JP2021114362A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】指では検知部材を抜き出すことができないように構成されたコネクタを提供する。【解決手段】コネクタ1は、第一ハウジング2と、第一方向Xに沿って第一ハウジングと嵌合する第二ハウジング3と、第一方向に沿って第二ハウジングに挿入される検知部材4と、第一ハウジングと第二ハウジングとが完全嵌合している場合に検知部材が第一方向に沿って所定の係合位置まで進むことを許容し、かつ第一ハウジングと第二ハウジングとが完全嵌合していない場合には検知部材を係合位置よりも手前の位置で係止する検知機構50と、を備え、検知部材は、検知部材が係合位置にある場合に外部空間に向けて露出する露出部47を有し、露出部において、第二ハウジングの中心軸線の側とは反対側に向けて露出している第一面40aは、第一方向に対して傾斜した方向に延在し、かつ第一方向において第一ハウジングの側とは反対側を向く傾斜面または弧状面である。【選択図】図16

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、検知部材を有するコネクタがある。特許文献1には、互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、ロックアームが設けられるとともに、検知部材が組み付けられているコネクタが開示されている。
特開2002−141145号公報
コネクタにおいて、工具を用いなければ検知部材を抜き出すことができない構成が必要とされることがある。例えば、安全基準に適合させるために、指では検知部材を抜き出すことができない構成が必要とされることがある。
本発明の目的は、指では検知部材を抜き出すことができないように構成されたコネクタを提供することである。
本発明のコネクタは、第一ハウジングと、第一方向に沿って前記第一ハウジングに対して嵌合する第二ハウジングと、前記第一方向に沿って前記第二ハウジングに挿入される検知部材と、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとが完全嵌合している場合に前記検知部材が前記第一方向に沿って所定の係合位置まで進むことを許容し、かつ前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとが完全嵌合していない場合には前記検知部材を前記係合位置よりも手前の位置で係止する検知機構と、を備え、前記検知部材は、前記検知部材の端部に位置し、かつ前記検知部材が前記係合位置にある場合に外部空間に向けて露出する露出部を有し、前記露出部において、前記第二ハウジングの中心軸線の側とは反対側に向けて露出している第一面は、前記第一方向に対して傾斜した方向に延在し、かつ前記第一方向において前記第一ハウジングの側とは反対側を向く傾斜面または弧状面であることを特徴とする。
本発明に係るコネクタの検知部材は、検知部材が係合位置にある場合に外部空間に向けて露出する露出部を有する。露出部において、第二ハウジングの中心軸線の側とは反対側に向けて露出している第一面は、第一方向に対して傾斜した方向に延在し、かつ第一方向において第一ハウジングの側とは反対側を向く傾斜面または弧状面である。本発明に係るコネクタによれば、第一面が第一方向に対して傾斜した面であることにより、指では検知部材を抜き出すことができないように構成できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図2は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 図3は、実施形態に係る第一ハウジングの斜視図である。 図4は、実施形態に係る第一ハウジングの正面図である。 図5は、実施形態に係る第一ハウジングの断面斜視図である。 図6は、実施形態に係る第二ハウジングの斜視図である。 図7は、実施形態に係る第二ハウジングの正面図である。 図8は、実施形態に係る第二ハウジングの断面図である。 図9は、実施形態に係る検知部材の斜視図である。 図10は、実施形態に係る検知部材の平面図である。 図11は、実施形態に係る検知部材の側面図である。 図12は、実施形態に係る検知部材の斜視図である。 図13は、第二ハウジングに挿入される検知部材を示す斜視図である。 図14は、仮係止位置にある検知部材を示す斜視図である。 図15は、完全嵌合位置に向けて挿入される第二ハウジングおよび検知部材を示す断面斜視図である。 図16は、係合位置にある検知部材を示す断面図である。 図17は、係合位置にある検知部材を示す断面図である。 図18は、治具による解除操作を示す斜視図である。 図19は、係合位置にある検知部材を示す平面図である。 図20は、第一方向に沿った力を示す断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図20を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、コネクタに関する。図1は、実施形態に係るコネクタの斜視図、図2は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図、図3は、実施形態に係る第一ハウジングの斜視図、図4は、実施形態に係る第一ハウジングの正面図、図5は、実施形態に係る第一ハウジングの断面斜視図、図6は、実施形態に係る第二ハウジングの斜視図、図7は、実施形態に係る第二ハウジングの正面図、図8は、実施形態に係る第二ハウジングの断面図、図9は、実施形態に係る検知部材の斜視図、図10は、実施形態に係る検知部材の平面図である。
図11は、実施形態に係る検知部材の側面図、図12は、実施形態に係る検知部材の斜視図、図13は、第二ハウジングに挿入される検知部材を示す斜視図、図14は、仮係止位置にある検知部材を示す斜視図、図15は、完全嵌合位置に向けて挿入される第二ハウジングおよび検知部材を示す断面斜視図、図16は、係合位置にある検知部材を示す断面図、図17は、係合位置にある検知部材を示す断面図、図18は、治具による解除操作を示す斜視図、図19は、係合位置にある検知部材を示す平面図、図20は、第一方向に沿った力を示す断面図である。図4には、図5のV−V断面が示されている。図8には、図7のVIII−VIII断面が示されている。図20には、図19のXX−XX断面が示されている。なお、図15および図16の断面位置は、図20の断面位置と同じである。
図1および図2に示すように、本実施形態のコネクタ1は、第一ハウジング2、第二ハウジング3、および検知部材4を有する。コネクタ1は、第一電線W1と第二電線W2とを電気的に接続する。本実施形態において、第一ハウジング2はアウタハウジングであり、第二ハウジング3は、インナハウジングである。第一ハウジング2は、第一電線W1に接続された端子を保持している。第二ハウジング3は、第二電線W2に接続された端子10を保持している。例示された端子10は、オス端子である。第一ハウジング2は、端子10に対応するメス端子を保持している。
第二ハウジング3は、第一ハウジング2に対して第一方向Xに沿って嵌合する。第一方向Xは、第一ハウジング2および第二ハウジング3の軸方向である。第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合することにより、第一電線W1と第二電線W2とが電気的に接続される。以下の説明では、第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合した状態を「完全嵌合状態」と称する。また、第一ハウジング2と第二ハウジング3とが一部嵌合しているものの、完全嵌合に至っていない状態を「不完全嵌合状態」と称する。
検知部材4は、第一ハウジング2および第二ハウジング3が完全嵌合状態であるか否かを検知する部材である。検知部材4は、第二ハウジング3に対して仮係止位置まで挿入される。第二ハウジング3は、検知部材4を保持した状態で第一ハウジング2と嵌合する。完全嵌合状態では、検知部材4が仮係止位置から予め定められた係合位置まで挿入可能である。一方、不完全嵌合状態では、係合位置よりも手前の仮係止位置で検知部材4が係止される。言い換えると、不完全嵌合状態では、検知部材4が係合位置まで進むことが許容されない。
係合位置にある検知部材4は、完全嵌合状態に対する解除操作を不能とする。作業者は、完全嵌合状態を解除しようとする場合、検知部材4を係合位置から引き出す必要がある。本実施形態のコネクタ1は、係合位置から検知部材4を引き出す操作に治具(工具)を用いるように設計されている。以下に詳しく説明するように、コネクタ1は、作業者が指で検知部材4を引き出そうとしても、検知部材4を引き出す操作が実質的に不能、または困難であるように構成されている。
図3から図5に示すように、第一ハウジング2は、外筒部20、内筒部21、隔壁部22、およびガイド部23を有する。外筒部20、内筒部21、隔壁部22、およびガイド部23は、例えば、絶縁性の合成樹脂によって一体に成型される。外筒部20および内筒部21の形状は、筒形状である。外筒部20は、第一ハウジング2の外殻をなす部分である。外筒部20は、第一端部20aおよび第二端部20bを有する。第一端部20aは、第一方向Xにおける一方の端部である。第一端部20aは、第一方向Xに向けて開口している。第二ハウジング3は、第一端部20aから外筒部20に挿入される。第二端部20bは、第一方向Xにおける他方の端部である。
内筒部21の断面形状は、円形である。内筒部21は、メス端子を保持する第一筒部21a、および第一電線W1が挿通される第二筒部21bを有する。隔壁部22は、外筒部20の第二端部20bと内筒部21とをつないでいる。隔壁部22は、第一方向Xと直交しており、外筒部20の内部空間と外部空間とを仕切っている。第一筒部21aは、隔壁部22から外筒部20の内部空間に突出している。第二筒部21bは、隔壁部22から第一方向Xに沿って、第一筒部21aの側とは反対側に向けて突出している。
ガイド部23は、検知部材4を係合位置にガイドする機能を有する。ガイド部23は、隔壁部22から外筒部20の内部空間に向けて第一方向Xに沿って突出している。ガイド部23は、二本の柱部23aを有する。二本の柱部23aは、第二方向Yにおいて互いに対向している。第二方向Yは、第一方向Xと直交する方向である。柱部23aの先端には、第三方向Zに向けて突出するガイド突起23bが設けられている。第三方向Zは、第一方向Xおよび第二方向Yの何れとも直交する方向である。第三方向Zは、コネクタ1の高さ方向である。
外筒部20は、膨出部20cを有する。膨出部20cは、外筒部20における第三方向Zの端部に位置している。膨出部20cは、第一筒部21aから遠ざかる方向に向けて膨らんでおり、断面形状が略矩形の収容空間を形成している。検知部材4および第二ハウジング3のアーム32は、膨出部20cの内部に収容される。膨出部20cには、係合孔20dが設けられている。係合孔20dは、第三方向Zに沿って膨出部20cの壁を貫通している。
図6から図8に示すように、第二ハウジング3は、第一筒部30、第二筒部31、アーム32、およびガイド部33を有する。第一筒部30、第二筒部31、アーム32、およびガイド部33は、例えば、絶縁性の合成樹脂によって一体に成型される。第一筒部30および第二筒部31の形状は、円筒形状である。第二筒部31は、第一筒部30の端部から第一方向Xに沿って突出している。第二筒部31の外径は、第一筒部30の外径よりも小さい。
第一筒部30は、第一ハウジング2と嵌合する部分である。第二筒部31の内方には、端子10を保持する円筒状の保持部31aが設けられている。保持部31aは、第一ハウジング2の第一筒部21aと係合する係合部31bを有する。
アーム32は、可撓性を有しており、第一ハウジング2の係合孔20dに対して係合する係合突起32cを有する。アーム32は、基部32a、本体32b、係合突起32c、および操作部32dを有する。基部32aは、第一筒部30の外周面30aにつながっており、外周面30aから第三方向Zに向けて突出している。基部32aの形状は、第二方向Yを長手方向とする略直方体形状である。基部32aは、一対の係止部34を有する。係止部34は、第二方向Yに向けて突出している。係止部34の形状は、柱状または板状である。係止部34は、検知部材4を仮係止位置で係止する。
アーム32の本体32bは、基部32aから第二筒部31に向けて第一方向Xに沿って延出している。アーム32は、撓み変形可能な弾性を有する。本体32bの形状は、第二方向Yを幅方向とする板状である。本体32bと外周面30aとの間には、本体32bの撓み変形を可能とする隙間が設けられている。係合突起32cは、本体32bから第一筒部30の側とは反対側に向けて突出している。係合突起32cの位置は、本体32bにおける第一方向Xの中間部である。係合突起32cにおいて、第一ハウジング2に嵌合するときの前側面は、傾斜面である。
操作部32dは、本体32bの先端につながっている。第一方向Xから見た場合の操作部32dの形状は、門形状である。より詳しくは、操作部32dは、一対の側壁32f,32fと、頂壁32gと、を有する。一対の側壁32f,32fは、第二方向Yにおいて互いに対向している。側壁32fにおける第一方向Xの端部は、本体32bの先端につながっている。頂壁32gは、一方の側壁32fと他方の側壁32fとを第二方向Yに沿ってつないでいる。頂壁32gは、本体32bの先端よりも第二筒部31の側に向けて突出している。
ガイド部33は、検知部材4をガイドする機能、検知部材4を仮係止位置で係止する機能、および操作部32dを保護する機能を有する。ガイド部33は、一対の側壁33a,33aおよび保護壁33bを有する。側壁33aは、第一筒部30から第二筒部31まで第一方向Xに沿って延在している。側壁33aは、第一筒部30の外周面30aおよび第二筒部31の外周面31cから第三方向Zに向けて突出している。一方の側壁33aは、アーム32に対して第二方向Yの一方側に位置し、他方の側壁33aは、アーム32に対して第二方向Yの他方側に位置している。つまり、アーム32は、一対の側壁33a,33aの間に位置している。
それぞれの側壁33aは、第一溝33cおよび第二溝33dを有する。第一溝33cおよび第二溝33dは、側壁33aの対向面33fに形成されている。第一溝33cおよび第二溝33dは、第一方向Xに沿って延在しており、かつ第三方向Zにおいて並んでいる。第一溝33cには、検知部材4を係止する突起33eが設けられている。
保護壁33bは、一方の側壁33aと他方の側壁33aとを第二方向Yに沿ってつないでいる。保護壁33bは、第三方向Zにおいて操作部32dの頂壁32gと対向している。保護壁33bの形状は、柱状または板状である。
図9から図12に示すように、検知部材4は、本体40、第一アーム41、第二アーム42、および片部48を有する。本体40、第一アーム41、第二アーム42、および片部48は、例えば、絶縁性の合成樹脂によって一体に成型される。本体40の形状は、略直方体形状である。本体40は、第一面40a、端面40b、対向面40c、第一側面40d、第二側面40e、および前面40fを有する。第一面40aおよび対向面40cは、検知部材4が第二ハウジング3に挿入された状態において、第二ハウジング3の中心軸線CLの側とは反対側を向く面である。言い換えると、第一面40aおよび対向面40cは、中心軸線CLに対して直交する半径方向の外側を向く面である。本実施形態の対向面40cは、第三方向Zに対して実質的に直交している。
端面40bは、検知部材4における第一方向Xの末端の面である。端面40bは、検知部材4が第二ハウジング3に対して挿入される際に押圧される被押圧面である。つまり、端面40bは、検知部材4が第二ハウジング3に対して挿入される際の後端面である。端面40bは、検知部材4が第二ハウジング3に対して挿入された状態において、第一ハウジング2の側とは反対側を向く。本実施形態の端面40bは、第一方向Xに対して実質的に直交している。片部48は、本体40から第三方向Zに向けて突出している。片部48の面は、端面40bと連続している。片部48の先端の形状は、第二筒部31の外周面31cに応じた円弧形状である。
本体40の形状は、対向面40cと端面40bとが交差する交差部が面取りされた形状である。第一面40aは、この面取りによって形成された面である。つまり、第一面40aは、対向面40cから端面40bまで形成されている。第一面40aは、第一方向Xに対して傾斜した方向に延在している。本実施形態の第一面40aは、平面または実質的に平坦な面であり、第二方向Yと平行である。第一面40aは、後述する凹部43を除いて、目視できるような大きさの凹凸を有していない。第一面40aは、平滑な面であることが好ましい。
第一側面40dおよび第二側面40eは、第二方向Yを向く面である。第一側面40dは、本体40における第二方向Yの一端に位置し、第二側面40eは、本体40における第二方向Yの他端に位置している。前面40fは、本体40における端面40bの側とは反対側の面である。前面40fは、検知部材4が第二ハウジング3に対して挿入される際に挿入方向の前側を向く面である。
本体40は、検知部材4を引き出すための治具5(図18参照)が挿入される凹部43を有する。凹部43の開口43aは、第一面40aに配置されている。凹部43は、開口43aから第三方向Zに沿って凹んでいる。第二方向Yにおける開口43aの幅は、人間の手の指が凹部43に入らない程度に狭くされている。例えば、開口43aの幅は、指の爪の一般的な幅よりも狭い。後述するように、検知部材4を引き出す作業は、治具5によって実行される。治具5の軸部5aが凹部43に挿入される。凹部43の幅は、軸部5aの幅よりも広く、かつ指の爪の一般的な幅よりも狭くされる。例えば、軸部5aが幅2mmのマイナスドライバである場合、凹部43の幅は、3mm程度の大きさとされてもよい。第一方向Xにおける開口43aの幅は、第二方向Yにおける開口43aの幅よりも狭い。
第一アーム41および第二アーム42は、本体40の前面40fから第一方向Xに沿って突出している。第一アーム41は、前面40fにおける第一側面40d側の端部につながっている。第二アーム42は、前面40fにおける第二側面40e側の端部につながっている。第一アーム41の側面41aは、本体40の第一側面40dと連続している。側面41aおよび第一側面40dには、第一方向Xに沿った線状のリブ41bが設けられている。
第二アーム42の側面42aは、本体40の第二側面40eと連続している。側面42aおよび第二側面40eには、第一方向Xに沿った線状のリブ42bが設けられている。リブ41b,42bは、第二ハウジング3の第二溝33dによってガイドされる。第一アーム41は、側面41aから第二方向Yに向けて突出する突起41cを有する。突起41cは、リブ41bよりも第一アーム41の先端側に位置している。第二アーム42は、側面42aから第二方向Yに向けて突出する突起42cを有する。突起42cは、リブ42bよりも第二アーム42の先端側に位置している。突起41c,42cは、第二ハウジング3の第一溝33cによって第一方向Xに沿ってガイドされる。突起41c,42cは、第一溝33cに設けられた突起33eによって係止される。
図11および図12に示すように、第一アーム41および第二アーム42の先端部には、当接部44および隆起部45が設けられている。当接部44および隆起部45は、第二方向Yにおいて隣接している。当接部44および隆起部45は、第三方向Zに向けて突出している。当接部44は、当接面44aを有する。当接面44aは、第一アーム41および第二アーム42の先端面である。当接面44aは、第一方向Xに対して実質的に直交している。検知部材4は、当接面44aを前側に向けて第二ハウジング3に対して挿入される。
図11に示すように、側面視における隆起部45の形状は、略三角形である。隆起部45の形状は、突出方向の先端へ向かうに従って第一方向Xの幅が狭くなるテーパ形状である。隆起部45は、第一傾斜面45aおよび第二傾斜面45bを有する。第一傾斜面45aは、隆起部45の頂点45cに対して第一アーム41および第二アーム42の先端側に位置している。第二傾斜面45bは、頂点45cに対して第一アーム41および第二アーム42の基端側に位置している。第一傾斜面45aおよび第二傾斜面45bは、第一方向Xに対して傾斜している。
図13に示すように、検知部材4は、第二ハウジング3に対して第一方向Xに沿って挿入される。検知部材4は、ガイド部33の一対の側壁33a,33aの間に挿入される。検知部材4のリブ41b,42bは、第二溝33dに挿入され、第二溝33dによって第一方向Xにガイドされる。突起41c,42cは、第一溝33cに挿入され、第一溝33cによって第一方向Xにガイドされる。
検知部材4は、第二ハウジング3に対して、予め定められた仮係止位置まで挿入される。図14には、仮係止位置で係止されている検知部材4が示されている。図14に示すように、第一アーム41および第二アーム42の当接面44aは、第一方向Xにおいて第二ハウジング3の係止部34と対向している。仮係止位置にある検知部材4が押し込み方向Xinに向けて押圧された場合、当接面44aが係止部34に対して当接する。つまり、係止部34は、検知部材4を仮係止位置において係止する。
第一アーム41の突起41cは、突起33eを乗り越えており、突起33eによって係止されている。突起33eは、抜き去り方向Xoutへの検知部材4の移動を規制し、検知部材4を仮係止位置で停止させる。検知部材4が仮係止位置まで挿入された後に、第二ハウジング3が第一ハウジング2と嵌合される。
図15には、嵌合途中の断面が示されている。より詳しくは、図15には、検知部材4の隆起部45が第一ハウジング2のガイド突起23bに接触した状態が示されている。隆起部45の第一傾斜面45aがガイド突起23bの先端に接触している。この状態から、矢印A1で示すように、第二ハウジング3および検知部材4が第一方向Xに沿って押し込まれる。これにより、矢印A2で示すように、ガイド突起23bが第一アーム41および第二アーム42を第三方向Zに向けて撓み変形させる。第一アーム41および第二アーム42が撓み変形することにより、隆起部45がガイド突起23bに乗り上げていく。
第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合すると、隆起部45の頂点45cがガイド突起23bに乗り上げる。その結果、当接部44が係止部34の上を通過することが可能となる。従って、作業者が検知部材4を第一方向Xに沿って押し込むと、検知部材4が係合位置まで挿入される。一方、第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合していない場合、第一方向Xにおいて係止部34が当接面44aに対向している状態が維持される。従って、作業者が検知部材4を押し込もうとしても、係止部34によって押し込みが規制される。
上記のように、ガイド突起23b、係止部34、隆起部45は、検知機構50を構成している。検知機構50は、第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合している場合に検知部材4が係合位置まで進むことを許容する。また、検知機構50は、第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合していない場合には検知部材4を係合位置よりも手前の仮係止位置で係止する。
図16には、係合位置にある検知部材4が示されている。第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合すると、第二ハウジング3の係合突起32cが第一ハウジング2の係合孔20dと係合する。これにより、第一ハウジング2と第二ハウジング3とが第一方向Xに沿って相対移動することが規制される。つまり、完全嵌合状態において、第一ハウジング2と第二ハウジング3とがロックされる。検知部材4が係合位置まで挿入されると、検知部材4の当接部44および隆起部45が係止部34よりも奥側に位置する。
図17に示すように、係合位置では、第二アーム42の突起42cが第二ハウジング3の突起33eによって係止される。突起33eは、突起42cを係止し、抜き去り方向Xoutへ向かう検知部材4の動きを規制する。
図16に示すように、検知部材4の本体40は、操作部32dと外周面31cとの間に入り込んでいる。これにより、操作部32dに対して外周面31cに向かう押圧力が作用した場合に、本体40が操作部32dを係止してアーム32の撓み変形を規制する。つまり、係合位置にある検知部材4は、ロック解除の操作を不能とし、第一ハウジング2と第二ハウジング3との完全嵌合状態を維持させる。
検知部材4を係合位置から抜き出す場合、図18に示すように、治具5が用いられる。治具5は、例えば、マイナスドライバであり、細長い軸部5aを有する。軸部5aは、検知部材4の凹部43に挿入される。作業者は、検知部材4に対して、治具5を介して抜き去り方向Xoutの力F1を与える。力F1が作用することで、第二アーム42の突起42cが第二ハウジング3の突起33eを乗り越える。また、第一アーム41および第二アーム42の隆起部45がガイド突起23bを乗り越え、当接部44が係止部34を乗り越える。これにより、検知部材4が係合位置から仮係止位置へ移動可能となる。検知部材4が仮係止位置へ移動することにより、操作部32dを押下するロック解除の操作が可能となる。
本実施形態のコネクタ1は、以下に説明するように、治具5を用いずに人間の指によって検知部材4を引き出すことが実質的に不能または極めて困難であるように構成されている。図16に示すように、本実施形態のコネクタ1では、検知部材4が係合位置にあるときに、検知部材4の一部分が外部空間に向けて露出する。以下の説明において、検知部材4の本体40において、検知部材4が係合位置にある場合に第二ハウジング3によって覆われる部分を「被収容部46」と称する。また、本体40において、検知部材4が係合位置にある場合に外部空間に向けて露出する部分を「露出部47」と称する。
被収容部46は、対向面40cを含む部分である。露出部47は、第一面40aおよび端面40bを含む部分である。本実施形態の検知部材4において、被収容部46と露出部47との境界は、第一面40aと対向面40cとが交差する部分である。
図16に示すように、被収容部46は、第三方向Zにおいて、アーム32の操作部32dと第二筒部31の外周面31cとの間に収容されている。また、図18および図19に示すように、被収容部46は、第二方向Yにおいて一対の側壁33a,33aの間に収容されている。第二方向Yにおける側壁33aと操作部32dとの隙間は、人間の指が挿入できない程度に狭い。また、一対の側壁部33a,33aと本体40との間の隙間は、極わずかである。従って、対向面40cに段差があっても、その段差に作業者の指や爪がアクセスできないようにされている。係合位置にある検知部材4において、指が触れることができる部分は、実質的に露出部47のみである。また、露出部47において、指が触れることができる面は、第一面40aまたは端面40bである。
また、露出部47において、指によって抜き去り方向Xoutの力を本体40に加えることができる面は、第一面40aである。第一面40aは、第二ハウジング3の中心軸線CLとは反対側を向く面、言い換えると、第二ハウジング3の外側を向いている面である。本実施形態の第一面40aは、図20に示すように、第一方向Xに対して傾斜した方向に延在する傾斜面である。第一面40aは、傾斜角度θで第一方向Xに対して傾斜している。第一面40aは、第一方向Xに沿って操作部32dから遠ざかるに従って外周面31cへ近づくように傾斜している。
作業者が指で検知部材4を抜き出そうとする場合、図20に示すように、摩擦力F2を作用させる必要がある。このときに、作業者は、摩擦力F2に応じた押圧力F3で第一面40aを押圧する必要がある。必要な押圧力F3の大きさは、指と第一面40aとの間の摩擦係数μ、例えば静摩擦係数によって決まる。摩擦力F2の第一方向Xに沿った分力F2xは、検知部材4を抜き出す向きの力である。一方、押圧力F3の第一方向Xに沿った分力F3xは、検知部材4を押し込む力である。つまり、検知部材4に対して作用する第一方向Xの力は、分力F2xと分力F3xとの合力Fxである。合力Fxが抜き去り方向Xoutを向いていれば、検知部材4に対して抜き去り方向Xoutの力が作用する。一方、合力Fxが押し込み方向Xinを向いていれば、検知部材4に対して押し込み方向Xinの力が作用する。
傾斜角度θは、例えば、想定される摩擦係数μ1に対して合力Fxが押し込み方向Xinを向くように定められる。摩擦係数μ1の値は、例えば、作業者が素手で第一面40aに触れる場合の指と第一面40aとの間の一般的な摩擦係数μの値である。摩擦係数μ1の値は、作業者の手に装着された手袋と第一面40aとの間の一般的な摩擦係数μの値であってもよい。第一面40aの粗度は、摩擦係数μを所望の値以下とするように設定されてもよい。
傾斜角度θは、例えば、45°以上とされてもよい。傾斜角度θを45°以上とした場合、摩擦係数μの値が1未満であれば、合力Fxが押し込み方向Xinの力となる。傾斜角度θは、45°よりも大きな角度とされてもよい。この場合、摩擦係数μの値が1であっても、合力Fxが押し込み方向Xinの力となる。通常想定される摩擦係数μの値に対して合力Fxが押し込み方向Xinの力となることで、指によって検知部材4を抜き出すことが実質的に不能となる。
また、本実施形態のコネクタ1は、作業者が凹部43を利用して抜き去り方向Xoutの力を作用させることが困難なように構成されている。例えば、凹部43の開口43aは、傾斜した第一面40aに配置されている。従って、凹部43に指や爪を引っかけることが困難である。また、開口43aには、断面形状が弧状となるように面取りがなされている。言い換えると、凹部43と第一面40aとが交差する部分の形状は、角を丸めた面取り形状である。このため、開口43aに指や爪が引っかかりにくい。従って、作業者が凹部43を利用して検知部材4に対して抜き去り方向Xoutの力を作用させることが困難である。
また、図19等に示すように、開口43aは、第一面40aにおける第二方向Yの端部に配置されている。開口43aには、側壁33aが隣接している。よって、開口43aに指や爪を引っかけることが困難である。従って、指によって検知部材4を抜き出すことが実質的に不能である。
以上説明したように、本実施形態のコネクタ1は、第一ハウジング2と、第二ハウジング3と、検知部材4と、検知機構50と、を有する。第二ハウジング3は、第一方向Xに沿って第一ハウジング2に対して嵌合する。検知部材4は、第一方向Xに沿って第二ハウジング3に挿入される。検知機構50は、第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合している場合に検知部材が第一方向Xに沿って係合位置まで進むことを許容する。一方、検知機構50は、第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合していない場合には検知部材4を係合位置よりも手前の仮係止位置で係止する。
検知部材4は、検知部材4の端部に位置し、かつ検知部材4が係合位置にある場合に外部空間に向けて露出する露出部47を有する。露出部47において、第二ハウジング3の中心軸線CLの側とは反対側に向けて露出している第一面40aは、第一方向Xに対して傾斜した方向に延在する傾斜面である。第一面40aは、第一方向Xにおいて第一ハウジング2の側とは反対側を向いている。よって、本実施形態のコネクタ1によれば、指では検知部材4を抜き出すことができないように構成することができる。
本実施形態の検知部材4は、検知部材4が係合位置にある場合に第二ハウジング3によって覆われる被収容部46を有する。露出部47は、第一方向Xと直交している端面40bを有する。第一面40aは、端面40bと被収容部46とをつないでいる。このような構成により、指による検知部材4の解除を試みる作業者が触れることのできる面を第一面40aに限定することができる。
本実施形態のコネクタ1において、第一方向Xに対する第一面40aの傾斜角度θは、人間の指によって検知部材4を抜き出す方向の摩擦力F2が第一面40aに対して加えられた場合に、検知部材4に作用する第一方向Xの合力Fxの向きを押し込み方向Xinとする角度である。傾斜角度θがこのように定められることで、指による検知部材4の解除が力学的に不能となる。
第一方向Xに対する第一面40aの傾斜角度θは、45°以上とされてもよい。この場合、指と第一面40aとの摩擦係数μの値が1未満であれば、合力Fxが押し込み方向Xinの力となる。よって、指による検知部材4の解除が力学的に不能となる。
本実施形態の第二ハウジング3は、第一方向Xに沿って延在しており、かつ第一ハウジング2と第二ハウジング3とが完全嵌合したときに第一ハウジング2と係合するアーム32を有する。アーム32は、検知部材4が係合位置にある場合に露出部47を露出させ、かつ露出部47に隣接する被収容部46を覆う。アーム32によって被収容部46が覆われることで、露出部47以外の部分に対する触手を不能とできる。
本実施形態の検知部材4は、検知部材4を引き出すための治具5が挿入される凹部43を有する。凹部43は、第一面40aに開口している。傾斜した第一面40aに凹部43が開口していることで、凹部43を利用した指による解除操作を困難とすることができる。
本実施形態の凹部43において、凹部43と第一面40aとが交差する部分の形状は、角を丸めた面取り形状である。よって、開口43aに対する指や爪の引っかけが困難である。
[実施形態の変形例]
第一面40aの形状は、平面には限定されない。例えば、第一面40aは、断面形状が弧状の湾曲面であってもよい。第一面40aが湾曲面である場合、第一面40aは凸状に湾曲していてもよく、凹状に湾曲していてもよい。
凹部43の開口43aは、第一面40aとは異なる位置に配置されてもよい。例えば、凹部43は、対向面40cに配置されてもよい。係合位置から検知部材4を抜き出す手段は、凹部43と例示された治具5との組み合わせには限定されない。例えば、係合位置から検知部材4を抜き出す際に、例示された治具5とは異なる工具が用いられてもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 コネクタ
2 第一ハウジング
3 第二ハウジング
4 検知部材
5 治具
5a 軸部
10 端子
20 外筒部
20a:第一端部、 20b:第二端部、 20c:膨出部、 20d:係合孔
21 内筒部
21a:第一筒部、 21b:第二筒部
22 隔壁部
23 ガイド部
23a:柱部、 23b:ガイド突起
30 第一筒部
30a:外周面
31 第二筒部
31a:保持部、 31b:係合部、 31c:外周面
32 アーム
32a:基部、 32b:本体、 32c:係合突起、 32d:操作部、
32e:前側面、 32f:側壁、 32g:頂壁
33 ガイド部
33a:側壁、 33b:保護壁、 33c:第一溝、 33d:第二溝、
33e:突起、 33f:対向面
34 係止部
40 本体
40a:第一面、 40b:端面、 40c:対向面、 40d:第一側面、
40e:第二側面、 40f:前面
41 第一アーム
41a:側面、 41b:リブ、 41c:突起
42 第二アーム
42a:側面、 42b:リブ、 42c:突起
43 凹部
43a:開口
44 当接部
44a:当接面
45 隆起部
45a:第一傾斜面、 45b:第二傾斜面、 45c:頂点
46 被収容部
47 露出部
48 片部
50 検知機構
F1:力、 F2:摩擦力、 F2x:分力、 F3:押圧力、 F3x:分力、
Fx:合力
W1:第一電線、 W2:第二電線
X:第一方向、 Y:第二方向、 Z:第三方向
Xin:押し込み方向、 Xout:抜き去り方向

Claims (7)

  1. 第一ハウジングと、
    第一方向に沿って前記第一ハウジングに対して嵌合する第二ハウジングと、
    前記第一方向に沿って前記第二ハウジングに挿入される検知部材と、
    前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとが完全嵌合している場合に前記検知部材が前記第一方向に沿って所定の係合位置まで進むことを許容し、かつ前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとが完全嵌合していない場合には前記検知部材を前記係合位置よりも手前の位置で係止する検知機構と、
    を備え、
    前記検知部材は、前記検知部材の端部に位置し、かつ前記検知部材が前記係合位置にある場合に外部空間に向けて露出する露出部を有し、
    前記露出部において、前記第二ハウジングの中心軸線の側とは反対側に向けて露出している第一面は、前記第一方向に対して傾斜した方向に延在し、かつ前記第一方向において前記第一ハウジングの側とは反対側を向く傾斜面または弧状面である
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記検知部材は、前記検知部材が前記係合位置にある場合に前記第二ハウジングによって覆われる被収容部を有し、
    前記露出部は、前記第一方向と直交している端面を有し、
    前記第一面は、前記端面と前記被収容部とをつないでいる
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第一方向に対する前記第一面の傾斜角度は、人間の指によって前記検知部材を抜き出す方向の摩擦力が前記第一面に対して加えられた場合に、前記検知部材に作用する前記第一方向の合力の向きを前記検知部材が押し込まれる向きとする角度である
    請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記第一方向に対する前記第一面の傾斜角度は、45°以上である
    請求項1または2に記載のコネクタ。
  5. 前記第二ハウジングは、前記第一方向に沿って延在しており、かつ前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとが完全嵌合したときに前記第一ハウジングと係合するアームを有し、
    前記アームは、前記検知部材が前記係合位置にある場合に前記露出部を露出させ、かつ前記露出部に隣接する部分を覆う
    請求項1から4の何れか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記検知部材は、前記検知部材を引き出すための治具が挿入される凹部を有し、
    前記凹部が前記第一面に開口している
    請求項1から5の何れか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記凹部の開口において、前記凹部と前記第一面とが交差する部分の形状は、角を丸めた面取り形状である
    請求項6に記載のコネクタ。
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