JP2021112093A - 電源回路及び電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アークが発生し続けることを抑止可能な電源回路を提供すること。【解決手段】送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて負荷の電源を生成する電源部に、前記直流電力を供給する電源ラインと、前記受電部と前記送電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、前記電圧波形の傾きが閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電源回路。前記波形出力回路は、例えば、前記受電部に入力される電圧の変化に応じて、前記電圧波形を出力する。【選択図】図4

Description

本開示は、電源回路及び電子装置に関する。
負荷に供給される電流値又は電圧値が異常であるか否かを判定し、異常であると判断した場合、アーク放電が発生していると判断して、電源から負荷に対する電力の供給を止めるようにスイッチングデバイスを制御する技術が存在する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−125310号公報
アークの発生時に負荷に電流が流れ続けると、アークの発生が継続してしまう。アークの発生が継続すると、例えば、アークの発生箇所が破損する場合がある。
本開示は、アークが発生し続けることを抑止可能な電源回路及び電子装置を提供する。
本開示は、
送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて負荷の電源を生成する電源部に、前記直流電力を供給する電源ラインと、
前記受電部と前記送電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
前記電圧波形の傾きが閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電源回路を提供する。
また、本開示は、
送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて負荷の電源を生成する電源部に、前記直流電力を供給する電源ラインと、
前記受電部と前記送電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
前記電圧波形が傾いている時間が閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電源回路を提供する。
本開示によれば、アークが発生し続けることを抑止できる。
第1実施形態における電子装置の構成例を示す図である。 アークが発生していない場合の電圧波形と電流波形を例示する図である。 アークが発生している場合の電圧波形と電流波形を例示する図である。 制御回路の内部処理の流れを例示するフローチャートである。 第1実施形態における電源回路の構成例を示す図である。 第2実施形態における電子装置の構成例を示す図である。 第2実施形態における電源回路の構成例を示す図である。 第3実施形態における電子装置の構成例を示す図である。 アークが発生している場合の電圧波形と電流波形を例示する図である。 第3実施形態における電源回路の構成例を示す図である。 アンテナの第1構成例を示す図である。 アンテナの第2構成例を示す図である。 第4実施形態における電子装置の構成例を示す図である。 制御回路のハードウェア構成例を示す図である。
以下、本開示の実施形態について説明する。
本開示の実施形態における電子装置は、直流電源装置から供給される直流電力に基づいて動作する。電子装置の具体例として、サーバ等の情報機器、ネットワーク機器や通信用基地局等の通信機器、車載コンピュータ等の車載機器などが挙げられるが、その具体例は、これらの機器に限られない。直流電源装置は、電子装置に直流送電方式で給電する。直流送電方式の一例として、HVDC(Higher Voltage Direct Current、高電圧直流給電)がある。
近年、LSI(Large Scale Integration),CPU(Central Processing Unit),FPGA(Field Programmable Gate Array)といった半導体デバイスが高速化している。半導体デバイスの高速化に伴い、求められる電流容量が増加する。そのため、データセンターや通信施設などの大量のIT(Information Technology)機器を使用する場所では、非常に大容量の給電が要求される。電子装置の消費電流が増大すると、比較的電圧の低い給電方式では、設備上の限界が生じ、エネルギー損失が無視できなくなる場合がある。HVDCによる高効率化と給電ケーブルの省資源化は、省エネルギー性の観点から益々注目され、実用化が進みつつある。
しかしながら、直流高圧給電では、直流回路の遮断時に発生するアークが、交流回路の遮断時よりも長く継続する。交流では、電圧と電流が、それぞれの値が零となる零クロスを通過するため、アークの原因となるエネルギーがない零点を通過するからである。一方、直流高圧給電では、電圧と電流は、零点を通過しないため、アークエネルギーが継続して供給され続ける。アークが継続的に発生すると、機器が損傷するおそれがあるため、高圧給電での直流の遮断時には、アークをいち早く消す工夫が求められる。
HVDCが用いられる場所は、例えば、データセンターなどの常時稼働が求められる場所である。このような場所では、保守交換等であっても基本的には電源をオフすることが難しい。そのため、安全に活線挿抜(ホットスワップ)を実現することが望まれる。受電側の負荷を動作させた状態で送電側と受電側との間の接続を抜去すると、送電側と受電側との間にアーク放電が起こる。アーク放電が発生し続けると、送電側と受電側との少なくとも一方の側の部位が損傷するおそれがある。
本開示の実施形態における電源回路及び電子装置は、送電部と受電部との間におけるアークの継続的な発生を抑制する機能を有する。以下、いくつかの実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態における電子装置の構成例を示す図である。図1に示す電子装置300は、直流電源装置200から供給される直流電力に基づいて動作する。電子装置300の具体例として、上掲の情報機器や通信機器などが挙げられるが、その具体例は、これらの機器に限られない。
直流電源装置200は、直流電力を電子装置300に供給する機器であり、例えば、HVDC方式で給電する。直流電源装置200は、一対の送電ライン23,24を介して、直流電圧Vaを送電コネクタ20から電子装置300に向けて出力する。
送電コネクタ20は、送電部(第1コネクタ)の一例であり、一対の送電端子21,22を有する。プラス側の送電ライン23は、直流電源装置200のプラス端子とプラス側の送電端子21との間を導通可能に接続し、マイナス側の送電ライン24は、直流電源装置200のマイナス端子とマイナス側の送電端子22との間を導通可能に接続する。直流電圧Vaは、一対の送電ライン23,24の間(又は、一対の送電端子21,22の間)の電位差である。
電子装置300は、直流電源装置200から送電コネクタ20を介して供給される直流電力に基づいて動作する。電子装置300は、電源回路101、電源部310及び負荷320を備える。
電源回路101は、直流電源装置200から送電コネクタ20を介して供給される直流電力を受ける受電コネクタ10を備え、受電コネクタ10で受けた直流電力を電源部310に供給する。送電コネクタ20と受電コネクタ10とが接続された状態で、送電コネクタ20から受電コネクタ10に直流電力が入力される。送電コネクタ20と受電コネクタ10とのうち、一方がメスコネクタであり、他方がオスコネクタである。電源回路101は、電子装置300に内蔵されても外付けされてもよい。
電源部310は、送電コネクタ20から受電コネクタ10に入力される直流電力に基づいて、負荷320の電源(負荷320の動作に要する直流電力)を生成する。電源部310は、直流を直流に変換する変換器である。電源部310は、電源回路101からの直流電圧Vcを降圧して直流電圧Vdを生成し、降圧後の直流電圧Vdを一対の出力ライン15,16に出力する。電源部310の具体例として、スイッチングレギュレータ、シリーズレギュレータなどが挙げられる。
負荷320は、電源部310から一対の出力ライン15,16を介して供給される直流電力で動作し、直流電圧Vdが印加される。直流電圧Vdは、一対の出力ライン15,16の間の電位差である。負荷320は、上掲の半導体デバイスでもよいし、他のデバイスでもよい。
電源回路101は、受電コネクタ10、一対の電源ライン13,14、波形出力回路40及び制御回路30を備える。電源回路101は、受電コネクタ10から入力される直流電圧Vbを平滑化する平滑回路を備えてもよい。
受電コネクタ10は、送電部からの電力供給を受ける受電部(第2コネクタ)の一例であり、送電コネクタ20と接続可能な構成を有する。受電コネクタ10は、一対の受電端子11,12を有する。受電コネクタ10が送電コネクタ20と接続された状態では、受電端子11は、送電端子21に導通可能に接続され、受電端子12は、送電端子22に導通可能に接続される。
一対の電源ライン13,14は、送電コネクタ20から受電コネクタ10に入力される直流電力を電源部310に供給する受電ラインである。プラス側の電源ライン13は、プラス側の受電端子11と電源部310のプラス側の入力部との間を導通可能に接続し、マイナス側の電源ライン14は、マイナス側の受電端子12と電源部310のマイナス側の入力部との間を導通可能に接続する。直流電圧Vbは、一対の電源ライン13,14の間(又は、一対の受電端子11,12の間)の電位差である。電源ライン13の少なくとも一部は、導電性のパターンで形成されても給電ケーブルで形成されてもよい。同様に、電源ライン14の少なくとも一部は、導電性のパターンで形成されても給電ケーブルで形成されてもよい。一対の電源ライン13,14は、送電コネクタ20から受電コネクタ10を介して入力される直流電力を電源部310に供給する。
電源回路101は、電源部310側から受電コネクタ10側(送電コネクタ20側)への電流の逆流を防止する構成を有してもよい。図1には、逆流防止素子であるダイオード17が電源ライン13に直列に挿入されている形態が示されている。
波形出力回路40は、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生する時に傾く電圧波形Sdを出力するモニタ回路である。アークは、アーク放電ともいう。電圧波形Sdは、アナログの電圧信号である。波形出力回路40は、アーク発生時の異常な電圧を検出し、その検出結果を表す電圧波形Sdを出力する。
受電コネクタ10と送電コネクタ20との間が通電している状態で、受電コネクタ10に接続された送電コネクタ20を受電コネクタ10から抜去すると、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生することがある。具体的には、送電端子21と受電端子11との間にアークが発生したり、送電端子22と受電端子12との間にアークが発生したりすることがある。
図2は、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生していない場合の電圧波形と電流波形を例示する図である。図3は、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生している場合の電圧波形と電流波形を例示する図である。図2,3において、直流電圧Vbは、一対の電源ライン13,14の間(又は、一対の受電端子11,12の間)の電圧を表し、直流電流Ibは、電源ライン13に流れる電流を表す。
波形出力回路40は、受電コネクタ10に入力される電圧(この場合、直流電圧Vb)の変化に応じて、電圧波形Sdを出力する。波形出力回路40は、直流電圧Vbとほぼ同じ波形で変化する電圧波形Sdを出力する。
図2において、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間の接続がタイミングt0で遮断されると、直流電圧Vbは、タイミングt0でほとんど傾かずに瞬間的に零まで低下する。つまり、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生していない時、直流電圧Vb及び電圧波形Sdの傾きは無く、直流電圧Vb及び電圧波形Sdが傾いている時間(期間)は零である。
一方、図3において、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間の接続がタイミングt1で遮断されると、直流電圧Vbは、タイミングt1からタイミングt2にかけて傾きながら零まで低下する。つまり、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生している時、直流電圧Vb及び電圧波形Sdは傾き、直流電圧Vb及び電圧波形Sdが傾いている時間(期間)は零よりも大きい。
この特徴を利用し、制御回路30は、電圧波形Sdの傾きに基づいて、電源部310の電源生成動作を停止させる指示Scを出力する。アークが生じると、アークがない場合とは異なる挙動の異常な電圧降下が直流電圧Vb及び電圧波形Sdに発生する。制御回路30は、アークの発生時とは異なる挙動の異常な電圧降下を、電圧波形Sdの電圧降下の傾きに基づいて検出する。アークが継続すると、異常な電圧降下が継続する波形が生じる。制御回路30は、電圧波形Sdの数ミリ秒の傾きを検出することによって、アークが発生していると判断する。
制御回路30は、電圧波形Sdの傾き(以下、傾きAともいう)が所定の閾値Bを超えると、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力する。あるいは、制御回路30は、電圧波形Sdが傾いている時間(以下、傾き時間Cともいう)が所定の閾値Dを超えると、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力してもよい。
負荷320の電源を落とす指示Scが電源部310に出力されると、電源部310は負荷320の電源を落とすので、負荷320で消費される電流(負荷電流)は急減する。負荷電流の急減により、受電コネクタ10の受電端子11に流れる直流電流Ibも急減するので、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間に発生しているアークを速やかに低減できる。したがって、アークが発生し続けることを抑止できる。
制御回路30は、電圧波形Sdを微分することによって、電圧波形Sdの傾きAを算出する。例えば、制御回路30は、電圧波形Sdの変化量をその変化時間で除算することによって電圧波形Sdの時間変化率を算出し、その算出値を、電圧波形Sdの傾きAとして算出する。
制御回路30は、所定の演算周期で電圧波形Sdを微分する。例えば、制御回路30は、図2で示す直流電圧Vbとほぼ同じ挙動で変化する電圧波形Sdを微分すると、タイミングt0での傾きAは、負の無限大と算出される。これに対し、制御回路30は、図3で示す直流電圧Vbとほぼ同じ挙動で変化する電圧波形Sdを微分すると、タイミングt1からタイミングt2までの区間での傾きAは、負の値(有限値)と算出される。
したがって、閾値Bを零よりも小さな負の有限値に設定すると、制御回路30は、傾きAが閾値B(負の有限値)を超えたと判定した場合、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力すればよい。
なお、制御回路30は、直流電圧Vb及び電圧波形Sdの変化が無い期間では、傾きAを零と算出するので(電圧波形Sdの傾き自体が無いので)、傾きAが閾値Bを超えたとは判定しない。また、制御回路30は、図2に示すタイミングt0では、傾きAを負の無限大と算出するので(電圧波形Sdが傾かずに零に瞬間的に低下し、電圧波形Sdの傾き自体が無いので)、傾きAが閾値Bを超えたとは判定しない。
上述の通り、制御回路30は、電圧波形Sdの傾き時間Cが所定の閾値Dを超えると、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力してもよい。傾き時間Cは、例えば図3の場合、タイミングt1からタイミングt2までの期間である。アークの発生が無い場合(図2)と有る場合(図3)とを判別するには、閾値Dは、零よりも長く、タイミングt1からタイミングt2までの時間よりも短い時間に設定されるとよい。
図4は、制御回路の内部処理の流れを例示するフローチャートである。制御回路30は、この内部処理を周期的に繰り返す。制御回路30は、電圧波形Sdを取得する(ステップS10)。制御回路30は、電圧波形Sdの傾きAを算出する(ステップS20)。制御回路30は、傾きAが閾値Bを超えたか否かを判定する(ステップS30)。制御回路30は、傾きAが閾値Bを超えたと判定した場合、アークが発生したと判断し、電源部310の停止処理を実行する(ステップS40)。ステップS40では、制御回路30は、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力する。一方、制御回路30は、傾きAが閾値Bを超えたとは判定しない場合、アークが発生していないと判断し、電源部310の停止処理を実行しない(指示Scを出力しない)。
なお、制御回路30は、ステップS20において、傾き時間Cを算出し、ステップS30において、傾き時間Cが閾値Dを超えたか否かを判定してもよい。この場合、制御回路30は、傾き時間Cが閾値Dを超えたと判定した場合、アークが発生したと判断し、電源部310の停止処理を実行する(ステップS40)。一方、制御回路30は、傾き時間Cが閾値Dを超えたとは判定しない場合、アークが発生していないと判断し、電源部310の停止処理を実行しない(指示Scを出力しない)。
図5は、第1実施形態における電源回路の構成例を示す図である。図5に示す電源回路101Aは、電源回路101(図1)の一例である。電源回路101Aは、受電コネクタ10、一対の電源ライン13,14、電圧検出回路40A及び電源制御IC(Integrated Circuit)31を有する。電圧検出回路40Aは、波形出力回路40(図1)の一例であり、電源制御IC31は、制御回路30(図1)の一例である。
電源ライン13には、ヒューズ18が直列に挿入され、電源ライン14には、ヒューズ19が直列に挿入されている。ヒューズの挿入により、アーク又は短絡等により発生する過大な直流電流Ibから電源回路や電子装置を保護できる。
電圧検出回路40Aは、一対の電源ライン13,14に入力される直流電圧Vbをモニタすることで、受電コネクタ10に入力される直流電圧Vbの変化を検出する。電圧検出回路40Aは、受電コネクタ10に入力される直流電圧Vbの変化に応じて、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生する時に傾く電圧波形Sdを出力する。
電圧検出回路40Aは、例えば、抵抗41、ツェナーダイオード42、抵抗43、抵抗44及びアンプ45を有する。抵抗41とツェナーダイオード42とが直列に接続される過電圧保護回路は、一対の電源ライン13,14の間に接続されている。この過電圧保護回路は、ツェナーダイオード42のツェナー電圧を超える過大な直流電圧Vbがアンプ45の非反転入力部に印加されることを防止する。抵抗43と抵抗44とが直列に接続される分圧回路は、一対の電源ライン13,14の間に接続されている。この分圧回路は、直流電圧Vbの抵抗43,44による分圧値をアンプ45の反転入力部に入力する。アンプ45は、直流電圧Vbの大きさに応じた入力電圧(非反転入力部と反転入力部との電位差)を増幅し、直流電圧Vbの大きさに等価なアナログの電圧波形Sdを出力する。
図6は、第2実施形態における電子装置の構成例を示す図である。上述の実施形態と同様の構成についての説明は、上述の説明を援用することで、省略する。図6に示す電源回路102は、図1に示す電源回路101における波形出力回路40に代えて、波形出力回路50を備える。
波形出力回路50は、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生する時に傾く電圧波形Sdを出力するモニタ回路である。波形出力回路50は、アーク発生時の異常な電流を検出し、その検出結果を表す電圧波形Sdを出力する。
波形出力回路50は、受電コネクタ10に入力される電流(この場合、直流電流Ib)の変化に応じて、電圧波形Sdを出力する。波形出力回路50は、直流電流Ibとほぼ同じ波形で変化する電圧波形Sdを出力する。
図2において、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間の接続がタイミングt0で遮断されると、直流電流Ibは、タイミングt0でほとんど傾かずに瞬間的に零まで低下する。つまり、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生していない時、直流電流Ib及び電圧波形Sdの傾きは無く、直流電流Ib及び電圧波形Sdが傾いている時間(期間)は零である。
一方、図3において、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間の接続がタイミングt1で遮断されると、直流電流Ibは、タイミングt1からタイミングt2にかけて傾きながら零まで低下する。つまり、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生している時、直流電流Ib及び電圧波形Sdは傾き、直流電流Ib及び電圧波形Sdが傾いている時間(期間)は零よりも大きい。
この特徴を利用し、第2の実施形態でも同様に、制御回路30は、電圧波形Sdの傾きに基づいて、電源部310の電源生成動作を停止させる指示Scを出力する。アークが生じると、アークがない場合とは異なる挙動の異常な振動を伴う電流降下が直流電流Ibに発生する。制御回路30は、アークの発生時とは異なる挙動の異常な振動を伴う電流降下を、電圧波形Sdの電圧降下の傾きに基づいて検出する。アークが継続すると、異常な振動を伴う電流降下が継続する波形が生ずる。制御回路30は、電圧波形Sdの数ミリ秒の傾きを検出することによって、アークが発生していると判断する。
第2の実施形態でも同様に、制御回路30は、電圧波形Sdの傾きAが所定の閾値Bを超えると、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力する。あるいは、制御回路30は、電圧波形Sdの傾き時間Cが所定の閾値Dを超えると、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力してもよい。指示Scの出力によって、アークが発生し続けることを抑止できる。
図7は、第2実施形態における電源回路の構成例を示す図である。図7に示す電源回路102Aは、電源回路102(図6)の一例である。電源回路102Aは、図5に示す電圧検出回路40Aに代えて、電流検出回路50Aを有する。電流検出回路50Aは、波形出力回路50(図6)の一例である。
電流検出回路50Aは、電源ライン13に流れる直流電流Ibをモニタすることで、受電コネクタ10に入力される直流電流Ibの変化を検出する。電流検出回路50Aは、受電コネクタ10に入力される直流電流Ibの変化に応じて、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生する時に傾く電圧波形Sdを出力する。
電流検出回路50Aは、例えば、抵抗51、ツェナーダイオード52、カレントトランス53、抵抗54、キャパシタ55及びアンプ56を有する。抵抗51とツェナーダイオード52とが直列に接続される過電圧保護回路は、一対の電源ライン13,14の間に接続されている。この過電圧保護回路は、ツェナーダイオード52のツェナー電圧を超える過大な直流電圧Vbがアンプ56の反転入力部に印加されることを防止する。カレントトランス53は、電源ライン13に流れる直流電流Ibの大きさに応じた検出電圧を発生させ、当該検出電圧は、アンプ56の非反転入力部に入力される。抵抗54とキャパシタ55とが直列に接続されるCR平滑回路は、当該検出電圧を平滑化する。アンプ56は、直流電流Ibの大きさに応じた入力電圧(非反転入力部と反転入力部との電位差)を増幅し、直流電流Ibの大きさに等価なアナログの電圧波形Sdを出力する。
図8は、第3実施形態における電子装置の構成例を示す図である。上述の実施形態と同様の構成についての説明は、上述の説明を援用することで、省略する。図8に示す電源回路103は、図1に示す電源回路101の波形出力回路40に代えて、波形出力回路60を備える。
波形出力回路60は、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生する時に傾く電圧波形Sdを出力するモニタ回路である。波形出力回路60は、アーク発生時の異常な電磁界放射を検出し、その検出結果を表す電圧波形Sdを出力する。
波形出力回路60は、受電コネクタ10に入力される電磁ノイズの変化に応じて、電圧波形Sdを出力する。波形出力回路60は、アンテナによって電磁ノイズを検出し、検出した電磁ノイズに応じて振動する電圧波形Sdを出力する。
図9は、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生している場合の電圧波形と電流波形を例示する図である。電圧波形Veは、電磁波を検出するアンテナの出力電圧を表す。アークが発生し続けると、電圧波形Veの振動振幅の増大が継続し、電圧波形Veはその振動振幅が増大した状態で傾く期間が継続する。
送電コネクタ20と受電コネクタ10との間の接続がタイミングt3で遮断されると、電圧波形Veは、タイミングt3からタイミングt4にかけて振動振幅が大きくなる。つまり、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生している時、発生していない時よりも、振動振幅が大きくなる期間が長くなる。
この特徴を利用し、第3の実施形態でも同様に、制御回路30は、電圧波形Sdの傾きに基づいて、電源部310の電源生成動作を停止させる指示Scを出力する。アークが生じると、アークがない場合とは異なる挙動の異常な振動を伴う傾きが電圧波形Veに発生する。制御回路30は、アークの発生時とは異なる挙動の異常な振動を伴う傾きを、電圧波形Sdの電圧降下の傾きに基づいて検出する。アークが継続すると、異常な振動を伴う傾きが継続する波形が生じる。制御回路30は、電圧波形Sdの数ミリ秒の傾きを検出することによって、アークが発生していると判断する。
第3の実施形態でも同様に、制御回路30は、電圧波形Sdの傾きAが所定の閾値Bを超えると、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力する。あるいは、制御回路30は、電圧波形Sdの傾き時間Cが所定の閾値Dを超えると、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力してもよい。指示Scの出力によって、アークが発生し続けることを抑止できる。
図10は、第3実施形態における電源回路の構成例を示す図である。図10に示す電源回路103Aは、電源回路103(図8)の一例である。電源回路103Aは、図5に示す電圧検出回路40Aに代えて、電磁波検出回路60Aを有する。電磁波検出回路60Aは、波形出力回路60(図8)の一例である。
電磁波検出回路60Aは、アンテナ63によって電磁ノイズを検出するノイズ検出回路である。電磁波検出回路60Aは、アンテナ63によって検出される電磁ノイズの変化に応じて、送電コネクタ20と受電コネクタ10との間にアークが発生する時に傾く電圧波形Sdを出力する。
電磁波検出回路60Aは、例えば、抵抗61、ツェナーダイオード62、アンテナ63、抵抗64、キャパシタ65及びアンプ66を有する。抵抗61とツェナーダイオード62とが直列に接続される過電圧保護回路は、一対の電源ライン13,14の間に接続されている。この過電圧保護回路は、ツェナーダイオード62のツェナー電圧を超える過大な直流電圧Vbがアンプ66の反転入力部に印加されることを防止する。アンテナ63は、受電コネクタ10の内部又は近傍に配置され、例えばコイルにより形成される。アンテナ63は、受電コネクタ10に入力される電磁ノイズの大きさに応じた検出電圧を発生させ、当該検出電圧は、アンプ66の非反転入力部に入力される。抵抗64とキャパシタ65とが直列に接続されるCR平滑回路は、当該検出電圧を平滑化する。アンプ66は、電磁ノイズの大きさに応じた入力電圧(非反転入力部と反転入力部との電位差)を増幅し、電磁ノイズの大きさに等価なアナログの電圧波形Sdを出力する。
図11は、アンテナの第1構成例を示す図である。アンテナ63は、例えば空芯コイルにより形成される。アンテナ63とCR部品(抵抗64とキャパシタ65)は、コネクタ70の近傍に配置される。アンテナ63の両側の端部63a,63bは、アンプ66(図10)の入力部に接続される。コネクタ70は、受電コネクタ10の一例である。
コネクタ70は、プラス側の受電端子71と、マイナス側の受電端子72と、アース用のアース端子73とを有する。コネクタ70は、基板80に実装されてもよい。コネクタ70が実装される基板80に、電磁波検出回路60Aが実装されてもよい。電源回路103Aが基板80を有し、コネクタ70が電磁波検出回路60Aと共通の基板80に実装されることで、電源回路103Aの小型化が可能となる。コネクタ70は、電磁波検出回路60A及び制御回路30と共通の基板80に実装されることで、電源回路103Aの更なる小型化が可能となる。
図12は、アンテナの第2構成例を示す図である。アンテナ63は、基板80に形成された導体パターンにより形成されてもよい。図12は、アンテナ63が渦巻き状の導体パターンにより形成された形態を示す。コネクタ70は、基板80の導体パターンにより形成されたアンテナ63に重ねて実装されてもよい。これにより、電源回路の小型化が可能となる。
図13は、第4実施形態における電子装置の構成例を示す図である。上述の実施形態と同様の構成についての説明は、上述の説明を援用することで、省略する。図13は、送電側の直流電源装置200と受電側の電源回路101との間の給電ケーブルに、遮断機構25が直列に挿入されている形態を示す。遮断機構25は、所定の回路から供給されるリレー制御信号Seに応じて、直流電源装置200と電源回路101との間の給電ラインをオン又はオフする。遮断機構25は、例えば、リレーである。給電ケーブルが遮断機構25によって遮断されると、その遮断箇所でアークが発生することがある。
波形出力回路40は、アークの発生時に傾く電圧波形Sdを出力し、制御回路30は、電圧波形Sdの傾きが閾値を超えると、負荷320の電源を落とす指示Scを電源部310に出力する。この第4実施形態では、送電ライン23が、送電部の一例であり、電源ライン13が、受電部の一例である。よって、上述の実施形態と同様に、遮断機構25のオフ動作時に発生するアークが発生し続けることを抑止できる。図13は、第1実施形態の電源回路101を使用する形態を示しているが、電源回路101は、他の実施形態の電源回路に置換されてもよい。
図14は、制御回路のハードウェア構成例を示す図である。上述の制御回路30は、アナログ回路のみにより実現されてもよいし、図14に示すような制御回路32により実現されてもよい。制御回路32は、CPU33、AD(Analog to digital)変換器34、メモリ35、タイマ36及び出力インターフェイス37を有する。
制御回路32の機能は、メモリ35に読み出し可能に記憶されたプログラムによって、CPU33が動作することにより実現される。アナログの電圧波形Sdは、AD変換器34によりデジタル値に変換され、CPU33に供給される。指示Scは、出力インターフェイス37から出力される信号である。
以上、実施形態について説明したが、本開示の技術は上記の実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて負荷の電源を生成する電源部に、前記直流電力を供給する電源ラインと、
前記送電部と前記受電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
前記電圧波形の傾きが閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電源回路。
(付記2)
前記制御回路は、前記電圧波形の変化量をその変化時間で除算することによって、前記傾きを算出する、付記1に記載の電源回路。
(付記3)
送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて負荷の電源を生成する電源部に、前記直流電力を供給する電源ラインと、
前記送電部と前記受電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
前記電圧波形が傾いている時間が閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電源回路。
(付記4)
前記波形出力回路は、前記受電部に入力される電圧の変化に応じて、前記電圧波形を出力する、付記1から3のいずれか一項に記載の電源回路。
(付記5)
前記波形出力回路は、前記電源ラインの電圧をモニタすることで、前記受電部に入力される電圧の変化を検出する、付記4に記載の電源回路。
(付記6)
前記波形出力回路は、前記受電部に入力される電流の変化に応じて、前記電圧波形を出力する、付記1から3のいずれか一項に記載の電源回路。
(付記7)
前記波形出力回路は、前記電源ラインの電流をモニタすることで、前記受電部に入力される電流の変化を検出する、付記6に記載の電源回路。
(付記8)
前記波形出力回路は、前記受電部に入力される電磁ノイズの変化に応じて、前記電圧波形を出力する、付記1から3のいずれか一項に記載の電源回路。
(付記9)
前記波形出力回路は、アンテナによって前記電磁ノイズを検出する、付記8に記載の電源回路。
(付記10)
前記送電部は、第1コネクタであり、
前記受電部は、前記第1コネクタと接続可能な第2コネクタである、付記1から9のいずれか一項に記載の電源回路。
(付記11)
前記第2コネクタは、前記波形出力回路と共通の基板に実装される、付記10に記載の電源回路。
(付記12)
前記第2コネクタは、前記波形出力回路及び前記制御回路と共通の基板に実装される、付記10に記載の電源回路。
(付記13)
負荷と、
送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて前記負荷の電源を生成する電源部と、
前記電源部に前記直流電力を供給する電源ラインと、
前記送電部と前記受電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
前記電圧波形の傾きが閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電子装置。
(付記14)
負荷と、
送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて前記負荷の電源を生成する電源部と、
前記電源部に前記直流電力を供給する電源ラインと、
前記送電部と前記受電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
前記電圧波形が傾いている時間が閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電子装置。
10 受電コネクタ
11,12 受電端子
13,14 電源ライン
15,16 出力ライン
17 ダイオード
18,19 ヒューズ
20 送電コネクタ
21,22 送電端子
23,24 送電ライン
25 遮断機構
30,32 制御回路
31 電源制御IC
40,50,60 波形出力回路
40A 電圧検出回路
50A 電流検出回路
60A 電磁波検出回路
101,102,103 電源回路
200 直流電源装置
300 電子装置
310 電源部
320 負荷
Sd 電圧波形
Sc 指示

Claims (9)

  1. 送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて負荷の電源を生成する電源部に、前記直流電力を供給する電源ラインと、
    前記送電部と前記受電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
    前記電圧波形の傾きが閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電源回路。
  2. 送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて負荷の電源を生成する電源部に、前記直流電力を供給する電源ラインと、
    前記送電部と前記受電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
    前記電圧波形が傾いている時間が閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電源回路。
  3. 前記波形出力回路は、前記受電部に入力される電圧の変化に応じて、前記電圧波形を出力する、請求項1又は2に記載の電源回路。
  4. 前記波形出力回路は、前記受電部に入力される電流の変化に応じて、前記電圧波形を出力する、請求項1又は2に記載の電源回路。
  5. 前記波形出力回路は、前記受電部に入力される電磁ノイズの変化に応じて、前記電圧波形を出力する、請求項1又は2に記載の電源回路。
  6. 前記送電部は、第1コネクタであり、
    前記受電部は、前記第1コネクタと接続可能な第2コネクタである、請求項1から5のいずれか一項に記載の電源回路。
  7. 前記第2コネクタは、前記波形出力回路と共通の基板に実装される、請求項6に記載の電源回路。
  8. 負荷と、
    送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて前記負荷の電源を生成する電源部と、
    前記電源部に前記直流電力を供給する電源ラインと、
    前記送電部と前記受電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
    前記電圧波形の傾きが閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電子装置。
  9. 負荷と、
    送電部から受電部に入力される直流電力に基づいて前記負荷の電源を生成する電源部と、
    前記電源部に前記直流電力を供給する電源ラインと、
    前記送電部と前記受電部との間にアークが発生する時に傾く電圧波形を出力する波形出力回路と、
    前記電圧波形が傾いている時間が閾値を超えると、前記電源を落とす指示を前記電源部に出力する制御回路とを備える、電子装置。
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