JP2021110873A - 情報処理装置、表示装置、情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像の輝度を示すグラフの視認性を向上させる。【解決手段】情報処理装置は、入力画像を取得する取得手段と、前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成手段と、を有し、前記生成手段は、所定の輝度以下の輝度範囲である第1の範囲と、前記所定の輝度以上の輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第2の範囲のサイズが前記第1の範囲のサイズよりも小さくなるように前記グラフ画像を生成することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理装置、表示装置、情報処理方法に関する。
現在、標準的なダイナミックレンジ(SDR)よりも広いダイナミックレンジ(ハイダイナミックレンジ;HDR)を有するHDR画像が広く取り扱われている。HDR画像には、ITU REC.2100規格におけるHybrid Log−Gamma信号(以下、HLG信号と称す)が用いられることがある。ITU REC.2100規格において、HLG信号の表示ピーク輝度は、基準的な視聴環境(リファレンス視聴環境)において、1000cd/m2と規定されている。
HLG信号において10bitで示されたHLGデータ値(階調値)は、0〜1023より狭い範囲と0〜1000cd/m2の輝度が対応するようなナローレンジで取り扱うことが一般的であり、HLGデータ値940が1000cd/m2に対応する。また、HLGデータ値を、より有効に使用する技術の規格化が検討されている。具体的には、HLGデータ値940より大きい値(以下では、オーバーホワイト値と称す)を使用することで、図12Aの太線が示すように、約2000cd/m2の輝度までの画像が表示できる。
一方で、特許文献1に記載のように画像の輝度ヒストグラムを表示するような技術もある。さらに、画像の輝度と画素位置(或る垂直位置における水平方向の位置)をユーザが把握することができるように、図12Bが示すような波形モニタ画像(グラフ)を表示部に表示する技術も知られている。
しかしながら、特許文献1や図12Bが示すような技術では、輝度目盛の位置の変化と輝度の変化とが線形的に対応しており、オーバーホワイト値に対応する1000cd/m2より高い輝度を表す際に、縦軸の輝度目盛が圧縮されてしまう。このため、表示するヒストグラムや波形モニタ画像などのグラフの視認性が低下するという課題があった。
そこで、本発明は、画像の輝度を示すグラフの視認性を向上させることを目的とする。
本発明の第1の態様は、
入力画像を取得する取得手段と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、所定の輝度以下の輝度範囲である第1の範囲と、前記所定の輝度以上の輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第2の範囲のサイズが前記第1の範囲のサイズよりも小さくなるように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理装置である。
入力画像を取得する取得手段と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、所定の輝度以下の輝度範囲である第1の範囲と、前記所定の輝度以上の輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第2の範囲のサイズが前記第1の範囲のサイズよりも小さくなるように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理装置である。
本発明の第2の態様は、
入力画像を取得する取得手段と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、所定の輝度より小さい輝度範囲である第1の範囲と、所定の輝度より大きい輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが重畳するように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理装置である。
入力画像を取得する取得手段と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、所定の輝度より小さい輝度範囲である第1の範囲と、所定の輝度より大きい輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが重畳するように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理装置である。
本発明の第3の態様は、
入力画像を取得する取得工程と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成工程と、
を有し、
前記生成工程では、所定の輝度以下の輝度範囲である第1の範囲と、前記所定の輝度以上の輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第2の範囲のサイズが前記第1の範囲のサイズよりも小さくなるように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理方法である。
入力画像を取得する取得工程と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成工程と、
を有し、
前記生成工程では、所定の輝度以下の輝度範囲である第1の範囲と、前記所定の輝度以上の輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第2の範囲のサイズが前記第1の範囲のサイズよりも小さくなるように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理方法である。
本発明の第4の態様は、
入力画像を取得する取得工程と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成工程と、
を有し、
前記生成工程では、所定の輝度より小さい輝度範囲である第1の範囲と、所定の輝度より大きい輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが重畳するように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理方法である。
入力画像を取得する取得工程と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成工程と、
を有し、
前記生成工程では、所定の輝度より小さい輝度範囲である第1の範囲と、所定の輝度より大きい輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが重畳するように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理方法である。
本発明によれば、画像の輝度を示すグラフの視認性を向上させることができる。
<実施形態1>
以下、図面を参照しながら、実施形態1に係る表示装置(情報処理装置)について説明する。本実施形態では、入力画像に基づく表示画像に対して、入力画像(表示画像)についての波形モニタ画像を重畳して表示することによって、入力画像の輝度をユーザに把握させる表示装置について説明する。また、本実施形態では、波形モニタ画像は、入力画像における位置と輝度との関係を示すグラフの画像である。なお、本実施形態では、輝度とは、画像がデータとして有するデータ輝度である。
以下、図面を参照しながら、実施形態1に係る表示装置(情報処理装置)について説明する。本実施形態では、入力画像に基づく表示画像に対して、入力画像(表示画像)についての波形モニタ画像を重畳して表示することによって、入力画像の輝度をユーザに把握させる表示装置について説明する。また、本実施形態では、波形モニタ画像は、入力画像における位置と輝度との関係を示すグラフの画像である。なお、本実施形態では、輝度とは、画像がデータとして有するデータ輝度である。
[表示装置の構成について]
図1は、本実施形態に係る表示装置の構成図を示す。表示装置は、階調特性変換部101、システム制御部102、データ取得部103、目盛設定部104、生成部105、重畳部106、補正部107、表示パネル108を有する。
図1は、本実施形態に係る表示装置の構成図を示す。表示装置は、階調特性変換部101、システム制御部102、データ取得部103、目盛設定部104、生成部105、重畳部106、補正部107、表示パネル108を有する。
階調特性変換部101は、図12Aが示すような、データ値と輝度との対応がHLG特性を有するようなデータ値(HLGデータ値;階調値)で示される入力画像100を取得する。ここで、入力画像100は、SDI(シリアル・デジタル・インターフェース)によって、階調特性変換部101に入力される。なお、入力画像100は、HDMI(登録商標)やLAN経由のIP伝送で入力されてもよい。
その後、階調特性変換部101は、データ値と輝度とが線形的に対応するように、入力画像100におけるHLGデータ値を変換した線形画像151を取得する。階調特性変換部101は、データ取得部103および重畳部106に線形画像151を出力する。なお、線形画像151は、16bitのRGB信号で表されており、線形画像151のデータ輝度は絶対輝度(cd/m2)で定義される。線形画像151は、本実施形態では、0〜2000cd/m2の輝度範囲を有する。
システム制御部102は、各機能部が使用するパラメータを設定する。本実施形態では、パラメータは、モード設定情報152、レンジ情報153、目盛種類情報154を含む。システム制御部102は、モード設定情報152をデータ取得部103に出力し、レンジ情報153および目盛種類情報154を目盛設定部104に出力する。
ここで、モード設定情報152は、例えば、水平ラインの輝度を取得するモードであるか、垂直ラインの輝度を取得するモードであるかを示す情報である。本実施形態では、モード設定情報152は、水平ラインの輝度を取得するモードを示し、かつ、線形画像151から輝度を取得する際の水平ラインの垂直位置を示す情報も含む。
レンジ情報153は、ナローレンジ(リミテッドレンジ)とフルレンジとのいずれかを示す情報である。本実施形態におけるフルレンジでは、図12Aの破線で示すように、1000cd/m2に対応するHLGデータ値が1023に、0cd/m2に対応するHLGデータ値が0にそれぞれマッピングされる。また、本実施形態におけるナローレンジでは、図12Aの太線で示すように、1000cd/m2に対応するHLGデータ値が940に、0cd/m2に対応するHLGデータ値が64にそれぞれマッピングされる。つまり、ナローレンジは、取りうるHLGデータ値の範囲より狭い範囲に0〜1000cd/m2が対応付いているため、1000cd/m2(所定の輝度)よりも高い輝度と対応するHLGデータ値が存在するレンジである。
目盛種類情報154は、グラフを表示する際の目盛の表示形態を示す情報である。目盛
種類情報154は、例えば、縦軸の目盛が輝度である輝度表示や、縦軸の目盛がHLGデータ値であるデータ値表示などの目盛の表示形態を示す。なお、実施形態2〜4も含めて、以下では、目盛種類情報154は輝度表示を示すものとして説明する。
種類情報154は、例えば、縦軸の目盛が輝度である輝度表示や、縦軸の目盛がHLGデータ値であるデータ値表示などの目盛の表示形態を示す。なお、実施形態2〜4も含めて、以下では、目盛種類情報154は輝度表示を示すものとして説明する。
なお、システム制御部102は、記録部(不揮発性メモリなど)に記録された初期パラメータを起動時に読みだすことで設定値を決定することができる。また、設定値は、ユーザにより変更可能であってもよい。
データ取得部103は、線形画像151から、モード設定情報152が示す水平ラインの輝度を取得する。なお、線形画像151は入力画像100の階調特性を変換した画像であるため、線形画像151から輝度を取得するとは、入力画像100の輝度を取得することと同じことを示す。データ取得部103は、取得した輝度を取得データ155として生成部105に出力する。
目盛設定部104は、目盛種類情報154に基づき、目盛の表示形態(目盛種類)を設定する。目盛設定部104は、レンジ情報153に基づき、目盛を設定する。目盛設定部104は、目盛種類と目盛の情報を目盛情報156として生成部105に出力する。目盛種目および目盛の設定方法は後述する。
生成部105は、取得データ155と目盛情報156に基づき、線形画像151に重畳するための波形モニタ画像157を生成する。生成部105は、波形モニタ画像157を重畳部106に出力する。
重畳部106は、波形モニタ画像157を線形画像151に重畳する。重畳部106は、波形モニタ画像157を線形画像151に重畳した画像を、重畳画像158として補正部107に出力する。
補正部107は、表示パネル108の表示素子の特性にあったガンマ補正、色域補正、画面むら補正を、重畳画像158に対して行う。この補正により、表示パネル108において、適切な階調性、色、画面均一性で画像を表示することができる。補正部107は、重畳画像158を補正した画像を補正画像159として出力する。
なお、本実施形態では、重畳部106が線形画像151に波形モニタ画像157を重畳した画像である重畳画像158に対して、補正部107が補正を行うことで、補正画像159を生成した。しかし、これに限らず、補正部107が線形画像151に対して補正をした画像に対して、重畳部106が波形モニタ画像157を重畳してもよい。つまり、重畳部106と補正部107の処理の順番は、上述したものと逆であってもよい。
表示パネル108は、補正画像159に基づいた画像を表示する表示部である。つまり、表示パネル108は、入力画像100に基づいた表示画像に、入力画像100(表示画像)についての波形モニタ画像157を重畳した画像を表示する。本実施形態では、表示パネル108として、表示素子がマトリックス上に配置された液晶パネルを用いる。また、表示パネル108には、有機ELパネルを用いてもよい。本実施形態に係る表示パネル108における表示素子はガンマ特性を有する。なお、表示パネル108は、表示装置の外部に配置されていてもよく、この場合には、表示装置は情報処理装置であると捉えることができる。
[波形モニタ画像の重畳処理について]
次に、本実施形態に係る波形モニタ画像157を線形画像151に重畳する処理(重畳方法;情報処理方法;制御方法)について、図2が示すフローチャートを用いて説明する
。データ取得部103が、階調特性変換部101から線形画像151を取得し、システム制御部102からモード設定情報152を取得すると、本フローチャートにおいて処理が開始する。また、図2のフローチャートの各処理は、各機能部が不図示の記録部に記録されたプログラムに基づき実行することによって実現される。
次に、本実施形態に係る波形モニタ画像157を線形画像151に重畳する処理(重畳方法;情報処理方法;制御方法)について、図2が示すフローチャートを用いて説明する
。データ取得部103が、階調特性変換部101から線形画像151を取得し、システム制御部102からモード設定情報152を取得すると、本フローチャートにおいて処理が開始する。また、図2のフローチャートの各処理は、各機能部が不図示の記録部に記録されたプログラムに基づき実行することによって実現される。
(S1001)
S1001において、データ取得部103は、線形画像151から、モード設定情報152が示す水平ラインの輝度を取得する。例えば、データ取得部103は、図3Aが示す線形画像151のAA’のラインの画素毎の輝度を取得する。図3Aが示す線形画像151の水平方向の画素数を4096画素とすると、データ取得部103は、4096個の画素の輝度を取得する。データ取得部103は、取得した画素の輝度を、取得データ155として生成部105に出力する。なお、図3Aが示す線形画像151では、背景11の輝度は50cd/m2であり、月12の輝度は500cd/m2であり、雲13の輝度は1000cd/m2であるとする。
S1001において、データ取得部103は、線形画像151から、モード設定情報152が示す水平ラインの輝度を取得する。例えば、データ取得部103は、図3Aが示す線形画像151のAA’のラインの画素毎の輝度を取得する。図3Aが示す線形画像151の水平方向の画素数を4096画素とすると、データ取得部103は、4096個の画素の輝度を取得する。データ取得部103は、取得した画素の輝度を、取得データ155として生成部105に出力する。なお、図3Aが示す線形画像151では、背景11の輝度は50cd/m2であり、月12の輝度は500cd/m2であり、雲13の輝度は1000cd/m2であるとする。
例えば、データ取得部103は、RGB信号で表される線形画像151から、式(1)に基づき、各画素の輝度Yを取得することができる。ここで、式(1)におけるR,G,Bは、線形画像151における画素のR値、G値、B値である。
Y = 0.7×G+0.2×R+0.1×B 式(1)
Y = 0.7×G+0.2×R+0.1×B 式(1)
(S1002)
S1002において、目盛設定部104は、目盛種類情報154から、波形モニタ画像157における縦軸の目盛種類を設定する。本実施形態では、目盛設定部104は、目盛種類情報154が輝度表示を示すため、縦軸の単位をcd/m2とするような表示形態である目盛種類を設定する。また、例えば、目盛種類として、HLGデータ値(10bitで0〜1023)を表す表示形態や、HLGデータ値を相対値で表すIREなどの表示形態が用いられてもよい。
S1002において、目盛設定部104は、目盛種類情報154から、波形モニタ画像157における縦軸の目盛種類を設定する。本実施形態では、目盛設定部104は、目盛種類情報154が輝度表示を示すため、縦軸の単位をcd/m2とするような表示形態である目盛種類を設定する。また、例えば、目盛種類として、HLGデータ値(10bitで0〜1023)を表す表示形態や、HLGデータ値を相対値で表すIREなどの表示形態が用いられてもよい。
(S1003)
S1003において、目盛設定部104は、レンジ情報153から、波形モニタ画像157に用いる目盛を設定する。ここで、レンジ情報153は、フルレンジまたナローレンジを示す。
S1003において、目盛設定部104は、レンジ情報153から、波形モニタ画像157に用いる目盛を設定する。ここで、レンジ情報153は、フルレンジまたナローレンジを示す。
目盛設定部104は、レンジ情報153がフルレンジを示す場合には、表示パネル108が1000cd/m2の輝度まで表現可能であるので、最大目盛値を1000に設定する。このとき、目盛設定部104は、輝度の変化と縦軸の位置(目盛値)の変化とが線形特性を有するように(比例するように)目盛を設定する。
一方で、レンジ情報153がナローレンジを示す場合には、表示パネル108が約2000cd/m2の輝度まで表現可能であるので、目盛設定部104は、最大目盛値を2000に設定する。また、目盛設定部104は、図3Bが示すように、0〜1000cd/m2では、輝度の変化と縦軸の位置(目盛値)の変化とが線形特性を有する目盛に設定する。ここで、目盛設定部104は、1000〜2000cd/m2では、0〜1000cd/m2と比べて表示幅(長さ)を狭くする(サイズを小さくする)。これにより、重点的に確認したいような、広い範囲のHLGデータ値に対応する1000cd/m2以下の輝度範囲が、波形モニタ画像157の広範囲で表示されるため、波形モニタ画像157による輝度確認の視認性が向上する。なお、1000cd/m2〜2000cd/m2では、輝度の変化と縦軸の位置(目盛値)の変化とが非線形特性を有する(比例しないように)目盛を設定してもよい。
なお、目盛設定部104は、最大目盛値を設定することによって、0〜当該最大目盛値の輝度範囲を波形モニタ画像157が示すことになるため、波形モニタ画像157が示す輝度範囲を設定しているともいえる。
本実施形態では、波形モニタが示す輝度範囲において、1000cd/m2以下(所定の輝度以下)の輝度範囲と、1000cd/m2以上(所定の輝度以上)の輝度範囲とは同じ輝度幅(量)の範囲である。しかし、目盛設定部104は、1000cd/m2以上の輝度範囲の表示幅(サイズ)を1000cd/m2以下の輝度範囲の表示幅(サイズ)より狭く(小さく)設定している。これによれば、多くのHLGデータ値が対応する0〜1000cd/m2の範囲において視認性が向上する。なお、表示幅を変更する境目である所定の輝度は1000cd/m2に限らず、800cd/m2や1200cd/m2であってもよい。
また、表示幅の比率は、HLGデータ値に基づいて設定されてもよい。図3Bが示す波形モニタ画像157において、10bitのHLGデータ値940が、輝度1000cd/m2に対応する。このため、目盛設定部104は、HLGデータ値0〜940に対応する0〜1000cd/m2の表示幅と、HLGデータ値940〜1023に対応する1000〜2000cd/m2の表示幅との比率を、940:1023−939=940:84と設定する。また、1000〜2000cd/m2の視認性を考慮して、目盛設定部104は、予め定めた値αを用いて、0〜1000cd/m2の表示幅と1000〜2000cd/m2の表示幅との比率を、940+α:84+αと設定してもよい。
なお、目盛種類情報154がデータ値表示を示す場合には、目盛設定部104は、例えば、レンジ情報153によらず、最大目盛値を1023に決定し、さらに、HLGデータ値の変化と縦軸の位置(目盛値)の変化とが線形特性を有する目盛を設定するとよい。
(S1004)
S1004において、生成部105は、取得データ155と目盛情報156とに基づき波形モニタ画像157を生成する。
S1004において、生成部105は、取得データ155と目盛情報156とに基づき波形モニタ画像157を生成する。
生成部105は、まず、波形モニタ画像157の縦軸の目盛を目盛情報156から決定する。そして、生成部105は、横軸の目盛を水平位置として、データがプロットされる前の波形モニタ画像を生成する。その後、生成部105は、取得データ155が示す輝度を、縦軸の目盛値に応じて波形モニタ画像157にプロットする。生成部105は、生成した波形モニタ画像157を重畳部106に出力する。
図4Aは、1000cd/m2より高い輝度の画素を含む線形画像151を示す。図4Aでは、図3Aが示す画像に対して太陽14が追加されており、太陽14の領域は約2000cd/m2の輝度を有する。図4Bは、図4AのAA’のラインの輝度を示す本実施形態に係る波形モニタ画像157であり、太陽14の領域の約2000cd/m2の輝度も表示されており、1000cd/m2より高い輝度範囲では目盛が圧縮されている。
(S1005)
S1005において、重畳部106は、線形画像151に、波形モニタ画像157を重畳する。重畳部106は、線形画像151の視認を妨げないように、線形画像151の左下に波形モニタ画像157を重畳する。なお、表示される波形モニタ画像157の位置およびサイズは、視認の妨げにならなければ任意の位置およびサイズであってよく、ユーザ入力によって、図5が示すように任意に変更できてもよい。
S1005において、重畳部106は、線形画像151に、波形モニタ画像157を重畳する。重畳部106は、線形画像151の視認を妨げないように、線形画像151の左下に波形モニタ画像157を重畳する。なお、表示される波形モニタ画像157の位置およびサイズは、視認の妨げにならなければ任意の位置およびサイズであってよく、ユーザ入力によって、図5が示すように任意に変更できてもよい。
また、本実施形態では、データ取得部103が1ライン分の輝度を取得する例を示した
が、線形画像151全体の輝度を取得してもよい。この場合には、モード設定情報152が、画像全体の輝度を取得するモードを示す。データ取得部103は、例えば、線形画像151の水平画素を4096画素とし、垂直画素を2160画素とすると、モード設定情報152に基づいて、4096×2160個の画素の輝度を取得する。生成部105は、波形モニタ画像157に対して、取得した輝度をプロットする。このとき、生成部105は、波形モニタ画像157において、例えば、画素の数が多い輝度を示す位置では、当該画素の数が多いほど色を濃くプロットし、画素の数が少ない輝度を示す位置では当該画素の数が少ないほど色を薄くプロットする。
が、線形画像151全体の輝度を取得してもよい。この場合には、モード設定情報152が、画像全体の輝度を取得するモードを示す。データ取得部103は、例えば、線形画像151の水平画素を4096画素とし、垂直画素を2160画素とすると、モード設定情報152に基づいて、4096×2160個の画素の輝度を取得する。生成部105は、波形モニタ画像157に対して、取得した輝度をプロットする。このとき、生成部105は、波形モニタ画像157において、例えば、画素の数が多い輝度を示す位置では、当該画素の数が多いほど色を濃くプロットし、画素の数が少ない輝度を示す位置では当該画素の数が少ないほど色を薄くプロットする。
なお、S1001の処理が実行される前に、S1002,S1003の処理が予め実行されていてもよい。つまり、S1002,S1003の処理の実行後にS1001の処理が行われてもよい。
このように、波形モニタ画像の目盛を制御することによって、表示される波形モニタ画像の視認性を向上させることができる。
<実施形態2>
実施形態2では、表示装置は、線形画像からヒストグラム(輝度ヒストグラム)を生成し、ヒストグラムに基づき波形モニタ画像における目盛を設定する。
実施形態2では、表示装置は、線形画像からヒストグラム(輝度ヒストグラム)を生成し、ヒストグラムに基づき波形モニタ画像における目盛を設定する。
実施形態2に係る表示装置の構成を図6が示す。本実施形態に係る表示装置は、実施形態1に係る機能部に加えて、ヒストグラム取得部201を有する。以下では、実施形態1に係る表示装置との差分のみ説明する。
ヒストグラム取得部201は、線形画像151の各画素から輝度を取得して、当該輝度からヒストグラム情報251を生成する。ヒストグラム情報251では、図7Aが示すように、横軸は輝度を示し、縦軸は輝度に対する画素数を示す。図7Aの例では、線形画像151において約500cd/m2の輝度を有する画素が多いことが分かる。
目盛設定部104は、ヒストグラム情報251から目盛を設定する。ここで、表示幅の設定方法のみが実施形態1と異なる。目盛設定部104は、図7Bが示すように、1000cd/m2(所定の輝度)以上の輝度範囲の表示幅(図7Bのレンジ幅1)と、1000cd/m2以下の輝度範囲の表示幅(図7Bのレンジ幅2)をヒストグラム情報251から設定する。
目盛設定部104は、ヒストグラム情報251において1000cd/m2より高い(または以上の)輝度を有する画素の数が所定数より多い場合に、レンジ幅1を広くし、レンジ幅2を狭くする。一方で、ヒストグラム情報251において1000cd/m2より高い(または以上の)輝度を有する画素の数が所定数より少ない場合には、レンジ幅1を狭くし、レンジ幅2を広くする。つまり、1000cd/m2より高い輝度を有する画素の数が所定数より多い場合の方が、1000cd/m2より高い輝度を有する画素の数が所定数より少ない場合よりも、レンジ幅2が広い。目盛設定部104は、1000cd/m2より高い(または以上の)輝度を有する画素の数と、1000cd/m2より低い(または以下の)輝度を有する画素の数の比率が、レンジ幅1とレンジ幅2の比率と同じになるようにレンジ幅を設定してもよい。
以上、本実施形態によれば、ヒストグラム情報から、波形モニタ画像の目盛を設定することで、表示される波形モニタ画像の視認性を向上させることができる。
なお、表示される波形モニタ画像157のサイズに応じて、レンジ幅1とレンジ幅2を
変えてもよい。ここで、実施形態1で説明したように、重畳部106は画像に重畳する波形モニタ画像157のサイズを変更することができる(図5)。
変えてもよい。ここで、実施形態1で説明したように、重畳部106は画像に重畳する波形モニタ画像157のサイズを変更することができる(図5)。
表示される波形モニタ画像157が大きければ波形モニタ画像157の視認性が高い。このため、表示される波形モニタ画像157が所定のサイズより大きい場合には、例えば、目盛設定部104は、レンジ幅1とレンジ幅2を同程度(同一)にする。一方で、表示される波形モニタ画像157が所定のサイズより小さい場合には、波形モニタ画像157が小さいほど、レンジ幅2に対するレンジ幅1の相対的な大きさをより大きくする。なお、波形モニタ画像157が所定のサイズより大きい場合の方が、波形モニタ画像157が所定のサイズより小さい場合よりも、レンジ幅1に対するレンジ幅2の相対的な大きさを大きくすればよい。
これにより、波形モニタ画像のサイズにより、波形モニタ画像における表示幅(レンジ幅;サイズ)を適切に変更することができるので、表示される波形モニタ画像の視認性を向上させることができる。
<実施形態3>
実施形態3では、波形モニタ画像において2つの輝度範囲を重ねて表示する表示装置について説明する。
実施形態3では、波形モニタ画像において2つの輝度範囲を重ねて表示する表示装置について説明する。
実施形態3に係る表示装置の構成を図8が示す。本実施形態に係る表示装置は、実施形態1に係る表示装置の機能部に加えて、データ分配部301を有する。以下では、本実施形態と実施形態1との差分のみを説明する。
データ分配部301は、所定の輝度以上のデータと所定の輝度以下のデータとに取得データ155を分配する。本実施形態では、データ分配部301は、モード設定情報152が示す水平ラインの画素毎の輝度を、1000cd/m2以上の輝度データと、1000cd/m2以下の輝度データとに分配する。データ分配部301は、分配した2つのデータを分配データ315として生成部105に出力する。
目盛設定部104は、レンジ情報153がナローレンジを示す場合には、図9Aが示す波形モニタ画像157の縦軸の目盛のように、左部に0〜1000cd/m2、右部に1000〜2000cd/m2を設定する。なお、レンジ情報153がフルレンジを示す場合には、目盛設定部104は、実施形態1と同様に処理をする。なお、目盛設定部104は、全ての輝度範囲において、輝度の変化と縦軸の位置(目盛値)の変化とが線形特性を有するように設定する。また、目盛設定部104が行う他の処理は実施形態1と同様である。
生成部105は、分配データ315から、図9Aが示すような、2つの輝度範囲を重ねて表示する波形モニタ画像157を生成する。ここで、図9Aは、図4Aが示す画像に重畳するための波形モニタ画像157を示す。図9Aが示す波形モニタ画像157の縦軸の目盛として、左部に0〜1000cd/m2、右部に1000〜2000cd/m2が表示されている。
ここで、本実施形態の波形モニタ画像157では、0〜1000cd/m2を実線で示し、1000〜2000cd/m2を破線で示して、この2つの線を重ねて表示している。なお、本実施形態では、実線と破線とで2つの線(範囲の輝度)の表示形態を異ならせているが、これに限らず、異なる色で2つの線の表示形態を異ならせてもよい。
このように、本実施形態では、所定の輝度以上の表示幅(レンジ幅;サイズ)と、所定
の輝度以下の表示幅と同じであることによって、波形モニタ画像157の視認性を向上することができる。
の輝度以下の表示幅と同じであることによって、波形モニタ画像157の視認性を向上することができる。
また、図9Bが示すように、波形モニタ画像157の縦軸の目盛として、左部に0〜1000cd/m2、右部に1000〜2000cd/m2を表示し、右部における下部を2000、上部を1000としてもよい。この場合には、1000〜2000cd/m2の範囲を示す破線において、輝度が低いほど上部にプロットされる。これによれば、波形モニタ画像157における1000cd/m2(所定の輝度)での連続性を高めることができ、波形モニタ画像157の視認性を向上することができる。
<実施形態4>
実施形態4では、波形モニタ画像において、ユーザが入力した情報に応じた目盛を設定する表示装置について説明する。
実施形態4では、波形モニタ画像において、ユーザが入力した情報に応じた目盛を設定する表示装置について説明する。
実施形態4に係る表示装置の構成を図10が示す。本実施形態に係る表示装置は、実施形態1と同様に、階調特性変換部101、システム制御部102、データ取得部103、目盛設定部104、生成部105、重畳部106、補正部107、表示パネル108を有する。以下では、本実施形態と実施形態1との差分のみを説明する。
システム制御部102は、波形モニタ画像157における目盛の範囲を示す選択範囲情報415を出力する。ここで、選択範囲情報415は、ユーザによって入力される情報である。
目盛設定部104は、レンジ情報153によらず、選択範囲情報415に基づき波形モニタ画像157の目盛を設定する。つまり、目盛設定部104は、図11A,11Bが示すように、波形モニタ画像157の左部にある目盛を設定する。
例えば、選択範囲情報415が0〜1000cd/m2を示す場合には、目盛設定部104は、図11Aが示すように、目盛の最大値を1000cd/m2とし、最小値を0cd/m2とするような目盛を設定する。一方、選択範囲情報415が500〜1500cd/m2を示す場合には、目盛設定部104は、図11Bが示すように、目盛の最大値を1500cd/m2とし、最小値を500cd/m2とするような目盛を設定する。
これにより、ユーザを確認したい輝度範囲を詳細に確認することができるため、波形モニタ画像157の視認性を向上させることができる。
以上、実施形態1〜4にて、好適に波形モニタ画像157を表示することによって入力画像100を輝度の確認の視認性を高めることのできる表示装置を説明したが、実施形態1〜4における波形モニタ画像157の表示は切り替え可能であってもよい。例えば、目盛設定部104は、ユーザから選択範囲情報415の入力があった場合に、実施形態4で説明したように、選択範囲情報415に応じて目盛を設定する(再設定する)。一方、ユーザから選択範囲情報415の入力がない場合に、目盛設定部104は、実施形態1で説明したように、レンジ情報153に基づき目盛を設定する。また、表示装置が切替部(不図示)を有し、当該切替部へのユーザからの切り替え指示に応じて、実施形態1〜4の波形モニタ画像157の表示を切替部が切り替えるようにしてもよい。
また、実施形態1〜4にて示した表示幅の設定方法などは互いに組み合わせてもよい。例えば、波形モニタ画像157における1000〜2000cd/m2の表示幅と0〜1000cd/m2の表示幅は、波形モニタ画像157のサイズと対応するHLGデータ値の範囲と入力画像100における画素の輝度とに基づいて設定されてもよい。
また、上述では、入力画像100の輝度(データ輝度)を示す波形モニタ画像157を説明したが、表示パネル108に表示される表示画像(入力画像100に基づいた画像)の輝度(表示輝度)を示す波形モニタ画像であってもよい。この場合には、ユーザは実際に表示されている表示画像の輝度を容易に把握することができる。
また、上述の実施形態では、輝度と位置との関係を示す波形モニタ画像を表示(生成)する例を説明したが、グラフのいずれかの軸に輝度の目盛を有しているグラフ画像(例えば、ヒストグラム画像)であれば、上述の実施形態は適用可能である。本実施形態を適用することによれば、多くのデータ値に対応する範囲の輝度範囲を大きく表示することができるため、グラフの視認性が向上する。
なお、上記の各実施形態や各変形例の各機能部は、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよい。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各機能部は、ASIC、FPGA、DSPなどのハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリ(記憶媒体)とを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部の機能部の機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:入力画像、101:階調特性変換部、105:生成部、
157:波形モニタ画像
157:波形モニタ画像
Claims (20)
- 入力画像を取得する取得手段と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、所定の輝度以下の輝度範囲である第1の範囲と、前記所定の輝度以上の輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第2の範囲のサイズが前記第1の範囲のサイズよりも小さくなるように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記所定の輝度は、1000cd/m2である、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記グラフ画像が示す輝度範囲を設定する設定手段をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、
前記所定の輝度よりも高い輝度を含むレンジを示す情報が取得されている場合に、前記第1の範囲と前記第2の範囲を含むように、前記グラフ画像が示す輝度範囲を設定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記第1の範囲と前記第2の範囲が含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を前記生成手段が生成する場合には、さらに、前記第1の範囲のサイズおよび前記第2の範囲のサイズを設定する、
ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記第1の範囲に対応する前記入力画像のデータ値の範囲の大きさと、前記第2の範囲に対応する前記入力画像のデータ値の範囲の大きさとに基づいて、前記第1の範囲のサイズと前記第2の範囲のサイズとを設定する、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記第1の範囲に対応する前記入力画像のデータ値の範囲の大きさと、前記第2の範囲に対応する前記入力画像のデータ値の範囲の大きさとの比率が、前記第1の範囲のサイズと前記第2の範囲のサイズとの比率と同じになるように、前記第1の範囲のサイズと前記第2の範囲のサイズとを設定する、
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記入力画像の画素のうち、前記所定の輝度より高い輝度を有する画素の数が所定数よりも多い場合には、前記所定の輝度より高い輝度を有する画素の数が所定数よりも少ない場合よりも、前記第2の範囲のサイズを大きく設定する、
ことを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記グラフ画像のサイズが所定のサイズよりも大きい場合には、前記グラフ画像のサイズが前記所定のサイズよりも小さい場合よりも、前記第1の範囲のサイズに対する前記第2の範囲のサイズを相対的に大きく設定する、
ことを特徴とする請求項5,6または8に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、ユーザから輝度範囲の入力があった場合には、当該輝度範囲に、前記
グラフ画像が示す輝度範囲を再設定する、
ことを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記グラフ画像のサイズは、ユーザ入力によって変更可能である、
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第1の範囲では、輝度の変化と当該輝度を示す位置の変化とが比例し、
前記第2の範囲では、輝度の変化と当該輝度を示す位置の変化とが比例しない、
ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 入力画像を取得する取得手段と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、所定の輝度より小さい輝度範囲である第1の範囲と、所定の輝度より大きい輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが重畳するように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記グラフ画像において、前記第1の範囲のサイズと前記第2の範囲のサイズは同じである、
ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。 - 前記グラフ画像において、前記第1の範囲に含まれる輝度と前記第2の範囲に含まれる輝度とは異なる表示形態で示されている、
ことを特徴とする請求項13または14に記載の情報処理装置。 - 前記グラフ画像は、前記入力画像における位置と輝度との関係を示す波形モニタ画像である、
ことを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 請求項1から16のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
前記入力画像に基づいた画像に、前記グラフ画像を重畳した画像を表示する表示手段と、
を有する、
ことを特徴とする表示装置。 - 入力画像を取得する取得工程と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有するグラフ画像を生成する生成工程と、
を有し、
前記生成工程では、所定の輝度以下の輝度範囲である第1の範囲と、前記所定の輝度以上の輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第2の範囲のサイズが前記第1の範囲のサイズよりも小さくなるように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理方法。 - 入力画像を取得する取得工程と、
前記入力画像における輝度を示すグラフ画像であって、輝度を示す軸を少なくとも有す
るグラフ画像を生成する生成工程と、
を有し、
前記生成工程では、所定の輝度より小さい輝度範囲である第1の範囲と、所定の輝度より大きい輝度範囲であって前記第1の範囲と同じ輝度幅の輝度範囲である第2の範囲とが含まれる輝度範囲を示す前記グラフ画像を生成する場合には、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが重畳するように前記グラフ画像を生成する、
ことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1から16のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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