JP2021114593A - 撮像素子および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素毎に半導体基板が分離される撮像素子の強度の低下を軽減する。【解決手段】撮像素子は、複数の画素と分離領域と非分離領域とを具備する。画素は、半導体基板に形成されて入射光の光電変換を行う光電変換部および半導体基板の表面側に配置されて光電変換部の信号を伝達する配線が配置される配線領域を備える。分離領域は、複数の画素同士の半導体基板を分離する。非分離領域は、分離領域に形成される間隙部分の半導体基板により構成される。【選択図】図3

Description

本開示は、撮像素子および撮像装置に関する。詳しくは、画素を分離する分離領域を有する撮像素子および当該撮像素子を使用する撮像装置に関する。
従来、画像信号を生成する複数の画素が配置されて構成された撮像素子が使用されている。画素には入射光の光電変換を行う光電変換部が配置され、光電変換により生成された電荷に基づいて画像信号が生成される。これら複数の画素の光電変換部は半導体基板に配置される。このため、半導体基板には、各画素の光電変換部が隣接して配置されることとなる。また、半導体基板は、隣接する画素同士の境界に分離領域が配置される。画像信号等を画素毎に絶縁するためである。
この分離領域として半導体基板に形成された溝(トレンチ)に絶縁材料を詰め込んで構成された分離領域が使用されている。半導体基板に溝を形成するため、pn接合を使用して分離する方式と比較して高い絶縁抵抗を得ることができる。一方、半導体基板に形成された溝の表面には界面準位が形成される。この界面準位による電荷の捕獲や界面準位からの電荷の放出に基づく電流は暗電流と称され、画像信号のノイズの原因となる。このノイズを低減するためには、界面準位に対する電荷の移動を防ぐ必要がある。これは、界面準位をピニングすることにより行うことができる。このピニングは、界面準位からの電界を終端することにより電荷の移動を制限するものである。具体的には、溝を有する分離領域の周囲に比較的高い不純物濃度の半導体領域を配置することにより、ピニングを行うことができる。この半導体領域は、分離領域の周囲の半導体基板に高い濃度の不純物を注入することにより行うことができる。
不純物の注入は、イオン注入により行うことができる。しかし、分離領域に比較的深い溝を形成する際には、イオン注入による不純物の注入が困難になる。高い注入エネルギーが必要になり、イオン注入のマスクとして使用するレジストを厚く形成する必要があるためである。また、高エネルギーのイオンの注入により、半導体基板に多数の格子欠陥が生成されるという問題も生じる。
このようなイオン注入に替えて、固相拡散により高い不純物濃度の半導体領域を形成することも可能である。この固相拡散は、不純物を多量に含んだ固体薄膜を半導体基板に堆積させて加熱することにより不純物を半導体基板中に拡散させる方法である。上述の溝が形成された半導体基板では、溝の内壁に不純物を含む薄膜を配置し、数100乃至1000度の温度に加熱することにより、高い不純物濃度の半導体領域を溝の周囲に形成することができる。固相拡散法を適用する場合には、配線領域を形成する前の半導体基板の表面側に溝を形成し、固相拡散を行う必要がある。加熱の工程が必要となるためである。
分離領域の分離能力を向上させるためには、半導体基板を貫通する溝を形成する必要がある。これは、半導体基板の表面側に溝および配線領域を形成した後に、半導体基板の裏面を研削して溝の底部が露出するまで半導体基板を薄肉化することにより行うことができる。このような溝を有する撮像素子として、例えば、画素間に形成したトレンチの側壁にp型およびn型の拡散層を固相拡散により形成する固体撮像素子が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2018−148116号公報
上述の従来技術では、半導体基板の強度が低下するという問題がある。半導体基板の裏面側を研削して半導体基板の表面側から形成された溝の底部を露出される際、各画素の半導体基板の領域が溝により分離された状態になる。このため、半導体基板の強度が低下し、研削の工程において分離された半導体基板が脱離して破損するという問題を生じる。
本開示は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、画素毎に半導体基板が分離される撮像素子の強度の低下を軽減することを目的としている。
本開示は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の態様は、半導体基板に形成されて入射光の光電変換を行う光電変換部および上記半導体基板の表面側に配置されて上記光電変換部の信号を伝達する配線が配置される配線領域を備える複数の画素と、上記複数の画素同士の上記半導体基板を分離する分離領域と、上記分離領域に形成される間隙部分の上記半導体基板により構成される非分離領域とを具備する撮像素子である。
また、この第1の態様において、上記分離領域は、上記半導体基板の表面側に形成される凹部に配置されてもよい。
また、この第1の態様において、上記分離領域は、上記半導体基板を貫通する上記凹部に配置されてもよい。
また、この第1の態様において、上記分離領域は、円形状の開口部に構成される上記凹部に配置されてもよい。
また、この第1の態様において、上記分離領域は、上記凹部に金属が配置されて構成されてもよい。
また、この第1の態様において、上記分離領域は、上記凹部に多結晶シリコンが配置されて構成されてもよい。
また、この第1の態様において、上記分離領域は、上記凹部における上記半導体基板の表面を覆う形状の側壁膜を備えてもよい。
また、この第1の態様において、上記非分離領域は、上記光電変換部を構成する半導体領域とは異なる導電型に構成されてもよい。
また、この第1の態様において、上記非分離領域は、上記半導体基板に形成される凹部に配置される不純物を含む部材から拡散した不純物により上記導電型に構成されてもよい。
また、この第1の態様において、上記非分離領域は、上記不純物の拡散の距離の2倍以下の上記間隙部分の上記半導体基板により構成されてもよい。
また、この第1の態様において、上記非分離領域は、上記入射光の波長の1/4の幅の上記間隙部分の上記半導体基板により構成されてもよい。
また、この第1の態様において、上記非分離領域は、上記半導体基板の裏面側に配置されてもよい。
また、この第1の態様において、上記光電変換部を構成する半導体領域とは異なる導電型に構成されて上記分離領域および上記光電変換部の間に配置される半導体領域をさらに具備してもよい。
また、本開示の第2の態様は、半導体基板に形成されて入射光の光電変換を行う光電変換部および上記半導体基板の表面側に配置されて上記光電変換部の信号を伝達する配線が配置される配線領域を備える複数の画素と、上記複数の画素同士の上記半導体基板を分離する分離領域と、上記分離領域に形成される間隙部分の上記半導体基板により構成される非分離領域と、上記光電変換に基づいて生成される画像信号の処理を行う処理回路とを具備する撮像装置である。
本開示の態様により、画素の境界に配置される分離領域の間隙部分に半導体基板の領域が残されるという作用をもたらす。
本開示の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す図である。 本開示の実施の形態の変形例に係る撮像素子の構成例を示す図である。 本開示の第1の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す平面図である。 本開示の第1の実施の形態に係る撮像素子の製造方法の一例を示す図である。 本開示の第1の実施の形態に係る撮像素子の製造方法の一例を示す図である。 本開示の第1の実施の形態に係る撮像素子の製造方法の一例を示す図である。 本開示の第2の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す平面図である。 本開示の第2の実施の形態に係る撮像素子の他の構成例を示す平面図である。 本開示の第2の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す断面図である。 本技術が適用され得る撮像装置の一例であるカメラの概略的な構成例を示すブロック図である。
次に、図面を参照して、本開示を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)を説明する。以下の図面において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。また、以下の順序で実施の形態の説明を行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.カメラへの応用例
<1.第1の実施の形態>
[撮像素子の構成]
図1は、本開示の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す図である。同図の撮像素子1は、画素アレイ部10と、垂直駆動部20と、カラム信号処理部30と、制御部40とを備える。
画素アレイ部10は、画素100が2次元格子状に配置されて構成されたものである。ここで、画素100は、照射された光に応じた画像信号を生成するものである。この画素100は、照射された光に応じた電荷を生成する光電変換部を有する。また画素100は、画素回路をさらに有する。この画素回路は、光電変換部により生成された電荷に基づく画像信号を生成する。画像信号の生成は、後述する垂直駆動部20により生成された制御信号により制御される。画素アレイ部10には、信号線11および12がXYマトリクス状に配置される。信号線11は、画素100における画素回路の制御信号を伝達する信号線であり、画素アレイ部10の行毎に配置され、各行に配置される画素100に対して共通に配線される。信号線12は、画素100の画素回路により生成された画像信号を伝達する信号線であり、画素アレイ部10の列毎に配置され、各列に配置される画素100に対して共通に配線される。これら光電変換部および画素回路は、半導体基板に形成される。
垂直駆動部20は、画素100の画素回路の制御信号を生成するものである。この垂直駆動部20は、生成した制御信号を同図の信号線11を介して画素100に伝達する。カラム信号処理部30は、画素100により生成された画像信号を処理するものである。このカラム信号処理部30は、同図の信号線12を介して画素100から伝達された画像信号の処理を行う。カラム信号処理部30における処理には、例えば、画素100において生成されたアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換するアナログデジタル変換が該当する。カラム信号処理部30により処理された画像信号は、撮像素子1の画像信号として出力される。制御部40は、撮像素子1の全体を制御するものである。この制御部40は、垂直駆動部20およびカラム信号処理部30を制御する制御信号を生成して出力することにより、撮像素子1の制御を行う。制御部40により生成された制御信号は、信号線41および42により垂直駆動部20およびカラム信号処理部30に対してそれぞれ伝達される。
なお、撮像素子1は、特許請求の範囲に記載の撮像素子の一例である。また、撮像素子1は、特許請求の範囲に記載の撮像装置の一例である。この場合、画素アレイ部10は特許請求の範囲に記載の撮像素子の一例であり、カラム信号処理部30は特許請求の範囲に記載の処理回路の一例である。
[画素の構成]
図2は、本開示の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す図である。同図は、撮像素子1の構成例を表す模式断面図である。同図の撮像素子1は、画素100と、分離領域140と、非分離領域150とを備える。また、画素100は、半導体基板110と、配線領域120と、保護膜160と、カラーフィルタ170と、遮光膜171と、オンチップレンズ180とを備える。
半導体基板110は、画素100等の素子の拡散層が形成される半導体の基板である。この半導体基板110には、例えば、シリコン(Si)により構成された基板を使用することができる。画素100の素子は、半導体基板110に形成されたウェル領域に形成することができる。便宜上、同図の半導体基板110は、p型のウェル領域に構成されるものと想定する。このp型のウェル領域にn型の半導体領域を配置することにより、素子の拡散層を形成することができる。同図には、光電変換部101、電荷保持部102および電荷転送部103を素子の例として記載した。
光電変換部101は、半導体基板110のp型のウェル領域に配置されたn型の半導体領域111により構成される。具体的には、n型の半導体領域111と周囲のp型のウェル領域との間に形成されるpn接合部により構成されるフォトダイオードが光電変換部101に該当する。光電変換部101は、入射光の光電変換により生成された電荷のうちの電子をn型の半導体領域111に保持する。
電荷保持部102および電荷転送部103は、前述の画素回路に含まれる素子である。電荷保持部102は、光電変換部101の光電変換により生成された電荷を保持するものである。この電荷保持部102は、半導体基板110のp型のウェル領域に配置されたn型の半導体領域112により構成される。電荷転送部103は、光電変換部101により生成された電荷を電荷保持部102に転送するものである。この電荷転送部103は、光電変換部101のn型の半導体領域111に保持された電荷を電荷保持部102のn型の半導体領域112に転送する。
電荷転送部103は、MOSトランジスタにより構成することができる。具体的には、電荷転送部103は、n型の半導体領域111および112をそれぞれソース領域およびドレイン領域とし、n型の半導体領域111および112の間のp型のウェル領域にチャネルが形成されるMOSトランジスタにより構成される。同図に表したように、n型の半導体領域111は半導体基板110の裏面側に配置され、n型の半導体基板112は半導体基板110の表面側に配置される。電荷転送部103のゲート電極113は、半導体基板110の表面側に埋め込まれた形状に構成され、不図示のゲート絶縁膜を介してn型の半導体領域111および112に隣接して配置される。このような形状のMOSトランジスタは、縦型トランジスタと称され、半導体基板110の表面に対して垂直方向に電荷を転送するトランジスタである。
画像信号の生成および出力は、次のように行うことができる。まず、露光期間に光電変換部101が光電変換を行い、生成した電荷をn型の半導体領域111に保持する。この露光期間の経過後に、電荷転送部103がn型の半導体領域111に保持された電荷を電荷保持部102に転送する。この転送された電荷に応じた画像信号が不図示のMOSトランジスタにより生成され、画素100から出力される。
配線領域120は、画素100等の素子に信号を伝達する配線が形成される領域である。この配線領域120は、半導体基板110の表面側に隣接して配置される。配線領域120は、配線層122および絶縁層121を備える。配線層122は、画素100等の素子に信号を伝達する配線である。この配線層122は、銅(Cu)やアルミニウム(Al)等の金属により構成することができる。絶縁層121は、配線層122を絶縁するものである。この絶縁層121は、例えば、酸化シリコン(SiO)等の絶縁物により構成することができる。同図の配線層122は、電荷転送部103のゲート電極113に接続される配線を例として表したものである。この配線層122およびゲート電極113は、コンタクトプラグ123を介して接続される。コンタクトプラグ123は、柱状の金属により構成され、半導体領域および配線を接続するものである。
保護膜160は、半導体基板110の裏面側に配置され、半導体基板110の裏面を保護するものである。この保護膜160は、例えば、SiOにより構成することができる。
カラーフィルタ170は、入射光のうち所定の波長の光を透過させる光学的なフィルタである。このカラーフィルタ170は、画素100毎に配置される。カラーフィルタ170として、例えば、赤色光、緑色光および青色光の何れかを透過させるカラーフィルタ170を使用することができる。この場合、これら3種類のカラーフィルタ170のうちの1つが画素100に配置される。カラーフィルタ170は、例えば、染料や顔料を分散した樹脂により構成することができる。
遮光膜171は、入射光を遮光する膜である。この遮光膜171は、画素100の境界に配置され、隣接する画素100のカラーフィルタ170を透過した光を遮光する。これにより、混色を防止することができる。遮光膜171は、金属膜や遮光性を有する材料を分散した樹脂膜により構成することができる。
オンチップレンズ180は、カラーフィルタ170に隣接して配置され、入射光を集光するレンズである。このオンチップレンズ180は、半球形状に構成され、半導体基板110の光電変換部101に入射光を集光する。オンチップレンズ180は、窒化シリコン(SiN)等の無機材料やアクリル樹脂等の有機材料により構成することができる。
同図の撮像素子1は、半導体基板110の裏面側に照射された入射光の撮像を行う裏面照射型の撮像素子の例を表したものである。
分離領域140は、画素100の境界の半導体基板110に配置されて画素100を分離するものである。この分離領域140は、半導体基板110の表面に形成された凹部130に配置される。同図の凹部130は、半導体基板110を貫通する形状に構成される。
同図の分離領域140は、側壁膜141および充填膜142により構成される。側壁膜141は、凹部130の側壁に配置されて凹部130の側壁の半導体基板110を絶縁する膜である。この側壁膜141は、例えば、SiOやSiNにより構成することができる。また、側壁膜141は、固定電荷膜により構成することもできる。この固定電荷膜は、半導体基板110の界面のピニングを行う固定電荷を有する膜である。この固定電荷膜は、例えば、酸化ハフニウム(HfO)、酸化タンタル(Ta)および酸化アルミニウム(Al)により構成することができる。充填膜142は、凹部130に充填される膜であり、側壁膜141の内側に埋め込まれる膜である。充填膜142は、例えば、タングステン(W)等の金属により構成することもできる。また、充填膜142は、多結晶シリコンや不純物がドーピングされた多結晶シリコンにより構成することもできる。
なお、分離領域140の周囲の半導体基板110には、固相拡散領域119が配置される。この固相拡散領域119は、固相拡散法により半導体基板110に不純物を拡散させて形成された半導体領域であり、光電変換部101を構成するn型の半導体領域111等とは異なる導電型に構成される半導体領域である。同図の固相拡散領域119は、p型に構成される例を表したものである。p型に構成された固相拡散領域119は、n型の半導体領域111とpn接合を形成し、画素100の光電変換部101を電気的に分離する。すなわち、画素100は、分離領域140および固相拡散領域119により隣接する画素100から電気的に分離される。固相拡散領域119は、p型のウェル領域より高い不純物濃度に構成することができる。
上述のように、固相拡散領域119は、固相拡散法により形成することができる。具体的には、側壁膜141および充填膜142を配置する前の凹部130の側壁に不純物を多量に含んだ固体薄膜を配置して加熱する。これにより、固体薄膜の不純物を半導体基板110に拡散させ、凹部130の周囲の半導体基板110に固相拡散領域119を形成することができる。固体薄膜には、不純物を多量に含んだSiOの膜を使用することができる。また、固体薄膜の不純物には、アクセプタであるホウ素(B)を使用することができる。なお、n型の固相拡散領域119を形成する際には、ドナーであるリン(P)を固体薄膜に含有させる。その後、凹部130に配置した固体薄膜を除去し、側壁膜141および充填膜142を配置する。
非分離領域150は、分離領域140に形成される間隙部分の半導体基板110により構成される領域である。非分離領域150は、画素100同士が半導体基板110により繋げられた領域である。この非分離領域150には、上述の固相拡散領域119を配置することができる。
[画素の平面構成]
図3は、本開示の第1の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す平面図である。同図は、画素アレイ部10に配列される画素100の構成例を表す平面図である。同図の破線の矩形が画素100の領域を表す。この画素100には、光電変換部101を構成するn型の半導体領域111を記載した。このn型の半導体領域111の周囲に固相拡散領域119が配置される。画素100同士の境界には、分離領域140が配置される。また、分離領域140の間隙部分に非分離領域150が配置される。同図は、画素100を囲繞する形状の分離領域140の辺の部分に非分離領域150が配置される例を表したものである。なお、図2は、同図のA−A’線に沿う画素100の断面図に該当する。
同図に表した非分離領域150を配置しない構成にすると、分離領域140が画素100の半導体基板110を囲繞する形状となり、画素100には島状の半導体基板110が配置されることとなる。前述のように、分離領域140の凹部130は、充填膜142により埋められる。しかし、充填膜142は凹部130の側壁膜141に積層される膜であるため、比較的深い凹部130の場合には、凹部130を完全に埋めることができない。このため、凹部130の中央部に空隙が形成される場合がある。半導体基板110の強度が低下する。このような分離領域140が配置された半導体基板110の裏面側からの研削を行うと、凹部130の中央部の空隙が押しつぶされ、島状の半導体基板110がずれて破損する場合がある。
そこで、分離領域140の一部に非分離領域150を配置する。画素100の境界の半導体基板110の一部を残すことにより、隣接する画素100の半導体基板110の領域同士を連結する。これにより、半導体基板110の強度の低下を軽減することができる。
また、分離領域140の周囲には、固相拡散領域119が形成される。非分離領域150が配置される分離領域140の間隙の幅を固相拡散領域119の幅の2倍以下にすることにより、非分離領域150に固相拡散領域119を形成することができる。具体的には、前述の固相拡散法における不純物の拡散距離の2倍以下の幅に分離領域140の間隙を構成することにより、非分離領域150の全体に固相拡散領域119を配置することができる。非分離領域150において隣接する画素100の半導体基板110同士を電気的に分離することができる。
[画素の製造方法]
図4乃至6は、本開示の第1の実施の形態に係る撮像素子の製造方法の一例を示す図である。図4乃至6は、撮像素子1の製造工程の一例を表した図である。まず、半導体基板110にp型のウェル領域を形成する。次に、p型のウェル領域にn型の半導体領域111等を形成する。これらは、イオン注入により行うことができる(図4におけるA)。
次に、半導体基板110の表面側に凹部130を形成する。この際、非分離領域150を配置する領域である領域302には、凹部130を形成しない(図4におけるB)。
次に、凹部130の内壁にBを含んだ固体薄膜303を配置する。これは、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)により行うことができる(図4におけるC)。
次に、半導体基板110を加熱して固相拡散を行う、これにより、凹部130の周囲に固相拡散領域119が形成される。また、非分離領域150を形成する領域302にも固相拡散領域119が形成される(図5におけるD)。
次に、固体薄膜303を除去する(図5におけるE)。これにより、以降の工程における固相拡散を防止することができる。
次に、凹部130の内壁に側壁膜141を配置する。これは、例えば、SiOの膜をCVDにより成膜することにより行うことができる(図5におけるF)。
次に、凹部130の内壁の側壁膜141に充填膜142を積層する。これは、例えば、Wの膜をCVDにより成膜することにより行うことができる(図6におけるG)。
次に、半導体基板110の表面側に配線領域120を形成する(図6におけるH)。
次に、半導体基板110の裏面側を研削する。これは、例えば、グラインダを使用して機械的に研磨することにより行うことができる。また、例えば、化学的機械的研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)により行うこともできる。これにより、半導体基板110が薄肉化され、半導体基板110を貫通する分離領域140および非分離領域150を形成することができる(図6におけるI)。
その後、保護膜160、遮光膜171、カラーフィルタ170およびオンチップレンズ180を配置することにより、撮像素子1を製造することができる。
なお、本開示の第1の実施の形態の撮像素子1の構成は、この例に限定されない。例えば、分離領域140の周囲の固相拡散領域119の代わりに固相拡散以外の方法により形成された半導体領域を使用することもできる。
以上説明したように、本開示の第1の実施の形態の撮像素子1は、画素の境界の分離領域140の間隙に非分離領域150を配置することにより、撮像素子1の強度の低下を軽減することができる。
<2.第2の実施の形態>
上述の第1の実施の形態の撮像素子1は、画素100の境界に分離領域140および非分離領域150が配置されていた。これに対し、本開示の第2の実施の形態の撮像素子1では、この分離領域140および非分離領域150の形状のバリエーションについて提案する。
[画素の平面構成]
図7は、本開示の第2の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す平面図である。同図は、画素100の分離領域140および非分離領域150の構成例を表す平面図である。
同図におけるAは、画素100の隅部に非分離領域150が配置される例を表した図である。同図におけるAの図面の横方向に配置される分離領域140は、横方向に隣接する画素100に対して共通に配置される。
同図におけるBは、分離領域140が細かく分断されて、非分離領域150が多く配置される例を表した図である。非分離領域150が多く配置されるため、画素100の強度をさらに向上させることができる。また、分離領域140および非分離領域150を周期的に配置することにより、隣接する画素100から斜めに入射する入射光を偏向させることができ、減衰させることがでる。これにより、クロストークを低減することがでる。この際、分離領域140同士の間隙dの幅を入射光の波長の1/4の幅に構成すると好適である。隣接する画素100からの入射光をさらに減衰させることができるためである。
[画素の平面の他の構成]
図8は、本開示の第2の実施の形態に係る撮像素子の他の構成例を示す平面図である。同図は、平面視において円形状に構成される分離領域140を表した図である。同図の分離領域140は、開口部が円形状の凹部130に配置される分離領域140である。この円形状の分離領域140の周囲に固相拡散領域119を配置することにより、平面視における光電変換部101との間の形状が円弧をつなぎ合わせた形状の固相拡散領域119を構成することができる。つなぎ合わされた円弧の端部が非分離領域150の側に入り込んだ形状となり、光電変換部101の領域を拡張することができる。光電変換部101に蓄積可能な電荷量を増加させることができ、ダイナミックレンジを向上させることができる。
[画素の断面の構成]
図9は、本開示の第2の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示す断面図である。同図は、分離領域140および非分離領域150の構成例を表す断面図である。同図におけるAは、半導体基板110の表面に対して垂直な形状に構成される分離領域140の例を表した図である。この場合、非分離領域150も半導体基板110の表面に対して垂直な形状に構成される。
同図におけるBは、半導体基板110の表面と中央部とにおいて異なる幅に構成される分離領域140の例を表した図である。同図におけるBに表したように、半導体基板110の中央部において隣接する分離領域140同士が接する形状に構成することもできる。この場合、非分離領域150は、半導体基板の表側および裏側の表面の近傍に配置される。
また、半導体基板110の表側の表面の近傍においても隣接する分離領域140同士が接する形状に構成することもできる。この場合においても半導体基板110の裏面側には非分離領域150が配置され、半導体基板110の裏面側の研削の際の強度の低下を軽減することができる。なお、半導体基板110の裏面側の非分離領域150は、半導体基板110の裏面の研削の際の厚さのばらつきに応じた深さに構成することができる。
また、分離領域140の断面の形状を半導体基板110の表面側における開口面積が裏面側より大きいテーパ形状に構成することもできる。
これ以外の撮像素子1の構成は本開示の第1の実施の形態において説明した撮像素子1の構成と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本開示の第2の実施の形態の撮像素子1は、分離領域140および非分離領域150の形状を変更した場合であっても画素100の強度の低下を軽減することができる。
<3.カメラへの応用例>
本開示に係る技術(本技術)は、様々な製品に応用することができる。例えば、本技術は、カメラ等の撮像装置に搭載される撮像素子として実現されてもよい。
図10は、本技術が適用され得る撮像装置の一例であるカメラの概略的な構成例を示すブロック図である。同図のカメラ1000は、レンズ1001と、撮像素子1002と、撮像制御部1003と、レンズ駆動部1004と、画像処理部1005と、操作入力部1006と、フレームメモリ1007と、表示部1008と、記録部1009とを備える。
レンズ1001は、カメラ1000の撮影レンズである。このレンズ1001は、被写体からの光を集光し、後述する撮像素子1002に入射させて被写体を結像させる。
撮像素子1002は、レンズ1001により集光された被写体からの光を撮像する半導体素子である。この撮像素子1002は、照射された光に応じたアナログの画像信号を生成し、デジタルの画像信号に変換して出力する。
撮像制御部1003は、撮像素子1002における撮像を制御するものである。この撮像制御部1003は、制御信号を生成して撮像素子1002に対して出力することにより、撮像素子1002の制御を行う。また、撮像制御部1003は、撮像素子1002から出力された画像信号に基づいてカメラ1000におけるオートフォーカスを行うことができる。ここでオートフォーカスとは、レンズ1001の焦点位置を検出して、自動的に調整するシステムである。このオートフォーカスとして、撮像素子1002に配置された位相差画素により像面位相差を検出して焦点位置を検出する方式(像面位相差オートフォーカス)を使用することができる。また、画像のコントラストが最も高くなる位置を焦点位置として検出する方式(コントラストオートフォーカス)を適用することもできる。撮像制御部1003は、検出した焦点位置に基づいてレンズ駆動部1004を介してレンズ1001の位置を調整し、オートフォーカスを行う。なお、撮像制御部1003は、例えば、ファームウェアを搭載したDSP(Digital Signal Processor)により構成することができる。
レンズ駆動部1004は、撮像制御部1003の制御に基づいて、レンズ1001を駆動するものである。このレンズ駆動部1004は、内蔵するモータを使用してレンズ1001の位置を変更することによりレンズ1001を駆動することができる。
画像処理部1005は、撮像素子1002により生成された画像信号を処理するものである。この処理には、例えば、画素毎の赤色、緑色および青色に対応する画像信号のうち不足する色の画像信号を生成するデモザイク、画像信号のノイズを除去するノイズリダクションおよび画像信号の符号化等が該当する。画像処理部1005は、例えば、ファームウェアを搭載したマイコンにより構成することができる。
操作入力部1006は、カメラ1000の使用者からの操作入力を受け付けるものである。この操作入力部1006には、例えば、押しボタンやタッチパネルを使用することができる。操作入力部1006により受け付けられた操作入力は、撮像制御部1003や画像処理部1005に伝達される。その後、操作入力に応じた処理、例えば、被写体の撮像等の処理が起動される。
フレームメモリ1007は、1画面分の画像信号であるフレームを記憶するメモリである。このフレームメモリ1007は、画像処理部1005により制御され、画像処理の過程におけるフレームの保持を行う。
表示部1008は、画像処理部1005により処理された画像を表示するものである。この表示部1008には、例えば、液晶パネルを使用することができる。
記録部1009は、画像処理部1005により処理された画像を記録するものである。この記録部1009には、例えば、メモリカードやハードディスクを使用することができる。
以上、本開示が適用され得るカメラについて説明した。本技術は以上において説明した構成のうち、撮像素子1002に適用され得る。具体的には、図1において説明した撮像素子1は、撮像素子1002に適用することができる。なお、画像処理部1005は、特許請求の範囲に記載の処理回路の一例である。カメラ1000は、特許請求の範囲に記載の撮像装置の一例である。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本開示の一例であり、本開示は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無い。また、他の効果があってもよい。
また、上述の実施の形態における図面は、模式的なものであり、各部の寸法の比率等は現実のものとは必ずしも一致しない。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれることは勿論である。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)半導体基板に形成されて入射光の光電変換を行う光電変換部および前記半導体基板の表面側に配置されて前記光電変換部の信号を伝達する配線が配置される配線領域を備える複数の画素と、
前記複数の画素同士の前記半導体基板を分離する分離領域と、
前記分離領域に形成される間隙部分の前記半導体基板により構成される非分離領域と
を具備する撮像素子。
(2)前記分離領域は、前記半導体基板の表面側に形成される凹部に配置される前記(1)に記載の撮像素子。
(3)前記分離領域は、前記半導体基板を貫通する前記凹部に配置される前記(2)に記載の撮像素子。
(4)前記分離領域は、円形状の開口部に構成される前記凹部に配置される前記(2)から(3)の何れかに記載の撮像素子。
(5)前記分離領域は、前記凹部に金属が配置されて構成される前記(2)から(4)の何れかに記載の撮像素子。
(6)前記分離領域は、前記凹部に多結晶シリコンが配置されて構成される前記(2)から(4)の何れかに記載の撮像素子。
(7)前記分離領域は、前記凹部における前記半導体基板の表面を覆う形状の側壁膜を備える前記(2)から(6)の何れかに記載の撮像素子。
(8)前記非分離領域は、前記光電変換部を構成する半導体領域とは異なる導電型に構成される前記(1)から(7)の何れかに記載の撮像素子。
(9)前記非分離領域は、前記半導体基板に形成される凹部に配置される不純物を含む部材から拡散した不純物により前記導電型に構成される前記(8)に記載の撮像素子。
(10)前記非分離領域は、前記不純物の拡散の距離の2倍以下の前記間隙部分の前記半導体基板により構成される前記(9)に記載の撮像素子。
(11)前記非分離領域は、前記入射光の波長の1/4の幅の前記間隙部分の前記半導体基板により構成される前記(1)から(10)の何れかに記載の撮像素子。
(12)前記非分離領域は、前記半導体基板の裏面側に配置される前記(1)から(11)の何れかに記載の撮像素子。
(13)前記光電変換部を構成する半導体領域とは異なる導電型に構成されて前記分離領域および前記光電変換部の間に配置される半導体領域をさらに具備する前記(1)から(12)の何れかに記載の撮像素子。
(14)半導体基板に形成されて入射光の光電変換を行う光電変換部および前記半導体基板の表面側に配置されて前記光電変換部の信号を伝達する配線が配置される配線領域を備える複数の画素と、
前記複数の画素同士の前記半導体基板を分離する分離領域と、
前記分離領域に形成される間隙部分の前記半導体基板により構成される非分離領域と、
前記光電変換に基づいて生成される画像信号の処理を行う処理回路と
を具備する撮像装置。
1、1002 撮像素子
10 画素アレイ部
30 カラム信号処理部
100 画素
101 光電変換部
110 半導体基板
119 固相拡散領域
120 配線領域
130 凹部
140 分離領域
141 側壁膜
142 充填膜
150 非分離領域
1000 カメラ
1005 画像処理部

Claims (14)

  1. 半導体基板に形成されて入射光の光電変換を行う光電変換部および前記半導体基板の表面側に配置されて前記光電変換部の信号を伝達する配線が配置される配線領域を備える複数の画素と、
    前記複数の画素同士の前記半導体基板を分離する分離領域と、
    前記分離領域に形成される間隙部分の前記半導体基板により構成される非分離領域と
    を具備する撮像素子。
  2. 前記分離領域は、前記半導体基板の表面側に形成される凹部に配置される請求項1記載の撮像素子。
  3. 前記分離領域は、前記半導体基板を貫通する前記凹部に配置される請求項2記載の撮像素子。
  4. 前記分離領域は、円形状の開口部に構成される前記凹部に配置される請求項2記載の撮像素子。
  5. 前記分離領域は、前記凹部に金属が配置されて構成される請求項2記載の撮像素子。
  6. 前記分離領域は、前記凹部に多結晶シリコンが配置されて構成される請求項2記載の撮像素子。
  7. 前記分離領域は、前記凹部における前記半導体基板の表面を覆う形状の側壁膜を備える請求項2記載の撮像素子。
  8. 前記非分離領域は、前記光電変換部を構成する半導体領域とは異なる導電型に構成される請求項1記載の撮像素子。
  9. 前記非分離領域は、前記凹部に配置される不純物を含む部材から拡散した不純物により前記導電型に構成される請求項8記載の撮像素子。
  10. 前記非分離領域は、前記不純物の拡散の距離の2倍以下の前記間隙部分の前記半導体基板により構成される請求項9記載の撮像素子。
  11. 前記非分離領域は、前記入射光の波長の1/4の幅の前記間隙部分の前記半導体基板により構成される請求項1記載の撮像素子。
  12. 前記非分離領域は、前記半導体基板の裏面側に配置される請求項1記載の撮像素子。
  13. 前記光電変換部を構成する半導体領域とは異なる導電型に構成されて前記分離領域および前記光電変換部の間に配置される半導体領域をさらに具備する請求項1記載の撮像素子。
  14. 半導体基板に形成されて入射光の光電変換を行う光電変換部および前記半導体基板の表面側に配置されて前記画素の信号を伝達する配線が配置される配線領域を備える複数の画素と、
    前記複数の画素同士の前記半導体基板を分離する分離領域と、
    前記分離領域に形成される間隙部分の前記半導体基板により構成される非分離領域と、
    前記光電変換に基づいて生成される画像信号の処理を行う処理回路と
    を具備する撮像装置。
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