JP2023020638A - 情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザが行った投票の的中結果に応じた投票の参考となる情報の提供ができる情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】本発明によれば、受付部と、結果提示部と、情報提供部と、を備え、前記受付部は、競技の結果に対する第１ユーザの投票を受け付け、前記結果提示部は、投票に関する投票情報の的中結果を前記第１ユーザに提示し、前記情報提供部は、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報を前記第１ユーザに提供する、情報処理装置が提供される。
【選択図】図１

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法に関する。

特許文献１には、参加者のレース体験又は１日の様子を振り返るためのコンテンツの生成を実行する情報処理装置が開示されている。

特開２０１６－１８４３８３号公報

しかし、体験を振り返るだけでなく、結果に応じた補助によって次の投票を促し、ユーザによる競技への投票を継続させることが課題となっている。

本発明は、ユーザが行った投票の的中結果に応じた投票の参考となる情報の提供ができる情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法を提供する。

本発明の一態様に係る情報処理装置は、受付部と、結果提示部と、情報提供部と、を備え、前記受付部は、競技の結果に対する第１ユーザの投票を受け付け、前記結果提示部は、投票に関する投票情報の的中結果を前記第１ユーザに提示し、前記情報提供部は、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報を前記第１ユーザに提供する、情報処理装置である。

本発明の一態様によれば、ユーザが行った投票の的中結果に応じた投票の参考となる情報の提供ができる。

第１実施形態に係る投票関連情報管理システム１の概要を示す図である。 第１実施形態に係るサーバ１０のハードウェア構成を示すブロック図である。 第１実施形態に係るユーザ端末２０のハードウェア構成を示すブロック図である。 第１実施形態に係るサーバ１０の機能構成を示すブロック図である。 第１実施形態に係る情報提供部１１ｃによる情報提供の制御について説明する概念図である。 第１実施形態に係る別の態様の情報提供部１１ｃによる情報提供の制御について説明する概念図である。 的中結果の提示と参考情報の提供の一例について示す図である。 第１実施形態に係る処理の流れを説明する図である。 第２実施形態に係る投票関連情報管理システム２の概要を示す図である。 第２実施形態に係るサーバ１０の機能構成を示すブロック図である。 第３実施形態に係る投票関連情報管理システム３の概要を示す図である。 第３実施形態に係る情報提供部１１ｃによる情報提供の制御について説明する概念図である。 第３実施形態に係る情報提供部１１ｃによる情報提供の制御について説明する別の概念図である。

以下、図面を用いて本発明のいくつかの実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。

＜１．第１実施形態＞
（１－１．投票関連情報管理システム１）
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、図１に示すような投票関連情報管理システム１の一部を構成するサーバ１０である。投票関連情報管理システム１は、サーバ１０、及びユーザ端末２０ａを備える。

サーバ１０は、通信回線５を介してユーザ端末２０ａと通信可能に構成され、ユーザ端末２０ａを介し、ユーザＵ１の競技の結果に対する投票の受付、ユーザＵ１への的中結果の開示又は投票の参考となる情報の提供等を行う。

（１－２．ハードウェア構成）
図２及び図３を参照し、投票関連情報管理システム１のハードウェア構成を説明する。

（１ー２ー１．サーバ１０のハードウェア構成）
図２は、本実施形態に係るサーバ１０のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ１０は、制御部１１、記憶部１２、通信部１３を備える。また、サーバ１０は、キーボード及びマウス等で構成されて各種操作の入力を受け付ける操作入力部１４、各種画像を表示する例えば液晶ディスプレイ装置等のモニタ１５を備えていてもよい。

制御部１１は、例えば、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）、マイクロプロセッサ、ＤＳＰ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）等であり、サーバ１０の全体の動作を制御する。

記憶部１２の一部は、例えば、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）やＤＲＡＭ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）等で構成されており、制御部１１による各種プログラムに基づく処理の実行時のワークエリア等として用いられる。また、記憶部１２の一部は、例えば、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）等の不揮発性メモリ、又はＨＤＤ（Ｈａｒｄ Ｄｉｓｋ Ｄｒｉｖｅ）であり、各種データ及び制御部１１の処理に利用されるプログラム等を保存する。

記憶部１２に記憶されるプログラムは、例えば、サーバ１０の基本的な機能を実現するためのＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）、各種ハードウェア制御するためのドライバ、各種機能を実現するためのプログラム等であって、本実施形態に係るコンピュータプログラムを含む。

通信部１３は、例えばＮＩＣ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ）であり、通信回線５に接続する機能を有する。なお、通信部１３は、ＮＩＣに代えて又はＮＩＣと共に、無線ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）に接続する機能、無線ＷＡＮ（Ｗｉｄｅ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）に接続する機能、例えばＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）等の近距離の無線通信、及び赤外線通信等を可能とする機能を有してもよい。サーバ１０は、通信回線５を介してユーザ端末２０ａ等の他の情報処理装置等と接続され、他の情報処理装置等との間で各種データの送受信を行うことができる。

これら制御部１１、記憶部１２、通信部１３、操作入力部１４、及びモニタ１５は、システムバス１６を介して相互に電気的に接続されている。従って、制御部１１は、記憶部１２へのアクセス、モニタ１５に対する画像の表示、ユーザ（プレイヤ）による操作入力部１４に対する操作状態の把握、及び通信部１３を介した各種通信網や他の情報処理装置へのアクセス等を行うことができる。

（１－２－２．ユーザ端末２０ａのハードウェア構成）
図３は、本実施形態に係るユーザ端末２０ａのハードウェア構成を示すブロック図である。ユーザ端末２０ａは、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の情報処理端末であり、制御部２１、記憶部２２、通信部２３を備える。また、ユーザ端末２０ａは、画像等を表示し操作を受け付け可能なタッチパネルディスプレイ等の表示部２４、音を出力するスピーカ２５、音が入力されるマイク２６、及び被写体を撮像するカメラ２７、操作ボタン２８を備えていてもよい。以下、サーバ１０との相違点を中心に説明する。

操作ボタン２８は、ユーザ端末２０ａの側面に設けられ、ユーザ端末２０ａを起動又は停止させるための電源ボタンやスピーカ２５が出力する音のボリューム調整ボタン等である。

これら制御部２１、記憶部２２、通信部２３、表示部２４、スピーカ２５、マイク２６、カメラ２７、及び操作ボタン２８は、システムバス２９を介して相互に電気的に接続されている。従って、制御部２１は、記憶部２２へのアクセス、表示部２４に対する画像の表示、ユーザによるタッチパネルディスプレイ（表示部２４）や操作ボタン２８に対する操作状態の把握、マイク２６への音の入力、スピーカ２５からの音の出力、カメラ２７に対する制御、及び通信部２３を介した各種通信網や他の情報処理装置へのアクセス等を行うことができる。

（１－３．サーバ１０の機能構成）
図４に示すように、サーバ１０の制御部１１は、受付部１１ａと、結果提示部１１ｂと、情報提供部１１ｃを有する。

受付部１１ａは、競技の結果に対するユーザＵ１の投票を受け付け可能に構成される。例えば、受付部１１ａは、ユーザＵ１がユーザ端末２０ａの操作により入力した投票情報をユーザ端末２０ａから受信し、当該投票内容を記憶部１２等に記録する。

ここで、「競技」とは、種々のスポーツ等であって、例えば、自転車、自動車、ボート、若しくは競走馬等を用いたレース、野球若しくはサッカー等の試合、将棋、囲碁若しくはチェス等のボードゲーム、又はｅ－スポーツ若しくはビデオゲームの試合等が挙げられる。

また、「競技の結果」とは、競技の勝敗、順位、得点、又はその他種々の途中の若しくは最終的状況等である。競技がレースである場合には、着順（競技体と順位の組合せ等）等である。ここで、「競技体」とは、競技に参加している要素であり、選手、乗り物（馬、自転車、ボート、車等）、ゲームキャラクタ等の操作対象のゲームオブジェクト、又はそれらの組合せのユニット若しくはチーム等である。

また、「競技の結果」は、記憶部１２等に記録されているデータであってよい。サーバ１０は、競技の結果に関する情報を、管理者による直接の入力又は他の情報処理装置を介して入力された情報を受け付け、記憶するように構成されてもよい。また、サーバ１０は、例えば結果提示部１１ｂは、競技の結果に関する情報を一定間隔又は所定のタイミングで競技の結果を有している他の情報処理装置との通信によって収集し、記憶するように構成されてもよい。

また、「投票」は、競技の結果の予想及びその結果に対して賭けた投票額を含む投票内容により構成される。受付部１１ａは、このような投票内容を投票情報として受け付ける。「投票額」としては、種々の価値を利用することができ、銀行券、暗号資産（仮想通貨）等の各種通貨、又は電子マネーやポイント等の一定の範囲内で流通し、利用可能な媒体等である。

このような投票を受付部１１ａが受け付けることにより、ユーザＵ１は投票券（車券、馬券、舟券、その他）を購入することができる。なお、このようにして購入した投票券は記憶部１２又は各競技の主催者のデータベース等に記録されたデータとして管理されればよく、紙媒体に印字されて発行されなくともよい。

結果提示部１１ｂは、投票に関する投票情報の的中結果をユーザＵ１に提示可能に構成される。結果提示部１１ｂは、実際の競技の結果の情報と、ユーザＵ１による投票に関する投票情報に含まれる予想の競技の結果の情報を比較し、一致しているかにより的中したか否かを判定する。一態様においては、結果提示部１１ｂは、「一致している」とは、完全一致だけなく部分一致も含んでもよい。

複数の投票情報がある場合に、各投票情報は同一の競技の結果を対象としていてもよく、それぞれ異なる競技の結果を対象としていてもよい。例えば、第１レースの結果を対象としている投票情報と、第１レースと異なる競技である第２レースの結果を対象としている投票情報が存在していてよい。これら異なる２つのレースの結果を対象とする投票情報の的中結果の確定は、各レースの結果に基づき判定されるため異なるタイミングで確定されうる。

結果提示部１１ｂは、的中したか否かの判定結果及びリターン額を含む的中結果をユーザＵ１に提示する。結果提示部１１ｂは、的中結果をユーザＵ１が種々の方法により確認できるようにユーザＵ１に提示する。例えば、結果提示部１１ｂは、的中結果に関する情報をユーザ端末２０ａに送信し、ユーザ端末２０ａが表示部２４に的中結果を表示するように制御することができる。結果提示部１１ｂは、ユーザＵ１への的中結果の提示をメールやソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）等を介して行ってもよい。

リターン額は、投票内容が的中した場合にユーザに払い戻される額（競輪・競馬等における、いわゆる「払戻金」の額）であって、投票額に投票内容に応じて設定された倍率（競輪・競馬等における、いわゆる確定した「オッズ」「配当率」）を乗じた額である。

情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１から的中結果の提示要求を受け付けた場合に、ユーザＵ１から受け付けた投票に関する投票情報のうち、ユーザＵ１に的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報をユーザＵ１に提供可能に構成される。このような構成とすることにより、未確認の投票情報（投票内容）の的中結果に関する確認時に、確認した投票情報の的中結果に応じて次回以降の投票においてユーザが参考にすることができる情報を提供することができる。そして、ユーザに対する適切な情報提供或いはサポートを行うことができる。その結果、投票に関するサービスのユーザの継続的な利用につながることが期待できる。

ここで、「ユーザＵ１に的中結果を未提示である投票情報」とは、結果提示部１１ｂによるユーザＵ１へその的中結果の提示が未だ行われていない投票情報である。未提示とは、当該投票情報の的中結果を提示したものとして記憶部１２等に記録されていないことをいう。結果提示部１１ｂが的中結果について提示済み又は未提示であるかのステータスを管理してもよいが、制御部１１は提示に関するステータスを管理する管理部（図示せず）をさらに有していてもよい。

情報提供部１１ｃは、投票に関する情報をユーザＵ１に提供する際に、投票に関する情報を提供するか否か、提供する投票に関する情報の内容等を決定するために参照する対象投票情報を、競技の結果が確定している投票情報から抽出する。

ここで、ユーザＵ１に提供される「投票に関する情報」とは、ユーザＵ１が（次回以降の）投票の参考になりうる参考情報である。また、参考情報とは、ユーザＵ１による投票内容の決定の基礎情報となりうる情報である。

基礎情報は、例えば、競技の情報である。競技の情報は、競技の種類（例えば、レースのグレード（ＧＩ等の重賞）等）、競技に出場する競技体の数、競技の開催日時、競技の開催日時における天気予報、又は競技の注目度等である。

基礎情報は、例えば、競技体に関する情報である。競技体に関する情報としては、競技体の戦績又は最近の状態等に関する情報である。対象となる競技体は、例えば、的中確率の向上が期待できる競技体（勝率が高い等）であってもよく、ユーザＵ１のお気に入り（システム上お気に入りとして登録している、投票の対象としている回数又は頻度が高い等）の競技体であってもよい。

基礎情報は、例えば、参考になる情報源に関する情報である。より具体的には、例えば、投票関連情報管理システム１を利用し予想を公開している他のユーザ（予想公開ユーザ）、又は、予想を当該システム外で公開している者等に関する情報である。また、基礎情報は、公開されている予想情報の場所に関する情報を含んでいてもよい。予想情報の場所に関する情報は、投票関連情報管理システム１を利用して公開されている場合には、参照方法又はクリックすることで情報が表示又は表示画面へ遷移されるように設定されたボタンのインターフェース上のオブジェクト等である。予想情報の場所に関する情報は、インターネット上のブログやＳＮＳ等で公開されている場合にはＵＲＬ等である。

基礎情報は、例えば、投票の組合せ、賭け式等を含む投票内容に関する情報である。基礎情報となる投票内容は、上記予想公開ユーザが登録している投票内容に基づくものであってもよい。

基礎情報は、例えば、ユーザＵ１の投票に関する統計情報である。統計情報は、ユーザＵ１の過去の投票に基づき算出される傾向（投票傾向）又は的中結果の集計に基づき算出される成績に応じた指導、アドバイス、又は投票内容の決定方法に関する情報等である。また、統計情報は、投票内容の的中の確率が高く成績が良いユーザの投票傾向と、ユーザＵ１の投票傾向の比較結果等であってもよい。

情報提供部１１ｃは、投票に関する情報をユーザ端末２０ａに送信し、ユーザ端末２０ａが表示部２４に当該情報を表示するように制御することができる。情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１への投票に関する情報の提供をメールやソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）等を介して行ってもよい。

上述した機能構成は、サーバ１０に適宜インストールされるソフトウェア（いわゆるアプリを含む）によって実現してもよく、ハードウェアによって実現してもよい。ソフトウェアによって実現する場合、制御部１１がソフトウェアを構成するプログラムを実行することによって各種機能を実現することができる。

プログラムを実行することで実現される場合、当該プログラムは、サーバ１０が内蔵する記憶部１２に格納してもよく、コンピュータが読み取り可能な記録媒体又は非一時的な記録媒体に格納してもよい。また、外部の記憶装置に格納されたプログラムを読み出し、いわゆるクラウドコンピューティングにより実現してもよい。もしくは、ハードウェアによって実現する場合、ＡＳＩＣ、ＳＯＣ、ＦＰＧＡ、又はＤＲＰなどの種々の回路によって実現することができる。また、上述した機能構成は、一部の機能構成をソフトウェア又はハードウェアによって、ユーザ端末２０等で処理されるようにしてもよい。

図５～図７を参照し、ユーザＵ１への情報提供の一例について説明する。本実施形態における投票関連情報管理システム１においては、ユーザＵ１から的中結果の提示要求を受け付けた場合に、ユーザＵ１から受け付けた投票に係る投票情報のうち的中結果が確定しているものであって、且つ、未だユーザＵ１に的中結果について提示されていない投票情報の的中結果に応じて投票に関する情報がユーザＵ１に提供される。

図５は、情報提供部１１ｃによる情報提供について説明する概念図である。図５においては、ユーザＵ１から受け付けた６個の投票に係る投票情報である、投票情報Ｂ１、投票情報Ｂ２、投票情報Ｂ３、投票情報Ｂ４、投票情報Ｂ５、及び投票情報Ｂ６が表されている。これらは記憶部１２のデータベースのテーブル等に記録されうる。

投票情報Ｂ１～Ｂ２は、的中結果をユーザＵ１に提示済みの状態であるである。投票情報Ｂ３は、的中結果をユーザＵ１に未提示であると同時に、競技の結果についても未確定の状態であるため、的中結果を提示不可能な状態である。投票情報Ｂ４～Ｂ６は、投票情報３とは別の競技を対象としており、競技の結果について確定しているため的中結果が判明しているが、ユーザＵ１に未提示の状態である。

情報提供部１１ｃは、的中結果が判明し、且つ、的中結果についてユーザＵ１に未提示である投票情報、つまり投票情報Ｂ４～Ｂ６の中から少なくとも１つを抽出する。抽出された投票情報が、対象投票情報となる。図５では、情報提供部１１ｃは、対象投票情報として投票情報Ｂ５が抽出している。

情報提供部１１ｃは、対象投票情報として抽出した投票情報Ｂ５の的中結果に応じて投票に関する情報をユーザＵ１に提供する。情報提供部１１ｃは、投票情報Ｂ５の投票内容は不的中であったことに基づき、例えば、投票情報Ｂ５が対象とした競技について的中させた情報を公開していた情報源に関する情報をユーザＵ１に提供することができる。

図６は、図５と同様に投票情報Ｂ１～Ｂ６に関するものであるが、情報提供部１１ｃが対象投票情報として投票情報Ｂ４～Ｂ６を抽出している。情報提供部１１ｃは、対象投票情報として抽出した投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果に応じて投票に関する情報をユーザＵ１に提供することができる。情報提供部１１ｃは、投票情報Ｂ４～Ｂ６のうち２つの投票内容が不的中であったことに基づき、例えば、投票情報Ｂ４～Ｂ６が対象とした競技についてより的中確率が高かった（的中確率が３分の２又は３分の３等）情報を公開していた情報源に関する情報をユーザＵ１に提供することができる。

図５において、結果提示部１１ｂはユーザＵ１から投票情報Ｂ５に関する的中結果の提示をユーザ端末２０ａへの操作に基づき受け付けた場合に、当該的中結果をユーザＵ１に提示することができる。このとき、情報提供部１１ｃは、投票情報Ｂ５を対象投票情報として抽出し、投票情報Ｂ５の的中結果に応じた投票に関する情報をユーザＵ１に提供する。

図６においては、結果提示部１１ｂはユーザＵ１から未提示の投票情報に関する的中結果の提示を受け付けた場合に、その時点で的中結果が判明し且つ未提示の状態である投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果をユーザＵ１に提示してもよい。このとき、情報提供部１１ｃは、投票情報Ｂ４～Ｂ６を対象投票情報として抽出し、投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果に応じた投票に関する情報をユーザＵ１に提供する。

また、図５において、結果提示部１１ｂは、ユーザＵ１から投票情報Ｂ５に関する的中結果の提示を受け付けた場合に、当該的中結果をユーザＵ１に提示する。このとき、情報提供部１１ｃは、投票情報Ｂ４を対象投票情報として抽出し、投票情報Ｂ５の的中結果に応じた投票に関する情報をユーザＵ１に提供してもよい。すなわち、提示要求の指定を受けた投票情報と異なる投票情報を対象投票情報として抽出してもよい。

また、図６において、結果提示部１１ｂは、ユーザＵ１から未提示状態にある投票情報に関する的中結果の提示の要求を、提示する投票情報の指定を伴わずに受け付けた場合に、投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果をユーザＵ１に提示してもよい。このとき、情報提供部１１ｃは、投票情報Ｂ４～Ｂ６を対象投票情報として抽出し、投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果に応じた投票に関する情報をユーザＵ１に提供してもよい。すなわち、提示する投票情報の指定を伴わずに提示要求を受け付けた場合に、未提示の状態にある全ての投票情報の的中結果について提示し、未提示の状態にある全ての投票情報を対象投票情報として抽出してもよい。

また、提示する投票情報の指定があった場合でも、結果提示部１１ｂは、予め定められた条件等に従い未提示の状態にある全て又は一部の投票情報の的中結果について提示してもよい。また、提示する投票情報の指定の有無に関わらず、情報提供部１１ｃは、予め定められた条件等に従い未提示の状態にある全て又は一部の投票情報を対象投票情報として抽出することができる。

結果提示部１１ｂは、投票情報及びそれに関連付けた的中結果を含むユーザＵ１に提示するためのデータをユーザ端末２０ａの表示部２４等に表示するための提示情報として出力することができる。また、例えば、ユーザ端末２０ａの制御部２１が有する表示制御部（図示せず）が当該提示情報を表示部２４に表示させることができる。図７では、未提示であった投票情報Ｂ４～Ｂ６に係る的中結果が表示部２４に表示されている。

情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１に提供するためのデータをユーザ端末２０ａの表示部２４等に表示するための提供情報として出力することができる。また、例えば、ユーザ端末２０ａの制御部２１が有する表示制御部が当該提供情報を表示部２４に表示させることができる。図７では、投票情報Ｂ４～Ｂ６等に応じて生成された提供情報が表示部２４上で領域３０に表示されうる。

結果提示部１１ｂにより提示される提示情報と、情報提供部１１ｃにより提供される提供情報とは、図７に示すように同一画面上に同時に表示されてもよく、順次表示されてもよい。また、提示情報、提供情報の順に、又は逆順に異なる画面に表示されてもよい。例えば、これらの情報のそれぞれは、第１画面に表示中にポップアップした別の第２画面、又は第１画面から遷移した別の第２画面に表示されうる。

（１－４．投票関連情報管理システム１による処理の流れ）
図８を参照し、投票関連情報管理システム１による処理の流れの一例を説明する。

ステップＳ２００において、ユーザ端末２０ａの制御部２１は、ユーザＵ１の操作に基づき競技の結果に対する投票を受け付け、サーバ１０に送信する。投票受付ステップ（Ｓ１００）において、サーバ１０の受付部１１ａは、ユーザ端末２０ａからユーザＵ１の投票要求を受信し、競技の結果に対するユーザＵ１の投票を受け付ける。

ステップＳ２１０において、ユーザ端末２０ａの制御部２１は、ユーザＵ１の操作に基づき投票情報の的中結果の提示の要求を受け付け、サーバ１０に送信する。

次に、結果提示ステップ（ステップＳ１１０、ステップＳ１２０及びステップＳ１３０）が実行される。ステップＳ１１０において、結果提示部１１ｂは、ユーザ端末２０ａからユーザＵ１の提示要求を受信する。

ステップＳ１２０において、結果提示部１１ｂは、競技の結果に関する情報を収集する。そして、ステップＳ１３０において、ユーザＵ１に未提示の的中結果が存在するか否かに基づいて次の処理（ステップＳ１４０又はステップＳ１４５）を決定する。

ユーザＵ１に未提示の的中結果が存在しない場合には、結果提示部１１ｂは、未提示の的中結果がない旨をユーザ端末２０ａに送信することによりユーザＵ１に通知する。なお、結果提示部１１ｂは、処理を終了し待機状態に移行してもよいが、ステップＳ１２０～Ｓ１３０を所定回数又は所定期間ループしてもよい。

ユーザＵ１に未提示の的中結果が存在する場合には、結果提示部１１ｂは、ユーザＵ１に的中結果を提示する投票情報を決定する。そして、ステップＳ１４０において、情報提供部１１ｃは、投票に関する情報を提供するか否か、提供する投票に関する情報の内容等を決定するために参照する対象投票情報を、競技の結果が確定している投票情報から抽出する。

ステップＳ１５０において、抽出された対象投票情報に応じてユーザＵ１に提供する投票に関する情報を生成する。

ステップＳ１６０において、提示する投票情報の的中結果及び提供する投票に関する情報をユーザ端末２０ａへ送信する。ステップＳ２２０において、ユーザ端末２０ａは表示部２４に受信した情報を表示する。

＜２．第２実施形態＞
本実施形態に係る情報処理装置は、図９に示すような投票関連情報管理システム２の一部を構成するサーバ１０である。投票関連情報管理システム２は、サーバ１０、ユーザ端末２０ａ、及びユーザ端末２０ｂを備える。以下、第１実施形態との相違点を中心に説明する。

ユーザＵ２が使用するユーザ端末２０ｂは、ユーザＵ１が使用するユーザ端末２０ａのハードウェア構成はユーザ端末２０ａと同様である。

情報提供部１１ｃは、対象投票情報の的中結果に応じて、競技に関する予想情報を公開しているユーザＵ２に関する情報、又は、公開されている投票可能な競技に関する予想情報を、ユーザＵ１に提供可能に構成される。このような構成とすることにより、競技に関する予想情報を公開している他のユーザに関する情報又はその予想情報をユーザが知ることができ、以降の投票の参考とすることができる。そして、参考情報を入手できることによりさらなる投票が期待できる。

図１０に示すように、サーバ１０の制御部１１は、受付部１１ａと、結果提示部１１ｂと、情報提供部１１ｃを有し、さらに予想情報管理部１１ｄを有していてもよい。

予想情報管理部１１ｄは、ユーザＵ２の予想情報を受け付け、記憶部１２等に記録する。ユーザＵ２は、競技に関する予想情報をサーバ１０に登録することにより、ユーザＵ１等の他のユーザが利用可能な情報として公開することができる。

ここで、「予想情報」とは、競技の結果に対する予想を含む情報である。予想情報は、競技の結果に対する予想及びその結果に対して賭けた投票額を含む情報であってもよい。

また、予想情報管理部１１ｄは、ユーザＵ２が投票せずに（実際に投票券の購入を行わず）登録を要求した予想情報を受け付けてもよい。予想情報管理部１１ｄは、ユーザＵ２が投票を行い、受付部１１ａが受け付けた投票内容を予想情報として受け付けてもよい。このとき投票額も併せて登録されうる。

なお、予想情報管理部１１ｄは、ユーザＵ２が投票時に行った投票内容を予想情報として公開するか否かの選択に基づき、投票内容を公開する予想情報として登録又は不登録を制御することができる。予想情報管理部１１ｄは、ユーザＵ２のアカウントの種類、又はユーザＵ２の設定（例えば、全て／一部の投票内容を予想情報として公開する設定）等に基づき登録を制御してもよい。

また、情報提供部１１ｃは、実際に投票した投票内容を公開した予想情報を、実際に投票せずに公開した予想情報より公開の優先度を高く設定することができる。すなわち、実際に投票した投票内容の予想情報の方が優先してユーザＵ１に提供される。ここで、優先して提供されるとは、領域３０において上部に表示される、提供頻度をより高く設定されること等により実現される。

予想情報を公開しているユーザＵ２は、自身の予想情報について、そのような予想を行った理由や関連する話題等を含む説明を文字、画像、音声、又は動画等の種々の方法により公開することができる。例えば、制御部１１が有する動画配信部（図示せず）は、ユーザＵ２のユーザ端末２０ｂから送信される説明の動画を受信し配信可能に構成されうる。動画配信部は、ユーザＵ２のユーザ端末２０ｂで撮影された動画をライブ配信してもよい。情報提供部１１ｃは、配信されるユーザＵ２の動画と共に表示される情報としてユーザＵ２の予想情報を提供できる。

ここで、「投票可能な競技」とは、受付部１１ａがユーザＵ１の投票を受け付けている競技である。すなわち、投票受付の締め切り前の競技である。なお、情報提供部１１ｃは、投票受付の開始前の競技に関する予想情報の提供を可能に構成されてもよく、投票受付の開始前の競技に関する予想情報の提供を制限するように構成されてもよい。

競技に関する予想情報を公開しているユーザＵ２は、結果が未だ確定していない競技に関する予想情報を公開しておらず、結果が既に確定している競技に関する予想情報のみを公開しているユーザであってもよい。

また、情報提供部１１ｃは、対象投票情報の的中結果に応じて、結果が既に確定している競技に関する予想情報だけを公開しているユーザではなく、投票可能な競技に関する予想情報を公開しているユーザＵ２に関する情報を、ユーザＵ１に提供するように構成されてもよい。このような構成とすることにより、情報提供部１１ｃによるユーザＵ２に関する情報の提供を受けた時点で、ユーザＵ１がその情報を次の投票に利用しやすい。

一態様においては、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ２によるライブ配信のチャンネルを視聴するため情報をユーザＵ１に提供する。チャンネルを視聴するため情報とは、例えば、ライブ配信のチャンネルを表示する画面への遷移のための情報である。当該情報を受信したユーザ端末２０ａはボタン又はサムネイル画像等として表示することができる。

また、ユーザ端末２０ａは、表示部２４に配信されたユーザＵ２の動画と共にユーザＵ２の予想情報を表示してもよい。このような構成とすることにより、ユーザＵ１は動画を視聴しながら表示される予想情報に基づき投票を行うことができる。一例においては、ユーザＵ１が、表示された予想情報に対する操作により予想情報と同様の投票内容で投票を行うことができるように構成されうる。

また、情報提供部１１ｃは、提供する予想情報を予想内容とボタン等を含む入力フォームの形式で表示するための情報として提供することができる。入力フォームは、例えば、結果の予想及びその予想に対応する投票額を含む入力フォームであって、ユーザＵ２の予想情報が反映されているインターフェースである。そして、入力フォームは、当該予想情報と同じ内容で投票することができるボタンを含む。ユーザ端末２０ａは、当該入力フォームを表示部２４に表示する。なお、情報提供部１１ｃ又はユーザ端末２０ａ、入力フォームにおいてユーザＵ１が投票額又は結果の予想を変更できるように制御してもよい。

（２－１．変形例１）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ２が公開していた予想情報の的中結果に関する成績が、対象投票情報の的中結果に関する成績よりも高い場合に、ユーザＵ２に関する情報、又は、ユーザＵ２が公開している投票可能な競技に関する予想情報を、ユーザＵ１に提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、競技に関する予想情報を公開している他のユーザのうち的中の成績のよい他のユーザの情報又はその予想情報をユーザが知ることができる。

ここで、「的中結果に関する成績」とは、的中率又は回収率等を意味する。「成績がより高い／低い」とは、的中率又は回収率等の数値がより大きい／小さい（確率がより高い／低い）ことを意味する。「的中率」とは、投票券を購入した競技数に対する的中した競技数の割合である。「回収率」とは、投票券の収支の割合である。１又は複数の投票券の購入金額に対するリターン額の割合である。「購入金額＝リターン額」の場合には１００％であり、「購入金額＞リターン額」の場合には１００％未満であり、「購入金額＜リターン額」の場合には１００％超である。なお、予想情報が実際に投票券を購入していない場合には、購入していた場合に想定される計算上の割合である。

「対象投票情報の的中結果に関する成績」の算出の基礎とする競技と、「ユーザＵ２が公開していた予想情報の的中結果に関する成績」の算出の基礎とする競技とは、１又は複数の同じ競技を基礎としていてもよく、１又は複数の異なる競技を基礎としていてもよい。同じ競技を基礎する場合には、ユーザＵ１とユーザＵ２の成績の比較はより単純である。一方、異なる競技を基礎とする場合には、予め定められた係数等を成績に掛けた上で成績を比較してもよい。

「対象投票情報の的中結果に関する成績」又は「ユーザＵ２が公開していた予想情報の的中結果に関する成績」は、所定の範囲内の競技の結果に対する投票の的中結果を抽出して算出されてもよい。所定の範囲内とは、直近の所定回数（例えば、直近１０回等）の競技の結果に対する投票、所定の期間（例えば、過去１週間や１ヶ月等）、所定の種類の競技（例えば、特定のグレード競技等）の結果に対する投票、又はユーザＵ１若しくはユーザＵ２等のユーザが指定する競技若しくは指定する条件を満たす競技の結果に対する投票等であってもよい。

（２－２．変形例２）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１へ情報提供するユーザＵ２を選択する処理を、ユーザＵ２が公開している投票可能な競技に関する予想情報のうちの少なくとも１つに対応する投票額、及び、ユーザＵ１が投票可能な投票額、に基づき実行し、選択されたユーザＵ２に関する情報、又は、選択されたユーザＵ２が公開している投票可能な競技に関する予想情報を、ユーザＵ１に提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、開示されている予想情報に含まれる投票額とユーザが投票可能な投票額に基づき予想情報を公開している他のユーザを選択することで、ユーザの状況に合わせた情報提供が可能となる。

ここで、「ユーザＵ１が投票可能な投票額」とは、例えば投票関連情報管理システム１に係るサービスにおいてユーザＵ１が利用可能な価値の額であってよい。このような利用可能な価値は、サービスにおいて予め預けられている価値、言い換えれば購入又はチャージされている価値である。

また、利用可能な価値の額は、システム上設けられた制限又はユーザＵ１等の利用者側によって設けられた制限に基づき算出される額であってもよい。例えば、ユーザＵ１がひと月に１０万円の利用制限を設定している場合に、既にユーザＵ１が５万円利用していれば、利用可能な価値の額は５万円となる。なお、払戻しにより利益が出ている場合には、その利益の額に相当する分を利用可能な価値の額に加算してもよい。

また、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１へ情報提供するユーザＵ２を選択する処理を、ユーザＵ２が公開している投票可能な競技に関する予想情報のうちの少なくとも１つに対応する投票額が、ユーザＵ１が投票可能な投票額以下となるように実行するように構成されてもよい。

また、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１へ情報提供するユーザＵ２を選択する処理を、ユーザＵ２が公開している投票可能な競技に関する予想情報に対応する投票額の総額が、ユーザＵ１が投票可能な投票額以下となるように実行するように構成されてもよい。ユーザＵ２が公開している予想情報の全てと同じ投票をユーザＵ１が行えるように制御する。

また、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１へ情報提供するユーザＵ２を選択する処理を、ユーザＵ２が公開している投票可能な１つ競技に関する予想情報に対応する投票額の総額が、ユーザＵ１が投票可能な投票額以下となるように実行するように構成されてもよい。ユーザＵ２が公開している予想情報のうち１つの競技に関する予想情報と同じ投票をユーザＵ１が行えるように制御する。例えば、その日の競輪の第８レースに関する予想情報として、ユーザＡは予想情報ａ１（投票額３００円）及び予想情報ａ２（投票額５００円）を公開し、ユーザＢは予想情報ｂ１（投票額４００円）及び予想情報ｂ２（投票額６００円）を公開している。このときユーザＵ１の利用可能な価値の額が９００円である場合には、情報提供部１１ｃは、ユーザＡをユーザＵ２として選択するように構成されうる。

（２－３．変形例３）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ２が公開している投票可能な競技に関する予想情報に基づく情報であって、ユーザＵ１が投票可能な投票額に応じて投票額を調整した予想情報を、ユーザＵ１に提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、ユーザは他のユーザが公開している予想情報をその投票額に関わらず参考にすることができる。

情報提供部１１ｃは、ユーザＵ２が公開しているが公開している投票可能な競技に関する予想情報を結果に関する予想については変更を加えず、投票額については変更を加える処理を行うことができる。一例として、ユーザＵ２が公開している予想情報が、競輪のあるレースにおいて「２－１－４（車番が２、１、４の選手が順に１着、２着、３着）」という結果の予想をし、対応する投票額が５００円である場合について説明する。このとき、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１の利用可能な価値の額が３００円の場合には、「２－１－４」について投票額を３００円として投票可能なボタン等を含むフォームを生成する情報を提供することができる。

＜３．第３実施形態＞
本実施形態に係る情報処理装置は、図１１に示すような投票関連情報管理システム３の一部を構成するサーバ１０である。投票関連情報管理システム３は、サーバ１０、ユーザ端末２０ａ、及びユーザ端末２０ｃを備える。以下、第１実施形態との相違点を中心に説明する。

ユーザＵ３が使用するユーザ端末２０ｃは、ユーザＵ１が使用するユーザ端末２０ａのハードウェア構成はユーザ端末２０ａと同様である。

受付部１１ａは、ユーザＵ３が公開している投票可能な競技に関する予想情報に基づくユーザＵ１の投票を受け付け、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１から的中結果の提示要求を受け付けた場合に、ユーザＵ１から受け付けた投票に関する投票情報のうち、ユーザＵ１に的中結果を未提示であり且つユーザＵ３の予想情報に基づく投票情報の少なくとも１つを含む対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、ユーザＵ３が公開している投票可能な競技に関する予想情報を、ユーザＵ１に提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、あるユーザの公開している予想情報に基づき投票して的中した場合に、同じユーザが公開している予想情報に基づき別の競技の結果に対する投票を容易にすることができる。

図１２は図６と同様の例であるが、情報提供部１１ｃは、的中結果を未提示である投票情報Ｂ４～Ｂ６のうち、ユーザＵ３が公開していた予想情報に基づき行ったユーザＵ１の投票に関する投票情報Ｂ４及び投票情報Ｂ５を対象投票情報として抽出することができる。そして、情報提供部１１ｃは、投票情報Ｂ４に係る投票内容が的中していたことに基づき、ユーザＵ３が公開している投票可能な競技に関する予想情報をユーザＵ１に提供する。

ここで、情報提供部１１ｃは、「ユーザＵ３が公開していた予想情報に基づき行ったユーザＵ１の投票」について、ユーザＵ３が公開していた予想情報のうち投票額は異なっていてもよく、結果の予想に関する投票内容が全く同一の場合に該当すると判定するように構成されうる。また、情報提供部１１ｃは、結果の予想に関する投票内容が一部異なっていても「ユーザＵ３が公開していた予想情報に基づき行ったユーザＵ１の投票」に該当すると判定するように構成されてもよい。一致の度合いによって、投票において１等賞、２等賞、３等賞・・・というように的中しているとの基準が段階的に設定されている場合には、情報提供部１１ｃは的中していることについて複数の種類が存在するように判定することができる。

また、予想情報に基づく投票であるとの判定は、予想情報を参照又は利用しながらフォーム上等で同様の内容について投票できる状態で行われた投票であるか否かに基づいて行われうる。

（３－１．変形例４）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、対象投票情報に的中した投票情報が含まれ、且つ、ユーザＵ３が公開している投票可能な予想情報が取得できない場合に、投票可能な予想情報を公開しているユーザＵ４に関する情報、又は、ユーザＵ４が公開している投票可能な予想情報を、ユーザＵ１に提供可能に構成されてもよい。なお、ユーザＵ４は、ユーザＵ３とは異なるユーザである。

このような構成とすることにより、あるユーザの公開している予想情報に基づき投票して的中したが同じユーザが投票可能な競技に関する予想情報を公開していない場合でも、別のユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報の提供を受けることができる。

（３－２．変形例５）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１から的中結果の提示要求を受け付けた場合に、ユーザＵ１から受け付けた投票に関する投票情報のうち、ユーザＵ１に的中結果を未提示であり且つユーザＵ３の予想情報に基づく投票情報の全てを含む対象投票情報に的中した投票情報が含まれていない場合に、対象投票情報が対象とした競技の少なくとも１つについて的中した予想情報を公開していたユーザＵ５に関する情報、又は、ユーザＵ５が公開している投票可能な競技に関する予想情報を、ユーザＵ１に提示可能に構成されてもよい。なお、ユーザＵ５は、ユーザＵ３とは異なるユーザである。

このような構成とすることにより、あるユーザの公開している予想情報に基づき投票して的中させることができなかった場合に、参考にすべき別のユーザの情報又はその公開している予想情報について提供を受けることができる。

図１３は図６と同様の例であるが、情報提供部１１ｃは、的中結果を未提示である投票情報Ｂ４～Ｂ６のうち、ユーザＵ３が公開していた予想情報に基づき行ったユーザＵ１の投票に関する投票情報Ｂ４及び投票情報Ｂ５を対象投票情報として抽出することができる。そして、情報提供部１１ｃは、投票情報Ｂ４及び投票情報Ｂ５に係る投票内容がいずれも的中していなかったことに基づき、投票情報Ｂ４及び投票情報Ｂ５の少なくとも１つについて的中した予想情報を公開していたユーザＵ５に関する情報、又は、ユーザＵ５が公開している投票可能な競技に関する予想情報を、ユーザＵ１に提示する。

＜４．その他の実施形態＞
以上、本発明における実施形態及びその変形例について説明したが、本開示の適用は上述の内容に限定されるものではない。

（４－１．変形例６）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、的中した投票情報に含まれる投票対象の競技体が出場する競技であって投票可能な競技に関する情報を、ユーザＵ１に提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、的中させた競技に出場していた競技体にユーザが興味を持ちやすいことを反映した情報提供を実現できる。

「的中した投票情報に含まれる投票対象の競技体」は、的中した投票情報の対象とする競技に出場していた競技体である。また、「的中した投票情報に含まれる投票対象の競技体」は、競技の結果を構成する要素となっていた競技体として処理されてもよい。例えば、競輪において投票したレースにおいて、「２－１－４（車番が２、１、４の選手が順に１着、２着、３着）」という３連単の結果について投票した場合に、車番が２、１、４の選手が競技の結果を構成する要素となる。

（４－２．変形例７）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、的中した投票情報に含まれる投票対象の競技体が複数出場する競技が予定されている場合に、当該予定されている競技の結果に対する投票において指定可能な当該複数の競技体を含む投票の組み合わせを、ユーザＵ１に提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、的中させた競技に出場していた競技体の組合せの投票にユーザが興味を持ちやすいことを反映した情報提供を実現できる。

一例として、競輪において投票したレースにおいて、「２－１－４（車番が２、１、４の選手が順に１着、２着、３着）」という３連単の結果について投票し的中した場合について説明する。情報提供部１１ｃは、車番が２、１、４の選手のうち少なくとも２選手の出場が予定されている競技の結果として、車番が２、１、４の選手のうち少なくとも２選手を要素として構成される結果（賭式等）をユーザＵ１に提供することができる。

（４－２．変形例７）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、対象投票情報の的中結果に関する成績が予め定められた基準よりも低い場合に、対象投票情報に含まれる競技に出場した競技体の数に基づき決定した閾値より少ない競技体が出場する予定の競技を、ユーザＵ１に提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、的中結果に関する成績が悪い場合により競技対の数が少なく的中確率の高い競技に関する情報を提供することができる。

図６の例では、成績を的中率に基づいて算出する場合には、対象投票情報の投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中率は「１／３」である。予め定められた基準が、「１／２」である場合には、情報提供部１１ｃは対象投票情報の的中結果に関する成績が予め定められた基準よりも低いと判定する。予め定められた基準は、投票情報Ｂ４～Ｂ６について投票していた全ユーザの的中率の平均として算出されると定められた基準であってもよい。

「対象投票情報に含まれる競技に出場した競技体の数に基づき決定した閾値」は、各競技に出場した競技体の数の最大値、最小値、又は平均値等である。

（４－３．変形例８）
一態様においては、情報提供部１１ｃは、ユーザＵ１に提供した投票に関する情報について所定のタイミングで再度提供可能に構成されてもよい。

例えば、提供した情報に関する競技が、翌日、翌週、又は翌月等の競技でありすぐに開催されず、ユーザＵ１は直ぐに投票を行わないこと、又は投票を受け付けておらず投票が行えないこと等がある。このような場合、ユーザＵ１は情報の提供を受けたことを失念する可能性があり、再度提供することによりリマインドすることができる。

また、例えば、競技に関する予想情報を公開しているユーザＵ２に関する情報の提供を受けたが、ユーザＵ２が直ぐに投票可能な競技について公開していないこと、又は、投票可能でも開催まで期間がありユーザＵ１がユーザＵ２の公開している予想情報を参考にしないこと等がある。このような場合、ユーザＵ２が投票可能な競技について予想情報を公開したタイミング、又は、ユーザＵ２が公開している予想情報に関する競技の所定の期間前に再度提供することにより、適切なタイミングでの再提供を行うことができる。

（４－４．その他）
また、的中結果の提示が行われたか否かは、ユーザ端末２０ａで表示が行われたことに基づき判定されてもよい。例えば、図７のようにユーザ端末２０ａの表示部２４上で投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果が表示されたという情報を受信した結果提示部１１ｂは、投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果を提示したものとして記憶部１２に記録する。

また、的中結果の提示が行われたか否かは、提示された的中結果をユーザＵ１が確認したことに紐付けられた操作に基づき判定さてもよい。例えば、図７のようにユーザ端末２０ａの表示部２４上で投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果が表示された画面において、確認ボタン４０のオブジェクトを押下されたという情報を受信した結果提示部１１ｂは、投票情報Ｂ４～Ｂ６の的中結果を提示したものとして記憶部１２に記録する。その他、メール等で的中結果とともに送られたリンクをクリックしたことに基づいて判定されてもよい。

また、本発明は、上述のシステムを機能させるプログラムとして実現することもできる。

また、本発明は、上述のプログラムを格納する、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体又は上述のプログラムを記録したコンピュータの読み取りが可能な記録媒体として実現することもできる。

以上、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

＜５．実施形態の特徴＞
以下、本発明の実施形態の特徴をまとめる。

本発明の一態様では、受付部と、結果提示部と、情報提供部と、を備え、前記受付部は、競技の結果に対する第１ユーザの投票を受け付け、前記結果提示部は、投票に関する投票情報の的中結果を前記第１ユーザに提示し、前記情報提供部は、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報を前記第１ユーザに提供する、情報処理装置が提供される。

このような構成とすることにより、未確認の投票情報（投票内容）の的中結果に関する確認時に、確認した投票情報の的中結果に応じて次回以降の投票においてユーザが参考にすることができる情報を提供することができる。そして、ユーザに対する適切な情報提供或いはサポートを行うことができる。その結果、投票に関するサービスのユーザの継続的な利用につながることが期待できる。

また、前記情報提供部は、前記対象投票情報の的中結果に応じて、競技に関する予想情報を公開している第２ユーザに関する情報、又は、公開されている投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、競技に関する予想情報を公開している他のユーザに関する情報又はその予想情報をユーザが知ることができ、以降の投票の参考とすることができる。そして、参考情報を入手できることによりさらなる投票が期待できる。

また、前記情報提供部は、前記第２ユーザが公開していた予想情報の的中結果に関する成績が、前記対象投票情報の的中結果に関する成績よりも高い場合に、前記第２ユーザに関する情報、又は、前記第２ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、競技に関する予想情報を公開している他のユーザのうち的中の成績のよい他のユーザの情報又はその予想情報をユーザが知ることができる。

また、前記情報提供部は、前記第１ユーザへ情報提供する前記第２ユーザを選択する処理を、前記第２ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報のうちの少なくとも１つに対応する投票額、及び、前記第１ユーザが投票可能な投票額、に基づき実行し、選択された前記第２ユーザに関する情報、又は、選択された前記第２ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、競技に関する予想情報を公開している他のユーザのうち的中の成績のよい他のユーザの情報又はその予想情報をユーザが知ることができる。

また、前記情報提供部は、前記第２ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報に基づく情報であって、前記第１ユーザが投票可能な投票額に応じて投票額を調整した予想情報を、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、ユーザは他のユーザが公開している予想情報をその投票額に関わらず参考にすることができる。

また、前記受付部は、第３ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報に基づく前記第１ユーザの投票を受け付け、前記情報提供部は、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示であり且つ前記第３ユーザの予想情報に基づく投票情報の少なくとも１つを含む前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、前記第３ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、あるユーザの公開している予想情報に基づき投票して的中した場合に、同じユーザが公開している予想情報に基づき別の競技の結果に対する投票を容易にすることができる。

また、前記情報提供部は、前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれ、且つ、前記第３ユーザが公開している投票可能な予想情報が取得できない場合に、投票可能な予想情報を公開している第４ユーザに関する情報、又は、前記第４ユーザが公開している投票可能な予想情報を、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、あるユーザの公開している予想情報に基づき投票して的中したが同じユーザが投票可能な競技に関する予想情報を公開していない場合でも、別のユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報の提供を受けることができる。

また、前記情報提供部は、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示であり且つ前記第３ユーザの予想情報に基づく投票情報の全てを含む前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれていない場合に、前記対象投票情報が対象とした競技の少なくとも１つについて的中した予想情報を公開していた第５ユーザに関する情報、又は、前記第５ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提示可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、あるユーザの公開している予想情報に基づき投票して的中させることができなかった場合に、参考にすべき別のユーザの情報又はその公開している予想情報について提供を受けることができる。

また、前記情報提供部は、前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、前記的中した投票情報に含まれる投票対象の競技体が出場する競技であって投票可能な競技に関する情報を、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、的中させた競技に出場していた競技体にユーザが興味を持ちやすいことを反映した情報提供を実現できる。

また、前記情報提供部は、前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、前記的中した投票情報に含まれる投票対象の競技体が複数出場する競技が予定されている場合に、当該予定されている競技の結果に対する投票において指定可能な当該複数の競技体を含む投票の組み合わせを、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、的中させた競技に出場していた競技体の組合せの投票にユーザが興味を持ちやすいことを反映した情報提供を実現できる。

また、前記情報提供部は、前記対象投票情報の的中結果に関する成績が予め定められた基準よりも低い場合に、前記対象投票情報に含まれる競技に出場した競技体の数に基づき決定した閾値より少ない競技体が出場する予定の競技を、前記第１ユーザに提供可能に構成されてもよい。このような構成とすることにより、的中結果に関する成績が悪い場合により競技対の数が少なく的中確率の高い競技に関する情報を提供することができる。

本発明の他の態様では、コンピュータに、受付ステップと、結果提示ステップと、情報提供ステップと、を実行させるプログラムであって、前記受付ステップでは、競技の結果に対する第１ユーザの投票を受け付け、前記結果提示ステップでは、投票に関する投票情報の的中結果を前記第１ユーザに提示し、前記情報提供ステップでは、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報を前記第１ユーザに提供する、プログラムが提供される。

本発明の他の態様では、コンピュータが、競技の結果に対する第１ユーザの投票を受け付け、コンピュータが、投票に関する投票情報の的中結果を前記第１ユーザに提示し、コンピュータが、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報を前記第１ユーザに提供する、情報処理方法が提供される。

１，２，３：投票関連情報管理システム、５：通信回線、１０：サーバ、１１：制御部、１１ａ：受付部、１１ｂ：結果提示部、１１ｃ：情報提供部、１１ｄ：予想情報管理部、１２：記憶部、１３：通信部、１４：操作入力部、１５：モニタ、１６：システムバス、２０ａ，２０ｂ，２０ｃ：ユーザ端末、２１：制御部、２２：記憶部、２３：通信部、２４：表示部、２５：スピーカ、２６：マイク、２７：カメラ、２８：操作ボタン、２９：システムバス、３０：領域、４０：確認ボタン、３００：投票額、４００：投票額、５００：投票額、６００：投票額、Ｂ１～Ｂ６：投票情報、Ｓ１１０：ステップ、Ｓ１２０：ステップ、Ｓ１３０：ステップ、Ｓ１４０：ステップ、Ｓ１４５：ステップ、Ｓ１５０：ステップ、Ｓ１６０：ステップ、Ｓ２００：ステップ、Ｓ２１０：ステップ、Ｓ２２０：ステップ、Ｕ１～Ｕ５：ユーザ

Claims (13)

1. 受付部と、結果提示部と、情報提供部と、を備え、
   前記受付部は、競技の結果に対する第１ユーザの投票を受け付け、
   前記結果提示部は、投票に関する投票情報の的中結果を前記第１ユーザに提示し、
   前記情報提供部は、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報を前記第１ユーザに提供する、
   情報処理装置。
2. 前記情報提供部は、前記対象投票情報の的中結果に応じて、競技に関する予想情報を公開している第２ユーザに関する情報、又は、公開されている投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提供する、
   請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記情報提供部は、前記第２ユーザが公開していた予想情報の的中結果に関する成績が、前記対象投票情報の的中結果に関する成績よりも高い場合に、前記第２ユーザに関する情報、又は、前記第２ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提供する、
   請求項２に記載の情報処理装置。
4. 前記情報提供部は、
   前記第１ユーザへ情報提供する前記第２ユーザを選択する処理を、前記第２ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報のうちの少なくとも１つに対応する投票額、及び、前記第１ユーザが投票可能な投票額、に基づき実行し、
   選択された前記第２ユーザに関する情報、又は、選択された前記第２ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提供する、
   請求項２又は請求項３に記載の情報処理装置。
5. 前記情報提供部は、前記第２ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報に基づく情報であって、前記第１ユーザが投票可能な投票額に応じて投票額を調整した予想情報を、前記第１ユーザに提供する、
   請求項２～請求項４の何れか１項に記載の情報処理装置。
6. 前記受付部は、第３ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報に基づく前記第１ユーザの投票を受け付け、
   前記情報提供部は、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示であり且つ前記第３ユーザの予想情報に基づく投票情報の少なくとも１つを含む前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、前記第３ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提供する、
   請求項１～請求項５の何れか１項に記載の情報処理装置。
7. 前記情報提供部は、前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれ、且つ、前記第３ユーザが公開している投票可能な予想情報が取得できない場合に、投票可能な予想情報を公開している第４ユーザに関する情報、又は、前記第４ユーザが公開している投票可能な予想情報を、前記第１ユーザに提供する、
   請求項６に記載の情報処理装置。
8. 前記情報提供部は、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示であり且つ前記第３ユーザの予想情報に基づく投票情報の全てを含む前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれていない場合に、前記対象投票情報が対象とした競技の少なくとも１つについて的中した予想情報を公開していた第５ユーザに関する情報、又は、前記第５ユーザが公開している投票可能な競技に関する予想情報を、前記第１ユーザに提示する、
   請求項６又は請求項７に記載の情報処理装置。
9. 前記情報提供部は、前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、前記的中した投票情報に含まれる投票対象の競技体が出場する競技であって投票可能な競技に関する情報を、前記第１ユーザに提供する、
   請求項１～請求項７の何れか１項に記載の情報処理装置。
10. 前記情報提供部は、前記対象投票情報に的中した投票情報が含まれている場合に、前記的中した投票情報に含まれる投票対象の競技体が複数出場する競技が予定されている場合に、当該予定されている競技の結果に対する投票において指定可能な当該複数の競技体を含む投票の組み合わせを、前記第１ユーザに提供する、
    請求項９に記載の情報処理装置。
11. 前記情報提供部は、前記対象投票情報の的中結果に関する成績が予め定められた基準よりも低い場合に、前記対象投票情報に含まれる競技に出場した競技体の数に基づき決定した閾値より少ない競技体が出場する予定の競技を、前記第１ユーザに提供する、
    請求項１に記載の情報処理装置。
12. コンピュータに、受付ステップと、結果提示ステップと、情報提供ステップと、を実行させるプログラムであって、
    前記受付ステップでは、競技の結果に対する第１ユーザの投票を受け付け、
    前記結果提示ステップでは、投票に関する投票情報の的中結果を前記第１ユーザに提示し、
    前記情報提供ステップでは、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報を前記第１ユーザに提供する、
    プログラム。
13. コンピュータが、競技の結果に対する第１ユーザの投票を受け付け、
    コンピュータが、投票に関する投票情報の的中結果を前記第１ユーザに提示し、
    コンピュータが、前記第１ユーザから的中結果の提示要求を受け付けた場合に、前記第１ユーザから受け付けた投票に関する投票情報のうち、前記第１ユーザに的中結果を未提示である投票情報のうち少なくとも１つを含む対象投票情報の的中結果に応じて、投票に関する情報を前記第１ユーザに提供する、
    情報処理方法。

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