操作が行われた時点）までの期間ともいえる。セルフチェック情報には、例えば「カラダ」「こころ」「生活」などの最近のコンディションを示す情報が含まれる。セルフチェック情報は、ユーザごとにデータ記憶部１９に記録される。
例えば、セルフチェック情報には、「カラダ」のうち「腰」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、腰に痛みを感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。また、「カラダ」のうち「肩」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、肩こりで仕事に身が入らないと感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。また、「カラダ」のうち「首」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、首こりが仕事に影響していると感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。また、「カラダ」のうち「眼」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、眼が疲れていると感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。また、「カラダ」のうち「頭痛」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、頭痛を感じることが多いですか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。また、「カラダ」のうち「足」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、足に疲れがたまっていると感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。
また、セルフチェック情報には、「こころ」のうち「イライラ」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、イライラする（怒りを感じる）ことが多いと感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。また、「こころ」のうち「モヤモヤ」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、モヤモヤする（不安を感じる）ことが多いと感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。また、「こころ」のうち「ウツウツ」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、ウツウツとする（やる気が出ないと感じる）ことが多いと感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。また、「こころ」のうち「シクシク」の最近のコンディションを示す情報として、「最近、シクシクとする（悲しいと感じる）ことが多いと感じますか？（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。
また、セルフチェック情報には、「生活」のうち「体内時計」の最近のコンディションを示す情報として、「１週間に何日、朝、同じ時間に起きるか（毎日：１点、３日以上：２点、１～２日：３点、１日未満：４点、なし：５点）」「朝の目覚めが悪く、素早く行動できないか（まったく感じない：１点、あまり感じない：２点、少しは感じる：３点、感じる：４点：すごく感じる：５点）」「１週間に何日、朝食を抜くことがあるか（ない：１点、１日未満：２点、１～２日：３点、３日以上：４点、毎日：５点）」などが含まれる。また、「生活」のうち「自律神経」の最近のコンディションを示す情報として、「ちょっとしたことでもイライラすると感じるか（まったく感じない：１点、あまり感じない：２点、少しは感じる：３点、感じる：４点、すごく感じる：５点）」「仕事や家事をやる気がしないと感じるか（まったく感じない：１点、あまり感じない：２点、少しは感じる：３点、感じる：４点、すごく感じる：５点）」「１週間に何日、昼間、すぐ仮眠してしまうか（なし：１点、１日未満：２点、１～２日：３点、３日以上：４点、毎日：５点）」などが含まれる。また、「生活」のうち「ホルモン」の最近のコンディションを示す情報として、「睡眠時間が短いと感じるか（まったく感じない：１点、あまり感じない：２点、少しは感じる：３点、感じる：４点、すごく感じる：５点）」「血糖値が高いか（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」「集中力がないと感じるか（まったく感じない：１点、あまり感じない：２点、少しは感じる：３点、感じる：４点、すごく感じる：５点）」などが含まれる。また、「生活」のうち「毛細血管」の最近のコンディションを示す情報として、「顔色が悪く、シミ・しわ・吹き出物が気になると感じるか（まったく感じない：１点、あまり感じない：２点、少しは感じる：３点、感じる：４点、すごく感じる：５点）」「ドライアイ・目ヤニ・目の充血が多いか（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」「鼻血・鼻水が多いか（ほんの少し：１点、少し：２点、中程度：３点、とても：４点、極めて：５点）」などが含まれる。
不調度算出部１４は、ユーザのアンケート回答情報に基づいて、そのユーザの現在のコンディション不調度を算出する機能を備えている。例えば、アンケートが「お疲れですか？」であり、アンケート回答情報が「疲れている」である場合には、つぎに「疲れているのはどこですか？」「どのくらい疲れていますか？」というアンケートが行われる。そのアンケートに対するアンケート回答情報が「腰」「少し」である場合、不調度算出部１４は、そのユーザの「腰」のコンディション不調度を「２点」と算出する。
また、不調度算出部１４は、ユーザ端末２へアンケート情報を送信するが省略された場合には、データ記憶部１９を参照し、ユーザ端末２から前回受信したアンケート回答情報に基づいて、ユーザの現在のコンディション不調度を算出する機能を備えている。
不調蓄積度算出部１５は、ユーザのセルフチェック情報に基づいて、そのユーザのコンディション不調蓄積度を算出する機能を備えている。。例えば、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、とても腰に痛みを感じる」である場合、「カラダ」のうち「腰」のコンディション不調蓄積度を「４点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、少し肩こりで仕事に身が入らないと感じる」である場合、「カラダ」のうち「肩」のコンディション不調蓄積度を「２点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、ほんの少し首こりが仕事に影響していると感じる」である場合、「カラダ」のうち「首」のコンディション不調蓄積度を「１点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、中程度に眼が疲れていると感じる」である場合、「カラダ」のうち「眼」のコンディション不調蓄積度を「３点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、ほんの少し頭痛を感じる」である場合、「カラダ」のうち「頭痛」のコンディション不調蓄積度を「１点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、少し足に疲れがたまっていると感じる」である場合、「カラダ」のうち「足」のコンディション不調蓄積度を「２点」と算出する。
また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、とてもイライラする（怒りを感じる）ことが多いと感じる」である場合、「こころ」のうち「イライラ」のコンディション不調蓄積度を「４点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、少しモヤモヤする（不安を感じる）ことが多いと感じる」である場合、「こころ」のうち「モヤモヤ」のコンディション不調蓄積度を「２点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、ほんの少しウツウツとする（やる気が出ないと感じる）ことが多いと感じる」である場合、「こころ」のうち「ウツウツ」のコンディション不調蓄積度を「１点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「最近、ほんの少しシクシクとする（悲しいと感じる）ことが多いと感じる」である場合、「こころ」のうち「シクシク」のコンディション不調蓄積度を「１点」と算出する。
また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「朝、同じ時間に起きるのは、１週間に１日未満である」である場合、「生活」のうち「体内時計」のコンディション不調蓄積度を「４点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「ちょっとしたことでも、すごくイライラすると感じる」である場合、「生活」のうち「自律神経」のコンディション不調蓄積度を「５点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「睡眠時間が短いと、あまり感じない」である場合、「生活」のうち「ホルモン」のコンディション不調蓄積度を「２点」と算出する。また、不調蓄積度算出部１５は、セルフチェック情報が「顔色が悪く、シミ・しわ・吹き出物が気になると、少しは感じる」である場合、「生活」のうち「毛細血管」のコンディション不調蓄積度を「３点」と算出する。
コンディション値決定部１６は、ユーザの現在のコンディション不調度の値とユーザのコンディション不調蓄積度の値を比較して、より大きいほうの値を、ユーザのコンディションを示すコンディション値として決定する。例えば、ユーザの現在の「腰」のコンディション不調度が「２点」であり、「カラダ」のうち「腰」のコンディション不調蓄積度が「４点」、「肩」のコンディション不調蓄積度が「２点」、「首」のコンディション不調蓄積度が「１点」、「眼」のコンディション不調蓄積度が「３点」、「頭痛」のコンディション不調蓄積度が「１点」、「足」のコンディション不調蓄積度が「２点」であり、「こころ」のうち「イライラ」のコンディション不調蓄積度が「４点」、「モヤモヤ」のコンディション不調蓄積度が「２点」、「ウツウツ」のコンディション不調蓄積度が「１点」、「シクシク」のコンディション不調蓄積度が「１点」であり、「生活」のうち「体内時計」のコンディション不調蓄積度が「４点」、「自律神経」のコンディション不調蓄積度が「５点」、「ホルモン」のコンディション不調蓄積度が「２点」、「毛細血管」のコンディション不調蓄積度が「３点」である場合には、コンディション不調蓄積度の「生活」のうち「自律神経」の「５点」を、そのユーザのコンディション値として決定する。
練習ガイダンス候補決定部１７は、ユーザの現在のコンディション不調度およびユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する。例えば、練習ガイダンス候補決定部１７は、コンディション値に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する。コンディション値が、コンディション不調蓄積度の「生活」のうち「自律神経」の「５点」である場合には、練習ガイダンス候補決定部１７は、ライブラリを参照して、「自律神経」の「５点」に対応する練習ガイダンス情報の候補（例えば、自律神経バランスを整えるエクササイズ（ゆっくり大きくはききる呼吸に動きを合わせる運動）の候補として２００～３００候補）を、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補として決定する。
練習ガイダンス決定部１８は、データ記憶部１９に記録されているそのユーザの過去の練習フィードバック情報に基づいて、複数の練習ガイダンス情報の候補の中から、ユーザに提供する練習ガイダンス情報を決定する。例えば、自律神経バランスを整えるエクササイズ（ゆっくり大きくはききる呼吸に動きを合わせる運動）の第１の候補が「臥位で股関節をのばす運動」である場合に、過去の練習フィードバック情報から、そのユーザは、股関節系の運動は練習実行頻度が少なく、メニュー変更の希望が出ることが多いのに対して、太極拳系の運動は練習実行頻度がほぼ１００％であり、メニュー変更の履歴がないことがわかる場合には、第２の候補である「太極拳で呼吸を整える運動」を、ユーザに提供する練習ガイダンス情報として決定する。
データ記憶部１９には、ユーザごとに、練習フィードバック情報とセルフチェック情報が記録されている。また、データ記憶部１９には、ユーザごとに、練習フィードバック情報やセルフチェック情報に関連づけて、練習ガイダンス情報および時刻情報およびアンケート回答情報が記録されている。
以上のように構成された練習ガイダンス提供装置について、図２～図３のシーケンス図を参照してその動作を説明する。
図２に示すように、本実施の形態の練習ガイダンス提供装置では、まず、ユーザ端末２で、練習ガイダンス提供システム用のアプリケーションが起動される（Ｓ１）。そうすると、ユーザ端末２からシステムサーバ４に、各種のユーザ情報（ユーザＩＤなど）が送信される（Ｓ２）。
ユーザがコンディション不調を感じたら、ユーザは、ユーザ端末２でトリガー操作（コールボタンを押す操作）を行う（Ｓ３）。そうすると、トリガー操作が行われた時刻を示す時刻情報が、ユーザ端末２からシステムサーバ４に送信され（Ｓ４）、データ記憶部１９に記録される。
時刻情報（トリガー操作が行われた時刻）が所定回数（例えば５回）連続して同じでない場合には（Ｓ５）、システムは、ユーザ端末２に送信するアンケート情報をライブラリから選択し（Ｓ６）、選択したアンケート情報をユーザ端末２に送信する（Ｓ７）。ユーザ端末２ではアンケート情報が表示され、そのアンケートに対する回答（アンケート回答情報）が入力される（Ｓ８）。入力されたアンケート回答情報は、ユーザ端末２からシステムサーバ４へ送信され（Ｓ９）、データ記憶部１９に記録される。そして、アンケート回答情報に基づいて、ユーザの現在のコンディション不調度が算出される（Ｓ１０）。
一方、時刻情報（トリガー操作が行われた時刻）が所定回数（例えば５回）連続して同じである場合には（Ｓ５）、データ記憶部１９を参照し、過去の練習ガイダンス情報と練習フィードバック情報も所定回数（例えば５回）連続して同じであれば、アンケート情報の送信は省略される。この場合、データ記憶部１９を参照し、過去（例えば前回）のアンケート回答情報に基づいて、ユーザの現在のコンディション不調度が算出される（Ｓ１０）。
つぎに、システムサーバ４では、データ記憶部１９に記録されたユーザのセルフチェック情報が読み出され（Ｓ１１）、セルフチェック情報に基づいてユーザのコンディション不調蓄積度が算出される（Ｓ１２）。そして、ユーザの現在のコンディション不調度とコンディション不調蓄積度を比較して、最も大きい値（例えば、「自律神経」の「５点」）が、そのユーザのコンディション値として決定される（Ｓ１３）。
つぎに、ライブラリを参照し、そのユーザのコンディション値（例えば、「自律神経」の「５点」）に基づいて、練習ガイダンス情報の候補（例えば、自律神経バランスを整えるエクササイズ（ゆっくり大きくはききる呼吸に動きを合わせる運動））が複数決定される（Ｓ１４）。そして、データ記憶部１９に記録されているそのユーザの過去の練習フィードバック情報に基づいて、複数の練習ガイダンス情報の候補の中から、ユーザに提供する練習ガイダンス情報（例えば「太極拳で呼吸を整える運動」）が決定され（Ｓ１５）、決定された練習ガイダンスが、システムサーバ４からユーザ端末２に送信される（Ｓ１６）。
ユーザ端末２では、練習ガイダンス情報が表示されて（Ｓ１７）、ユーザによる練習の実行が促される。その後、ユーザ端末２では、練習の実行に関する練習フィードバック情報が入力され（Ｓ１８）、入力された練習フィードバック情報が、ユーザ端末２からシステムサーバ４へ送信される（Ｓ１９）。システムサーバ４では、ユーザ端末２から受信した練習フィードバック情報を、フィードバック履歴としてデータ記憶部１９に記録する（Ｓ２０）。なお、トリガー操作が行われてから所定時間経過しても、練習フィードバック情報がユーザ端末２から送信されない場合、「その練習が行われなかった」というフィードバック履歴としてデータ記憶部１９に記録される。
システムサーバ４は、練習ガイダンス情報をユーザ端末２に送信するときに、セルフチェック要求もユーザ端末２に送信する（Ｓ２１）。ユーザ端末２では、セルフチェック要求に対する回答としてセルフチェック情報が入力される（Ｓ２２）。入力されたセルフチェック情報は、ユーザ端末２からシステムサーバ４へ送信され（Ｓ２３）、データ記憶部１９に記録される（Ｓ２４）。
このような本実施の形態の練習ガイダンス提供装置によれば、アンケート回答情報（ユーザの現在のコンディション不調度を示す情報）からユーザの現在のコンディション不調度を算出することができ、セルフチェック情報（ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報）からユーザのコンディション不調蓄積度を算出することができる。そして、ユーザの現在のコンディション不調度およびユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補が決定される。さらに、データ記憶部１９に記録された過去の練習フィードバック情報およびトリガー操作が行われた時刻情報に基づいて、練習ガイダンス情報の候補の中からユーザに提供する練習ガイダンス情報が決定される。このようにして、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮した練習ガイダンスの候補の中から、ユーザに適した練習ガイダンスを提案することができる。
また、本実施の形態では、ユーザの現在のコンディション不調度の値とユーザのコンディション不調蓄積度の値のうち、より大きいほうの値（コンディション値）に基づいて、ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補が決定される。例えば、現在のコンディション不調度の値のほうが大きい場合には、これまでに蓄積された疲労よりも、いまの疲労をとることができる練習ガイダンス情報の候補が決定される。一方、コンディション不調蓄積度の値のほうが大きい場合には、いまの疲労よりも、これまでに蓄積された疲労をとることができる練習ガイダンス情報の候補が決定される。このようにして、ユーザに提供する練習ガイダンスの候補が適切に決定される。
また、本実施の形態では、ユーザに練習ガイダンスを提供するときに、そのユーザのコンディションを示すセルフチェック情報を入力するようにユーザに促すことができる。
また、本実施の形態では、所定回数（例えば５回）連続して同じ時刻にトリガー操作がされ、所定回数（例えば５回）連続して練習ガイダンス情報と練習フィードバック情報が同じである場合には、アンケートの送信を省略することができる。この場合、前回のアンケート回答情報に基づいて、ユーザの現在のコンディション不調度を適切に算出することができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかる練習ガイダンス提供装置は、ユーザの現在のコンディション不調度とユーザのコンディション不調蓄積度を考慮してユーザに適した練習ガイダンスを提案することができるという効果を有し、練習ガイダンス提供システムに用いられるシステムサーバ等として有用である。
１ 練習ガイダンス提供システム
２ ユーザ端末
３ ネットワーク
４ システムサーバ
１０ 受信部
１１ 送信部
１２ アンケート部
１３ セルフチェック部
１４ 不調度算出部
１５ 不調蓄積度算出部
１６ コンディション値決定部
１７ 練習ガイダンス候補決定部
１８ 練習ガイダンス決定部
１９ データ記憶部

Claims (6)

  1. ユーザに練習ガイダンスを提供する練習ガイダンス提供装置であって、
    前記ユーザごとに、練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を記録する練習フィードバック記録部と、
    前記ユーザごとに、前記ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報として、前記ユーザ自身が入力するセルフチェック情報を記録するセルフチェック記録部と、
    ユーザ端末において前記ユーザが所定のトリガー操作を行ったときに、前記ユーザ端末から、前記トリガー操作が行われた時刻を示す時刻情報を受信するトリガー時刻受信部と、
    前記ユーザ端末に、前記ユーザの現在のコンディション不調度に関するアンケートを示すアンケート情報を送信し、前記ユーザ端末から、前記ユーザの現在のコンディション不調度を示す情報として、前記アンケートに対する回答を示すアンケート回答情報を受信するアンケート部と、
    前記アンケート回答情報に基づいて、前記ユーザの現在のコンディション不調度を算出する不調度算出部と、
    前記セルフチェック記録部に記録された前記ユーザのセルフチェック情報に基づいて、前記ユーザのコンディション不調蓄積度を算出する不調蓄積度算出部と、
    前記ユーザの現在のコンディション不調度および前記ユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する練習ガイダンス候補決定部と、
    前記練習フィードバック記録部に記録された過去の前記練習フィードバック情報および前記時刻情報に基づいて、複数の前記練習ガイダンス情報の候補の中から、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報を決定する練習ガイダンス決定部と、
    前記ユーザ端末に、前記練習ガイダンス決定部により決定した前記練習ガイダンス情報を送信する練習ガイダンス送信部と、
    前記ユーザ端末から、前記練習ガイダンス情報に基づいた練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を受信する練習フィードバック受信部と、
    を備える、練習ガイダンス提供装置。
  2. 前記ユーザの現在のコンディション不調度の値と前記ユーザのコンディション不調蓄積度の値を比較して、より大きいほうの値を、前記ユーザのコンディションを示すコンディション値として決定するコンディション値決定部を備え、
    前記練習ガイダンス候補決定部は、前記コンディション値に基づいて、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する、請求項１に記載の練習ガイダンス提供装置。
  3. 前記練習ガイダンス情報を送信するときに、前記ユーザ端末に、前記セルフチェック情報の入力を要求するセルフチェック要求を送信し、前記ユーザ端末から、前記セルフチェック要求に対する回答として前記セルフチェック情報を受信するセルフチェック部を備える、請求項１または請求項２に記載の練習ガイダンス提供装置。
  4. 前記練習フィードバック記録部には、前記練習フィードバック情報に関連づけて、前記練習ガイダンス情報および前記時刻情報および前記アンケート回答情報が記録されており、
    前記アンケート部は、前記ユーザ端末から受信した前記時刻情報が所定回数連続して同じである場合には、前記練習フィードバック記録部を参照し、前記練習ガイダンス情報および前記練習フィードバック情報も前記所定回数連続して同じである場合には、前記ユーザ端末へアンケート情報を送信するのを省略し、
    前記不調度算出部は、前記ユーザ端末へアンケート情報を送信するが省略された場合には、前記練習フィードバック記録部を参照し、前記ユーザ端末から前回受信したアンケート回答情報に基づいて、前記ユーザの現在のコンディション不調度を算出する、請求項１～請求項３のいずれかに記載の練習ガイダンス提供装置。
  5. ユーザに練習ガイダンスを提供する練習ガイダンス提供装置で実行される方法あって、
    前記練習ガイダンス提供装置は、
    前記ユーザごとに、練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を記録する練習フィードバック記録部と、
    前記ユーザごとに、前記ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報として、前記ユーザ自身が入力するセルフチェック情報を記録するセルフチェック記録部と、
    を備え、
    前記方法は、
    ユーザ端末において前記ユーザが所定のトリガー操作を行ったときに、前記ユーザのユーザ端末から、前記トリガー操作が行われた時刻を示す時刻情報を受信するトリガー時刻受信ステップと、
    前記ユーザ端末に、前記ユーザの現在のコンディション不調度に関するアンケートを示すアンケート情報を送信し、前記ユーザ端末から、前記アンケートに対する回答を示すアンケート回答情報を受信するアンケートステップと、
    前記アンケート回答情報に基づいて、前記ユーザの現在のコンディション不調度を算出する不調度算出ステップと、
    前記セルフチェック記録部に記録された前記ユーザのセルフチェック情報に基づいて、前記ユーザのコンディション不調蓄積度を算出する不調蓄積度算出ステップと、
    前記ユーザの現在のコンディション不調度および前記ユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する練習ガイダンス候補決定ステップと、
    前記練習フィードバック記録部に記録された過去の前記練習フィードバック情報および前記時刻情報に基づいて、複数の前記練習ガイダンス情報の候補の中から、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報を決定する練習ガイダンス決定ステップと、
    前記ユーザ端末に、前記練習ガイダンス決定ステップにより決定した前記練習ガイダンス情報を送信する練習ガイダンス送信ステップと、
    前記ユーザ端末から、前記練習ガイダンス情報に基づいた練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を受信する練習フィードバック受信ステップと、
    を含む、方法。
  6. ユーザに練習ガイダンスを提供する練習ガイダンス提供装置で実行されるプログラムあって、
    前記練習ガイダンス提供装置は、
    前記ユーザごとに、練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を記録する練習フィードバック記録部と、
    前記ユーザごとに、前記ユーザの最近のコンディション不調度を示す情報として、前記ユーザ自身が入力するセルフチェック情報を記録するセルフチェック記録部と、
    を備え、
    前記プログラムは、前記練習ガイダンス提供装置に、
    ユーザ端末において前記ユーザが所定のトリガー操作を行ったときに、前記ユーザのユーザ端末から、前記トリガー操作が行われた時刻を示す時刻情報を受信するトリガー時刻受信処理と、
    前記ユーザ端末に、前記ユーザの現在のコンディション不調度に関するアンケートを示すアンケート情報を送信し、前記ユーザ端末から、前記アンケートに対する回答を示すアンケート回答情報を受信するアンケート処理と、
    前記アンケート回答情報に基づいて、前記ユーザの現在のコンディション不調度を算出する不調度算出処理と、
    前記セルフチェック記録部に記録された前記ユーザのセルフチェック情報に基づいて、前記ユーザのコンディション不調蓄積度を算出する不調蓄積度算出処理と、
    前記ユーザの現在のコンディション不調度および前記ユーザのコンディション不調蓄積度に基づいて、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報の候補を複数決定する練習ガイダンス候補決定処理と、
    前記練習フィードバック記録部に記録された過去の前記練習フィードバック情報および前記時刻情報に基づいて、複数の前記練習ガイダンス情報の候補の中から、前記ユーザに提供する練習ガイダンス情報を決定する練習ガイダンス決定処理と、
    前記ユーザ端末に、前記練習ガイダンス決定処理により決定した前記練習ガイダンス情報を送信する練習ガイダンス送信処理と、
    前記ユーザ端末から、前記練習ガイダンスに基づいた練習の実行に関する前記ユーザからのフィードバックを示す練習フィードバック情報を受信する練習フィードバック受信処理と、
    を実行させる、プログラム。
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