JP2021114204A - 印刷処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ホットフォルダーを使用する際の印刷設定の作成と印刷ファイルの送信とを効率的に実行することを可能にする。【解決手段】印刷処理システムにおける情報処理装置の制御部は、印刷ファイルを画像形成装置に送信させる(S12)と共に、フォルダーを生成する(S13)。画像形成装置の生成部は、ホットフォルダーモードにおいて印刷ファイルの識別情報を生成する(S33)。画像形成装置の制御部は、識別情報を情報処理装置に送信させる(S35)。情報処理装置の制御部は、識別情報をフォルダーに関連付け(S15)、印刷設定がフォルダーに格納されると(S16でYES)、印刷設定と識別情報とを含む後発設定情報を生成し(S17)、画像形成装置に送信させる(S18)。画像形成装置の制御部は、識別情報を有する受信済みの印刷ファイルを、後発設定情報が示す印刷設定に従って印刷させる(S37)。【選択図】図4

Description

本発明は、印刷処理システムに関し、特に、ホットフォルダーの技術に関する。
コピー、プリンター、スキャナー、及びファクシミリ等の各機能を備えた複合機において、ホットフォルダー(Hot Folder)が活用されている。ホットフォルダーは、印刷設定が紐付けられた専用フォルダーに文書等の印刷ファイルが格納されると、印刷ファイルを印刷設定に従って自動的に印刷するアプリケーションである。特許文献1には、ホットフォルダーが設定された複合機について記載されている。
また、パーソナルコンピューターなどの情報処理装置と複合機とがネットワークを介して通信可能とされ、情報処理装置にホットフォルダーが設定され、ホットフォルダーに印刷ファイルが格納されると、印刷設定とともに印刷ファイルを情報処理装置から複合機に送信し、複合機において印刷ファイルを印刷設定に従って自動的に印刷する印刷処理システムがある。
特開2008−276789号公報
例えば、情報処理装置において大サイズの印刷ファイルを扱うので、ホットフォルダーの設定前、すなわち、当該大サイズの印刷ファイルに応じた印刷設定を作成する前に、先に複合機への送信だけは実施しておきたい場合がある。
しかし、上記の印刷処理システムでは、ホットフォルダーの設定前、すなわち、専用フォルダーに印刷設定が紐づけられていない状態では、印刷ファイルを複合機に送信できない。また、上記特許文献1に記載された複合機では、ホットフォルダーの設定前は、印刷ファイルの格納先がないので、ホットフォルダーの使用が不可能である。このため、印刷設定が作成されるまで、言い換えれば、ホットフォルダーが設定されるまでは、印刷ファイルの送信ができず、余計な待ち時間が発生するという問題がある。印刷ファイルが増えるほど、この影響は大きいものになる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、ホットフォルダーを使用する際の印刷設定の作成と印刷ファイルの送信とを効率的に実行することを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる印刷処理システムは、ネットワークを介して接続可能な情報処理装置及び画像形成装置を有する印刷処理システムにおいて、前記情報処理装置は、第1通信部と、ユーザーにより操作される操作部と、印刷ファイルを、ネットワークを介して前記画像形成装置に前記第1通信部により送信させると共に、フォルダーを生成する第1制御部と、を備え、前記画像形成装置は、印刷部と、第2通信部と、ホットフォルダーモードの設定指示を受けると、当該画像形成装置をホットフォルダーモードに設定する設定部と、ホットフォルダーモードにおいて前記第2通信部が印刷ファイルを受信すると、当該印刷ファイルを識別するための識別情報を生成する生成部と、前記印刷ファイルと前記識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記生成部が生成した識別情報を、ネットワークを介して前記情報処理装置に前記第2通信部により送信させる第2制御部と、を備え、前記情報処理装置の前記第1制御部は、前記第1通信部が受信した識別情報を前記生成したフォルダーに関連付け、作成された印刷設定が当該フォルダーに格納されると、前記印刷設定と前記識別情報とを含む後発設定情報を生成し、前記後発設定情報を、ネットワークを介して前記画像形成装置に前記第1通信部により送信させ、前記画像形成装置の前記第2制御部は、前記第2通信部にて受信した前記後発設定情報が示す識別情報に一致する識別情報を有する受信済みの印刷ファイルを、当該後発設定情報が示す印刷設定に従って、前記印刷部に印刷を実行させるものである。
この発明によれば、ホットフォルダーを使用する際の印刷設定の作成と印刷ファイルの送信とを効率的に実行することができる。
本発明の第1実施形態に係る印刷処理システムを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る印刷処理システムにおける画像形成装置及び情報処理装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 (A)は情報処理装置における表示部にホットフォルダーのアイコンが表示された表示画面の一例を示す図、(B)は画像形成装置における表示部にホットフォルダーのアイコンが表示された表示画面の一例を示す図である。 第1実施形態に係る印刷処理システムによる印刷処理の一例を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は第1実施形態に係る印刷処理システムによる印刷処理の流れの一例を示す図である。 (A)〜(C)は第1実施形態に係る印刷処理システムによる図5(C)に続く印刷処理の流れの一例を示す図である。 (A)は画像形成装置の記憶部に印刷ファイルと識別情報とが対応付けて記憶された一例を示す図、(B)は情報処理装置の記憶部において事後的に印刷設定がフォルダーに格納されることによりホットフォルダーの設定がされる一例を示す図である。 (A)〜(C)は第2実施形態に係る印刷処理システムによる印刷処理の流れの特徴的部分を示す図である。 (A)は第2実施形態に係る情報処理装置の記憶部において識別情報が一致する印刷設定がフォルダーに格納可能である例を示す図、(B)は第2実施形態に係る情報処理装置の記憶部において識別情報が不一致である印刷設定がフォルダーに格納不可である例を示す図である。 (A)は画像形成装置の記憶部に5個の印刷ファイルが記憶された一例を示す図、(B)は情報処理装置の記憶部において事後的に印刷設定がフォルダーに格納されることにより5個のホットフォルダーの設定がされる一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る印刷処理システムについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る印刷処理システムを示す図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る印刷処理システムにおける画像形成装置及び情報処理装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。
印刷処理システム1は、互いにLAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークNにより接続可能な画像形成装置10及び情報処理装置30を備える。画像形成装置10及び情報処理装置30は、相互にデータ通信が可能とされている。
情報処理装置30は、パーソナルコンピューター、モバイル端末、サーバーなどであって、制御ユニット31と、表示部32と、操作部33と、通信部35(第1通信部)とを備えている。なお、操作部33は、特許請求の範囲における操作部の一例である。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信を可能とされている。
表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)などの表示装置である。
操作部33は、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネルなど)等の入力装置であり、ユーザーにより操作される。
通信部35は、通信モジュールを備える通信インターフェイスであり、LAN又はインターネットなどのネットワークNを通じて、データ通信を行う。例えば、通信部35は、画像形成装置10から送信されたリモートパネル用の画面データを受信する。
記憶部34は、HDDなどの大容量の記憶装置である。
制御ユニット31は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU、ASICである。この制御ユニット31は、上記記憶部34に記憶された制御プログラムが上記のプロセッサーに実行されることにより、制御部41(第1制御部)として機能する。なお、制御ユニット31の制御部41は、前述の制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部41は、情報処理装置30の全体的な動作制御を司る。
制御部41は、通信部35の通信動作を制御する機能を有する。例えば、通信部35は、制御部41による制御のもと、LANを通じて画像形成装置10との間でデータを送受する。
制御部41は、ユーザーによる操作部33の操作を受け付ける。
情報処理装置30の制御部41は、ユーザーによる操作部33へのホットフォルダーモードの指示操作があると、ホットフォルダーモードの設定指示を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。
図3(A)は、情報処理装置における表示部にホットフォルダーのアイコンが表示された表示画面の一例を示す図である。本実施形態では、制御部41は、ユーザーによる操作部33へのアイコン表示操作を受け付け、図3(A)に示すホットフォルダーのアイコン32aを表示部32に表示させる。そして、制御部41は、ユーザーによる操作部33へのアイコン32aの実行操作(例えばクリック操作)を受け付けると、ホットフォルダーアプリケーションを起動する。制御部41は、ホットフォルダーアプリケーションが起動されると、ホットフォルダーモードの設定指示を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。そして、制御部41は、ホットフォルダーアプリケーションに従った処理を実行する。
制御部41は、ホットフォルダーアプリケーションの実行中において、ユーザーによる操作部33への印刷ファイル送信操作を受け付けると、印刷ファイルを、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させると共に、記憶部34の予め定められた記憶エリアにフォルダーを生成する。印刷ファイルは、ワード文書、PDF(Portable Document Format)文書などの種々の形式の印刷対象文書である。
制御部41は、前記生成したフォルダーを示すフォルダー名を、印刷ファイルのファイル名を含む名称に設定する。例えば、印刷ファイルが「見積書.pdf」であった場合、すなわち、印刷ファイルがPDF形式のファイルであり、そのファイル名が「見積書」であった場合、制御部41は、生成したフォルダーのフォルダー名を、印刷ファイルのファイル名である「見積書」を含む「見積書_1」の名称に設定する。なお、ユーザーによる操作部33の入力操作に従った名称を、生成したフォルダーのフォルダー名としてもよい。
一方、画像形成装置10は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置10は、コピー動作、ファクシミリ動作及びスキャン動作の他、画像形成装置10の内部記憶装置に記憶されているデータのプリントアウトや、情報処理装置30から送られてきたデータのプリントアウト等のプリンター動作を行う。
画像形成装置10は、制御ユニット11と、表示部12と、操作部14と、タッチパネル15と、通信部16(第2通信部)と、画像読取部17と、画像形成部18と、記憶部19とを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信を可能とされている。
画像読取部17は、原稿を光学的に読み取るスキャナーを有し、この原稿の画像を示す画像データを生成する。
画像形成部18は、感光体ドラムの表面を均一帯電させ、感光体ドラムの表面を露光して、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光体ドラムの表面の静電潜像をトナー像に現像して、感光体ドラムの表面のトナー像(画像)を記録紙(記録媒体)に転写して定着させる。例えば、画像形成部18は、制御部21の制御の下、通信部16が情報処理装置30から受信した印刷データが示す画像を記録紙に印刷したり、画像読取部17で生成された画像データによって示される画像を記録紙に印刷したりすることが可能である。なお、画像形成部18は、特許請求の範囲における印刷部の一例である。
表示部12は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置である。図3(B)は画像形成装置における表示部にホットフォルダーのアイコンが表示された表示画面の一例を示す図である。例えば、表示部12は、制御部21の制御の下、画像形成装置10が備える複数の機能(コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能)の情報を示すメニュー画面G1を表示する。
表示部12の画面には、タッチパネル15が配置されている。タッチパネル15は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式などのタッチパネルであって、タッチパネル15に対するユーザーの指などの接触(タッチ)をその接触位置とともに検知して、その接触位置の座標を示す検知信号を制御ユニット11の後述する制御部21などに出力する。従って、タッチパネル15は、表示部12の画面に対するユーザー操作を受け付ける操作部としての役割を果たす。
操作部14は、例えば、メニューを呼び出すメニューキー、メニューを構成するGUIにおけるフォーカスを移動させる矢印キー、メニューを構成するGUIに対して確定操作を行う決定キー、スタートキーなど複数のハードキーを備えている。また、操作部14は、表示部12の画面に表示されるソフトキーを備えている。
通信部16は、通信モジュールを備える通信インターフェイスであり、LAN又はインターネットなどのネットワークNを通じて、データ通信を行う。
記憶部19は、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量の記憶装置である。
制御ユニット11は、プロセッサー、RAM、及びROMなどから構成される。プロセッサーは、例えば、CPU、MPU、ASICである。この制御ユニット11は、上記記憶部19に記憶された制御プログラムが上記のプロセッサーで実行されることにより、制御部21(第2制御部)と設定部22と生成部23として機能する。なお、制御ユニット11の上記の各構成要素は、上記制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部21は、画像形成装置10の全体的な動作制御を司る。
制御部21は、タッチパネル15から出力される検知信号に基づき、タッチパネル15に対するユーザー操作を受け付ける。すなわち、制御部21は、表示部12の画面に表示されたソフトキーに対するユーザー操作を受け付ける。また、制御部21は、操作部14のハードキーに対するユーザー操作を受け付ける。
制御部21は、表示部12を制御して、画像形成処理に必要な設定項目の入力画面、あるいは情報の入力画面などを表示する。
制御部21は、通信部16による通信動作を制御する。例えば、通信部16は、制御部21による制御の下、ネットワークNを通じて情報処理装置30との間でデータを送受する。
設定部22は、情報処理装置30から、ホットフォルダーモードの設定指示を受けると、当該画像形成装置10をホットフォルダーモードに設定する。
なお、画像形成装置10の制御部21は、図3(B)に示すメニュー画面G1を表示部12に予め表示させている。メニュー画面G1には、画像形成装置10の各機能にそれぞれ対応付けられた複数のタッチキー61a〜61h等を有する。ホットフォルダーに対応するタッチキー61hをユーザーがタッチ操作すると、タッチパネル15によりタッチキー61hに対するタッチ操作が検出されて、このタッチ操作が制御部21で受け付けられる。設定部22は、制御部21による制御の下、当該画像形成装置10をホットフォルダーモードに設定するようにしてもよい。
生成部23は、ホットフォルダーモードにおいて通信部16が印刷ファイルを受信すると、当該印刷ファイルを識別するための識別情報を生成する。後述する図5(B)に示すように、生成部23は、識別情報id1として、例えば「ID:001」を生成する。
記憶部19は、制御部21による制御の下、印刷ファイルと識別情報とを対応付けて記憶する。
制御部21は、生成部23が生成した識別情報を、ネットワークNを介して情報処理装置30に通信部16により送信させる。
また、情報処理装置30の制御部41は、通信部35が受信した識別情報を前記生成したフォルダーに関連付ける。ユーザーは、操作部33の操作により、送信済みの印刷ファイルについての印刷設定を作成する。印刷設定は、例えば、複数頁に亘るワード文書などの印刷ファイルにおいて、複数頁のうちの特定頁を集約印刷(2in1印刷)とすること、途中で白紙頁を追加することなどの印刷に関する設定を、JDF(job definition format)などのページ記述言語で記載したテキストファイルである。また、印刷設定は、例えば、印刷部数、カラー・白黒設定など印刷に関する一般的な設定であってもよい。また、印刷設定は、既知の暗号化手法を用いて、暗号化されたものであってもよい。
また、制御部41は、作成された印刷設定が当該フォルダーに格納されると、印刷設定と識別情報とを含む後発設定情報を生成し、後発設定情報を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。
そして、画像形成装置10の制御部21は、通信部16にて受信した後発設定情報が示す識別情報に一致する識別情報を有する受信済みの印刷ファイルを、当該後発設定情報が示す印刷設定に従って、画像形成部18に印刷を実行させる。
以後、制御部41が生成したフォルダーは、ホットフォルダーとして機能する。具体的には、制御部41は、後発設定情報を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させた後、前記フォルダーを、前記格納された印刷設定が紐づけられたホットフォルダーとして設定し、印刷ファイルがホットフォルダーに格納されると、当該格納された印刷ファイルと当該ホットフォルダーに紐づけられた印刷設定とを、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。
画像形成装置10の制御部21は、通信部16にて受信した印刷ファイルを、通信部16にて受信した印刷設定に従って、画像形成部18に印刷を実行させる。
次に、第1実施形態に係る印刷処理システム1による印刷処理について図面を用いて説明する。図4は、第1実施形態に係る印刷処理システムによる印刷処理の一例を示すフローチャートである。図5(A)〜図5(C)は、第1実施形態に係る印刷処理システムによる印刷処理の流れの一例を示す図である。図6(A)〜図6(C)は、第1実施形態に係る印刷処理システムによる図5(C)に続く印刷処理の流れの一例を示す図である。
情報処理装置30の制御部41は、ユーザーによる操作部33への図3(A)に示すアイコン32aの実行操作(例えばクリック操作)を受け付けると、ホットフォルダーアプリケーションを起動し、図4に示すようにホットフォルダーモードの設定指示を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる(S11)。そして、情報処理装置30の制御部41は、ホットフォルダーアプリケーションに従った処理(後述するS12〜S22)を実行していくことになる。
一方、画像形成装置10の設定部22は、図4に示すように、ホットフォルダーモードの設定指示を通信部16が受信すると、当該画像形成装置10をホットフォルダーモードに設定する(S31)。
情報処理装置30の制御部41は、ユーザーによる操作部33への印刷ファイル送信操作を受け付けると、図5(A)に示すように印刷ファイルPF1を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる(S12)。図5(A)では、 [1]送信と記載している。なお、印刷ファイルPF1は、ユーザーによって情報処理装置30に予め用意されたものである。
続いて、情報処理装置30の記憶部34は、制御部41による制御の下、当該記憶部34の予め定められた記憶エリアに、フォルダーF1を生成する(S13)。図5(A)では、 [2]フォルダー生成と記載している。また、制御部41は、生成したフォルダーF1を示すフォルダー名を、印刷ファイルPF1のファイル名を含む名称に設定する。前述したように、印刷ファイルのファイル名が「見積書」であれば、生成したフォルダーのフォルダー名を「見積書_1」の名称に設定する。
一方、画像形成装置10の通信部16は、情報処理装置30からの印刷ファイルPF1を受信する(S32)。
画像形成装置10の生成部23は、ホットフォルダーモードにおいて通信部16が印刷ファイルPF1を受信すると、図5(B)に示すように、当該印刷ファイルPF1を識別するための識別情報id1として、例えば「ID:001」を生成する(S33)。図5(B)では、[3] ID:001を生成と記載している。
そして、画像形成装置10の制御部21は、通信部16が受信した情報処理装置30からの印刷ファイルPF1と、生成部23が生成した識別情報id1とを対応付けて記憶部19に記憶させる(S34)。図5(B)では、[4] 付与と記載している。図7(A)は、画像形成装置の記憶部に印刷ファイルと識別情報とが対応付けて記憶された一例を示す図である。画像形成装置10の記憶部19には、図7(A)に示すように、印刷ファイルPF1と識別情報id1とが対応付けて記憶されている。すなわち、印刷ファイルPF1には、識別情報id1が付与されたことになる。
続いて、画像形成装置10の制御部21は、生成部23が生成した識別情報id1を、ネットワークNを介して情報処理装置30に通信部16により送信させる(S35)。図5(B)では、[5] 送信と記載している。
情報処理装置30の通信部35は、画像形成装置10からの識別情報id1を受信する(S14)。そして、情報処理装置30の制御部41は、通信部35が受信した識別情報id1を、前記生成したフォルダーF1に関連付ける(S15)。図5(B)では、[6] ID関連付けと記載している。図7(B)は、情報処理装置の記憶部において事後的に印刷設定がフォルダーに格納されることによりホットフォルダーの設定がされる一例を示す図である。情報処理装置30の記憶部34には、図7(B)に示すように、フォルダーF1と識別情報id1とが対応付けて記憶されている。すなわち、フォルダーF1には、識別情報id1が付与されたことになる。ここでは、印刷設定がフォルダーF1に格納されていないので、印刷設定が「−」となっている。
また、制御部41は、ユーザーによって印刷ファイルPF1のために作成された印刷設定C1が当該フォルダーF1に格納されたか否かを判定する(S16)。制御部41は、印刷設定C1がフォルダーF1に格納されると(S16でYES)、印刷設定C1と識別情報id1とを含む後発設定情報LS1を生成する(S17)。図5(C)では、[7] 格納と記載し、図6(A)では、[8] 後発設定情報を生成と記載している。そして、制御部41は、後発設定情報LS1を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる(S18)。図6(A)では、[9] 送信と記載している。
一方、制御部41は、印刷設定C1がフォルダーF1に格納されていない場合(S16でNO)、S16に戻り、印刷設定C1が格納されるまで待機する。
画像形成装置10の通信部16は、情報処理装置30からの後発設定情報LS1を受信する(S36)。
そして、画像形成装置10の制御部21は、通信部16にて受信した後発設定情報LS1が示す識別情報id1に一致する識別情報id1を有する受信済みの印刷ファイルPF1を、当該後発設定情報LS1が示す印刷設定C1に従って、画像形成部18に印刷を実行させる(S37)。すなわち、後発設定情報LS1が示す識別情報id1が「ID:001」であり、受信済みの印刷フ
ァイルPF1に対応付けられた識別情報id1が「ID:001」であり、両
者の識別情報id1が一致するので、受信済みの印刷ファイルPF1が、後発設定情報LS1が示す印刷設定C1に従って印刷される。
画像形成装置10の制御部21は、印刷ファイルPF1の印刷が完了すると、記憶部19に記憶していた図7(A)に示す印刷ファイルPF1及び識別情報id1を消去する。例えば、図6(B)に示すように、画像形成装置10から印刷ファイルPF1及び後発設定情報LS1が消去されている。
図4に示すS18のあと、情報処理装置30の制御部41は、フォルダーF1を、前記格納された印刷設定C1が紐づけられたホットフォルダーHF1として設定する(S19)。図6(B)では、[10] ホットフォルダー設定と記載している。ホットフォルダーHF1は、図6(B)、図7(B)に示すように、印刷設定C1が紐づけられている。言い換えれば、ホットフォルダーHF1には、印刷設定C1が維持されている。
また、制御部41は、ユーザーによって、印刷ファイルがホットフォルダーHF1に格納されたか否かを判定する(S20)。なおここで言う印刷ファイルは、例えば、印刷ファイルPF1とは異なる新たな印刷ファイルNPF1としているが、印刷ファイルPF1であってもよい。
制御部41は、印刷ファイル(例えば、新たな印刷ファイルNPF1)がホットフォルダーHF1に格納されると(S20でYES)、当該格納された印刷ファイルNPF1と当該ホットフォルダーHF1に紐づけられた印刷設定C1とを、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる(S21)。図6(C)では、[11] 格納と記載し、[12] 送信と記載している。
そして、画像形成装置10の制御部21は、ホットフォルダーによる印刷を実行させる(S38)。すなわち、制御部21は、ホットフォルダーHF1に格納された印刷ファイル(例えば、新たな印刷ファイルNPF1)を印刷設定C1に従って、画像形成部18に印刷を実行させる。
一方、制御部41は、印刷ファイルがホットフォルダーHF1に格納されていない場合(S20でNO)、S22に進む。
情報処理装置30の制御部41は、ユーザーによる操作部33への終了操作があった場合(S22でYES)、本処理を終了させる。一方、制御部41は、ユーザーによる操作部33への終了操作がない場合(S22でNO)、S20に戻る。
上記第1実施形態の印刷処理システム1によれば、ネットワークNを介して接続可能な情報処理装置30及び画像形成装置10を有する。情報処理装置30は、通信部35と、操作部33と、制御部41と、を備える。制御部41は、印刷ファイルPF1を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させると共に、フォルダーF1を生成する。画像形成装置10は、画像形成部18と、通信部16と、設定部22と、生成部23と、記憶部19と、制御部21と、を備える。設定部22は、ホットフォルダーモードの設定指示を受けると、画像形成装置10をホットフォルダーモードに設定する。生成部23は、ホットフォルダーモードにおいて通信部16が印刷ファイルPF1を受信すると、当該印刷ファイルPF1を識別するための識別情報id1を生成する。記憶部19は、印刷ファイルPF1と識別情報id1とを対応付けて記憶する。制御部21は、生成部23が生成した識別情報id1を、ネットワークNを介して情報処理装置30に通信部16により送信させる。情報処理装置30の制御部41は、通信部35が受信した識別情報id1を前記生成したフォルダーF1に関連付け、作成された印刷設定C1が当該フォルダーF1に格納されると、印刷設定C1と識別情報id1とを含む後発設定情報LS1を生成し、後発設定情報LS1を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。画像形成装置10の制御部21は、通信部16にて受信した後発設定情報LS1が示す識別情報id1に一致する識別情報id1を有する受信済みの印刷ファイルPF1を、当該後発設定情報LS1が示す印刷設定C1に従って、画像形成部18に印刷を実行させる。このため、ホットフォルダーHF1の設定前であっても、印刷ファイルPF1を情報処理装置30から画像形成装置10に送信することができ、送信済みの印刷ファイルPF1に対して印刷設定C1を事後的に適切に紐づけることができる。これにより、ホットフォルダーHF1を使用する際の印刷設定C1の作成と印刷ファイルPF1の送信とを効率的に実行することができる。
また、情報処理装置30の制御部41は、生成したフォルダーF1を示すフォルダー名を、印刷ファイルPF1のファイル名を含む名称に設定する。このため、情報処理装置30に生成されたフォルダーF1と送信された印刷ファイルPF1との対応関係がユーザーにとって分かり易くなり、送信済みの印刷ファイルPF1について事後的に作成された印刷設定C1を格納すべきフォルダーF1を特定し易くなり、事後的に作成された印刷設定C1をフォルダーF1に格納する際におけるユーザーの使い勝手がよくなる。
また、情報処理装置30の制御部41は、後発設定情報LS1を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させた後、フォルダーF1を、格納された印刷設定C1が紐づけられたホットフォルダーHF1として設定し、印刷ファイルNPF1がホットフォルダーHF1に格納されると、当該格納された印刷ファイルNPF1と当該ホットフォルダーHF1に紐づけられた印刷設定C1とを、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。画像形成装置10の制御部21は、通信部16にて受信した印刷ファイルNPF1を、当該通信部16にて受信した印刷設定C1に従って、画像形成部18に印刷を実行させる。このため、ホットフォルダーHF1の設定前に、印刷ファイルPF1を情報処理装置30から画像形成装置10に送信するときに作成したフォルダーF1を、ホットフォルダーHF1として活用することができ、印刷設定C1の作業負担を改善することができる。
また、情報処理装置30の制御部41は、ユーザーによる操作部33へのホットフォルダーモードの指示操作があると、ホットフォルダーモードの設定指示を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。これにより、ユーザーが画像形成装置10に出向いてホットフォルダーモードに設定する必要がなく、ユーザーの利便性を向上させることができる。
次に、第2実施形態に係る印刷処理システム1について説明する。図8(A)〜図8(C)は、第2実施形態に係る印刷処理システムによる印刷処理の流れの特徴的部分を示す図である。図9(A)は、第2実施形態に係る情報処理装置の記憶部において識別情報が一致する印刷設定がフォルダーに格納可能である例を示す図である。図9(B)は、第2実施形態に係る情報処理装置の記憶部において識別情報が不一致である印刷設定がフォルダーに格納不可である例を示す図である。
上記第1実施形態では、図5(B)に示すように、情報処理装置30の制御部41は、通信部35が受信した識別情報id1を、前記生成したフォルダーF1にのみ関連付けているが(図4のS15)、第2実施形態では、図8(B)に示すように、制御部41は、未記入の印刷設定C0を事前に作成すると共に、未記入の印刷設定C0にも識別情報id1を関連付けている点が、上記第1実施形態とは異なっている。第2実施形態では、第1実施形態と同様の処理や構成については説明を省略する。
制御部41は、図8(B)、図9(A)に示すように、通信部35が識別情報id1を受信すると、未記入の印刷設定C0(つまり、印刷設定C1の内容が記載されていない例えば白紙の印刷設定)を作成し、識別情報id1を未記入の印刷設定C0に関連付ける。
そして、図9(A)に示すように、ユーザーによる操作部33の入力操作によって未記入の印刷設定C0に対して印刷設定C1の内容が記載されることにより、印刷設定C1が作成される。これにより、通信部35が受信した識別情報id1と前記作成された印刷設定C1とが関連付けられている。なお、未記入の印刷設定C0に識別情報id1に関連付けるのではなく、印刷設定C1が作成されてから、当該印刷設定C1に識別情報id1に関連付けるようにしてもよい。
続いて、制御部41は、図9(A)に示すように、前記作成された印刷設定C1が当該フォルダーF1に格納される際に、当該作成された印刷設定C1に関連付けられた識別情報id1と当該フォルダーF1に関連付けられた識別情報id1とが一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に前記作成された印刷設定C1が当該フォルダーF1に格納される。図9(A)では、フォルダーF1の識別情報id1と印刷設定C1の識別情報id1とが共に「001」であり、制御部41は、両者が一致すると判定し、印刷設定C1の当該フォルダーF1への格納を許可する。
一方、制御部41は、図9(B)に示すように、当該作成された印刷設定C2に関連付けられた識別情報id2と当該フォルダーF1に関連付けられた識別情報id1とが一致しないと判定した場合に前記作成された印刷設定C2が当該フォルダーF1に格納されない。図9(B)では、フォルダーF1の識別情報id1が「001」であり、印刷設定C2の識別情報id2が「002」であり、制御部41は、両者が不一致であると判定し、印刷設定C2の当該フォルダーF1への格納を許可しない。
第2実施形態によれば、送信済みの印刷ファイルPF1に対して印刷設定C1を事後的に間違うことなく紐づけることができる。
次に、第3実施形態に係る印刷処理システム1について説明する。図10(A)は、画像形成装置の記憶部に5つの印刷ファイルが記憶された一例を示す図である。図10(B)は、情報処理装置の記憶部において事後的に印刷設定がフォルダーに格納されることにより5つのホットフォルダーの設定がされる一例を示す図である。
上記第1実施形態では、図7(A)に示すように、ホットフォルダーの設定前に、情報処理装置30から画像形成装置10に1つの印刷ファイルPF1を送信する場合について説明しているが、図10(A)に示すように、複数の印刷ファイルを送信してもよい。例えば、第3実施形態では、5つの印刷ファイルPF1〜PF5を送信している。第3実施形態では、上記各実施形態と同様の処理や構成については説明を省略する。
情報処理装置30の制御部41は、図10(B)に示すように、5つの印刷ファイルPF1〜PF5を送信させる場合に、当該5つの印刷ファイルPF1〜PF5ごとにフォルダーF1〜F5を生成する。
画像形成装置10の生成部23は、図10(A)に示すように、ホットフォルダーモードにおいて通信部16が5つの印刷ファイルPF1〜PF5を受信すると、5つの印刷ファイルPF1〜PF5を識別するための識別情報id1〜id5をそれぞれに生成する。
画像形成装置10の記憶部19は、制御部21による制御の下、図10(A)に示すように、5つの印刷ファイルPF1〜PF5と5つの識別情報id1〜id5とを一対一に対応付けて記憶する。
画像形成装置10の制御部21は、生成部23が生成した5つの識別情報id1〜id5を、ネットワークNを介して情報処理装置30に通信部16により送信させる。
情報処理装置30の制御部41は、図10(B)に示すように、通信部35が受信した5つの識別情報id1〜id5と5つのフォルダーF1〜F5とを一対一に関連付け、例えば作成された印刷設定C1が5つのフォルダーF1〜F5のうちで対応するフォルダーF1に格納されると、当該印刷設定C1と識別情報id1とを含む後発設定情報LS1を生成し、この後発設定情報LS1を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。そして、制御部41は、図10(B)に示すように、フォルダーF1を、前記格納された印刷設定C1が紐づけられたホットフォルダーHF1として設定する。
画像形成装置10の制御部21は、通信部16にて受信した後発設定情報LS1が示す識別情報id1に一致する識別情報id1を有する受信済みの印刷ファイルPF1を、当該後発設定情報LS1が示す印刷設定C1に従って、画像形成部18に印刷を実行させる。
情報処理装置30の制御部41は、図10(B)に示すように、例えば作成された印刷設定C5が5つのフォルダーF1〜F5のうちで対応するフォルダーF5に格納されると、当該印刷設定C5と識別情報id5とを含む後発設定情報LS5を生成し、この後発設定情報LS5を、ネットワークNを介して画像形成装置10に通信部35により送信させる。そして、制御部41は、図10(B)に示すように、フォルダーF5を、前記格納された印刷設定C5が紐づけられたホットフォルダーHF5として設定する。
画像形成装置10の制御部21は、通信部16にて受信した後発設定情報LS5が示す識別情報id5に一致する識別情報id5を有する受信済みの印刷ファイルPF5を、当該後発設定情報LS5が示す印刷設定C5に従って、画像形成部18に印刷を実行させる。
なお、制御部21は、フォルダーF2〜F4についても印刷設定C2〜C4が格納されると、フォルダーF2〜F4を、ホットフォルダーHF2〜HF4として設定する。
第3実施形態によれば、ホットフォルダーの設定前であっても、複数の印刷ファイルを情報処理装置30から画像形成装置10に送信することができ、複数の送信済みの印刷ファイルに一対一に対応する印刷設定を事後的に適切に紐づけることができる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、プリンター等の画像形成装置でもよい。
また、図1乃至図10を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
10 画像形成装置
16 通信部(第2通信部)
18 画像形成部(印刷部)
21 制御部(第2制御部)
22 設定部
23 生成部
30 情報処理装置
33 操作部
35 通信部(第1通信部)
41 制御部(第1制御部)

Claims (6)

  1. ネットワークを介して接続可能な情報処理装置及び画像形成装置を有する印刷処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、第1通信部と、
    ユーザーにより操作される操作部と、
    印刷ファイルを、ネットワークを介して前記画像形成装置に前記第1通信部により送信させると共に、フォルダーを生成する第1制御部と、を備え、
    前記画像形成装置は、印刷部と、
    第2通信部と、
    ホットフォルダーモードの設定指示を受けると、当該画像形成装置をホットフォルダーモードに設定する設定部と、
    ホットフォルダーモードにおいて前記第2通信部が印刷ファイルを受信すると、当該印刷ファイルを識別するための識別情報を生成する生成部と、
    前記印刷ファイルと前記識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記生成部が生成した識別情報を、ネットワークを介して前記情報処理装置に前記第2通信部により送信させる第2制御部と、を備え、
    前記情報処理装置の前記第1制御部は、前記第1通信部が受信した識別情報を前記生成したフォルダーに関連付け、作成された印刷設定が当該フォルダーに格納されると、前記印刷設定と前記識別情報とを含む後発設定情報を生成し、前記後発設定情報を、ネットワークを介して前記画像形成装置に前記第1通信部により送信させ、
    前記画像形成装置の前記第2制御部は、前記第2通信部にて受信した前記後発設定情報が示す識別情報に一致する識別情報を有する受信済みの印刷ファイルを、当該後発設定情報が示す印刷設定に従って、前記印刷部に印刷を実行させる印刷処理システム。
  2. 前記情報処理装置の前記第1制御部は、前記生成したフォルダーを示すフォルダー名を、印刷ファイルのファイル名を含む名称に設定する請求項1に記載の印刷処理システム。
  3. 前記情報処理装置の前記第1制御部は、前記後発設定情報を、ネットワークを介して前記画像形成装置に前記第1通信部により送信させた後、前記フォルダーを、前記格納された印刷設定が紐づけられたホットフォルダーとして設定し、印刷ファイルが前記ホットフォルダーに格納されると、当該格納された印刷ファイルと当該ホットフォルダーに紐づけられた印刷設定とを、ネットワークを介して前記画像形成装置に前記第1通信部により送信させ、
    前記画像形成装置の前記第2制御部は、前記第2通信部にて受信した前記印刷ファイルを、当該第2通信部にて受信した前記印刷設定に従って、前記印刷部に印刷を実行させる請求項1又は請求項2に記載の印刷処理システム。
  4. 前記情報処理装置の前記第1制御部は、ユーザーによる前記操作部へのホットフォルダーモードの指示操作があると、前記ホットフォルダーモードの設定指示を、ネットワークを介して前記画像形成装置に前記第1通信部により送信させる請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の印刷処理システム。
  5. 前記情報処理装置の前記第1制御部は、前記第1通信部が受信した識別情報を前記生成したフォルダーと前記作成された印刷設定のそれぞれに関連付け、前記作成された印刷設定が当該フォルダーに格納される際に、当該作成された印刷設定に関連付けられた識別情報と当該フォルダーに関連付けられた識別情報とが一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に前記作成された印刷設定が当該フォルダーに格納され、一致しないと判定した場合に前記作成された印刷設定が当該フォルダーに格納されない請求項3に記載の印刷処理システム。
  6. 前記情報処理装置の前記第1制御部は、複数の印刷ファイルを送信させる場合に、前記複数の印刷ファイルごとに前記フォルダーを生成し、
    前記画像形成装置の前記生成部は、ホットフォルダーモードにおいて前記第2通信部が前記複数の印刷ファイルを受信すると、前記複数の印刷ファイルを識別するための識別情報をそれぞれに生成し、
    前記記憶部は、前記複数の印刷ファイルと前記複数の識別情報とを一対一に対応付けて記憶し、
    前記第2制御部は、前記生成部が生成した前記複数の識別情報を、ネットワークを介して前記情報処理装置に前記第2通信部により送信させ、
    前記情報処理装置の前記第1制御部は、前記第1通信部が受信した前記複数の識別情報と前記複数のフォルダーとを一対一に関連付け、作成された印刷設定が前記複数のフォルダーのうちで対応するフォルダーに格納されると、前記印刷設定と前記識別情報とを含む後発設定情報を生成し、前記後発設定情報を、ネットワークを介して前記画像形成装置に前記第1通信部により送信させ、
    前記画像形成装置の前記第2制御部は、前記第2通信部にて受信した前記後発設定情報が示す識別情報に一致する識別情報を有する受信済みの印刷ファイルを、当該後発設定情報が示す印刷設定に従って、前記印刷部に印刷を実行させる請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の印刷処理システム。
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