JP2021111484A - 電池配線モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】端子の位置決めをしつつ、端子の変位に追従できる電池配線モジュールを提供する。【解決手段】電池配線モジュールは、相手側部品としてのバスバーBと接続される端子本体部13aを有するモジュール側端子13と、モジュール側端子13を収容するハウジング本体21を有するハウジング11と、を備える。モジュール側端子13を仮固定させつつ、モジュール側端子13とハウジング本体21との間においてモジュール側端子13の変位に伴い弾性変形可能な弾性片13bを有する。【選択図】図3
Description
本開示は、電池配線モジュールに関する。
例えば特許文献1に開示されるように、複数の電池セルで構成される二次電池には、電池配線モジュールが装着されている。電池配線モジュールでは、モジュール側端子が二次電池を構成する複数の電池セル同士を接続するバスバーと接続されている。
ところで、上記のような電池配線モジュールでは、ハウジング本体の所定位置にモジュール側端子が収容された状態でモジュール側端子がバスバーと接続されている。バスバーは、電池セルの電池端子と接続されている。ここで、例えば電池セルは充放電時に膨張・収縮するため、この膨張・収縮に伴ってモジュール側端子が変位する。一方でモジュール側端子とバスバーとを接続する際には、相対的な位置ずれを抑えることが好ましいため、モジュール側端子をハウジング本体の所定位置に位置決めすることが望まれる。
本開示の目的は、端子の位置決めをしつつ、端子の変位に追従できる電池配線モジュールを提供することにある。
本開示の電池配線モジュールは、相手側部品と接続される端子本体部を有するモジュール側端子と、前記モジュール側端子を収容するハウジング本体を有するハウジングと、を備えた電池配線モジュールであって、前記モジュール側端子を仮固定させつつ、前記モジュール側端子と前記ハウジング本体との間において前記モジュール側端子の変位に伴い弾性変形可能な弾性片を有する。
本開示の電池配線モジュールによれば、端子の位置決めをしつつ、端子の変位に追従できる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
本開示の電池配線モジュールは、
[1]相手側部品と接続される端子本体部を有するモジュール側端子と、前記モジュール側端子を収容するハウジング本体を有するハウジングと、を備えた電池配線モジュールであって、前記モジュール側端子を仮固定させつつ、前記モジュール側端子と前記ハウジング本体との間において前記モジュール側端子の変位に伴い弾性変形可能な弾性片を有する。
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
本開示の電池配線モジュールは、
[1]相手側部品と接続される端子本体部を有するモジュール側端子と、前記モジュール側端子を収容するハウジング本体を有するハウジングと、を備えた電池配線モジュールであって、前記モジュール側端子を仮固定させつつ、前記モジュール側端子と前記ハウジング本体との間において前記モジュール側端子の変位に伴い弾性変形可能な弾性片を有する。
この構成によれば、弾性片によってモジュール側端子を仮固定させつつ、モジュール側端子とハウジング本体との間においてモジュール側端子の変位に伴い弾性変形可能である。このため、モジュール側端子の位置決めをしつつ、モジュール側端子の変位に追従できる。
[2]モジュール側端子の前記端子本体部は、前記ハウジング本体に設けられた引出口から引き出されて、その引き出された部位が前記相手側部品と接続されるものであり、
前記弾性片は、前記引出口と対向する位置に設けられていることが好ましい。
前記弾性片は、前記引出口と対向する位置に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ハウジング本体の引出口と対向する位置に弾性片が設けられることで、弾性片によってモジュール側端子を引出口付近で仮固定することができる。このため、相手側部品と接続される部位の比較的近傍において仮固定でき、位置決め精度を高めることができる。
[3]前記弾性片は、1つの前記モジュール側端子の前記端子本体部を挟むように複数設けられていることが好ましい。
この構成によれば、端子本体部を挟むように弾性片を複数設けることで、モジュール側端子の変位を端子本体部の両側の弾性片により双方向に追従できる。
この構成によれば、端子本体部を挟むように弾性片を複数設けることで、モジュール側端子の変位を端子本体部の両側の弾性片により双方向に追従できる。
[4]前記弾性片は、前記モジュール側端子の一体成形品として設けられていることが好ましい。
この構成によれば、モジュール側端子の一体成形品として弾性片を設けることで部品点数の増加を抑えることができる。
この構成によれば、モジュール側端子の一体成形品として弾性片を設けることで部品点数の増加を抑えることができる。
[5]前記ハウジングは、前記ハウジング本体の開口部の少なくとも一部を覆うカバーを有し、前記弾性片は、前記カバーの一体成形品として設けられていることが好ましい。
この構成によれば、カバーの一体成形品として弾性片を設けることで部品点数の増加を抑えることができる。
この構成によれば、カバーの一体成形品として弾性片を設けることで部品点数の増加を抑えることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の電池配線モジュールの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。本明細書における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の電池配線モジュールの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。本明細書における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1に示すように、本実施形態の電池配線モジュール10は、直方体状の二次電池BTに装着される。二次電池BTは、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載されるものである。二次電池BTは、車両の走行用モータに電力を供給する。また、二次電池BTは、充電状態や車両の運転状態に応じて走行用モータや発電用モータからの電力の供給を受ける。
二次電池BTは、複数の電池セルCを備え、各電池セルCの図示しない正極端子と負極端子とが電池配線モジュール10側(上側)に面している。複数の電池セルCは、一方向に複数並んで配置される。以降の説明では、図1中の互いに直交する3つの方向であるX方向、Y方向、及びZ方向のうち、電池セルCの並ぶ方向をX方向とし、X方向と直交する方向の内で電池配線モジュール10と二次電池BTの装着方向(積層方向)である上下方向をZ方向とし、X方向及びZ方向と直交する方向をY方向として説明する。また、二次電池BTに対して電池配線モジュール10が装着される側を上方とする。すなわち、電池配線モジュール10は、二次電池BTの上方に装着される。
各電池セルCは、例えば直方体状であって、電池配線モジュール10側である上面に例えば2つの電池端子が設けられる。各電池セルCのそれぞれに設けられる2つの電池端子は、その一方が正極端子であり、その他方が負極端子である。正極端子と負極端子とは電池セルCの上面においてY方向に互いに離れて配置される。このとき、各電池セルCは、その並び方向、すなわちX方向において、正極端子と負極端子とが交互に並ぶように、電池セルCの向きが交互に反転されて並べられている。これにより、正極端子と負極端子とがX方向に交互に並んだ列が2列形成されることとなる。
各電池端子には、隣り合う端子同士、すなわち正極端子と負極端子とを接続する相手側部品としてのバスバーB(図3参照)が設けられる。バスバーBは、X方向において隣り合う電池端子同士、すなわちX方向において隣り合う正極端子と負極端子とを接続する。これにより、各電池セルCは、バスバーBによって直列接続される。本例のバスバーBは、例えば各電池セルCの正極端子及び負極端子と溶接によって接続される。
(電池配線モジュール10の構成)
図1に示すように、本実施形態の電池配線モジュール10は、ハウジング11と、電線12と、モジュール側端子13とを有する。
図1に示すように、本実施形態の電池配線モジュール10は、ハウジング11と、電線12と、モジュール側端子13とを有する。
(電線12の構成)
電線12は、導電部材で構成される芯線と、芯線を覆って絶縁部材で構成される被覆部とを有する。
電線12は、導電部材で構成される芯線と、芯線を覆って絶縁部材で構成される被覆部とを有する。
(モジュール側端子13の構成)
モジュール側端子13は、端子本体部13aと、端子本体部13aから延出する図示しない電線接続部とを有する。端子本体部13aは、導電性を有する板状部材で構成することができる。端子本体部13aは、バスバーBと電気的に接続される。電線接続部は、電線12が接続される。すなわち、モジュール側端子13は、バスバーBと電気的に接続されることで電線12と電池セルCとを電気的に接続するようになっている。
モジュール側端子13は、端子本体部13aと、端子本体部13aから延出する図示しない電線接続部とを有する。端子本体部13aは、導電性を有する板状部材で構成することができる。端子本体部13aは、バスバーBと電気的に接続される。電線接続部は、電線12が接続される。すなわち、モジュール側端子13は、バスバーBと電気的に接続されることで電線12と電池セルCとを電気的に接続するようになっている。
板状の端子本体部13aは、そのY方向両側端部に端子本体部13aの板面と直交する方向に延出する一対の弾性片13bを有する。一対の弾性片13bは、端子本体部13aを間に挟むように設けられる。すなわち、端子本体部13aのX方向両側に一対の弾性片13bが形成される。
各弾性片13bは、板状をなすように構成され、その板面がX方向を向いている。このため、弾性片13bに対してX方向に力が作用するとX方向に撓みやすくなっている。特に、弾性片13bは、電池配線モジュール10において相対的に厚さが薄いため、より撓みやすくなっている。弾性片13bは、金属板材を例えば折り曲げることで形成することができる。
(ハウジング11の構成)
図1に示すように、ハウジング11は、ハウジング本体21と、ハウジング本体21に装着されるカバー22とを有する。
図1に示すように、ハウジング11は、ハウジング本体21と、ハウジング本体21に装着されるカバー22とを有する。
(ハウジング本体21の構成)
ハウジング本体21は、例えば、電池セルCの並ぶ方向であるX方向の寸法が、幅方向であるY方向の寸法よりも長い形状をなしている。ハウジング本体21は、その上側が開口された開口部21aを有する。ハウジング本体21は、例えば絶縁性樹脂部材で構成される。
ハウジング本体21は、例えば、電池セルCの並ぶ方向であるX方向の寸法が、幅方向であるY方向の寸法よりも長い形状をなしている。ハウジング本体21は、その上側が開口された開口部21aを有する。ハウジング本体21は、例えば絶縁性樹脂部材で構成される。
ハウジング本体21は、電線12及びモジュール側端子13を収容する収容部23を有する。
収容部23は、ハウジング本体21のY方向両端部にそれぞれ設けられる。収容部23は、X方向に延びるように設けられる。
収容部23は、ハウジング本体21のY方向両端部にそれぞれ設けられる。収容部23は、X方向に延びるように設けられる。
収容部23は、底面部24と、底面部24から面直交方向に延出する周壁部25とを有する。
図2及び図3に示すように、周壁部25は、Y方向外側に向けて開口された引出口25aが形成されている。引出口25aは、モジュール側端子13を構成する端子本体部13aの一部が外部に引き出されている。
図2及び図3に示すように、周壁部25は、Y方向外側に向けて開口された引出口25aが形成されている。引出口25aは、モジュール側端子13を構成する端子本体部13aの一部が外部に引き出されている。
引出口25aは、モジュール側端子13の弾性片13bの先端部に対応する位置に弾性片13b側に突出する一対の突部25bを有する。一対の突部25bは、引出口25aにおいて最も弾性片13bに近接する部位である。このため、モジュール側端子13の端子本体部13aの一部を引出口25aから引き出した状態で配置することで、一対の弾性片13bと突部25bとの間が接する又は僅かに離れた状態となるため、仮固定状態とすることができる。なお、引出口25aにおいて一対の突部25b以外の部位は、一対の突部25bと比較して弾性片13b及びモジュール側端子13からX方向に離れている。
収容部23は、底面部24から上方に延出する位置決めピン24aが形成されている。位置決めピン24aには、モジュール側端子13の端子本体部13aが位置決めされている。
(カバー22の構成)
カバー22は、ハウジング本体21の開口部21aの少なくとも一部を覆って電線12が外部に露出することを抑えるためのものである。
カバー22は、ハウジング本体21の開口部21aの少なくとも一部を覆って電線12が外部に露出することを抑えるためのものである。
カバー22は、板状の天板部22aと、天板部22aから下方に延出して位置決めピン24aと嵌合する嵌合壁部22bを有する。嵌合壁部22bは、カバー22をハウジング本体21に取り付けた状態で、位置決めピン24aに嵌合され、位置決めピン24aからモジュール側端子13が抜けることを規制している。
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の電池配線モジュール10は、複数の電池セルCを有する二次電池BT上に配置される。電池配線モジュール10のモジュール側端子13は、X方向に並ぶ電池セルCの正極端子・負極端子同士を接続するバスバーBと接続される。モジュール側端子13には電線12の一端が接続され、電線12の他端は図示しない電池監視ECUと接続される。電池監視ECUは、電池セルCの電圧監視が可能となっている。
本実施形態の電池配線モジュール10は、複数の電池セルCを有する二次電池BT上に配置される。電池配線モジュール10のモジュール側端子13は、X方向に並ぶ電池セルCの正極端子・負極端子同士を接続するバスバーBと接続される。モジュール側端子13には電線12の一端が接続され、電線12の他端は図示しない電池監視ECUと接続される。電池監視ECUは、電池セルCの電圧監視が可能となっている。
ここで、本実施形態の電池配線モジュール10では、モジュール側端子13の端子本体部13aに一対の弾性片13bが設けられる。このとき、弾性片13bは、引出口25aの突部25bとの間が接する又は僅かに離れた状態となる。これにより、モジュール側端子13を仮固定状態となっている。また、例えば電池セルCが充放電されることで膨張・収縮すると、モジュール側端子13がハウジング本体21及びカバー22に対して相対的にX方向に変位する。このとき、弾性片13bは、突部25bと接触するとともに、モジュール側端子13の変位に伴ってX方向に弾性変形し、モジュール側端子13の変位に追従することとなる。
本実施形態の効果を記載する。
(1)弾性片13bによってモジュール側端子13を仮固定させつつ、モジュール側端子13とハウジング本体21との間においてモジュール側端子13の変位に伴い弾性変形可能である。このため、モジュール側端子13の位置決めをしつつ、モジュール側端子13の変位に追従できる。
(1)弾性片13bによってモジュール側端子13を仮固定させつつ、モジュール側端子13とハウジング本体21との間においてモジュール側端子13の変位に伴い弾性変形可能である。このため、モジュール側端子13の位置決めをしつつ、モジュール側端子13の変位に追従できる。
(2)ハウジング本体21の引出口25aと対向する位置に弾性片13bが設けられることで、弾性片13bによってモジュール側端子13を引出口25a付近で仮固定することができる。このため、相手側部品としてのバスバーBと接続される部位の比較的近傍において仮固定でき、位置決め精度を高めることができる。
(3)端子本体部13aを挟むように弾性片13bを複数設けることで、モジュール側端子13の変位を端子本体部13aの両側の弾性片13bにより双方向に追従できる。
(4)モジュール側端子13の一体成形品として弾性片13bを設けることで部品点数の増加を抑えることができる。
(4)モジュール側端子13の一体成形品として弾性片13bを設けることで部品点数の増加を抑えることができる。
(5)突部25bは、弾性片13bの先端部と対向する位置に設けることで、モジュール側端子13が変位する際に弾性片13bと突部25bとの間で生じる負荷を抑えつつ弾性片13bを撓ませることができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、弾性片13bを、引出口25aと対向する位置に設ける構成としたが、これに限らない。弾性片13bは、モジュール側端子13(端子本体部13a)の変位に追従可能、且つ、モジュール側端子13の仮固定を可能な位置であれば適宜変更可能である。
・上記実施形態では、モジュール側端子13に弾性片13bを有する構成を採用したが、これに限らない。
図4及び図5に示すように、カバー22に上記実施形態の弾性片13bと同様に弾性変形可能な弾性片31を有する構成を採用してもよい。弾性片31は、端子本体部13aを挟むように一対設けられる。弾性片31は、引出口25aとX方向において対向する位置に設けられている。弾性片31は、その先端部が端子本体部13aとX方向に対向している。このような構成であっても、上記実施形態の(1)〜(3)と同様の効果を奏する。また、弾性片31をカバー22と一体構成品として設けてもよい。このような構成とすることで、部品点数の増加を抑えることができる。
図4及び図5に示すように、カバー22に上記実施形態の弾性片13bと同様に弾性変形可能な弾性片31を有する構成を採用してもよい。弾性片31は、端子本体部13aを挟むように一対設けられる。弾性片31は、引出口25aとX方向において対向する位置に設けられている。弾性片31は、その先端部が端子本体部13aとX方向に対向している。このような構成であっても、上記実施形態の(1)〜(3)と同様の効果を奏する。また、弾性片31をカバー22と一体構成品として設けてもよい。このような構成とすることで、部品点数の増加を抑えることができる。
ここで、ハウジング本体21を絶縁性樹脂部材の内で相対的に硬い部材(例えばポリブチレンテレフタレート)で構成し、カバー22を絶縁性樹脂部材の内で相対的に軟らかい部材(例えばポリプロピレン)で構成した場合、カバー22に一体構成品として設けた弾性片31は、例えばハウジング本体21側に同様の弾性片を設けた場合と比較してモジュール側端子13の変位に追従しやすい。
・上記実施形態では、ハウジング本体21に対して別体のカバー22を装着する構成を採用したが、これに限らない。ハウジング本体21とカバー22とをヒンジ等により一体化した構成を採用してもよい。また、カバー22を省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、バスバーBによって電池セルCを直列接続する構成としたが、これに限らず、電池セルCを並列接続する構成を採用してもよい。
・上記実施形態で開示した電池セルCの個数は、一例であって適宜変更してもよい。また、電池セルの個数によってモジュール側端子や電線の数を適宜変更してもよい。
・上記実施形態で開示した電池セルCの個数は、一例であって適宜変更してもよい。また、電池セルの個数によってモジュール側端子や電線の数を適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、電池配線モジュールを車両に搭載される二次電池BTに装着されるものとしたが、車両以外の装置に搭載された電池に装着するような構成を採用してもよい。
10 電池配線モジュール
11 ハウジング
12 電線
13 モジュール側端子
13a 端子本体部
13b 弾性片
21 ハウジング本体
21a 開口部
22 カバー
23 収容部
24 底面部
25 周壁部
25a 引出口
25b 突部
31 弾性片
B バスバー(相手側部品)
11 ハウジング
12 電線
13 モジュール側端子
13a 端子本体部
13b 弾性片
21 ハウジング本体
21a 開口部
22 カバー
23 収容部
24 底面部
25 周壁部
25a 引出口
25b 突部
31 弾性片
B バスバー(相手側部品)
Claims (5)
- 相手側部品と接続される端子本体部を有するモジュール側端子と、
前記モジュール側端子を収容するハウジング本体を有するハウジングと、を備えた電池配線モジュールであって、
前記モジュール側端子を仮固定させつつ、前記モジュール側端子と前記ハウジング本体との間において前記モジュール側端子の変位に伴い弾性変形可能な弾性片を有する、電池配線モジュール。 - 前記モジュール側端子の前記端子本体部は、前記ハウジング本体に設けられた引出口から引き出されて、その引き出された部位が前記相手側部品と接続されるものであり、
前記弾性片は、前記引出口と対向する位置に設けられている、請求項1に記載の電池配線モジュール。 - 前記弾性片は、1つの前記モジュール側端子の前記端子本体部を挟むように複数設けられている、請求項1又は請求項2に記載の電池配線モジュール。
- 前記弾性片は、前記モジュール側端子の一体成形品として設けられている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
- 前記ハウジングは、前記ハウジング本体の開口部の少なくとも一部を覆うカバーを有し、
前記弾性片は、前記カバーの一体成形品として設けられている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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