JP2021113400A - 地中壁 - Google Patents

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【課題】芯材の鉛直支持力を高める新たな地中壁の構造を提供する。【解決手段】 地中壁(10)は、地盤(12)を掘削することにより形成された互いに連なる複数の孔(26)からなる溝(24)を満たすセメントミルクと地盤の掘削土砂との混合からなり前記セメントミルクが固化した状態にあるソイルセメント又は前記溝を満たし固化した状態にあるコンクリートと、溝内にその伸長方向へ互いに間隔をおいて配置され溝の底部の上方に位置する形鋼又は既製杭からなる複数の芯材(18)と、溝の底部(20)上に配置され複数の芯材の側方領域(28,30,36)下を溝の伸長方向へそれぞれ伸びる複数の鉄筋かご(22,24)を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、地中壁、より詳細には地中壁の構造に関する。
芯材が埋設されたソイルセメントからなる山留壁のような仮設の地中壁について、これを基礎構造物としての利用に供し得るものとすべく、芯材が比較的高い鉛直支持力を有するものとすることが提案されている。
従来、杭の鉛直支持力の増大を図るために杭を根固め杭とすることが提案されており、これを地中壁の芯材に適用することが考えられる。根固め杭は、地中に形成された拡底部を有する孔を満たし固化した状態にあるソイルセメントと、孔内に建て込まれ拡底部の上方に位置する中空の既製杭と、既製杭の先端部内からその外部の拡底部に向けて下方へ伸びる円筒状の鉄筋かごとからなる。
この根固め杭によれば、孔の拡底部を満たす既製杭直下のソイルセメントの一部が鉄筋かごにより補強され、これが既製杭の鉛直支持力の向上に寄与する。しかし、補強の効果は、孔の拡底部における既製杭直下のソイルセメントの一部以外の部分である周囲の他のソイルセメント部分には及びにくい。このため、例えば地震時に周囲の他のソイルセメント部分にひび割れのような損傷の発生が懸念される。加えて、既製杭の先端部内を占める鉄筋かごの一部(上部)が既製杭の先端部内におけるソイルセメントの充填性を阻害し、これが既製杭の鉛直支持力の向上を妨げる要因となるおそれがある。
特開平6−158654号公報
本発明は、前記従来の事情に鑑み、地中に形成された溝の内部を満たすソイルセメント又はコンクリート中に埋設される芯材の鉛直支持力を高める新たな地中壁の構造を提供する。
本発明(第1の発明)に係る地中壁は、地盤を掘削することにより形成された互いに連なる複数の孔からなる溝を満たすセメントミルクと地盤の前記掘削土砂との混合からなり前記セメントミルクが固化した状態にあるソイルセメント又は前記溝を満たし固化した状態にあるコンクリートと、前記溝内にその伸長方向へ互いに間隔をおいて配置され前記溝の底部の上方に位置する形鋼又は既製杭からなる複数の芯材と、前記溝の底部上に配置され複数の芯材の側方領域下を前記溝の伸長方向へそれぞれ伸びる複数の鉄筋かごを含む。
前記第1の発明によれば、各芯材の両側方領域下に位置する前記ソイルセメント又はコンクリートの一部を前記鉄筋かごにより補強された部分(補強部分)とし、また、各芯材の直下に位置する前記ソイルセメント又はコンクリートの他の一部を前記補強部分に拘束された被拘束部分とすることができる。前記補強部分と被拘束部分とを形成することにより、各芯材の鉛直支持力の向上を図ることができる。また、地震時における前記補強部分及び被拘束部分におけるひび割れの発生を防止することができる。
前記溝の伸長方向における両端に位置する2つの鉄筋かごのそれぞれの長さ寸法は、前記ひび割れの発生を防止する上で、前記孔の直径の2〜3倍の大きさとすることが望ましい。
さらに、前記地中壁が、前記複数の芯材及び前記複数の鉄筋かごの双方を間において前記溝の伸長方向へ伸びる2つの他の鉄筋かごを含むものとすることができる。これによれば、複数の芯材を取り巻く周囲において前記ソイルセメント又はコンクリートを補強し、各芯材の鉛直支持力をより一層向上させることができる。
また、本発明(第2の発明)に係る地中壁は、前記第1の発明におけると同様のソイルセメント又はコンクリートと、複数の芯材とを含む。この地中壁は、さらに、前記溝の底部上に配置され前記複数の芯材の下方を前記溝の伸長方向へ伸びる1つの鉄筋かごを含む。前記1つの鉄筋かごの両端部はそれぞれ前記溝の伸長方向における両端に位置する2つの芯材の側方領域下に至る。
前記第2の発明によれば、各芯材の両側方領域下に位置する前記ソイルセメント又はコンクリートの一部と、各芯材の直下に位置する前記ソイルセメント又はコンクリートの一部とを前記1つの鉄筋かごにより補強された補強部分とすることができる。前記補強部分を形成することにより、各芯材の鉛直支持力の向上を図ることができる。また、地震時における前記補強部分におけるひび割れの発生を防止することができる。
前記第2の発明において、前記1つの鉄筋かごの両端部のそれぞれ長さは、前記ひび割れの発生を防止する上で、前記孔の直径の2〜3倍の大きさとすることが望ましい。
前記第2の発明に係る地中壁は、さらに、前記複数の芯材及び前記複数の鉄筋かごの双方を間において前記溝の伸長方向へ伸びる2つの他の鉄筋かごを含むものとすることができる。これによれば、複数の芯材を取り巻く周囲において前記ソイルセメント又はコンクリートを補強し、各芯材の鉛直支持力をより一層向上させることができる。
また、本発明(第3の発明)に係る地中壁は、前記第1の実施の形態におけると同様のソイルセメント又はコンクリートと、複数の芯材とを含む。この発明に係る地中壁は、さらに、前記溝の底部上に配置された複数の筒状の鉄筋かごであって各筒状の鉄筋かごが前記底部から各芯材の一部の周囲まで伸びる複数の筒状の鉄筋かご含む。
前記第3の発明によれば、筒状の各鉄筋かごにより、各芯材の両側方領域の一部及び該両側方領域下において、加えて各芯材の直下において、前記ソイルセメント又はコンクリートを補強することができる。この補強により、各芯材の鉛直支持力の向上を図ることができる。また、地震時における前記芯材の両側方領域下でのソイルセメント又はコンクリートにおけるひび割れの発生を防止することができる。
前記第3の発明に係る地中壁は、さらに、さらに、前記溝の底部上に配置され前記溝の伸長方向に関して互いに隣接する2つの鉄筋かご間に位置する他の筒状の鉄筋かごを含むものとすることができる。これによれば、両芯材の側方領域相互間における前記ソイルセメント又はコンクリートの補強を図ることができる。
また、前記第1ないし第3の発明に係るいずれの地中壁においても、前記従来の根固め杭と異なり、前記鉄筋かごの一部を前記中空の既製杭内に配置すること及びこれに伴って生じ得る前記既製杭の下端部内における前記ソイルセメント又はコンクリートの充填性の不良を回避することができる。
一の例の鉄筋かごを含む地中壁の平面図である。 比較的大きい厚みを有する地中壁の平面図である。 図1の線3−3に沿って得た地中壁の断面図である。 他の例の鉄筋かごを含む地中壁の断面図である。 さらに他の例の鉄筋かごを含む地中壁の断面図である。 筒状の鉄筋かごを含む地中壁の平面図である。 筒状の鉄筋かごを含む地中壁の断面図である。
図1〜図3を参照すると、地中壁が全体に符号10で示されている。
地中壁10は、 地盤12に形成された溝14内に供給され該溝を満たすセメントミルクと地盤12の掘削土砂との混合からなり前記セメントミルクが固化した状態にあるソイルセメント16(図3)と、形鋼からなる複数(図上3つ)の芯材18と、溝14の底部20(図3)上に配置された複数(図上4つ)の鉄筋かご22、24とを含む。芯材18及び鉄筋かご22、24の数量は任意に定めることができる。図示の鉄筋かご22、24は矩形の横断面形状を有する。
溝14は、地盤12を掘削することにより形成され互いに連なる複数の孔26からなり、直線的に伸びている。ここで、図1に示す溝14は、図上、横一列の7つの孔26からなり、地中壁10は比較的薄い厚さを有する。また、図2に示す溝14は、図上、横五列の35個の孔26からなり、各列の孔26の数量が7である。図2に示す地中壁10は、図1に示す地中壁10と比べて小さい厚さを有する。孔26の数、したがって地中壁10の長さ及び厚さは、任意に定めることができる。
前記ソイルセメントに代えて、溝14内に供給され該溝を満たし固化した状態にあるコンクリートとすることができる。前記ソイルセメント中のセメントミルク及び前記コンクリートはいずれも経時的に固化する。なお、図3においては、図の煩雑を回避するため、芯材18及び鉄筋かご22、24を覆うソイルセメント16を示す点(・)の描画を省略した。
芯材18である図示の形鋼はH形鋼からなる。芯材18は、前記形鋼に代えて、鋼管、コンクリート管等の既製杭からなるものとすることができる。
3つの芯材18は、溝14の底部20の上方に位置する。より詳細には、底部20からその上方に間隔をおいた高さ位置にあり、ソイルセメント16中を鉛直に伸びている。図1に示す例において、3つの芯材18は列の中央に位置する連続する3つの孔26内にそれぞれ建て込まれている。また、図3に示す例においては、3つの芯材18が3列目の中央に位置する連続する3つの孔26内にそれぞれ建て込まれている。複数の芯材18は、図示の例に代えて、例えば図6に示すように複数の孔26に1つおきに、あるいは2つ以上をおいて建て込まれることがある。
4つの鉄筋かご22、24は溝14の底部20上に配置され、3つの芯材18の4つの側方領域28、30、32、34下をそれぞれ溝14の伸長方向へ伸びている。図示の例では、4つの鉄筋かご22、24は比較的大きい高さ寸法を有し、4つの側方領域28、30、32、34下及び4つの側方領域28、30、32、34内の双方において溝14の伸長方向へ伸びている。
また、図示の例においては、3つの芯材18のうちの真ん中の芯材18(便宜のためにこれに符号18aを付す。)の両側方領域28、30が、それぞれ、両隣の2つの芯材18(同様に、これらに符号18b及び18cを付す。)の両側方領域の一方と共通であり、また、2つの側方領域32、34がそれぞれ両隣の2つの芯材18b、18cの両側方領域の他方をなす。
4つの鉄筋かご22、24は、3つの芯材18の側方領域28、30、32、34の下方にそれぞれ位置するソイルセメント16の一部36、38、40、42(図3)を補強する。また、補強されたこれらの一部(補強部分)36、38、40、42により、3つの芯材18の直下にそれぞれ位置する3つのソイルセメントの一部44、46、50が溝14の軸線方向に拘束される。より詳細には、両補強部分36、38によりこれらの間の一部44が拘束され、両補強部分36、40によりこれらの間の一部46が拘束され、また、両補強部分38、42によりこれらの間の一部50が拘束される。補強部分36、38、40、42と拘束された一部である被拘束部分44、46、50とを形成することにより、3つの芯材18の鉛直支持力を向上させ、また、これらの部分の地震時におけるひび割れの発生が防止される。図示の例においては、さらに、3つの芯材18の側方領域28、30、32、34のそれぞれの一部においてソイルセメント16が4つの鉄筋かご22、24により補強されている。
好ましくは、溝14の伸長方向における両端に位置する2つの鉄筋かご24の長さ寸法が、それぞれ、孔26の直径の2〜3倍の大きさに設定される。これにより、前記ひび割れの発生の防止をより向上させることができ、併せて、芯材18が建て込まれていない孔26の底部と、図示の例ではさらにその上方部とにおいて、ソイルセメント16を補強することができる。
図2に示すような比較的大きい厚みを有する地中壁10は、さらに、3つの芯材18及び4つの鉄筋かご22、24の双方を間において、溝14の伸長方向へ伸びる2つの他の鉄筋かご52、54を含むものとすることが望ましい。図示の例において、両鉄筋かご52、54は、2つの鉄筋かご24と同じ高さ寸法を有し、2つの鉄筋かご24と一体をなすように形成され、2つの鉄筋かご24に連なっている。両鉄筋かご52、54は、それぞれ、図上、上方の横二列の孔26内と下方の横二列の孔26とにそれぞれ配置され、これらの孔26内のソイルセメント16を補強する働きをなす。
4つの鉄筋かご22、24は、これらを図示の例におけるより高さ寸法が小さいものとし、3つの芯材18の側方領域28〜32の下方に配置することができる。このとき、他の2つの鉄筋かご52、54もまた同様に小さい高さ寸法を有するものに設定され、4つの鉄筋かご22、24を間において配置される。
また、図4及び図5に示すように、前記高さ寸法の小さい4つの鉄筋かご22、24に代えて、同様の高さ寸法を有する1つの鉄筋かご56とすることができる。
鉄筋かご56は溝14の底部20上に配置され3つの芯材18の下方を溝14の伸長方向へ伸びている。鉄筋かご56は、溝14の伸長方向における両端に位置する2つの芯材18b、18cの側方領域32、34(図1、図2参照)下にそれぞれ至る両端部56a、56bを有する。なお、図5に示す例において、鉄筋かご56は、鉄筋からなる複数対(図示の例において7対)の脚57を介して、溝14の底部20上に配置されている。
1つの鉄筋かご56の両端部56a、56bは、前記した例におけると同様、それぞれ、孔26の直径の2〜3倍の大きさの長さを有するものとすることができる。また、前記した例におけると同様、一つの鉄筋かご56を間において溝14の伸長方向へ伸びる2つの他の鉄筋かご(図示せず)を含むものとすることができる。
次に、図6及び図7を参照すると、複数の筒状(図示の例において円筒状)の鉄筋かご58を含む地中壁10が示されている。溝14は横一列の複数(図示の例において7つ)の孔26からなり、4つの芯材18が4つの孔26に一つおきに建て込まれている。図示の円筒状の鉄筋かご58は、孔26の直径よりわずかに小さい外径を有する。
4つの鉄筋かご58は溝14の底部20上に配置されている。各鉄筋かご58は溝14の底部20から各芯材18の一部の周囲まで上方へ伸び、各芯材18の一部の周囲を取り巻いている。鉄筋かご58の高さ寸法は任意に定めることができる。一例として、図上左端に位置する鉄筋かご58は比較的小さい高さ寸法を有し、芯材18の前記一部なす下端近傍において芯材18の周囲を取り巻いている。また、他の3つの鉄筋かご58は比較的大きい高さ寸法を有し、3つの芯材18の下端からその上方に伸びる前記一部をなす下部の周囲を取り巻いている。
この地中壁10によれば、ソイルセメント16は、筒状の各鉄筋かご58により、各芯材18の一部の両側方領域60、すなわち、芯材18の前記下端近傍の両側方領域又は芯材18の前記下部の両側方領域60と、これらの両側方領域60の下方とにおいて、また、これらに加えて各芯材18の直下において、補強されている。この補強により、各芯材18の鉛直支持力の向上を図ることができる。また、地震時における芯材18の両側方領域60の下方でのソイルセメント16ひび割れの発生を防止することができる。
さらに、溝14の底部20上に配置され溝14の伸長方向に関して互いに隣接する2つの鉄筋かご58間、図示の例においては孔26内に位置する他の筒状(図示の例において円筒状)の鉄筋かご62を含むものとすることができる。図示の例では、鉄筋かご62は鉄筋かご58と同じ高さ寸法及び外径を有し、1つの孔26内に配置され該孔内を溝14の底部からその上方へ伸びている。これによれば、両芯材18の側方領域60相互間、図示の例においては前記1つの孔26内におけるソイルセメント16の補強を図ることができる。
10 地中壁
12 地盤
14 溝
16 ソイルセメント
18 芯材
20 地中壁の底部
22、24、56、58 鉄筋かご
26 孔
28、30、32、34、60 芯材の側方領域
52、54、62 他の鉄筋かご

Claims (8)

  1. 地盤を掘削することにより形成された互いに連なる複数の孔からなる溝を満たすセメントミルクと前記地盤の掘削土砂との混合からなり前記セメントミルクが固化した状態にあるソイルセメント又は前記溝を満たし固化した状態にあるコンクリートと、
    前記溝内にその伸長方向へ互いに間隔をおいて配置され前記溝の底部の上方に位置する形鋼又は既製杭からなる複数の芯材と、
    前記溝の底部上に配置され複数の芯材の側方領域下を前記溝の伸長方向へそれぞれ伸びる複数の鉄筋かごを含む、地中壁。
  2. 前記溝の伸長方向における両端に位置する2つの鉄筋かごは、それぞれ、前記孔の直径の2〜3倍の大きさの長さを有する、請求項1に記載の地中壁。
  3. さらに、前記複数の鉄筋かご又は前記複数の鉄筋かご及び前記複数の芯材の双方を間において前記溝の伸長方向へ伸びる2つの他の鉄筋かごを含む、請求項1又は2に記載の地中壁。
  4. 地盤を掘削することにより形成された互いに連なる複数の孔からなる溝を満たすセメントミルクと前記地盤の掘削土砂との混合からなり前記セメントミルクが固化した状態にあるソイルセメント又は前記溝を満たし固化した状態にあるコンクリートと、
    前記溝内にその伸長方向へ互いに間隔をおいて配置され前記溝の底部の上方に位置する形鋼又は既製杭からなる複数の芯材と、
    前記溝の底部上に配置され前記複数の芯材の下方を前記溝の伸長方向へ伸びる1つの鉄筋かごであってその両端部が前記溝の伸長方向における両端に位置する2つの芯材の側方領域下にそれぞれ至る1つの鉄筋かごとを含む、地中壁。
  5. 前記1つの鉄筋かごの両端部は、それぞれ、前記孔の直径の2〜3倍の大きさの長さを有する、請求項4に記載の地中壁。
  6. さらに、前記鉄筋かごを間において前記溝の伸長方向へ伸びる2つの他の鉄筋かごを含む、請求項4又は5に記載の地中壁。
  7. 地盤を掘削することにより形成された互いに連なる複数の孔からなる溝を満たすセメントミルクと前記地盤の掘削土砂との混合からなり前記セメントミルクが固化した状態にあるソイルセメント又は前記溝を満たし固化した状態にあるコンクリートと、
    前記溝の伸長方向へ互いに間隔をおいて複数の孔内にそれぞれ配置され前記溝の底部の上方に位置する形鋼又は既製杭からなる複数の芯材と、
    前記溝の底部上に配置された複数の筒状の鉄筋かごであって各鉄筋かごが前記底部から各芯材の一部の周囲まで伸びる筒状の鉄筋かごとを含む、地中壁。
  8. さらに、前記溝の底部上に配置され前記溝の伸長方向に関して互いに隣接する2つの鉄筋かご間に位置する他の筒状の鉄筋かごを含む、請求項7に記載の地中壁。
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