JP2021115390A - 掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸込口から気体の吸引ができない領域においても塵埃が滞留することを防ぐ。【解決手段】掃除機1は、吸込口31を有するヘッド30と、吸込口31から気体を吸引するための吸気部としての送風機11と、ヘッド30に設けられて、吸気部において吸引された気体をヘッド30から上方に排気する排気ノズル35と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、掃除機に関する。
特許文献1には、掃除機の集塵能力を高めることを目的として、吸込口に噴出ノズルを設け、清掃面に対して高速気流を噴射して塵埃を集塵することが可能な電気掃除機が示されている。
特開2001−321305号公報
従来の掃除機では、清掃面に対して気流を噴射する場合も塵埃が周辺に飛散することを防ぐことに着目されている。しかしながら、清掃面の近傍であっても塵埃が滞留しやすい場所も存在する。
本開示は上記を鑑みてなされたものであり、吸込口から気体の吸引ができない領域においても塵埃が滞留することを防ぐことが可能な掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一形態に係る掃除機は、吸込口を有するヘッドと、前記吸込口から気体を吸引するための吸気部と、前記ヘッドに設けられて、前記吸気部において吸引された気体を前記ヘッドから上方に排気する排気ノズルと、を有する。
上記の掃除機によれば、ヘッドに設けられた排気ノズルが、吸気部において吸引された気体をヘッドから上方に排気するため、吸込口が設けられるヘッドの周辺であって吸込口から気体の吸引ができない領域の塵埃を排気ノズルからの排気によって移動させることができる。したがって、吸込口から気体の吸引ができない領域においても塵埃が滞留することを防ぐことが可能となる。
ここで、前記排気ノズルは、平面視において前記ヘッドから外方へ向かう向きに複数設けられる態様とすることができる。排気ノズルがヘッドから外方へ向かう向きに複数設けられる場合、種々の方向へ排気を行うことができるため、ヘッドの周辺での埃の移動を促進することができる。
また、前記排気ノズルからの排気の有無を制御する開閉弁を有する態様とすることができる。排気ノズルからの排気の有無を制御する開閉弁を有することで、例えば排気ノズルからの排気が不要な場所では排気を停止し、ヘッド周辺での塵埃の飛散を防ぐことができる一方、ヘッド周辺の塵埃の滞留を防ぎたい場合には排気ノズルからの排気を行うことができる。このように、開閉弁を有していると、掃除機の使用環境に応じて柔軟に排気の有無を切替えることができる。
また、前記開閉弁を制御する制御部と、前記ヘッドの周囲の障害物を検知する障害物センサと、をさらに有し、前記制御部は、前記障害物センサが障害物を検知した際に、前記排気ノズルから排気を行うように前記開閉弁を制御する態様とすることができる。この場合、障害物センサが障害物を検知した場合に、排気ノズルから排気が行われる。そのため、例えば、障害物に付着した埃などの移動を効果的に行うことができる。
本開示によれば、吸込口から気体の吸引ができない領域においても塵埃が滞留することを防ぐことが可能な掃除機が提供される。
図1は、一形態に係る掃除機の概略構成図である。 図2は、掃除機のヘッド周辺の模式図である。 図3は、制御部の機能を説明するブロック図である。 図4は、掃除機の動作を説明するフロー図である。 図5(a)及び図5(b)は、排気ノズルの配置例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本開示を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1及び図2を参照しながら、本開示の一形態に係る掃除機について説明する。図1に示すように掃除機1は、本体部10と、接続部20と、ヘッド30とを含んで構成される。
本体部10は、送風機11(吸気部)、ダストケース12、排気部13、電源部14、制御部15、排気管16を含んで構成される。また、接続部20は、送風機11に対してダストケース12を介して接続された吸気配管21と、排気配管22とを含んで構成される。また、ヘッド30は、吸込口31と、回転ブラシ32と、吸気路33と、排気路34と、排気ノズル35と、障害物センサ36と、タイヤ37と、を含んで構成される。
本体部10の送風機11は、ヘッド30から空気及び塵埃を吸引する吸気部としての機能を有する。送風機11が駆動することで、吸気配管21内及びヘッド30内の圧力が低下し、ヘッド30から塵埃を含む気体が吸い込まれる。
ダストケース12は、ヘッド30から吸引された気体に混合された塵埃を捕集する。ダストケース12は、吸気配管21と送風機11との間の気体の流路上に設けられ、例えば集塵袋を含んで構成される。ヘッド30から吸引された気体は例えば、集塵袋の内部に供給され、集塵袋の内側から外側へ向けて通過する。このとき、塵埃は集塵袋によって捕集され、気体のみが集塵袋の外側へ移動する。この結果、塵埃が除去された気体が送風機11へ送られる。なお、ダストケース12は、気体に混合する塵埃を回収できればよく、その構成は特に限定されない。
排気部13は、送風機11に吸い込まれて排気された気体を本体部10の外部へ排出するための流路である。排気部13には切替弁17が設けられている。切替弁17は、例えば、送風機11から排気部13へ排出された気体を外部へ排出するか、排気管16へ排出するかを切替える機能を有する。切替弁17の動作は、例えば、制御部15によって制御される。
電源部14は、送風機11及び制御部15等の掃除機1の各部を動作させるための電力を供給する。電源部14は、例えば、充電池等によって構成されていてもよい。なお、電源部14は、外部電源からの電力を送風機11等へ供給する機能を有していてもよい。電源部14は取り外し可能であってもよい。
制御部15は、ユーザによるスイッチ(図示せず)への操作等を契機として、掃除機1の各部の動作を制御する機能を有していてもよい。また、制御部15の制御によって、例えば、送風機11の動作が制御され得る。また、制御部15は、切替弁17の動作を制御してもよい。
制御部15について図3を参照しながら説明する。制御部15は、吸気制御部51と、センサ信号受信部52と、排気制御部53と、を有する。吸気制御部51は、掃除機1による清掃を行うためのヘッド30からの吸気を制御する機能を有し、ユーザによるスイッチ操作に基づいて、送風機11及び切替弁17の動作を制御し得る。
センサ信号受信部52は、例えば、後述の障害物センサ36からの信号を受信する機能を有する。また、排気制御部53は、切替弁17を制御して後述の排気ノズル35からの排気を制御する機能を有する。排気制御部53は、例えば、ユーザによるスイッチ操作に基づいて、切替弁17の動作を制御してもよい。
排気管16は、排気部13に接続されるように構成された管路である。排気管16は、一方の端部が排気部13に接続されていて他方の端部は接続部20の排気配管22を介してヘッド30へと接続されている。切替弁17によって排気部13と排気管16とが接続されている場合、排気部13から排気された気体は、排気管16を経て接続部20の排気配管22へ排出される。一方、切替弁17によって排気部13と排気管16との間が閉じられた状態では、排気管16へは気体は排出されず、排気部13から外部へ気体が排出される。排気管16は、例えば、掃除機1を使用する際にユーザが本体部10を保持するための持ち手の内部を通るような構成であってもよい。
接続部20は、本体部10とヘッド30とを接続する長尺状の部材であり、吸気配管21と、排気配管22との2つの配管を含んで構成される。吸気配管21は、ヘッド30の吸気路33と接続されると共に本体部10のダストケース12に接続される。また、排気配管22は、ヘッド30の排気路34と接続されると共に本体部10の排気管16に接続される。なお、接続部20は、複数の部材によって組み立て可能な構成であってもよい。
吸気配管21及び排気配管22の配置は適宜変更することができる。一例として、図1及び図2に示すように、流路に直交する断面が半月状の吸気配管21が下方に位置し、同様に流路に直交する断面が半月状の排気配管22が上方に位置した状態でこれらが一体化されることによって、断面が円形状の接続部20を形成していてもよい。また、吸気配管21及び排気配管22のそれぞれの断面が円形状であって、これらを被覆するカバー等によって一体的に支持する構成であってもよい。
また、吸気配管21が下方に位置し排気配管22が上方に位置する場合、図2に示すように、吸気配管21のヘッド30と接続する端部を蛇腹構造23としてもよい。ヘッド30と接続する端部の一部が蛇腹構造23であることで、接続部20に対してヘッド30の位置を移動させることができる。なお、接続部20に対してヘッド30を移動可能とするための構造は図2に示す蛇腹構造23に限定されず種々の構成を採ることができる。
ヘッド30は、塵埃を吸引するための構造と、排気管16及び排気配管22を移動する気体を排気するための構造とを含んでいる。
吸込口31は、掃除機1による清掃の対象となる対象面と対向する開口である。送風機11が動作した場合には、吸込口31から塵埃を含む気体が吸引される。
回転ブラシ32は、吸込口31の近傍に設けられ、ヘッド30が動作した際に対象面を擦り、対象面付近の塵埃を吸込口31の内側で巻き上げる機能を有する。
吸気路33は、吸込口31と吸気配管21とを接続する領域である。吸込口31から吸引された気体は吸気路33を吸気配管21へ向かって移動する。
排気路34は、排気配管22に接続された領域であり、排気配管22と排気ノズル35との間を接続する。
排気ノズル35は、ヘッド30に対して上方に開口を有するノズルであり、排気路34に接続されている。排気ノズル35の開口35aは、例えば、図2に示すように、ヘッド30の外部において、対象面に対して平行な面よりも上方に向かって気体を排出可能なように配置されている。すなわち、排気ノズル35は、端部に向かうにつれて上方に傾斜した流路を有する。図2に示す例では、排気ノズル35は、ヘッド30の前方に向かって上へ向かって傾斜している。なお、ヘッド30の前方とは、図2において矢印Aで示す方向であり、掃除機1を用いてユーザが前進しながら清掃をする際にユーザの進行方向に対応する方向である。
切替弁17によって排気部13からの気体が排気管16に流れる状態の場合、排気管16、排気配管22、排気路34を伝った気体が排気ノズル35の開口35aから外部に排気される。図2では、一例として、排気ノズル35はヘッド30から前方斜め上に排気するように配置されているが、排気ノズル35は複数設けられていてもよい。また、排気ノズル35は、平面視においてヘッド30から外方へ向かう向きに複数設けられていてもよい。排気ノズル35の配置については後述する。
障害物センサ36は、ヘッド30の周囲に障害物がある場合に検知する機能を有する。障害物センサ36による検知の対象となる障害物とは、例えば、清掃の対象となる対象面に載置された物体、対象面から連続する壁面、巾木等である。また、検知の対象となる範囲は、例えば、障害物センサ36から半径数センチ〜数十センチ程度とされる。障害物センサ36は、例えば、排気ノズル35からの排気を行う契機となる情報を取得するために用いられる。障害物センサ36の種類は特に限定されず、例えば、赤外線センサ、超音波センサ等の公知のセンサを用いることができる。障害物センサ36が障害物を検知した場合には、検知したことを特定する信号が制御部15へ送られる。制御部15では、障害物センサ36からの信号に基づいて排気を行うための切替弁17の制御等を実行する。なお、障害物センサ36の取り付け位置は、排気ノズル35の配置等に基づいて適宜変更してもよい。
タイヤ37は、対象面に沿ったヘッド30の移動を簡単にするために取り付けられる。タイヤ37の配置等は適宜変更することができる。また、ヘッド30の動作性を高めるために、タイヤ37を複数設けたり、その大きさを変更したりすることができる。
次に、図4を参照しながら、掃除機1による清掃動作について説明する。まず、掃除機1を使用する際は、ユーザによるスイッチ動作等によって掃除機1に電源が入れられる(ステップS01)。ユーザが電源ON状態にすると制御部15の吸気制御部51は、送風機11を動作させて吸気動作を行う。これにより、吸込口31から塵埃を含む気体が吸引される。このとき、切替弁17は、例えば、排気部からの排気を外部に排出するように制御部15によって制御される。なお、電源ON状態とすると共に障害物センサ36の動作も開始することとされていてもよい。また、障害物センサ36は、吸気動作とは独立して制御される構成であってもよい。
障害物センサ36が動作している状態では、障害物が周辺にある場合には障害物センサ36が検知信号を発信するように待機をしている。ここで、障害物センサ36が障害物を検知した場合(S02−YES)には、障害物センサ36は制御部15に対して検知信号を送信し、制御部15のセンサ信号受信部52では信号を受信する。センサ信号受信部52が信号を受信すると、制御部15の排気制御部53は、排気部13からの排気を排気管16へ排出させるように切替弁17を制御する。この結果、送風機11から排出される気体は、排気部13、排気管16、排気配管22、及び、排気路34を経て、排気ノズル35の開口35aから外部へ排気される。この場合、例えば、周辺の障害物に対して開口35aからの排気が吹き付けられ得る。なお、切替弁17は、例えば、所定の時間が経過するか、または、障害物センサ36が障害物を検知しなくなったことを契機として、再び排気部からの排気を外部に排出するように制御部15によって制御されることとしてもよい。このように、切替弁17の動作によって、排気ノズル35からの排気を間欠的に行うことができる。
上記の障害物センサ36による障害物の検知(S02−YES)に基づく排気動作(S03)は、掃除機1による清掃動作が終了するまで(S04−YES)、継続される。例えば、障害物センサ36は掃除機1の吸気動作として連動して動作し、ユーザが電源をOFFとした場合には障害物センサ36も動作を終了する態様としてもよい。
上記の掃除機1では、排気ノズル35からの排気は、主に掃除機1を使用する際にヘッド30が届かない場所への気体の吹き出しを目的としている。このような場所としては、例えば、ヘッド30が床面を対象面として清掃を行う際にその壁面に設けられた巾木、室内の床面近傍の角の部分のようにヘッド30の吸込口31からの吸引を十分に行うことができない場所、そのほか、対象面の近傍でありながら対象面に対して段差を有しているため吸込口31からの吸引を行うことが難しい場所等が挙げられる。このようにヘッド30における吸込口31からの吸引だけでは清掃を十分に行うことができない可能性がある。このような場所については、例えば、はたき等によって塵埃がその場に留まって蓄積することを防ぐことが一般的である。しかしながら、はたきによる埃の移動が十分に行われない場合、塵埃がその場に滞留することが多くなる。
これに対して、本実施形態に係る掃除機1は、周辺の障害物があることを検知した場合に、排気ノズル35から排気を行うことで、埃の移動を促すことができる。そのため、巾木のように、掃除機1による清掃の対象面(例えば、床面)の近傍において、埃が蓄積しやすいもののはたきなどによる埃の除去が面倒な場所の埃を移動させることができる。特に掃除機1を利用して対象面の清掃を行ないながらその周辺の埃の移動を促すこともできるので、はたき等による作業を行わなくても対象面近傍での埃の滞留を防ぐことができる。
なお、排気ノズル35の配置は種々の変更を加えることができる。排気ノズル35は、吸込口31からの吸引では十分に塵埃を吸引できない場所へ向けて排気を行う。この観点で排気ノズル35の配置は適宜変更され得る。
図5(a)及び図5(b)は、排気ノズル35の設置例を示す図である。図5(a)及び図5(b)は、排気ノズル35自体ではなく、排気ノズル35から排出される気体の進行方向を例示している。図5(a)及び図5(b)に示すように、排気ノズル35は、ヘッド30の中央から前方(矢印A方向)に向けて傾斜を変えて2方向(F1、F2)に排気を行ってもよい。例えば、F1方向のように、対象面Pに対する傾斜角を大きくすると、対象面Pに対してより高い位置へ排気することができる。したがって、例えば、図5(b)に示すように、巾木の上方に滞留する埃に対しても気体を吹き付けることができる。また、図5(a)に示すように、ヘッド30の前後方向に対して斜めの方向(F3,F4)に向けて排気できるように排気ノズル35を配置してもよい。この場合、ヘッド30の形状に由来してなかなか吸込口31を移動させることが難しい場所に向けて排気を行うことができる。F3,F4方向のように、平面視においてヘッド30から外方へ向かうように排気ノズル35を設けておくと、掃除機1の前後方向とは異なる方向にも排気を行うことができるため、より広範囲への排気を行うことができる。
さらに、図5(b)に示すように、ヘッド30から下方の対象面が設けられる方向(F5,F6)に排気ノズル35をさらに設けていてもよい。このような排気ノズル35を設けている場合、例えば、吸込口31の配置の問題からヘッド30の近傍ではあるが気体及び塵埃の吸引が困難な方向へ排気を行うことができる。また、例えば、ヘッド30の先端から水平方向に前方に排気することとしてもよい。このように、排気ノズル35の配置は適宜変更することができる。
なお、排気ノズル35の配置に応じて、排気路34の配置及び形状も適宜変更される。また、排気ノズル35から排気される排気の強さ等を考慮して排気ノズル35の太さを適宜変更してもよい。例えば、排気ノズル35を複数設ける場合、各排気ノズル35からの排気の強さが小さくなり、埃を移動させる効果が低減する可能性がある。このような点を考慮して、排気ノズル35の径を細くするなど調整を加えてもよい。また、排気ノズル35へ到達する気体の移動速度自体を高めるために、例えば、排気管16、排気配管22、排気路34のそれぞれの径を調整してもよい。
以上のように、上記実施形態で説明した掃除機1によれば、ヘッド30に設けられた排気ノズル35が、吸気部として機能する送風機11において吸引された気体をヘッド30から上方に排気する。そのため、吸込口31が設けられるヘッド30の周辺であって吸込口から気体の吸引ができない領域の塵埃を排気ノズル35からの排気によって移動させることができる。したがって、吸込口31から気体の吸引ができない領域においても塵埃が滞留することを防ぐことが可能となる。
また、排気ノズル35は、平面視においてヘッド30から外方へ向かう向きに複数設けられていてもよい。排気ノズル35がヘッド30から外方へ向かう向きに複数設けられる場合、種々の方向へ排気を行うことができるため、ヘッド30の周辺での埃の移動を促進することができる。
また、切替弁17のように、排気ノズル35からの排気の有無を制御する開閉弁を有することで、例えば、排気ノズル35からの排気が不要な場所では排気を停止し、ヘッド30の周辺での塵埃の飛散を防ぐことができる一方、ヘッド30の周辺の塵埃の滞留を防ぎたい場合には排気ノズル35からの排気を行うという制御ができる。このように、開閉弁を有している場合、掃除機1の使用環境に応じて柔軟に排気の有無を切替えることができる。
また、開閉弁を制御する制御部15と、ヘッド30の周囲の障害物を検知する障害物センサ36とをさらに有する構成としてもよい。また、制御部15は、障害物センサ36が障害物を検知した際に、排気ノズル35から排気を行うように開閉弁(切替弁17)を制御する構成としてもよい。このような構成とした場合、障害物センサ36が障害物を検知した場合に、排気ノズル35から排気が行われる。そのため、例えば、障害物に付着した埃などの移動を効果的に行うことができる。
なお、本明細書における開示はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特許請求の範囲及びその要旨を逸脱しない範囲において、上記の例に対して種々の省略、置換、変更などが行われてもよい。
例えば、掃除機1は、障害物センサ36を有していなくてもよい。この場合、例えば、制御部15は、ユーザの指示に基づいて切替弁17を制御する構成としてもよい。さらに、切替弁17を設けず、送風機11からの排気は外部に排出されずに排気ノズル35から排気される構成としてもよい。この場合、吸引動作を行っている場合には、排気ノズル35からの排気が継続して行われることになる。
また、排気ノズル35からの排気のON/OFFを切替える開閉弁としての切替弁17の取り付け位置は適宜変更できる。例えば、排気ノズル35が複数設けられる場合には、複数の排気ノズル35のそれぞれに対して開閉弁が設けられる構成としてもよい。
1…掃除機、10…本体部、11…送風機(吸気部)、12…ダストケース、13…排気部、14…電源部、15…制御部、16…排気管、17…切替弁(開閉弁)、20…接続部、21…吸気配管、22…排気配管、23…蛇腹構造、30…ヘッド、31…吸込口、32…回転ブラシ、33…吸気路、34…排気路、35…排気ノズル、35a…開口、36…障害物センサ、37…タイヤ、51…吸気制御部、52…センサ信号受信部、53…排気制御部。

Claims (4)

  1. 吸込口を有するヘッドと、
    前記吸込口から気体を吸引するための吸気部と、
    前記ヘッドに設けられて、前記吸気部において吸引された気体を前記ヘッドから上方に排気する排気ノズルと、
    を有する、掃除機。
  2. 前記排気ノズルは、平面視において前記ヘッドから外方へ向かう向きに複数設けられる、請求項1に記載の掃除機。
  3. 前記排気ノズルからの排気の有無を制御する開閉弁を有する、請求項1または2に記載の掃除機。
  4. 前記開閉弁を制御する制御部と、
    前記ヘッドの周囲の障害物を検知する障害物センサと、をさらに有し、
    前記制御部は、前記障害物センサが障害物を検知した際に、前記排気ノズルから排気を行うように前記開閉弁を制御する、請求項3に記載の掃除機。
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