JP2021114032A - 混雑緩和支援システム - Google Patents

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拓弥 泉澤
Takuya Izumisawa
拓弥 泉澤
優樹 勝間田
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優樹 勝間田
もとこ 鈴木
Motoko Suzuki
もとこ 鈴木
崇博 井手
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崇博 井手
曉 山田
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曉 山田
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Abstract

【課題】 交通機関から直接的に混雑度を取得できない場合であっても適切に交通機関の混雑を緩和する。【解決手段】 混雑緩和支援システム10は、交通機関を利用するユーザによって携帯される端末20の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部11と、位置情報取得部11によって取得された位置情報に基づいて、交通機関の混雑度を推定する推定部12と、推定部12によって推定された混雑度に基づいて、交通機関の利用に係る費用又はインセンティブを決定する決定部13とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、交通機関の混雑の緩和を支援する混雑緩和支援システムに関する。
交通機関における混雑は様々な損出を生じさせる。例えば、鉄道交通では、満員電車が引き起こす遅延による経済損出(年間3240億円の経済損出)が生じている。従来から、交通機関における混雑を緩和するための技術が提案されている。例えば、特許文献1には、交通機関の混雑度に応じてユーザにポイントを付与して、混雑度が低い交通機関へユーザを誘導することで混雑を緩和するシステムが提案されている。
国際公開第2005/098697号
特許文献1に記載されたシステムでは、交通機関の車両に設けられた装置によって、車両に乗車している人の数を計測して混雑度を算出している。しかしながら、全ての車両に上記の装置を設ける等して混雑度を直接的に取得することは必ずしも容易ではない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、交通機関から直接的に混雑度を取得できない場合であっても適切に交通機関の混雑を緩和することができる混雑緩和支援システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る混雑緩和支援システムは、交通機関を利用するユーザによって携帯される端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、位置情報取得部によって取得された位置情報に基づいて、交通機関の混雑度を推定する推定部と、推定部によって推定された混雑度に基づいて、交通機関の利用に係る費用又はインセンティブを決定する決定部と、を備える。
本発明に係る混雑緩和支援システムでは、端末の位置を示す位置情報に基づいて交通機関の混雑度が推定されて、交通機関に利用に係る費用又はインセンティブが決定される。従って、本発明に係る混雑緩和支援システムによれば、交通機関から直接的に混雑度を取得できない場合であっても適切に交通機関の混雑を緩和することができる。
本発明によれば、端末の位置を示す位置情報に基づいて交通機関の混雑度が推定されて、交通機関に利用に係る費用又はインセンティブが決定されるため、交通機関から直接的に混雑度を取得できない場合であっても適切に交通機関の混雑を緩和することができる。
本発明の実施形態に係る混雑緩和支援システムの構成を示す図である。 混雑緩和支援システムに記憶される情報の例を示すテーブルである。 混雑緩和支援システムの出力結果が用いられる画面表示の例である。 本発明の実施形態に係る混雑緩和支援システムで実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る混雑緩和支援システムのハードウェア構成を示す図である。
以下、図面と共に本発明に係る混雑緩和支援システムの実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係る混雑緩和支援システム10を示す。混雑緩和支援システム10は、交通機関の混雑の緩和を支援するシステム(装置)である。本実施形態では、混雑緩和支援システム10は、公共の交通機関である鉄道交通において車両に乗車する乗客の混雑の緩和を支援する。但し、鉄道交通以外の交通機関を混雑の緩和の対象としてもよい。また、異なる種類の複数の交通機関を混雑の緩和の対象としてもよい。また、車両に乗車する乗客の混雑以外の交通機関の混雑(例えば、渋滞)を緩和の対象としてもよい。
混雑緩和支援システム10は、交通機関の利用に係る費用又はインセンティブを決定(設定)することで混雑の緩和を支援する。交通機関の利用に係る費用は、例えば、交通機関を利用するための料金(運賃)である。交通機関の利用に係るインセンティブは、交通機関を利用した際に乗客に与えられるものであり、例えば、料金への充当又は商品との交換等が可能なポイント、あるいは料金の割引等が受けられるクーポンである。なお、ポイント及びクーポンは、交通機関以外の店舗及びサービス等で用いることができるものであってもよい。
例えば、混雑している鉄道交通の料金を高くし、若しくは混雑していない鉄道交通の料金を低くし、又はそれらの両方をすることで、乗客に混雑している鉄道ではなく混雑していない鉄道を利用するように促して混雑を平滑化させる。即ち、混雑緩和支援システム10は、交通機関における混雑状況に応じてダイナミックプライシングを行う。
混雑緩和支援システム10は、例えば、サーバ装置によって実現される。また、混雑緩和支援システム10は、複数のサーバ装置、即ち、コンピュータシステムによって実現されてもよい。混雑緩和支援システム10は、端末20から送信される情報を受信して、受信した情報に基づいて交通機関の利用に係る費用又はインセンティブを決定する。
端末20は、ユーザによって携帯(所持)されて用いられる装置である。端末20は、具体的には、携帯電話機又はスマートフォン等である。端末20は、移動体通信網等のネットワークに接続して無線通信を行う機能を有している。端末20と混雑緩和支援システム10とは、ネットワークを介して通信を行うことができ、互いに情報の送受信を行えるようになっている。
端末20は、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)測位機能等の自端末20の測位機能を有しており、自端末20の位置を示す位置情報を取得する。取得される位置情報は、例えば、自端末20の位置の緯度及び経度を示す情報である。但し、位置情報は、緯度及び経度以外の情報であってもよい。なお、端末20による測位は、GPS測位以外の方法によって行われてもよい。位置情報は、何れの端末20で何れの時刻で測位されたものかが混雑緩和支援システム10側で把握できるようになっている。端末20は、継続的に自端末20の測位を行う。例えば、端末20は、1分毎に自端末20の測位を行って測位を行う度に位置情報を混雑緩和支援システム10に送信する。従って、位置情報は、時系列の情報となる。また、端末20は、携帯電話機又はスマートフォン等が通常有する、上記以外の機能を有していてもよい。
上記のように混雑緩和支援システム10は、ユーザによって携帯される端末20から送信される情報を用いて処理を行う。従って、混雑緩和支援システム10は、交通機関の車両等によって直接的に得られる情報(例えば、車両の混雑度の情報)を用いずに交通機関の混雑の緩和を支援することができる。但し、混雑緩和支援システム10は、交通機関によって得られる情報をあわせて用いることとしてもよい。そのため、混雑緩和支援システム10は、交通機関以外の主体によって運営されてもよい。例えば、混雑緩和支援システム10は、端末20の情報を容易に得ることができる通信事業者によって運営されてもよい。
混雑緩和支援システム10が交通機関以外の主体によって運営される場合、例えば、混雑緩和支援システム10は、決定した交通機関の料金を示す情報を、交通機関によって用いられる交通機関サーバ30に送信して、決定した料金が交通機関において実際に適用されるようにしてもよい。
引き続いて、本実施形態に係る混雑緩和支援システム10の機能を説明する。図1に示すように混雑緩和支援システム10は、位置情報取得部11と、推定部12と、決定部13とを備えて構成される。
位置情報取得部11は、交通機関を利用するユーザによって携帯される端末20の位置を示す位置情報を取得する機能部である。位置情報取得部11は、時系列の位置情報を取得してもよい。位置情報取得部11は、端末20から送信される位置情報を受信して取得する。位置情報取得部11は、複数の端末20から位置情報を取得する。なお、位置情報取得部11は、上記以外の方法で位置情報を取得してもよい。位置情報取得部11は、取得した位置情報を推定部12に出力する。
上記のように位置情報は、端末が備える測位機能に基づいて推定されたものであってもよい。あるいは、位置情報は、上記以外の方法で推定されたものであってもよい。例えば、位置情報は、端末20が移動体通信機能を有している場合、移動体通信網における端末20の在圏状態(例えば、在圏エリア又は端末20が通信を行っている基地局の位置等の在圏位置)に基づいて推定された位置を示す情報であってもよい。なお、在圏状態に基づく端末20の位置の推定は、従来の方法で行うことができ、端末20及び混雑緩和支援システム10の何れにおいても行うことができる。混雑緩和支援システム10が端末20の位置の推定を行う場合には、混雑緩和支援システム10は、端末20又は移動体通信網から、位置の推定に用いる端末20の在圏状態を示す情報を取得する。
推定部12は、位置情報取得部11によって取得された位置情報に基づいて、交通機関の混雑度を推定する機能部である。推定部12は、時系列の位置情報に基づいて、ユーザが利用している交通機関を推定して、交通機関の混雑度を推定してもよい。推定部12は、具体的には以下のように推定を行う。
推定部12は、位置情報取得部11から位置情報を入力する。推定部12は、予め鉄道交通に関する情報を記憶しておく。鉄道交通に関する情報は、端末20の時系列の位置(即ち、端末20を携帯するユーザの時系列の位置)に基づいてユーザが車両に乗車しているか否かを判断できるようにする情報であり、例えば、駅の位置、駅間の経路の位置、及び車両が通行する時刻(時刻表)等の情報である。推定部12は、位置情報取得部11から入力した時系列の位置情報からユーザ毎の移動経路及び移動時刻を特定し、それらを予め記憶した鉄道交通に関する情報と照合して、ユーザが鉄道交通の車両に乗車しているか、及び利用している場合、どの路線(系統)のどの区間のどの時刻の車両に乗車しているかを判断する。
判断対象となる乗車区間については、全ての駅間の組み合わせではなく、予め設定されていてもよい。例えば、図2のテーブルに示すように混雑緩和支援システム10が、路線(鉄道沿線)及び当該路線における特定の2つの駅の区間の情報を記憶しておき、推定部12は、当該情報を利用して、当該駅間の区間においてユーザが車両に乗車しているかを判断してもよい。この場合、ユーザの移動経路及び移動時刻の一部又は全てが、駅間の区間を通行する車両の移動経路及び移動時刻と一致していた場合、ユーザはその路線のその駅間の区間において車両に乗車していると判断してもよい。
また、推定部12は、予め設定された時間帯毎、例えば、10分毎の時間帯について上記の判断を行う。推定部12は、位置情報を取得した全てのユーザについて上記の判断を行う。
推定部12は、上記の判断に基づいて、鉄道交通の路線及び区間、並びに時間帯毎に交通機関の混雑度を推定する。推定部12は、それぞれの路線及び区間について時間帯毎に利用したユーザの数をカウントして、カウントした数を当該路線及び区間並びに当該時間帯における、鉄道交通における混雑度を示す値とする。この値は、値が大きい程、車両(鉄道交通)が混雑していることを示している。なお、推定される混雑度は、必ずしも上記のものに限られず、端末20の位置情報に基づいて推定されるものであれば上記以外のものであってもよい。推定部12は、概ねリアルタイムに上記のユーザ数を算出して、決定部13に出力する。
決定部13は、推定部12によって推定された混雑度に基づいて、交通機関の利用に係る費用又はインセンティブを決定する機能部である。決定部13は、通常、混雑度が大きい場合、混雑度を小さくするため、費用を高く、あるいはインセンティブを低く決定する。一方で、決定部13は、通常、混雑度が小さい場合、混雑度が多くなってもよいため、費用を低く、あるいはインセンティブを高く決定する。決定部13は、具体的には以下のように決定を行う。
決定部13は、推定部12から推定された混雑度を示す乗車ユーザ数の情報を入力する。乗車ユーザ数は、鉄道交通の路線及び区間、並びに時間帯毎の値となっている。決定部13は、入力した情報に基づいて以下の式によって料金を算出する。
料金τ=通常時の料金τ(1+α(乗車ユーザ数−平均乗車ユーザ数))
決定部13は、鉄道交通の路線及び区間、並びに時間帯毎の乗車ユーザ数の値を用いて、当該鉄道交通の路線及び区間、並びに時間帯毎の料金τを算出する。図2のテーブルに示すように混雑緩和支援システム10は、路線及び区間毎に通常時の料金(図2のテーブルにおける料金設定)を記憶しており、記憶した料金を上記の式の通常時の料金τとして用いる。また、決定部13は、鉄道交通の路線及び区間、並びに時間帯毎の平均乗車ユーザ数を予め記憶しており、記憶した料金を上記の式の平均乗車ユーザ数として用いる。予め記憶される平均乗車ユーザ数としては、過去(例えば、過去1年分)の同一の路線及び区間並びに時間帯での乗車ユーザ数の平均が用いられてもよい。この際、平日と休日とを区別して、平均乗車ユーザ数を記憶しておき、その区別に応じた料金τを算出してもよい。決定部13は、予め正の値であるパラメータαの値を記憶しており、記憶したαの値を上記の式のαの値として用いる。パラメータαの値は、混雑緩和支援システム10の管理者又は料金に係る交通機関によって設定されてもよい。
決定部13によって算出された料金τは、例えば、算出対象となった鉄道交通の路線及び区間における、算出に用いられた値に係る時間帯の後の時間帯、例えば、算出に用いられた値に係る時間帯の次の時間帯(算出対象となった10分間の次の10分間)の料金として用いられる。決定部13は、概ねリアルタイムに鉄道交通の路線及び区間毎の料金τを算出(決定)する。
決定部13は、決定した鉄道交通の路線及び区間毎の料金τを示す情報を出力する。例えば、決定部13は、交通機関サーバ30に料金τを示す情報を送信して出力する。なお、出力は、上記以外の方法で行われてもよい。また、決定された料金τは、例えば、乗換案内の結果として用いられてもよい。例えば、図3(a)に決定された料金を含む乗換案内の表示画面の例を示す。図3(a)の例に示すように、通常時の料金τ(矢印の前の数値)及び決定された料金τ(矢印の前の数値)の両方が示されていてもよい。また、図3(a)の例に示すように、通常時比の乗車率が示されていてもよい。
また、決定部13による決定は、上記の料金τに限られず、上述したインセンティブとしてもよい。例えば、上記の式による料金τの算出で、通常時よりも料金τが安くなる場合には、その分をポイント又はクーポンとしてもよい。具体的には、100円キャッシュバック、100ポイント付与及び次回乗車時に特急券獲得といったインセンティブとしてもよい。図3(b)にポイントを付与する場合の表示画面の例を、図3(c)にクーポンを付与する場合の例をそれぞれ示す。
なお、料金等の算出は、端末20の位置情報に基づいて推定された混雑度を用いて、交通機関の混雑を緩和するように行われればよく、上記の式以外の方法で行われてもよい。例えば、上記の式では、乗車ユーザ数と平均乗車ユーザ数との差の値が用いられたが、乗車ユーザ数と平均乗車ユーザ数との比の値である通常時比の乗車率(乗車ユーザ数/平均乗車ユーザ数)が用いられて料金等の算出が算出されてもよい。
また、決定した料金等を示す情報は、上記以外の方法で交通機関を利用する可能性がある人に通知されてもよい。例えば、端末20の位置情報に基づいて、駅の近傍にある端末20(即ち、各エリアに在圏するユーザ)に料金等を示す情報が送信されてもよい。あるいは、交通機関が保有する電光掲示板(例えば、駅に設置されている電光掲示板)に料金等を示す情報が表示されてもよい。
また、決定部13によって決定された料金等、即ち、再設定された価格等は、予め設定された特定のユーザのみに適用されてもよい。また、当該料金等の適用対象となるユーザを制御できるようにしてもよい。
また、決定部13によって決定された料金等のユーザへの通知は、交通機関側で料金等の再設定が行われた後に行われるようにしてもよい。例えば、決定した料金等を交通機関サーバ30に送信して、交通機関サーバ30から料金等の再設定が完了した旨の通知を受信した後にユーザへの通知が行われるようにしてもよい。以上が、本実施形態に係る混雑緩和支援システム10の機能である。
引き続いて、図4のフローチャートを用いて、本実施形態に係る混雑緩和支援システム10で実行される処理(混雑緩和支援システム10が行う動作方法)を説明する。
本処理では、まず、位置情報取得部11によって、端末20の位置を示す位置情報が取得される(S01)。続いて、推定部12によって、位置情報に基づいて、交通機関の混雑度(例えば、乗車ユーザ数)が推定される(S02)。続いて、決定部13によって、混雑度に基づいて、交通機関の利用に係る費用(例えば、料金)又はインセンティブ(例えば、ポイント又はクーポン)が決定される(S03)。続いて、決定部13によって、決定された情報が出力される(S04)。例えば、当該情報の交通機関サーバ30への送信が行われる。以上が、本実施形態に係る混雑緩和支援システム10で実行される処理である。
本実施形態では、端末20の位置を示す位置情報に基づいて交通機関の混雑度が推定されて、交通機関に利用に係る費用又はインセンティブが決定される。従って、本実施形態によれば、交通機関から直接的に混雑度を取得できない場合であっても適切に交通機関の混雑を緩和することができる。
また、本実施形態のように、端末20の時系列の位置情報に基づいて、ユーザが利用している交通機関を推定して、交通機関の混雑度を推定してもよい。この構成によれば、適切かつ確実に交通機関の混雑度を推定することができ、その結果、適切かつ確実に交通機関の混雑を緩和することができる。但し、上述したように混雑度の推定は、端末20の位置情報に基づいて行われればよく、必ずしも上記の方法で行われる必要はない。
また、本実施形態のように、端末20が備える測位機能、又は当該端末20の移動体通信網における在圏状態に基づいて推定された当該端末20の位置を示す位置情報を取得してもよい。この構成によれば、容易かつ確実に端末20の位置情報を取得することができ、確実に交通機関の混雑を緩和することができる。但し、取得される位置情報は、上記以外のものであってもよい。
なお、本実施形態は、交通機関から直接的に取得可能な混雑度を用いずに交通機関を利用するための料金等を決定するものであった。しかしながら、交通機関から直接的に混雑度(例えば、乗車率)を取得できる場合、交通機関から直接的に取得した混雑度を用いて料金等を決定してもよい。この場合、交通機関から直接的に混雑度を取得できなければ、本実施形態のように料金等を決定してもよい。即ち、交通機関から直接的に混雑度を取得できたかどうかに応じた方法で料金等を決定してもよい。交通機関から直接的に取得した混雑度を用いて料金等を決定する場合、例えば、上述した料金τを算出する式と同様の式を用いてもよい。この場合、上述した料金τを算出する式における乗車ユーザ数及び平均乗車ユーザ数を、その時点の乗車率及び平均の乗車率に置き換えればよい。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における混雑緩和支援システム10は、本開示の情報処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図5は、本開示の一実施の形態に係る混雑緩和支援システム10のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の混雑緩和支援システム10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。なお、本実施形態に係る端末20及び交通機関サーバ30も、ここで説明するハードウェア構成であってもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。混雑緩和支援システム10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
混雑緩和支援システム10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の混雑緩和支援システム10における各機能は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、混雑緩和支援システム10における各機能は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る情報処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。混雑緩和支援システム10が備える記憶媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、混雑緩和支援システム10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE−Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
10…混雑緩和支援システム、11…位置情報取得部、12…推定部、13…決定部、20…端末、30…交通機関サーバ、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス。

Claims (3)

  1. 交通機関を利用するユーザによって携帯される端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部によって取得された位置情報に基づいて、交通機関の混雑度を推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された混雑度に基づいて、交通機関の利用に係る費用又はインセンティブを決定する決定部と、
    を備える混雑緩和支援システム。
  2. 前記位置情報取得部は、時系列の位置情報を取得し、
    前記推定部は、時系列の位置情報に基づいて、ユーザが利用している交通機関を推定して、交通機関の混雑度を推定する、請求項1に記載の混雑緩和支援システム。
  3. 前記位置情報取得部は、前記端末が備える測位機能、又は当該端末の移動体通信網における在圏状態に基づいて推定された当該端末の位置を示す位置情報を取得する、請求項1又は2に記載の混雑緩和支援システム。
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