JP2021111122A - レーンマーク認識装置 - Google Patents

レーンマーク認識装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021111122A
JP2021111122A JP2020002664A JP2020002664A JP2021111122A JP 2021111122 A JP2021111122 A JP 2021111122A JP 2020002664 A JP2020002664 A JP 2020002664A JP 2020002664 A JP2020002664 A JP 2020002664A JP 2021111122 A JP2021111122 A JP 2021111122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lane mark
road surface
image
lane
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020002664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7390899B2 (ja
Inventor
守哉 堀内
Moriya Horiuchi
守哉 堀内
直也 多田
Naoya Tada
直也 多田
裕史 大塚
Yasushi Otsuka
裕史 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Astemo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Astemo Ltd filed Critical Hitachi Astemo Ltd
Priority to JP2020002664A priority Critical patent/JP7390899B2/ja
Publication of JP2021111122A publication Critical patent/JP2021111122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7390899B2 publication Critical patent/JP7390899B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】特定の色のレーンマークの認識精度を向上させることのできるレーンマーク認識装置を提供する。【解決手段】車載ステレオカメラ装置(RCCCレイヤを持つ撮像素子を有するカメラ装置)101により取得された画像から得られる視差画像から路面上のレーンマークの情報を取得し、前記レーンマークの情報に基づいて推定された路面領域の第1の色成分(例えば黄成分)が占める割合を取得し、前記第1の色成分(例えば黄成分)の割合に基づいて、前記レーンマークの第2の色成分(例えば黄成分)を認識するための閾値を変更する。【選択図】図3

Description

本発明は、レーンマーク認識装置に係り、例えば、ステレオカメラシステムなどのセンシングシステムのためのレーンマーク認識に関する。
近年、車載カメラ装置の普及により、安全運転や自動運転に向けた各種認識機能への要求が高まってきている。なかでも、ステレオカメラ装置は、画像に依る視覚的な情報と、画像内の対象物への距離情報を同時に計測するため、車両周辺の様々な対象物(人、車、立体物、路面、路面標識、看板標識など)を詳細に把握でき、運転支援時の安全性の向上にも寄与するとされている。例えば、運転支援機能として、路面上のレーンマークを認識し、車線中央に沿った走行を支援するLKA(Lane Keeping Assist)などが挙げられ、そのような機能の性能向上のためのレーンマーク認識技術の需要が高まっている。
従来から、車両に搭載され、車両の前方の状況を認識する車載カメラ装置に関する様々な技術・装置が提案されてきた。例えば、レーンマーク認識の性能向上に関しては、路面への光の照射状態が部分的に異なっている場合でも、レーンマークを精度よく認識する技術として、特許文献1が挙げられる。
特開2007−26106号公報
特許文献1に所載の従来技術では、複数画素を包含するエリアの移動方向先端部分の第1画素の色成分を、第1画素とともにエリアに包含される第2画素の輝度値を基準に補正し、補正された第1画素の色成分に基づき注目色に応じた第1画素の特徴量を算出することで、路面画像において該注目色のレーンマークを認識する。
しかしながら、上述した従来技術では、路面部分にさす影や光の影響により、路面の色が第1画素の色成分に十分に反映されず、第1画素における注目色に応じた特徴量が抑制され、当該注目色のレーンマークの認識精度が低下するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、特定の色のレーンマークの認識精度を向上させることのできるレーンマーク認識装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るレーンマーク認識装置は、カメラ装置により取得された画像から得られる視差画像を用いて路面上のレーンマークを認識するレーンマーク認識装置であって、前記視差画像から前記レーンマークの情報を取得し、前記レーンマークの情報に基づいて推定された路面領域の第1の色成分が占める割合を取得し、前記第1の色成分の割合に基づいて、前記レーンマークの第2の色成分を認識するための閾値を変更することを特徴とする。
本発明によれば、例えば夜間でも特定の色のレーンマークを精度よくまたはより確実に認識することが可能となる。例えば、白色のレーンマークである白線を黄色のレーンマークである黄線と認識してしまう可能性を低くすることができ、夜間でも白線と黄線を精度よく識別することができる。これにより、例えば夜間でも、複数の色のレーンマークがある路面の中から特定の色のレーンマークに基づいた車両制御が可能となる。例えば、欧州の工事区間において、一時的に車線として区画された車線を正確に追従した車線維持制御が可能となる。
上記した以外の課題、構成および効果は以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例に係る車載ステレオカメラシステムの搭載概要を示す図である。 本発明の実施例に係る車載ステレオカメラシステムの内部構成(機能ブロック構成)を示すブロック図である。 本実施例の画像信号処理ユニットの内部構成(機能ブロック構成)を示すブロック図である。 RCCCとRGGBのレイヤ配列の一例を示す図である。 RCCCにおけるRとCによる色分布を示す図である。 視差処理の概要を示す図である。 路面画像を説明する図である。 光による影響で特定部分の黄成分の変化を示す図である。 黄線判定用の閾値の変動を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、各図において同じ機能を有する部分には同じ符号を付して繰り返し説明は省略する場合がある。
図1は、本発明の実施例に係る車載ステレオカメラ装置101を備える車載ステレオカメラシステム100の搭載概要を示す図である。
図示実施例の車載ステレオカメラシステム100において、車載ステレオカメラ装置101は、車両前方上部のフロントガラスの手前に設置される。車載ステレオカメラシステム100は、前記車載ステレオカメラ装置101が画像信号処理ユニット102や制御ユニット103を通して車内ネットワークとつながり、アクセル105、ブレーキ106、ステアリング104などを制御する。車載ステレオカメラシステム100は、これら(101〜106)が車両107に搭載されるという形態を持つ。また、画像信号処理ユニット102と制御ユニット103については、車載スレテオカメラ装置101自身が処理を兼ねることもあり、装置として省略することもできる。
図2は、本発明の実施例に係る車載ステレオカメラシステム100の内部構成(機能ブロック構成)、特にそのうちの車載ステレオカメラ装置101および画像信号処理ユニット102の内部構成(機能ブロック構成)を示すブロック図である。
車載ステレオカメラ装置101は、画像情報を取得する左右に(横並びに)配置された2つのカメラ201、202(左カメラ201、右カメラ202)を持つ。2つのカメラ201、202は、視野(撮像領域)の一部が重なるように車両107の前方上部のフロントガラスの手前に設置される。
なお、本実施例では、車載ステレオカメラ装置101を構成する2つのカメラ201、202は、車両107の前方上部に設置されて車両107の前方を撮像する(換言すれば、車両107の前方の画像(情報)を取得する)ようになっているが、車両107の後方や側方を撮像するようにしてもよいことは当然である。
画像信号処理ユニット102は、カメラ201、202の撮像を制御して、撮像した画像を取り込むための画像入力インタフェース203を持つ。この画像入力インタフェース203を通して取り込まれた画像は、バス209を通してデータが送られ、画像処理部204や演算処理部205で処理され、処理途中の結果や最終結果となる画像データなどが記憶部206に記憶される。
画像処理部204は、カメラ201の撮像素子から得られる第1の画像(左画像)と、カメラ202の撮像素子から得られる第2の画像(右画像)とを比較して、それぞれの画像に対して、撮像素子に起因するデバイス固有の偏差の補正や、ノイズ補間などの画像補正を行い、これを記憶部206に記憶する。本実施例では、画像処理の補正による空間解像度の低下を最小限にすることができ、感度の高さから夜間などの光源が乏しい状況において従来のRGGBレイヤより優位となるRCCCレイヤを採用する(図4参照)。更に、画像処理部204は、第1および第2の画像の間で、相互に対応する箇所を計算して、視差情報(視差画像)を計算し、先程と同様に、これを記憶部206に記憶する。
演算処理部205は、記憶部206に蓄えられた画像および視差情報(画像上の各点に対する距離情報)を使い、車両107周辺の環境を知覚するために必要な認識(例えば、レーンマーク、歩行者、車両、その他立体物、信号、標識など)を行う。これら認識結果や中間的な計算結果の一部が、先程と同様に記憶部206に記録される。
撮像した画像に対して前述の認識を行った後に、制御処理部208は、これら認識結果を用いて車両107の制御方針を計算する。
計算の結果として得られた車両107の制御方針や、レーンマークなどの認識結果の一部はCANインタフェース207を通して、外部の車載ネットワークCAN210に伝えられ、これにより制御ユニット103を介して車両107の制動(アクセル105、ブレーキ106、ステアリング104などの制御)が行われる。
前述したように、画像信号処理ユニット102では、カメラ201、202から取り込んだ画像から得られる視差情報(視差画像)を用いて車両107周辺の様々な対象物を認識し、その認識結果に基づいて車両107の制御方針を計算するが、以下では、そのうち路面上に設けられたレーンマークを認識する処理について詳細に説明する。
図3は、本実施例の画像信号処理ユニット(レーンマーク認識装置)102の内部構成(機能ブロック構成)を示すブロック図である。
本実施例のレーンマーク認識装置である画像信号処理ユニット102は、レーンマーク認識処理を実行するための機能ブロックとして、左画像取得部301、右画像取得部302、視差画像生成部303、レーンマーク検出部304、路面推定部305、路面色判定部306、レーンマーク色判定部307、車両制御部308を有する。例えば、左画像取得部301および右画像取得部302は、図2の画像入力インタフェース203、視差画像生成部303は、図2の画像処理部204、レーンマーク検出部304、路面推定部305、路面色判定部306、およびレーンマーク色判定部307は、図2の演算処理部205、車両制御部308は、図2の制御処理部208に内蔵される。
前述したように、本実施例では、車載ステレオカメラ装置101を構成するカメラ201、202は、光源が乏しい状況において従来のRGGBレイヤより優位となるRCCCレイヤを持つ撮像素子を有する。
図4に、RCCCレイヤとRGGBレイヤの配列の一例を示す。また、図5に、RCCCにおけるR(赤)素子とC(クリア)素子を用いた色分布を示す。図5において、縦軸はRCCCにおけるR(赤)とC(クリア)の比率を表し、横軸はRCCCにおけるC(クリア)の輝度値を表す。図5に示すように、R(赤)とC(クリア)の比率およびC(クリア)の輝度値から、カメラ201、202で取得した画像内の特定の色成分を抽出・判定することが可能である。
しかし、この場合、図5に示すように、例えば車両107のヘッドライトなどの光に照らされた白線は、黄成分として抽出されて黄線と判断される場合がある。
そこで、本実施例の画像信号処理ユニット(レーンマーク認識装置)102では、上述した各部において、以下で述べる各処理が実行される。なお、本処理は、主に白成分で構成されるレーンマークである白線と路面とが、同様に無彩色であることを前提としている。
まず、左画像取得部301および右画像取得部302は、左右のカメラ201、202から車両前方の路面画像(路面を映した画像)(図7参照)をそれぞれ取得する。
次に、視差画像生成部303は、左画像取得部301および右画像取得部302で取得した左右2つの路面画像をお互いに照合することで、視差を計算する。
図6を用いて視差計算のプロセスを述べる。
まず、左右の画像で視差計算の対象エリアとなるのが401と404である。ここで、画像401をある一定の小領域に分割し、着目する小領域に対応する部分を画像404の中から探すプロセスが、視差計算のプロセスである。具体的には、画像401上の着目する小領域と同じサイズの画像402を画像404から切り出し、この切出し範囲を矢印403のように横にシフトして、最も良く照合する場所を探すのが、視差の照合処理となる。
次に、レーンマーク検出部304は、視差画像生成部303の計算の結果、得られた視差情報(視差を含む視差画像)と、左右の路面画像または一方の路面画像を使い、レーンマーク認識を行う。レーンマーク検出部304は、例えば、左右画像もしくは一方の画像のC画像から輝度変化部分を抽出し、レーンマークのエッジを検出する。そして、レーンマーク検出部304は、検出したレーンマーク部分の距離情報を視差画像生成部303より算出した視差(視差画像)を基に二次元座標から世界座標に変換して登録する。また、レーンマーク検出部304は、検出したレーンマーク部分のR画像とC画像を参照し、画素のRとCの比率およびCの輝度値を基に(図5参照)、特定色成分(例えば黄成分)がレーンマーク部分を占める割合を登録する。
路面推定部305は、レーンマーク検出部304で検出(取得)したレーンマークの情報(距離情報)から、路面上のレーンマークの形状および路面勾配を算出し、路面画像における路面領域を推定する。
路面色判定部306は、路面推定部305で推定した路面領域の画素のRとCの比率およびCの輝度値から画素の色を求め、その路面領域の特定色成分(例えば黄成分)の占める割合を算出して登録する。
ここで、路面領域とは、検出されたレーンマークから一定距離車線中央方向に離れた領域をさす。
図7は、本実施例の路面画像を説明する図である。
図7は、左右のカメラ201、202の一方から得られた路面画像506を表し、白色のレーンマーク(つまり、白線)504と白色以外の特定色、例えば黄色のレーンマーク(つまり、黄線)505が存在する。図7中、光照射範囲503は、光、例えば車両107のヘッドライトによる光が照射される領域である。レーンマーク色成分抽出範囲501は、レーンマーク検出部304にて画素の色を抽出するレーンマークの範囲を表し、路面色成分抽出範囲502は、路面色判定部306にて画素の色を抽出する路面領域(路面推定部305にて推定)の範囲を表す。図7に示すように、路面色成分抽出範囲502は、レーンマーク色成分抽出範囲501から所定距離車線中央方向に離れた領域(一例として、レーンマーク色成分抽出範囲501の数cm程度内側から数十cm〜1m程度内側までの領域)に設定される。
レーンマーク色判定部307は、路面色判定部306にて登録された特定色の色成分(例えば黄成分)が占める割合から、レーンマーク部分が特定色かを判定する閾値を設定する。ここで、判定精度を向上させるために、路面領域における特定色が占める割合は複数フレーム間の平均値を利用する。レーンマーク色判定部307は、設定された閾値とレーンマーク検出部304にて登録された特定色の色成分が占める割合を比較することで、レーンマークが特定色かどうかの判定を行う。例えば、検出した路面部分の黄成分の割合が30%の時、その50%分(30/2=15%)加算した45%(30+15=45%)をレーンマーク部分の黄線判定の閾値として使用することで、レーンマークの色を判定する。
図8に、ヘッドライトなどの光の影響による路面、白線、および黄線における黄成分の変化(増加)を示す。図5でも説明したように、ヘッドライトなどの光の影響により、白線部分に光による影響(黄成分増加の影響)が加わるため、黄線判定のために予め設定された固定の閾値601では、白線を黄線として誤認識してしまう可能性がある。
図9に、レーンマーク色判定部307による黄線判定用の閾値の変動(可変設定)を示す。前述したレーンマーク色判定部307の処理によって、従来の黄線判定用の閾値601が、路面黄成分の割合を基準として黄線判定用の閾値602となる(増加される)。そのため、ヘッドライトなどの光の影響により、白線を黄線として誤認識してしまう可能性を低減することが可能となる。
なお、閾値設定において考慮されるヘッドライト、街灯、夕日などの環境光などの光による影響(黄成分増加の影響)の大きさは、昼夜やトンネル内外、周囲照明などの周囲環境の明るさに応じて変化するため、レーンマーク色判定部307の上記処理によって、昼夜やトンネル内外、周囲照明などの周囲環境の明るさに応じた適正な閾値(例えば黄線判定用の閾値)が可変設定されることになる。
車両制御部308は、レーンマーク検出部304およびレーンマーク色判定部307で検出したレーンマークの情報(距離情報、色成分情報など)を基に、車線における自車位置を算出し、車線中央を維持するように、ステアリング104(図1)などを制御するための制御信号を生成する。また、車両制御部308は、黄線と白線が同時に存在する場合は、黄線を優先して進行路のレーンマークとして利用する。これにより、複数の色のレーンマークがある路面の中から特定の色のレーンマークに基づいた車両制御が可能となる。
なお、上述した実施例では、無彩色である白線と黄線を識別する場合を例示したが、本実施例は、白線と白線以外の適宜のレーンマーク(青線など)を識別する場合にも適用可能であることは勿論である。また、上述した実施例では、レーンマークの距離情報に基づいて推定された路面領域の黄成分が占める割合を取得し、取得した黄成分の割合に基づいて、レーンマークの黄成分を認識するための閾値(黄線判定用の閾値)を変更する場合、換言すれば、路面領域における抽出・認識対象の色成分とレーンマークにおける抽出・認識対象の色成分とが同じである場合を例示したが、それらが異なる場合にも適用可能である。
以上で説明したように、本実施例の画像信号処理ユニット(レーンマーク認識装置)102は、車載ステレオカメラ装置(RCCCレイヤを持つ撮像素子を有するカメラ装置)101により取得された画像から得られる視差画像から路面上のレーンマークの情報を取得し、前記レーンマークの情報に基づいて推定された路面領域の第1の色成分(例えば黄成分)が占める割合を取得し、前記第1の色成分(例えば黄成分)の割合に基づいて、前記レーンマークの第2の色成分(例えば黄成分)を認識するための閾値を変更する。
すなわち、本実施例の画像信号処理ユニット(レーンマーク認識装置)102は、認識した路面画像から、路面部分の特定の色成分を抽出し、路面部分における特定の色成分を反映させた閾値を設定することでレーンマークの色を特定する。例えば、本実施例では、認識した路面領域から黄色成分の割合を抽出し、その黄色成分の割合に対応した閾値を設定することで、黄色のレーンマークを認識する。
本実施例によれば、例えば車両のヘッドライトや街灯の影響が生じる夜間でも特定の色のレーンマークを精度よくまたはより確実に認識することが可能となる。例えば、白色のレーンマークである白線を黄色のレーンマークである黄線と認識してしまう可能性を低くすることができ、夜間でも白線と黄線を精度よく識別することができる。これにより、例えば車両のヘッドライトや街灯の影響が生じる夜間でも、複数の色のレーンマークがある路面の中から特定の色のレーンマークに基づいた車両制御が可能となる。例えば、欧州の工事区間において、一時的に車線として区画された車線を正確に追従した車線維持制御が可能となる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形形態が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100 車載ステレオカメラシステム
101 車載ステレオカメラ装置(カメラ装置)
102 画像信号処理ユニット(レーンマーク認識装置)
103 制御ユニット
104 ステアリング
105 アクセル
106 ブレーキ
107 車両
201 左カメラ
202 右カメラ
203 画像入力インタフェース
204 画像処理部
205 演算処理部
206 記憶部
207 CANインタフェース
208 制御処理部
209 バス
210 車載ネットワークCAN
301 左画像取得部
302 右画像取得部
303 視差画像生成部
304 レーンマーク検出部
305 路面推定部
306 路面色判定部
307 レーンマーク色判定部
308 車両制御部

Claims (4)

  1. カメラ装置により取得された画像から得られる視差画像を用いて路面上のレーンマークを認識するレーンマーク認識装置であって、
    前記視差画像から前記レーンマークの情報を取得し、
    前記レーンマークの情報に基づいて推定された路面領域の第1の色成分が占める割合を取得し、
    前記第1の色成分の割合に基づいて、前記レーンマークの第2の色成分を認識するための閾値を変更することを特徴とするレーンマーク認識装置。
  2. 請求項1に記載のレーンマーク認識装置において、
    前記レーンマークの情報に基づいて推定された路面領域の黄成分が占める割合を取得し、
    前記黄成分の割合に基づいて、前記レーンマークの黄成分を認識するための閾値を変更することを特徴とするレーンマーク認識装置。
  3. 請求項1に記載のレーンマーク認識装置において、
    前記路面領域は、前記レーンマークから所定距離離れた領域であることを特徴とするレーンマーク認識装置。
  4. 請求項1に記載のレーンマーク認識装置において、
    前記カメラ装置は、RCCCレイヤを持つ撮像素子を有することを特徴とするレーンマーク認識装置。
JP2020002664A 2020-01-10 2020-01-10 レーンマーク認識装置 Active JP7390899B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002664A JP7390899B2 (ja) 2020-01-10 2020-01-10 レーンマーク認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002664A JP7390899B2 (ja) 2020-01-10 2020-01-10 レーンマーク認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021111122A true JP2021111122A (ja) 2021-08-02
JP7390899B2 JP7390899B2 (ja) 2023-12-04

Family

ID=77059903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020002664A Active JP7390899B2 (ja) 2020-01-10 2020-01-10 レーンマーク認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7390899B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4185077B2 (ja) 2005-07-15 2008-11-19 本田技研工業株式会社 車両、画像処理システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP6483446B2 (ja) 2015-01-15 2019-03-13 トヨタ自動車株式会社 複合線判定装置及び複合線判定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7390899B2 (ja) 2023-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8305431B2 (en) Device intended to support the driving of a motor vehicle comprising a system capable of capturing stereoscopic images
Wu et al. Lane-mark extraction for automobiles under complex conditions
CN109997148B (zh) 信息处理装置、成像装置、设备控制系统、移动对象、信息处理方法和计算机可读记录介质
JP6457278B2 (ja) 物体検出装置及び物体検出方法
US11157753B2 (en) Road line detection device and road line detection method
JP2009237706A (ja) 車両用車線認識装置、車両、及び車両用車線認識プログラム
EP3150961B1 (en) Stereo camera device and vehicle provided with stereo camera device
WO2017098709A1 (ja) 画像認識装置および画像認識方法
US9524645B2 (en) Filtering device and environment recognition system
JP2018073275A (ja) 画像認識装置
US11295544B2 (en) Vehicle exterior environment recognition apparatus
JP7229032B2 (ja) 車外物体検出装置
US10789489B2 (en) Vehicle exterior environment recognition apparatus
JP7390899B2 (ja) レーンマーク認識装置
KR101340014B1 (ko) 위치 정보 제공 장치 및 방법
JP7404173B2 (ja) 画像処理装置
JP2019114150A (ja) 車外環境認識装置
WO2018097269A1 (en) Information processing device, imaging device, equipment control system, mobile object, information processing method, and computer-readable recording medium
JP7058753B2 (ja) カメラ装置
JPWO2019044434A1 (ja) 物体検出システム
US9430707B2 (en) Filtering device and environment recognition system
JP7446445B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び車載電子制御装置
WO2024009605A1 (ja) 画像処理装置、および、画像処理方法
WO2023112127A1 (ja) 画像認識装置、および、画像認識方法
WO2020008787A1 (ja) カメラ装置の標識認識方法及び標識認識装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7390899

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150