JP2021115779A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パワーモニタ制御において分割印字となったとき、過昇温防止モニタ制御においてウエイト制御がかかるとき、必要以上にスループットが低下する。【解決手段】パワーモニタ制御における分割印字の分割数に応じて、過昇温防止モニタ制御で決定されるウエイトタイムを設定する。【選択図】図12
Description
本発明は、記録ヘッドの複数回の移動中に記録媒体の単位領域に対して画像を記録する、所謂マルチパス記録方法を実行可能なインクジェット記録装置に関する。
インクジェット方式の記録装置は、高解像度化やカラー化が進み、画像品位が向上したことから広く普及している。インクジェット記録装置では、記録ヘッドの特性により様々な問題があり、これらを解決するために様々なモニタ制御が行われている。前記記録ヘッドの諸問題とこれを解決するための方法には、以下のようなモニタ制御が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
[パワーモニタ制御]
画像データの内容によって情報量が大きく異なり、また、記録媒体の一頁分等、所定領域中の記録箇所に応じて記録ドット密度に分布が存在し、前記記録ヘッドが駆動にかかる必要電力量が大容量になってしまうことが問題となっていた。これを解決するために、所定単位に分割した領域のドットカウントが所定のドットカウント以上の場合にキャリッジ移動速度および分割印字回数を決定する方法が開示されている。
画像データの内容によって情報量が大きく異なり、また、記録媒体の一頁分等、所定領域中の記録箇所に応じて記録ドット密度に分布が存在し、前記記録ヘッドが駆動にかかる必要電力量が大容量になってしまうことが問題となっていた。これを解決するために、所定単位に分割した領域のドットカウントが所定のドットカウント以上の場合にキャリッジ移動速度および分割印字回数を決定する方法が開示されている。
[過昇温防止モニタ制御]
画像データの内容によって情報量が大きく異なり、また、ある特定のインクの記録ドット密度に分布が存在し、インク吐出量が増加し前記記録ヘッドの温度が昇温し、吐出インク液滴の体積が増加し、インクのリフィルが間に合わなくなり、よれやショボ等の吐出不良を発生させることが問題となっていた。これを解決するために、前記記録ヘッドの温度に対応する閾値とドットカウントを比較し、キャリッジ移動速度等を決定する方法が開示されている。
画像データの内容によって情報量が大きく異なり、また、ある特定のインクの記録ドット密度に分布が存在し、インク吐出量が増加し前記記録ヘッドの温度が昇温し、吐出インク液滴の体積が増加し、インクのリフィルが間に合わなくなり、よれやショボ等の吐出不良を発生させることが問題となっていた。これを解決するために、前記記録ヘッドの温度に対応する閾値とドットカウントを比較し、キャリッジ移動速度等を決定する方法が開示されている。
上記特許文献1は、ドットカウント情報を基に、それぞれのモニタ制御によって決定されたキャリッジ移動速度や、分割印字数によるスループット低下を最小限に抑えることが可能な構成について記載されている。
ところで、前記過昇温防止モニタ制御においては、前記記録ヘッドの昇温を抑制する制御方法として、ヘッド走査間で一定時間ヘッドを待機させるウエイトや、一走査中に印字するブロックを副走査方向に複数に分割する分割印字も知られている。いま、パワーモニタ制御において分割印字の実施が決定され、過昇温防止モニタ制御におけるウエイトも実施される場合を考える。このとき、特許文献1に記載の構成においては、両者のモニタ制御の判定結果として、分割印字とウエイトの両方が実施されることになる。しかしながら、ヘッド昇温観点においては分割印字を実施することで十分に昇温抑制を行うことが可能であるため、分割印字とウエイトの両方が実施されると、必要以上にスループットが低下してしまう。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、パワーモニタ制御における分割印字の分割数に応じて、過昇温防止モニタ制御で決定されるウエイトタイムを設定することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のインクジェット記録装置は、記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査させながら記録媒体上への記録と前記記録媒体の搬送とを行う記録装置であって、前記記録データのドット数をカウントするドットカウント手段と、前記走査領域における第一のドットカウント領域においてドットカウントし、カウント値が第一の所定値より大であるか否かを判別することで、分割印字の分割数を決定する分割印字決定手段と、前記走査領域における第二のドットカウント領域においてドットカウントし、カウント値が第二の所定値より大であるか否かを判別することで、前記記録動作中にウエイトタイムを入れるウエイトタイム制御手段と、前記分割数決定手段によって決定した分割数により、前記記録動作中のウエイトタイムを更新するウエイトタイム更新手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、パワーモニタ制御・過昇温防止モニタ制御によるスループット低下を最小限に抑えることができる。
[装置構成]
図1は本実施形態で適用するインクジェット記録装置の外観を示す斜視図であり、図2はインクジェット記録装置内部を示す斜視図である。
図1は本実施形態で適用するインクジェット記録装置の外観を示す斜視図であり、図2はインクジェット記録装置内部を示す斜視図である。
本実施形態では、図2に示すように、給紙トレイ12より矢印で示す方向に記録媒体を挿入後、間欠的に搬送して画像形成し、図1の排紙トレイM3160より排紙する。
図2において、キャリッジ5に搭載された記録ヘッド1は、矢印A1、A2方向にガイドレール4に沿って往復移動しながらノズルからインクを吐出し、記録媒体S2上に画像を形成する。記録ヘッド1は、例えば、それぞれ異なった色のインクに対応した複数のノズル群を有している。各色インクは、インクタンク(不図示)に貯留され、そのインクタンクを経て記録ヘッド1に供給される。本記録ヘッド1に搭載される8色のインクを吐出するノズル列の配列状態を図3に示す。本実施例において、記録ヘッド1の色数は8色とする。また、各色ノズル列は、1/1200inch(1200dpi)間隔で1000ノズルを有しているものとする。
本実施形態では、インクタンクと記録ヘッド1とは一体となり、図2のようにヘッドカートリッジ6を構成し、ヘッドカートリッジ6がキャリッジ5に搭載される構成となっている。
また、キャリッジモータ11の駆動力をタイミングベルト17によってキャリッジ5に伝えることにより、キャリッジ5を矢印A1、A2方向(主走査方向)にガイド軸3とガイドレール4に沿って往復移動させる。このキャリッジ移動の際に、キャリッジ位置はキャリッジ5に設けられたエンコーダセンサ21によりキャリッジの移動方向に沿って備えられたリニアスケール19を読み取ることにより検出される。そして、この往復移動により記録媒体上への記録が開始される。この時、記録媒体S2は給紙トレイ12より供給され、搬送ローラ16とピンチローラ15とにより挟持され、プラテン2まで搬送される。
次に、キャリッジ5がA1方向に1走査分の記録を行うと、搬送モータ13によってリニアホイール20を介して搬送ローラ16が駆動される。そして、記録媒体S2が副走査方向である矢印B方向に所定量搬送される。その後、キャリッジ5がA2方向に走査しながら、記録媒体S2に記録が行なわれる。ホームポジションには図2に示されているように、ヘッドキャップ10と回復ユニット14が備えられ、必要に応じて間欠的に記録ヘッド1の回復処理を行う。
上記説明した動作を繰り返すことにより、記録媒体の1枚分の記録が終了すると、記録媒体は排紙され、1枚分の記録が完了する。
図4は本実施形態を実施したインクジェット記録装置の構成を表すブロック図である。
図中401はモータドライバであり、シリアル記録装置の印字動作を行うためのキャリッジモータ(記録ヘッドを動作させる)、紙送りモータ(被記録媒体を動かし、給排紙を行う)、回復モータ(印字ヘッドの回復動作を行う)等のモータ類を制御するための制御回路である。
記録ヘッド1は、被記録媒体上に画像を印字する機能を持つ。交換式ヘッドの場合、記録ヘッドごとに固有のIDを持ち、ヘッドが交換されたかどうかはこのIDを比較することで判別できる。
RAM(Random Access Memory)402は、電力が供給されている間のみ情報を保持できる記憶装置であり、電力の供給が断たれると保持している情報は消滅してしまう。
ROM(Read Only Memory)403は、読み出しのみ可能な記録装置で、インクジェット記録装置の制御プログラムを記録してあり、これをCPU404で参照して制御動作を行う。
CPU404は、ROM403より制御プログラムを読み出し、プログラムに従って各制御装置の制御を実行する。
インターフェース405は、インクジェット記録装置406とホストコンピュータを接続し、ホストコンピュータより印字データを受信したり、ホストコンピュータへステータスを送信したりする機能を持つ。
不揮発メモリ407は、各種情報を保持記録している記録装置であり、電力の供給が断たれても記録した情報を保持し続けることが可能である。
操作部408は、ユーザーからのキー操作を受け付けるキーと、ユーザーへエラーなどを通知するための表示装置などからなる。
ドットカウント部409は、実際に印字ヘッドから吐出されるインク滴の数を測定する機能を持つ回路である。
パワーモニタ制御部410は、ドットカウント部409によって、計算された一走査中に印字するブロックを主走査方向に複数に分割する、または一走査中に印字する種操作方向の領域の全域に亘って、一走査で駆動するヘッド記録素子の駆動回数を計算する。そして、あらかじめ決められた閾値よりも大である場合には、2分割印字、さらには16分割印字を行うことにより1回の走査によるヘッド記録素子の駆動回数を抑える。
過昇温防止モニタ制御部411は、ドットカウント部409によって、計算された一走査中に印字する範囲を主走査方向に複数分割し、分割した範囲のそれぞれのドットカウント値を算出する。そして、記録ヘッド1の温度に対応するあらかじめ決められた閾値をよりも大きい場合、走査間でウエイトを実行し、ヘッド昇温を抑制する。
印字方法制御部412は、1走査分のデータが印字バッファ上に貯まるまで待ち、パワーモニタ制御部410、及び過昇温防止モニタ制御部411に処理を依頼する。そして、パワーモニタ制御部410によって決定された分割印字数や、及び過昇温防止モニタ制御部411によって決定されたウエイト時間の情報を受け取り、印字制御を実行する。
[パワーモニタ制御]
パワーモニタ制御部410における具体的な制御について、模式図やフローチャートを用いて説明する。パワーモニタ制御は、本体電源コスト・サイズの抑制、電源や電気回路等を構成する部品の寿命確保、および印字スループット確保等を目的として導入される制御である。パワーモニタの制御内容としては、1走査分の印字バッファ上の記録データを所定領域毎にドットカウントし、条件毎にドットカウント値と閾値を比較し、 閾値を超過する場合には消費電力を低減する印字動作に切り替える。パワーモニタ制御は以下に説明する通り電気的な安全配慮に基づいて導入される制御であり、過昇温防止モニタ制御部411で実行される過昇温防止モニタ制御よりも優先的に実行される必要性がある。
パワーモニタ制御部410における具体的な制御について、模式図やフローチャートを用いて説明する。パワーモニタ制御は、本体電源コスト・サイズの抑制、電源や電気回路等を構成する部品の寿命確保、および印字スループット確保等を目的として導入される制御である。パワーモニタの制御内容としては、1走査分の印字バッファ上の記録データを所定領域毎にドットカウントし、条件毎にドットカウント値と閾値を比較し、 閾値を超過する場合には消費電力を低減する印字動作に切り替える。パワーモニタ制御は以下に説明する通り電気的な安全配慮に基づいて導入される制御であり、過昇温防止モニタ制御部411で実行される過昇温防止モニタ制御よりも優先的に実行される必要性がある。
パワーモニタ制御における閾値は、記録ヘッド1の駆動条件をもとに1ノズルからインク摘を吐出するのに必要な電流量を計算し、装置電源や電気回路、配線等の電気的制約を鑑みて、印字モード(記録パス数)毎に算出する。算出した閾値は、印字モード毎に閾値テーブルとして用意する。
パワーモニタ制御において考慮する電気的制約としては、瞬間電流パワーモニタ制御(以下瞬間モニタと略す)と平均電流パワーモニタ制御(以下平均モニタ)が挙げられる。
[瞬間モニタ]
瞬間モニタとは、数百ミリ秒間に電源仕様から想定する以上の大きな出力電流が流れてしまうときに、電源ICやシステムの故障を防ぐために出力を停止する機能(過電流保護、OCP:Over Current Protection)が働くことを未然に防止するためのドットカウントモニタである。
瞬間モニタとは、数百ミリ秒間に電源仕様から想定する以上の大きな出力電流が流れてしまうときに、電源ICやシステムの故障を防ぐために出力を停止する機能(過電流保護、OCP:Over Current Protection)が働くことを未然に防止するためのドットカウントモニタである。
[平均モニタ]
平均モニタとは、瞬間電流よりも長い時間スパン(数秒程度〜)において、電源仕様から想定する以上の出力電流を引き続けることで電源負荷が大きくなり、電源や電気回路の異常発熱によって電源や電気部品の劣化速度が電気仕様よりも速まることを未然に防止するためのドットカウントモニタである。
平均モニタとは、瞬間電流よりも長い時間スパン(数秒程度〜)において、電源仕様から想定する以上の出力電流を引き続けることで電源負荷が大きくなり、電源や電気回路の異常発熱によって電源や電気部品の劣化速度が電気仕様よりも速まることを未然に防止するためのドットカウントモニタである。
次に、パワーモニタ制御におけるドットカウント方法について説明する。図5は、本実施形態におけるパワーモニタ制御部410の瞬間及び平均モニタのドットカウント方法について示した図である。なお、実際のドットカウントは印字バッファ上で行うが、図5においては説明を分かり易くするため、記録媒体上におけるドットカウントとして模式的に描いている。また、単位dotは、1200dpi間隔で配置されるドット数を示している。
瞬間モニタ501では、1走査分のデータに対して、横50dot、縦ノズル長(1000dot)の領域毎に各色ドットカウントする。なお、ドットカウントの領域サイズは前記サイズに限定されない。ただし、特にドットカウント領域サイズを小さく設定した場合、ドットカウントするモニタ総数が膨大になり、装置の処理能力に依っては動作遅延等が発生する恐れがある。また、逆にドットカウント領域サイズを大きく設定した場合、領域面積が大きくなることでドットカウントが平均化され、本来の目的である瞬間電流を検出できなくなる恐れがある。このため、瞬間モニタにおけるドットカウント領域サイズは装置の処理能力や電気的制約に応じて適切な値に設定する必要がある。
平均モニタ502では、1走査分のデータに対して、横は1走査における印字幅全体の大きさ、縦ノズル長(1000dot)の領域において各色ドットカウントする。なお、ドットカウントの領域サイズは前記サイズに限定されない。
図6に、本実施形態において用いるパワーモニタ制御の閾値テーブルの一例を示す。本実施形態において、パワーモニタは印字モード毎に2つの制御テーブルをもち、記録パス数が1パスのモードでは、制御No.1のテーブルを、記録パス数が2パスのモードでは、制御No.2のテーブルを用いる。なお、制御テーブルの設定方法はこれに限定されず、例えば出力解像度やヘッドの吐出駆動周波数等によって制御テーブルを複数用意してもよい。
各制御テーブルでは瞬間モニタ・平均モニタの各モニタにおいて、全色分合計したドットカウント閾値が設定されている。なお、ドットカウント閾値の設定はこれに限定されず、各色のドットカウント閾値を設定してもよい。また、ヘッド駆動回路において複数のノズル列(チップと呼称する)の配線を束ねた部分にFUSEが設置されているような場合があり、このような場合には過剰電流が流れるとFUSEが遮断されてしまうことで当該チップのインク吐出が行えなくなる恐れがある。このような場合には、チップ毎にドットカウント閾値をもってもよい。
本実施形態において、各閾値の値は記録dutyで表される。図6の表に示している閾値duty1及び閾値duty2の値は、1200dpiに1dot配置するときの記録dutyを100%と定義している。なお、各閾値の値は記録dutyに限定されず、ドット数で指定してもよい。
図6において、閾値dutyは2段階に設定されており、1段階目の閾値duty1を超過した場合動作変更制御1を、2段階目の閾値duty2を超過した場合動作変更制御2を適用するように設定されている。動作変更制御内容は分割印字動作を設定しており、動作変更制御1は2分割印字、動作変更制御2は16分割印字を指定している。分割印字とは、1走査に含まれる各色データを通常当該走査内において全てのデータを印字するところを、指定の分割数に応じてデータを分割して印字する記録方法のことである。なお、ドットカウント閾値は前記のように2段階の設定に限定されず、多段階で設定してもよいし、段階的な閾値ではなく単一の閾値を設定してもよい。また、分割印字の分割数は前記2分割や16分割に限定されず、自由に設定してよい。
ここで、分割印字制御の方法について図7を用いて説明する。本実施形態においては、前述のような電気的弊害を抑制するため、通常1回の記録走査で記録すべきデータを2回、または16回の記録走査に分割して記録する2分割印字、16分割印字を実施する。これにより、1走査当りの記録データ量が低下し、瞬間及び平均の電流量を抑制することができる。なお、後述する過昇温防止モニタ制御では走査間ウエイトを行うが、走査間ウエイトを実行しても1走査当りの記録データ量は低下しない。このため、走査間ウエイトでは前述したような瞬間・平均電流の想定値超過時の電気的弊害を抑制することはできない。
図7において、例として2分割印字の方法について説明する。図7(a)に示すように、通常の記録走査では、1回の記録走査で記録ヘッド1のノズル長に対応する1000dot分のデータを印字する。しかし、1回の記録走査で全てを記録してしまうと、前述のような電気的弊害が発生する場合には、図7(b)に示すように2分割印字を行う。2分割印字時には、記録データを2回の記録走査に分けて記録する。第1記録走査で通常印字の半分のdutyに対応するデータを記録し、搬送動作を行わずに、第2記録走査で残りの半分に対応するデータを記録する。
2つのデータによって記録された画像が合わさり、図7(a)のように1回の記録走査で記録された画像に相当する画像が得られる。記録データの分割は図7(c)に示すように分割前のデータと分割マスク1及び分割マスク2の各マスクデータとの論理積をとり、分割データ1と分割データ2を作成し、2回の記録データに分割する。このように記録データを2回の記録走査に分割して記録することで電気的弊害が発生することを防止する。
なお、本実施形態では2回の記録走査に分割する2分割印字の例を示したが、同様の方法で16回の記録走査に分割する16分割印字を実施する。また、分割印字で分割する記録走査回数は、前述の2回、16回に限定されない。また、図7は1Pass記録時の場合について示したものであるが、2Pass記録以上のマルチパス記録時に分割印字を行う場合も同様に1回の記録走査で記録するデータを複数回に分割して記録すればよい。
図8に、本実施形態におけるパワーモニタ制御部410のフローチャートを示す。まず、ステップS801で瞬間、平均の各モニタでのドットカウント領域における各色のドットカウントを実行する。前述の通り、本実施形態において瞬間モニタは図5の501に示した1走査内の所定領域に複数区切り、1走査内全域に複数存在する総ての当該領域内の各色ドットカウントを実行する。平均モニタは図5の502に示した1走査内の走査幅全体の領域に対して、当該領域内の各色ドットカウントを実行する。
ステップS802では、次のステップS803でパワーモニタ制御の閾値テーブルと比較するために数値処理を行う。本実施形態においては、ステップS801でカウントした各色ドットカウントに対して、所定領域毎に各色を合計した全色ドットカウントを算出し、さらに全色ドットカウント値と領域サイズとから記録dutyを算出する。なお、前述したチップ毎閾値をステップS803の閾値テーブルに設定している場合は、当該ステップにおいてチップ毎のドットカウント値を算出してもよい。また、閾値テーブル内の閾値をドット数で指定している場合、記録dutyへの変換は不要である。
ステップS803では、現在の印字モードに対応した閾値テーブルを参照し、ステップS804で閾値1を超過するかどうか判定する。閾値1を超過しない場合、ステップS805に進み、当該走査におけるパワーモニタ制御による動作変更制御は非実施の判定となる。閾値1を超過した場合、ステップS806に進み、閾値2を超過するかどうかを判定する。閾値2を超過しない場合、ステップS807に進み、前述の閾値テーブルに既定されている動作変更制御1の実施が決定する。閾値2を超過する場合、ステップS808に進み、前述の閾値テーブルに既定されている動作変更制御2の実施が決定する。
ステップS807またはステップS808で決定された動作変更制御を、次のステップS809で印字方法制御部412へ通知する。ステップS810で、前ステップまでに決定された印字制御方法で制御を実行する。ステップS811で全走査を終了したかを判定し、終了していない場合はステップS812で次回走査のデータを印字バッファ上に展開し、ステップS801に戻り、新たに展開されたデータのドットカウントを行う。
[過昇温防止モニタ制御]
過昇温防止モニタ制御部411における具体的な制御について、模式図やフローチャートを用いて説明する。はじめに、過昇温防止モニタ制御におけるドットカウント方法について説明する。図9は、本実施形態における過昇温防止モニタ制御部411における過昇温防止モニタのドットカウント方法について示した図である。なお、図5と同様に実際のドットカウントは印字バッファ上で行うが、図9においては説明を分かり易くするため、記録媒体上におけるドットカウントとして模式的に描いている。また、単位dotは、1200dpi間隔で配置されるドット数を示している。
過昇温防止モニタ制御部411における具体的な制御について、模式図やフローチャートを用いて説明する。はじめに、過昇温防止モニタ制御におけるドットカウント方法について説明する。図9は、本実施形態における過昇温防止モニタ制御部411における過昇温防止モニタのドットカウント方法について示した図である。なお、図5と同様に実際のドットカウントは印字バッファ上で行うが、図9においては説明を分かり易くするため、記録媒体上におけるドットカウントとして模式的に描いている。また、単位dotは、1200dpi間隔で配置されるドット数を示している。
過昇温防止モニタ901では、1走査分のデータに対して、横1200dot、縦ノズル長(1000dot)の領域毎に各色ドットカウントする。なお、ドットカウントの領域サイズは前記サイズに限定されない。ただし、パワーモニタ制御における瞬間モニタと同様に、特にドットカウント領域サイズを小さく設定した場合、ドットカウントするモニタ総数が膨大になり、装置の処理能力に依っては動作遅延等が発生する恐れがある。
また、逆にドットカウント領域サイズを大きく設定した場合、領域面積が大きくなることでドットカウントが平均化され、本来の目的であるヘッド昇温抑制の効果が薄れてしまう可能性がある。このため、過昇温防止モニタにおけるドットカウント領域サイズは、装置の処理能力やヘッド昇温特性等に応じて適切な値に設定する必要がある。
図10に、本実施形態において用いる過昇温防止モニタ制御の閾値テーブルの一例を示す。本実施形態において、過昇温防止モニタは印字モード毎に2つの制御テーブルをもち、記録パス数が1パスのモードでは、制御No.1のテーブルを、記録パス数が2パスのモードでは、制御No.2のテーブルを用いる。なお、制御テーブルの設定方法はこれに限定されず、例えば出力解像度やヘッドの吐出駆動周波数等によって制御テーブルを複数用意してもよい。
各制御テーブルでは、インク色毎にドットカウント閾値が設定されている。なお、ドットカウント閾値の設定はこれに限定されない。
図10において、ドットカウント閾値を超過した領域が、1走査分のデータに対して5箇所以上あった場合、動作変更制御を実行するようになっている。また、動作変更制御の内容は走査間ウエイトを設定しており、制御No.1の動作変更制御では走査間ウエイト2.0秒、制御No.2の動作変更制御では走査間ウエイト3.0秒を指定している。なお、ドットカウント閾値の設定方法はこれに限定されない。また、走査間ウエイトのウエイト時間はこれに限定されない。
本実施形態において、各閾値の値は図6と同様に記録dutyで表される。なお、各閾値の値は記録dutyに限定されず、ドット数で指定してもよい。
図11に、記録動作の変更とヘッド昇温との関係を模式的に表したグラフを示す。図11(b)において、往走査・復走査の走査間でウエイトしながら記録を行うと、図11(a)に示した通常印字の場合と比較し、走査間の非印字時間中にヘッド温度が低下する。これにより、記録中のヘッド昇温を抑制することができる。さらに、図11(c)に示した分割印字の場合、1走査での記録dutyが低下するため、ヘッド昇温は走査間でウエイトする場合と比較し、よりヘッド昇温が抑制される。ただし、分割印字は本来1走査で印刷するべきデータを複数走査に振り分けるため、走査間ウエイトよりもスループットが低下するというデメリットがある。このため、本実施形態において過昇温防止モニタ制御では、極力スループットを低下させないために、走査間ウエイトを採用している。
以上のような記録動作の変更とヘッド昇温との関係を考慮し、パワーモニタ制御と過昇温防止モニタ制御の双方で閾値dutyを超過し、パワーモニタ制御における分割印字及び過昇温防止モニタ制御における走査間ウエイトが同時に実行される場合を考える。この場合、記録画像を記録動作の変更無しに記録した場合、前述のような電気的弊害と、ヘッド昇温弊害との両方が発生してしまう。これらの弊害のうち、ヘッド昇温弊害については、上記の通り走査間ウエイトか、分割印字のどちらかが実行されれば抑制することが可能である。しかし、電気的弊害を抑制するためには、前述の通りパワーモニタ制御において分割印字が必ず実行される必要がある。
以上から、パワーモニタ制御における分割印字及び過昇温防止モニタ制御における走査間ウエイトが同時に実行される場合、パワーモニタ制御における分割印字は必須であるが、過昇温防止モニタ制御における走査間ウエイトについては、例えばウエイト秒数を軽減することが可能である。これによりスループット低下を最小限に抑えることが可能である。このシーケンスについて、次の図12で説明する。
図12は、本実施形態におけるパワーモニタ制御の分割印字判定を考慮した過昇温防止モニタ制御部411のフローチャートを示す。まず、ステップS1201で1走査内のドットカウント領域における各色のドットカウントを実行する。前述の通り、本実施形態において過昇温防止モニタは図9の901に示した1走査内の所定領域に複数区切り、1走査内全域に複数存在する総ての当該領域内の各色ドットカウントを実行する。ステップS1202では、次のステップS1203で過昇温防止モニタ制御の閾値テーブルと比較するために数値処理を行う。本実施形態においては、ステップS1101でカウントした各色ドットカウントに対して、各色ドットカウント値と領域サイズとから各色の記録dutyを算出する。なお、閾値テーブル内の閾値をドット数で指定している場合、記録dutyへの変換は不要である。
ステップS1203では、現在の印字モードに対応した閾値テーブルを参照し、ステップS1204でドットカウントした所定領域のうち、閾値を超過した領域が何箇所存在するかをカウントする。ステップS1205にて、図10の閾値テーブル内に設定されている指定超過回数を超過したかどうかを判定する。指定超過回数を超過しない場合、ステップS1206に進み、当該走査における過昇温防止モニタ制御による動作変更制御は非実施の判定となる。指定超過回数を超過した場合、ステップS1207に進み、印字方法制御部412へパワーモニタ制御による分割印字が実施されるかどうかを確認する。
ステップS1208で、分割印字の判定を行い、分割印字が実施されない場合、ステップS1209に進み、図10の過昇温防止モニタ制御閾値テーブルに既定されている動作変更制御を実施する。分割印字が実施されない場合は、ステップS1210に進み、後述する分割印字の分割数と走査間ウエイトタイムの対応テーブルに既定されているウエイトタイムを設定する。ステップS1209またはステップS1210で決定された動作変更制御を、次のステップS1211で印字方法制御部412へ通知する。ステップS1212で、前ステップまでに決定された印字制御方法で制御を実行する。ステップS1213で全走査を終了したかを判定し、終了していない場合はステップS1214で次回走査のデータを印字バッファ上に展開し、ステップS1201に戻り、新たに展開されたデータのドットカウントを行う。
図13に、本実施形態における分割印字の分割数と走査間ウエイトタイムの対応テーブルを示す。当該テーブルから、2分割印字が実施される場合は走査間ウエイトを0.5秒に設定し、16分割印字が実施される場合は走査間ウエイトをなしに設定する。なお、分割数とウエイトタイムの設定値についてはこれに限定されない。また、図13のような対応テーブルを用意せず、2分割・16分割どちらの場合においても同一の走査間ウエイトを設定してもよい。また、図12のステップS1208で分割印字と判定された段階で、ステップS1210にて走査間ウエイトをなしに設定してもよい。
[実施形態]
次に、図14を用いて、本実施形態におけるパワーモニタ制御による分割印字の分割数を考慮して過昇温防止モニタ制御による走査間ウエイトを設定することで、スループット低下を最小限に抑える記録方法の説明を行う。
次に、図14を用いて、本実施形態におけるパワーモニタ制御による分割印字の分割数を考慮して過昇温防止モニタ制御による走査間ウエイトを設定することで、スループット低下を最小限に抑える記録方法の説明を行う。
図14(a)は、画像データが記録媒体に印字されたイメージである。前記画像データを、本実施形態においては1パス記録の印字モードで記録する。このとき、図6及び図10の各種モニタ制御の閾値テーブルに基づき、3走査目と4走査目はパワーモニタ制御(平均モニタ)の閾値を、2走査目と3走査目は過昇温防止モニタ制御の閾値を、其々超過する記録dutyの画像となっている。実際、前記画像データを1パスで全て記録した場合、3走査目・4走査目では電源負荷が大きくなることで前述した電気的な弊害が発生し、2走査目・3走査目ではヘッド温度の過剰昇温による吐出不良が発生する。そこで、図14(a)において3走査目・4走査目ではパワーモニタ制御を、2走査目・3走査目は過昇温防止モニタ制御を、それぞれ実行することで前記弊害を抑制する。
図14(b)に、図14(a)の画像データに対して各種モニタ制御を実行した場合の記録媒体への印字イメージを示す。
1走査目に対してモニタ制御は非実行で、通常の1パス記録となる。
2走査目に対しては、過昇温防止モニタ制御が実行される。具体的には、図10に示した過昇温防止モニタ制御の閾値テーブル内の制御No.1の閾値dutyを超過し、動作変更制御として走査間ウエイト2.0秒の制御が実行される。
3走査目に対しては、パワーモニタ制御と過昇温防止モニタ制御の両方が実行される。具体的には、図6に示したパワーモニタ制御の閾値テーブル内の制御No.1の平均・全色モニタの閾値duty1を超過し、動作変更制御1の2分割印字の制御が実行される。また、図10に示した過昇温防止モニタ制御に関しても閾値dutyを超過し、図12のステップS1208でパワーモニタ制御にて分割印字実行の判定となるため、ステップS1210に既定の分割数と走査間ウエイトタイムの対応テーブルから、分割数が2分割の場合の動作変更制御である走査間ウエイト0.5秒が実行される。
仮に、ステップS1210の処理がない場合、過昇温防止モニタ制御の判定は図10の閾値テーブルから、走査間ウエイト2.0秒の判定となる。前述の通り、分割印字で昇温が十分抑制できることを考えると、ステップS1210の処理の無い走査間ウエイトの時間判定は過剰である。ステップS1210の処理によって、分割印字による分割数に応じたウエイトを設定することで、スループット低下を最小限に抑えることが実現できている。以上から、3走査目は2分割印字かつ走査間ウエイト0.5秒の印字制御となる。
4走査目に対しては、パワーモニタ制御が実行される。具体的には、図6に示したパワーモニタ制御の閾値テーブル内の制御No.1の平均・全色モニタの閾値duty1を超過し、動作変更制御1の2分割印字の制御が実行される。
以上のように、パワーモニタ制御における分割印字の分割数に応じて、過昇温防止モニタ制御で決定されるウエイトタイムを設定することで、スループット低下を最小限に抑えた記録動作を実現することが可能である。
1 記録ヘッド
410 パワーモニタ制御部
411 過昇温防止モニタ制御部
412 印字方法制御部
410 パワーモニタ制御部
411 過昇温防止モニタ制御部
412 印字方法制御部
Claims (6)
- 記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査させながら記録媒体上への記録と前記記録媒体の搬送とを行うインクジェット記録装置であって、
記録データのドット数をカウントするドットカウント手段と、
走査領域における第一のドットカウント領域においてドットカウントし、カウント値が第一の所定値より大であるか否かを判別することで、分割印字の分割数を決定する分割印字決定手段と、
前記走査領域における第二のドットカウント領域においてドットカウントし、カウント値が第二の所定値より大であるか否かを判別することで、記録動作中にウエイトタイムを入れるウエイトタイム制御手段と、
前記分割印字決定手段によって決定した分割数により、前記記録動作中のウエイトタイムを更新するウエイトタイム更新手段と、
を有することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記ウエイトタイム更新手段において、前記分割印字決定手段によって決定した分割数が2以上である場合、前記記録動作中のウエイトタイムは0秒に設定することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第一の所定値は、前記走査領域において瞬間的、または平均的に消費される電力量に基づく第一のドットカウント閾値であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第二の所定値は、前記記録ヘッドの過剰な昇温を防止する目的で決定される第二のドットカウント閾値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第一及び第二のドットカウント領域は、前記走査領域の全域、または前記走査領域を所定単位に複数分割することで得られる分割領域であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査させながら記録媒体上への記録と前記記録媒体の搬送とを行うインクジェット記録方法であって、
記録データのドット数をカウントするドットカウント工程と、
走査領域における第一のドットカウント領域においてドットカウントし、カウント値が第一の所定値より大であるか否かを判別することで、分割印字の分割数を決定する分割印字決定工程と、
前記走査領域における第二のドットカウント領域においてドットカウントし、カウント値が第二の所定値より大であるか否かを判別することで、記録動作中にウエイトタイムを入れるウエイトタイム制御工程と、
前記分割印字決定工程によって決定した分割数により、前記記録動作中のウエイトタイムを更新するウエイトタイム更新工程と、
を有することを特徴とするインクジェット記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020010984A JP2021115779A (ja) | 2020-01-27 | 2020-01-27 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020010984A JP2021115779A (ja) | 2020-01-27 | 2020-01-27 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021115779A true JP2021115779A (ja) | 2021-08-10 |
Family
ID=77173666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020010984A Pending JP2021115779A (ja) | 2020-01-27 | 2020-01-27 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021115779A (ja) |
-
2020
- 2020-01-27 JP JP2020010984A patent/JP2021115779A/ja active Pending
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