JP2021117521A - 情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが競技結果を推測できない状態を保つことができる情報処理装置、プログラム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】保有価値報知システム1において、情報処理装置であるサーバ10は、投票受付部と、保有価値報知部を備える。投票受付部は、競技の結果に対するユーザU1からの投票を受け付ける。保有価値報知部は、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法に関する。
特許文献1には、ユーザが行った投票内容の的中結果を含む投票履歴を取得し、投票履歴に対応する競技動画(レース映像)を抽出し、一つの動画にまとめる技術が記載されている。
特開2018−142035
しかし、従来の技術においては、ユーザが競技動画を視聴する前に的中結果を推測できてしまうことについて配慮されていなかった。
本発明は、ユーザが競技結果を推測できない状態を保つことができる情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法を提供する。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、投票受付部と、保有価値報知部を備え、前記投票受付部は、競技の結果に対するユーザからの投票を受け付け、前記保有価値報知部は、前記投票を受け付けた競技の終了後、前記ユーザから前記競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、前記投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値を前記ユーザに報知する、情報処理装置である。
本発明の一態様によれば、ユーザが競技結果を推測できない状態を保つことができる。
第1実施形態に係る保有価値報知システム1の概要を示す図である。 第1実施形態に係るサーバ10のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るユーザ端末20のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るサーバ10の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態における的中結果が反映された保有価値の報知と実際の保有価値との関係について説明する図である。 第1実施形態に係る保有価値報知システム1による処理の流れを示す図である。 第2実施形態に係るサーバ10の機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態における的中結果が反映された保有価値の報知と実際の保有価値との関係について説明する図である。 第2実施形態に係る保有価値報知システム1による処理の流れを示す図である。 第3実施形態に係るサーバ10の機能構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る保有価値報知システム1による処理の流れを示す図である。 第4実施形態に係るサーバ10の機能構成を示すブロック図である。 第4実施形態における競技動画とともに表示される動画について説明する図である。 第4実施形態における競技動画とともに表示されるユーザアイコン及びその表示態様について説明する図である。 第4実施形態における競技動画とともに表示されるユーザアイコンの表示態様の変形例について説明する図である。
以下、図面を用いて本発明のいくつかの実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
<1.第1実施形態>
(1−1.保有価値報知システム1)
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、図1に示すような保有価値報知システム1の一部を構成するサーバ10である。保有価値報知システム1は、サーバ10、及びユーザ端末20を備える。
サーバ10は、通信回線5を介してユーザ端末20と通信可能に構成される。サーバ10は、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザから競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザに報知する。サーバ10は、このようなユーザによる操作に応じて保有価値をユーザに報知することによって、適切なタイミングでのユーザへの保有価値の報知を実現する。以下、各構成について説明する。
(1−2.保有価値報知システム1のハードウェア構成)
図2及び図3を参照し、保有価値報知システム1のハードウェア構成を説明する。
(1ー2ー1.サーバ10のハードウェア構成)
図2は、本実施形態に係るサーバ10のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ10は、制御部11、記憶部12、通信部13を備える。また、サーバ10は、キーボード及びマウス等で構成されて各種操作の入力を受け付ける操作入力部14、各種画像を表示する例えば液晶ディスプレイ装置等のモニタ15を備えていてもよい。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)等であり、サーバ10の全体の動作を制御する。
記憶部12の一部は、例えば、RAM(Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成されており、制御部11による各種プログラムに基づく処理の実行時のワークエリア等として用いられる。また、記憶部12の一部は、例えば、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリ、又はHDD(Hard Disk Drive)であり、各種データ及び制御部11の処理に利用されるプログラム等を保存する。
記憶部12に記憶されるプログラムは、例えば、サーバ10の基本的な機能を実現するためのOS(Operating System)、各種ハードウェア制御するためのドライバ、各種機能を実現するためのプログラム等であって、本実施形態に係るコンピュータプログラムを含む。
通信部13は、例えばNIC(Network Interface Controller)であり、通信回線5に接続する機能を有する。なお、通信部13は、NICに代えて又はNICと共に、無線LAN(Local Area Network)に接続する機能、無線WAN(Wide Area Network)に接続する機能、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離の無線通信、及び赤外線通信等を可能とする機能を有してもよい。サーバ10は、通信回線5を介してユーザ端末20等の他の情報処理装置等と接続され、他の情報処理装置等との間で各種データの送受信を行うことができる。
これら制御部11、記憶部12、通信部13、操作入力部14、及びモニタ15は、システムバス16を介して相互に電気的に接続されている。従って、制御部11は、記憶部12へのアクセス、モニタ15に対する画像の表示、ユーザによる操作入力部14に対する操作状態の把握、及び通信部13を介した各種通信網や他の情報処理装置へのアクセス等を行うことができる。
(1−2−2.ユーザ端末20のハードウェア構成)
図3は、本実施形態に係るユーザ端末20のハードウェア構成を示すブロック図である。ユーザ端末20は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の情報処理端末であり、制御部21、記憶部22、通信部23を備える。また、ユーザ端末20は、画像等を表示し操作を受け付け可能なタッチパネルディスプレイ等の表示部25、音を出力するスピーカ26、音が入力されるマイク27、及び被写体を撮像するカメラ28、操作ボタン29を備えていてもよい。以下、サーバ10との相違点を中心に説明する。
操作ボタン29は、ユーザ端末20の側面に設けられ、ユーザ端末20を起動又は停止させるための電源ボタンやスピーカ26が出力する音のボリューム調整ボタン等である。
これら制御部21、記憶部22、通信部23、表示部25、スピーカ26、マイク27、カメラ28、及び操作ボタン29は、システムバス30を介して相互に電気的に接続されている。従って、制御部21は、記憶部22へのアクセス、表示部25に対する画像の表示、ユーザによるタッチパネルディスプレイ(表示部25)や操作ボタン29に対する操作状態の把握、マイク27への音の入力、スピーカ26からの音の出力、カメラ28に対する制御、及び通信部23を介した各種通信網や他の情報処理装置へのアクセス等を行うことができる。
(1−3.サーバ10の機能構成)
図4に示すように、サーバ10の制御部11は、投票受付部11aと、視聴関連操作情報取得部11bと、保有価値報知部11cを有する。
投票受付部11aは、競技の結果に対するユーザU1の投票を受け付ける。視聴関連操作情報取得部11bは、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付ける。保有価値報知部11cは、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知する。各機能の詳細は、後述する。
上述した機能構成は、サーバ10に適宜インストールされるソフトウェア(いわゆるアプリを含む)によって実現してもよく、ハードウェアによって実現してもよい。ソフトウェアによって実現する場合、制御部11がソフトウェアを構成するプログラムを実行することによって各種機能を実現することができる。
プログラムを実行することで実現される場合、当該プログラムは、サーバ10が内蔵する記憶部12に格納してもよく、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体に格納してもよい。また、外部の記憶装置に格納されたプログラムを読み出し、いわゆるクラウドコンピューティングにより実現してもよい。もしくは、ハードウェアによって実現する場合、ASIC、SOC、FPGA、又はDRPなどの種々の回路によって実現することができる。また、上述した機能構成は、一部の機能構成をソフトウェア又はハードウェアによって、ユーザ端末20で処理されるようにしてもよい。
(1−4.投票受付部11aの機能)
投票受付部11aは、ユーザ端末20から、ユーザU1の競技の結果に対する投票を受け付け、受け付けた投票内容を記憶部12等に記録する。なお、競技とは、種々のスポーツであって、例えば、自転車、自動車、ボート、若しくは競走馬等を用いたレース、又は野球若しくはサッカーの試合等が挙げられる。
(1−5.視聴関連操作情報取得部11bの機能)
視聴関連操作情報取得部11bは、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作に関する情報を取得する。視聴に関する操作は、例えば、競技の動画を視聴するための視聴開始のための操作(再生ボタンクリック)である。また、視聴に関する操作は、視聴しないことを選択する操作であってもよい。
(1−6.保有価値報知部11cの機能)
保有価値報知部11cは、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知する。的中結果が反映された保有価値を報知するための条件(報知条件)が、ユーザから競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを含むといえる。保有価値報知部11cは、視聴関連操作情報取得部11bがユーザ端末20から受信したユーザU1による競技の動画の視聴に関する操作に関する情報に基づき、当該操作を受け付けたかを判別する。
ここでいう「保有価値」とは、ユーザが保有する価値である。本実施形態においては、ユーザがサービス内で利用するために保有するものとして、サーバ10によって管理されている価値を意味する。また、ここでいう「価値」とは、現金、電子マネー、仮想通貨等のコインであってもよいし、単に特定のサービス内において利用可能なポイントであってもよい。
なお、投票の内容に応じた的中結果の反映は、競技の結果と投票の内容に基づき算出されるリターン額を記憶部12等に記録することによって行われてよい。また、リターン額をユーザU1の保有価値へ加算し、加算した値を記憶部12等に記録することによって行われてもよい。このような加算と記録は、制御部11が有する結果反映部等によって行われうる。
ここでいう「リターン額」とは、投票の内容が的中した場合にユーザに払い戻される額(競輪・競馬等における、いわゆる「払戻金」の額)であって、投票額に投票内容に応じて設定された倍率(競輪・競馬等における、いわゆる確定した「オッズ」「配当率」)を乗じた額である。
図5を参照し、保有価値報知部11cによって行われる投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値の報知と実際の保有価値との関係について説明する。
まず、投票受付前の期間P1における、ユーザU1が保有する価値である保有価値について説明する。期間P1において、サーバ10が記録している「実際の保有価値VA」はV1である。そして、ユーザU1に報知されてユーザU1が認識している「報知済み保有価値VB」もV1である。すなわち、VAとVBは等しい。
次に、投票受付から競技終了までの期間P2においては、VAはV2であり、VBもV2である。すなわち、VAとVBは等しい。ここで、V2は、V1から投票額を減じた額である。
次に、競技終了から視聴に関する操作の受付までの期間P3においては、VAはV3であり、VBはV2である。ここで、V3は的中結果が反映された保有価値であり、投票内容が的中していた場合にはV2にリターン額が加えられた額となっている。すなわち、V3はV2に比べて大きい。一方、投票内容が的中していなかった場合には、V3は増加せずV2に等しい。よって、的中結果によってはVAとVBは等しくない可能性がある。
ユーザU1は、この期間P3において、的中結果が反映された保有価値であるV3について知ってしまうと競技の結果について推測できる場合がある。そして、競技の結果について推測できた場合には、V3を知らず推測できない場合に比べ、競技の動画の展開についての興味や、動画視聴時における興奮が減じてしまうことになる。
次に、視聴に関する操作の受付後の期間P4においては、VAはV3であり、VBもV3である。すなわち、VAとVBは等しい。ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付けた後には、ユーザU1は競技の展開について知っているか、興味を失っていると想定されるため、ユーザU1がV3を知ってしまうことについての影響は大きく減少する。また、ユーザU1は、他の競技の結果についての投票を行うために、実際の自身の保有価値を把握する必要がある。
以上のように、的中結果が反映された保有価値のユーザへの報知を、競技の終了後のユーザによる視聴に関する操作に基づいて制御するように構成することで、当該操作を受け付けるまではユーザが競技結果を推測できない状態に保つことができる。
(1−7.保有価値報知システム1による処理の流れ)
図6を参照し、保有価値報知システム1による投票受付から的中結果が反映された保有価値のユーザU1への報知までの流れを説明する。
まず、図6に示すように、S110が実行される。S110において、投票受付部11aは、ユーザ端末20から送信(S210)された、ユーザU1の競技の結果に対する投票を受け付け、受け付けた内容を記憶部12等に記録する。
投票を受け付けた競技の終了後、S120が実行される。S120において、競技の結果と投票の内容に基づく的中結果がユーザU1の保有価値に反映される。
次に、視聴関連操作情報取得部ステップS130が実行される。ユーザ端末20は、ユーザU1による視聴に関する操作を受け付け、受け付けた操作に関する情報をサーバ10に送信する(S230)。S130において、サーバ10の視聴関連操作情報取得部11bは視聴に関する操作の受付に係る情報を受信する。
次に、視聴関連操作受付ステップS140が実行される。S140において、保有価値報知部11cは、受信した情報に基づき視聴に関する操作を受け付けたと判定した場合に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザ端末20に送信し、ユーザU1に報知する。ユーザ端末20は、当該反映済みの保有価値を受信する。ユーザ端末20は、表示部25への表示(S240)等によって当該反映済みの保有価値をユーザU1に通知する。
(1−8.変形例)
視聴に関する操作は、次の競技の動画へ切り替える操作であってもよい。また、視聴に関する操作は、競技の動画の視聴を完了する操作であってもよい。次の競技の動画へ切り替える操作は、視聴中の競技の動画の視聴を完了する操作を含むといえる。
また、競技の動画の視聴を完了する操作は、視聴開始のための操作が行われていない状態、すなわち当該競技の動画が未視聴の状態のまま、動画の視聴を完了したこととする操作であってもよい。すなわち、視聴を完了したこととする操作は、競技の動画を未視聴の状態で、的中結果が反映された保有価値を報知することを許可するユーザによる操作ともいえる。
また、保有価値報知部11cは、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付けないまま保留期間を過ぎた場合に、当該操作の受付の有無に関わらず、当該競技に係る的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知するように構成されてもよい。保留期間とは、競技の終了から期間であって、所定の長さの期間(例えば、6日間)である。このように構成することにより、ユーザが視聴することへの興味を失い視聴することを失念している場合でも、最終的に報知が行われるように制御できる。また、保有価値報知部11cは、保留期間の経過前にユーザに未視聴の競技の動画があることを知らせるように構成されてもよい。
また、投票受付部11aは、投票済みの競技の終了後であって、的中結果が反映された保有価値をユーザU1へ報知する前には、他の競技の結果に対するユーザU1からの投票を受け付けないように構成されてもよい。このように構成することにより、ユーザ保有価値の額が不明な状態である競技終了から的中結果が反映された保有価値の報知までの間に、投票可能な実際の保有価値の額(すなわち、的中結果が反映された保有価値の額)とユーザが認識している保有価値の額の不整合の発生を防ぐことができる。
また、投票受付部11aは、投票済みの競技の終了後であって、的中結果が反映された保有価値をユーザU1へ報知する前には、ユーザU1が新たに投票しようとした場合に、ユーザU1に競技の結果を確認するように通知(誘導)するように構成されてもよい。
競技の結果の確認は、例えば、当該競技の動画の視聴である。または、サーバ10は、当該競技の動画の視聴を行わずに反映済みの保有価値が報知されてもよいとするユーザU1による操作を受け付けてもよい。そのような場合には、保有価値報知部11cは、ユーザから競技の動画の視聴に関する操作として、未視聴の状態で動画の視聴を完了したこととする操作を受け付けることを条件に、ユーザU1に反映済みの保有価値を報知してもよい。
<2.第2実施形態>
(2−1.第2実施形態に係る保有価値報知システム1)
以下、本発明の第2実施形態に係る保有価値報知システム1について説明する。第2実施形態における保有価値報知システム1は、的中結果が反映された保有価値のユーザへの報知を実行するかを、ユーザの視聴状況にも基づいて判断する点で第1実施形態と異なる。以下、相違点を中心に説明する。
(2−2.サーバ10の機能構成)
図7に示すように、サーバ10の制御部11は、投票受付部11aと、視聴関連操作情報取得部11bと、保有価値報知部11cと、視聴状況取得部11dを有する。
(2−3.視聴状況取得部11dの機能)
視聴状況取得部11dは、ユーザU1による競技の動画の視聴状況をユーザ端末20から取得する。ここで、視聴状況は、例えば、ユーザU1がどこまで動画を視聴したかの状況である。
(2−4.保有価値報知部11cの機能)
保有価値報知部11cは、操作に応じて、ユーザU1の視聴状況に基づいて的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知する。すなわち、保有価値報知部11cは、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付け、さらに、視聴状況が所定の条件(視聴状況条件)を満たした場合に的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知する。報知条件は、ユーザから競技の動画の視聴に関する操作を受け付けること、及び、視聴状況条件を満たすことを含むといえる。
視聴状況条件は、例えば、動画の視聴が開始されたか、視聴中の動画における競技開始から所定時間が経過したか、視聴中の動画において競技の結果が確定する時点を過ぎたか、動画の視聴が完了したか等である。なお、競技開始からの所定時間は、全ての競技で共通で設定されてもよいが、競技毎(例えば、レース毎)に設定されてもよい。
また、競技の結果が確定する時点は、投票の内容によらず判定されてもよいが、投票の内容に応じて決定されてもよい。例えば、投票の内容が、レースの1着のみを予想したものである場合には1着が確定した時点(レース主催者による正式発表時点)、又は1着がゴールした時点(動画上先頭がゴールしたことを確認できる時点)とすることができる。一方で、投票の内容が、レースの1着〜3着の組合せを予想したものである場合には、3着までが確定した時点(レース主催者による正式発表時点)、又は3着がゴールした時点(動画上3着がゴールしたことを確認できる時点)とすることができる。
図8を参照し、保有価値報知部11cによって行われる投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値の報知と、実際の保有価値との関係について説明する。
図8の例では、図5の例と異なり、期間P3に加えて期間P3'がさらに設けられている。期間P3'は、視聴に関する操作の受付から視聴状況条件が満たされるまでの期間である。満たされるべき視聴状況条件が、視聴中の動画における競技開始からの所定時間(例えば、4分)の経過である場合、当該所定時間を経過するまでの期間が期間P3'である。
また、図8においては、期間P4の代わりに期間P4'が設けられている。期間P4'は、視聴状況条件が満たされた後の期間である。
期間P3'においては、VAはV3であり、VBは的中結果が反映されていない保有価値であるV2である。よって、的中結果によってはVAとVBは等しくない可能性がある。
視聴に関する操作の受付後の期間P4'においては、VAはV3であり、VBもV3である。すなわち、VAとVBは等しい。
このように構成することにより、投票対象とした競技結果に係る動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件とした上で、さらに視聴状況に応じて的中結果が反映された保有価値をユーザへ報知することができる。すなわち、保有価値報知部11cは、ユーザU1に的中結果が反映された保有価値を報知すべきタイミングをより適切に判定することができる。
(2−7.保有価値報知システム1による処理の流れ)
図9を参照し、保有価値報知システム1による投票受付から的中結果が反映された保有価値のユーザU1への報知までの流れを説明する。
S130の実行後、S135が実行される。S135では、視聴状況取得部11dは、ユーザ端末20から送信された(S235)ユーザU1による競技の動画の視聴状況を取得する。
S140において、保有価値報知部11cは、受信した情報に基づき視聴に関する操作を受け付けたと判定し、且つ、視聴状況条件を満たしたと判定した場合に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザ端末20に送信し、ユーザU1に報知する。
<3.第3実施形態>
(3−1.第3実施形態に係る保有価値報知システム1)
以下、本発明の第3実施形態に係る保有価値報知システム1について説明する。第3実施形態における保有価値報知システム1は、保留設定部を有する点で第1実施形態等と異なる。以下、相違点を中心に説明する。
(3−2.サーバ10の機能構成)
図10に示すように、サーバ10の制御部11は、投票受付部11aと、視聴関連操作情報取得部11bと、保有価値報知部11cと、視聴状況取得部11dと、保留設定部11eを有する。
(3−3.保留設定部11eの機能)
保留設定部11eは、的中結果が反映された保有価値のユーザU1への報知を保留する保留設定を受け付ける。保留設定は、例えば、投票時にユーザU1によって行われる視聴予約(後で視聴するための要求)である。
保留設定部11eは、保留設定を、競技の所定時期まで受付可能に構成されてもよい。このように構成することにより、ユーザが結果を知った後に反映を保留するという状況を回避することができる。
なお、所定時期は、例えば、競技開始からの所定時間の経過時点(例えば、3分経過時点)、1着がゴールした時点、全選手がゴールした時点等である。競技が所定のコース等を複数周回走行することによって行われるレース等である場合には、先頭の選手の残りの周回数が所定数となった時点等とすることもできる。
また、保留設定部11eは、投票受付部11aによる投票受付時に、保留設定の要否をユーザU1から受け付けるように構成されてもよい。すなわち、保留設定部11eは、ユーザU1に保留設定の要否を確認する。このように構成することにより、投票時にユーザに保留設定の要否を確認することで、保留設定漏れを防止することができる。
一態様においては、ユーザ端末20のタッチパネルディスプレイ上で、ユーザU1に対し「後ほどレースを見ますか?(Yes/No)」等の確認が行われ、ユーザU1から「Yes」を選択する操作を受け付けた場合に視聴予約に基づく保留設定が実行される。
また、投票後の競技動画の視聴中に保留設定が行われてもよい。一態様においては、ライブ配信されている競技動画の視聴中に、ユーザ端末20のタッチパネルディスプレイ上で「後で見る」ボタン等をクリックすることによって保留設定が行われる。
また、保留設定部11eは、投票受付部11aによる投票の受付時に、投票の対象となっている競技が所定の種類である場合、又は投票に係る投票額或いは的中時のリターン額が所定の額以上である場合に、前記保留設定の要否を前記ユーザに確認するように構成されてもよい。このような構成とすることにより、ユーザの興味が特に高い競技の結果に関して保留設定の確認を行うことができる。
また、保留設定部11eは、ユーザU1の操作又は所定の条件に従い保留設定を解除可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、ユーザの興味が低下した競技の結果についてはユーザの視聴を待たずに報知するように制御できる。
ユーザU1の操作による保留設定の解除は、例えば、保留設定一覧における解除操作であってよい。また、視聴予約している動画に対する視聴予約の取消操作に応じて保留設定が解除されてもよい。また、視聴予約している動画であって、視聴していない又は視聴途中である動画について視聴を完了したことにする視聴完了操作に応じて保留設定が解除されてもよい。
また、保留設定部11eは、競技毎(例えば、レース毎)にユーザから保留設定を受け付けてもよいが、所定の設定基準に従い保留設定部11eが自動的に保留設定を受け付けてもよい。すなわち、所定の設定基準を満たした場合には、競技毎のユーザによる操作が行われなくとも、保留設定部11eは保留設定を受け付けたものとして処理することができる。所定の設定基準とは、例えば、所定のグレード以上のレースであることや、投票額が所定の金額以上であること等である。所定の設定基準は、ユーザによる変更可能であってもよい。
(3−4.保有価値報知部11cの機能)
保有価値報知部11cは、保留設定がある場合には、操作に応じてユーザU1に報知を行う。より詳細には、保有価値報知部11cは、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザU1の操作により又はサーバ10等により所定の条件に従い保留設定が行われている場合には、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知する。保有価値報知部11cは、さらに、視聴状況条件を満たした場合に、的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知してもよい。
保留設定がある場合には、的中結果が反映された保有価値を報知するために報知条件を満たすことが必要となる。すなわち、競技終了後、保留設定の有無によって、保有価値報知部11cは、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知するタイミングを変える。保留設定がない場合には、保有価値報知部11cは、競技終了後リターン額が決定次第、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザU1に報知する。一方、保留設定がある場合には、保有価値報知部11cは、競技終了後リターン額が決定し、投票の内容に応じた的中結果が反映されても、ユーザU1から競技の動画の視聴に関する操作を受け付けるまではユーザU1への報知を行わない。
このように、保留設定を受け付けることで、ユーザの興味が比較的高いと推定される競技結果について、報知条件を満たす前に的中結果が反映された保有価値を報知しないように制御できる。一方で、保留設定が行われなかった(あるいは設定が解除された)ユーザの興味が比較的低いと推定される競技結果については、視聴状況等によらず的中結果が反映された保有価値を報知するように制御できる。
(3−7.保有価値報知システム1による処理の流れ)
図11を参照し、保有価値報知システム1による投票受付から的中結果が反映された保有価値のユーザU1への報知までの流れを説明する。
S110の実行後、S115が実行される。S115では、保留設定部11eは、ユーザU1の操作に応じてユーザ端末20から送信された(S215)、的中結果が反映された保有価値のユーザU1への報知を保留する保留設定を受け付ける。
その後、保留設定の解除が行われなかった場合には、第1実施形態等と同様に視聴に関する操作を受け付けた場合に投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値の報知が行われる。
<4.第4実施形態>
(4−1.第4実施形態に係る保有価値報知システム1)
以下、本発明の第2実施形態に係る保有価値報知システム1について説明する。第4実施形態における保有価値報知システム1は、競技の動画とともに表示される他の動画やユーザアイコン等に関する表示を制御する表示内容決定部を備える点で第1実施形態等と異なる。以下、相違点を中心に説明する。
(4−2.サーバ10の機能構成)
図12に示すように、サーバ10の制御部11は、投票受付部11aと、視聴関連操作情報取得部11bと、保有価値報知部11cと、視聴状況取得部11dと、保留設定部11eと、表示内容決定部11fを有する。
(4−3.表示内容決定部11fの機能)
表示内容決定部11fは、競技の動画とともに表示される動画であって、競技の結果についての予想を行った人物による競技に関する映像又は音声を含む動画を、ユーザU1による投票が当該予想の内容に基づいて行われた場合に選択するように構成される。
競技の結果についての予想を行った人物による競技に関する映像又は音声を含む動画は、例えば、競技の結果についての予想を行った人物が競技を観戦する様子の映像又は音声を含む動画である。映像又は音声は、実況、解説、又は感想等に関する内容である。
また、ユーザU1は、競技の結果についての予想を行った人物の予想の内容を、投票時に確認することができ、同一の内容について投票することができるように構成されてもよい。投票受付部11aは、ユーザU1による投票が当該人物の予想の内容に基づいて行われたことを記憶部12等に記録する。
また、ユーザU1による投票が当該予想の内容に基づいて行われたことは、ユーザU1が当該予想の内容を確認した記録があることや、当該予想の内容と同一の又は近い内容にて投票が行われたことに基づいて判定されてもよい。一態様においては、完全同一であることを条件としてもよい。
このような構成とすることにより、ユーザは競技の動画を関連する情報を提供する動画とともに視聴することができる。投票内容と予想が近い人物の観戦の様子を競技動画と同時に視聴することで、より高い臨場を味わうことができる。
競技の動画とともに表示される動画として決定された動画42は、例えば図13に示すように、ユーザ端末20の表示部25に、競技の動画40に重ねて表示される。なお、別の態様においては、動画40と動画42は重ねずに表示されてもよい。
また、表示内容決定部11fは、競技の動画とともに表示される1又は複数のアイコンであって、競技の結果に投票している1又は複数のユーザを示すアイコンを決定し、競技の状況と、1又は複数のユーザのそれぞれの投票の内容とに基づいて、1又は複数のアイコンの表示態様を決定する。このような構成とすることで、動画に係る競技の結果に投票した他のユーザを把握することができ、他のユーザとの一体感を共有することが可能となる。
また、表示内容決定部11fは、ユーザ同士が同一の競技の結果に投票していることに加え、所定のユーザ間の関連性に基づいてユーザアイコンとして表示するユーザを決定することができる。また、ユーザアイコンに対する所定の操作により当該ユーザアイコンに対応するユーザの投票内容等の情報を得られるように構成してもよい。このような構成とすることで、ユーザは、ユーザ同士の関連性の高い他のユーザの投票内容等に関する情報を得ることができる。
所定のユーザ間の関連性とは、一態様においては、ユーザの種々の情報に基づき判定される関連性であってよい。ユーザ情報は、例えば、ユーザU1とユーザU2の間の交友関係に関する情報(以下、「フレンド情報」ともいう)である。フレンド情報は、保有価値報知システム1に関連する競技の結果に対するユーザの投票内容を管理するサービス内外における交流を指標化したものである。
サービス内における交流としては、例えば、チャットグループを形成しチャットルームにおける会話が行われたこと、又は互いにサービスにおけるアカウントやID等を交換し連絡可能に繋がっていること等が挙げられる。また、サービス外における交流としては、例えば、特定のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上で、何らかの接触(いわゆる、「いいね」「フォロー」「友達追加」等)を行っていることが挙げられる。
一態様においては、競技の動画とともに表示される1又は複数のアイコンは、図14に示すように、ユーザU1自身のユーザアイコンI1及びユーザU1とチャットルームを形成しているユーザU2とユーザU3のユーザアイコンI2及びユーザアイコンI3である。
表示内容決定部11fは、投票の内容の少なくとも一部が競技の状況と一致しているユーザのアイコンを、投票の内容が前記競技の状況と一致していないユーザのアイコンと異なる態様で表示することを決定する。このようにすることで、的中しそうなユーザと、的中しそうにないユーザとを区別でき、他のユーザの投票内容を把握できる。
図14に示すように、競技者R1〜競技者R4が自転車レースを行っており、競技のある時点において競技者R1〜競技者R4の順に走っているとする。そして、ユーザU2が競技の結果を競技者R1が1位、競技者R2が2位、競技者R3が3位であるとの内容で投票していたとする。このような場合に、競技の状況がユーザU2の投票内容と一致しており、表示内容決定部11fは、ユーザアイコンI2を他のアイコンよりも大きく表示することを決定してもよい。
また、図15に示すように、表示内容決定部11fは、ユーザから受け付けた投票の内、競技の状況と一致している投票の内容を、当該ユーザのアイコンとともに表示することも決定してもよい。このような構成とすることで、的中しそうな各ユーザの投票の内容をより明確に確認することができる。
<5.その他の実施形態>
以上、本発明における実施形態およびその変形例について説明したが、本開示の適用は上述の内容に限定されるものではない。
(5−1.動画配信)
例えば、サーバ10の制御部11は、競技の動画を配信する動画配信部を有していてもよい。動画配信部は、複数の動画を配信することができる。複数の動画のうち一部の動画をサーバ10が配信し、他の動画については他の動画配信サーバが配信するように構成してもよい。
また、配信される動画としては、いくつかのバージョンがあってもよい。動画のバージョンとしては、例えば、競技の開始から終了までを含むフルバージョン、競技のハイライトのみに編集されたハイライトバージョン、複数の競技がつなぎ合わされた合成バージョン等が挙げられる。動画配信部は、動画の視聴開始時にユーザから動画のバージョンの選択を受け付けるように構成されてもよい。このような場合、ユーザ端末20は、表示部25に選択画面を表示しユーザによる選択を受け付けるように構成されてもよい。
(5−2.複数の競技を対象とする場合の例)
また、複数の競技に対する投票を行っている場合、保有価値報知部11cは、複数の競技のうち保留設定の対象となっている競技の少なくとも1つについて報知条件が満たされるまでは、保留設定の対象となっていない競技についても報知条件が満たされた場合に、的中結果が反映された保有価値をユーザへ報知するように構成されてもよい。
例えば、自転車レースの結果に対する投票として、保有価値3000円のユーザU1が次のような投票を行った場合について説明する。第1レースに対して投票額1000円の投票を行い、保留設定を行わなかった。そして、第2レースに投票額2000円の投票を行い、視聴予約による保留設定を行った。また、第1レースの結果について的中しリターン額は3000円であり、第2レースの結果について的中しリターン額は4000円であった。
このような場合には、第2レースについて報知条件が満たされる前の状態で(例えば、視聴開始前や視聴完了前)、保有価値の表示は第1レースの動画を視聴完了していれば、保有価値3000円が報知され(VB:3000円)、第2レースの動画の視聴完了後に7000円が報知される(VB:7000円)。このような例では、保留設定が行われた第2レースについての報知条件が満たされていないが、第1レースの動画については視聴完了しており報知条件が満たされている。そのため、第2レースについての報知条件が満たされる前に、第1レースの的中結果が反映された保有価値がユーザU1に報知される。
一方、第2レースについて報知条件が満たされる前の状態で(例えば、視聴開始前や視聴完了前)、保有価値の表示は第1レースの動画が未視聴であれば、保有価値0円が報知され(VB:0円)、第2レースの動画の視聴完了後に7000円が報知される(VB:7000)。このような例では、第2レースの動画の視聴前には、保留設定が行われた第2レースについて報知条件が満たされておらず、第1レースの動画についても報知条件が満たされていない。そのため、第2レースについての報知条件が満たされる前に、第1レースの的中結果が反映された保有価値がユーザU1に報知されない。
また、一態様においては、保有価値報知部11cは、複数の競技のうち保留設定の対象となっている競技の全てについて報知条件が満たされるまでは、保留設定の対象となっていない競技についても報知条件が満たされた場合に、的中結果が反映された保有価値をユーザへ報知するように構成されてもよい。
(5−3.その他)
また、上記実施形態では、各機能を主にサーバ10が備える態様について説明したが、一部の機能についてユーザ端末20が備える、又はサーバ10とユーザ端末20の両方が備える構成とすることができる。
また、サーバ10等の情報処理装置は、物理的に1台で構成される装置だけでなく、複数台の装置が有線又は無線で通信可能に接続され、実質的に1つの情報処理装置として機能するものを含んでもよい。
また、上記実施形態においてサーバ10に実行させるものとして記載されていた各ステップについても、ユーザ端末20に行わせることもできる。
以上、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
<6.実施形態の特徴>
以下、本発明の実施形態の特徴をまとめる。
本発明の一態様に係るサーバ10は、投票受付部11aと、保有価値報知部11cを備え、投票受付部11aは、競技の結果に対するユーザからの投票を受け付け、保有価値報知部11cは、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザから競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザに報知する、情報処理装置である。
このような構成とすることにより、的中結果が反映された保有価値のユーザへの報知を、競技の終了後のユーザによる視聴に関する操作に基づいて制御することで、所定条件を満たすまではユーザが競技結果を推測できない状態に保つことができる。
保有価値報知部11cは、操作に応じて、ユーザの視聴状況に基づいて的中結果が反映された保有価値をユーザに報知するように構成されてもよい。このような構成とすることにより、投票対象とした競技結果に係る動画の視聴に関する操作を受け付けを条件とし、さらに視聴状況に応じて的中結果が反映された保有価値をユーザへ報知することができる。
サーバ10は、保留設定部11eをさらに備え、保留設定部11eは、的中結果が反映された保有価値のユーザへの報知を保留する保留設定を受け付け、保有価値報知部11cは、保留設定がある場合には、操作に応じてユーザに報知を行うように構成されてもよい。このように、保留設定を受け付けることで、ユーザの興味が比較的高いと推定される競技結果について、所定の条件を満たす前に的中結果が反映された保有価値を報知しないように制御できる。一方で、保留設定が行われなかった(あるいは設定が解除された)ユーザの興味が比較的低いと推定される競技結果については、視聴状況等によらず的中結果が反映された保有価値を報知するように制御できる。
保留設定部11eは、保留設定を、競技の所定時期まで受付可能であるように構成されてもよい。このような構成とすることにより、ユーザが結果を知った後に反映を保留するという状況を回避することができる。
投票受付部11aによる投票受付時に、保留設定の要否をユーザから受け付けるように構成されてもよい。このように、投票時にユーザに保留設定の要否を確認することで、保留設定漏れを防止することができる。
保留設定部11eは、投票受付部11aによる投票の受付時に、投票の対象となっている競技が所定の種類である場合、又は投票に係る投票額或いは的中時のリターン額が所定の額以上である場合に、保留設定の要否をユーザから受け付けるように構成されてもよい。このように、投票対象の競技の種類、又は投票額或いはリターン額が所定の額を満たした場合に保留設定するかをユーザに確認することで、ユーザの興味が特に高い競技結果に関して保留設定の確認を行うことができる。
投票受付部11aは、投票済みの競技の終了後であって、的中結果が反映された保有価値をユーザへ報知する前には、他の競技の結果に対するユーザからの投票を受け付けないように構成されてもよい。このような構成とすることにより、ユーザ保有価値の額が不明な状態である競技終了から的中結果が反映された保有価値の報知までの間に、投票を受け付けることによる投票可能額とユーザが認識している保有価値の額の不整合の発生を防ぐことができる。
サーバ10は、表示内容決定部11fをさらに備え、表示内容決定部11fは、動画とともに表示される動画であって、競技の結果についての予想を行った人物による競技に関する映像又は音声を含む動画を、投票が予想の内容に基づいて行われた場合に選択するように構成されてもよい。このような構成とすることにより、ユーザは競技の動画を関連する情報を提供する動画とともに視聴することができる。投票内容と予想が近い人物の観戦の様子を競技動画と同時に視聴することで、より高い臨場を味わうことができる。
表示内容決定部11fは、動画とともに表示される1又は複数のアイコンであって、競技の結果に投票している1又は複数のユーザを示すアイコンを決定し、競技の状況と、1又は複数のユーザのそれぞれの投票の内容とに基づいて、1又は複数のアイコンの表示態様を決定するように構成されてもよい。このような構成とすることにより、動画に係る競技の結果に投票した他のユーザを把握することができ、他のユーザとの一体感を共有することが可能となる。
表示内容決定部11fは、投票の内容の少なくとも一部が競技の状況と一致しているユーザのアイコンを、投票の内容が競技の状況と一致していないユーザのアイコンと異なる態様で表示することを決定するように構成されてもよい。このような構成とすることにより、的中しそうなユーザと、的中しそうにないユーザとを区別でき、他のユーザの投票内容を把握できる。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、投票受付ステップと、保有価値報知ステップを実行させるコンピュータプログラムであって、投票受付ステップでは、競技の結果に対するユーザからの投票を受け付け、保有価値報知ステップでは、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザから競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザに報知する、プログラムである。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、投票受付ステップと、保有価値報知ステップを備え、投票受付ステップでは、コンピュータが、競技の結果に対するユーザからの投票を受け付け、保有価値報知ステップでは、コンピュータが、投票を受け付けた競技の終了後、ユーザから競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値をユーザに報知する、情報処理方法である。
1:保有価値報知システム,5:通信回線,10:サーバ,11:制御部,11a:投票受付部,11b:視聴関連操作情報取得部,11c:保有価値報知部,11d:視聴状況取得部,11e:保留設定部,11f:表示内容決定部,12:記憶部,13:通信部,14:操作入力部,15:モニタ,16:システムバス,20:ユーザ端末,21:制御部,22:記憶部,23:通信部,25:表示部,26:スピーカ,27:マイク,28:カメラ,29:操作ボタン,30:システムバス,40:動画,42:動画,I1、I2、I3:ユーザアイコン,P1、P2、P3、P3'、P4、P4':期間,R1、R2、R3、R4:競技者,U1、U2、U3:ユーザ,VA、VB:保有価値

Claims (12)

  1. 投票受付部と、保有価値報知部を備え、
    前記投票受付部は、競技の結果に対するユーザからの投票を受け付け、
    前記保有価値報知部は、前記投票を受け付けた競技の終了後、前記ユーザから前記競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、前記投票の内容に応じた的中結果が反映された保有価値を前記ユーザに報知する、
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記保有価値報知部は、前記操作に応じて、前記ユーザの視聴状況に基づいて前記的中結果が反映された前記保有価値を前記ユーザに報知する、
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置であって、
    保留設定部をさらに備え、
    前記保留設定部は、前記的中結果が反映された前記保有価値の前記ユーザへの報知を保留する保留設定を受け付け、
    前記保有価値報知部は、
    前記保留設定がある場合には、前記操作に応じて前記ユーザに前記報知を行う、
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記保留設定部は、前記保留設定を、前記競技の所定時期まで受付可能である、
    情報処理装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の情報処理装置であって、
    前記投票受付部による投票受付時に、前記保留設定の要否を前記ユーザから受け付ける、
    情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記保留設定部は、前記投票受付部による投票の受付時に、
    前記投票の対象となっている競技が所定の種類である場合、又は
    前記投票に係る投票額或いは的中時のリターン額が所定の額以上である場合に、
    前記保留設定の要否を前記ユーザから受け付ける、
    情報処理装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記投票受付部は、投票済みの前記競技の終了後であって、前記的中結果が反映された前記保有価値を前記ユーザへ報知する前には、他の競技の結果に対する前記ユーザからの投票を受け付けない、
    情報処理装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置であって、
    表示内容決定部をさらに備え、
    前記表示内容決定部は、前記動画とともに表示される動画であって、前記競技の結果についての予想を行った人物による前記競技に関する映像又は音声を含む動画を、前記投票が前記予想の内容に基づいて行われた場合に選択する、
    情報処理装置。
  9. 請求項8に記載の情報処理装置であって、
    前記表示内容決定部は、
    前記動画とともに表示される1又は複数のアイコンであって、前記競技の結果に投票している1又は複数のユーザを示すアイコンを決定し、
    前記競技の状況と、前記1又は複数のユーザのそれぞれの投票の内容とに基づいて、前記1又は複数のアイコンの表示態様を決定する、
    情報処理装置。
  10. 請求項9に記載の情報処理装置であって、
    前記表示内容決定部は、投票の内容の少なくとも一部が前記競技の状況と一致しているユーザのアイコンを、投票の内容が前記競技の状況と一致していないユーザのアイコンと異なる態様で表示することを決定する、
    情報処理装置。
  11. コンピュータに、投票受付ステップと、保有価値報知ステップを実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記投票受付ステップでは、競技の結果に対するユーザからの投票を受け付け、
    前記保有価値報知ステップでは、前記投票を受け付けた競技の終了後、前記ユーザから前記競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、前記投票の内容に応じた的中結果が反映された前記保有価値を前記ユーザに報知する、
    プログラム。
  12. 投票受付ステップと、保有価値報知ステップを備え、
    前記投票受付ステップでは、コンピュータが、競技の結果に対するユーザからの投票を受け付け、
    前記保有価値報知ステップでは、コンピュータが、前記投票を受け付けた競技の終了後、前記ユーザから前記競技の動画の視聴に関する操作を受け付けることを条件に、前記投票の内容に応じた的中結果が反映された前記保有価値を前記ユーザに報知する、
    情報処理方法。
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